燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

宗教と文化

2024-04-19 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   患者の宗教、基本的な哲学的前提は、病気の認識と病気への反応に非常に重要だ。   食事、治療法、タブーは患者の宗教・文化における不可欠な要素のなることがある。   エホバの証人における血液製剤の拒否などが有名だ。     詳細は下記へ https://m.health.email.elsevierh . . . 本文を読む
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社会支援システム

2024-04-18 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   医師は「1人で解決できないようなひどい問題が起きた時、誰に相談に行きますか」と尋ねるとよい。   多くの人には明らかな支援システムがない。   驚くことに、多くの人は、複数世代の家族や結婚生活を持っているにもかかわらず、支援者を1人も持っていない。   患者が特にひどい体験をしている場合(例えば、人質に取られた . . . 本文を読む
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社会歴

2024-04-17 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   これを引き出すための質問には以下のようなものがある。   「休みの日には何をしていますか」   「日曜には普通何していますか」   「最後に旅行に行ったのはいつですか」   「ご趣味は?」   「余暇には何してますか」   「病気の時に食事を作ってくれるのは誰ですか」 & . . . 本文を読む
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既往歴と身体診察

2024-04-16 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。     既往歴は身体診察と連結している。     患者が以前手術を受けた、といえばそれに合致した術創を持っているはずである。     逆に予期せぬ手術の痕を見つけたら、病歴を見直す必要がある。     時に患者は手術のことを忘れている。     . . . 本文を読む
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「疾患」と「症候群」

2024-04-15 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   疾患diseaseは、特徴的な症状を持つ病的なプロセスであると定義されている。   全身を侵すこともあれば、その一部を侵すこともある。   病因、病理、予後は既知だったり未知だったりする。   Diseaseという単語は、「easeのない状態」「不快」という意味からきている。   症候群syndrom . . . 本文を読む
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ナルコレプシー

2024-04-12 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   ナルコレプシーの4徴は過剰な日中の眠気、脱力発作、睡眠麻痺、入眠時幻覚である。   ナルコレプシーで4徴すべてみられるのは15〜20%。   患者の1/3に家族歴が認められる。   入眠時幻覚は、聴覚的、視覚的、体感的な幻覚で、入眠時によく起きる。   この症状はナルコレプシーでなくても認められること . . . 本文を読む
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REM睡眠行動障害

2024-04-11 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   REM睡眠行動障害(RBD)は正常な随意筋弛緩がREM(rapid eye movement)睡眠中に起きない。   夢を見ている間に過剰な運動が起きる。   患者自身とベッドをともにするパートナーの安全を守る方策を採らねばならない。   外傷後ストレス障害はRBDの発症に関連している。   RBD患 . . . 本文を読む
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睡眠障害

2024-04-10 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   何時間眠るか、何時間の睡眠が必要かを聞く。   昼寝をするか。   不適切な時間に居眠りしていないか。   早期覚醒はないか、夜間に何回目が覚めて、それはなぜか。   早期覚醒とその後眠れなくなってしまうのは、うつ病に関連していることがある。   現在うつになっていない患者も睡眠障害は将 . . . 本文を読む
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耳鳴の隠れた要因

2024-04-09 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   耳鳴は薬物でも起きる。   例を挙げると、サリチル酸、アミノグリコシド、カルバマゼピン、テトラサイクリン、向精神薬、リチウム、三環系抗うつ薬、モノアミンオキシダーゼ阻害薬、抗ヒスタミン薬、β遮断薬、ステロイドなどだ。   内科的な原因のこともある。   高脂質血症、甲状腺機能異常、ビタミンや亜鉛欠乏症など . . . 本文を読む
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婦人科系と他の系の症状

2024-04-08 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   腟分泌物や、腟刺激、性交痛について問診するとよい。   女性生殖器は膀胱と直腸の間に位置している。   婦人科疾患は泌尿器と消化管の系にも症状をよく起こす。     詳細は下記へ https://m.health.email.elsevierhealth.com/nl/jsp/m.jsp?c=%4 . . . 本文を読む
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