January 27, 2011
アンチ資本主義者、中国よりフランスの方が多い=調査
【写真】フランスで若者らが年金改革に抗議(2010年10月)
調査会社IFOPが実施した同調査によると、資本主義をやめるべきと考えるフランス人は回答者の33%を占め、調査対象となった10カ国で最も多かった。
一方、独自の社会主義市場経済が導入されている中国では、市場システムに不満を持つ人は3%のみ。中国人回答者の約65%は、現行のシステムを変えるべきではないと考えていることが分かった。
また、貿易拡大を望む人が最も多かったのは中国の90%で、米国では39%と最も少なかった。
昨年12月8日から23日にかけて行われた同調査はオーストラリアやブラジルも対象となっており、各国で約600人から回答を得た。
January 25, 2011
アルバニア反政府デモが激化、3人死亡で治安部隊兵に逮捕状
ヨーロッパで最も貧しい国の1つであるアルバニアでは、2009年の選挙でベリシャ首相率いる与党・民主党が勝利したが、選挙に不正があったなどとして野党の社会党が結果の受け入れを拒否。また、政府内の汚職についても批判が出ている。
社会党党首であるティラナ市長のラマ氏は22日、デモで死亡した市民の葬儀で「平和的に、賢明に抵抗を続ける」と表明。これに対し、ベリシャ首相は、市民が死亡したのはラマ氏らに責任があると強く非難した。
検察当局によると、この衝突で治安部隊責任者ら6人に対して、「過剰に反応した」容疑で逮捕状が出されたという。
June 02, 2010
ポルトガルで大規模デモ 数万人、緊縮財政に反対
【ロンドン共同】ロイター通信などによると、財政赤字が深刻なポルトガルの首都リスボンで29日、政府の財政緊縮策に反対する大規模デモが行われ、官民の労組員ら数万人が参加した。
ギリシャのような大混乱にはならなかったが、労組幹部は抗議活動を強め、緊縮財政撤回を政府に要求。「ギリシャに続け。(今度は)ゼネストだ」と書いた横断幕も掲げられた。
ポルトガルは財政赤字が昨年、国内総生産(GDP)比9・4%に達し、ユーロ圏ではギリシャなどと並ぶ深刻な状況。政府は13日、公務員の賃下げや付加価値税引き上げを含む政策を承認、2013年にはユーロ圏の財政規律である財政赤字同3%未満の達成を目指す。
2010/05/30 06:33 【共同通信】
April 10, 2010
タクシン派、通信施設占拠 治安部隊の制止振り切る
デモに対し政府の治安維持対策本部は、段階的な実力行使も辞さないと表明していたが、流血の事態を警戒し、発砲などの強硬手段は取らなかった。病院当局によると、突入時の混乱でデモ隊と治安部隊、取材中の記者ら20人以上が負傷した。
UDDは、政府が8日、非常事態宣言下でタクシン派の衛星テレビ「ピープル・チャンネル」の放送を遮断したことに反発、措置解除を迫り通信施設に突入した。警察当局との交渉の末、放送は一時復旧したが、9日夜、再び中断した。
デモ隊の一部は、周辺道路を封鎖する治安部隊にトラックで突進。その後、治安部隊の退去命令を無視して軍兵士らに投石し、施設敷地を囲う有刺鉄線を撤去した。治安部隊が放水などで制止に乗り出し、現場は一時混乱した。
2010/04/10 01:16 【共同通信】
April 08, 2010
キルギス政権崩壊か、デモで65人死亡
キルギス政権崩壊か、デモで65人死亡
4月8日11時51分配信 読売新聞
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読売新聞
【モスクワ=貞広貴志】中央アジア・キルギスの反政府デモを率いる野党勢力のロザ・オツンバエワ元外相は7日夜、地元テレビなどを通じて「野党勢力が権力を掌握した。私が率いる暫定政権が発足した」と一方的に宣言した。
野党は、ウセノフ首相が辞任を受け入れ、バキエフ大統領は首都ビシケクから第2の都市オシに逃れた、としている。2005年の「チューリップ革命」に続き、同国では大衆運動によって政権が事実上、崩壊した。
現地からの報道によると、野党勢力は7日夜までに、内務省や国家治安局、国営テレビ局などを占拠した。デモ隊の一部は暴徒化し、騒乱状態に陥った。保健省によると、65人が死亡、420人が負傷した。野党側は「100人以上が死亡した」と主張している。
権力掌握を宣言した女性指導者、オツンバエワ氏は、英BBCに対し、新しい国防相、内相を任命したとし、ロイター通信に「今後半年間で憲法を起草し、自由・公正な選挙の条件を整える」と述べた。外相経験者でもある同氏は05年、アカエフ大統領(当時)による選挙不正を訴える抗議行動をバキエフ現大統領とともに主導、政権交代後は外相代行になったが、バキエフ氏の強権政治を批判し、政権から離れた。
また、野党勢力はキルギス・マナス基地に駐留する米軍の完全撤退を求めた。ただ、7日夜現在、基地運用に大きな影響はない模様。
◆キルギス共和国=旧ソ連解体に伴い、1991年に独立。人口約550万人。キルギス人が人口の約65%を占める。国民の約75%はイスラム教徒。面積19万8500平方キロ・メートルと日本の約半分。その3分の2以上が標高3000メートル以上。主要産業は農業と牧畜業。輸出は金など。米空軍が2001年からアフガニスタンでの対テロ作戦支援の拠点として首都ビシケク郊外のマナス基地に駐留。露空軍も03年から首都近郊カント基地に駐留する。 最終更新:4月8日11時51分
January 21, 2010
「オーシャンズ11を思い浮かべて」 警視庁、駐輪場荒らしの少年窃盗団摘発
1月21日12時40分配信 産経新聞
同課によると、少年らは「足立メンツ」という窃盗グループを名乗っており、「昨年6月ごろから賽銭(さいせん)泥棒や事務所荒らしなどを約60件やり、80万〜100万円稼いだ」と容疑を認めている。
解体工の少年は「14歳のころ、親の知人だったプロの泥棒からテクニックを学んだ。(泥棒を描いた)映画『オーシャンズ11』を思い描きながら、犯行に及んでいた」と話しているという。
逮捕容疑は、昨年12月6日午前5時20分ごろから7時半ごろにかけ、同区西竹の塚の駐輪場管理事務所で、現金約39万5千円などを盗んだなどとしている。
同課によると、5人はドライバーで事務所のドアをこじ開けて入り、事務所内に保管されている鍵を使って精算機などから金を盗んでいたという。現場に指紋を残さないよう軍手をつけていた。
December 31, 2009
December 14, 2009
モチベーションョシーベチモ
アルファ?ベータ?イプシロン?デルタ?
向かい合って座るふたりの男たちの一方の男が、向かいの男の背後の壁のしみを見つめる。背後の壁を見つめられる男は何事かをずっとつぶやいている。
本日は、駅とかの天井に鳩とかがとまってうんことかしない用に設置するトゲトゲを設置する会社の新入社員選抜の日なのである。しかし、だいたい縁故で事前にあらかじめ決まっていることなのであるからして、かたちだけのものなのである。しかしかたちばかりとは言っても、やはりメンツというものがあります!ですから、ひとはなるべく大勢集めなくてはならん!ただひとを集めるとひとくちにいいましても、大変なのであります!しかし、今は企業文化花咲く時代でありますから、縁故でだいたい合格するひとが決まっているけれど一応かたちばかりの、といってはたから見ても一応かっこうのつくかたちになるようひとを派遣するサービスをやっている会社が存在する。
「すいません今ひとが出払っちゃってまして、ええ、Bランクでしたらご用意できるんですけどね…」
果たしていらっしゃった顔ぶれというのがいわゆる団塊の世代の現役を引退されてもまだ労働に従事されたいという方々で、面接会場はそうそうたるメンシで溢れんばかりとなった。
「えー、今日は皆様、お忙しいなか、また、お足元の悪いなか、我が社の新入社員選抜面接会にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。えー、なんでこんなおっさんばっかり。えー、我が社はなにをしている会社かと申しますと、まあ、早いはなしが、トゲトゲを作っておるんですが、天井をご覧ください、そう、天井にちりばめられた無数のトゲトゲ、あれが我が社の製品で、」
天井が落ちてきた。
December 09, 2009
5 MINUTES The stranglers
ひとりで生きられる場所が俺には必要!
俺には自分のベッドが置ける場所が必要!
俺には家が必要 そうすりゃここで裸になれる
そんなに俺をハッスルさせたら 今度こそ
俺もその気になれるかも、ヘイ!
5分でお前はほとんど辿り着ける!
5分でお前はほとんど辿り着ける!
5分でお前はほとんど辿り着ける!
5分でお前はほとんど辿り着ける!
ストラングラーズ2枚目のアルバム「NO MORE HEROES」から。このアルバムはデビューアルバム「夜獣の館」(1977年4月)から僅か半年後の77年9月に発売されている。日本語解説によれば「ダムドがパンク・バンドの中で1番先にアルバムを出したバンドとすれば、ストラングラーズは最も早く2枚目のアルバムを出したバンドだったのである(ダムドの1作目は77年の2月、2作目は77年11月だ。それからジャムだって半年でセカンドを出したけれど、ジャムはファーストが同年5月、セカンドが11月である)」ということであり、「同じ頃に発売されたデヴィッド・ボウイの『ヒーローズ』(77年10月)で謳われた『いつの日か我々もヒーローになれる』への先走ったアンチテーゼである」ということ。77は革命の年。ストラングラーズは下づみ時代が長かったが、発表の場さえあればたちどころに作品が生まれる。そんな彼らの心意気と性急さを感じさせる傑作小品。
December 08, 2009
WASTELAND THE JAM
荒地に会いに来いよ 今日遅くに
座って手を握って語り合おう クソ
何もする事がない、この退屈で色の無い世界
俺たちはタイヤの上に座る クソ
打ち捨てられたガラクタの間で
誰も利用できない、昨日の燃えカスの間で
これからもし太陽が輝いて
かつては美しかった俺たちの未来を照らしたら
その一瞬のためだけに笑えるさ
人生を認めりゃ笑えるさ
勇敢さも無駄な同情も、
この退屈で色の無い世界では意味が無い
荒地に会いに来いよ
戦前から建ってる
議会っていう古くさく巨大な墓石の陰
汚い掃き溜めだぜ、クソ
聖なるコカコーラの空き缶、潰れたフットボール
ボロ人形、ぶっこわれた自転車
さあ手を握って座ろうぜ クソ
落ちてくる雨を眺めよう 見て見て
転がり落ちてくる雨 転がり落ちてくる雨
俺たちの生そのものさ
昔の話、
俺たちがこの荒地で遊べたころ
違法だなんて考えなかった
転がり落ちてくる雨 転がり落ちてくる雨
まさに俺たちの生そのものさ
実際に2番に「shit」が出てくることもあるが、訳詞中の「クソ」というのは「sit」に「shit」がかけられているだろうことから追加した。「うんこ座り」と訳すことも可能だろうが、「手を握ってうんこ座りしよう」というのはスピード感を減衰させるような、何か文脈にあわない感じがしたので採用しなかった。さて、パンクとは何か、パンクの態度、パンク道のようなものを確立したのはジャムでありポール・ウェラーだった。この歌は79年、ジャムの4作目「セッティング・サンズ」から。反文化・反文明としてパンクのルーツにT・S・エリオットの「The wasteland(荒地)」があることを如実に示す作品で、それはタイトルだけでなく戦前から建っているカビくさい議会のようなイメージが出てくるところからもうかがえる。ちなみに訳詞中の「ガラクタ」の原詞は「bric-a-brac」であり、これがブラック・ブロックの語源のひとつともいわれる。
ついでにポール・ウェラー語録をいくつか。
「ぼくは他人についてどうのこうのいいたくないしいわれたくもない。つまり、さしずしたりされるのが大嫌いなんだ。僕らの音楽は基本的にそんなところをベースにしている」
「僕らはちっとも自分たちが偉大なミュージシャンだなんて思ったことは無いな。僕らはグループになりたいんだ。つまり群衆の一部にね。ステージで、僕らみんながいかに飽き飽きしてるかってことを謳うべきなんだ」