教育、夜間中学、多文化共生、日本語教育、識字教育について

教育、とくに夜間中学をとりまく問題、多文化共生、日本語教育、識字教育、難民、中国帰国者などについての情報を発信します

福島の自主夜間中学

2013年09月28日 | Weblog
福島の自主夜間中学が新聞で紹介されました。


http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/information/20130919-OYT8T00573.htm

引用------ここより


自主夜間中学、学んで元気…福島で月2回




ボランティアが先生 大人の塾


教師役のボランティア女性(左)からアルファベットの書き方を教わる渡辺さん(福島市で)

 東京電力福島第一原発事故後、多くの人が避難生活を送る福島県で、学ぶ意欲を持つ大人たちがボランティアによる塾「自主夜間中学」で学習に励んでいる。

 アルファベットから学び直す70歳代の男性は、「学ぶことで元気が出る。原発事故を乗り越えるきっかけになる」と話している。

 8月下旬の午後6時過ぎ、福島市中心部の交流施設の会議室で、教科書を開いた生徒と教師役のボランティア計約10人が数人ずつ向かい合い、英語や歴史などを寺子屋形式で教わっていた。顔ぶれは、仕事帰りの20歳代から70歳代までの様々な年齢の人たち。一見して教師と生徒との見分けが付きにくいが、生き生きとした表情でテキストに向き合っている姿は共通していた。

 「g、p、qは形が似ていますが、別の字です」

 福島市の渡辺宏司さん(74)はこの日、アルファベットの書き取りを練習していた。娘ほど若い女性ボランティアに教えられ、横線入りの英語練習帳は鉛筆書きで真っ黒になっていた。

 渡辺さんは中学卒業後、自動車塗装や古紙回収などで生計を立ててきた。「生活していくだけで精いっぱいだった」という半生。原発事故後は、日常生活で被曝ひばくの不安を抱えてきた。「わからなかったことがわかり、新しいことを知ることでストレスが軽くなる。仲間と会うのも楽しみ」と話す。

 運営するのは、市民団体「福島に公立夜間中学をつくる会」代表の大谷一代さん(50)。文部科学省によると、公立中学の夜間学級は全国に35校あるが、福島県にはない。

 大谷さんの亡くなった弟は、中学時代に不登校を経験した。「満足に学習できなかった人が学べる場が福島にも必要」と、大谷さんは2010年8月に同会を設立。市などに夜間中学の開設を働きかけたが、実現しなかった。そこで教員経験のある知人らに呼びかけ、11年1月にボランティア塾を始めた。

 直後に起きた震災で教室の施設も被災し、休校に追い込まれた。原発事故で避難して通えなくなった生徒もいる。それでも「勉強したい」という声が相次ぎ、同年5月から再開した。

 授業は原則月2回、午後6~8時。参加は無料。運営費の年約5万円は寄付で賄う。大谷さんは「勉強は大人になってからでも遅くない。学ぶ喜びを感じて豊かな人生にしてほしい」と話している。問い合わせは、大谷さん(090・2025・5287)。

(2013年9月19日 読売新聞)


卒業生の記事が新聞に載りました

2013年03月20日 | Weblog
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013031902000244.html


夜間中学 81歳卒業の春 川口-荒川2時間かけ登校
2013年3月19日 夕刊
卒業証書を授与される見目律子さん=19日、東京都荒川区の区立第九中学校で

 「一つずつ勉強ができるようになるのが、うれしかった」。そう話す見目(けんもく)律子さん(81)=埼玉県川口市=は十九日、東京都荒川区立第九中学校(同区東尾久)夜間学級を、十代の若者や外国人ら二十六人の同級生とともに卒業した。若いころ学べなかった英語や数学を理解できる喜びを深めようと、四月から定時制高校に進学する。 (竹上順子)
 約百五十人の卒業生の最前列に夜間学級生が並んだ卒業式。石崎和夫校長(60)は式辞で八十一歳の見目さんに触れ「意欲に頭が下がります」と話した。
 栃木県で生まれ育った見目さんは太平洋戦争中、国民学校初等科を卒業。高等科は家庭の事情で一年で辞め、家の手伝いや畑仕事などをしていた。
二十七歳で結婚。三十代後半から給食の調理師を務め、共働きで三人の子どもを大学へ行かせたが、勉強を教えられなかった。
 同窓会や町内会の会合に出ても、発言を控えがちだった。勉強をしていない自分に、気後れしていた。通信教育も考えたが「基礎ができていない私には無理」と諦めた。
 「悔いを残したくない」と、七十八歳で地元の市役所に相談。夜間学級の存在を知ったが、埼玉県内にはなく、どうにか通える荒川区立第九中に入学。
 午後三時ごろ家を出て、バスとJR、都電荒川線を乗り継ぐ片道二時間近くの登校。帰宅は同十時半すぎ。足腰への負担から整骨院にも通った。
 分数の計算が理解でき、街の看板の英語が読めた。分かること、できることが増えるのは楽しかった。
 苦手の数学を克服しようと、夏休み中も毎日のように登校。「本当に一生懸命。向学心を抱く生徒に教師も真剣に応える、教育の原点があった」と松田公好副校長(54)。十代の級友も刺激を受け、勉強に取り組み始めた。
 級友は十~二十代が多く、中国人やネパール人、ロシア人も。一緒に食べた夜の給食、新潟への修学旅行。思い出は尽きない。
 一昨年秋には荒川区内で開催された「中学生の主張」大会に学校代表で出場し、学ぶ喜びをつづった作文「私の再出発」を発表。同居の次女(50)に「お母さん、青春してるね」とからかわれた。
 進学先は都立飛鳥高校(北区王子)の定時制。「勉強に欲張りになったの」。自信を胸に、笑顔を輝かせた。


福島・夜間中学ドキュメンタリー・映画「こんばんは」上映会

2013年03月12日 | Weblog
/////////////福島・夜間中学ドキュメンタリー・映画「こんばんは」上映会////////////////

「福島に公立夜間中学をつくる会」では、
夜間中学のドキュメンタリー映画「こんばんは」の上映会を行います。

日程:2013年3月16日
場所:コラッセふくしまhttp://www.corasse.com/
    (福島県福島市福島駅西口)
上映時間:第1回 10:30~12:05
      監督・出演者挨拶 12:10~13:10
      第2回 13:20~14:55
      第3回 15:10~16:45

森康行監督や出演者などが来場され、
話をしていただきます。

「福島に公立夜間中学をつくる会」は、
2010年8月に結成され、翌9月にやはり「こんばんは」の上映会を行いました。
その時に来場された元教員の方が協力を申し出て下さり、
2011年1月より「福島駅前自主夜間中学」という勉強会を始めました。
東北地方は夜間中学の空白地帯ですが、
福島のような普通に街に夜間中学が出来て賑わえば、
夜間中学の必要性が広く認められる、
とも思って始めた夜間中学設立運動でした。
その後福島は普通の街ではなくなってしまいましたが、
夜間中学の必要性を変わらず訴えて行くつもりです。

今回の上映会は、夜間中学はどういうものか広く知ってもらう、
という目的で行います。
みなさま、この機会に夜間中学の実情にふれてください。

問い合わせ先
大谷 090-2025-5287

メールより転載、5月27日(日)東京の日本語教育、日本語学級を考えるつどい2012

2012年04月29日 | Weblog
《このメールは転送・転載歓迎です》

みなさま



東京・夜間中学の関本です。
例年5月に行ってきた「つどい」は今年で9回目を迎えます。
今年は「高校での外国人生徒の受け入れについて」をテーマに行います。
多くの方のご参加をお待ちしています。ぜひご参加下さい。                                                                                                             
   代表 藤田 京子<dtrtf530@ybb.ne.jp>


/////////日本語教育を必要とする人は東京の宝「東京の日本語教育、日本語学級を考えるつどい2012」ご案内//////////

     ~日本語教育の充実、多文化共生をめざして~ 
 
2004年6月夜間中学の日本語学級教員定数削減問題を発端に行なわれて以来、毎年続けられてきた「つどい」も9回目をかぞえます。個々に活動していた日本語教育関係者が顔を合わせ、活動の交流や学習をしながら、共通する課題の解決にむけて手を携えてきました。「外国人の子どもの教育条件の改善に関する請願」(2007年6月)、「外国人教育の条件改善を国に求める意見書に関する請願」(2010年3月)が都議会で全会一致採択されたのも、こうした流れの中で生まれてきたといえましょう。幅広い人々の力が寄せられてきた証しです。この輪をさらに広げましょう。皆さまお誘い合わせの上、ぜひ多数ご参加ください。

□■□ 高校での外国人生徒の受け入れについて □■□ 

と き  5月27日(日)午後1:00~4:00(開場 12:30)

ところ  すみだ生涯学習センター本館(ユートリア) 3階 視聴覚室 ※「ユートリア別館」ではありません。      
      東武曳舟駅・京成曳舟駅 徒歩5分 墨田区向島2-38-7 TEL:03-5347-2001地図http://www.yutoriya.jp/map/

資料代  700円(学生500円)

呼びかけ人:飯島直子(日本語ぐるりっと)泉田俊英(都立富士森高校)小林普子(NPO/みんなのおうち)佐久間孝正(元立教大学・多文化共生教育研究会)杉澤経子(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター)関口明子(〈公益社〉国際日本語普及協会AJALT)出口雅子(ピナット子ども日本語&学習支援教室)中西久恵(CCS/世界の子どもと手をつなぐ学生の会)中山眞理子(NPO「多文化子ども自立支援センター」・亜細亜大学)野山広(国立国語研究所日本語教育研究・情報センタ-)春原憲一郎(〈財〉海外産業人材育成協会HIDA)宮崎里司(早稲田大学大学院日本語教育研究科)山田泉(法政大学)横山文夫(NPO/INE)李原翔(都立富士森高校通訳)王慧槿(認定NPO/多文化共生センター東京)(以上50音順) 藤田京子(FSC/外国人生徒学習の会)    
                                                                                                               主催:「東京の日本語教育、日本語学級を考えるつどい2012」実行委員会 (連絡先 実行委員長 藤田京子 047-372-3799 090-6507-8835)                          【プログラム】                                                                                                       1.都議会等各会派からのあいさつ 2.基調提案 3.報告 「東京の“外国につながる中学生”の高校進学はとってもたいへん」  小川郁子さん(北区立稲付中学校日本語学級)                                    4.[インタビュー]『生の声を聞こう!』  都立高校の生徒&高卒生たちに受験・高校での学校生活の様子や体験を話してもらいます。                              5.講 演「神奈川の高校での外国人生徒の受け入れと支援について」高橋清樹さん(神奈川県立相模原青陵高校多文化学習活動センター(CEMLA)担当                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
                                                                                                                                    ◆お話の概要◆                                                                                                                                                             【小川郁子さん から (都立高校入試の現状)】                                                                                                                                                                                       外国につながる中学生にとって、東京都立高校の入試はたいへん高い壁になっている。 在京外国人入試は、学力ではなく英語か日本語の力が高いことが要求されるため、非英語圏の生徒にとっては利用しにくい。しかも英語に重点を置く高校に在京枠が設置されている  ために、理系志望や職業高校希望の生徒は最初からこの入試制度を利用できない。結局この入試で進学する生徒は、有資格生徒のごく一部に過ぎない。 他の生徒たちは、英語と数学の得点力だけを頼りに一般受検に挑戦しているが、内申点が取れないなどさまざまな不利な条件があり、本来の実力に見合う高校には進学できないのが  現実である。結果的に定時制高校への進学比率は日本人生徒よりかなり高くなっている。 高校進学を果たしても、東京の高校ではほとんど支援がないのが現実で、楽しく過ごしながらも授業はわからないままで、日々を何となくやり過ごしているようだ。進級が困難になって、  退学してしまう例もある。本来やる気のある彼らに、進学の道を開き、高校で学習意欲を引き出す支援体制ができることを願っている。                                                                                                                                                                                                         
                                                                                                                          【高橋清樹さん から (神奈川県立高校入試の仕組みと高校での支援)】                                                                                                                                                                                     1)神奈川県の高校入試の仕組みとこれまでの活動の経緯 : 神奈川県の公立高校の入試制度には、外国籍生徒対象の「在県外国人等特別募集」があり、1995年に神奈川総合高校  の開校と同時にスタートしました。また同年、私たちの活動母体であるNPO団体を設立し、「高校進学ガイダンス」を全国で初めて開催しました。その後、徐々に特別募集校が拡大し、県 教委との関係も後援名義からガイダンス参加、そして協働事業にまでのパートナーシップを築くことができました。その経緯や制度の改革などを時系列に追ってお話ししたいと思います。 2)高校での支援の取り組み : ME-netは日本語教室を中心とする支援者と高校教員が主体となって作った組織で、設立当初から高校での支援を各個人単位で行っていましたが、高  校での支援の仕組み作りはなかなか困難な状況でした。中には、寛政高校(現鶴見総合高校)の様に独自の入試システムを作って多数の外国籍生徒を受け入れる高校もありました。 県教委との協働事業を展開する中で、2007年に試行として県立高校4校に多文化教育コーディネーターの派遣事業がスタートしました。現在は県教委予算480万で15校にコーディネ  ーターを派遣しています。コーディネーター派遣の効果や課題についてお話しします。また、高校での多様な取り組みも展開し始めています。日本語指導、教科指導の研究、公開授業、  生徒の聞き取り調査、キャリア支援など 3)これからの取り組み課題:①「特別募集」校の拡大と滞日年数の引き下げ ②一般枠の高校での支援体制の確立 ③高校卒業後の社会参加を見据えたキャリア支援のシステム作り

夜間中学校と教育を語る会公式ブログ

2012年03月20日 | Weblog
夜間中学校と教育を語る会の公式ブログを紹介します。



 夜間中学校と教育を語る会公式ブログ


   http://blog.goo.ne.jp/yachu-kyoiku

kodomo-MLより転載 ◇お知らせ二つ @愛知◇

2012年01月15日 | Weblog
1 高校受験をする外国籍生徒のための日本語・作文指導講座

 日時 1月14日(土)~3月17日(土)毎週火曜日・土曜日
     火曜日は16:30~18:30 土曜日は13:00~17:00
     遠方の方は土曜日だけでも参加できます。

 場所 豊明日本語教室プラス エデュケート
     名鉄前後駅から名鉄バスにて5分ほど。「センター前」でおりてすぐ

 費用 無料(ただし教室にくるまでの交通費は自己負担となります)

 参加希望の方は、事前申し込みをお願いします。申し込みは、電話かファックスで名前、連絡先、志望校をお知らせください。中学3年生が原則です。なお講師は愛知教育大学で日本語教育を専門に学んだものが行いますので、ぜひこの機会に該当する生徒がいましたらお知らせください。

その他くわしいことは電話またはファックスでお問い合わせください。
電話・ファックス 0562-92-3822 

2 セミナー「ガイコクジン」から見た「ニホン」~教育現場の声を聞く~
日時 1月28日(土) 午後2時~4時
場所 豊明市商工会館 イベントホール
費用 無料

豊明市が主催で行うセミナーです。豊明市教育委員会と集住地区である二村台にある小学校の校長、加配教員、通訳による現場の声をきき、課題と解決策を探るセミナーです。長く外国籍児童生徒支援にかかわっていらっしゃる方にとりましては、周知のこともあるかと思いますが、特に今後支援にかかわりたいと考えている方や、まだあまり支援の期間が長くない方など、興味のある方は是非ご参加ください。申し込みは不要です。


kodomo-MLより転載 ◇フィリピンの台風の被災者にも救援の手を◇

2012年01月11日 | Weblog
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フィリピンの台風の被災者にも救援の手を
昨年12月16日にフィリピンのミンダナオ島の北部のカガヤンデオロを襲った
台風21号(フィリピンではSENDONGセンドン)により多数の死者,行方不明者、そして多くの被災者が出ました。
未だ救援が十分ではなく、多くの人々が、避難所で生活を余儀なくされています。
地元で活動しているNGOを通じて、励ましの意味で、救援活動を始めました。

カガヤンデオロから1時間ほどにあるNGOのフェアトレードの押し花カードを販売し、1枚250円でそのうちの50円を寄付します。このNGOのスタッフの息子さんも行方不明になっています。

同時に対日フィリピン人コミュニティーによる
“BARYA  MULA  SA  PUSO”(バリア ムラ サ プソ“ 
“心からのワンコインを”というキャンペーもやっています。
チケット1枚が500円でフィリピンの被災者救援の現地機関に送られます。

窓口、販売元:ホイホイ雑貨(屋号)HANDS ON INTERNATIONAL
〒238-0043
横須賀市汐入町2-43
吉澤あや子 046-876-79670
URL:http;//hoihoi –zakka.com  
振込先 :ゆうちょ銀行  記号:10250  番号:54215141
     吉澤あや子

kodomo-MLより転載 ◇「学習会」と「映画上映会」のご案内◇

2011年11月02日 | Weblog
1、11月7日外国人学校に関する東京都議会内学習会

東京都は、アメリカンスクールや朝鮮学校などの補助金
を今年の予算で計上し、議会を通しておきながら朝鮮学校に関してだけは、石原都知事が恣意的に「要綱」をつくり、予算執行をストップさせています。
改めて、すべての子どもたちの学ぶ権利という原点から、外国人学校に関わる
問題を都議とともに考えるべく、下記の学習会を行いますので、ご参加ください。


===============================================
外国人学校の子どもたちの学習権を
  子どもの権利条約の視点で問う!
===============================================

都内にどのような外国人学校が存在し、何人くらいの
子どもたちが学んでいるのだろうか?
その子どもたちの教育環境はどうなっているのだろうか?
などなど現状を明らかにし、子どもの権利や
教育への権利の観点から問題提起ができれば
と考えています。ぜひご参加ください。

◆日時:11月7日(月)午後1時30分(開場)2時~4時30分

◆会場:都庁内議会棟 第2会議室

◆講師:★荒牧重人さん(山梨学院大学教授)
     ★田中 宏さん(一橋大学名誉教授)

◆主催:外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク・東京
    ★連絡先→AITS 新宿法律事務所
           TEL.03-5362-0907


2、ブラジル人学校ドキュメンタリー「¡エスコーラ!」
完成披露上映会のご案内

私たち外国人学校ドキュメンタリー上映会連絡協議会(外ド連)が
神奈川県厚木市の「エスコラ・アクアレラ・ブラジル」を舞台に製作した
「ブラジル人学校ドキュメンタリー『¡エスコーラ!』」が、ついに完成いたしました。

つきましては、ぜひたくさんの方にご覧いただきたく、
下記の通り上映会を行います。
年の瀬のお忙しい時期とは存じますが、ぜひお誘いあわせの上、
足をお運びいただければ幸いです。

〇日時;2011年12月18日(日)14:00~17:00(13:30開場)
〇場所;大阪経済法科大学 麻布台セミナーハウス(日比谷線神谷町駅5分)
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
<プログラム(予定)>
  ・製作班からのあいさつ
  ・「ブラジル人学校ドキュメンタリー『¡エスコーラ!』」上映
  ・田中宏氏(一橋大学名誉教授)ミニ講演会
  ・ブラジル人学校関係者よりメッセージ
〇主催:外国人学校ドキュメンタリー上映会連絡協議会(外ド連)
〇後援:外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク・東京

****製作班より****

……ブラジル人学校を主題としたドキュメンタリーがないなら、
自分たちで撮りましょう……。
こんな思いつき(?)から、「ブラジル人学校ドキュメンタリー『¡エスコーラ!』」
の製作は始まりました。
私たち「外国人学校ドキュメンタリー上映会連絡協議会(外ド連)」の結成は、
2009年8月に行われたある外国人学校訪問プログラムがきっかけでした。
首都圏近郊にある朝鮮学校、中華学校、インターナショナルスクール、
そして今回のドキュメンタリーの舞台となったブラジル人学校への訪問は、
参加者にとって貴重な経験となったと同時に、「外国人学校の存在を
もっと日本社会に知ってほしい」という思いを抱かせるものでした。
そこで、外国人学校の現状をわかり易く伝える手段として映像=ドキュメンタリーに着目し、
横浜山手中華学校を題材とした『中華学校の子どもたち』、
北海道朝鮮初中高級学校を題材とした『ウリハッキョ』の上映会を行ってきました。
そして、3回目の上映はブラジル人学校をと考えていたところ、
私たちの様な団体が気軽に上映できる作品がないことがわかりました。
「ならば!」、で始まったブラジル人学校ドキュメンタリー製作。
映像製作のイロハも知らないメンバーで製作した作品ですが、
「志は一流」の言葉を胸に、
あるブラジル人学校の等身大の日常を表現すべく製作に取り組み、
ここに完成いたしました。
そして、来たる12月18日に、本ドキュメンタリーの初めてとなる上映会を行います。

上映にあわせて、在日外国人問題に詳しい一橋大学名誉教授の田中宏先生の
ミニ講演会もご用意しております。
たくさんの方にご参加いただき、ブラジル人学校のリアルな姿を、
そして外国人学校が置かれている現状を知っていただくきっかけになればと思っています。
皆さまのご参加、お待ちしております。

☆外国人学校ドキュメンタリー上映会連絡協議会(外ド連)☆
問い合わせ先: gakkou@econ-web.net


10月22日 身近な隣人外国人をまず知ることからはじめよう

2011年10月12日 | Weblog
身近かな隣人外国人をまず知ることからはじめよう

 皆さんは錦糸町駅前などを歩いていて、外国語を耳にすることが多い事でしょ
う。

コンビニやスーパー、ファーストフードの店員さんの名札が外国人のお名前
であることもよくありますね。

私たちは本当に沢山の外国人と一緒に住んでいます。

でも、実際に親しく話したり、一緒に何かしたりすることはなく、その隣人
たちの生活を全くと言っていいほど知りません。

 共に住む外国人をよく知らなかった時に起きた大虐殺。

それは今からちょうど88年前9月1日、関東地方を襲ったマグニチュード7.9の「関東大震災」。

約6000人とも言われる無実の朝鮮人が<朝鮮人が井戸に毒をまいた>などのデマにおど
らされた日本人の一般市民に虐殺されたのです。(ここ墨田もその現場の一つです)

 88年前とは違い、さらに多国籍で多様な背景を持つ外国人と共に生活している
現在、誰でもが安心して暮らせるように、草の根から、国際交流、国際理解を深
めて温かい人間の血が通う地域社会を作りたいと思います。

 私たちは日本と中国の友好を願う会として、その第一歩の基本のキ、日本に住
む身近な外国人の生活について学び合う集いを計画しました。

日本語教育を通して豊富なご経験をもつ講師のお話をきき、語りあいます。

ご参加をお待ちしています。


10月22日(土)  午後1時半~3時半

すみだ女性センター
墨田区押上二丁目12番7-111号 電話 03-5608-1771
東武線業平橋駅・押上駅(A3出口)下車5分 スカイツリーそば

京成押上線直通都営浅草線、東武伊勢崎線直通東京メトロ半蔵門線 「押上」
A3出口徒歩5分

東武伊勢崎線「業平橋」徒歩15分

※スカイツリーのすぐそばです。お時間がある方は 
 間近からご覧ください。
             
講師 土屋千尋先生
(帝京大学教授 外国人集住都市や散在地域の研究・実践
 地域のボランティアや行政と共に具体的な外国人支援を展開)

参加費 300円(会場費、資料代)
主催 日中友好協会墨田支部  

「改正」入管法 学習会

2011年10月11日 | Weblog
今からでもおそくない!一緒に学びましょう
知っていますか?「改正」入管法

 2年前に入管法が「改正」されました。でも、その内容を知っている人は当事
者の外国人を含めてほとんどいません。来年7月には施行されます。
 講師の先生が資料を使って分かりやすくお話してくださるこのチャンスにぜひ
ご一緒に学びませんか。

と き 10月23日(日)午後1時半~4時半

ところ 地球市民かながわプラザ中会議室(JR根岸線「本郷台」駅 改札出て左
     すぐ 「本郷台」は「横浜」から約28分)

〒247-0007 横浜市栄区小菅ケ谷1-2-1かながわプラザ(あーすぷらざ)

045-896-2121(代表)
        
講師 佐藤信行先生(在日韓国人問題研究所)

参加費 一般500円 学生300円(資料3冊含む)

主催  神奈川・横浜の夜間中学を考える会 連絡先 三階 045-571-1775
(夜間中学の卒業生、教員、関心をもつ市民など幅広い人が集い、神奈川・横浜
の 夜間中学の発展をめざし、また多くの県民市民に知っていただくと共に広く
教育問題についてみんなで考え交流しています。)