OYABINの部屋

バイクレースが基本だけどプライベート記事など書いていきます。

レイちゃん

2022年05月27日 | 日記
4月4日 愛犬レイニー(レイちゃん)が早朝に旅立ちました

車いす生活足掛け2年ほど、痛さを表に出さない子だったので、本当はつらかっただろうけど、一生懸命最後まで頑張って僕たちを癒してくれました

ロストダメージが大きかったので2か月ほど記事も書けずにいまして、いざこうやっていろいろ書こうとキーボード叩いていったら、やっぱり駄目です・・(┬┬﹏┬┬)

画像だけでも残しておいて何年かたったら注釈(思い出を)書き込んでいけたらいいかな‥














































































いつも僕らの顔色うかがってるようなしおらしさがあって、やんちゃをして激しく𠮟られたトラウマみたいなのを持ってたような気がしてた、動けなくなっていく自分の体に不安があったのかいつも震えてたのが、後になってからしか気が付いてやれなかった罪悪感がこみあげてくる
一生を楽しく過ごせたかな?
そのうちおとうたんもそっちに行くからロッシと一緒に待っててね

ありがとうレイちゃん


2021 全日本ロードレース選手権 第7戦 オートポリス No.1

2021年10月07日 | バイク
2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦

MFJスーパーバイクレースin九州  ST600

公式ポスター


オリジナルポスター


公式タイムスケジュール


大会前抗体検査 陰性


2021年9月18,19日

今回で選手権への参戦は引退ということ、また、自分のブログということで、思いのたけをそのまま書き、たらればも言いますが大目に見てやってください(>_<)
あー、長くなるのでNo.1とNo.2で分けておきます

16日から乗り込みということでやってきたんだけど、パドックのテントブースで設営
台風接近ということで、テント屋さんも幕を上げた状態で設置してあり閑散としてて寂しい限り

夜半過ぎから強風という予報なので大きく設営を広げずに最小限に荷下ろし
バイクの外装やパーツの確認などをして再び車へ積み込もうとしたけど

もう少し片付かない作業があって、夕方までかかりようやく撤収



この雰囲気好きなのよねー


今回はコース内にあるロッジ宿泊なので、強くなりつつある風でテントが飛ばされてないか心配で見に行く始末

そして今回は寝たきり生活になったレイニーも一緒

いつも大きな大会時に預けてくると何かと事件が起こってしまうのでとても心配なので・・・

翌17日はフリー走行が2本



何とかもったテントの店開きをして完全設営


午前中の走行枠は路面が半分濡れた状態のセミウェット、3年ぶりのレインタイヤでの走行
ハラハラドキドキな感じだったけど、総合17番手と予想外にいいリザルト

午後からの2本目には雨脚が強くなり完全ウェット路面

ここでは総合30番手となって、リスクを避けて走るとこうなるというのを思い知らされた

走行中に天候が急変するのを見越していたんで、5周のみの計測で、パドックの撤収を急ぐ


撤収作業中に大降りになってくるわ、テントは強風で持ち上がるわで、みんなびしょぬれになりながら急ぎロッジへと逃げる始末

夜半過ぎまで猛烈な風の吹きつけで部屋のガラスにも雨が叩きつけられてる、明日の予報は回復傾向ということだがどうなることか・・・



18日予選当日、昨日の撤収からのテント内搬入設営は一からなので大変!
走行は昼前なので時間は余裕


深い朝霧がどんどん切れて視界良好になってきて、ほかのクラスは予選開始してる

路面は完全には乾いていないんだけど、晴れ間が差し始めたので自分たちの予選は乾くと踏んでドライタイヤでの待機



しかし❕  何と開始十分前から本格的な降雨


急ぎレインタイヤへ交換
雨量が多いのでレーシングスーツの上にレインウェアーも装備して出発

急な雨に対応できていないのか?  様子を見てるのか? ほかのチームが出てこない・・後ろを振り返っても来てる気配もない


全日本予選で先頭で待機など、考えられないシュチュエーションだが、もう引っ込みきかないので先頭で計測に出る


自分の周りには3台のマシンがいるのが分かったので1コーナーを回ったところで他車を先行させる


速い2台のペースに隣のチームの中谷真季ちゃんが付いて行こうとして、4コーナー、いきなり目の前で転倒 !
以前僕が吹っ飛んでドクターヘリに世話になったコーナー・・( ´∀` )








分からない路面状況にこちらも完全にビビりが入ってしまってペースアップできない




ところがなんとコース後半部分にかかると雲の切れ間から晴れ間が出てきた




これもあり得ない天候の急転!

いくら晴れ間が出たとしてもあれだけの雨量だから乾くことはないと思っていたが、みるみる路面がドライに変わっていく

濡れた路面でしか威力を発揮しないレインタイヤが、乾いた路面を走ると一気にパターンが崩れ滑り始める
だからと言ってコース前半はまだびしょ濡れ・・


よろよろしながらの走行で慣れていない自分にはきつい状況
もともとレインは不得意ではなかったはずなんだけどなー、地方戦優勝もしてるし…(n*´ω`*n)

コース脇では中学校の同級生たちがわざわざみんなで応援に来てくれてた、ありがとう~

垂れ幕まで作ってくれて・・でもごめん、走ってて見えなかった~
YOU TUBEのほうでもコメント入れてくれたりして



タイムも2分11秒で止まってしまって、自分のポジションがどうなのか周りのタイムがどうなのか?さっぱりわからない

こういう状況になるとはチーム全体予想してなかったのでサインボードで順位を出す指示もしてない、当然作戦が立てられず困惑
「きっとほかのチームも困ってはいるだろうけど、履いたタイヤでベストを出して走ってるだろうから自分もここは全力!」

気が付くと自分を含む3台のみがコース上で走っていたみたいで、他は全車ピットイン



周りに誰も走っている気配がしないので、また頭の中でいろいろ考えてしまう




ピットから「帰って来い」のサインをもらったので、もしかしたら「順位が予選通過決定くらいまで上がってるので無理をするな!」ということかと思い、「ほっ!」として帰ったが、状況は甘くなかった

ほかのチームはドライタイヤに変えて再コースイン

これはこのままではそこそこのタイムが出ていたとしても一気に順位が下がっていってしまうと踏んでドライタイヤに急遽変更

残された数周にかけるしかない

ほぼ乾いたとはいえ部分的に川ができているところもあって、乗るとドライタイヤは力いっぱい滑る
残り3周、単独でこれまで走っていたけど誰か先行車を作って走ったほうがいいなと思っていると
小山知良君(日本郵便)に抜かれた!
ドライ路面の中に名残の水たまりがあちこちにある状況が彼の走りで伺えた




何度かよろよろしながら速い連中が見える位置で走り引っ張ってもらいペースアップ
でも調子に乗ると吹っ飛ぶから、慎重に‥

ドライ区間でペース上げていきたいけど思うようには走れない・・・ブレーキの利きが悪くコーナー進入時に軽く挙動が出ている
挙動が出ている間マシン制御してるので寝かしこむことができなかった

結果、トップグループが2分を切るタイムを出したということで予選通過は108パーセント以内の2分7秒4まで
2分6秒6の僕は無事予選通過!!!やったー!応援来てくれた同級生たちにも面目保った!


ペース配分がうまくいかなかったのか、なんと8台ものライダーが予選落ちという、昨今聞かない結果となった

僕の両隣のライダーも予選落ち、どう声をかけていいか・・といった感じだけど一歩間違えると自分もその憂き目にあうところ

まさにサバイバル!


予選のすぐ後に行われたピットビュー、お客さんとピット前でマシンやライダーが顔合わせができる時間

予選が通過できたこともあって晴れ晴れと迎えられて良かった









このサーキットクイーンの何名かは僕がレースオフィシャルを直入でする際一緒に仕事してるんで声かけたかったけど、ソーーーーーシャルです
 
その後はパドックへ帰り問題の発生しているブレーキ周りのチェック



予備のブレーキシステムを持ち歩いててよかったー
アッセンブリで交換
 

おおむねの準備が整って翌日の朝、フリー走行で調子を見ることにして撤収

No.2へ続く










2021 全日本ロードレース選手権 第7戦 オートポリス No.2

2021年10月07日 | バイク




19日決勝当日は朝霧はあったものの時間ごとに天気は回復
朝、各クラス、フリー走行が行われる


ほかのクラスの走行もドライコンディション


昨日の予選で脱落したライダーも意味不明な救済措置でトップタイムの108%を出せば復活できるということで、周りもいきり立ってる

頑張って予選クリアーした俺の努力と勝負感はどうしてくれるんか?
九州で戦う仲間たち、同じチームという事はあったとしても勝負は勝負、予選に全てを賭けて、集中してとらえた決勝進出は自力でもぎ取ったもの
普段の不調からすると、荒天は自分にとってはラッキーで普通に今、戦っては勝てない状況をこの混乱で一人でも蹴落としたいという気持ちでやってたのに、何をしてくれてるの⁉

タイムで予選ボーダーを決められているんだったら、通過しなければ決勝出られない、というのがルール
そうならないために、そこに集中して全ての財をつぎ込んで準備してきて、状況判断と決死のアタックしたんだ

予選通過しなくても「嘆願書」書けば、ほぼ復活できる体でやってる感じになっても仕方のないこと、これは大会審査委員会の裁量もどうかと思う

全日本も各地の大会で救済の尺がいちいち変わってるという・・これはMFJさん統一してもらわんと困ります!

落ちた側からすれば「助かったー」だろう、ルール変更はライダーに罪はないんで個人的に妬んだりはないし、みんな予選通ったんだと思えば真っ向勝負するだけとも思うけど、ふるい落としに勝負賭けてるチームがいるのを分かってほしい

そんなことなら予選はタイヤを無駄使いせず中古で何周かだけ走ってもいいわけだよね
レインもドライも新品おろしでやったんだから割も合わない💰

本当はこのような措置はいけないと思う
この件に関して抗議書が何件か出たというのを知ったのは後日談・・そりゃそうだよなー


決まったことなので仕方ない、自分は自分で決勝に向けて仕上げの走行に集中しないと

フリー走行は完全ドライだったんだけど


昨日までのレインコンディション走行でリズムを狂わせられしてしまったのか、もともとの自分の持ちタイムには到底及ばない・・
「止まらない・・」が、止まらないのよ・・

とりあえずはフリー走行の時間は短いので、時間いっぱい対処の方法を模索したが、走行するごとに悪くなってる感・・
部品をアッセンブリで変えて大きく良くはなってるんだけど、まだ悪い
自分の車体でシビアに注文出しすぎてもメカニックに申し訳ないし、他に根本の原因あったらなお困惑させる・・

これに関して後日分かったことが、スリッパークラッチのバックトルク制御に何らかの不具合が出ていてブレーキが均等に効いていない状況
要するに、エンジンブレーキが急激に効かないようにするため、「前方へのトラクションを緩和するシステム」がうまく機能せず
エンジンが車体を前へ押す力が出てしまって「ブレーキが効かない」感、だったんではないかと思うという結論(*_*;

泣いても笑っても決勝までに何かしても試せる時間はないので、できる調整のみ

予選順位は26番手なので昨日予選落ちした面子が後ろにゾロっと控えてる







15周レースの始まり





























スタートよく飛び出して自分のポジションよりやや前へ出られたが、いかんせん前方が極度の渋滞で接触が頻発している模様、少し引いて入っていこうとすると後ろからこれでもかと言わんばかりの勢いで数台まだ突っ込んでくる






こうなるとかなりの確率でよろけて隊列が崩れるのでその隙をついて自分のポジションを固めるしかない

しかし、朝フリーからの改善しないブレーキの一件があるし無理に突っ込むと共倒れさせてしまうので様子を見ながらの走行

自分が何位を走っているかより、完走するために何をしなくてはいけないかを考え、慎重に走る

数台に抜かれて順位は下がっているのはわかるけど止まる際バイクに軽い挙動が出ているので、旋回行動がとりづらい

同じチーム員ガンちゃんに差し込まれてしまったけど、2周後に再び前へ出て突き放し




はるか先まで行っていたライダーを追いかけます、離れていかないということはこっちのほうがペースはいいと判断




安定した走りを心掛けラップタイムはほとんどいつも一緒誤差1秒以内で走っててコース上のほとんどのコーナーで黄旗が振られており、路面温度がかなり上昇していた



















何台転んだんだ~?と余裕持つほど・・最終ラップ、先行車を抜けるとこまで来ていたのにその黄旗のせいで追い抜き禁止


26位でのチェッカー








ゴール後スタンドや各コーナーで見てくれてるお客さんが大きく手を振ってこちらを称えてくれてる

こちらが手を振り返すとより一層大きく旗などを振ってくれるウェーブが起こる

感無量!コースポストのオフィシャルも健闘をたたえてくれてる、彼らもモータースポーツファンの一員だから、嬉しい限り


そして自分自身現役最後の選手権、全日本で過去最高のリザルト26位で締めくくれた実感で 目頭熱かった

  

一昨年の全日本はトラブルで、もう少しというところでリタイヤしていたから、これは嬉しい、ましてやトラブルと不調があったにしては、きっちり完走にこぎつけて26位はベストリザルト、予選落ち救済がもしなかったらドンケツ走行だったかもしれないけど転倒車両の数からすると10位台の可能性があったわけで、そこんところはリザルト残すという意味では悔しいと言いたい

でもねー、あの台数いたから迫力あるレースになったわけだし、根本はもっとみんな出てきなさいよ・・て事だと思う
27台で走るよりフルグリッドの42台(一昨年)の方が物凄い






この後、最後のピットビュー、有料となっているピットビューにはこのコロナ禍にもかかわらず長蛇の列❕、ちょっとびっくり



この日も入れ替わりで同級生来てくれた

コロナで接近禁止

マシンやライダーをじっくり近くで見れるとあって、お客さんも視線が熱い

何十というお客さんにいいカメラでたくさん撮ってもらったので、きっとSNSやブログ、雑誌、YOU TUBEなどに出ていくんだろう

今回はライダーとお客さんのソーシャルディスタンス保持のため近くには来れないからこんな感じの写真を撮る人が多かったなー



もともと昨年引退予定が春、背骨骨折肺挫傷、足首の強度の捻挫という怪我のために全日本不出場、一年繰り越しにして、できる範囲の人、マシンの復旧をやってきた


エンジンの組み直しもニコイチのもので作り上げて出場した今年の春先の九州選手権で、久しぶりの完走チェッカーを受けることができたんだけど、その実、全日本を見据えてのステップとしては全く目標には達していなくて、この時点で自己ベストの1分58秒切りに来ていなくてはいけなかった

レース終了後にすぐさまエンジン部品の移植などでスペアエンジンパーツを使用




小さな問題を抹消しようと気になる部品を変えて試行錯誤したが
転倒をしないという大前提のもとに走っていると、こうも思うようにはいかないものだと痛感


全日本合同テストが一か月近く前に行われた際も今年のベストタイムを出した瞬間に転倒




修復して出た二本目にエンジンブロー・・




もう手元にスペアエンジンはないところまで追い込まれ、正直、意気消沈

前のめりで仕上げていくはずが、後戻りばかり・・

何とかエンジン調達できて仕上げてもらい走れるという状態までなったけど、何もかもが時間がなくて人の能力が足らずについていけなかった



全日本では1分57秒から56秒を想定していたんだけど、結局2分切りさえ出来ないという体たらく

しかし結果からすると、そこにないものをつかもうとして空振りするよりも、しっかり手にかかるものを引き付けてものにすることができてこその結果だったんだと思う

必要なパーツ、人手、時間がないプライベーターとしてできることを極限までやれたんじゃないかと思うし、たぶん最高齢だったし
腕試し目標としてやり切ったのかな…

全日本26位!
こらえてやってください(笑)

選手権レベルの第一線からは引退しますが2輪界には居残って何かしら活動はしていくと思います

DEMON GR200R デモラン

2021年05月18日 | バイク
月木レーシングさん持ち込みでSPA直入 スーパーサンデーフェスタ開催中にデモラン

岡村、嶋村、岩波、僕 

乗りやすく楽しかった























エフエム大分 majick hour yoppyの我らとんがり族出演

2021年05月18日 | バイク



2020 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦

2020年09月28日 | バイク
今年は3月にSPA直入練習中の転倒で背骨の橫突起5本と肺挫傷、足首の強度の捻挫









9月になっても足首の捻挫の後遺症が尾を引きバイクを修復しても







慣らし走行しか出来ていない状況で九州選手権でさえ出場できないためあえなく断念という形になってしまった

そもそもは、コロナウィルス感染症蔓延により全日本選手権の開催が何かと弊害が出て、無観客にするとかしないとか、感染症予防対策による厳しい規制をかけるなど非常事態宣言が終わっても集客が見込めない問題もあって、スポンサーからの年間サポートもままならないチームも沢山あったとか・・


自分は前もって今年のこの時期になっても第二波による影響は必ずあって通常開催は望めないので、スポンサー各位に申し訳なくなる懸念があるので、思い切って出場せずに来季にお金を回す形も一案と思う旨は伝えて了解を得ていた

追い打ちをかけるように足首の状態が悪くなって、レースレベルでの練習走行が出来ないとセッティングも何もあったもんじゃなくて、転倒などの確率も高い









しかしギリギリまで可能性は残していたのでエントリーはして、パドックエリアはキープ
遅ればせながら、金曜に設営を行うべく乗り込み


おきまりの白い悪魔に包まれながらオートポリスへと向かいます

当日はART走行の予定だけどあまりの霧の濃さに終日コースは閉鎖
誰も走れません






そんな中、普通に出場するかのように搬入


当日はそこそこ全日本出場の面子と挨拶を交わし宿へと引き上げ、昨年もお世話になった民宿「やすこ」

相変わらず静かなたたずまい












翌日はフリー走行がART走行に変更になり、ようやくオートポリスに爆音が響き渡って盛り上がってきた❕







清末尚樹の87kyushuのピット


ST600予選開始



みんなの元気よく走る姿を見ると羨ましかったなー

予選結果
受付時点のリタイヤだったからリザルトに名前載らないと思っていたけど最下部に載せてもらったので、ある意味目立ってしまった・・・なは






同テントの中谷真季ちゃんも予選通って良かった


翌日決勝日も朝から好天、ゲート前には行列が出来ていて、このコロナ禍にしてはちょっとびっくり😲



朝一テントの整理を始めていると通路沿いということもあって見知ったライダーチーム関係者が通っていく中で、平野ルナちゃんが来た

予選が想定より良かったねと言うとうーん・・・

本人納得いって無くてオートポリス攻略に難儀しているみたい・・頑張れー❗

その後「ルナクッキー」なるものを持ってきているのを聴いてたので、おねだりしたら後でわざわざ届けてくれた、ありがとうねー


2年前から話す機会があり、年齢的にも自分の娘のように感じていて応援したくなるライダー、そして一緒のレースでは自分より少し先を行くスキルなのでいいライバル

時間を見てグランドスタンド方向にも行ってみる




ST1000、ST600をスタンドでも観戦



指定席でソーシャルディスタンスを取った形だったけど、そこそこの盛況ぶりで案外多かった


今回の全日本は完全オーディエンスなので時間に追われることもないのでゆっくり観戦が出来た。
1000より600の方が甲高い音で走るし、台数も多いから迫力満点、去年はここで走っていたと思うと次こそはと気持ちが引き締まる思い
予選のトップは1分52秒台とたまげるタイムでとても同じ600とは思えないスーパーラップ
55秒台でも20番手というからレベルがまた上がってきてるなー

しっかりマシン造りに励まないと人間の衰えなどもあるんだから・・・と思う(笑)






今回の全日本は自分にとってはある意味試練、我慢の大会であったけど、来年のこれに向けて慎重にバイクを仕上げて体も治して調整する時間をもらったと思って前向いていこう!

ルナちゃんにも別れの挨拶時「次は一緒に走りましょう!」と、笑顔で言ってくれたのが何か凄く救われたような気がする

正直、自分一人が走れなかったわけだから、当然取り残された感はあるに決まってるし、年間通してレースに一切出ないのはハンデって言えばハンデ。

自分で早期に判断したのに悔いを残さないためにも、周りには「手負い」感を出しながらも明るく振る舞っていた
が、その実泣きそうやった

怪我をするお前が悪いと言われがちだけど、この歳でこの位置に上がって来れたのはあくまでプライベーター、ギリギリのしのぎを削る走行スタンスでやってきたことのおかげでもあったと自分は思う

さあ、切り替えてレベル上げていかんとな❗









2019 全日本ロードレース選手権 オートポリス 決勝編

2019年10月11日 | バイク
決勝を前に午前のウォームアップ走行をキャンセルした後悔を持ちながら粛々と段取り













特には緊張もしていなかったけど、グリッド周辺の連中となんとかいいレースをしようと思っていました


スタートよく飛び出したけど、ラップタイムが遅い自分が妙に差し込んでも何の意味もないので自重




スタートで出遅れた三台ぐらいが後ろにいるのは分かります

さあ行くぞ❗・・・あれ❓

エンジンが回らない・・・

スタートしてから第二ヘアピンまでで最下位に・・・

回転が上がってこないからシフターまでが不調、ボコボコしゃくりながら走行を余儀なくされます・・・

症状はそれほどでもないので頑張ってついて行こうとするけど周を重ねるほどにどんどん酷くなって普段より1速アップ
12000回転くらいしか回りません

騙し騙し走りながらラップタイムを見るけど2分1秒
このままではすぐにトップが後ろに来て弊害になるとは思っていたんだけど、なんとしてもチェッカーは受けたい・・・

そのうちどうにもこうにもいかなくなってきた・・
しかしポストからはオレンジボールなどは出ていないし対外的には問題ないみたい・・・

ピットクルーに「ダメダメ❗」サインを出しながらもう少しもう少し頑張ったけど・・・限界・・・・

ピットインして様子を見てもらったけど分からず・・・

やめましょう・・・・
の言葉にがっくり・・・マウスガード食いしばり、引きちぎれそうやった


でも、安全第一・・・

周りの人たちの視線を感じるから余計口惜しい・・・

オフィシャルから、「各ポストから異音報告上げっていました・・・」

Facebookでも「苦しんで走っている様子が痛々しかった」とか言ってもらいました

結果だめな状態でも見てくれていたんだと思うととても嬉しいものです

結果、頑張った甲斐があったのか最下位ですが、規定周回数をクリアしていて完走38位だったそうです
それはそれで意味あることでした。



全日本に向けて、基本自分でマシンを作ってなんとかこぎ付けたけど
ふたを開ければ自分の力だけじゃなく、沢山の、本当に沢山の協力を受けてこのレースをこなせました。

本当に感謝です❗
頑張るのは確かに本人だけど、取り囲んでくださる沢山の方々の応援やサポートあっての結果です
だからこそ、冷やかし参戦のような甘い考えでは挑戦していませんでした

一年生、ボコボコにやられました😭

悔しいです❗


来年、是非リベンジして大分、九州のモータースポーツ活性化に貢献したいので、松本吉生にお力添えお願いいたします

最後に、沢山の笑顔をありがとうございました❕











2019 全日本ロードレース選手権 オートポリス テスト〜予選編

2019年10月09日 | バイク
2019 全日本ロードレース選手権 オートポリス
参戦してきました❗




昇格後初の全日本選手権 何もかもが手探りだけどエントリー経験者の岩波くん、藤田くん、中谷さんの四人でスポット参戦グループを作り
事前テストから挑みます



先だって9月25日、26日に乗り込み走行
スポット参戦組はピットが使えないため車検場前で陣取り




午前中の走行はアウトラップからクラッチトラブルでまともに走れずピットイン、何をやってるのか?



午後の走行にはまともに走らなければならないので即修理




午後のBS走行枠はそこそこまともに走れたんだけど全日本レギュラー参戦組の勢いは凄くあっという間に抜かれ置いていかれます

少しラップの遅いライダーの走りについて行こうとしても立ち上がりでこっちはスライド
とても近いペースでは走れません









少しでもいい状態にしたくて大分市に帰ってヘッドをばらし、再確認。
しかし時間が下がって中途半端のまま積み込み


翌日午前をキャンセルして仕上げ
ようやく午後に走ることになったけどエンジンやクラッチよりやはり足回り・・アクセル開けられない

そんなこんなで2分の壁を越えるどころか流して走るようなペース
タッグ組んだ4人の中でも最悪・・・

フロントサスにも課題を抱えて帰宅することに




不具合箇所などをチェックして
本番カウルの仕上げも必死






ウィーク木曜から乗り込むけどなんと嵐のような荒天❗
レンタルテントまで吹き飛ばされそうな状態で細々とみんなで出来る段取り・・

雨対策などをしてそれぞれの宿へ・・昨年からお世話になってる民宿やすこさん
自然の中にたたずむ一軒家で、癒やされます







翌、金曜は朝から天気も良く昨日の遅れを取り戻すべく作業開始








メカニックの成瀬くんとヘルパーの武ちゃんも合流
昼前の走行に間に合わせコースイン

想定していたセッティングでも状態は改善されず思うようにペースが上がりません
少し早めにパドックへ帰ると赤旗中断
中谷真希ちゃんが250Rで転倒したらしい。
高速コーナーなので気になります

帰ってきたバイクはホイールが変形するなど大破‼️
本人は結果足の指3箇所骨折だそうです
クルーはスペアマシンを取りに鳥栖まで😲

こちらは夕方の走行に向けてフレッシュタイヤとセッティング変更
せめて方向性だけでも見つけなければ万事休す‥‥
しかし結果は悶絶の二分台




自己ベストにも及びません、合同テストからこっち少しずつタイムアップしていく予定が堂々巡り、明日の予選に向けてもいい材料はなく下馬評通り予選落ちになるでしょう
タッグの岩波くん、藤田くんは苦しんでるけどそこそこみたい

ブリヂストンの方にアドバイスをもらいながら、あとがない条件のもと最後のセット変更
金曜を終了



土曜、さあ予選です

残念ながら中谷さんは大会側からメディカルストップということで出場できなくなりました。
今年はうまく回ってないなー


この日、中学の同級生ペケが単身バイクで応援に来るって言うことでパスを渡しにイベント会場に…
待ち合わせの場所指定が難しいから目前の日本郵便テント前に近寄ると…
あれ?お互いが同時に気がついて立ち止まる、立ち上がる、パラアスリート幅跳びの中西麻耶ちゃん‼️こんなところで何やっとん?
手嶋さんと細田さんの繋がりだそうな。



ペケも公務員の仕事のゲストで呼んだことがあったそうで麻耶ちゃんのことは知ってたみたい
予選の時間も迫っていたのでその場で別れ、パドックへ



なんだか偶然、隣はトップの小山知良君

予選A組でのアタック、十中八九最下位なラップしか出せていないこともあって最後尾近くからコースイン、タイムが近しそうなライダーの背中を見て出たのだけど、詰まってしまってペースが上げられず4周、セットがいいか悪いかも判断できず、思いきってピットイン
単独走行で行ってみると伝えてそのまま再スタート





いつもと違うことをしなければ当然いい結果はついてこないし
予選落ちても「やりきった」と思えないから超集中‼️

すると1分59秒後半が出た‼️
ようやく2分の壁を突破、しかしまだまだ遅い。欲をかくと転ぶのは重々承知しているけど、もう少し集中してまとめてみようとトライ👏
なんとその周で1分58秒8‼️ 目を疑ったけど同じ要領で走っていればもう少しはアップすることがあると思いトライ☝️
しかしタイヤの一番美味しいところが頼りの足回りではここまででした

その頃ピットではまさかの自己ベスト更新にちょっと騒ぎが起きていたとか(笑)😁


自己ベストを四年ぶりに更新できて予選Aで20位
ちょっと感激(>_<)

その後予選B組
あとで控えるピットウォークイベントの準備をお願いして

この結果しだいで予選通過かどうかがわかるので清末尚のピットでモニター観戦させてもらうことに…

…あれ?出走が22台、予選通過は42台だから走ってない車両でも途中参加しない限りこの時点で通過してるやん‼️
しかも1分58なら40位くらいにいる

待てよ?B組の後ろ2台は岩波藤田の両名やー‼️
タイム延びてねー、ちょっと複雑な感情を抱きながらチェッカーを迎え
自分の予選通過が決定‼️

その後、全日本ならではのイベントピットウォーク






ピットロードの隅っこだけど全日本の名だたるライダーたちと並んでお客さんに顔見せ

これは今まで清末尚の付き添いでサポートの立場だったけど今回は自分、ちょっと優越感

写真撮ってくれるお客さんなどいて嬉しいものです
簡単な整備を行って気分も晴れ晴れと宿に帰ることに・・

宿には清末父も宿泊、冷やかされました((笑))



日曜決勝当日、朝から天候がガラッと変わって雨霧



オートポリスに乗り込んでもなかなか路面はフルウェットから好転しません

各クラス、ウォームアップ走行があるんだけどGP3などはレインタイヤで出走していきます

決勝時間は四時、天気予報では晴れてくるので間違いなくドライ
ST600のウォームアップもハーフウェットと踏んでセットの出ていない状態でコースに出ても尺度が違うと判断して走行見送りにしました

ところが、時間中に完全ドライに変わってあーあ

走ってないのは隣り合わせの岡本君、本川君、と自分の三人のみ
走るべきだった


600の決勝は夕方4時からなので待ち時間長いです

お昼休みを利用して最後のピットウォークが始まりますが、さすが日曜お客さんの数がすごい❗
事前に提供してもらった温泉県大分のパンフやバッジ、県立美術館のクリアファイルと案内告知のセット、200組はあっという間になくなってしまいました

武ちゃんがお客さんの子供さんにマシンにまたがって記念写真を進めてくれたのでそこそこ盛況でした








決勝編へ続く










2019 九州ロードレース選手権 第2戦 オートポリス

2019年05月02日 | バイク
参戦してきました


ちょうど一年前のレース一週前に転倒、大怪我、ドクターヘリからようやくの復帰戦
参戦できない間、廃車になったマシンの代わりと、レーシングスーツの制作、身体と相談しながらの練習

本格的に走行が出来はじめたのは秋も後半だったような・・しかも冬はオートポリスは気温が低かったり天候不順もあるので主に直入での走行

元々怪我の前も半年ぶりとかだったんでオートポリスは本当に走れてません

何もかもがリニューアルの手探りスタートで今年最初のタイムはびっくりするほど遅い❗


頑張って2分8秒台・・
何をどうすれば自己ベストまで持って行けるか分からないま一週間前の走行

そもそも2017も、うまくブリヂストンR10タイヤに今一馴染めず2分台のタイムしか出せていないので前途多難
2分5秒くらいで走行になるだろうと言って出たところR11のフィーリングが良く2分0秒台に



金曜乗り込み
やはり2分0秒かすったくらい
走行後にエンジンからオイル漏れが発覚、コースに撒くほどのものではなかったけど修理
2本目にフレッシュタイヤに履き替えたけど2周で帰ることを条件に発走

残念ながらオイル漏れは治りませんが、計測1周でベストタイム
オイル漏れがなければ土曜の走行は少し期待が持てます


久しぶりのコース内のロッジ泊でわくわく


でも翌朝


土曜の一本目は悪天候の様相でキャンセル・・・結果、天候回復して他の人は走ったんですけどね😱

朝のマシンチェックで同ピットの深田さんがオイル漏れの原因がプレッシャーセンサーと言うことに気がついてくれて色々補修をするけど止まりません。

そこで友人の中谷さんがHSRサーキットから上がってくると言うことで部品を借りることになり取付👍なんとか急場はしのげたー
押さえのため日曜メカニックでお願いしている佐伯のJIN中嶋君にも部品を頼んで完璧✌

こっちのトラブルに対処してくれた深田さんが今度は音量車検落ちで四苦八苦なのには笑っちゃいけないけど面白かった😅ドカティーは可哀想ですね

午後の走行には普通に走る事が出来たけど、全然思うように走れず今回のベストなれども2分0秒台😫
今の俺はこんなものか・・・と思うように

夕方ロッジからはこんな感じ..好きやわー









決勝当日は天気も良く








さあ予選

いつものように混乱を避けて最後の方で出ます




なんだかしっくりこないというか曲がってくれない
何も触ってないのにバイクが外に逃げていく感じで、アクセルを開けきれてないのが分かる・・・



やはりタイムが全然伸びていない・・通常予選では気合い入って上がるものなのに
予選14番手は自分自身ガックリ・・・

まあ背伸びして気負うのも良くないので落ち着くように切り替え・・・

大体がちゃんとステップ踏めてない、それなりにしか・・・なるわけない・・・
焦らず今の最高を目指すべし❗

決勝前
どうにもうまくいかない状況にメカニックの成瀬くんと中嶋君が相談に来てくれてセットの変更を検討
自分ではあまりやったことのない変更😨
今まではとても無理と突っぱねてたものでも信頼という面でやってみることに・・・

人の持つバイオリズムというか、その日その日のポテンシャルや感性は常に違っていて、サスペンションのセッティングなど触る必要無しという固定観念から少し脱却。

振り幅のないセッティングでやってても先はないことに同意してチャレンジすることも進歩。

やってみようぜい❗






いつになく落ち着き払ったグリッド
事前練習で転倒して脳振盪の中谷真季ちゃん、出走禁止命令で悔しいだろうけど気持ちよくパーツ貸してくれて、グリッド傘さしまでしてくれました💓


今をどう走るかを考えて、おごらず気負わず、自分との戦い

一年半ぶりのスタートなのに、なぜか緊張してません
ウォームアップラップの途中で雨がシールドに・・・

ジャンプスタートの無いようしっかりとクラッチミートすると過去最高のスタート❗
前2列6台くらいを置き去りにするグッドスタート💪


ところが1コーナー侵入は無理して入ってくる車両がわんさか
曲がっていく車両の真横にまっすぐ突っ込んでいく者がいたりして、大騒ぎ❗

第一ヘアピンではハイサイド車両に巻き込まれて3台がよたよた・・

危険予知回避がうまくいきペースをあまり落とさず進みます
スタートで前に入られた何台かをごたごたの間に数台抜いたよう


落ち着いて
まずは、前を走る同年国際昇格の岩谷くんパス👍


このあたりでコースからレッドクロス・・
雨が降ってるでー・・・です


その後自分より持ちタイムがいい徳山くんをパス👍

次はデークの榊原くん、初勝負ながらこれも自分より持ちタイムがいい、何度もブレーキ勝負に持ち込むけどさすが鉄馬クラスの猛者
今の自分の「トラウマひきずりへたれ走り」では簡単にはいきません。

意地張って転倒は禁物なのでプレッシャーかけるだけで自制・・・


残り2周に入ってバックマーカーを使って前へ出ることに成功

でも目標を明確に立てられなかったのでサインボード指示をしっかりしていない事もあって順位や周回数などの情報をインプットしていない・・

めいっぱい調子⤴揚げだったので第2ヘアピンでスリップダウン❗
自分が思うにインを付きすぎてリアタイヤが内輪差でホワイトラインを踏んだような感じ

究極のフルバンクだったのでマシンへの影響は最小限のつもりだったけどフロントブレーキのホースが外れていたので安全のために無念のリタイヤ・・・オフィシャルをしてることもあっての安全重視
走れなくないのは分かってるけどなー・・・残念

でも❗やる事やったし、自分より調子のいい連中をこなしてやったと少し満足

ドナドナされてパドックに帰ると、自分が国際クラス3位だったこと、ベストラップ更新して1分59秒1だったこと
など、展望持てる経過だったことを知らされました。
タイムはトップに比べれば全然ダメダメだけど、ある域を超えた感覚とイメージをしっかり持てる明るい素材ばかりでした

手負いの54歳でもまだ九州ではちょっと手強いぶりを表現できたかな

でーも❗まだまだ俺はそこじゃない、全日本までにもっとおっとろしくなっちゃんでー💪

結果が残せなくて応援のスポンサー様には申し訳ないけど、今回は負け犬ではないですよ。
転けてもこのやる気満々はなんだろうと思うくらいやる気に満ちてます。❗




















2&4 全日本ロードレース

2018年06月08日 | バイク
5月12,13日に
オートポリスにて2&4 全日本ロードレース選手権 阪神ライディングスクール清末尚樹の応援に行ってきました




12日土曜は快晴で気持ちよくコースを回りながらゆっくりしました。


jp250のレースがあると言うことで、片山千彩都ちゃんのパドックへ犬連れの訪問

歓迎してくれました&接戦を制しての優勝!

おめでとう❗





2&4と言うことで、フォーミュラーカーの走行が夕方まであったんですが、二輪の方は終わったのでコース内のロッジに泊まりゆっくりとした雰囲気で観戦

自分が走らないレースはこんなにのんびり(^_^)

しかーし!翌日は朝から真っ白





風も強い






乾いていく路面の中ウェットタイヤで順位が下がってしまったけど、尚

よく頑張った