Mar.28(Thu.)
■今日という日。
仕事への意欲が激しく低下中。一時的なものなのか、根本的なものなのか。
昼過ぎから池袋へ。
東京芸術劇場プレイハウスで『リア王』(7)観劇。
仕事でご一緒している上白石萌音さんが出演しているので。
幕が開いた瞬間の驚きは忘れがたい。
ただ、シェイクスピアってあまり観たことがないから、独特のセリフが頭に入って来ない。
幕間の休憩で、あらすじを確認してしまった。
観劇後、すぐさま帰還。
18時、オンライン会議。
スーパーに買い出しに行くか、外食するかと思っていたが、
日が暮れてから降り出した雨の勢いが強く、心が折れる。
自宅にある食材を掘り起こしての夕食。
豚肉と水菜の炒め、小エビの卵炒め、サバ缶のチーズ焼き。
居酒屋メニュー。なんとかなるものである。
今日観たもの。
『外科医エリーゼ』第12話。
『道産子ギャルはなまらめんこい』だい12わ。
どちらも最終話。
この2作品は、SF作家の高千穂遙さんがSNSで面白いと言っていたのを読んで。
確かに面白かったけど、大満足ではなかった。
まあ、そういう原作だから仕方ないのだろうけれど。
『さよならマエストロ』最終楽章。
「こうしたら驚くだろう」「こうしたら感動するだろう」という制作者の思惑が
随所に透けて見えるストーリーだった。後半、ほぼ説明だし。
Mar.27(Wed.)
■今日という日。
11時半、汐留で会議。
宿題を考えるのは大変だけど、参加するのは楽しい会議。
すぐさま帰還。
地元で昼食のつもりだったが、どこも混み合っている。
どこか入れる店はないかと探すうちに自宅近くまで戻ってしまう。
送られてきたVTRをチェックする。1時間の番組なので、1時間ちょっとかかる。
16時半、オンライン会議。
各自がチェックした内容を持ち寄って検討&修正。
それぞれの立場や趣味嗜好によって見解が異なる。
だからこそ大勢でやる意味がある。
夜は『さばのゆ』にて間借り営業中の『ビリヤニビリー!』へ。
すでに柳好師匠と奥様、編集者の岡部さんがおり、その後も続々と知り合いが来る。
僕は意識していなかったが、今日は須田さんの月命日であった。
今夜もまた経堂の話になったが、実は僕が経堂歴が長い方になってきた。
次第に街の生き字引のようになるのか。
だが、須田さんほど事情通じゃないからなあ。
Mar.26(Tue.)
■今日という日。
強い雨。菜種梅雨と呼ぶには激しい。
11時、オンライン会議。絶不調。
ご飯を炊いて、レトルトのグリーンカレーで昼食。
朝届いた構成表、打ち合わせに参加していないので、細かいニュアンスがわからない。
手探りで台本を書き始める。
今回、時間がないので、
番組指定のフォーマットに上書きするかたちで書いて欲しいと頼まれたが、
いつも自分が書いている書式とは異なるので、作業時間が余計にかかる。
スタッフに頼んで、枠組みだけ作成して頂き、その中を僕が埋める=台本を書く、
というかたちを取らせてもらう。
同時に、事務所の書類制作に詳しいスタッフに、いろいろとやり方を教えてもらう。
へー、そうやればいいんだ。
16時半、汐留で会議。流れで分科会。
すぐさま帰還。
19時、オンライン会議。
構成表の内容、確認したいことが数点あり、
メールのやりとりよりも、みんなで話し合ってしまった方が早いということに。
概ね解決。
夕食は家人(大)が作る豆乳鍋とサラダ。
食後も仕事。日付が変わる頃、台本の目鼻がつく。
心底よかったと感じるのは、
昔からその作品を好きだった人と会うことができた、
さらに仕事をご一緒することができた時です。
幸運にも高橋幸宏さんとは、
直接的には2回、仕事をすることができました。
1回目は、TBSの『デカメロン』という深夜番組。
2回目は東芝のHPでやったネットドラマ『サバビアン』
You Tubeが始まる前には、こんなものがありました。
1話5分程度で全11話、
松平健さんが主演の、かなりヘンテコなドラマです。
このドラマで、クレジットはされていませんが、
監督の白井康彦さんのつながりだったと思います。
収録は六本木ミッドタウン近くのスタジオ。
この時はさすがにご挨拶することはできました。
別紙だった台本はもう手元にはなく、
どんな言葉を言って頂いたのかは忘れてしまったのですが、
ひとつだけ幸宏さんがちょっとだけ難色を示し、
冷や汗をかいた言葉だけは覚えています。
そのひと言とは、
「Give me a cute」
書いた僕が言うのもなんですが…まあ、たしかにコレはねえ。
ただ、内容に合っている締めの言葉だったので、
監督が説得して言って頂いたような…いや、どうだったかな…動揺で記憶がなく…DVDが我が家のどこかにあるのですが、それも発掘できずで…。
結局、どうなったんだろう?
Mar.25(Mon.)
■今日という日。
雨の月曜日は気持ちが塞ぐ。
昼過ぎから成城学園前で英会話。
経堂に戻って、『らかん茶屋』で昼食。
帰還後、明日の宿題を仕込むが不調。
予定より早めに揉まれにいく。すぐさま寝落ちする。
帰還後、別の仕事に取りかかる。新しいマウスの使い心地が悪く苛立つ。
もう一週間以上使っているのに、まだ慣れない。買い替えた方がいいかもしれない。
水曜日いっぱいと言われた仕事の締め切りが、
水曜日午前中には欲しいと言われ、パニックになる。
水曜日午後をメインの作業時間に当てていたのだが。
なんとかなるのかならないのか。資料が届いてみないとわからない。
夕食は家人(大)が作っておいてくれた青椒肉絲とニース風サラダ。
明日以降に備えて、今夜は早く眠ることにする。
Mar.24(Sun.)
■今日という日。
昼前から墓参りへ行く。
三軒茶屋駅から徒歩15分。
野沢にある龍雲寺の墓地へ。ここに我が家の墓がある。
お彼岸を過ぎたばかりなので、あちこちの墓に花が供えられていた。
その後、お寺まで行き、卒塔婆料を納める。
墓参りの後は、昼飲みすると決めていた。
しかし、昼食時あって、どの店も混み合っている。
路地を入った場所の2階にある『琉球ビストロ ナチュール』へ。
洋風の味付けのラフテーが美味。ビールが進む。
夕方前に帰還。
今日は休みと決めたので、怠惰を決め込む。
20時過ぎ、小腹が空いてきたので、『魚ケン』へ。
鰆の炙り、若竹煮など、春の味を堪能する。
今日観たもの。
『薬屋のひとりごと』第24話。最終話。
「フリーレン」もそうだが、2クールに渡って観てきたものが終わるのは、
なんとも寂しい。
『僕の心のヤバイやつ』karte24
こちらも残り1回。
『中国行きのスロウ・ボート/村上春樹』(14)読了。
復刊されたもの、版が新しくなったので、活字が読みやすい。
Mar.23(Sat.)
■今日という日。
お墓参りに行く予定だったが、天気が悪いので、順延。
予期していなかった暇となる。
しかし、いつ天気が崩れるかわからないので、外歩きも出来ず。
『EACH TIME 40th Anniversary Vox』を開封する。
アナログ盤を再生する機材がないのだから、高価なVoxではなくともよいのだが、
ついつい買ってしまう。
ナイアガラ商法に、まんまと嵌められている。
老犬リタの左目がおかしい。閉じたままだ。
目やにのせいかと思い、丁寧に清浄するけど、うっすらとしか開かない。
夕方、かかりつけ獣医の予約がとれたので、連れていく。
診察の結果、角膜に傷がついており、細菌感染をおかしているという。
傷の状態から、昨日今日でついたものではないようだ。
とりあえず二種類の点眼薬で治療し、一週間後に再診。
夕食は家人(大)と『松ちゃん』。
今日観たもの。
『葬送のフリーレン』第28話。ついに最終回。
『薬屋のひとりごと』第23話。
『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』
『クリティカル・ビジネス・パラダイム/山口周』(13)読了。
4月末に出版される山口さんの新刊。
刊行前に番組収録があるので、ゲラを送って頂き読む。
※2021.12.28のブログ改訂&再掲
打ち合わせ出た豪華な仕出し弁当に、
気になる注意書きが合った。
「二枚貝には、海老・蟹が共生しています」
確かに弁当には、浅利と思われる貝が入っていた。
僕はこれを見た時、
異物混入に対するクレームを防ぐためだと思った。
しかし知人は、
甲殻アレルギーの人に向けた注意ではないかという。
確かに。
その配慮もあるかもしれない。
また別の知人は、
「貝の中に住んでいるカニはどうやって繁殖するんだろう?」
と言い出した。さすが東京水産大学出身だ。
調べてみると、研究している大学があった。
ニュージランドのオークランド大学だ。
研究によると、
二枚貝の共生するカニ(カクレガニ)は、
夜間にオスが住まいの二枚貝を出て、
メスの住む二枚貝を訪ね、そこで交尾をするという。
まるで平安時代の通婚だ。
この際、オスは不思議な行動を見せる。
メスの住む二枚貝にたどり着くと、貝をハサミで撫でる。
何時間も撫でる。あるいはくすぐる。
すると二枚貝が口を開く。
そこから中に入るのだそうだ。
弁当の注意書きから、新しい知識を得ることができた。
Mar.22(Fri.)
■今日という日。
10時半、神山町で会議。
10年間、金曜16時半からだった会議が、今日からこの時間に変更。
本日は議題が多く2時間コースだったが、通常は1時間程度で終わる。
ちょうど昼食時だ。
神山町界隈はランチをやっている店が豊富。
金曜日の新たな楽しみが出来た。
14時、オンライン会議。
なんと15時半には仕事が終わる。
これが春からの新しい金曜日か。
急ぎの仕事もないので、今日も資料本のゲラを読む。
番組で必要な部分は読み終えたが、とりあえず最後まで読もう。
早めの夜、駅前に出る。
書店をゆっくり眺め、本を買う。大切な時間だ。
ふと思いたち、『太田尻家』へ。
経堂に引っ越してきた当初は足繁く行っていたが、
近所に馴染みの店が増えたこともあり、その後は年に1~2回に。
新型コロナ禍で店内営業が出来ない時に、
テイクアウトを利用したのが最後だから、4年ぶりぐらい。
店内で飲食するのは5年ぶりぐらいではないか。
◆トイレの中の奇妙な募金箱
店の雰囲気は5年の時を跳躍しても変わらない。
店主ご夫婦も、ついこの前来たかのように出迎えてくれる。
初めて会う常連の方々も交えてカウンターで語らうひと時。
前回の万博の話、インボイス制度の話、電動アシスト自転車の話。
これぞ酒場談義。
帰還して、犬たちと二次会。
『さよならマエストロ』第9楽章を観る。
音楽家の物語ではなく、サブタイトルにあるように父と娘の物語だということはわかっていたが、
その物語ですら描き方が雑。
長台詞ですべて説明するなよ。
Mar.21(Thu.)
■今日という日。
11時半、汐留で会議。
その後、資料を受け取りに市ヶ谷の事務所へ。
珍しく社員がほぼフルで揃っていた。
経堂に戻って、『タンジャイミールス』で昼食。
日替わりのカレー、フィッシュカレーと言われたので、
魚の切り身が入っているのかと思ったら、小魚が数匹、丸々入っていて驚く。
あの魚はなんだろう?港でよく見かける奴か?
帰還して、資料本を読む。
まだ刊行される前の本なので、ゲラの状態。これだと移動中に読むことができない。
幸い読みやすい内容なので、早く読み進めることができる。
付箋ではなく、傍線をつけながら読む。
18時、乃木坂で会議。
経堂に戻って、今夜の夕餉は『㐂八』。
なかなか家人(大)が来ないので、いつもより1~2杯、多く飲みすぎる。
そのためお会計も、たぶん、今までの最高額。