2024年04月13日

アウト・フロント ・・・ ブッカー・リトル

僅か23歳で亡くなったジャズ・トランペッターのブッカー・リトル ・・・

ジャズ・アルバム各種 (7)「アウト・フロント」
画像下段、右。

若くして亡くなったので、吹き込みもそんなに多くは残されていませんが、それでも少ないながらも名演が残されています。

このアルバムもそんな一枚 (’61年 キャンディド盤) になり、共演メンバーはアルト・サックス、バス・クラ、フルートなどがエリック・ドルフィー、トロンボーンがジュリアン・プリースター、ピアノがドン・フリーマン、ベースがロン・カーターでドラム、パーカッションがあのマックス・ローチという、凄腕のメンバーたち。 原題は、「アウト・フロント 〜 ブッカー・リトル・アンド・ヒズ・クインテット・フィーチャリング・マックス・ローチ」 になりますので、つまり、名ドラマーのマックス・ローチが強調されています ・・・

ですが、ここではそのマックス・ローチやエリック・ドルフィーらの凄い共演メンバーと渡り合うブッカー・リトルを聴くことが出来る一枚で、ブッカーのトランペットも冴え渡る、素晴らしいアルバムに仕上がっています。 個人的には、ワンホーンのブッカー・リトルも素晴らしかったですが ・・・ とにかく、残されたレコーディングは多くないので、残されている演奏を聴いて楽しむだけ、ですね。

このアルバムがリリースされた年の秋 (10月5日) には、ブッカー・リトルは亡くなってしまいます ・・・ リトルがもっと長生きしていたら、その後、どんな凄い演奏を聴かせてくれたのか、などと考えるのはナンセンスかと思います!?



ブッカー・リトルの音源 [2]

このアルバムに収録のナンバーから ・・・
「ウィ・スピーク」





こちらのナンバーも どうぞ ・・・
「ヘイジー・ブルース」





ラスト・アルバムとなった 「ブッカー・リトル・アンド・フレンド」 からも1曲 どうぞ ・・・
「ブッカーズ・ブルース」




関連記事 :
ブッカー・リトルの音源 (オープニング・ステートメント、マイナー・スウィートの音源)
ワン・ホーンのブッカー・リトル (’60年 ブッカー・リトル、タイム盤)
エリック・ドルフィーの音源 [2] (ファイア・ワルツの音源、 ブッカー・リトル参加)
これ のけぞっちゃいました! (’61年 アット・ザ・ファイヴ・スポット Vol.1、ブッカー・リトル参加)
フリーダム・ナウ! (’60年 マックス・ローチ 〜 ウイ・インシスト!、リトル参加、 音源付き)

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マックス・ローチ、 エリック・ドルフィー、 ジュリアン・プリースター、 ロン・カーター 関連記事 :
マックス・ローチの音源 & 映像 (ヴァルス・ホット、ジョードゥ、限りなきドラムの音源、他1映像)
フリーダム・ナウ! (’60年 マックス・ローチのアルバム、ウイ・インシスト!、 音源付き)
エリック・ドルフィーの音源 [2] (ファイア・ワルツの音源)
エリック・ドルフィー ・・・ ラスト・デイト (’64年 ラスト・デイト、 音源付き)
ザ・リトル・ジャイアント ・・・ ジョニー・グリフィン! (ジュリアン・プリースター参加、音源付き 他)
アウト・オブ・ザ・クール ・・・ ギル・エヴァンス! (ロン・カーター参加、 音源付き)

この他、マックス・ローチ、 エリック・ドルフィー、 ジュリアン・プリースター、 ロン・カーター 関連記事、記述 多数あり。

上の画像6枚中、紹介済みのアルバム :
画像下段、左  タイム盤のソニー・クラーク・トリオ!
画像上段、右  ティナ・ブルックス ・・・ バック・トゥ・ザ・トラックス!
画像下段、中央 キム・パーカー ・・・ グッド・ガール!
画像上段、中央 ユニット・ストラクチャーズ ・・・ セシル・テイラー

2024年04月03日

ジミー・ロジャース・オール・スターズ ・・・ ブルース・ブルース・ブルース!

シカゴの大物ブルースマン、ジミー・ロジャースです。
ジミー・ロジャース・オール・スターズ名義でのアルバム。

「ブルース・ブルース・ブルース」
画像下段、中央。

ブルース、ブルース・ロック、ソウル、ゴスペル・アルバム各種 (31)ジミー・ロジャースのラスト・アルバムとなった一枚 ・・・

ジミー・ロジャース (Vo、G) との共演ゲスト・ミュージシャンは、ローウェル・フルスン (Vo、G)、タジ・マハール (Vo、Hca)、エリック・クラプトン (Vo、G)、ミック・ジャガー (Vo)、キース・リチャーズ (G)、ロバート・プラント (Vo)、ジミー・ペイジ (G)、スティーヴン・スティルス (Vo、G)、ジェフ・ヒーリー (Vo、G)など。

こちらもゲスト的ですが、バックを固めるのはギターがジミー・D・レーン (ジミー・ロジャースの息子)、ピアノがジョニー・ジョンスン、ベースがフレディ・クロフォード、ドラムがテッド・ハーヴェイで、他にハーモニカのキャリー・ベル (4曲)、同じくハーモニカのキム・ウィルスン (6曲)。 さらにタジ・マハールが2曲でハーモニカも吹いていますので、ほぼ全曲ハーモニカ入りとなっています。
演奏しているナンバーは、もちろんジミー・ロジャースの曲が一番多いですが、他にはシカゴ・ブルースの有名ナンバー中心の選曲になっていますが、まあ致し方ないところ ・・・ 全12曲。

歌に関しては色々なパターンがありますが、基本的にはジミー・ロジャースはゲストとともに全曲で歌っています。 仕上がり的には、どのナンバーが一番とか、凄いとかは書くことは出来ません ・・・ ゲスト・ミュージシャンもそれぞれ頑張って、ジミーさんとの共演を楽しんでいますので。

個人的感想ですが、このアルバムの価値を高めているのは、ハーモニカのキャリー・ベルと、同じくハーモニカのキム・ウィルスン (ザ・ファビュラス・サンダーバーズ) で、彼らのハープが入ってジミー・ロジャースをバック・アップしていなければ、後年の大物ブルースマンによくあるようなアルバム (お金と時間だけは掛かっているが、そんなには面白くないもの) になっていたかも ・・・

蛇足ですが内側のジャケ裏には、借り物かもしれませんが、何故かギブソンのB・B・キング・モデルの 「ルシール」 を抱いてレコーディングを行っているジミー・ロジャースが写っています。



ジミー・ロジャースの音源 [6]

このアルバムに収録のナンバーから ・・・
ジェフ・ヒーリーがヴォーカル、ギターで共演。 ハーモニカはキム・ウィルスン。
「ブロー・ウィンド・ブロー」





エリック・クラプトンがヴォーカル、ギターで共演。 ハーモニカはキャリー・ベル。
「ブルース・オール・デイ・ロング」





ミック・ジャガー、キース・リチャーズが共演。 ハーモニカはキム・ウィルスン。
「ドント・スタート・ミー・トーキン」





タジ・マハールがヴォーカル、ハーモニカで共演。
「ルーデラ」



収録ナンバーが少なめなので、残りは ぜひ アルバムでお聴きください。
なお、ジミー・ロジャースは、’97年の12月に73歳で亡くなっています ・・・


関連記事 :
ジミー・ロジャース ・・・ ユーアー・ザ・ワン 〜 ザ・シカゴ・ブルース・マスター! (音源付き)
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このアルバムで共演するミュージシャン 関連記事 :
ハング・ダウン・ヘッド ・・・ ローウェル・フルスン (ローウェル・フルスン、 音源&映像付き)
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エリック・クラプトン ・・・ ’75年のライヴ盤 & 過去のアルバムなどの話
(エリック・クラプトン、 音源&映像付き)
デビュー・アルバム ・・・ ローリング・ストーンズ!
(ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、 音源付き)
ザ・ハニードリッパーズ の ヴォリューム・ワン!? (ロバート・プラント、ジミー・ペイジ)

このアルバムで共演するバック・ミュージシャン 関連記事 :
キャリー・ベルの音源 [3] & 映像 [4] (キャリー・ベル、 音源全4曲、映像1曲)
ファビュラス・サンダーバーズ ・・・ ラップ・イット・アップ!
(キム・ウィルスン、 音源4曲&映像1曲付き)
ザ・ベスト・オブ・フレンズ? ・・・ ジョン・リー・フッカー (ジョニー・ジョンスン 〜 ピアノ、音源付き)
ハウンド・ドッグ・テイラー & ザ・ハウス・ロッカーズの音源 [2] (テッド・ハーヴェイ 〜 ドラム)

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上の画像6枚中、紹介済みのアルバム :
画像上段、中央 ロベン・フォード ・・・ トーク・トゥ・ユア・ドーター

2024年03月27日

ロバート・ウォードの音原 & 映像 ・・・ ア・リアル・ディール!

ギタリスト、シンガーのロバート・ウォードです。
(以前は、ロバート・ワードと表記するブルース・ファンも多かった)

有名なファンク・バンド、オハイオ・プレイヤーズの前身となる オハイオ・アンタッチャブルズ のリーダーとして活動、ファンク 〜 ソウル系のシンガーやバンド (ファルコンズ) のギタリストでも活躍したロバート・ウォード (’38年生まれ) は、53歳になる ’91年にデビュー・アルバム 「フィア・ノー・イーヴル」 をブラック・トップからリリース。 ’93年のブラック・トップ盤 「リズム・オブ・ザ・ピープル」 (P−ヴァイン) も仕上がりの良いアルバム ・・・

’95年、’97年のアルバム (同じくP−ヴァイン) などもリリースされており、モダンなR&B系のファンキーでソウルフルな味わいのブルース系ギタリスト、シンガーでゴスペル風味も持ち味。
’90年代前半頃は、かなり話題になりました!

音源1曲目は、’91年のアルバムから ・・・
ゴスペル風タイトルのスロー・ブルース・ナンバー。
「ロード・ハヴ・マーシー・オン・ミー」





’93年の 「リズム・オブ・ザ・ピープル」 から ・・・
ギターも良い音出してます。
「ア・リアル・ディール」





’97年のデルマーク盤 「ニュー・ロール・ソウル」 からもどうぞ ・・・
「プット・ユアセルフ・イン・マイ・プレイス」





ロバート・ウォード & ライ・クーダーの映像

映像は、こちらのナンバーをどうぞ ・・・
ロバート・ウォードは熱いギター・プレイを披露 ・・・ ライ・クーダーのスライドも良い味わい。
「ユー・メイク・マイ・ブラッド・ラン・コールド」



ロバート・ウォード (ロバート・ワード) は、2008年に70歳で亡くなっています ・・・


ライ・クーダー 関連記事 :
ライ・クーダー ・・・ 紫の峡谷 (’72年のアルバム、 音源&映像付き)
ライ・クーダーの音源 [2] (ブルー・スウェード・シューズ、ウィッチ・ケイム・ファーストの音源 他)
パラダイス・アンド・ランチ! (ライ・クーダー、 ’74年のアルバム、 音源付き)

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2024年03月26日

ベースボールのお話 パート105 ・・・ 大谷翔平が声明発表!

皆さんもすでにご存知のように、大谷翔平選手が日本時間26日早朝に、大谷 及び ドジャースの通訳、水原一平氏の違法賭博問題での解雇に関し、声明発表 (会見) を行いました ・・・

会見は質疑応答なしのもので、結論的には 大谷翔平は関与疑惑を完全否定

とりあえず、個人的には安心出来る会見内容でしたが、アメリカでは 「どうやって大谷の口座に水原氏がアクセス出来て、何度も送金を行えたのか?」 といった疑問点がクリアにされていない といった指摘が多く、まだまだ日々状況を注視しなくてはいけないかも、ですね!?

とにかく、目前に迫ったMLBのアメリカでの開幕、大谷翔平選手のパフォーマンスに影響が出ないことを祈ります ・・・

(大谷選手は声明発表後の古巣エンゼルスとのオープン戦前の練習で、なんとキャッチボールをやっていました! もう、投げてもいいの? ・・・ それとまだ1年早いですが、ドジャースの2025年の開幕戦は、東京で シカゴ・カブス とやるらしい!?)


関連記事 :
ベースボールのお話 パート104 ・・・ MLB 2024年のシーズンが開幕!
(韓国でMLBのドジャース対パドレスの開幕戦が行われる 〜 水原一平氏 解雇の報道も)

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2024年03月24日

アル・ヒブラーの音源 ・・・ ファット・アンド・フォーティ!?

ジャズ 〜 ブルース、R&B系シンガーのアル・ヒブラーです。

シャウティン・スウィンギン & メイキン・ラヴアル・ヒブラーは、デューク・エリントン楽団のリハーサル場に 「ある日、ぶら〜」 っと、やって来て歌を披露し採用された、いきなり男 ・・・ ではなく、エリントン楽団の前にはジェイ・マクシャンの楽団で歌っていた男 ・・・ その後、独立。

アルは、ジャズ・ナンバーからジャンプ・ブルース系、リズム&ブルースにポピュラー系まで歌いこなしたブラインド・シンガー。

上のアルバムは、アル・ヒブラーのチェス録音を収録した 「シャウティン・スウィンギン & メイキン・ラヴ」 (レア・ヴィンテージ・レコーディングス 1951-1964) で、声質はちょっと甘めなバリトン・ヴォイスで、曲により朗々と歌うのが持ち味 ・・・

1曲目の動画に出てくる画像には、アル・ヒブラーと関係ないものもありますが、まあ悪くない。
40代の方には、ちょっとササるナンバーかも!?
「ファット・アンド・フォーティ」





こちらは、デューク・エリントン楽団で歌う、若い頃のアル・ヒブラー ・・・
「アイム・ジャスト・ア・ラッキー・ソー・アンド・ソー」





渋めのナンバーですが、なかなか聴かせてくれます ・・・
「アフター・ザ・ライツ・ゴー・ダウン・ロー」





こちらは有名なナンバーですね ・・・
「ダニー・ボーイ」




関連記事 :
チェスのジャズ&ブルース・シャウター!? (アル・ヒブラー収録、 他 チェス録音)
ザ・バース・オブ・リズム&ブルース (アル・ヒブラー収録 他多数、 音源付き)

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ジェイ・マクシャン、 デューク・エリントン 関連記事 :
ジェイ・マクシャンのジャンプ・アルバム!?
(ブラック・ライオン盤、 ザ・バンド・ザット・ジャンプス・ザ・ブルース!)
デューク・エリントン・オーケストラの映像 (ロッキン・イン・リズム、A列車で行こうの映像)

この他、ジェイ・マクシャン、 デューク・エリントン 関連記事、記述 多数あり。

2024年03月22日

ベースボールのお話 パート104 ・・・ MLB 2024年のシーズンが開幕!

注目の大谷翔平選手の所属するロサンゼルス・ドジャースの2024年シーズンが開幕です!

ちょっと、その前にあの話の経緯を ・・・ 2月29日に大谷選手は突然の 「結婚」 を発表。
3月15日の韓国行きの飛行機搭乗前には、大谷選手と奥さんとのフォトも公開されました ・・・ まあ、お似合いの夫婦といった感じでしたね ・・・ その後、チーム、大谷夫妻が韓国に到着。

さて、今回のタイトルの記事に入ります ・・・

対戦チームは、ダルビッシュ有投手を擁するサンディエゴ・パドレス (パドレスには松井裕樹投手も入団、在籍) とのシーズン開幕戦になりますが、ご存知のように3月20日、21日と何と お隣の国、韓国で開幕試合が行われました。 (あっ、冒頭で 韓国 って書いてました!?)

注目のドジャースの大谷翔平選手のこの2連戦における打撃成績を書き上げておきます。

第1戦 ホームラン0本、 安打数2本、 打点1、 盗塁1。  ドジャースが 5−2 で勝利。
第2戦 ホームラン0本、 安打数1本、 打点1、 盗塁0。  ドジャースが 11−15 で敗戦。

開幕2連戦 成績 ホームラン0本、 打率.300、 安打数3本、 打点2、 盗塁1。

このような打撃成績となっています。 調子はまあまあ、といったところでしょうか ・・・

ちなみに、ダルビッシュ投手は第1戦のパドレスの開幕投手として4回途中まで投げ、大谷選手と初対決し2打数1安打という結果で終了しています。 また、松井裕樹投手もメジャー初登板を無難に投げ切っています ・・・ そしてドジャースの山本由伸投手は第2戦目に先発し、1回を5失点でメジャー初登板を (敗戦投手で) 終えています。 (山本投手は序盤戦は、少し苦しむかも?)

最後に、アメリカの本拠地での開幕は、3月28日 (日本時間29日) からになります ・・・

(3月21日の朝から報道されています大谷選手 及び ドジャースの通訳、水原一平氏の解雇に関するコメントは、状況等がよく分かりませんので控えさせていただきます)


大谷翔平、 山本由伸、 ダルビッシュ 関連記事 :
ベースボールのお話 パート103 ・・・ 山本投手もド軍へ!
(山本由伸投手もロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決定!)
ベースボールのお話 パート102 ・・・ 大谷翔平 〜 移籍先決定!
(ロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決定)
ベースボールのお話 パート101 ・・・ 2023年 大谷翔平 MLB本塁打王に!
(2023年 アメリカン・リーグの本塁打王に輝く!)
ベースボールのお話 パート76 ・・・ 2020年 MLBの日本人選手は活躍したか?
(2020年 大谷、ダルビッシュ、秋山、筒香 他 〜 MLBに挑戦した日本人選手の成績)
ベースボールのお話 パート48 ・・・ テキサス・バウンド!?
(2012年 テキサス・レンジャーズに入団したダルビッシュの話 他)

この他、大谷翔平、他 日本人 大リーガー 関連記事、記述 多数あり。

2024年03月15日

ハーブ・エリスの音源 & 映像 ・・・ サンキュー・チャ−リー・クリスチャン!?

ジャズ・ギタリストのハーブ・エリスです。

ハーブ・エリス 〜 サンキュー・チャ−リー・クリスチャンハーブ・エリスはテキサス生まれで、特にブルースを得意としていたギタリストで、あのピアニスト、オスカー・ピーターソンのトリオで活躍したことも有名ですね ・・・

左の画像のアルバムは、エリスが尊敬するモダン・ジャズ・ギターの開祖、チャーリー・クリスチャンに捧げたアルバム (’60年) で代表作の1枚 (クインテット編成)。

さて、タイトル・ナンバーになりますが、ハーブ・エリスのそのままの感謝の気持ちを表したようなオリジナル・ナンバー ・・・

「サンキュー・チャ−リー・クリスチャン」





こちらは、快速テンポのナンバーになります ・・・
「クック・ワン」





こちらのナンバーもどうぞ ・・・
「カリン」





後年の映像ですが、よろしかったら どうぞ ・・・
演奏前に、チャーリー・クリスチャンに関する ジョーク を飛ばしています!? (日本語字幕付き)
「ブルース」



関連記事の オスカー・ピーターソン & ハーブ・エリスの音源 の 「ナップタウン・ブルース」 も素晴らしい仕上がりのナンバーで、ぜひ一度 どうぞ ・・・


関連記事 :
チャーリー・クリスチャンへの想い ・・・ (ハーブ・エリス、 サンキュー・チャーリー・クリスチャン)
オスカー・ピーターソン & ハーブ・エリスの音源 (ナップタウン・ブルースの音源)
ハロー・ハービー!? (オスカー・ピーターソン・トリオ・ウィズ・ハーブ・エリス)

エラ&ルイ ・・・ (バック 〜 オスカー・ピーターソン・トリオ、 ハーブ・エリス参加)
レディ・バード? ・・・ ヴァイ・レッド (バード・コール、 ハーブ・エリス参加、 映像付き)
アメイジング・トシコ・アキヨシ! (アメイジング・トシコ・アキヨシ、 ハーブ・エリス参加)

この他、ハーブ・エリス 関連記事、記述 多数あり。

チャーリー・クリスチャン 関連記事 :
チャーリー・クリスチャン ・・・ 顔ジャケ・アルバム!? (アルバム2種、 音源付き)
チャーリー・クリスチャンの映像 (スウィング・トゥ・バップの音源)
チャーリー・クリスチャンを考える? (ミントン・ハウスのチャーリー・クリスチャン 他)

この他、チャーリー・クリスチャン 関連記事、記述 多数あり。

その他 関連記事 :
ギターの小話 (9) ・・・ ジャズ・ギタリストの使用ギターを調査してみる!?
(ジャズ・ギタリスト使用ギター調査、 チャーリー・クリスチャンの音源付き)

2024年03月07日

ザ・ジュウェル・セッションズ 1965−1969 ・・・ ザ・カーター・ブラザーズ!

ギター、ベース、キーボードの3兄弟からなる、ザ・カーター・ブラザーズです。

「サザン・カントリー・ボーイ 〜 ザ・ジュウェル・セッションズ 1965−1969」 (P−ヴァイン)
画像下段、左。

ブルース、ソウル・アルバム各種 (31)このカーター・ブラザーズのバンド構成は、ロマン・カーター (ベース、ヴォーカル)、アル・カーター (ギター)、ジェリー・カーター (キーボード、ヴォーカル) のカーター3兄弟にドラム、サックスなどを加えた編成。

レコード時代の彼らのジュウェル時代の音源を収録したアルバムは、以前 紹介した 「ザ・カーター・ブラザーズ」 (’80年 世界初のフル・アルバム、P−ヴァイン・スペシャル) と 「ザ・カーター・ブラザーズ 〜 アンコール!」 (’82年 同レーベル) の2枚に分けて (各々12曲づつ全24曲) リリースされていました ・・・
当時のアルバムのキャッチ・コピーは 「注意、針はそっとおろさないとレコードが火を噴きます!」 という、なんだか凄いものだった。(笑)

さて、このアルバムは2度目のCDリイシューのもので、4曲の未発表曲を含め全26曲収録。
本来なら、以前からリリースされていた24曲 (レコード2枚と ’90年の24曲入りCD) にプラス4曲で28曲となるはずですが、ジェリー・カーターのヴォーカル・ナンバー3曲の内、2曲がカットされています (それらは以前のP−ヴァイン盤に収録) ・・・ この他、’64年頃のマイナー・レーベル (コールマン・レコーズなど) への吹き込みが、まだ何曲か残っているかもしれません!?

また、彼らの活動の場は南部ではなくロス周辺でしたが、このバンドは端的に言うとロマン・カーターのヴォーカルが激情的でかつ大迫力であり、それに絡むアル・カーターのギターも曲によりエグい味わい。 ジェリー・カーターのヴォーカル、キーボードも、それなりの味はあるかと ・・・

アースクウェイク最後にご存知のように、なんと30年も経った頃の ’90年代後半に彼らは復活し、新録CDも何枚かリリースしています。
同じくP−ヴァインから 「カミン・バック・シンギン・ザ・ブルース」 と 「アースクウェイク」 の2枚で、お持ちの方も多いことかと ・・・
(左は、「アースクウェイク」 のジャケ)

新しい発見は少ないかもしれませんが、時々、思い出して聴いてみてください ・・・ このカーター3兄弟も!



ザ・カーター・ブラザーズの音源 [3]

ザ・カーター・ブラザーズ 〜 アンコール!上のアルバムに収録のナンバーから ・・・
動画に出てくる画像は、P−ヴァイン・スペシャル1枚目のもの。
左の画像は、赤い垂れ幕の上でポーズをとる3兄弟 「ザ・カーター・ブラザーズ 〜 アンコール!」 のジャケ写。

1曲目の音源は、「ホワイ・ベイビー・ホワイ」






こちらはスロー・ブルースですが、やっぱり ロマン・カーターの歌には迫力があります!
「アイヴ・ビーン・ミストゥリーテッド (フォー・ファイヴ・ロング・イヤーズ)」





ちょっとファンキーな味わいのナンバー。 他にも、R&B調の曲もありました ・・・
「ロースト・ポッサム」





ジュウェルでのラスト・シングルとなったナンバー ・・・
「クイーン・ビー」



なお、「サザン・カントリー・ボーイ」 及び 「ブーズ・イン・ザ・ボトル」 「ソー・グラッド・シーズ・マイン」 の音源は、関連記事にアップしてありますので、それらのナンバーも ぜひ お聴きください!
未発表のナンバー類は、今回 紹介したCDでご確認を ・・・


関連記事 :
ザ・カーター・ブラザーズの音源 [2]
(ブーズ・イン・ザ・ボトル、ソー・グラッド・シーズ・マインの音源)
ザ・カーター・ブラザーズの名盤 と 新録盤 (ジュウェル時代を集めた名盤と新録盤、 音源付き)
アンコール? カーター・ブラザーズ! (ザ・カーター・ブラザーズ 〜 アンコール!)
ブルースは演歌だ? (カーター・ブラザーズ関連)

この他、カーター・ブラザーズ 関連記事、記述 多数あり。

上の画像6枚中、紹介済みのアルバム :
画像上段、中央 ロッキン・ソウル時代のアイズレー・ブラザーズ!

2024年02月29日

トミー・ブラウンの音源 ・・・ V8−ベイビー!

今日は、日本のジャンプ&ジャイヴ 〜 ブルース界を牽引する (ザ・スウィンギン・バッパーズ 〜 ローラー・コースター) 吾妻光良氏 4年に一度の誕生日になります ・・・ (あ、要らない情報?) 誕生日の巡って来た回数でいうと、まだティーンあたりでしょうか?
そんなわけで、本日はジャンプ・ブルース系の話になります ・・・



R&B 〜 ブルース・シャウター系シンガー、トミー・ブラウンです。

ジャンプ・ン・ジャイヴジャンプからジャイヴ、さらにブリブリ・ブローのホンカーまで集めた2枚組アルバム 「ジャンプ・ン・ジャイヴ」 などに収録の曲から ・・・

’49年にサヴォイ系のレーベルから 「アトランタ・ブギ」 でレコード・デビューし、’60年代から2009年頃まで (後年、再復帰し) 自己のアルバムをリリースしていたブルース・シンガー。

’50年代から ’60年代は様々なレーベルからシングル・レコードをリリース ・・・ リトル・トミー・ブラウンなどいくつかの芸名でも活動。 トミー・ブラウンは、ワイノニー・ハリスやロイ・ブラウン系のブルース・シャウターで、味わいも似ています。

まずは、こちらのデビュー・ナンバーから ・・・
「アトランタ・ブギ」





’51年、サヴォイ・レーベルからリリース ・・・
「V8−ベイビー」





上と同じ時のレコーディング・ナンバー ・・・
「ダブル・フェイスド・ディーコン」





後年に吹き込んだ、こちらのナンバーもどうぞ ・・・
「ウィメン・アンド・キャデラックス」



トミー・ブラウンは、2016年に84歳で亡くなっています・・・


関連記事 :
ジャンプ&ジャイヴ で幕開けです!? (トミー・ブラウン収録、 映像付き)

ワイノニー・ハリス、 ロイ・ブラウン 関連記事 :
ワイノニー・ハリスの音源 [2]
(バッド・ニュース・ベイビー、ラヴィン・マシーン、ロック・ミスター・ブルースの音源)
ロイ・ブラウンの音源
(ロイ・ブラウン・ブギ、グッド・ロッキン・トゥナイト、ハリー・ハリー・ベイビーの音源)

この他、ワイノニー・ハリス、 ロイ・ブラウン 関連記事、記述 多数あり。

吾妻光良 関連記事 :
ローラー・コースター・フィーチャリング・吾妻光良 ・・・ ブギ・ディスカウンター!?
(ローラー・コースターのサード・アルバム & スウィンギン・バッパーズ関連、 映像付き)
吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズの音源 [2] & 映像 [3]
(極楽パパ、やっぱり肉を喰おう、The Sidewinderの音源、T・タウン・ブルースの映像)

この他、吾妻光良 関連記事、記述 多数あり。

2024年02月28日

小澤征爾 with 大西順子の映像 ・・・ ラプソディ・イン・ブルー

今月の初めに亡くなりました、指揮者の小澤征爾さんの追悼映像をアップさせていただきます。

共演はジャズ・ピアニストの大西順子さんになり、バックはサイトウ・キネン・オーケストラと黒人のベース、ドラム奏者 (ピアノ・トリオ・メンバー) の共演になります。

大西さんも熱いプレイで聴き応えがあり、小澤さんも曲の途中、大きな声でオーケストラに指示を出しているのが印象的で、曲のラストも大西順子のピアノとともに熱く盛り上がり終了します ・・・

ガーシュウィン 「ラプソディ・イン・ブルー」 (サイトウ・キネン・フェスティヴァル松本、2013年)



クラシック音楽を初めて聴いた中学生の時 (’70年代) のコンサートでの若さ溢れる、小澤征爾指揮 〜 新日本フィルの チャイコフスキー / 交響曲第6番 「悲愴」 も忘れられない私です ・・・


小澤征爾 関連記事 :
ベルリオーズの 「幻想」 を考える!?
(小澤征爾氏逝去の知らせを受けて 〜 小澤氏関連の話あり、 「幻想交響曲」の音源付き)
初めて行ったコンサート ・・・ そして 悲愴 な気分になった出来事!?
(小澤征爾のコンサートでの出来事、サイトウ・キネン・フェスティヴァル関連の話あり、映像付き)
レナード・バーンスタイン と 五嶋みどりの映像
(バーンスタインの70歳バースデイ・コンサートの映像に小澤征爾の映像あり 他)

この他、小澤征爾 関連記事、記述 多数あり。

大西順子 関連記事 :
大西順子 ・・・ ピアノ・クインテット・スイート! (音源&映像付き、 小澤征爾氏関連の話あり)