STUDIO+U

日々、クリエイティブに。

安藤忠雄建築展へ行ってきました。

2008-11-02 | 日常


久々に乃木坂の「ギャラリー間」へ行ってきました。

話には聞いていましたがかなりの評判らしく、
会場は今までに見たことが無い程の賑わいでした。

客層も幅広く、おそらく業界と関係ない人々も
たくさん訪れていたと思われます。
ミッドタウンの近所ということもあるんでしょう。

会場構成もとても面白かった。
目玉は屋外展示場を利用した「住吉の長屋」の原寸模型。
ちょうど外部に当たる部分が長屋の中庭部分になっていて、
光の入り方風の入り方がリアルに伝わってきました。

ポルトガルの旅(2日目)

2008-10-20 | 旅行
2日目、7時起床。
朝食はスクランブルエッグにベーコン、ソーセージ等典型的なホテルの朝食。
なかなかいいホテルだったのに寝るために泊まっただけのようで残念。
今日の夜にはポルトへ移動してる。なかなか慌ただしい旅だ。

  

  

天気予報では雨だと報じられていたのに陽射しが強くいい天気だった。
ロッシオ広場から路面電車でジェロニモス修道院へ向かうことにする。

道幅の狭い商店街を路面電車がぐんぐんと進んで行く。街は交通量が多く、
メトロも発達していて便利な様だ。
建物はどれも古びているが趣がある。外壁にはアズレージョと呼ばれる
装飾タイルが張られ、どれもデザインが異なっていて面白い。


 

 

ジェロニモス修道院は装飾の美しさととヴォールト屋根の技巧が素晴らしかった。
そしてそれらが作り出す光の陰影がとても面白い。
陽射しの強さが生み出すマジックである。

  

聖堂内部は細部にわたるまで手抜きがなく圧巻だ。天井のフレスコ画もどうやって
描かれたのか不思議だ。あそこまで高く足場を組んで描いたのだろうか。
屋根の構造体はヤシの木を模したらしい。これと似た屋根を後ほど見ることに
なるのだがそれはまた後で...

ジェロニモス修道院から海へ向かう。いや、海ではなかった。
リスボンにはテージョ川という巨大な川が流れている。

「発見のモニュメント」はそこへ向かって張り出す様に立っている。
ポルトガル創始者のエンリケ王子を先頭に、偉人たちが旅立とうとする様を
表した巨大な記念碑である。

  

午後は徒歩で移動することにする。
ポルトガルの街はとにかく坂が多い。街のいたる所に階段があるし、ケーブルカーで
上ったりもする。中にはあまりにも高低差が激しいのでエレベータで移動する所もある。

高低差が激しい分、高い所から眺める景色は素晴らしい。ヒイヒイ言いながら
上った坂道を振り返ると隙間からテージョ川が見えたり、街並を一望できたりするのだ。

 

 

夕方、街の中心へ戻ってくるとすぐにメトロを乗り継いでオリエンテ駅へ急ぐ。
ここからポルトへ向かう特急列車が出発するのだ。

オリエンテ駅はリスボンで万博が開かれた時につくられた駅らしく、
とにかくアクロバティックな構造が特色である。地下は魚の骨の様に構造体がむき出しと
なり、それに対して地上はヤシの木をモチーフにしたかのような複雑な構造になっている。
そう。昼間見たジェロニモス修道院の屋根を現代風にアレンジしたものである。
あちらは石の重厚なデザインだったが、こちらは鉄骨とガラスで軽やかに見せている。

 

 

そして博覧会会場だった跡地に、ポルトガルの建築家アルヴァロ・シザの
建築を発見する。真っ白な外観と単調な開口部の表層。そしてまるでふわっと幕で
覆ったかのようなコンクリートの巨大な屋根。

コンクリート!?幕のように垂れ下がった屋根がコンクリートなのか?

まるで建築博覧会のような他の建築を横目に、シザは単純な造形でこの会場で最も
インパクトのある建築を作っている。抜群の存在感でそこに鎮座している。
駅舎で受けた構造の技巧も素晴らしかったが、ここではさらにそれを超える
存在感に圧倒されてしまった。

 

 

会場を後にした頃、突然スコールのような雨が降り始めた。
残念ながら天気予報が当たってしまった。日が沈む頃、特急列車がポルトへ向けて
出発した。アルファペンデュラー(通称AP)と呼ばれる。いわばこっちの新幹線である。
それに揺られて約3時間でポルトへ到着した。

明日以降はポルトガル第二の都市ポルトで、さらに建築づくしの旅となる。

ポルトガルの旅(1日目)

2008-10-19 | 旅行
いつも通り6時起床。8時の成田EXPに乗るため新宿へ向かう。
電車は通勤ラッシュのど真ん中で、バックパックの旅行者は
周囲から明らかに浮いてる。

9時半に成田空港駅に到着。旅行メンバーと合流する。
メンバーは相棒と、相棒の勤める設計事務所の所長夫妻だ。

彼らは飛行機に乗り込む直前までFAXやら電話やらで
現場に指示し、クライアントと打ち合わせしていた。
本当に旅行なんて行ってる場合なのかと思う。

自分もそう。なかば強引に夏休みを取った。
思えば学校を卒業して社会人になってから、一週間も休みを取るなんて
初めてだ。長期の旅行に行くのは転職の合間だけだったな。

飛行機が飛んでしまえば完全に現実から切り離された。
航空会社は初搭乗のBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)。
座席はエコノミーより一つ上のクラスらしく、両端に2つ、
中央に4つと奇跡的なスペースだ。

一度これに慣れたら二度とエコノミーには乗れないだろう。
手元のコントローラでDVDやゲームまで楽しめてしまう。
アメニティは靴下や歯ブラシが付いている。
約12時間のフライトでイギリスのヒースロー空港に到着した。




ヒースローで2時間くらい余裕があったので、空港のレストランで
フィッシュアンドチップスを食べた。これぞイギリス名物。
芋も白身も後に嫌気が指す程食べることになるのだが、
今日のはこれはこれでなかなか美味だった。

夜の22時にリスボン空港に到着。4人で市街地までタクシーで向かうが、
4人で40ユーロも取られた。4人いるからだと運ちゃんは主張していたが、
完璧ボラれた。

ロッシオ広場というリスボンの中心の広場で所長夫妻とは別れる。
ホテルは四つ星というからなかなか立派。
一人だったらきっと安ホテルかユースホステルに泊まってただろう。

初日は移動で終わる。

ポルトガルへ行ってきました。

2008-09-15 | 旅行


夏休みにポルトガルへ行ってきました。

日本からの直行便が無く大変不便なため、日本人にとっては
縁遠い国であります。そのためか東洋人をほとんど見かけませんでした。

首都「リスボン」そして第二の都市「ポルト」。

ポルトは映画「魔女の宅急便」で主人公のkikiが修行に選んだ街の
モデルになった都市と言われています。

そしてなんといっても、今なお活躍する建築家アルヴァロ・シザの
多くの名作がポルトガルの各地にあります。

ヨーロッパは約10年前、バックパック背負って夜行列車を乗り継いで
安宿を泊まり歩いて旅して以来です。しかもポルトガルは初訪問になります。

現地に居たのは5日程でしたが、充実の旅でした。

これから少しずつ旅のダイジェストをお伝えします。
お楽しみに!

軽井沢の旅'2008

2008-08-21 | 旅行


今年も恒例の軽井沢の旅へ行ってきました。

大学を卒業してから間もなく10年になろうとしています。
すっかり夏の恒例行事になってしまいましたが、
年に1回しか会わないメンバーもいて、これが言わば
同窓会みたいなもんです。




今年は2年ぶりに「石の教会」へ行ってきました。
見るたびに一体どうやって施工したのか不思議になります。
内部はひんやりとしていて洞窟の中にいるかの様な気分になります。




隣接する軽井沢高原教会です。
この後すぐに式を終えた花嫁花婿が登場しました。


・・・で、散歩が終わったら食材の買い出しです。
軽井沢と言えばテニスでもゴルフでもなく、
お庭でバーベキューでしょう。


にくにく...!


さかなさかな...!


いもいも...!


今年はスイカも登場です。


最後は焼きそばで残りの野菜と肉を食べきりました。




暑い東京を逃れての快適なリゾートの旅。
年に一度きりのお楽しみ。
また来年会いましょう...

うまい。

2008-05-27 | 日常


最近お気に入りのクッキー。

バターのフレーバーが素晴らしい。

奇跡の逸品?

2008-05-24 | 日常


最近ゲームでも買おうと色々研究してます。

本当はwiiが欲しいのですが、一人暮らしでそれ買ったら
かなり寂しい結果になりそうなので、
とりあえずはやめておこうと思ってます。

たぶん自分の似顔絵キャラが一人だけ
ぽっつーんといるんでしょうし。

それならポータブルゲーム機をと、DSかPSPを検討中。
値段の手頃さなんかを考えるとDSなんですが、
画質やソフトを見るとPSPも捨てがたい。

そんな頃に実家から発掘して保護してきたのが写真のやつです。
通称”ゲームウォッチ”。2段の画面になっているマルチスクリーン
ってやつで、当時は画期的だったと思います。

プレステやファミコンよりも前の時代で、花札やトランプを
売っていた地味な任天堂を一気にメジャーに押し上げた
ポータブルゲームの先駆けです。

写真は「ドンキーコング」です。マリオというキャラはここから
生まれたんだとか。ちなみに続編の「ドンキーコングJr.」
ではマリオが唯一悪役で起用されています。

どっちもファミコンよりも前から起用されていた歴史ある
キャラなのですね。

ちなみにこのゲームウォッチは今でも完璧に動きます。
会社に持って行ったら社内中に回覧されていきました。

アイアムB。

2008-05-17 | 日常


「よくB型って言われない?っていうか実はB型でしょ?」
なんて聞くと、B型でない人はショックを受ける様です。
血液型批判が始まると大体B型はボロくそに言われます。

そんなB型をざっくりと知るためのB型ガイドブックです。
ちなみにA型のもあります。

几帳面なA型と自由でマイペースなB型というのが一般論ではないでしょうか。
ヴェルディ対マリノスや巨人対阪神の伝統の一戦があるように、
A型とB型は常にライバル同士、対立した存在として扱われがちです。

大体こんな本で分析できるほど単純じゃねぇんだよ!って悪態つきながらも、
もっと取り上げてくれ!って思うのがB型。
自分勝手だの気分屋だの変人だのと批難されても、
そんな自分を結構気に入ってるのがB型。

ぜひご一読を。

デビュー。

2008-05-11 | 日常


最近新しいことを始めるというのが難しくなってきましたが、
最近新しいことを始めてしまいました。

会社で”ゴルフクラブ”なんてものが発足してしまい、
そこの初回メンバーに無理矢理登録されてしまいました。

まぁ上手くならなくても、”やったことがある”というのが
大事なことで、何事も経験だから良いでしょう。

月末に会社でコンペが開かれることになり、それに備えて
練習も開始しています。実はこっそりコースデビューも
果たしてしまいました。

駅とかで傘の柄を使ってグリップを練習するおっさんの
気持ちがなんだかわかる様になってしまいました。

誕生日。

2008-05-11 | 日常


今年の誕生日はイタリア料理をごちそうになりました。

ケーキに書かれた言葉はイタリア語。
たぶん「お誕生日おめでとう」的な言葉だと思う。

30を過ぎた辺りから自分が何歳かよくわからなく
なってきましたが、アキバのメイドばりに
「永遠の20歳」とでも言い続けたいなー。