2011年10月12日

ストロボライト

青山景自殺しちゃった・・
「よいこの黙示録」の続きは永遠に読めないなあ
大好きな漫画家だったのに

最近妙に原稿が黒かった
影が多くて
鬱のときの玉吉みたいだったなあ

ストロボライト
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2011年09月24日

SHINY HAPPY PEOPLE

R.E.M.の話、続く
どこかで書いたことかもしれないけど

高校一年生ごろ
遅まきながらロックンロールに魅入られた自分は、兄弟もなく情報もない状態で、地元のレンタルCD屋の洋楽CDを「あ行」から有名そうなやつを借りていこうと思い立った
今思えばなんだか馬鹿げてるし、なぜ「A」から始まらないんだという疑問もある
ともあれそのおかげでアズテック・カメラとかに出会えたのだからよしとしようか
そんな中で初めて音からはまったのが「あ行」のR.E.M.というわけだ

最初のアルバムは「OUT OF TIME」
ベタに「SHINY HAPPY PEOPLE」のポップさにやられて夢中に聴いた
今でもこのアルバムはR.E.M.のアルバムの中でトップクラスのとっつきやすさを持ってると思う

そして1STから順番に聴いていって「DOCUMENT」で完全に自分の中での重要なバンドが出来上がった
未だにアルバムならこれがベスト
スケールがでかくて、でもダイナソ−・ロックとは一味違った軽やかさ
これこそが10代の自分が思い描く「アメリカの音」だった

2000年代に入ってリリースされた「RVEAL」にももってかれた
とくに「IMITATION OF LIFE」

 何もこわくなんかない
 こっちにおいで、もっとこっちへ!
 でも俺の泣いた顔なんて誰にもみせてやんないけどね

そんなフレーズのあとに胸をかきむしるようなシンセの響き
未だに聴くたびここで涙ぐむ
比喩でなく、マジで
そんな曲、これしか知らない

http://twitter.com/#!/magmagro/status/116711802934542336
ここでまぐろさんが言ってる通り
「R.E.M.って、聞き手を甘やかしてくれるわけでもなく、かと言って突き放すでもなく」
そんな絶妙な感覚が彼らの魅力だ
革新的な音楽スタイルを持ってるわけでもない
アメリカのインディ・ギター・ロックとしては王道すぎるほどに王道
しかし大仰すぎず、偏狭すぎず
常にUSロックのど真ん中を確かな足取りで歩み続けた彼らは「アメリカで最も偉大なバンド」のフレーズにふさわしい

できれば一度ライブを見たかった
ゆっくりやすんでおくれ


おすすめアルバム三枚
Document
Document
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Murmur
Murmur
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Automatic for the People
Automatic for the People
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オススメ曲
IMITATION OF LIFE
上で説明した通りの名曲


POP SONG 89
「天気の話をしようか、それとも政治の話でも?」


IT'S THE END OF THE WORLD AS WE KNOW IT(AND I FEEL FINE)
最も好きな曲








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2011年09月23日

IT'S THE END OF THE WORLD AS WE KNOW IT(AND I FEEL FINE)

R.E.M.解散
腑に落ちるような落ちないような
嫌、すまん、嘘だ
本当はスゲーショックだ

ロックンロールを知り始めた16の俺がはまったもの
ストーンズ、フー、ジョニーサンダース、クラッシュ
そしてR.E.M.
こんなにも自分にとって大切なバンドだったのか、と
心になんだか穴が開く

ああ、こんなにも穴が開くなんて



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2011年08月15日

COME TOGETHER

サマソニ大阪一日目に行ってきたのでレポートを

ちなみにフェスレポによくある写真UPは一切なし
なぜなら!このときiPhoneを水没させ復旧中だったから
無事直ったからよかったけど、このころの心細さといったらない
自分はこんなにも携帯中毒になっていたのだなあと実感
とくに一人でいったもんだから、暇の潰し方がわからなくて困った
昔は携帯なんて持ってなくとも平気だったのになあ


まずは期待のTHE MORNING BENDERS
開始ギリギリでなんとか間に合ってバッチリ見れた
アルバムどおりのドリーミーでロマンチックな空間
まだ観客を引き込むパフォーマンスというようなものではなかったけど
今後の展開が楽しみだ
ラストは名曲「EXCUSES」をしっかりやってくれた
もうちょっと観客が曲を聴いててくれたらよかったのになあ
まだまだ浸透度は薄い模様


DEERHUNTER
最近じゃ最もはまってるバンドだったけども
もう圧巻
この日のベスト
もっとズブズブのシューゲイザーノイズの洪水かと思ったら全然アッパーで
二つのギターが作り出すグルーヴが心地よく、体が自然と揺れる
彼らがブラック・リップスを輩出するアトランタのシーンから出現した事実を実感
ライブバンドとしての実力も申し分なし
ワンマンを見る機会があったら是が非でも見たいバンドだ
それにしても自らサウンドチェックしてなんとなく始まるのは驚いた
そして自分たちで撤収作業
なんというか本当に生粋のライブバンドなのだなあ
イメージが全然変わった


METRONOMY
以外にエンターティナー
ほんともっとデカいステージが似合うんじゃないかと思う
演奏はしっかりしてるし、見てて面白い
ベースアンプのトラブルのせいか曲間が開きすぎて間延びしてしまうも、本人達の過失ではない
内容は文句なし
こういうバンドが日本でももっと売れて欲しい、と思う
文句なく踊れるのに


THE POP GROUP
まさかの復活
そりゃ見るしかないッス

もっとアヴァンギャルドなイメージだったけど
全然ポップな質感
つまりは彼らの行った実験の数々が現代ではしっかりと花開いたという証明か
アヴァンギャルドな音楽性のニューウェーヴバンドの楽曲は今聴くとより良さがわかる

見た目はすっかりおっさんになってるマークだけど、フリーキーなヴォーカルは健在
しかしまさかこの目で彼らが見られるなんてなあ
伝説を見た、という思いだった

ここでようやくSONIC STAGEを出る
野外フェスなのにここまでずっと屋内
ここまで見たいバンドがメインでやらないフェスも今までになかった

メインステージには行かず、食事をとってMOUNTAIN STAGEへ
食事中にジョンスペが聴こえてウズウズするも仕方がない
メシは食わねば
フェスって何を見るかより、何をあきらめるかで悩む


MOUNTAIN STAGEにてP.i.L.
いいとは聴いていたが、本当にいい!
別人のようなルックスになってしまったかつてのジョニー・ロットンだが
ジョン・ライドンとしてならアリだ
本当にかっこいいの
こんなにヴォーカリストとしてすごかったんだ、って今さら思う
アクションのひとつひとつもキマってて、まさに最高のパフォーマー
ポップ・グループと同じようにアヴァンギャルドな音楽性は今や驚くほどポップになっているが
まあそこはフェス仕様のご愛嬌か
もうちょっと無茶苦茶やってくれても大丈夫ッスよ
セックス・ピストルズの再結成の十万倍は価値があるぜ


そしてトリ
PRIMAL SCREAM!
なんつったって「SCREAMADELICA」やるっつーんですから!
見ないと!
このためにチケットとったようなもの

一曲目はもちろん「MOVIN’ON UP」
もう最高潮
初めて聴くわけじゃないけれどやっぱりこれで始まるとあがるあがる
みんなで大合唱
続く「SLIP INSIDE THIS HOUSE」
「DON’T FIGHT IT,FEEL IT」
滂沱の涙
そして「DAMAGED」
ん?「DAMAGED」?アルバムどおりやるわけでは・・ないのね?ん?
ちょっととまどってると急にお腹の調子が悪くなる
そんな!これが楽しみだったのに
やむなく前線から離脱
トイレへ直行
泣きました
なぜ、こんな時に・・

帰ってきたらちょうど「HIGHER THAN THE SUN」!
神は俺を見捨てていませんでした(見れてないのは「DAMAGED」の途中と「I’M COMIN’DOWN」だけの模様)
月をみながらタバコをふかし、のんびり「HIGHER THAN THE SUN」
こんなのも悪くないかも

そして「LOADED」、「COME TOGETHER」のながれ
至福の時間があたりを包む
本当にこのまま永遠にこのビートが続いてくれたらって思う
セカンド・サマー・オブ・ラブなんてもちろん後追いだけど
こんな感覚だったのかってふいに思う
そんな季節を体験するのは悪くないんじゃないかと

観客との「COME TOGETHER」の大合唱のあといきなり「COUNTRY GIRL」!
何?
「SCREAMADELICA」だけじゃないの?
もうなんでもいいか!ってんで再び最前線へと侵入
踊り倒す
だってそこから「JAILBIRD」、「ROCKS」のロックンロール三連発
これで盛り上がらないならもうロックンロール聴くのやめるべきって話だ

それにしても本当にボビーはロックンロールというものを知っている
センスがいつも正しいというか真っ当というか
グラム・パーソンズにしてもコルトレーンにしても、ストゥージズにしても
引用がいつも正しい
まさにロックンロールの申し子であり
ロックンロールの貴種だ
そんなことをステージに佇むボビーを見ながら思った
ダークスーツに赤いシャツがここまで似合う男もいないでしょ


帰りに初めてメインステージにはいってレッチリ
メインステージでかいな!
いまさらなことを思ってるとちょうど「CALIFORNICATION」
大好きな「UNDER THE BRIDGE」も聴けた
でも正直ジョンの不在は痛かった
特にコーラス面ですごく不在を感じちゃうんだ
特に「UNDER THE BRIDGE」は
ジョンのいないヴァージョンだって聴いたことある曲のはずなのに
不思議


SONIC STAGEのSUEDEはラスト一曲だけ間に合った
バーナードと一緒にやる編成があったらいいのにな
あんまり「COMING UP」期は思いいれがない


そんな感じで8年ぶりの野外フェスは終わりました
なんだかんだで楽しんだ
心地よい疲労とともに余韻にひたってます

babyblue1 at 07:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月06日

六月の勝利の歌を忘れない

自分が持っているユニフォームシャツは二枚しかない
ロベルト・バッジォと、
松田直樹だ

広島出身の自分がサンフレッチェからマリノスファンになってしまったのは松田が大好きだからだ
類稀なる才能と、荒ぶる闘志
狂気すらかんじさせる眼差しにやられた
日本代表として、W杯ベスト16に貢献し、マリノスの黄金期の立役者とはいえ、
その才能がフルに発揮されてたとはいいがたい
独特のキャラクターとムラっけがなければ本当の意味で世界レベルの選手になっていたと思う
そんなどこか不安定で、しかし憎めない松田がまた魅力的だったのだが
ナンダテメーといいながらオーバーラップしていく松田
やるよ!?やっちゃうよ!?の伝説
そんな破天荒な男の不思議な魅力
ガスコインやロマーリオ、カッサーノ、マラドーナのような感じと言えばわかっていただけるだろうか
そんな松田が、こんなにも早く逝くなんて
信じられないよ、マツさん
松本の緑のユニフォームのままJリーグに殴り込む姿が、見たかった
冥福をお祈りします
ありがとう

babyblue1 at 01:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月03日

ROCK’N’ROLL STAR

がんばれ松田直樹
生きてくれ
またそのプレーを
奔放なキャラクターを
とびきりの笑顔と狂気を見せておくれ

起きろ
松サン

babyblue1 at 00:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年07月30日

地には平和を

かえすがえすもご迷惑を
従来のメルアドはいかれておりまして
できればコメント欄でご返信したメルアドに送っていただけるとうれしいです
以上私信でした

星新一はすでになく
小松左京も亡くなった
筒井には末永く元気でいてもらいたいものだ
大阪では毎週はテレビで筒井が見れる
よく考えたらそれは豪華だ


babyblue1 at 02:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年07月24日

PSYCHOTIC PEACTION

結婚の報告をしたら、ずっと探していた人がコメント欄に祝いの書き込みをしてくれてた
連絡先が変わったみたいで連絡とれずでしたが
あなたをずっと探していました!
是非ともあいたい
勝手にしやがれとかカウント・ファイブを聴くと思い出すのです

babyblue1 at 04:08|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2011年07月23日

サンシャイン

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ツイッターで馬鹿な発言をしてさらされるものにもうんざりするが
ここぞとばかりに祭り上げるものにもうんざりするところでは、ある
ネット社会は自由どころか僕らには窮屈さしかくれないみたいだ

本当に意味のないこと、馬鹿なこと、くだらないことに世界は厳しくなった
いい歌やいい言葉
感動や感傷の大洪水で息も出来ない

そんななかシガヴェッツとボウディーズ、そしてHiGEは本当に意味がない
ただご機嫌に笑ってるだけ
そんな彼らが何よりも信用できる

「青空」や「サンシャイン」でふらふらと漂いながらシニカルに笑い飛ばしてたい
「テキーラ!テキーラ!」でビートに身をゆだねて踊るのもいい
面倒くさいことなんてやらない
闘争なんか放り出してぐっすりおやすみ


babyblue1 at 00:41|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 名盤 

2011年07月22日

スローバラード

友人、お世話になった各位
諸事情で報告バラバラになってますが
7月15日に籍を入れました
ただただがんばります
ずっとずっとがんばっていきます

babyblue1 at 23:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年07月12日

THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY

Village Green Preservation Society (Dlx)
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キンクスの最高傑作もリリース当初はほぼ「黙殺」という悲惨な結果を生んだものらしいのだが
68年という世の中がサイケデリックに浮かれてた時代ならばむべなるかな

テーマは一言で言えばロックも若者も全部ひっくるめた時代の潮流そのもへの反抗
時代がうねり速度を増していくなかで、あえて立ち止まり消え行く文化に思いを馳せる姿がここにある
フォークロックを中にした曲作りは楽曲の良さを際立たせている
脂が乗り切った曲作りの才能と特異な頑固者の魂が融合した快作だ

グローバリズムに侵食されていく現代こそもっと聴くべきだろう

ここからの数作は歴史に埋もれた傑作ぞろいだ




babyblue1 at 02:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 名盤 

2011年07月08日

BUG

Bug
Bug
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かつてクラッシュは「ロンドンは退屈で燃えている」というリリックを持っていたが
そんな「退屈が燃えている」状態を音像化したのがダイナソーJr.の「BUG」だ
倦怠感ばかりが先行するヴォーカル
そして心の隙間を埋め尽くさんばかりの轟音ギターサウンド
後の90年代のグランジをサウンドでも精神性でも完全に先取りしていたとも言える

やかましさはそこらのメタルバンドでも足元にも及ばないほどの音量ながら
伝わってくるのは気だるさ
そしてそれがどこか心地いいのだから始末が悪い

平日の夕暮れにでもだらだらと聴いて呆けるのがオススメ

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2011年07月07日

THIS IS HAPPENING

This Is Happening
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当初はLCDのラスト作としてリリースされた三作目(ここんとこの事情の本当にラストなのかどうなのかよくわかんないけど)
センスの塊のような1STからもう夢中だった
ヴェルヴェッツの引用にしても「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」を持ってくるあたり、今作も相変わらずマーフィーは「わかってる」
そうマーフィーは日本で言うなら高田渡ばりに「わかってる」男なのだ
何よりもまず優秀なリスナーであるからこそのセンスの良いプロダクション、そして音楽への愛
それが最高の形で結実した集大成が「THIS IS HAPPENING」
2010年のポップ・ミュージックのど真ん中は間違いなくここだった


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2011年07月06日

THIS IS ONE

Stone Roses: 20th Anniversary Remastered Edition
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いまだに生涯出会った音楽のなかでNo.1かもしれない
一曲目のイントロのざわめきから何度聴いても期待で胸がたかぶる
荘厳なベースライン
やがてかぶさる四つ打ちのキック
完璧

全編を多い尽くす万能感
キラキラ光る陽性のサイケデリック
新しい時代の到来を祝祭するビート(もう20年以上前の作品だというのに!)
どれだけ時代が移ってもそのすべてが未来へ続く扉のような音楽なんだ

世界最高のバンドは自分にとってストーン・ローゼズのことである
その輝きは一瞬だったが
この煌きは永遠だ



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2011年07月05日

MERRIWEATHER POST PAVILION

メリウェザー・ポスト・パヴィリオン
メリウェザー・ポスト・パヴィリオン
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音の洪水が紡ぎだすポップス
現代版「ペット・サウンズ」と断言してもいいサイケデリックな白昼夢
かといって閉じたポップではなく、どこまでも見通せる開放感が心地いい
マニアックなポップ職人アニマル・コレクティヴが時代の波に押し出され
ついに世界の頂から鳴らすことになった一大傑作
ここにあるのはマニアックな快感ではなく、大衆を夢想させるような歓喜の渦
アニマル・コレクティヴをここから始めるのも悪くない

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2011年07月04日

MOVE OVER

ムーヴァー
ムーヴァー
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90年代UKでグルーヴ感たっぷりのホンモノのロックンロールを鳴らしたバンドは三つ
スーパーグラスと60FTドールズそしてムーヴァーだ

ポップなメロディとR&B感覚を持ったグルーヴ
気分を高揚させるタンバリン
バラードはどこまでもスウィートで暖かい
オールドスクールなロックンロールでもまだここまで人の心を揺らすことができる
まさにラーズの正当な後継者
オアシスのグルーヴと比べればロックンロールとしての才能は歴然だ

埋もれたままでは惜しすぎる珠玉の名盤


babyblue1 at 19:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 名盤 

2011年07月03日

FIRST RAYS OF THE NEW RISING SUN

First Rays of the New Rising Sun
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ついに手を出してしまった
長いジミヘンの未発表のジャングルに
でもすごい!良すぎる!もう戻れない・・

といってもこのアルバムはジミと行動を共にしていたエンジニア、エディ・クレイマーが可能な限りジミの遺志を組んだ作品(タイトルもジミ自身が生前に実際に次回作用に考えてたもの)
いわば準オリジナルアルバムと言っていいほどの出来
自分が高校のころまでは、ジミの死後にいろんな未発表曲をぶち込んだ「新作」が粗製濫造されてて
勝手にトラックを重ねたりして(それがけっこう酷い仕上がりだったり)、無残な有様だった
自分がジミの未発表ものに辟易して聴かなくなったもこのせいだ

しかし95年、ジミの親族達が音やその他の権利を裁判で勝ち取り、エクスペリエンス・ヘンドリクスを立ち上げて管理するようになると状況は一変
このアルバムを初めとして確かな仕事で良質な作品集を実現するようになる
リマスター後のオリジナル三作も素晴らしい出来だ

それにても「FIRST RAYS OF THE NEW RISING SUN」である
サイケデリックで心象世界をそのまま音像化させたような「エレクトリック・レディランド」までの作品と違って
ギターがより生々しくドライヴし、ファンクをかんじさせる肉感的な作品
それが本当に70年代のジミヘンをじゅうぶん予感させるもので、この作品がモノになってたらどんなにすごいことだっただろうかと思う
夢を託すことの出来る未発表曲集
素敵じゃないか



babyblue1 at 22:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 名盤 

2011年07月02日

MY BEAUTIFUL DARK TWISTED FANTASY

My Beautiful Dark..
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去年の音楽誌のベスト企画を総ナメにした快作
いや怪作か
万華鏡のような多種多彩なきらめくトラックにのかってくるズブズブの感情
一人の個人から発される過剰な情報量に圧倒される

マイケルやプリンス、P−FUNK系
ジミ・ヘンドリックスにアウトキャスト
かつてはJBやブルーズマンまで
ブラック・ミュージックの傑作は「過剰」であることが望ましい
現状を笑いばし粉々にするパワーこそが世界を変えていくのだ

近作も過剰
トラックだけ聴いててもクラクラするほどのケレンたっぷりの大ネタの応酬
どこまでも過剰
つまり傑作
カニエの作品にはハズレなし

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2011年06月30日

泰安洋行

泰安洋行(紙ジャケット仕様)
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ハリー細野こと細野晴臣最高傑作
エキゾチックなリズムとメロディーで、妖しくもわくわくするようなインチキアジアワールドが展開される
トータリティも楽曲の質も完璧
30年以上前に日本のロックはここまでの高みに上っていたのだ
「香港Blues」のゾクゾクするような冒頭のかっこよさにはいつもしびれる

大滝詠一の「ナイアガラ・ムーン」とこれがあるというのにまだはっぴいえんどが必要か?
「風街ろまん」は素晴らしいが、ことさらに崇め奉る必要なんかない
「泰安洋行」さえあればね


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2011年06月28日

MICROCASTLE

今年のサマソニは是非とも大阪の一日目に行きたい
多分行けないっぽいけど、なんとかならんものか
なんたってディアハンターとメトロノミーは見たい
マイクロキャッスル
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ナイツ・アウト
ナイツ・アウト
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ディアハンターなんかもうスゲー好き
この2連コンボは最高だ

そしてプライマルが「スクリーマデリカ」やるっていううじゃないか
スクリーマデリカ(20周年アニヴァーサリー・ジャパン・エディション)(完全生産限定盤)(DVD付)
スクリーマデリカ(20周年アニヴァーサリー・ジャパン・エディション)(完全生産限定盤)(DVD付)
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これは見なきゃ一生後悔クラスだろう
一日目すごすぎ
でもPILとポップ・グループかぶるといやだなあ
どっち見ていいか迷うじゃないか!


babyblue1 at 02:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)