December 02, 2005
ビッグスワンであいましょう。
初雪です。
まるで、行ってしまう者の足止めをするかのように。
明日はJ1最終節、そう、ホームで迎える反町アルビ最後の日です。
リーグ最終節よりも早く、辞意を表明した反町監督。
長い間、お疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございました。
「2年も(監督)やってたら飽きる」と就任当初から言っていた貴方が、まさか5年も新潟で指揮を執るとは思いもよりませんでした。
そしてそれは、嬉しい誤算でした。
でも、次なるステップの為に、お別れしなくちゃいけないのですね。
アルビレックス新潟という、田舎のちっぽけなチームの歴史のうち、半分は貴方の足跡で埋まっています。
もしまた、気が向いたら。
足跡を付けに来て下さい。
その時を我々は待っています。
ただ、対戦チームとして来られるのはちょっと困る・・・というかかなり嫌ですけどね(笑)
そして、戦力外を通告されてしまった選手達。
木寺選手
キデさん、本当に残念です。
このままずーっとアルビに居て欲しい人でした。
野澤選手の控えに回ることが多かったけれど、キデさんが居てくれたから、安心していられたのですよ。
選手バスの運転手にはまだ早すぎます。もう一花咲かせて見せてください、我々に。待っています。
桑原選手
桑兄、2年間の短い間だったけれど、J1に昇格したひよこチームのお尻を叩いてくれてありがとう。
ガンバ戦の、リーグ戦初ゴールとなったスーパーミドル、忘れません。
本当に頼りになる、優しい兄貴でした。
どうぞ、もう一度スワンに来て下さい。
対戦相手として。
丸山選手
マル、怪我がそんなに悪かったなんて・・・
日記、拝見していました。
先日は、監督へのメッセージを見つけて、マルの思いやりの深さにひっそり泣いてしまいました。
そのマルも離れることになるなんてね。
賢く、そして真面目であり、頼れる選手でした。
もう一度スワンのピッチに立てるのを待っていたのですけど・・・
怪我を治して、また元気にピッチを駆ける姿を見せてください。
高橋選手
練習生から這い上がった、逞しさは頼もしかったです。
だから、J1でプレーできていることを本当に嬉しく思っていました。
目の件、初めて記事で目にしたときに少なからずショックを受けました。
どういう事情なのかは部外者にはわかりませんが、直樹ならきっと大丈夫。
また爽やかな笑顔でスワンに戻ってきてください。
末岡選手
スエが居なくなるなんて残念で仕方ないです。
もっともっとやれる筈!
あの天皇杯(仙台戦)で見せた、スーパーなシュートをまた決めてください!
折れないハートの持ち主だから、きっとまた会えるよね、スエ。待っています。
新井選手、山田選手、中島選手
シンガポールから戻ってくると期待していたのだけれど、残念です。
でも、まだまだ若いし、活躍の場は沢山残されている筈。
諦めずにガムシャラに頑張ってください。
アラケンは新天地となるチームでも頑張れ!
ショウジ、ファラン、朗報待っています。
そして、最後に、チームを離れ、ブラジルに戻ることになったアンデルソン・リマ選手。
新潟を離れることになって残念です。
サポーターはみな、貴方の魔法のFKに魅了されてしまいました。
大音量のリマコール、ちゃんとリマの胸に届いていて嬉しかった。
私も、あの川崎戦のFKは一生忘れません。
貴方は本当に素晴らしい選手でした。
また日本に戻る機会があるならば、寄り道なんかしないで真っ直ぐに新潟に来て下さい。
こんなこと書いてるだけで、涙が止まりませんが・・・
どうか、みんな。
ビッグスワンであいましょう。
我々はいつだって、あの場所で待っています。
どうか明日は素晴らしい一日になりますように。
August 18, 2005
新たなる挑戦。
別れは突然にやって来る。
それも、新たに戦力を補強した矢先に。
新しい血が入ってくれば、当然出て行く血もあるということをすっかり忘れていた。
お盆休みの間に、新戦力について書こうと思った、その直後に”俺たちの山口”こと山口素弘選手の移籍が発表された。
ショックだった。
確かに、最近は出場機会も少なくなってきていたけれど。
それでも、”俺たちの山口”は”俺たちの山口”のまま、オレンジのユニフォームを纏ってピッチを去るものだとどこかで思い込んでいた。
フランスW杯出場の立役者であり、フランスW杯の出場者であり、そして我々の昇格の立役者。
それだけの戦跡を残してきた彼であるから36歳という年齢でも欲しているチームはあるのだ。
むざむざベンチに置いておくような勿体無い真似は許されないのだろう。
また、素さんも選手として、自分に残された時間があまり無い事を知っているからこそ、現役としてプレーできる場所を常に求めていたのだ。
会見で、「非常に長く考えた上での決断だった」と言ってくれた。
7月中旬から話が出ていたそうであるが、本格的なオファーは8月のキャンプ中とある。
丁度同じポジションの選手である菊地のレンタル移籍の話が進行していた時期だ。
憶測に過ぎないけれど、これが決定打になったのではないか。
若返りを図りたい新潟。
昇格に向けて経験のある選手を欲している横浜FC。
今から2年半ほど前、同じように経験のある選手を欲していた新潟にやってきた素さんが、「そろそろ俺に頼らずオマエ達の力だけでやっていけよ」と言っているようなそんな気すらしてくる。
TVの会見で見た素さんの表情はどことなく寂しげであった。
下した決断に迷いはないようだったけれど。
札幌戦で叫んだ「新潟最高!」、そして昇格を決めた最終戦で叫んだ「新潟最高!」。
クールな顔の下に、熱い魂を隠している選手だということを初めて知った。
たった2年半の間だけれど、その密度は10年分にも匹敵する程のものだった。
だからこそ、この突然のサヨナラは寂しすぎる。
「行ってきます」と言ったからには、必ず「ただいま」を言いに戻ってきて欲しい。
噂では完全移籍のオプションつきと言われているが、我々は素さんに「ありがとう」も「さようなら」も言っていないのだよ。
横浜FCは現在11位。
3位につけて入れ替え戦を狙うとのことだけれど、現実的にはかなり厳しいミッションだ。
だからこそ、”俺たちの山口”は挑戦するのだ。
2年半前、新潟の一員となった時のように。
今はただ、素さんの新たなる挑戦を心から応援したい。
そして必ずや我々の前に再び姿を見せに戻ってきてくれるであろうことを信じたい。
我が家にある、昇格記念の写真には、ファンサービス下手の俺たちの山口のサインが入っている。
【会見全文はこちら】
July 12, 2005
世界で一番幸せなスタジアム。
サッカー好きならば既にご存知かと思われる、東京ダービーでの一件含め、神戸戦、ジェフ戦
で色々感じた事をちょびっと書いてみる。
実際、仕事も早々にキックオフ30分前にスタジアムに辿りついた時点では、5割程度の入り。
あらららら、今日は流石に閑散としてるなー、などと思い、辺りを眺めてみるとある事に気がついた。
真横から流れてくるするめスメルの中の観戦はちょいと厳しいなと思ったが、まぁ空席になるよりいいか。
欠席されるよりは、知人に貸して席を埋めてもらったほうが良いという考え方だ。
その後、獲って獲られてのシーソーゲーム。
喜びと落胆が交互にやってくる、恒例新潟コースター状態に突入すると、最初はスカしていたオヤジさんも
その後はもう、訪れるピンチにワァワァ叫びながら終了のホイッスルを迎えた。
選手を間近で迎えたかった私は、2Fの最前列に移動したので、その後のオヤジさんの様子はわからないが、
きっとこのオヤジさんたちは次は自分でチケットを買ってやってくるだろう、そう思わせるような実にいい笑顔だった。
ふと気がつけば、スタンドはオレンジで染まっていた。
皆必死で仕事終わらせて駆けつけたんだろうね。
一見さんも、古参も、大人も子供も、性別も全く関係ない。
お次、7/9(土)ジェフ戦@臨海。
久々のバスツアー、もう臨海は無いかもしれない、とのことでパルテノン見たさに行ってみた。
ショボいショボい、と言われていたので、どんな凄いのが出てくるのかと思ったら思いの他キレイじゃないか!!
確かに都心から遠いけど、笠松よりはアクセスは良いわけだし、何故そんなに人が入らないのかと思った。
知将オシムの展開するサッカーは素晴らしく魅力的なのに。
試合内容は、これまたシーソーゲームを展開し、そして力尽きたという感じで・・・
目指しているサッカーが似ているので、ムービングサッカーとはこう表現するんだぜ!とお手本を見せられて
サポは全く諦めてなかったんでかなり悔しい。もっと選手に届くように頑張れということですね。
次はJ2時代シノギを削ったC大阪戦。
万全の状況で挑めないのが残念だが、ぜひ心身共にバテずに戦って欲しい。
話が逸れたが、ジェフは試合後のオシム監督のコメントをはじめ、チーム全体に相手チームをリスペクトしている
特にオシムさんのリップサービス、持ち上げられすぎて逆に落ち込む程であった。
スタッフの方々にも「ありがとうございました」と深深と頭を下げられる始末。
負けて悔しい筈なのに、すっかり毒気を抜かれて、妙に清々しい気分であった。
反対側から、その様が良く見えて、ちょっぴり羨ましかった。
さて、その同日。
味の素スタジアムで事件は起きた。
帰りのバスで、携帯からその一報を目にしたときは驚くよりも、「あー、遂にやっちゃったか」と思った。
FC東京と、東京ヴェルディ1969。
この2チームの対抗意識はちょっと尋常じゃない。(どっちかってーとFC東京側の意識の方が過剰?)
一部のFC東京サポーターが、ベルディのクラブハウスにスプレー缶で落書きするわ、FC東京の縄張り内で
当然、この日もなんかやらかすだろうなーと他サポながら考えていた。
でもまさか、傷害事件にまで発展するとは。
ざっとサイト巡りしてFC東京サポの言い分を要約すると、
・確かにヴェルディ側のフェンス近くまで行った。
・でもそれは自分達の士気を上げるため。煽りなどではない。
とのこと。
だがしかし、やられた方のヴェルディサポにしてみたらどうだろうか。
いきなり、チャントを歌いながら敵サポが大挙(記事には200名程度とある)してやってきたら、
本能的に恐怖を感じたとしても仕方ない。
さらに驚いたのは、このFC東京軍団による練り歩きは事前に計画されたものであったということ。
事前にわかっていたのに容認するとは、世界で一番幸せなスタジアムを作るというJの理念からは
事件後、FC東京の公式アナウンスも出されましたが、なんだか釈然としない感じ。
灰皿を投げ、怪我をさせてしまった犯人は個人サポで、どこの団体にも属していないから知りません、
今度は勝ち点を取りに、蘇我スタにお邪魔したいです。
でもあえて書かせていただきました。
開幕戦で、東京のG裏が我らの守護神を弄ったことを気にかけて「G裏があんな事言ってゴメンね」と
そういう人達がFC東京は・・・とひとくくりにされるのはたまらないし、でもやっぱりこの事件に関して
黙ってはいられないので、チラシの裏並みですが書かせていただきました。
June 27, 2005
MusicalBaton。
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
20GB〜21GB。(複数ファイルあるので定かではナイ)
オーディオプレイヤーを持っていないにも関わらず、この容量って・・・
カーオーディオが1DINのCDプレーヤー(MP3可)タイプなんで、その為にエンコードしてる
■Song playing right now (今聞いている曲)
・現時点では聴いてません。TVがBGMになってます。
■The last CD I bought(最後に買ったCD)
先週かな、夫が買ってきてくれました。
CDは共有資産であります(笑)
もちろん、HMVのカードはゴールドメンバー。買いすぎ。
・Big City Nights/Space Cowboy
まだ聴いてないですが、前回のアルバムはなかなか良かったです。
自分と同世代なのかなあ。
メジャーデビューアルバム。
まぁ、イキのいい、良く喋るピアノなんですわ。インディーの頃からのスウィングナンバー、
真夏のエクスタシーは白眉。
・REMINISCENCE/BonniePink
何故かサザンの真夏の果実も入っておりますよ。
■Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
フェイバリットが多すぎると選ぶの困りますよね。
ということで、自分のルーツと言うか、この曲に出会わなかったらその先広がってなかったよ、
・感電キング/S-KEN
東京ロッカーズの火付け役、田中唯士氏のバンド。
ブガルーであったり、ルンバであったりを粋に聞かせてくれちゃうんですよね。
とにかくカッコイイ!高校生の頃、ハマりました。
矢野顕子女史がモデルになってるようなんですが。
・EDO LIVER/CARNATION
接触が無いようでいて、気が付けば森高千里の曲等々で接触してたんですね。
どの位の好き度かというと、”猫になって直枝アニキの膝で甘えたい”程の好き度です。
・PONTA DE AREIA/ Wayne Shorter
小学生の頃、ラジオから流れてきたこの曲に出会い、大人になったら絶対アルバム買うんだ!
夫には「童謡?」と言われてしまいました。いいんだ、言わせておけ。
・アンジェリーナ/佐野元春
元春がパーソナリティを務めていたFM番組、サウンドストリート。
そのオープニング曲です。
この番組で実に沢山の音楽と出会いました。
ある意味私の音楽ルーツと言っても間違いじゃない番組。
時報が鳴ってから、アンジェリーナのイントロが流れてくるのを楽しみにしていた少女時代でした。
■Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名)
5名って結構難しい〜。
面倒だったら華麗にスルーしてください。
いじょ。
May 30, 2005
僕らは船越を愛している。
足を伸ばしたまま、動けない。
嫌な予感。
足をまっすぐに伸ばしている。
膝を労る素振りはない。
02シーズン秋、彼を襲ったアキレス腱の断裂。
あの時の船越が脳裏から離れない。
担架に乗せられピッチを後にしたその数分後、救急車のサイレン。
重症だ、とすぐに思った。
試合は残念ながら引き分け。
後半、ようやくエンジンが掛かっていい流れが来ていた時の船越の離脱。
なんてことを思うよりも、船越の状態が心配で、落ち着いてみていられなかった。
左足アキレス腱断裂から復帰し、J1での6年ぶりのゴールを上げ、ようやく光を掴んだと
スタジアムから帰宅後、地元のTV番組で船越の怪我の状態が知らされた。
なんてこった。
オフィシャルのプレスリリースが出ていないので正確な状況は判らないが、復帰にはまた長い
時間が必要だということ。
あまりにも痛い戦線離脱だ。
野次もものともせず、チームの為に身体を張り、そしてチームを鼓舞する船越は漢だ。
だから、愛さずにはいられない。
優蔵、必ず怪我を治して戻ってきておくれ。
前線で身体を張る姿をまた見せて欲しい。
そして、あの打点の高い、スーパーなヘディングでスワンを湧かせてくれ。
これからまた辛い手術やリハビリが続くと思うけれど、一度それをやり遂げた優蔵ならまた出来る。
待ってるから、焦らず完治して、必ず戻って来てください。
May 22, 2005
貴重な危機感。
スタメン発表も、ときめかない。
その後鈴木も本山と交代。
スタメン起用のFWを下げなきゃいけないくらいならば、最初から大黒でいけばいいのにね・・・。
May 16, 2005
フェアプレー、フェアジャッジ、プリーズ。
新潟にとっていい内容のゲームだっただけに勝ちたかった。
結局2−0でリードした時点で甘さが出てしまったということなのだが、なんとも後味が悪い。
試合終了後、審判団が引き上げる際の大ブーイングが全てを物語っている。
試合内容云々よりも、ジャッジでストレスが溜まる試合だった。
下されたジャッジについて、あれこれ言うつもりはない。
終わってしまったことをグチグチ言うのはみっともないし。
だが、あのビッグスワン始まって以来の大ブーイングを浴びせられた意味を、審判団に少しでも考えて欲しいものだ。まぁ、明らかな神の手ゴールでも誤審じゃないと言い切っちゃう協会だから無理なんだろうけどね・・・。
さて、タイトルのもう一つの意味。この記事を読んで驚いた。(いや、驚いちゃいけないんだろうけど)
クローゼ君は素晴らしい選手だよ。日韓W杯の時、頭だけの選手だなんて思って正直スマンかった。
某チームの選手一同にクローゼ君のフェアプレー道を説いて聞かせたい。
いや、いっそJリーグ特別教習会をして欲しい位だ。
なにしろ、某チームに以前所属していた選手はPKを得て、それが決勝弾となった試合で「(相手がPA内で当たってきたら)転ぼうと思ってた」と実に誇らしげに語っているのだから。
(注:ソースが探しきれません、古いからなぁ・・・)
それを誰も咎めないのもどうかと思うし、そのチームに関してはそれが当たり前だと言わんかの如く転がりまくる選手が多い。
入団後、新人教育の一環で上手な騙し方、転び方、なんてものを教えてるんじゃないか?と疑われても仕方ない。
マリーシアと言ってしまえばそれまでなんだけど。
今回も正にそう。
本当に実力があるのなら下手な演技なんてしなくてもいいのに・・・。
いやいや、それを見抜けない審判団が悪いのだよ。多分。
May 07, 2005
新潟魂。
スタッフも数人頭を丸めた。
J1昇格を賭けた最後の試合の時のような覚悟を思い出させた。
チームだけではない。
ジュニーニョに素晴らしいゴールを決められてしまい前半が終了。
いい雰囲気の内に得点できず、逆にやられてしまい、チームの血の巡りが悪くなる。
この日も同じだった。
私は、ハーフタイムにずっと嫌な思いに囚われていた。
後任は?
適任と言える新たな指揮官が見つからなければ、過去に降格してしまったチームの二の舞になる。
ずーっとこんなネガティブ思考のループだった。
サポとして凄く恥ずかしいことだけれど、本当にそんなことを考えてしまったのだった。
が、後半に空気が一変する。
船越の敵DFを背負っての振り向きざまシュートがネットに突き刺さる。
今まで腐らずに頑張ってきた船越の事をずーっとFootballの神様は見ていたんだろう。
時々彼が大仕事やってのけるのは、そういう事なのかも知れない。
愛着ある選手の一人がチャンスを掴んで得た貴重な1点。
サポーターが沸かない訳は無い。
そこからはスタジアム全体がイケイケになってしまった。
勿論、私もだ。
リマのFK、絶対に決まると思っていた。
大宮戦を上回る音量のリマコール。
ようやく笛が吹かれ、すぐにネットが揺れた。
「アルビレックス魂というのは、ひとつひとつの力は小さいけれど、一生懸命やることによって大きな力になる」
帰宅後、録画で見た勝利監督インタビュー、少し指揮官の瞳が潤んで見えた。
勝てて良かった。
私達はシーズン終了まで、まだ貴方と共に戦いたい。
次の柏戦、課題を修正するのには時間が足りないけれどきっと期待に応えてくれると信じている。
May 04, 2005
漠然とした不安。
それでも彼らは声を嗄らして(半ばヤケクソ?)でコールし続けていたという。
明日の川崎戦、どうなってしまうんだろうか。
連戦の疲れによるコンディション不足なのか、怪我なのか。
チームを取り巻く空気は重く、練習でも声を出して盛り上げる選手が居ないと聞く。
いいのだろうか。
そのことが私を不安にさせる。
去年は最下位から這い上がってきたけれど、今年はどうなのだろう。
ポジティブな要素としては、慎吾と青野が怪我から復帰した事。
慎吾の存在は言うまでもないが、私は青野をポスト山口として結構買っている。
April 21, 2005
再び腹が立ってきたぞ、の巻。
読んでると更に沸々と怒りが湧き起こってまいります。
煮えくり返ります。
何が腹立つかってーと、今週末もまた何の改善も見られないまま不思議ジャッジが連発されるであろう
去年のアウエー神戸戦でオゼアスが受けた不可解なイエローのこと。
確か、ネックレスを外せと審判に言われたんでピッチ出て外し、副審が入っていいよというのでピッチに
試合の結果自体は動かせなくても、受けたカードの取消しは対応してくれてもいいんじゃないかとも思ったりします。
そして、遂に選手からもクレームが出ましたね。
リンクだけしとこーかな、と思ったのですがもしかしたら検閲入るかもしれないので引用させていただきます。
彼だけレッドカードは間違っていると思う。
あれでゲームは壊れたと思う。
人間だから間違えはあるけれど、あまりにも上達していなく、
ミスしても平気で次も吹いているのに納得が行かない。
自分達は仕事を失う可能性もあるのに。
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自分たちは仕事を失う可能性もあるのに。
なんて切ない一文なんでしょうね。
たった一つのファウルにより、今後全く使ってもらえなくなる可能性もある訳ですよ。
ともすると、アイツは駄目だ、とレッテルを貼られてずっと飼い殺しなんてことも実際にあったりするし・・・。
協会、そして審判に問いたい。
その事実を、選手の生の言葉を胸に刻んで試合を裁いていますか?
自分の仕事に誇りを持っているならば、自分のミスについて責任を負うくらいの覚悟はありますか?
J2時代かな、反町監督が溢した余計な一言、『こっちも生活かかってるんですから』と言う言葉は
April 16, 2005
Balance of game
開幕戦の神の手ゴールや、不可解な退場とか。
これではプレーしている選手達もやりきれないだろう。
中継が無かったので、FMの実況を頼るしかなかったG大阪戦。
ここでも不可解なジャッジがあった。
ファビーニョの退場である。
実況陣も、ファウルをした青野にカードが切られたのだと思ったようだ。
ようやく1−1のドローにようやく持ち込んだというのに、退場者とは・・・
昨日、ようやく録画中継の放映があったので、件の部分に注意しながら見ていた。
青野がガンバの選手を倒した。
ボールがこぼれ、笛が吹かれる。(ファウル)
直後、青野の脇を上がってきていたファビーニョがボールを蹴った。
この間、3秒にも満たない間である。
トップスピードで上がってきたファビーニョはたまたまこぼれたボールを拾おうと
そこで遅延行為をとられたらしい。
考えても見てくださいよ。
トップスピードで走っている状態で、あなたはいきなり止まる事が出来ますか?
10メートル先のボールを蹴る事はなくても、3メートル先のボールには触ってしまうでしょ?
これが1枚目となるカードならまだマシなんですよ。
重要なのは、この試合の主審は、ファビーニョが2枚目となる事を判ってカードを出したのかという事です。
スピードに乗って止まれなかった選手が蹴ったボールを遅延行為とみなす事自体、おかしい。
ファビーニョは抗議もできぬまま、呆然とピッチを去りました。
他の選手も知ってましたよ。
執拗に抗議したら、また余計なカードを切られかねない、ということでしょうね。
こんな有様じゃ、選手は抗議はおろか何故ファウルなのかと聞くことすらできないですよ、怖くて。
ゲームを公平に保つのが審判の役目ですが、それ以前に主審の主観自体が公平でない、というのはどういうことか。
彼らが本当に1000万円の価値があるかどうかは甚だ疑問です。
欧州のように試合毎にレーティングを付け、その評価により査定すべきだと思うんですが。
ちなみに、この試合の最後に監督インタビューがありました。
J'sGOALやオフィシャルHPの監督コメントでは不可思議なジャッジについて何も書かれていないので、反町さんとしては珍しいなぁと思っていたのですが、案の定ありました。
ご本人も、記事にはならないことを十分承知の上で、言葉を選びながら審判にまつわる問題について言及しています。
お陰で、スッキリしました(笑)
ところで、審判問題について報道しないように、という協会の圧力は本物だったようです。
この監督インタビューについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
その他の不思議ジャッジ、独自の審判の評価は面白いです。
2chにしては良スレだしね。
April 11, 2005
Muito×5 obrigado!!!!!
「Muito muito muito muito muito Obrigado!!!!!」
これは我々サポ一同に対する最大級の賛辞。
この日の勝利に関しては、サポが一緒に戦ってる事をちょっとだけ自惚れてもいいと思った。
エジミウソンのスーパーなミドルシュートで先制したものの、その後2失点。
大宮に対して主導権を握っていたかった筈が、一転ビハインドに。
反町監督は即切り札であるアンデルソン・リマの投入を決断する。
本来なら新潟のジョーカーとなるべき選手だったが、守備面でなかなかフィットせずメンバー落ちすることもあった。
そして、ワンチャンス(FK)があれば十分にイケると。
その後相次いで中盤の山口に変えて青野、DF丸山に変えてFW船越を投入する。
一方大宮はディフェンシブな選手を投入し、守備固め。
この差がその後の試合展開に影響したのかもしれない。
采配はピタリと当たる。
FW船越がファウルを受けた位置は、FKには絶好の位置。
ど真ん前、ペナルティアークの外である。
一斉にゴール裏から『リマ!』コール。
それが瞬く間にスタジアム全体に広がり、異様な雰囲気になっていた。
皆が期待している、リマがFKを蹴る事を。
皆が信じている、リマの右足が放つ弾道が鮮やかに壁の向こう側を抜けてネットを揺らす事を。
凄まじいボルテージ。
そこにいるだけで、鳥肌が立つのが判った。
そして、想像していた通りにボールはゴールマウスに吸い込まれた。
この瞬間、スタジアムの雰囲気が一変し、オレンジのユニフォームが再び躍動を始めた。
瞬間、スタジアムが揺れた。
ここまで大変良くやっていた大宮DF陣の集中が切れたのは、多分スタジアムの雰囲気のせいもあると思う。
試合中、ファビーニョに「リマがFKを決めれば必ず勝てる」と言っていたそうだ。
それに応えて見せたリマも大したものだ。
あの雰囲気の中でキッチリ決めてみせるとは。
流石はブラジル一のプレイスキッカーと呼ばれる事だけのことはある。
ディフェンス面での課題は依然山積みだけれど、勝たなくてはいけない試合を落とさずに済んだこと、そして我々も選手達の力になれたこと、新戦力の選択に間違いが無かったこと、この3つが判って本当に嬉しい。
野澤のPK阻止といい、この日の大逆転劇といい、今年のビッグスワンはAmazingに満ちている。
我々も、その演出者の一部なのだ。
【雑感】
素さんに代わり、バランサーとしての役目を務めた青野。
短い時間だったけど、大変良くやっておりました。
広い視野、ボールの配給、ボールの奪取、共に新しい時代の幕開けを予感してしまった程。
ポスト山口はもしかしたら彼なのかもしれません。
エジミウソン、本当に凄い。
今や新潟に無くてはならない程の存在感です。まだまだ成長中!楽しみです。
ところで船越、またデカくなった?
なんか身体の厚みが増したというか、マッチョになった感じがする。頼もしい。
怪しげ、というより非常におバカで恥ずかしい断幕。
目糞鼻糞を笑うという言葉がありますが、今の我々と大宮さんを比べたらどう考えても目糞どころか糞そのもの状態で比べるべくもない有様だという事をわかっているのでしょうか。
本人たちは小気味良いジョークのつもりかもしれないが、あまりに空気読めなくて凍え死ぬ。
幸治郎、ベンチ外でしたけど腐らずに頑張れ。
大宮、いいチームですね。
シンプルで、そして守備が堅くて。無駄が無い感じがしました。
ただ、ここはJ1なんで勝ち逃げしようなんて思ったら即やられます。
最後まで諦めない、気を抜かない。
ワンチャンスで簡単に逆転されてしまったりするのがJ2とは違う所。
去年散々やられてるもんね(涙)
April 06, 2005
bjリーグ、雑感。
バスケの方はそれこそニワカなので・・・
さて。
だから新生鳥栖の理念も新潟のそれと非常に近かったりします。
個人的に鳥栖は好きなチーム。(好きな理由はまた後日)
April 05, 2005
もうアホかと。
新潟ローカル局で、バスケットの新潟アルビレックスが来期より参加するbjリーグ、そして
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ー今まで、プロ化の話が出ては立ち消えになっていたのに、なぜ今、プロ化を?
協会「自慢していいですか。我々協会は頑張りました、07年にプロ化すると決めました」
−参加チームは8チームからとなっていますが
協会「話したとおり、まだ手をあげたチームはありません」
(テロップでスポンサー、加入チーム等は一切未定と流れる)
どう見てもbjリーグへの嫌がらせ。
その他、TVでは協会側はもう一度さいたまブロンコスと新潟アルビレックス側に、
なんなんだろう、これは。
事情はよく判らないが、金蔓を逃がしたくないので最大限プロ化の道を譲歩してやったから
しかも、今までプロ化する意欲なんてこれっぽっちも見せてなかったのに、bjが正式に発足する頃に
もちろん、プロリーグとしての理念もビジョンも全く無し。
日本の体制の常として、プロ化するには時間がかかる、難しい、とかなんとか。
サッカーと同じように、バスケもプロ化すべく参加チームを募ってここまで来た。
それには並々ならぬ苦労や努力があったはず。
日本発のプロバスケットボールリーグなんて海のものとも山のものとも区別が付かないのに、
その事について、協会の古い人たちは深く考えたことなんてあるんだろうか。
こんな事では日本のプロスポーツは死んでいくばかりだ。
どうかbjリーグは古いしがらみに囚われず、理念を追求して欲しい。
何年かかるか判らないけど、bjから世界に飛び出していく若者を育てて欲しいと願っている。
それでも。
そう、今は丁度新しい何かを創るために苦しむ時期。
ジャンプする前にはうーんと屈まなきゃいけないって。
J2時代の某スレでの苦しい時の合言葉。
『止まない雨はない。明けない夜は無い。』
きっと公式戦3戦目よりはチームとして成長しているよ。
もがき苦しんでこそ、人は大きくなれるってもんだ。
・・・と、自分に言い聞かせる新しい週の始まりです(笑)
March 28, 2005
ダイナモ発電中。
エジミウソンをCBに置き、左右に慎吾とテラ。
大分戦でも良いパフォーマンスを見せていたテラがより得点を狙える前に配置されているということは・・・と、期待していたとおり、エジミウソンからのスルーパスに素早く反応して神戸のゴールを割って見せてくれた。
大白鳥の野澤には翼でもついてるんでしょうかね。
March 21, 2005
震度6強。
幸い阪神淡路大震災や中越地震のような大惨事には至らなかったものの、玄海島では住宅が倒壊し全島非難。
福岡の中心部、天神でもガラスがビルから降ってくるなんていう恐ろしい事に(幸いけが人は居なかったみたいだけど)
必要なことがあれば、ぜひとも力になりたい。
March 18, 2005
あの男が帰ってくるようです。
J2時代、浦和相手に2度もハットトリックした男。
その活躍もあってか、その年にさっさと磐田に移籍してしまった男。
移籍時に吐いたと言われている台詞は「他の選手にやる気が見られない」だった。
スゲエ事言って出て行くな、おい・・・と思ったもんですが、翌年指揮を執ることになった反町監督曰く、着任当時はJ1に上がる気のある選手は一人も居なかったとのことですから、あながち間違いではなかったのだと今になって思ったりしています。
http://www.echna.ne.jp/~gksoto/05.3.16.naru.html
しかし、テラの件といい、ウチのフロントは本当に面倒見がいいというかお人よしというか・・・
まぁ考え方を変えれば、受け入れ口が出来るほどクラブが大進歩したということですかね。
頼むよぉ、鳴尾。
個人的には徳島でプレーしている秋葉もいつか戻ってきてくれるといいなと思います。
March 14, 2005
帰ってきたダイナモ!
なんて思っていたら似たような感じの監督コメントがオフィシャルHPに出てました。(以下転載)
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勝点3を取ることができて、嬉しく思っています。雪も降ってきて、アルプスの頂上に向かっている途中で、何度か凍死しそうになりましたが、なんとか三途の川が導いてくれて生き延びて登頂に成功して、今ここで登頂のあいさつをするようなものかなという心境です。 |
March 11, 2005
MSN様に感謝。
IEが重いとか、Messengerがウザいなんて事は一切忘れる事にします。
インタビュアーにえのきど氏をチョイスしたのもグッジョブ。
お陰で反町監督のリラックス、かつ、何かまた企んでいそうな、その表情を見て週末が楽しみになってしまった単純な自分です。
ファビーニョの離脱とか、花粉症とか色々と痛いニュースがあるけれど、このインタビューのお陰でなんだかポジティブになれた。
折角のゲームだもの、楽しまなきゃ嘘だよね。
アルビレックス新潟というチームが描く自画像(というかヴィジョン)はどうなんでしょうね。