2020年01月01日
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。 昨年お世話になりました皆様方には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 本年も宜しくお願い致します。
2019年も相変わらずよく旅をした1年でした。数えてみたら訪れた都道府県が29、新幹線に乗ること30往復以上。行ったことのなかった広島、山口に足を伸ばせたのは良い収穫でした。また京都に至っては12回も行ったので、完全月イチペース。春の桜や秋の紅葉でも迷わず効率的に動きがとれ、更にディープに京都を歩けるようになってきた感はあります。名前を覚えて貰えるくらいの馴染みの店も増えてきて、すっかりホームグラウンドとなってきました。それもこれも、京都方面の会社さんとのビジネスが順調なおかげです。
仕事と趣味の旅の壁を凄く曖昧したことによって、完全に独立したプライベートな旅をしなくなってきてしまいました。2019年に仕事抜きの単発で長い旅をしたのは、夏の八重山だけ。久しぶりに宮古島も行きたいし、長崎の五島列島で星と教会みたいな画も撮りたいなぁと考えてますが、どれだけ纏まった時間が作れるかどうか。
写真は作品としてお見せできるレベルのものもだいぶ増えてきていて、日々Facebook やinstagram にupさせて頂いてます。そんな活動の中、ネットでたまたま僕の写真を見て下さったJAZZギタリスト湯田大道さんからメッセージを頂き、波照間の星空の写真をご自身のソロアルバムの内ジャケに使って頂いたのは、19年の最も嬉しい出来事のひとつでした。自分の作品が形になって全国に流通していくというのはなかなかない経験で、こんな貴重な機会を与えて下さった湯田さんには感謝しかありません。改めてお礼を申し上げます。
18年の秋にカメラをNikon D7100からD7500へ更新したお陰で、暗所性能が飛躍的に向上しました。以前と比べキレの良い夜景や星景が撮れるようになったのは、19年の大きな収穫だったと感じています。天気や月齢の影響が大きくてなかなか難しいのだけれど、20年はもう少し星を撮る機会は増やしたいな。
仕事の方は5年前から試行錯誤を繰り返していたシステムが漸く完成の域に入り、狙っていた関西の業界最大手企業でパイロット機を受注。20年以降量産投入の話も持ち上がっていて、向こう数年でかなり大きなビジネスになります。 並行して次の核となるマーケットへの仕込みも順調に進んでいて、これも20年以降でかなりな台数が見込める可能性が出てきました。いずれも綿密にマーケティングして狙ってきた高収益市場なので非常に楽しみです。19年は向こう5年を見据えた大きなビジネスに向けて、礎が固まった1年だったと言えます。あまり今まで口にしてきませんでしたが、今のビジネスを軌道に乗せ、ひとつの独立した事業体を形成するという密かな野望が、少しずつ現実味を帯びてきました。
20年も仕事に趣味にと大分忙しい日々が続きそうな事は間違いないですが、相変わらずその壁を極力薄くして、「旅する写真屋」のポジションで生きていければなぁと考えています。旅をして、土地の人と話し、心が動いた風景を切り取り、そして地の美味い肴で呑む。そこに自然と仕事が付いてくれば最高ですね。
そんなわけで、本年もよろしくお願い致します。
※写真は初夏に訪れた宇治 正寿院の猪目窓から見た青紅葉。
2019年01月01日
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
昨年お世話になりました皆様方には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
本年も宜しくお願い致します。
2018年は仕事面で結果を出してブレイクの年と宣言しましたが、それなりに結果を残し、目指したところにかなり近い形で一年を終えることができたのではないかと思っています。
年の前半こそいろいろトラブルにも巻き込まれ、精神的にだいぶ参っていた時期もありましたが、 夏場以降に歯車が噛み合い出してからは、それまでの不調が嘘のようにびっくりするような好調ぶり。高額且つ面白い仕事が次々と纏まり、19年には更に大きな仕事へと繋がっていきそう。楽しみです。
世界的に注目度の高い、ある環境問題の研究プロジェクトに絡んでみたり、半導体デバイス製造に革新的な変化をもたらす検査装置の開発が大幅に前進したり、食品の異物混入問題を解決する新技術のビジネスが軌道に乗り始めたりと、長期的に取り組んできた課題が一気に前進した一年。仕事のフィールドも多岐に渡っていますが、これまでの社会人生活で培った知識、経験、人脈をフル活用し、他の人には真似できない仕事のスタイル を構築しつつあります。
プライベートでは、「京都を旅した一年」 に尽きるかと思います。関西の仕事が増え、出張を週末に引っ掛けて京都へ通った一年 。結局10回以上訪れたことになります。 春の桜、夏の大原、秋の紅葉と四季折々の風情を感じることができました。今は京都が少しずつ自分のフィールドになっていく過程を楽しんでいます。
年末には京都での大きな仕事が正式に纏まったので、まだまだ通うことにはなりそう。今年は観光で行く京都というよりは、もう少しディープな京都へと入り込んでいきたいかな。一足伸ばして奈良という手もあるしね。
9月に八重山を旅した際に、写真を撮ろうとすると「あれも撮ったことある、これも撮ったことある」という状況に陥ってしまい、なかなかシャッターを切れなくなっている自分がいることに気が付きました。新しい被写体、テーマに取り組むことで、写真を続けていくモチベーションを維持していくという意味では、良い転換点になったのではないかと思います。
流石にあれもこれもできるような年齢、環境でもなくなってきているので、2019年はある程度やることを選択と集中して楽しむ年になるのかな。 基本的には「旅する写真屋」みたいなポジションに主軸は置いて、あとはこれまでの貯金でゆるゆるとやっていこうかと。
最後になりますが、昨年の夏に親しい友人が癌で逝きました。まだ40代前半の若さ。若いだけに進行が早かったようです。もっと言葉を交わしておけば良かったとか、最期に会っておけば良かったとか、色々な感情が未だに湧き出てくる事があります。と同時に、そういう事が少しずつ身近になってくる年齢にも差し掛かったのだなと改めて感じます。自分自身もそうですが、皆様も検査を怠らず、健康を保って頂ければと思います。あんな寂しい思いは、できるならもうしたくないです。
そんな訳で、今年も宜しくお願い致します。
2018年01月01日
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
昨年お世話になりました皆様方には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
本年も宜しくお願い致します。
2017年、仕事の面に関しては転職3年目。前年度に仕込んでおいた大型案件が外乱要素で18年度に先延ばしなるなど、昨年は予想外に苦戦を強いられた一年でした。仕事の中身自体はブラッシュアップされていっているのだけれど、何かタイミングと歯車が噛み合わなかった印象があります。ただ17年度から先送りした分と合わせると、18年度はかなり大規模に案件があるので、一発大ブレイクを狙う年になりそうです。
遊びの方はと言うと、17年はおがのゲストハウスの存在が何よりも大きかった1年でした。準備からオープンにも立ち会って、BBQイベントやら何やら打ったりもして、年間10泊以上。関東近県の気楽に行ける所に、こういったみんなで集まれる場所ができたというのは本当に幸せなことだなあと思います。そして今年はそのおがゲスで仲間と共に年越しをし、あけおめもおがゲスからです。今年も女将ともどもおがゲスを盛り立てていきますので、皆様おがゲスで遊びましょう!
そのほかの旅はというと、4月に伊良部、9月に安曇野、八重山、10月に京都と若干地味なラインナップも満足度は高かったのでこれはこれで良し。18年は四国、九州、北海道辺りに行きたいなぁと思いつつ。
写真については、9月に美瑛を撮り続ける写真家 中西敏貴さんと交わした言葉が心に残っています。
「美瑛は本当に景色が素晴らしく、今のカメラの性能であれば、誰が撮ってもそれなりの絵が撮れてしまう。いかにアイディアとセンスで、意匠性の高い写真が撮れるかが勝負だ」
写真でも音楽でもそうだけれど、自分の個性みたいなものを主張しないと作品にならないというのを、改めて意識させられました。昨年自分でも「これをこう撮る」という意志を持った写真が少なくなってきているとコメントしましたが、まさにそこにグサリとくる言葉。
中西さんとお会いした以降の写真では、だいぶ意識改革ができたのではないかと思っています。実際17年下半期に撮った写真には、自分でも満足しているものが多いです。冒頭の写真も、ちょっと面白い視点で撮れたかなと思うお気に入りの一枚。
また、昨年ここで宣言した17年は再び星を見る年にしたいという願いは、八重山で見事に叶えてきました。
音楽に関しては5月の池袋JAZZフェスティバルにJazz Bar Take Fiveのメンバーと参加できたのが大きな収穫。なかなか練習の時間が取れませんが、今年はその時のメンバーでまた演奏できるようなイベントをまたまた企てています。
一進一退ありますが、毎年ここで宣言したことについてはいろいろ結果を出しているんだなあと、この時期に改めて見返してみると思います。
そんな訳で、今年も宜しくお願い致します。
2017年12月28日
八重山旅行記2017 9日目 9月23日 旅の終わり
八重山9日目、鳩間の朝。この日でいよいよ長かった八重山の旅も最終日。ここのところ最終日は大人しく早めの便で帰るようにしているので、フライトは15時過ぎ。残された時間を有意義に過ごす。
9時半に兄貴の船をお見送り。港は今日もミジュン祭りだ。
そしてそこからいつも通り島内を散歩。前の浜やら鳩間中森やらでぼんやりと。あぁ、この時間が終わってしまうのは本当に辛い。そこに追い打ちをかけるように、あだなしのBGMが「さよなら夏の日」とか「少年時代」なの、マジでやめてください(笑)
10時40分鳩間発の便で島を離れる。みなさんお見送りありがとう。
11時40分過ぎに石垣着。最終日のランチはきたうち牧場と決めていた。何回か石垣でランチという場面もあったのだけれど、最後まで取っておいてよかった。
食事を済ませた後は農協やユーグレナモールでお土産など買い物し、13時30過ぎのバスで空港へ。これで今回の旅もお終い。
空港のゆうなパーラーで、恒例のLastオリオンを飲みつつ旅を振り返る。
天候については、雨に降られたのが鳩間での小一時間だけ。夕日8戦3勝、星8戦6勝で特に星が驚異的な勝率!新月に星を見る旅がテーマだったので申し分無い結果だったと言えるだろう。
写真についても満足のいく良い写真が一杯撮れた。
そして今回も素敵な出会いが沢山ありました。行く先々で毎日色んな人と遊んで、話して、呑んで。9日間本当に幸せな日々。毎度のことながら旅を彩って下さった皆様には感謝の言葉しかありません。この出会いが一番のお土産。
またお会いできる日を楽しみに。
See you next journey!
9時半に兄貴の船をお見送り。港は今日もミジュン祭りだ。
そしてそこからいつも通り島内を散歩。前の浜やら鳩間中森やらでぼんやりと。あぁ、この時間が終わってしまうのは本当に辛い。そこに追い打ちをかけるように、あだなしのBGMが「さよなら夏の日」とか「少年時代」なの、マジでやめてください(笑)
10時40分鳩間発の便で島を離れる。みなさんお見送りありがとう。
11時40分過ぎに石垣着。最終日のランチはきたうち牧場と決めていた。何回か石垣でランチという場面もあったのだけれど、最後まで取っておいてよかった。
食事を済ませた後は農協やユーグレナモールでお土産など買い物し、13時30過ぎのバスで空港へ。これで今回の旅もお終い。
空港のゆうなパーラーで、恒例のLastオリオンを飲みつつ旅を振り返る。
天候については、雨に降られたのが鳩間での小一時間だけ。夕日8戦3勝、星8戦6勝で特に星が驚異的な勝率!新月に星を見る旅がテーマだったので申し分無い結果だったと言えるだろう。
写真についても満足のいく良い写真が一杯撮れた。
そして今回も素敵な出会いが沢山ありました。行く先々で毎日色んな人と遊んで、話して、呑んで。9日間本当に幸せな日々。毎度のことながら旅を彩って下さった皆様には感謝の言葉しかありません。この出会いが一番のお土産。
またお会いできる日を楽しみに。
See you next journey!
八重山旅行記2017 8日目 9月22日 珊瑚再生
八重山8日目、鳩間の朝。この日は僕が全幅の信頼を寄せるYamato tours でのシュノーケリングツアー。毎年八重山に来ている理由の何割かは、このツアーに参加するためと言っても過言ではないくらい、重要なポジションを占めるイベントだ。
前夜あだなしで呑んでいる時に船長 山本アニキから
「明日9時に来てください。今までに無い異次元の世界をお見せしますよ。」
と美味しんぼの山岡さんバリのコメントを頂き、メッチャテンションが上がった状態で当日を迎える。
9時に鳩間を出港。メンバーはあだなし宿泊の男性2人と、西表上原港でピックアップしたカップルさん一組。天気も快晴の中、ツアーがスタート。
まず上原港に近い浅目のポイントでちょっと体を慣らす。流石アニキ、ウォーミングアップポイントからなかなか綺麗な場所を選択。
その後若干深めのカメポイントへ移動。ここでは開始10分ほどでカメを発見。波照間の浅いところで見るカメも良いけど、深い場所を悠々と飛ぶカメもまた絵になる。ここのカメは結構長いこと一緒に泳いでくれた。
その後はデバスズメダイの群れがいるポイントに移動。群れに光が入るとキラキラ輝いて本当に綺麗。
そして午前中最後はバラス島へ。流石バラスを知り尽くすアニキだけあって、着岸している船が一番少ない時間帯を狙ってバラスへ入った。波や海流により日々姿を変えるバラス。今年は高さはないけど、裾野の広いうっすらとしたブーメラン型。浅い箇所に光が入って青が映え、息を飲むような美しさ。このクオリティーならリゾートツアーの広告でも十分行ける。
昼過ぎに一旦鳩間に戻り、あだなしでランチ。この日はタコライスを。
鳩間の港にはミジュンと呼ばれるイワシのような小魚が大量に入り込んできていて、それを追って巨大なガーラ(ロウニンアジ)までもが岸壁のすぐ足元に来ている。なかなか見事な光景で、午後の出船まではそんなものを眺めたりしつつ。
そして午後はバラス周辺でアニキがここ数年で一番と絶賛するテーブルサンゴの群生ポイントへ。昨年の台風不足から来る海水温の上昇で八重山の珊瑚は壊滅したと言われているけど、結局死んだのは歳を取ったサンゴが中心なのだという。若い珊瑚は昨年の高温にもしっかりと耐え、キッチリ綺麗に残っている。むしろ今年の方が生き生きしているものもあるくらいだ。確かにアニキイチオシのテーブル珊瑚の群生は、ホント感動するほど綺麗で見事だった。
今年は珊瑚を諦めていただけに、予想外の素晴らしい群生に出会え大満足。沖縄でもいろんな海に潜るけれど、この鳩間周辺ほどクオリティの高い海にはなかなか巡り会えない。この海を求めて、まだまだ鳩間には通い続けることになりそうだ。珊瑚の再生にもまだまだ希望があるのだと感じさせてくれるツアーだった。
ツアーから戻って最終便を見送り、夕陽はちょっとどんよりして負け。
いつも通りの夕食&ゆんたくをまったり楽しみ、これもまた恒例の星ツアーへ。
星も雲が多くちょっと難しい感じだったけれど、もうここまで散々撮り倒しているのでこれ以上の贅沢は言わない。
何もいうこともなく、大満足の鳩間最終日が終了。
前夜あだなしで呑んでいる時に船長 山本アニキから
「明日9時に来てください。今までに無い異次元の世界をお見せしますよ。」
と美味しんぼの山岡さんバリのコメントを頂き、メッチャテンションが上がった状態で当日を迎える。
9時に鳩間を出港。メンバーはあだなし宿泊の男性2人と、西表上原港でピックアップしたカップルさん一組。天気も快晴の中、ツアーがスタート。
まず上原港に近い浅目のポイントでちょっと体を慣らす。流石アニキ、ウォーミングアップポイントからなかなか綺麗な場所を選択。
その後若干深めのカメポイントへ移動。ここでは開始10分ほどでカメを発見。波照間の浅いところで見るカメも良いけど、深い場所を悠々と飛ぶカメもまた絵になる。ここのカメは結構長いこと一緒に泳いでくれた。
その後はデバスズメダイの群れがいるポイントに移動。群れに光が入るとキラキラ輝いて本当に綺麗。
そして午前中最後はバラス島へ。流石バラスを知り尽くすアニキだけあって、着岸している船が一番少ない時間帯を狙ってバラスへ入った。波や海流により日々姿を変えるバラス。今年は高さはないけど、裾野の広いうっすらとしたブーメラン型。浅い箇所に光が入って青が映え、息を飲むような美しさ。このクオリティーならリゾートツアーの広告でも十分行ける。
昼過ぎに一旦鳩間に戻り、あだなしでランチ。この日はタコライスを。
鳩間の港にはミジュンと呼ばれるイワシのような小魚が大量に入り込んできていて、それを追って巨大なガーラ(ロウニンアジ)までもが岸壁のすぐ足元に来ている。なかなか見事な光景で、午後の出船まではそんなものを眺めたりしつつ。
そして午後はバラス周辺でアニキがここ数年で一番と絶賛するテーブルサンゴの群生ポイントへ。昨年の台風不足から来る海水温の上昇で八重山の珊瑚は壊滅したと言われているけど、結局死んだのは歳を取ったサンゴが中心なのだという。若い珊瑚は昨年の高温にもしっかりと耐え、キッチリ綺麗に残っている。むしろ今年の方が生き生きしているものもあるくらいだ。確かにアニキイチオシのテーブル珊瑚の群生は、ホント感動するほど綺麗で見事だった。
今年は珊瑚を諦めていただけに、予想外の素晴らしい群生に出会え大満足。沖縄でもいろんな海に潜るけれど、この鳩間周辺ほどクオリティの高い海にはなかなか巡り会えない。この海を求めて、まだまだ鳩間には通い続けることになりそうだ。珊瑚の再生にもまだまだ希望があるのだと感じさせてくれるツアーだった。
ツアーから戻って最終便を見送り、夕陽はちょっとどんよりして負け。
いつも通りの夕食&ゆんたくをまったり楽しみ、これもまた恒例の星ツアーへ。
星も雲が多くちょっと難しい感じだったけれど、もうここまで散々撮り倒しているのでこれ以上の贅沢は言わない。
何もいうこともなく、大満足の鳩間最終日が終了。
2017年12月23日
八重山旅行記2017 7日目 9月21日 鳩間へ
八重山7日目、波照間の朝。この日は波照間を離れる日。
起床してから朝食を済ませ、帰りの船の時間まで同宿のT さんと軽トラで島を回る。まずは波照間酒造の販売店で、泡波3号瓶をget!
その後もニシ浜へ行ったり、仲良くなった旅人さんたちと喋ったりしつつ、島での残りの時間をのんびりと過ごす。
11時30分、早めのランチは行きたかった食堂 あやふふぁみ へ。この店のオーガニックで優しい味わいも、内地ではなかなか巡り会えないもの。スーチカ定食美味し!
そして時刻はあっという間に13時。13時10分の船で波照間を離れるため港に向かう。桟橋で船に並ぼうとしていると、前方に内地で見知った顔が!数年前、沖縄系の集まりでよく一緒に三線を弾いたりして遊んでいたMさんだ。社会人ドクターをとるために多忙となり暫し沖縄から離れていたとのことだったが、修了の目処が立ち復帰したのだという。まさかこんなところで奇跡の再会。是非また内地で遊びましょうと約束をして、船に乗り込む。これだから旅は面白い。
今年の波照間は、新月満天の星空を満喫。ニシ浜のカメ祭りも楽しすぎて本当に素晴らしい2日間。みっちり遊んでくれたT さん、美波のご主人、そして出会った方々に感謝!そしていざ鳩間へ。
波照間から1時間で石垣に戻り、15時30分の鳩間3便に乗るので、1時間ほど乗り継ぎの時間あり。マリアシェイクは初日に飲んだので、この日は雪塩ソフトを食べにユーグレナモール方面へ向かう。美崎町を通り抜けようとしたら、波照間で一緒にカメと泳いだ女子二人組にバッタリ。いろんな偶然があるものです(笑)
のんびり時間をかけて雪塩ソフトを食べたら、そのまま鳩間行きの船に乗り込む。
鳩間3便のお客は僕と後方に3名。既に酔っぱらって出来上がってる人たちだなぁと思っていたら、これから行く鳩間の宿のオーナーだった(笑)椅子の影になって顔が見えなかったので、気が付いたのは船を降りた後。
鳩間に着いたら急な通り雨。宿は定宿の民宿あだなし。チェックインを済ませてしばらくテラスでボーッと外を眺め、小雨になったところで部屋へ移動。今回は珍しくあだなし別館(旧民宿 ぽっぽ)だった。
夕食の魚釣りツアーというのがあるという張り紙を見て打診してみたら、この日はエサがないのと船長が泥酔して使い物にならないため、船が出せないという。ああ、船長はあの人か(笑)
と言うことで、そのままダラダラと飲みモードに突入し、流れで夕食まで。夕食を食べていると、オーナーがおもむろに三線を持って登場。島に住むミュージシャンのRさんも参加し、ライブが始まった。こういう突発イベントがあるのもあだなしの楽しいところ。そしてオーナーの歌う「島の人よ」は気持ちが込もっていて本家の池田卓さんバージョンよりも好き。ライブが終わり、そのままゆんたくへなだれ込みワイワイとお喋り。
10時頃、天の川がキレイに上がってきたので、ゆんたくを離脱して港や前の浜で写真を撮る。鳩間は宿から近いところに星を撮る環境が揃っていて結構好きな撮影スポットなのだ。
小一時間写真を撮ってもう一度ゆんたくへ戻ったところ、写真を見せたメンバーから是非星をバックに写真を撮りたいとのリクエストがあり、再び海へ。やっぱりモデルさんがいると写真にストーリーが生まれますね。
日付が変わる頃まであーでもないこーでもないと写真を撮り続け、結構いい写真がいっぱい撮れた。
星空で大きな収穫ありの鳩間1日目、終了。
起床してから朝食を済ませ、帰りの船の時間まで同宿のT さんと軽トラで島を回る。まずは波照間酒造の販売店で、泡波3号瓶をget!
その後もニシ浜へ行ったり、仲良くなった旅人さんたちと喋ったりしつつ、島での残りの時間をのんびりと過ごす。
11時30分、早めのランチは行きたかった食堂 あやふふぁみ へ。この店のオーガニックで優しい味わいも、内地ではなかなか巡り会えないもの。スーチカ定食美味し!
そして時刻はあっという間に13時。13時10分の船で波照間を離れるため港に向かう。桟橋で船に並ぼうとしていると、前方に内地で見知った顔が!数年前、沖縄系の集まりでよく一緒に三線を弾いたりして遊んでいたMさんだ。社会人ドクターをとるために多忙となり暫し沖縄から離れていたとのことだったが、修了の目処が立ち復帰したのだという。まさかこんなところで奇跡の再会。是非また内地で遊びましょうと約束をして、船に乗り込む。これだから旅は面白い。
今年の波照間は、新月満天の星空を満喫。ニシ浜のカメ祭りも楽しすぎて本当に素晴らしい2日間。みっちり遊んでくれたT さん、美波のご主人、そして出会った方々に感謝!そしていざ鳩間へ。
波照間から1時間で石垣に戻り、15時30分の鳩間3便に乗るので、1時間ほど乗り継ぎの時間あり。マリアシェイクは初日に飲んだので、この日は雪塩ソフトを食べにユーグレナモール方面へ向かう。美崎町を通り抜けようとしたら、波照間で一緒にカメと泳いだ女子二人組にバッタリ。いろんな偶然があるものです(笑)
のんびり時間をかけて雪塩ソフトを食べたら、そのまま鳩間行きの船に乗り込む。
鳩間3便のお客は僕と後方に3名。既に酔っぱらって出来上がってる人たちだなぁと思っていたら、これから行く鳩間の宿のオーナーだった(笑)椅子の影になって顔が見えなかったので、気が付いたのは船を降りた後。
鳩間に着いたら急な通り雨。宿は定宿の民宿あだなし。チェックインを済ませてしばらくテラスでボーッと外を眺め、小雨になったところで部屋へ移動。今回は珍しくあだなし別館(旧民宿 ぽっぽ)だった。
夕食の魚釣りツアーというのがあるという張り紙を見て打診してみたら、この日はエサがないのと船長が泥酔して使い物にならないため、船が出せないという。ああ、船長はあの人か(笑)
と言うことで、そのままダラダラと飲みモードに突入し、流れで夕食まで。夕食を食べていると、オーナーがおもむろに三線を持って登場。島に住むミュージシャンのRさんも参加し、ライブが始まった。こういう突発イベントがあるのもあだなしの楽しいところ。そしてオーナーの歌う「島の人よ」は気持ちが込もっていて本家の池田卓さんバージョンよりも好き。ライブが終わり、そのままゆんたくへなだれ込みワイワイとお喋り。
10時頃、天の川がキレイに上がってきたので、ゆんたくを離脱して港や前の浜で写真を撮る。鳩間は宿から近いところに星を撮る環境が揃っていて結構好きな撮影スポットなのだ。
小一時間写真を撮ってもう一度ゆんたくへ戻ったところ、写真を見せたメンバーから是非星をバックに写真を撮りたいとのリクエストがあり、再び海へ。やっぱりモデルさんがいると写真にストーリーが生まれますね。
日付が変わる頃まであーでもないこーでもないと写真を撮り続け、結構いい写真がいっぱい撮れた。
星空で大きな収穫ありの鳩間1日目、終了。
2017年12月22日
八重山旅行記2017 6日目 9月20日 新月の夕べ
八重山6日目、波照間の朝。午前中も潮が満ちていてカメに会えるということで、9時過ぎから前日星空ツアーに参加した方々とニシ浜へ。
早速海に入って、ものの5分でウミガメ発見。ちょっと離れた所にももう一匹いて、もはやニシ浜はカメ祭り状態。ビーチで遊んでいる親子連れのすぐ足元とかにいるのに、水の上に顔を出している人は意外とカメの存在にも気付かなかったりするから面白い。
昨年八重山に来た台風が極端に少なかった影響で、ニシ浜ではリーフ側の珊瑚がほぼ死滅していた。死んだ珊瑚に苔や海草が繁殖し、それらを食べに来たウミガメたちがそのままビーチまで入って来ているというのが、このカメ祭りの原因と推測される。我々観光客はカメと遊べてラッキーくらいにしか思わないかもしれないけれど、その背景にはそういった深刻な事情があることも理解しなければならない。
泳いでいる小さめのカメの跡を付いていったら更に大きなカメに遭遇するなど、ニシ浜のカメ祭りは午前中ほぼ途切れることなく続いた。おそらく4-5匹のカメが入り込んできているのだろう。
昼頃になり流石に泳ぎ疲れたので、海から上がる。昼食は一緒にいた方々のたっての希望で、2日連続の海畑。まあ海畑のソバが食べられるのも年に一度のことだし、2日連続でも異論なし(笑)
午後からは写真を撮りながら島の中をフラフラ。快晴の波照間はどこも絵になる景色ばかり。
そしてしばらく歩き回った後は、2日連続のみんぴか。この日はマンゴーで。
15時頃、同宿のT さんから電話がかかってくる。ゴム製のカヤックがあるから、ニシ浜にこれを出して遊ばないかと言うのだ。快諾し、美波の軽トラにカヤックを乗せて再びニシ浜へ!30分ほどカヤックを浮かべて遊んではみたものの、ただ単に浮いているだけでは意外と面白味もなく、結局カヤックを放り出して泳ぐ(笑)折角カヤックで少し奥まで行ったので、ドロップアウトしているリーフ際まで行ってみるがやはり珊瑚は死んでいて、結構荒涼とした風景。これが元に戻るまでにまた10年かかるのか・・・。
海から上がったら、洗い物などしつつ暫し宿で休憩。夜は星空ツアーがあるから、まだまだ体力を温存せねば。ただ若干雲が出てきていて、夕日と星を楽しむには不安な天気になってきた。
そしていざ夕日の時間になってみたら、西側には厚めの雲がどよーんと。海の方を見渡せる場所で暫く様子を見ていたけれど、この日の夕日は難しそうなので早々に諦めて、夕食へと切り替える。
2日連続で味○へ電話してみるも、この日も満席。居酒屋あがん、おでん屋ぶどぅまれーもNGでまさかの2日連続夕食難民。ここで今年集落に ゆみんとぅきという新しい食堂ができたという話を思い出し、最後の望みをかけて行ってみると、ここは空いていた!大阪から縁あって移住してきたというご夫婦が経営されていて、チャキチャキな感じの奥さんとダベりつつ夕食。
19時30分には美波の星空ツアーへ。最南端へ赴くもこの日は微妙などんより空で天の川が綺麗に見えない。まさかの新月当日に、この旅初めての星空敗けを喫するとは。
天の川の逆側の空は比較的綺麗に晴れていたので、星空ツアーの後は一足伸ばして、たましろ近くのサトウキビ畑にある「波照間港」の標識と星空を。これはなかなか絵になる。
八重山6日目終了。
早速海に入って、ものの5分でウミガメ発見。ちょっと離れた所にももう一匹いて、もはやニシ浜はカメ祭り状態。ビーチで遊んでいる親子連れのすぐ足元とかにいるのに、水の上に顔を出している人は意外とカメの存在にも気付かなかったりするから面白い。
昨年八重山に来た台風が極端に少なかった影響で、ニシ浜ではリーフ側の珊瑚がほぼ死滅していた。死んだ珊瑚に苔や海草が繁殖し、それらを食べに来たウミガメたちがそのままビーチまで入って来ているというのが、このカメ祭りの原因と推測される。我々観光客はカメと遊べてラッキーくらいにしか思わないかもしれないけれど、その背景にはそういった深刻な事情があることも理解しなければならない。
泳いでいる小さめのカメの跡を付いていったら更に大きなカメに遭遇するなど、ニシ浜のカメ祭りは午前中ほぼ途切れることなく続いた。おそらく4-5匹のカメが入り込んできているのだろう。
昼頃になり流石に泳ぎ疲れたので、海から上がる。昼食は一緒にいた方々のたっての希望で、2日連続の海畑。まあ海畑のソバが食べられるのも年に一度のことだし、2日連続でも異論なし(笑)
午後からは写真を撮りながら島の中をフラフラ。快晴の波照間はどこも絵になる景色ばかり。
そしてしばらく歩き回った後は、2日連続のみんぴか。この日はマンゴーで。
15時頃、同宿のT さんから電話がかかってくる。ゴム製のカヤックがあるから、ニシ浜にこれを出して遊ばないかと言うのだ。快諾し、美波の軽トラにカヤックを乗せて再びニシ浜へ!30分ほどカヤックを浮かべて遊んではみたものの、ただ単に浮いているだけでは意外と面白味もなく、結局カヤックを放り出して泳ぐ(笑)折角カヤックで少し奥まで行ったので、ドロップアウトしているリーフ際まで行ってみるがやはり珊瑚は死んでいて、結構荒涼とした風景。これが元に戻るまでにまた10年かかるのか・・・。
海から上がったら、洗い物などしつつ暫し宿で休憩。夜は星空ツアーがあるから、まだまだ体力を温存せねば。ただ若干雲が出てきていて、夕日と星を楽しむには不安な天気になってきた。
そしていざ夕日の時間になってみたら、西側には厚めの雲がどよーんと。海の方を見渡せる場所で暫く様子を見ていたけれど、この日の夕日は難しそうなので早々に諦めて、夕食へと切り替える。
2日連続で味○へ電話してみるも、この日も満席。居酒屋あがん、おでん屋ぶどぅまれーもNGでまさかの2日連続夕食難民。ここで今年集落に ゆみんとぅきという新しい食堂ができたという話を思い出し、最後の望みをかけて行ってみると、ここは空いていた!大阪から縁あって移住してきたというご夫婦が経営されていて、チャキチャキな感じの奥さんとダベりつつ夕食。
19時30分には美波の星空ツアーへ。最南端へ赴くもこの日は微妙などんより空で天の川が綺麗に見えない。まさかの新月当日に、この旅初めての星空敗けを喫するとは。
天の川の逆側の空は比較的綺麗に晴れていたので、星空ツアーの後は一足伸ばして、たましろ近くのサトウキビ畑にある「波照間港」の標識と星空を。これはなかなか絵になる。
八重山6日目終了。
2017年11月09日
八重山旅行記2017 5日目 9月19日 島渡る
八重山5日目、竹富島の朝。台風の余波で中途半端に漂っていた今回の旅も、この日から本格的に動き出す。ようやく竹富を抜けて、波照間へ向かう朝だ。
朝食を食べて、4日間を過ごした新田荘を発つ。こうやって風を読むためのベースキャンプがあるってことは、幸せなことだとつくづく思う。今回新田荘には、一つの大きくて喜ばしい変化があった。この流れの変化が、この宿、そして島に幸せをもたらすことを切に願いながら、宿をあとにする。
8:45の船で竹富を出、石垣の離島ターミナルで10:30の波照間2便のチケットを購入しようとしたら、2便は既に満席でキャンセル待ちだと言う…。今波照間便ってそんなことになってたの!?仕方がないので整理券をもらい、10:25の判決の時を待つ。
時間になってキャンセル待ちの結果を聞いたら、僕の2人前でチケット売り切れ。結局80分後の3便での移動が決定。空いた時間でどこか遊びに行こうかとも思ったけれど、時間が中途半端すぎるので結局マルハ鮮魚で一人反省会(笑)
ビールを飲みながらダラダラと過ごしていれば80分などあっという間で、気付けば船の時間。3便には確実に乗り込む。小一時間の船旅を経て、波照間港に着。
波照間港で宿の車を待っていると、前方から見知った顔が。東京の沖縄・三線仲間のTちゃんだ。彼は僕が乗って来た船で石垣に帰るのだと言う。
交わした言葉は「おぅ、来たか!俺はもう帰るよ。」って一言だけ。
日本の最南端の島で偶然すれ違ってるのに、近所の居酒屋で入れ違いになったご常連同士のようなこの軽さ(笑)それもまた良いじゃないですか。
今回の波照間の宿はコテージタイプの完全個室が魅力のハウス美波。夜に星の写真を撮りに行く人間にとっては、やっぱ相部屋はきつい。今回はこちらにお世話になります。一旦宿にチェックインを済ませ、昼食は定番の港にあるカウンターだけのそば処 海畑(イノー)でソーキそば。ここのそばは八重山トップクラスの味で、波照間の旅では欠かせない店。
昼食を済ませたら波照間港の防波堤から海をボーッと眺める。何て綺麗な青。この青を見に来るためだけに波照間に来ても良いと、心から思える美しさだ。
防波堤から降りてニシ浜まで行ってみたけれど、この日は目論見があって海に入るのはもう少し後。眺めるだけで我慢。
そしてニシ浜まで行ったらみんぴかは欠かせない。黒蜜スペシャルの美味さは別格!!!
黒蜜スペシャルの後は、いよいよニシ浜へ入る。何故15時過ぎまで海に入るのを待ったかというと、満潮に乗じてウミガメが沖から入ってくると聞いていたから。美波のご主人におおよそのカメポイントは聞いておいたので、そこの周辺を捜索。するとものの5分でウミガメを発見。足が着くくらい浅いところにいる。
近付いても全然逃げないし、結構積極的に泳ぐ!今までシュノーケリングでウミガメともいろいろ遊んできたけど、こんなに間近で長時間遊んだのは初めて。小一時間カメと遊んでいたら、何とウミヘビまで寄ってきた。こいつに絡まれると面倒なので、ここでカメとの遊びも切り上げることとした。
浜へ上がる手前でクマノミポイントも発見!浅く潜りやすい場所で、綺麗に写真が撮れた。
一旦宿に引き上げシャワーを浴びて、オリオンで一服。するともう夕日の時間。島での一日は本当に忙しい。電動自転車を飛ばして、再びニシ浜へと向かう。海へ向かう道すがら、ススキのような草が夕日に照らされて黄金に輝いているのが良い感じ。絵になる風景だ。
そしてニシ浜での夕日。おそらくこの旅で一番の夕日だろう。
日が沈みきった後暫く待っていると、空には光芒。美しい光の道に暫し見惚れる。
再び宿に戻り、夕食は島で人気の居酒屋 味◯(みまる)で軽く染ませようと思って店に行ってみると満席。丁度島の小学校に工事が入って、職人さんたちが夕食で来ているようだ。他にm何軒か当たってみたのだけれど、どこも満席orお休みで全然食事ができる場所がない…。まさかの夕食難民だ。結局この日の夕食は宿のテラスでいなばのガパオ缶+レトルトご飯+鯖缶を広げ、寂しい一人飯になってしまった。
20時。美波はご主人が有料だけれど星空ツアーに最南端まで連れて行ってくれる。ということで宿泊客や周辺の宿から希望者が集まって星空ツアーに出発!
今回の旅のテーマは、「新月の波照間を目指す旅」と書きましたが、新月一日前の波照間の星空、ヤバイです。同行した皆様が最南端の碑と天の川やら、光文字やらで盛り上がっている間、ひたすら僕は勝手に写真を撮っておりました。ホント、すごい星空。言葉を失います。
星空ツアーから宿に戻って、ツアーで一緒だった方々と宿の裏のさとうきび畑で撮影会。さとうきび畑と星空というのもなかなか乙なもの。
そんなこんなで、充実しまくりの波照間一日目、終了!
朝食を食べて、4日間を過ごした新田荘を発つ。こうやって風を読むためのベースキャンプがあるってことは、幸せなことだとつくづく思う。今回新田荘には、一つの大きくて喜ばしい変化があった。この流れの変化が、この宿、そして島に幸せをもたらすことを切に願いながら、宿をあとにする。
8:45の船で竹富を出、石垣の離島ターミナルで10:30の波照間2便のチケットを購入しようとしたら、2便は既に満席でキャンセル待ちだと言う…。今波照間便ってそんなことになってたの!?仕方がないので整理券をもらい、10:25の判決の時を待つ。
時間になってキャンセル待ちの結果を聞いたら、僕の2人前でチケット売り切れ。結局80分後の3便での移動が決定。空いた時間でどこか遊びに行こうかとも思ったけれど、時間が中途半端すぎるので結局マルハ鮮魚で一人反省会(笑)
ビールを飲みながらダラダラと過ごしていれば80分などあっという間で、気付けば船の時間。3便には確実に乗り込む。小一時間の船旅を経て、波照間港に着。
波照間港で宿の車を待っていると、前方から見知った顔が。東京の沖縄・三線仲間のTちゃんだ。彼は僕が乗って来た船で石垣に帰るのだと言う。
交わした言葉は「おぅ、来たか!俺はもう帰るよ。」って一言だけ。
日本の最南端の島で偶然すれ違ってるのに、近所の居酒屋で入れ違いになったご常連同士のようなこの軽さ(笑)それもまた良いじゃないですか。
今回の波照間の宿はコテージタイプの完全個室が魅力のハウス美波。夜に星の写真を撮りに行く人間にとっては、やっぱ相部屋はきつい。今回はこちらにお世話になります。一旦宿にチェックインを済ませ、昼食は定番の港にあるカウンターだけのそば処 海畑(イノー)でソーキそば。ここのそばは八重山トップクラスの味で、波照間の旅では欠かせない店。
昼食を済ませたら波照間港の防波堤から海をボーッと眺める。何て綺麗な青。この青を見に来るためだけに波照間に来ても良いと、心から思える美しさだ。
防波堤から降りてニシ浜まで行ってみたけれど、この日は目論見があって海に入るのはもう少し後。眺めるだけで我慢。
そしてニシ浜まで行ったらみんぴかは欠かせない。黒蜜スペシャルの美味さは別格!!!
黒蜜スペシャルの後は、いよいよニシ浜へ入る。何故15時過ぎまで海に入るのを待ったかというと、満潮に乗じてウミガメが沖から入ってくると聞いていたから。美波のご主人におおよそのカメポイントは聞いておいたので、そこの周辺を捜索。するとものの5分でウミガメを発見。足が着くくらい浅いところにいる。
近付いても全然逃げないし、結構積極的に泳ぐ!今までシュノーケリングでウミガメともいろいろ遊んできたけど、こんなに間近で長時間遊んだのは初めて。小一時間カメと遊んでいたら、何とウミヘビまで寄ってきた。こいつに絡まれると面倒なので、ここでカメとの遊びも切り上げることとした。
浜へ上がる手前でクマノミポイントも発見!浅く潜りやすい場所で、綺麗に写真が撮れた。
一旦宿に引き上げシャワーを浴びて、オリオンで一服。するともう夕日の時間。島での一日は本当に忙しい。電動自転車を飛ばして、再びニシ浜へと向かう。海へ向かう道すがら、ススキのような草が夕日に照らされて黄金に輝いているのが良い感じ。絵になる風景だ。
そしてニシ浜での夕日。おそらくこの旅で一番の夕日だろう。
日が沈みきった後暫く待っていると、空には光芒。美しい光の道に暫し見惚れる。
再び宿に戻り、夕食は島で人気の居酒屋 味◯(みまる)で軽く染ませようと思って店に行ってみると満席。丁度島の小学校に工事が入って、職人さんたちが夕食で来ているようだ。他にm何軒か当たってみたのだけれど、どこも満席orお休みで全然食事ができる場所がない…。まさかの夕食難民だ。結局この日の夕食は宿のテラスでいなばのガパオ缶+レトルトご飯+鯖缶を広げ、寂しい一人飯になってしまった。
20時。美波はご主人が有料だけれど星空ツアーに最南端まで連れて行ってくれる。ということで宿泊客や周辺の宿から希望者が集まって星空ツアーに出発!
今回の旅のテーマは、「新月の波照間を目指す旅」と書きましたが、新月一日前の波照間の星空、ヤバイです。同行した皆様が最南端の碑と天の川やら、光文字やらで盛り上がっている間、ひたすら僕は勝手に写真を撮っておりました。ホント、すごい星空。言葉を失います。
星空ツアーから宿に戻って、ツアーで一緒だった方々と宿の裏のさとうきび畑で撮影会。さとうきび畑と星空というのもなかなか乙なもの。
そんなこんなで、充実しまくりの波照間一日目、終了!
2017年11月05日
八重山旅行記2017 4日目 9月18日 海へ出る日
八重山4日目、竹富の朝。いくら竹富が好きだとはいっても、そろそろ味を変えないと飽きもくる。ということでこの日は黒島のシュノーケリングショップ うんどうや さんでシュノーケリングツアーを予約していた。竹富港で拾ってくれて、黒島やパナリ周辺のスポットを丸一日案内してくれ、最後は竹富港で下ろしてくれるというので、この日の僕のニーズには最適。
朝食後竹富港で拾ってもらい、ツアースタート。ツアーには10名以上が参加していて大盛況。そのうちの半分以上が香港からの旅行者だと言う。八重山島旅の様子も刻々と変わりつつあるのだ。
船は一旦うんどうやの本拠地 黒島港へと寄港。港に船が入った所で、誰かが岸壁から僕の名前を呼んでいる!?驚いて見てみると、数年前に鳩間で知り合ったAさん!今回旅程が被っていて、どこかで会えると良いねなんて話していたのだ。お互いの行動を何となく伝えていたので、わざわざ顔を見に来てくれたらしい。彼女はツアーに参加するわけではないので、数年ぶりの再会は船と岸壁で20mほどの距離を挟んでほんの一瞬だけれど、それはそれで嬉しいもの。
そんなサプライズを挟んでいよいよツアーは本格的にスタート。まずはパナリと西表の間くらいにあるバラス島(西表-鳩間の間にあるのが俗に言うバラス島)へ上陸。ここのバラスもなかなか綺麗。
バラスの後はパナリ近くの浅い海で軽くウォーミングアップ。しばらく泳いでいると岸近くの浅い海底で、全長3mほどの黒い塊が何やらうねうね蠢いている!?超巨大ナマコ???恐る恐る近づいてみると、タイヤか何かのゴムチューブでした(笑)実際見た時はマジでびびったよ。海底送電ケーブルのフルートにしていたものが台風で流されたらしい。別の場所には人工で削られたっぽい巨石もあってなかなかミステリアスな海域でした。
その後は赤枝珊瑚の綺麗なポイントへ。赤枝珊瑚と青い海のコントラストは絵になるねぇ。そして腹の黄色い線が特徴的な鮮やかな魚の群れ。これは何の魚だろう?
午前中は3ポイントをまったり巡り、一旦昼食で黒島へ戻る。港にある食事処 ハートらんどで名物の味噌そばを頂く。
午後からはショップのオーナーさんたちもジェットスキーで合流。次のポイントではウミガメに出会い暫し一緒に泳ぐ。
そして最後は竹富と石垣の間にある幻の島と呼ばれる浜島。もう夕方で訪れる人もいなくなった浜島を満喫。
17時30分に竹富港に帰港。夕食後に夕日を見に行ったけれど、この日は雲が多く負け。
新田荘に帰って同宿の方々とゆんたくどうしようと話していたら、以前に島でヘルパーをしていたIさんからたまには外に飲みに行こうということになり、まずは比較的最近できたというオープンテラスの素敵空間 Tsuki akari へ。星空の下か是非吹かれた脳お酒もまた格別。小一時間飲んだ後は、場所を変えてここは昔方ある有名店 民芸喫茶マキへ。10年竹富に通って初めて入ったよ。人間って(特に慣れれば慣れるほど)どうしても自分の知ってる安全牌に逃げようとするから、こういう風に誰かに知らない場所に連れてきてもらうって実は凄く重要。
マキで小一時間飲んだ後は西桟橋から外周道路の竹富定番パターン。みんなでのんびり星を眺め、八重山4日目が終了。
朝食後竹富港で拾ってもらい、ツアースタート。ツアーには10名以上が参加していて大盛況。そのうちの半分以上が香港からの旅行者だと言う。八重山島旅の様子も刻々と変わりつつあるのだ。
船は一旦うんどうやの本拠地 黒島港へと寄港。港に船が入った所で、誰かが岸壁から僕の名前を呼んでいる!?驚いて見てみると、数年前に鳩間で知り合ったAさん!今回旅程が被っていて、どこかで会えると良いねなんて話していたのだ。お互いの行動を何となく伝えていたので、わざわざ顔を見に来てくれたらしい。彼女はツアーに参加するわけではないので、数年ぶりの再会は船と岸壁で20mほどの距離を挟んでほんの一瞬だけれど、それはそれで嬉しいもの。
そんなサプライズを挟んでいよいよツアーは本格的にスタート。まずはパナリと西表の間くらいにあるバラス島(西表-鳩間の間にあるのが俗に言うバラス島)へ上陸。ここのバラスもなかなか綺麗。
バラスの後はパナリ近くの浅い海で軽くウォーミングアップ。しばらく泳いでいると岸近くの浅い海底で、全長3mほどの黒い塊が何やらうねうね蠢いている!?超巨大ナマコ???恐る恐る近づいてみると、タイヤか何かのゴムチューブでした(笑)実際見た時はマジでびびったよ。海底送電ケーブルのフルートにしていたものが台風で流されたらしい。別の場所には人工で削られたっぽい巨石もあってなかなかミステリアスな海域でした。
その後は赤枝珊瑚の綺麗なポイントへ。赤枝珊瑚と青い海のコントラストは絵になるねぇ。そして腹の黄色い線が特徴的な鮮やかな魚の群れ。これは何の魚だろう?
午前中は3ポイントをまったり巡り、一旦昼食で黒島へ戻る。港にある食事処 ハートらんどで名物の味噌そばを頂く。
午後からはショップのオーナーさんたちもジェットスキーで合流。次のポイントではウミガメに出会い暫し一緒に泳ぐ。
そして最後は竹富と石垣の間にある幻の島と呼ばれる浜島。もう夕方で訪れる人もいなくなった浜島を満喫。
17時30分に竹富港に帰港。夕食後に夕日を見に行ったけれど、この日は雲が多く負け。
新田荘に帰って同宿の方々とゆんたくどうしようと話していたら、以前に島でヘルパーをしていたIさんからたまには外に飲みに行こうということになり、まずは比較的最近できたというオープンテラスの素敵空間 Tsuki akari へ。星空の下か是非吹かれた脳お酒もまた格別。小一時間飲んだ後は、場所を変えてここは昔方ある有名店 民芸喫茶マキへ。10年竹富に通って初めて入ったよ。人間って(特に慣れれば慣れるほど)どうしても自分の知ってる安全牌に逃げようとするから、こういう風に誰かに知らない場所に連れてきてもらうって実は凄く重要。
マキで小一時間飲んだ後は西桟橋から外周道路の竹富定番パターン。みんなでのんびり星を眺め、八重山4日目が終了。
2017年10月22日
八重山旅行記2017 3日目 9月17日 予定変更
八重山3日目、竹富の朝。当初の予定ではこの日から鳩間へ入る予定だったものの、台風の影響による北風で波のうねりが取れず、早朝に鳩間便の欠航が確定。朝から新田の縁側で頭フル回転のリスケタイム。何だかんだで毎年やってるな、この作業(笑)
結局竹富を2泊延泊し、その後19日から波照間へ行くことに。鳩間は旅の最後に持っていけば概ね帳尻は合う。海峡も考えるとこれがベストでしょ。
予定が固まった後は縁側で猫と遊ぶ。今年は生まれて数週間くらい、よちよち歩きのチビにゃんがいてメチャクチャ可愛い!
その後この日は午前中、干潮のうちにコンドイに浸る。波やうねり、そして海中の透明度も前日に比べたらだいぶマシになっていて、翌日には海もまともな状態に戻りそうな感じ。
昼食は珍しくガーデンあさひで。
実はこの日は島の敬老会。集会所 まちなみ館で行われる式典の後は、島の人たちによる躍りや歌など、様々な出し物がある。伝統的な奉納芸能等と比べてると砕けた感じで分かりやすく、観光客が見ても十分に楽しめるものばかり。暫し見学させて頂く。それにしても島のおじいおばあは元気だ。
敬老会が一段落ついたら、帰り際に2日連続のぱいぬ島。この日は沖縄ぜんざいで。普段あんこ系のお菓子は殆ど食べないのだけれど、この氷と合わせた控えめな甘さはいけるかも!白玉も美味し!
新田のおばあは当然敬老を祝われる側なので、この日は宿の夕食はなし。先に夕日を見に行ってから珍しく竹富での外食。夕日は綺麗に西表の島陰に沈み、3日目の夕日も勝ち。
宿に戻ってからは仲良くなった同宿の関西のおっちゃん2人と、かにふで夕食。親子ほどの歳の差だけれど、まあいろいろと呑んで話し込む。こういう出会いもなかなか良いもの。宿に帰ってからも更に縁側で飲みながらゆんたく。
23時頃にまた西桟橋と外周道路へ星を見に行く。星は3日とも申し分ない。何もないけどいろいろ贅沢な竹富3日目が終了。
結局竹富を2泊延泊し、その後19日から波照間へ行くことに。鳩間は旅の最後に持っていけば概ね帳尻は合う。海峡も考えるとこれがベストでしょ。
予定が固まった後は縁側で猫と遊ぶ。今年は生まれて数週間くらい、よちよち歩きのチビにゃんがいてメチャクチャ可愛い!
その後この日は午前中、干潮のうちにコンドイに浸る。波やうねり、そして海中の透明度も前日に比べたらだいぶマシになっていて、翌日には海もまともな状態に戻りそうな感じ。
昼食は珍しくガーデンあさひで。
実はこの日は島の敬老会。集会所 まちなみ館で行われる式典の後は、島の人たちによる躍りや歌など、様々な出し物がある。伝統的な奉納芸能等と比べてると砕けた感じで分かりやすく、観光客が見ても十分に楽しめるものばかり。暫し見学させて頂く。それにしても島のおじいおばあは元気だ。
敬老会が一段落ついたら、帰り際に2日連続のぱいぬ島。この日は沖縄ぜんざいで。普段あんこ系のお菓子は殆ど食べないのだけれど、この氷と合わせた控えめな甘さはいけるかも!白玉も美味し!
新田のおばあは当然敬老を祝われる側なので、この日は宿の夕食はなし。先に夕日を見に行ってから珍しく竹富での外食。夕日は綺麗に西表の島陰に沈み、3日目の夕日も勝ち。
宿に戻ってからは仲良くなった同宿の関西のおっちゃん2人と、かにふで夕食。親子ほどの歳の差だけれど、まあいろいろと呑んで話し込む。こういう出会いもなかなか良いもの。宿に帰ってからも更に縁側で飲みながらゆんたく。
23時頃にまた西桟橋と外周道路へ星を見に行く。星は3日とも申し分ない。何もないけどいろいろ贅沢な竹富3日目が終了。