ギザクリトップ > 先生・生徒の活動記録
2010年07月02日
音♪研究 〜ドラム編〜
サウンドクラス授業で、1つの音にこだわってアレコレ録り方や音質を研究しました。
授業担当はREDWAYの岡田先生です。
今回はドラムの「ベースドラム」を取り上げました。
音出しをドラムクラス担当の亀井先生にお願いしました。
マイクを数種類選択し、セッティング場所や距離等を微妙に変え、録音した音を聴き比べます。
また、楽器の中にクッション等の素材を入れ、ミュートの利き具合も変えてみました。
色々試して、1つずつ聴き比べて…。
普段のレコーディングではやった事のないマイクと設置場所の組み合わせで、
意外な面白い音を発見出来ました!!
プロの仕事になったら試す事の出来ない機会だけに、
生徒である今、色々と経験を積んで知識を貯えていきましょう♪
授業担当はREDWAYの岡田先生です。
今回はドラムの「ベースドラム」を取り上げました。
音出しをドラムクラス担当の亀井先生にお願いしました。
マイクを数種類選択し、セッティング場所や距離等を微妙に変え、録音した音を聴き比べます。
また、楽器の中にクッション等の素材を入れ、ミュートの利き具合も変えてみました。
色々試して、1つずつ聴き比べて…。
普段のレコーディングではやった事のないマイクと設置場所の組み合わせで、
意外な面白い音を発見出来ました!!
プロの仕事になったら試す事の出来ない機会だけに、
生徒である今、色々と経験を積んで知識を貯えていきましょう♪
gizacs at 22:00|この記事のURL
2010年04月28日
プリプロレコーディング #1
4月27日(火)は、サウンドクラスの授業でドラムのレコーディング実習を行いました。
今回は、某有名アーティストのライブやレコーディングをサポートしたり、
様々なアーティストの作編曲で楽曲提供を行っているギタリストWさんのご協力のもと、
既にヴォーカル等も入っているデモ音源のドラムをレコーディングして、演奏音に差し替えます。
ギザクリ内のプリプロルームをフル活用し、
スタジオとリンクさせてレコーディング環境を作りました。
ドラムを叩いて頂いたのは、もちろん、ドラムクラスの亀井俊和先生!
そして、この授業を担当していて、今回エンジニアを行ったのは、岡田達也先生!
the★tambourinesメンバーお二方による息のぴったり合ったレコーディングとなりました。
さらに、Wさんにプリプロに入って頂きディレクションも行われ、サウンド生はまさに
プロのレコーディング現場そのままを体験出来ました。
一緒に来ていたWさんのバンドのヴォーカリストさんも、レコーディングの様子を見守りました。
生徒は事前にスタジオのドラムセットの組み立て〜マイク準備等を亀井先生とともに行いました。
これと同時に、プリプロルームの機材なども準備し、適切にドラム各パートの音を
レコーディング出来る様に配線やPro Tools等を操作しました。
その後は、マイクチェックやサウンドチェックを生徒が分担して行いました。
ドラムセットのあるスタジオとレコーディング環境のあるプリプロルームのフロアが別のため、
お互いのやり取りは全てトークバックマイクを介して行います。
(それぞれの声をマイクで拾い、もう一方のスピーカやモニタへ声を返します)
相手が見えない分、エンジニアの指示通りにスムーズに作業を行う事が肝心です。
サウンドチェックでは、亀井先生に実際の演奏と同じ様に、
スネアやシンバルなどを叩いてもらいました。
一通りの回線・音確認後は、いよいよ楽曲のレコーディング!
演奏も順調で、また亀井先生と岡田先生、Wさんのコミュニケーションもバッチリで、
レコーディングはスムーズに進みました。
……という事で、どんな音に仕上がったのか、とても楽しみですね☆
Wさんの制作課程を経て楽曲が仕上がった時に、ぜひ紹介させて頂きますので、ご期待下さい!
今回は、某有名アーティストのライブやレコーディングをサポートしたり、
様々なアーティストの作編曲で楽曲提供を行っているギタリストWさんのご協力のもと、
既にヴォーカル等も入っているデモ音源のドラムをレコーディングして、演奏音に差し替えます。
ギザクリ内のプリプロルームをフル活用し、
スタジオとリンクさせてレコーディング環境を作りました。
ドラムを叩いて頂いたのは、もちろん、ドラムクラスの亀井俊和先生!
そして、この授業を担当していて、今回エンジニアを行ったのは、岡田達也先生!
the★tambourinesメンバーお二方による息のぴったり合ったレコーディングとなりました。
さらに、Wさんにプリプロに入って頂きディレクションも行われ、サウンド生はまさに
プロのレコーディング現場そのままを体験出来ました。
一緒に来ていたWさんのバンドのヴォーカリストさんも、レコーディングの様子を見守りました。
生徒は事前にスタジオのドラムセットの組み立て〜マイク準備等を亀井先生とともに行いました。
これと同時に、プリプロルームの機材なども準備し、適切にドラム各パートの音を
レコーディング出来る様に配線やPro Tools等を操作しました。
その後は、マイクチェックやサウンドチェックを生徒が分担して行いました。
ドラムセットのあるスタジオとレコーディング環境のあるプリプロルームのフロアが別のため、
お互いのやり取りは全てトークバックマイクを介して行います。
(それぞれの声をマイクで拾い、もう一方のスピーカやモニタへ声を返します)
相手が見えない分、エンジニアの指示通りにスムーズに作業を行う事が肝心です。
サウンドチェックでは、亀井先生に実際の演奏と同じ様に、
スネアやシンバルなどを叩いてもらいました。
一通りの回線・音確認後は、いよいよ楽曲のレコーディング!
演奏も順調で、また亀井先生と岡田先生、Wさんのコミュニケーションもバッチリで、
レコーディングはスムーズに進みました。
……という事で、どんな音に仕上がったのか、とても楽しみですね☆
Wさんの制作課程を経て楽曲が仕上がった時に、ぜひ紹介させて頂きますので、ご期待下さい!
gizacs at 19:00|この記事のURL
2010年02月26日
SCHOOL LIVE 2010 リハーサル!
昨日、【SCHOOL LIVE 2010】のリハーサルを兼ねたライブエンジニアリングの授業が、
会場となるhillsパン工場B2ライブハウスで行われました。
ライブ出演者のうち一部ですが、サウンド生はPAオペレートや楽器の配置、
演奏音のモニタバランスの確認などを1つずつ作業していきました。
出演者も実際のステージでの音周りや立ち位置の確認、持込み機材の連絡をして、
本番のステージに向けて準備しました。
今回のライブでも照明を担当して頂くドラムクラスの亀井先生にも、
リハーサルに参加して頂きました。
前回より更に良い「色合い・明るさ」でステージを魅せる研究をしていました。
この記事を読んでいる方だけに、一部ですが出演者のリハーサルの様子をご紹介します!
さて、いよいよ明後日に迫った【SCHOOL LIVE 2010】
多くの皆様に楽しんで頂けるよう企画しています。ぜひ!当日の会場で生徒の演奏をご観覧下さい!
【SCHOOL LIVE 2010】
Presented by GIZA CREATORS SCHOOL
Date >>> 2010年2月28日(日)
Open/Start >>> 12:30/13:00
Ticket >>> 1,000円
Place >>> hills bread factory B2 LIVEHOUSE
Access >>> 地下鉄四つ橋線四ツ橋駅6番出口すぐ!
会場となるhillsパン工場B2ライブハウスで行われました。
ライブ出演者のうち一部ですが、サウンド生はPAオペレートや楽器の配置、
演奏音のモニタバランスの確認などを1つずつ作業していきました。
出演者も実際のステージでの音周りや立ち位置の確認、持込み機材の連絡をして、
本番のステージに向けて準備しました。
今回のライブでも照明を担当して頂くドラムクラスの亀井先生にも、
リハーサルに参加して頂きました。
前回より更に良い「色合い・明るさ」でステージを魅せる研究をしていました。
この記事を読んでいる方だけに、一部ですが出演者のリハーサルの様子をご紹介します!
さて、いよいよ明後日に迫った【SCHOOL LIVE 2010】
多くの皆様に楽しんで頂けるよう企画しています。ぜひ!当日の会場で生徒の演奏をご観覧下さい!
【SCHOOL LIVE 2010】
Presented by GIZA CREATORS SCHOOL
Date >>> 2010年2月28日(日)
Open/Start >>> 12:30/13:00
Ticket >>> 1,000円
Place >>> hills bread factory B2 LIVEHOUSE
Access >>> 地下鉄四つ橋線四ツ橋駅6番出口すぐ!
gizacs at 14:30|この記事のURL
2010年02月22日
レコーディング実習総まとめ!!
今日は今年度最終のレコーディング実習!
年間の総まとめとして、バンドレコーディングをギザクリ5Fスタジオで行いました。
授業担当は、ギザクリのレコーディングシステムなども指導して頂いているREDWAY岡田講師です。
普段はドラム→ベース→……とパート別にレコーディングして、
最後のヴォーカルREC後に全パートのミックス作業を経て1曲を仕上げます。
今回はバンド演奏のライブ感を大事にするため、バンド一発録りのバンドレコーディングに挑戦!
演奏は、Quncho先生率いるQunchoバンドの皆様にお願いさせて頂きました。
Vocal & Guitar ⇒ Quncho先生(ヴォーカルクラス講師)
Drum ⇒ 亀井先生(ドラムクラス講師)
Keyboard ⇒ 大楠さん
Guitar ⇒ 久保崎先生(DTMクラス講師)
Bass ⇒ 石井さん
本格的なライブレコーディングでプロの演奏が聴けるという事で、
ギザクリでヴォーカルや楽器を学んでいる熱心な生徒も、真剣な眼差しで見学しました。
サウンド生はギザクリ5階のレコーディングシステムを復習するため、
事前に簡単なバンドレコーディングを行いました。
この時に、レコーディング作業を行う6階プリプロルームと5階スタジオのやり取りや、
マイク回線数が限られている事などを岡田講師より学習しました。
これらを踏まえ、今日のバンドレコーディングに必要な回線やマイクの立て方などを研究しました。
サウンド生は、バンドメンバーがスタジオ入りする数時間前より、
スタジオとプロプロルームの作業を開始しました。
フルバンドの演奏のため、欲しい(録りたい楽器の音の)マイクの数が限られます。
また、1つのマイクに他の楽器の音も重なって入力されるため、それも考慮に入れます。
5階スタジオで演奏されたこれらの音をいったん6階プリプロルームで録音し、
その音を5階のミュージシャンにモニタ音で返します。
5階にはPA卓もあるので、ミュージシャンごとに各楽器のヴォリュームを調整出来ます。
マイクチェック&モニタチェックなどを済ませ、サウンドチェックを開始。
5階スタジオにトークバックマイクで指示を出しながら、1つずつ楽器の音をもらいます。
その間にプリプロルーム側では、音量や音質などの細かい調整を行います。
エンジニアの仕事は、「録ってから調整」ではなく
「録る段階でベストなバランス」を考える事が重要です。
また、今回のQunchoバンドがブルース音楽を志向しているので、
その「音楽の特徴も踏まえたレコーディングが大切」と岡田講師の指導がありました。
こういった点を踏まえ、いよいよバンド演奏のライブレコーディングを開始!
今回の楽曲は ♪『Change the world』などをチョイス。
心地よい素晴らしい演奏に、見学している生徒もじっと聴き入っていました☆
日頃から一緒に演奏しているプロのミュージシャンで、あっという間にOKテイクが録れました!
プロの演奏を観て・聴いて、見学している生徒も非常に勉強になった様子でした。
最後はミュージシャン・サウンド生・見学者が揃って、
6Fプリプロルームに移動して今までレコーディングした音を確認しました。
演奏した音がどのようなバランス・音質になって表現されているのか、
演奏したミュージシャンの皆様も、エンジニアを担当したサウンド生も、演奏を聴いていた生徒も、
楽しみにしていたようです。
今回の演奏をライブレコーディングしたサウンド生は、引き続きミックス作業に取りかかります。
「ミュージシャンの感覚に近い音作りが出来るかどうか」が最大のポイント!
これまでのエンジニア目線によるREDWAY講師によるミックス評価授業の他、
バンドメンバーのQuncho先生によるミュージシャン目線の音作りについても、後日講義があります。
講義では今日のレコーディング音源を実際に使用して、音作りを研究していく予定です。
サウンド生は、エンジニアとしての機材やソフトウェアの操作・ミックスだけでなく、
ミュージシャンの立場に立った音作りについても学んでいきます。
年間の総まとめとして、バンドレコーディングをギザクリ5Fスタジオで行いました。
授業担当は、ギザクリのレコーディングシステムなども指導して頂いているREDWAY岡田講師です。
普段はドラム→ベース→……とパート別にレコーディングして、
最後のヴォーカルREC後に全パートのミックス作業を経て1曲を仕上げます。
今回はバンド演奏のライブ感を大事にするため、バンド一発録りのバンドレコーディングに挑戦!
演奏は、Quncho先生率いるQunchoバンドの皆様にお願いさせて頂きました。
Vocal & Guitar ⇒ Quncho先生(ヴォーカルクラス講師)
Drum ⇒ 亀井先生(ドラムクラス講師)
Keyboard ⇒ 大楠さん
Guitar ⇒ 久保崎先生(DTMクラス講師)
Bass ⇒ 石井さん
本格的なライブレコーディングでプロの演奏が聴けるという事で、
ギザクリでヴォーカルや楽器を学んでいる熱心な生徒も、真剣な眼差しで見学しました。
サウンド生はギザクリ5階のレコーディングシステムを復習するため、
事前に簡単なバンドレコーディングを行いました。
この時に、レコーディング作業を行う6階プリプロルームと5階スタジオのやり取りや、
マイク回線数が限られている事などを岡田講師より学習しました。
これらを踏まえ、今日のバンドレコーディングに必要な回線やマイクの立て方などを研究しました。
サウンド生は、バンドメンバーがスタジオ入りする数時間前より、
スタジオとプロプロルームの作業を開始しました。
フルバンドの演奏のため、欲しい(録りたい楽器の音の)マイクの数が限られます。
また、1つのマイクに他の楽器の音も重なって入力されるため、それも考慮に入れます。
5階スタジオで演奏されたこれらの音をいったん6階プリプロルームで録音し、
その音を5階のミュージシャンにモニタ音で返します。
5階にはPA卓もあるので、ミュージシャンごとに各楽器のヴォリュームを調整出来ます。
マイクチェック&モニタチェックなどを済ませ、サウンドチェックを開始。
5階スタジオにトークバックマイクで指示を出しながら、1つずつ楽器の音をもらいます。
その間にプリプロルーム側では、音量や音質などの細かい調整を行います。
エンジニアの仕事は、「録ってから調整」ではなく
「録る段階でベストなバランス」を考える事が重要です。
また、今回のQunchoバンドがブルース音楽を志向しているので、
その「音楽の特徴も踏まえたレコーディングが大切」と岡田講師の指導がありました。
こういった点を踏まえ、いよいよバンド演奏のライブレコーディングを開始!
今回の楽曲は ♪『Change the world』などをチョイス。
心地よい素晴らしい演奏に、見学している生徒もじっと聴き入っていました☆
日頃から一緒に演奏しているプロのミュージシャンで、あっという間にOKテイクが録れました!
プロの演奏を観て・聴いて、見学している生徒も非常に勉強になった様子でした。
最後はミュージシャン・サウンド生・見学者が揃って、
6Fプリプロルームに移動して今までレコーディングした音を確認しました。
演奏した音がどのようなバランス・音質になって表現されているのか、
演奏したミュージシャンの皆様も、エンジニアを担当したサウンド生も、演奏を聴いていた生徒も、
楽しみにしていたようです。
今回の演奏をライブレコーディングしたサウンド生は、引き続きミックス作業に取りかかります。
「ミュージシャンの感覚に近い音作りが出来るかどうか」が最大のポイント!
これまでのエンジニア目線によるREDWAY講師によるミックス評価授業の他、
バンドメンバーのQuncho先生によるミュージシャン目線の音作りについても、後日講義があります。
講義では今日のレコーディング音源を実際に使用して、音作りを研究していく予定です。
サウンド生は、エンジニアとしての機材やソフトウェアの操作・ミックスだけでなく、
ミュージシャンの立場に立った音作りについても学んでいきます。
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2009年12月21日
亀井講師によるドラムレコーディング&講義!
☆12月17日(木)13:00〜 「エンジニア総合実習」1,2年合同授業☆
今回より、Maroon5『This Love』のレコーディングを行いました。
この日は亀井講師(from the★tambourines)に依頼して、ドラムパートのレコーディング。
以前までのドラムレコーディングの流れでは、レコーディング楽曲が決まったら、
元曲の参考音源とレコーディング用の打ち込みデモ音源を事前にプレイヤーに聴いてもらい、
レコーディングで1曲をそのまま演奏してもらった生ドラムの音に差し替える…という手法でした。
今回は亀井講師からプロのミュージシャンとして提案を頂き、元曲を参考にドラムフレーズを録音し、
それをループさせてデモ音源を差替える事になりました。
また、そこに上音を足し加えて、タンバリンなども追加してみようという実験も試みました。
REDWAYチーフエンジニアの赤井講師の元でサウンド生はいつもと同様に授業を行いますが、
今日はギザクリドラムクラスに所属する生徒も亀井講師のレコーディング見学に参加しました。
ドラムセットの準備はサウンド生だけでなくドラムクラスの生徒も協力してテキパキと進みました。
ドラムクラス生は普段のレッスンで、演奏面だけでなく楽器の準備や音作り等も教わっています。
バンド活動やレコーディングで必要な作業は、サウンド生と同様に学習する意義があります。
マイクのセッティングやマイクチェック等はやはり、サウンド生の出番です。
ドラムはマイクの本数が多いため、1つの音でも複数のマイクを気にかける必要があります。
さっき合わせたバランスを別の音で再調整…という事もあります。
また、間違ってフェーダ等を操作してしまうと、全体に大きな影響をもたらす事もあります。
作業は多くても慎重に進めないと大変な事になってしまう…サウンド生は身をもって体感しました。
レコーディングではまずループ素材を録音します。
基本となるリズムパターンをクリックを元に何小節分か演奏してもらいます。
その中からリズムがピタッとはまった小節のテイクをチョイス、楽曲の長さだけコピー&ペースト。
これで基本のリズムは完成です。
後はスネアやシンバルなどの上音を重ねていき、
楽曲にメリハリを持たせます。
「こんなやり方もあるんですね〜!」
ドラム生も一連の作業に感心していました。
今のサウンド生もこのやり方は未経験だったため、非常に勉強になったのではないでしょうか。
その後、タンバリン等もマイクを選びながら録音し、ドラムパートのレコーディングは完了。
これまでのドラムレコーディングでは、基本作業を中心に実習していました。
ドラムパートでは楽器・マイクのセッティング数が多いため、作業をスムーズに行う事が重要です。
回線が多いので1つのミスが他のトラックに大きく影響します(ドラムに限った事ではありませんが)。
『ループ素材の録音』は実際にプロの音楽制作現場でも行われているという事で、
これまでの授業から一歩先に進んだ、楽曲制作という観点からも多くの事を学習出来たと思います。
☆12月17日(木)18:30〜 「ドラム概論・」1,2年合同授業☆
サウンドクラスの公開授業、アーティストコースの生徒も受講出来るドラム概論がありました。
今年度はドラムについて演奏・構造の様々な面から、亀井講師に講義して頂きました。
1回目は主にドラム楽器の作りとセッティングについて。
2回目はドラムのチューニングについてを中心に。
ラストの3回目は、全体のまとめです。
この日の昼間に行った「レコーディング実習」を踏まえ、音楽制作全般について講義がありました。
ループ素材を録音して楽曲に貼付ける作業は、実際の音楽制作の現場でも行われているそうです。
サウンド生はエンジニア志望だけでなく作曲家・アレンジャー志望の生徒もいるため、
こうした音素材を貼付ける事が打ち込みによる楽曲制作にも多いに参考になったと思います。
楽曲に厚みを持たせるため、同じフレーズでも何テイクも重ねて表現する場合もあります。
今回のレコーディングのように基本のループ素材に上音を重ねたり、タンバリン等を追加したり…
以前はメジャーだったツインドラム等も紹介して頂きました。
また、リズムパターンを考える上で、代表的なリズムの考え方も学習しました。
同じ4拍子でも、拍の裏でどんなリズムを感じるかで、ノリが大きく変わってきます。
4ビート・8ビート・16ビート・シャッフル……様々あります。
この基本的なリズムを土台に、楽曲全体のグループを作っていく事が楽曲制作では大切だそうです。
この日はレコーディング実習〜ドラム講義まで、楽器演奏だけでなく楽曲制作全体について、
総合的に学習する事が出来ました。
エンジニア・作曲家・ディレクタ・ミュージシャン…様々な立場がありますが、
生徒には音楽制作という同じ目線で楽曲にこだわりを持って取り組んでほしいと思いました。
今回より、Maroon5『This Love』のレコーディングを行いました。
この日は亀井講師(from the★tambourines)に依頼して、ドラムパートのレコーディング。
以前までのドラムレコーディングの流れでは、レコーディング楽曲が決まったら、
元曲の参考音源とレコーディング用の打ち込みデモ音源を事前にプレイヤーに聴いてもらい、
レコーディングで1曲をそのまま演奏してもらった生ドラムの音に差し替える…という手法でした。
今回は亀井講師からプロのミュージシャンとして提案を頂き、元曲を参考にドラムフレーズを録音し、
それをループさせてデモ音源を差替える事になりました。
また、そこに上音を足し加えて、タンバリンなども追加してみようという実験も試みました。
REDWAYチーフエンジニアの赤井講師の元でサウンド生はいつもと同様に授業を行いますが、
今日はギザクリドラムクラスに所属する生徒も亀井講師のレコーディング見学に参加しました。
ドラムセットの準備はサウンド生だけでなくドラムクラスの生徒も協力してテキパキと進みました。
ドラムクラス生は普段のレッスンで、演奏面だけでなく楽器の準備や音作り等も教わっています。
バンド活動やレコーディングで必要な作業は、サウンド生と同様に学習する意義があります。
マイクのセッティングやマイクチェック等はやはり、サウンド生の出番です。
ドラムはマイクの本数が多いため、1つの音でも複数のマイクを気にかける必要があります。
さっき合わせたバランスを別の音で再調整…という事もあります。
また、間違ってフェーダ等を操作してしまうと、全体に大きな影響をもたらす事もあります。
作業は多くても慎重に進めないと大変な事になってしまう…サウンド生は身をもって体感しました。
レコーディングではまずループ素材を録音します。
基本となるリズムパターンをクリックを元に何小節分か演奏してもらいます。
その中からリズムがピタッとはまった小節のテイクをチョイス、楽曲の長さだけコピー&ペースト。
これで基本のリズムは完成です。
後はスネアやシンバルなどの上音を重ねていき、
楽曲にメリハリを持たせます。
「こんなやり方もあるんですね〜!」
ドラム生も一連の作業に感心していました。
今のサウンド生もこのやり方は未経験だったため、非常に勉強になったのではないでしょうか。
その後、タンバリン等もマイクを選びながら録音し、ドラムパートのレコーディングは完了。
これまでのドラムレコーディングでは、基本作業を中心に実習していました。
ドラムパートでは楽器・マイクのセッティング数が多いため、作業をスムーズに行う事が重要です。
回線が多いので1つのミスが他のトラックに大きく影響します(ドラムに限った事ではありませんが)。
『ループ素材の録音』は実際にプロの音楽制作現場でも行われているという事で、
これまでの授業から一歩先に進んだ、楽曲制作という観点からも多くの事を学習出来たと思います。
☆12月17日(木)18:30〜 「ドラム概論・」1,2年合同授業☆
サウンドクラスの公開授業、アーティストコースの生徒も受講出来るドラム概論がありました。
今年度はドラムについて演奏・構造の様々な面から、亀井講師に講義して頂きました。
1回目は主にドラム楽器の作りとセッティングについて。
2回目はドラムのチューニングについてを中心に。
ラストの3回目は、全体のまとめです。
この日の昼間に行った「レコーディング実習」を踏まえ、音楽制作全般について講義がありました。
ループ素材を録音して楽曲に貼付ける作業は、実際の音楽制作の現場でも行われているそうです。
サウンド生はエンジニア志望だけでなく作曲家・アレンジャー志望の生徒もいるため、
こうした音素材を貼付ける事が打ち込みによる楽曲制作にも多いに参考になったと思います。
楽曲に厚みを持たせるため、同じフレーズでも何テイクも重ねて表現する場合もあります。
今回のレコーディングのように基本のループ素材に上音を重ねたり、タンバリン等を追加したり…
以前はメジャーだったツインドラム等も紹介して頂きました。
また、リズムパターンを考える上で、代表的なリズムの考え方も学習しました。
同じ4拍子でも、拍の裏でどんなリズムを感じるかで、ノリが大きく変わってきます。
4ビート・8ビート・16ビート・シャッフル……様々あります。
この基本的なリズムを土台に、楽曲全体のグループを作っていく事が楽曲制作では大切だそうです。
この日はレコーディング実習〜ドラム講義まで、楽器演奏だけでなく楽曲制作全体について、
総合的に学習する事が出来ました。
エンジニア・作曲家・ディレクタ・ミュージシャン…様々な立場がありますが、
生徒には音楽制作という同じ目線で楽曲にこだわりを持って取り組んでほしいと思いました。
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2009年12月13日
CD制作プロジェクト RECORDING
「エンジニア総合実習」1,2年合同授業
☆12月4日(金)13:00 曇/雨☆
今日はヴォーカルレコーディング。
【GIZA CREATORS SCHOOL 2008年度 定例オーディンション】
〜年間グランプリ 八木智之 CD制作プロジェクト〜
このプロジェクトはGIZA監修のもと進められていますが、実際の制作現場でも活躍していた
池田先生(キーボードクラス&サウンドクラス担当)がディレクションを行っています。
今日のレコーディングは池田先生も現場入りし、リアルな制作となりました。
これまでもヴォーカルや楽器のレコーディングを実習してきたサウンド生ですが、
今回は実際にCD音源として販売される楽曲制作に携わります。
いつも以上に良い緊張感を持って、授業に取り組みました。
ヴォーカル録りは今年度で何度も経験しているだけあり、スムーズにテキパキと
セッティング等を進めました。
楽曲は八木智之本人による作詞・作曲で、編曲はGIZAへ発注を行いオケを仕上げました。
今回のヴォーカル・コーラス録りと、来月のギター・キーボードの生音差替え録りを経て、
楽曲が完成します。
デモ音源を事前に聴いて、ヴォーカルのイメージに合うマイクを選択します。
今回は『87』『414』『47』の3つを候補に挙げ、それぞれを1コーラスずつ録音。
コントロールルームで聴き比べます。
ディレクションの池田先生、この授業を担当する
エンジニア・赤井講師とともに、
サウンド生もマイク選考に参加。
『87』……丸みの中にはっきりした感じがある音
『414』……ぼんやりとした印象
『47』……『87』と似ているが分解能が若干低め
以上をもとに、今回はヴォーカルに良く選ばれる『87』マイクをチョイス!
この後は池田先生ディレクションにより、
順調にヴォーカル録りが進みました。
来週のコーラス録りに向け、ヴォーカルのテイク選びや
ミックス作業がサウンド生の課題となりました。
☆12月11日(金)13:00 雨/曇☆
今日は先週に引き続き、八木智之CD制作プロジェクト――コーラス録りが中心です。
マイクセッティング等も基本的に先週と同じ状態になるよう、位置等も確認しながら準備しました。
先週からのヴォーカルトラックに寄り添う形で、複数のコーラスラインをレコーディングしました。
コーラスは楽曲の目玉でもあるため、何度も録って厚みを持たせます。
テイク選びやミックスの要望等を書き入れた『OKシート』という物も登場し、
池田先生ディレクションのもと、じっくりと丁寧にOKテイクを選びました。
ディレクタという立場に普段の授業ではなかなか触れる事が出来ないため、
今回のプロジェクトは正にCD制作の仕事現場をリアルに経験する事が出来ました。
どんな音楽を作っていくか、方向性や制作スケジュール等の先導役となるディレクタと、
より良い音楽を目指してそれを表現するヴォーカリストやミュージシャン。
彼らの音をそのまま引き出し、より良い音として記録するのがレコーディングエンジニア。
これまでの授業はエンジニア以外に
ディレクションという立場も兼ねていたサウンド生ですが、
今後は制作という仕事を意識して、楽曲制作に
こだわりを持って取り組めるのではないでしょうか。
☆12月4日(金)13:00 曇/雨☆
今日はヴォーカルレコーディング。
【GIZA CREATORS SCHOOL 2008年度 定例オーディンション】
〜年間グランプリ 八木智之 CD制作プロジェクト〜
このプロジェクトはGIZA監修のもと進められていますが、実際の制作現場でも活躍していた
池田先生(キーボードクラス&サウンドクラス担当)がディレクションを行っています。
今日のレコーディングは池田先生も現場入りし、リアルな制作となりました。
これまでもヴォーカルや楽器のレコーディングを実習してきたサウンド生ですが、
今回は実際にCD音源として販売される楽曲制作に携わります。
いつも以上に良い緊張感を持って、授業に取り組みました。
ヴォーカル録りは今年度で何度も経験しているだけあり、スムーズにテキパキと
セッティング等を進めました。
楽曲は八木智之本人による作詞・作曲で、編曲はGIZAへ発注を行いオケを仕上げました。
今回のヴォーカル・コーラス録りと、来月のギター・キーボードの生音差替え録りを経て、
楽曲が完成します。
デモ音源を事前に聴いて、ヴォーカルのイメージに合うマイクを選択します。
今回は『87』『414』『47』の3つを候補に挙げ、それぞれを1コーラスずつ録音。
コントロールルームで聴き比べます。
ディレクションの池田先生、この授業を担当する
エンジニア・赤井講師とともに、
サウンド生もマイク選考に参加。
『87』……丸みの中にはっきりした感じがある音
『414』……ぼんやりとした印象
『47』……『87』と似ているが分解能が若干低め
以上をもとに、今回はヴォーカルに良く選ばれる『87』マイクをチョイス!
この後は池田先生ディレクションにより、
順調にヴォーカル録りが進みました。
来週のコーラス録りに向け、ヴォーカルのテイク選びや
ミックス作業がサウンド生の課題となりました。
☆12月11日(金)13:00 雨/曇☆
今日は先週に引き続き、八木智之CD制作プロジェクト――コーラス録りが中心です。
マイクセッティング等も基本的に先週と同じ状態になるよう、位置等も確認しながら準備しました。
先週からのヴォーカルトラックに寄り添う形で、複数のコーラスラインをレコーディングしました。
コーラスは楽曲の目玉でもあるため、何度も録って厚みを持たせます。
テイク選びやミックスの要望等を書き入れた『OKシート』という物も登場し、
池田先生ディレクションのもと、じっくりと丁寧にOKテイクを選びました。
ディレクタという立場に普段の授業ではなかなか触れる事が出来ないため、
今回のプロジェクトは正にCD制作の仕事現場をリアルに経験する事が出来ました。
どんな音楽を作っていくか、方向性や制作スケジュール等の先導役となるディレクタと、
より良い音楽を目指してそれを表現するヴォーカリストやミュージシャン。
彼らの音をそのまま引き出し、より良い音として記録するのがレコーディングエンジニア。
これまでの授業はエンジニア以外に
ディレクションという立場も兼ねていたサウンド生ですが、
今後は制作という仕事を意識して、楽曲制作に
こだわりを持って取り組めるのではないでしょうか。
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2009年11月28日
シンセサイザーフェスタ見学ツアー!
昨日11月27日(金)、サウンドクラスの生徒とアーティストコースのDTM・作曲入門・
キーボード等を受講している生徒を中心に【Synthesizer Festa '09】を見学しました。
シンセサイザーフェスタは毎年開催されている音楽クリエイタのイベントで、
今年は大阪南港のWTCタワー内の会場で開催されました。
(イベント自体は本日28日も開催しています)
イベント名の通り、キーボードを中心としたシンセサイザーや音楽制作ソフトなど、
楽器等を扱う企業の展示コーナーがあります。
これらは企業の専門スタッフによる最新作のデモンストレーションの他、
個人で触って操作して質問して、体験する事が出来ます。
また、インディーズレーベルや音楽配信ウェブサイトを運営する企業も参加し、
所属する作曲家等クリエイタの作品の視聴紹介や販売を行っていました。
学生サークルや個人の作品を視聴出来るブースもあり、
音楽クリエイタの発表・交流の場として賑わっていました。
今回は、イベントを主催している日本シンセサイザー・プログラマー協会(JSPA)大阪支部の
米谷先生にご紹介頂き、見学ツアーに参加させて頂きました。
まずは会場に着いて、生徒各自で思い思いにシンセサイザーや機材等を見学。
その後、主催者側の専門スタッフによる会場全体の説明。
担当のクニトモさんに、各企業のイチオシ展示機材をピックアップして丁寧に説明して頂きました。
展示物の特徴というより、どういった点に注目して体験すればいいか、
『見学のコツ』を伝授して頂きました。
説明を聞いて、もっと詳しく見てみたい・触ってみたい物が生徒にも出来た様子でした。
また、電子音楽の始まりとも言えるMIDI規格についての説明もあり、
シンセサイザーの仕組みを知る事が出来ました。
説明後、YMOのアナログシンセ担当のマツタケ氏と一緒に集合写真を撮影して頂きました。
急遽マツタケ氏によるライブ演奏も行われ、生徒もじっくりと聴き入っていました。
全体説明終了後、生徒それぞれが気になる企業の楽器や機材をもう1度見学しました。
生徒はクニトモさんの説明を受けて、より深く・じっくりと触って質問して体験出来たようです。
サウンドクラス生やDTMクラス生は普段操作しているProTools以外に、
別企業の制作ソフトや機材を体験したり、詳しく説明を聞いていました。
キーボードクラス生徒は普段弾きなれている鍵盤とは違うタッチや音色を、
楽しみながら確かめていました。
ドラムクラス生徒もパッド型のシンセドラムで、音色やタッチの変化に驚いていました。
また、同じ立場で作曲しているクリエイタによる作品もあれこれ聴き比べ、
作曲の仕方やこだわりをじっくりと話していました。
普段のレッスンやライブ活動等では経験出来ない最新機材・楽器の体験や、
音楽クリエイタとの交流は、生徒にとって良い刺激となりました。
音楽を制作する中で、より深く・こだわりを持って作品を発表出来るよう、
今回の見学ツアーで得た物を活かしていってほしいと思います。
終わりに、今回の見学ツアーにご協力下さいました米谷先生を始め、
会場スタッフの皆様に深く感謝致します。
キーボード等を受講している生徒を中心に【Synthesizer Festa '09】を見学しました。
シンセサイザーフェスタは毎年開催されている音楽クリエイタのイベントで、
今年は大阪南港のWTCタワー内の会場で開催されました。
(イベント自体は本日28日も開催しています)
イベント名の通り、キーボードを中心としたシンセサイザーや音楽制作ソフトなど、
楽器等を扱う企業の展示コーナーがあります。
これらは企業の専門スタッフによる最新作のデモンストレーションの他、
個人で触って操作して質問して、体験する事が出来ます。
また、インディーズレーベルや音楽配信ウェブサイトを運営する企業も参加し、
所属する作曲家等クリエイタの作品の視聴紹介や販売を行っていました。
学生サークルや個人の作品を視聴出来るブースもあり、
音楽クリエイタの発表・交流の場として賑わっていました。
今回は、イベントを主催している日本シンセサイザー・プログラマー協会(JSPA)大阪支部の
米谷先生にご紹介頂き、見学ツアーに参加させて頂きました。
まずは会場に着いて、生徒各自で思い思いにシンセサイザーや機材等を見学。
その後、主催者側の専門スタッフによる会場全体の説明。
担当のクニトモさんに、各企業のイチオシ展示機材をピックアップして丁寧に説明して頂きました。
展示物の特徴というより、どういった点に注目して体験すればいいか、
『見学のコツ』を伝授して頂きました。
説明を聞いて、もっと詳しく見てみたい・触ってみたい物が生徒にも出来た様子でした。
また、電子音楽の始まりとも言えるMIDI規格についての説明もあり、
シンセサイザーの仕組みを知る事が出来ました。
説明後、YMOのアナログシンセ担当のマツタケ氏と一緒に集合写真を撮影して頂きました。
急遽マツタケ氏によるライブ演奏も行われ、生徒もじっくりと聴き入っていました。
全体説明終了後、生徒それぞれが気になる企業の楽器や機材をもう1度見学しました。
生徒はクニトモさんの説明を受けて、より深く・じっくりと触って質問して体験出来たようです。
サウンドクラス生やDTMクラス生は普段操作しているProTools以外に、
別企業の制作ソフトや機材を体験したり、詳しく説明を聞いていました。
キーボードクラス生徒は普段弾きなれている鍵盤とは違うタッチや音色を、
楽しみながら確かめていました。
ドラムクラス生徒もパッド型のシンセドラムで、音色やタッチの変化に驚いていました。
また、同じ立場で作曲しているクリエイタによる作品もあれこれ聴き比べ、
作曲の仕方やこだわりをじっくりと話していました。
普段のレッスンやライブ活動等では経験出来ない最新機材・楽器の体験や、
音楽クリエイタとの交流は、生徒にとって良い刺激となりました。
音楽を制作する中で、より深く・こだわりを持って作品を発表出来るよう、
今回の見学ツアーで得た物を活かしていってほしいと思います。
終わりに、今回の見学ツアーにご協力下さいました米谷先生を始め、
会場スタッフの皆様に深く感謝致します。
gizacs at 18:00|この記事のURL
2009年10月19日
SCHOOL LIVE サウンドスタッフ!
10月11日(日)、hillsパン工場B2ライブハウスにて、【SCHOOL LIVE 2009 ~autumn~】を開催!
サウンドクラス生は、ライブのPAオペレータとステージ転換(マイク・楽器の配置等)を担当しました。GIZAのアーティストもステージに上がるプロと同じ現場環境の中、映像や照明といったプロのスタッフとも連携を取りながらの経験です。
9:30
まだ眠そうな表情の生徒もいた中、ライブの始まる3時間半前から楽器とマイクのセッティング等を開始。
バンド演奏もがっつりあるライブなので、ドラムセットの準備も必要です。レコーディング実習の経験を活かして、ケーブル等をテキパキと準備。PAと回線確認のため、マイクチェックも進めます。
11:00過ぎ
予定時間を少し過ぎて、サウンドチェック&リハーサル。
出演1組目の『BLUE DAHLIA』に演奏をお願いしました。
マイクに入力される音と出力される音の大きさと音質等を確認します。バンド演奏ともなると複数の楽器が同時に鳴るため、他の音とのバランス関係も重要です。まずは楽器隊の音バランスを調整します。
客席側のスピーカの音だけでなく、演奏者側もモニタの音も忘れずに確認です。演奏者に直接聞こえる楽器の音とモニタから出る音が極端に違わない様、PAは音作りを念入りに行います。
楽器隊がまとまったら、ヴォーカルが登場してのリハーサル。全パート演奏=本番と同じ演奏なので、サウンド生も出演者もしっかりと音にこだわりました。
レコーディングと違い、ライブは1回きりの生ものです。演奏者にも言える事ですが、聴かせる音は後で修正・やり直しが出来ません。その場で即修正・調整が必要なため、瞬時の判断が不可欠です。どんな音にするかのイメージを持っておくためにも、CDやライブ会場で様々な音を聴いておく事が大切だと思います。
ライブ特有の緊張感の中リハーサルも終わり、生徒は本番開始を待ちます。
13:00
定刻通り、ライブ本番がスタート。
今回は2部構成のため、1部と2部で役割分担。1年生もPAオペレートを経験しました。
ライブ内容はバンドあり、弾き語りあり、ダンスあり……とジャンルが幅広く、ステージ転換はかなりの作業量です。特にバンド演奏は使用楽器が多いので、マイク回線等の確認が多く時間もかかります。MCをお願いしていたパン工場支配人の斎田才氏にステージの空白を繋いでもらう間に、テキパキと楽器移動やマイクセッティングを進めます。
PAブースではセッティング段階でフェーダ等を準備した後、演奏内で客席側の音を聴いて微調整します。出演者のスタンバイが完了次第、ステージ前では使用オケ音源の再生を始めます。出演者MCの有無を事前に確認しているので、ロスタイムの無い様にタイミングを測ります。
ライブ最中は常に緊張感を持って、ステージや演奏音に注意を傾けます。途中、楽器の音が出なくなるようなハプニングもありましたが、サッとステージに上がってアンプやケーブル等を確認していました。
17:30
サウンドクラス授業「ライブエンジニアリング」担当の大藪講師の指示・誘導の元で生徒が活動したので、大きな混乱も無くスムーズにライブ本番を終える事が出来ました。更にGIZA音響チームREDWAYからもスタッフを派遣して頂き、ライブ現場の先輩としてのアドバイスを頂く事が出来ました。
19:00
楽器類を捌けて、ステージを片付けきったら作業が終了。長時間のサウンドスタッフ、お疲れ様です!
普段の授業とは違い、またギザクリでも大きなライブイベントにサウンドスタッフとして関わった事で、生徒もエンジニアとしての面白さや仕事になった時のプロの自覚を経験出来たのではないでしょうか。ライブという時間に制限のある空間は、1つ1つの判断や作業の時間短縮が必要です。その場で音を判断し、またステージで今何が起こっているかを考え、素早くテキパキと行動出来る様、これからも授業やギザクリイベントで学習していってほしいです。
次回2010年3月7日(日)開催予定のSCHOOL LIVEでも、生徒はサウンドスタッフとして活躍します。今回よりまた一歩成長して、ライブを一緒に作り・盛り上げていきましょう!!
サウンドクラス生は、ライブのPAオペレータとステージ転換(マイク・楽器の配置等)を担当しました。GIZAのアーティストもステージに上がるプロと同じ現場環境の中、映像や照明といったプロのスタッフとも連携を取りながらの経験です。
9:30
まだ眠そうな表情の生徒もいた中、ライブの始まる3時間半前から楽器とマイクのセッティング等を開始。
バンド演奏もがっつりあるライブなので、ドラムセットの準備も必要です。レコーディング実習の経験を活かして、ケーブル等をテキパキと準備。PAと回線確認のため、マイクチェックも進めます。
11:00過ぎ
予定時間を少し過ぎて、サウンドチェック&リハーサル。
出演1組目の『BLUE DAHLIA』に演奏をお願いしました。
マイクに入力される音と出力される音の大きさと音質等を確認します。バンド演奏ともなると複数の楽器が同時に鳴るため、他の音とのバランス関係も重要です。まずは楽器隊の音バランスを調整します。
客席側のスピーカの音だけでなく、演奏者側もモニタの音も忘れずに確認です。演奏者に直接聞こえる楽器の音とモニタから出る音が極端に違わない様、PAは音作りを念入りに行います。
楽器隊がまとまったら、ヴォーカルが登場してのリハーサル。全パート演奏=本番と同じ演奏なので、サウンド生も出演者もしっかりと音にこだわりました。
レコーディングと違い、ライブは1回きりの生ものです。演奏者にも言える事ですが、聴かせる音は後で修正・やり直しが出来ません。その場で即修正・調整が必要なため、瞬時の判断が不可欠です。どんな音にするかのイメージを持っておくためにも、CDやライブ会場で様々な音を聴いておく事が大切だと思います。
ライブ特有の緊張感の中リハーサルも終わり、生徒は本番開始を待ちます。
13:00
定刻通り、ライブ本番がスタート。
今回は2部構成のため、1部と2部で役割分担。1年生もPAオペレートを経験しました。
ライブ内容はバンドあり、弾き語りあり、ダンスあり……とジャンルが幅広く、ステージ転換はかなりの作業量です。特にバンド演奏は使用楽器が多いので、マイク回線等の確認が多く時間もかかります。MCをお願いしていたパン工場支配人の斎田才氏にステージの空白を繋いでもらう間に、テキパキと楽器移動やマイクセッティングを進めます。
PAブースではセッティング段階でフェーダ等を準備した後、演奏内で客席側の音を聴いて微調整します。出演者のスタンバイが完了次第、ステージ前では使用オケ音源の再生を始めます。出演者MCの有無を事前に確認しているので、ロスタイムの無い様にタイミングを測ります。
ライブ最中は常に緊張感を持って、ステージや演奏音に注意を傾けます。途中、楽器の音が出なくなるようなハプニングもありましたが、サッとステージに上がってアンプやケーブル等を確認していました。
17:30
サウンドクラス授業「ライブエンジニアリング」担当の大藪講師の指示・誘導の元で生徒が活動したので、大きな混乱も無くスムーズにライブ本番を終える事が出来ました。更にGIZA音響チームREDWAYからもスタッフを派遣して頂き、ライブ現場の先輩としてのアドバイスを頂く事が出来ました。
19:00
楽器類を捌けて、ステージを片付けきったら作業が終了。長時間のサウンドスタッフ、お疲れ様です!
普段の授業とは違い、またギザクリでも大きなライブイベントにサウンドスタッフとして関わった事で、生徒もエンジニアとしての面白さや仕事になった時のプロの自覚を経験出来たのではないでしょうか。ライブという時間に制限のある空間は、1つ1つの判断や作業の時間短縮が必要です。その場で音を判断し、またステージで今何が起こっているかを考え、素早くテキパキと行動出来る様、これからも授業やギザクリイベントで学習していってほしいです。
次回2010年3月7日(日)開催予定のSCHOOL LIVEでも、生徒はサウンドスタッフとして活躍します。今回よりまた一歩成長して、ライブを一緒に作り・盛り上げていきましょう!!
gizacs at 18:15|この記事のURL
2009年10月09日
ライブエンジニアリング 【ライブリハーサル実習】
今日のサウンドクラス生は非常にタイトな授業スケジュールでした。
レギュラー授業の「エンジニア総合実習」ではレコーディング実習を毎週行っています。
今日はGREENDAY『Holiday』のDr. RECを行いました。
ドラムはセッティング作業量が他の楽器に比べ圧倒的に多く、限られた授業時間を意識しながらのマイクセッティングやサウンドチェックを行いました。
ドラムクラス猪飼さんのノリノリの演奏で、ばっちりと勢いのある楽曲を録音する事が出来ました。
授業終了後、今度はGIZAのアーティストも数多くステージに登場したhillsパン工場B2ライブハウスで、「ライブエンジニアリング」の実習授業を行いました。
この授業はライブのPAオペレータや楽器セッティング・転換等の実習を行います。
ギザクリのライブイベント等の開催に向けて、サウンドクラス生がPAオペレータとして活躍できるよう、プロのエンジニア直々に講義や実習を受けます。
今回は10月11日(日)開催の【SCHOOL LIVE 2009 ~autumn~】が生徒の活躍の場です。
会場となるhillsパン工場B2ライブハウスを使用し、プロのアーティストと同じ環境でPAオペレータを経験します。
今日はそのライブのリハーサル!!
ライブ本番以上にタイトなタイムテーブルでしたが、
生徒が協力して出演者の演奏を支えました。
しかし、プロの現場と同じ環境――
普段は優しい担当講師も、次第にエンジニアとしての厳しさも。
生徒も本番さながらの緊張感を持って実習に取り組めたのではないでしょうか。
また、講師からは音を扱うプロのエンジニアとして、出演者の音作りにもアドバイスを頂きました。
演奏中の音を聴いただけでギターアンプの微調整を指示しており、やはりプロは音に対する耳もシビアに鍛える必要があると思いました。
リハーサルを終えてスクールに戻った生徒達は「今日は疲れた…」とこぼしていましたが、
大きな任務をやり切ったような表情を見せていました。
スクールライブ本番はいよいよあさって。
演奏者の音を心地よくライブ会場に届けて楽しく盛り上げられるよう、今日の経験を活かしてPA等に取り組んで欲しいです。
サウンドクラス生も活躍するスクールライブ。
演奏だけでなくPAオペレータに興味のある方も、
ぜひ観に来てみませんか?
皆さんの観覧をお待ちしております!
GIZA CREATORS SCHOOL 【SCHOOL LIVE 2009 ~autumn~】
○DATE○ 2009年10月11日(日)
○PLACE○ hillsパン工場B2ライブハウス(地下鉄四つ橋線四ツ橋駅6番出口よりすぐ)
○OPEN/START○ 12:45/13:00
○TICKET○ 1,000円(当日券あります)
ドリンクの他、ギザクリオフィシャルグッズの販売もあります。
数量限定の物もありますので、お早めに。。。
レギュラー授業の「エンジニア総合実習」ではレコーディング実習を毎週行っています。
今日はGREENDAY『Holiday』のDr. RECを行いました。
ドラムはセッティング作業量が他の楽器に比べ圧倒的に多く、限られた授業時間を意識しながらのマイクセッティングやサウンドチェックを行いました。
ドラムクラス猪飼さんのノリノリの演奏で、ばっちりと勢いのある楽曲を録音する事が出来ました。
授業終了後、今度はGIZAのアーティストも数多くステージに登場したhillsパン工場B2ライブハウスで、「ライブエンジニアリング」の実習授業を行いました。
この授業はライブのPAオペレータや楽器セッティング・転換等の実習を行います。
ギザクリのライブイベント等の開催に向けて、サウンドクラス生がPAオペレータとして活躍できるよう、プロのエンジニア直々に講義や実習を受けます。
今回は10月11日(日)開催の【SCHOOL LIVE 2009 ~autumn~】が生徒の活躍の場です。
会場となるhillsパン工場B2ライブハウスを使用し、プロのアーティストと同じ環境でPAオペレータを経験します。
今日はそのライブのリハーサル!!
ライブ本番以上にタイトなタイムテーブルでしたが、
生徒が協力して出演者の演奏を支えました。
しかし、プロの現場と同じ環境――
普段は優しい担当講師も、次第にエンジニアとしての厳しさも。
生徒も本番さながらの緊張感を持って実習に取り組めたのではないでしょうか。
また、講師からは音を扱うプロのエンジニアとして、出演者の音作りにもアドバイスを頂きました。
演奏中の音を聴いただけでギターアンプの微調整を指示しており、やはりプロは音に対する耳もシビアに鍛える必要があると思いました。
リハーサルを終えてスクールに戻った生徒達は「今日は疲れた…」とこぼしていましたが、
大きな任務をやり切ったような表情を見せていました。
スクールライブ本番はいよいよあさって。
演奏者の音を心地よくライブ会場に届けて楽しく盛り上げられるよう、今日の経験を活かしてPA等に取り組んで欲しいです。
サウンドクラス生も活躍するスクールライブ。
演奏だけでなくPAオペレータに興味のある方も、
ぜひ観に来てみませんか?
皆さんの観覧をお待ちしております!
GIZA CREATORS SCHOOL 【SCHOOL LIVE 2009 ~autumn~】
○DATE○ 2009年10月11日(日)
○PLACE○ hillsパン工場B2ライブハウス(地下鉄四つ橋線四ツ橋駅6番出口よりすぐ)
○OPEN/START○ 12:45/13:00
○TICKET○ 1,000円(当日券あります)
ドリンクの他、ギザクリオフィシャルグッズの販売もあります。
数量限定の物もありますので、お早めに。。。
gizacs at 23:45|この記事のURL
2009年07月25日
RINA MATSURI 2009 ライブ準備&リハーサル見学ツアー
本日7月25日(土)は愛内里菜さんの【RINA MATSURI 2009】が開催されました。
毎年夏の定番となったライブ行事ですが、みなさんは観に行きましたか?
サウンドクラスの生徒は、毎年恒例となった課外授業【ライブ準備&リハーサル見学ツアー】を行いました。
この特別授業は、クリエイターコース(サウンドクラス)の生徒だけでなく、
アーティストコースの3ヶ月集中プログラムの生徒も一緒に参加できます。
今年は本番前日に仕込みやリハーサルが設定されていたため、
24日(金)に会場となるZepp Osakaへ向かいました。
14:30 ライブに向けて会場作りの最中、出演者・スタッフ用の通用口より会場入り。
早速、鈴木講師よりライブを開催する上での全体説明を聴きました。
ライブを企画して制作会社との打ち合わせ、会場選定……等、
実際にライブを設定するまでに様々な過程を経ています。
ライブステージはステージ演奏する「ヴォーカリスト」や「楽器プレイヤー」、
彼らの演奏を客席に届ける「音響」だけでなく、
ステージを飾る「照明」・LEDディスプレイ等の「映像」・映像素材に不可欠な「撮影」・ステージ自体を作る「大道具」・テープや風船等を効果的に使う
「特効」……等多分野が総結集して作られます。
もちろん、演奏曲順を決めて感動的な場面構成を考える「制作」も大事な要素です。
何ヶ月、場合によっては1年以上も前から、これらのスタッフがまとまって会議等を行い、準備を進めます。
また、ライブ運営に当たって楽器等の「運搬」・会場での「お客様の誘導」「チケット確認」「グッズ等物販」
「会場内外の警備」……等、多くのスタッフが必要です。
更に、ライブステージを後の作品として記録する「録音」「写真撮影」「映像撮影」のスタッフ等、
本当にたくさんのスタッフの支えによってライブは作られています。
これらを踏まえた上で、各部署の見学と説明に進みました。
会場に入り、赤井講師(サウンドクラス主任講師)より音響関連の説明です。
通常は主にレコーディングの実習をする「エンジニア総合実習」授業を担当しています。
実際にGIZAのアーティストのレコーディングを担当しているプロのエンジニアであり、
プロの目線による現場に近い厳しくて的確な授業を展開しています。
GIZAのアーティストが実際にレコーディングや撮影等で使用するGREENWAY Studioで実習授業を行い、
授業の中で現場に必要な実践力を身に付けることができます。
今日はGIZAのアーティストの本物のライブ会場で、プロのエンジニアが仕事をしている現場での授業。
赤井講師も実際にGIZAのアーティストのライブPA等を手掛ける、プロのライブエンジニアでもあります。
適度な緊張感の中、普段見ることのできない会場の機材等の説明に、生徒も熱心に聴き入っていました。
レコーディングと違ってやり直しのきかないライブエンジニアの仕事、事前の準備と集中力が大切です。
会場ごとに機材も違えば広さや造りも異なるため、音作りにはじっくりと時間をかけます。
また、音響以外に映像や照明等の他部署との連携も重要です。
レコーディングとは違ったポイントを順を追って詳しく説明して頂きました。
客席側のPAブースを離れ、次はステージ裏のマニュピレータブースへ移動します。
楽器プレイヤーの実際の演奏音以外に、Pro Tools等による外部音源もライブ演奏には欠かせません。
これらを操作して音量等を操作するのも、音響スタッフの役目です。
会場スピーカから客席側に聴かせる音以外に、演奏者が演奏しやすいモニタバランスも調整しています。
また、DVD等に収録する録音も、これらとは別の音バランスで実際にミックスされています。
音響だけでも、これだけのスタッフが多くの役割を持って分担し、ライブを作り上げています。
引き続き、鈴木講師による映像等の説明です。
ステージ裏でのLEDパネルの説明や照明の役割等、幅広く解説して頂きました。
楽屋近くを通りかかった時、LOVE MOTIONメンバーでドラムを担当している亀井講師に偶然遭遇!!
アーティストコースのドラムクラスで実際にレッスンを担当していて、
「かまい相談室」ではプロのミュージシャンを目指す生徒の相談に直接のって頂いています。
リハーサル直前のミュージシャンから、直接ライブを作り上げる事を熱く語って頂きました。
プロの現場で活動最中の亀井講師の話は、生徒にとって大変貴重な時間となりました。
休憩を挟み、17:30 サウンドチェックを見学、楽器パートごとにマイク入力の音バランス等を調節します。
事前に楽器担当スタッフが準備をしても、ミュージシャンの実際の音とはかなり違います。
プレイするミュージシャンに合わせて音作りが必要なため、ミュージシャン自身に改めて演奏してもらいます。
この間にも、他部署では映像や照明のチェック作業が続きます。
サウンドチェックも終わり、18:30 バックミュージシャンのみのリハーサル。
ヴォーカル以外全ての音バランス調整と並行して、ミュージシャン同士のやり取りもあります。
この曲を更に良く聞かせるためにどう演奏するか、またバランス等をどうするか……
どんな場面でも演奏や音作りに妥協しないプロのミュージシャンの心意気を感じる事ができました。
そしていよいよ、主役の愛内里菜さんが登場してのリハーサルです。
プロのアーティストのステージに、生徒の目も耳も正に真剣です!
本番を考慮して全曲をきっちり歌い上げる訳ではありませんが、
プロのアーティストの歌声は想像以上に素晴らしかったです。
本番の流れに沿って、MC区切り等のブロックごとに進めます。
ステージ周辺には舞台監督や制作担当・タイムキーパーが常に
配置し、ライブ全体の流れやステージの観せ方を確認しています。
ここでも随時、ステージをより良く観せるための相談・変更・調整が行われます。
会場に来るファン・お客様に最高の音楽ステージを提供するため、ライブに係わる全てのメンバー・スタッフが
常に向上心を持ってライブ制作をしているプロフェッショナルだと感じました。
21:30過ぎ 一通りアンコール前の本編を通したところで、見学は終了しました。
生徒は翌日のライブ本番を観覧しました。
仕込みやリハーサルを見学し、スタッフ達がどのようなステージを創り上げるために活動していたのか、
またそれがどのような「感動的なステージ」となったのかを、それぞれ感じ取れたのではないでしょうか。
ライブは観客と共に作り上げる空間ですが、普通に観客として観るだけでは分からない
【ゼロから作り上げるステージ】を、プロの現場から生徒は理解できたと思います。
なお、今回の見学にあたり、多くの関係者の皆様の温かいご協力を頂く事ができました。
作業中の現場に入らせて頂きご迷惑をお掛けした場面もあるかと思いますが、
授業の趣旨をご理解頂き、ご協力頂いた事を感謝いたします。
GIZAクリエイターズスクール/事務局
毎年夏の定番となったライブ行事ですが、みなさんは観に行きましたか?
サウンドクラスの生徒は、毎年恒例となった課外授業【ライブ準備&リハーサル見学ツアー】を行いました。
この特別授業は、クリエイターコース(サウンドクラス)の生徒だけでなく、
アーティストコースの3ヶ月集中プログラムの生徒も一緒に参加できます。
今年は本番前日に仕込みやリハーサルが設定されていたため、
24日(金)に会場となるZepp Osakaへ向かいました。
14:30 ライブに向けて会場作りの最中、出演者・スタッフ用の通用口より会場入り。
早速、鈴木講師よりライブを開催する上での全体説明を聴きました。
ライブを企画して制作会社との打ち合わせ、会場選定……等、
実際にライブを設定するまでに様々な過程を経ています。
ライブステージはステージ演奏する「ヴォーカリスト」や「楽器プレイヤー」、
彼らの演奏を客席に届ける「音響」だけでなく、
ステージを飾る「照明」・LEDディスプレイ等の「映像」・映像素材に不可欠な「撮影」・ステージ自体を作る「大道具」・テープや風船等を効果的に使う
「特効」……等多分野が総結集して作られます。
もちろん、演奏曲順を決めて感動的な場面構成を考える「制作」も大事な要素です。
何ヶ月、場合によっては1年以上も前から、これらのスタッフがまとまって会議等を行い、準備を進めます。
また、ライブ運営に当たって楽器等の「運搬」・会場での「お客様の誘導」「チケット確認」「グッズ等物販」
「会場内外の警備」……等、多くのスタッフが必要です。
更に、ライブステージを後の作品として記録する「録音」「写真撮影」「映像撮影」のスタッフ等、
本当にたくさんのスタッフの支えによってライブは作られています。
これらを踏まえた上で、各部署の見学と説明に進みました。
会場に入り、赤井講師(サウンドクラス主任講師)より音響関連の説明です。
通常は主にレコーディングの実習をする「エンジニア総合実習」授業を担当しています。
実際にGIZAのアーティストのレコーディングを担当しているプロのエンジニアであり、
プロの目線による現場に近い厳しくて的確な授業を展開しています。
GIZAのアーティストが実際にレコーディングや撮影等で使用するGREENWAY Studioで実習授業を行い、
授業の中で現場に必要な実践力を身に付けることができます。
今日はGIZAのアーティストの本物のライブ会場で、プロのエンジニアが仕事をしている現場での授業。
赤井講師も実際にGIZAのアーティストのライブPA等を手掛ける、プロのライブエンジニアでもあります。
適度な緊張感の中、普段見ることのできない会場の機材等の説明に、生徒も熱心に聴き入っていました。
レコーディングと違ってやり直しのきかないライブエンジニアの仕事、事前の準備と集中力が大切です。
会場ごとに機材も違えば広さや造りも異なるため、音作りにはじっくりと時間をかけます。
また、音響以外に映像や照明等の他部署との連携も重要です。
レコーディングとは違ったポイントを順を追って詳しく説明して頂きました。
客席側のPAブースを離れ、次はステージ裏のマニュピレータブースへ移動します。
楽器プレイヤーの実際の演奏音以外に、Pro Tools等による外部音源もライブ演奏には欠かせません。
これらを操作して音量等を操作するのも、音響スタッフの役目です。
会場スピーカから客席側に聴かせる音以外に、演奏者が演奏しやすいモニタバランスも調整しています。
また、DVD等に収録する録音も、これらとは別の音バランスで実際にミックスされています。
音響だけでも、これだけのスタッフが多くの役割を持って分担し、ライブを作り上げています。
引き続き、鈴木講師による映像等の説明です。
ステージ裏でのLEDパネルの説明や照明の役割等、幅広く解説して頂きました。
楽屋近くを通りかかった時、LOVE MOTIONメンバーでドラムを担当している亀井講師に偶然遭遇!!
アーティストコースのドラムクラスで実際にレッスンを担当していて、
「かまい相談室」ではプロのミュージシャンを目指す生徒の相談に直接のって頂いています。
リハーサル直前のミュージシャンから、直接ライブを作り上げる事を熱く語って頂きました。
プロの現場で活動最中の亀井講師の話は、生徒にとって大変貴重な時間となりました。
休憩を挟み、17:30 サウンドチェックを見学、楽器パートごとにマイク入力の音バランス等を調節します。
事前に楽器担当スタッフが準備をしても、ミュージシャンの実際の音とはかなり違います。
プレイするミュージシャンに合わせて音作りが必要なため、ミュージシャン自身に改めて演奏してもらいます。
この間にも、他部署では映像や照明のチェック作業が続きます。
サウンドチェックも終わり、18:30 バックミュージシャンのみのリハーサル。
ヴォーカル以外全ての音バランス調整と並行して、ミュージシャン同士のやり取りもあります。
この曲を更に良く聞かせるためにどう演奏するか、またバランス等をどうするか……
どんな場面でも演奏や音作りに妥協しないプロのミュージシャンの心意気を感じる事ができました。
そしていよいよ、主役の愛内里菜さんが登場してのリハーサルです。
プロのアーティストのステージに、生徒の目も耳も正に真剣です!
本番を考慮して全曲をきっちり歌い上げる訳ではありませんが、
プロのアーティストの歌声は想像以上に素晴らしかったです。
本番の流れに沿って、MC区切り等のブロックごとに進めます。
ステージ周辺には舞台監督や制作担当・タイムキーパーが常に
配置し、ライブ全体の流れやステージの観せ方を確認しています。
ここでも随時、ステージをより良く観せるための相談・変更・調整が行われます。
会場に来るファン・お客様に最高の音楽ステージを提供するため、ライブに係わる全てのメンバー・スタッフが
常に向上心を持ってライブ制作をしているプロフェッショナルだと感じました。
21:30過ぎ 一通りアンコール前の本編を通したところで、見学は終了しました。
生徒は翌日のライブ本番を観覧しました。
仕込みやリハーサルを見学し、スタッフ達がどのようなステージを創り上げるために活動していたのか、
またそれがどのような「感動的なステージ」となったのかを、それぞれ感じ取れたのではないでしょうか。
ライブは観客と共に作り上げる空間ですが、普通に観客として観るだけでは分からない
【ゼロから作り上げるステージ】を、プロの現場から生徒は理解できたと思います。
なお、今回の見学にあたり、多くの関係者の皆様の温かいご協力を頂く事ができました。
作業中の現場に入らせて頂きご迷惑をお掛けした場面もあるかと思いますが、
授業の趣旨をご理解頂き、ご協力頂いた事を感謝いたします。
GIZAクリエイターズスクール/事務局
gizacs at 23:45|この記事のURL│RINA MATSURI 2009
2009年04月21日
2008年度CD完成!!
2008年度「エンジニア総合実習」でレコーディングした楽曲を収録したCDが遂に完成しました
サウンドクラス生それぞれのMIXとデザインクラス生のジャケットデザインが1つのカタチとなりました。
授業や演奏でレコーディングに協力して頂いた先生方、一生懸命練習してくれたアーティストコースの生徒の皆さん、本当にありがとうございました
今回のCDは協力して頂いた全ての方に1枚ずつお渡しします。
お早めに事務局へ取りに来て下さいね☆
また、参加出来なかった人もギザクリ2Fにある試聴機で
ぜひ楽しんで下さい
全15曲入りの超豪華盤
今年度のサウンドクラスも引き続き「エンジニア総合実習」でレコーディングします。
アーティストコースの生徒に演奏依頼をしますので、みなさんよろしくお願いします
サウンドクラス生それぞれのMIXとデザインクラス生のジャケットデザインが1つのカタチとなりました。
授業や演奏でレコーディングに協力して頂いた先生方、一生懸命練習してくれたアーティストコースの生徒の皆さん、本当にありがとうございました
今回のCDは協力して頂いた全ての方に1枚ずつお渡しします。
お早めに事務局へ取りに来て下さいね☆
また、参加出来なかった人もギザクリ2Fにある試聴機で
ぜひ楽しんで下さい
全15曲入りの超豪華盤
今年度のサウンドクラスも引き続き「エンジニア総合実習」でレコーディングします。
アーティストコースの生徒に演奏依頼をしますので、みなさんよろしくお願いします
gizacs at 12:00|この記事のURL
2009年02月19日
エンジニア総合実習(2/13)
今回は『私とワルツを』(鬼束ちひろ)のヴォーカル録りです。
ヴォーカルクラスに在籍している上川彩杏さんに担当してもらいました。
代行で吉松講師に授業をお願いして進めました。
吉松講師は今年度、サウンドクラス2年生の「ProTools」の授業を担当して頂きました。
赤井講師と同様にGIZAアーティストのレコーディング等に携わっており、まさに現役のエンジニアです。
生徒はいつもとはまた違った視点で、アドバイスを貰いました。
ヴォーカル録りは回を重ねているため、さすがにテキパキとセッティング出来そうに思われましたが、
講師からはまだまだ…と様々な点を指摘してもらいました。
ミュージシャン・ヴォーカリストへの対応に関しては、生徒も改善すべき点がありました。
Recブースに入っている時、演奏者はヘッドホンからの音しか聞こえません。
エンジニアがコントロールルームで長く作業をしていると、演奏者はその間放ったらかしです。
演奏者は何を話しているのか不安になるので、『無言の空間』を作らない事が大切だそうです。
また、エンジニアからすれば、ヴォーカリスト・ミュージシャンはお客様です。
Rec終了後にMIXに入る際も何も言わずいきなり作業を始めるのではなく、
まずは演奏者に「ありがとうございました。お疲れ様でした。」等の言葉かけが必要です。
一見当たり前のような事ですが、言葉1つで演奏者への配慮が変わります。
演奏者に渡すRec後の音源も、聴いて「イィ!」と思ってもらえるようなMixを意識して作って欲しいです。
次回は今年度の総まとめ、最近Recした曲のMix評価です。
誰が聞いても「イィ!」と思ってもらえる仕上がりになる様、サウンドクラス生の作業は続きます。
ヴォーカルクラスに在籍している上川彩杏さんに担当してもらいました。
代行で吉松講師に授業をお願いして進めました。
吉松講師は今年度、サウンドクラス2年生の「ProTools」の授業を担当して頂きました。
赤井講師と同様にGIZAアーティストのレコーディング等に携わっており、まさに現役のエンジニアです。
生徒はいつもとはまた違った視点で、アドバイスを貰いました。
ヴォーカル録りは回を重ねているため、さすがにテキパキとセッティング出来そうに思われましたが、
講師からはまだまだ…と様々な点を指摘してもらいました。
ミュージシャン・ヴォーカリストへの対応に関しては、生徒も改善すべき点がありました。
Recブースに入っている時、演奏者はヘッドホンからの音しか聞こえません。
エンジニアがコントロールルームで長く作業をしていると、演奏者はその間放ったらかしです。
演奏者は何を話しているのか不安になるので、『無言の空間』を作らない事が大切だそうです。
また、エンジニアからすれば、ヴォーカリスト・ミュージシャンはお客様です。
Rec終了後にMIXに入る際も何も言わずいきなり作業を始めるのではなく、
まずは演奏者に「ありがとうございました。お疲れ様でした。」等の言葉かけが必要です。
一見当たり前のような事ですが、言葉1つで演奏者への配慮が変わります。
演奏者に渡すRec後の音源も、聴いて「イィ!」と思ってもらえるようなMixを意識して作って欲しいです。
次回は今年度の総まとめ、最近Recした曲のMix評価です。
誰が聞いても「イィ!」と思ってもらえる仕上がりになる様、サウンドクラス生の作業は続きます。
gizacs at 20:00|この記事のURL
2009年02月14日
エンジニア総合実習(2/6)
2月6日のエンジニア総合実習は先週からの『私とワルツを』(鬼束ちひろ)の続きです。
今回はヴァイオリンのレコーディングです
担当の赤井講師に確認した所、ヴァイオリンRecはギザクリ授業でも初との事でした。
楽曲のクラシカルな雰囲気を出す為、この曲ではグランドピアノも録音しました。
これまで授業で扱った楽曲とはまた違った仕上がりに、期待したいと思います。
アーティストコースのヴォーカルクラス&ギタークラスに在籍している、
横田龍一さんに演奏をお願いしました。
小さい頃からヴァイオリンを弾いていて、
現在もコツコツと練習を重ねているそうです。
初めてのヴァイオリンRecにあたり、セッティング前に赤井講師の講義がありました。
これまでと違ってクラシックの知識も要求されますが、その部分も含めて詳しく解説して頂きました。
『ヴァイオリンは片肩に載せて演奏するのでヘッドホンではなく耳掛け式のイヤホンを使う』、
『楽器自体が高価なのでマイクセッティング等は事前に済ます』…等
クラシック楽器ならではのポイントにサウンドクラス生も意識を向けていました。
演奏に関してはほぼ横田さんにおまかせでした。
横田さん自身はスタジオ録音が今回初めてで、
スタジオに入った時はかなり緊張していました。
オーケストラではない1人で演奏する経験もあまりないそうで、
その点も慣れるのが大変だったようです。
演奏はテイクを重ねる毎にどんどん良くなっていき、
難しい楽曲を見事に演奏し切ってくれました。
ヴァイオリンは演奏自体が非常に難しい楽器です。
ピッチを取るのも容易ではないので、演奏者の良さを引き出せるよう、
エンジニアやディレクタの心理的な誘導が大切です。
演奏者への言い方1つで、その後の演奏や修正点が大きく変わります。
ヴァイオリンに限った事ではありませんが、演奏者への気配りは常に心掛けて欲しいです。
また、楽器の知識も十分に持っておく必要があります。
どうしたら心地よく演奏してもらえるか、ベストなテイクが録れるか…
セッティング面だけでなく、コミュニケーションでも考える事はたくさんあります。
また、ProToolsはエンジニアにとってはあくまで楽器(道具)です。
これをどう使いこなすかで、宝の持ち腐れにもなってしまいます。
ProToolsの使い方はもちろん、そこに入る音を奏でる
プレイヤーの良さを引き出すコミュニケーションも、エンジニアには重要です。
今回はヴァイオリンのレコーディングです
担当の赤井講師に確認した所、ヴァイオリンRecはギザクリ授業でも初との事でした。
楽曲のクラシカルな雰囲気を出す為、この曲ではグランドピアノも録音しました。
これまで授業で扱った楽曲とはまた違った仕上がりに、期待したいと思います。
アーティストコースのヴォーカルクラス&ギタークラスに在籍している、
横田龍一さんに演奏をお願いしました。
小さい頃からヴァイオリンを弾いていて、
現在もコツコツと練習を重ねているそうです。
初めてのヴァイオリンRecにあたり、セッティング前に赤井講師の講義がありました。
これまでと違ってクラシックの知識も要求されますが、その部分も含めて詳しく解説して頂きました。
『ヴァイオリンは片肩に載せて演奏するのでヘッドホンではなく耳掛け式のイヤホンを使う』、
『楽器自体が高価なのでマイクセッティング等は事前に済ます』…等
クラシック楽器ならではのポイントにサウンドクラス生も意識を向けていました。
演奏に関してはほぼ横田さんにおまかせでした。
横田さん自身はスタジオ録音が今回初めてで、
スタジオに入った時はかなり緊張していました。
オーケストラではない1人で演奏する経験もあまりないそうで、
その点も慣れるのが大変だったようです。
演奏はテイクを重ねる毎にどんどん良くなっていき、
難しい楽曲を見事に演奏し切ってくれました。
ヴァイオリンは演奏自体が非常に難しい楽器です。
ピッチを取るのも容易ではないので、演奏者の良さを引き出せるよう、
エンジニアやディレクタの心理的な誘導が大切です。
演奏者への言い方1つで、その後の演奏や修正点が大きく変わります。
ヴァイオリンに限った事ではありませんが、演奏者への気配りは常に心掛けて欲しいです。
また、楽器の知識も十分に持っておく必要があります。
どうしたら心地よく演奏してもらえるか、ベストなテイクが録れるか…
セッティング面だけでなく、コミュニケーションでも考える事はたくさんあります。
また、ProToolsはエンジニアにとってはあくまで楽器(道具)です。
これをどう使いこなすかで、宝の持ち腐れにもなってしまいます。
ProToolsの使い方はもちろん、そこに入る音を奏でる
プレイヤーの良さを引き出すコミュニケーションも、エンジニアには重要です。
2009年02月13日
楽器概論〜キーボード編〜
ギザクリエイターズスクール『サウンドコース』では【楽器概論】のドラム編、ギター編に続きまして、"キーボード編"が行われました
普段は"エンジニア"や"作曲家"を目指して勉強している生徒達ですが、今日はちょっと変わった所で【楽器】についてのお勉強です
皆さん、ギターやピアノと言った【楽器】がどんな音が鳴るのかくらいは知っていても、その"構造"や"種類"さらには"奏法"といったような専門的な事に関しては、実際に楽器を演奏した事のある人達でないと、なかなか解らない事だと思います
そこで【楽器概論】の授業では第1回「ドラム」、第2回「ギター」とやってきまして、今回は第3回目に行われた「キーボード概論」を紹介させて頂きたいと思います
今回の担当講師は、以前に"GIZA studio"の制作部でも活躍されていた、ピアニストの"池田講師"です
授業では自身のライブでの失敗エピソードも織りまぜながら、"ピアノの構造"、"材質による音の違い"、"ピアノの歴史"、"マイクの立て方"、"レコーディング時に注意する事"、"ライブとレコーディング時での演奏の違い"、などホントに様々なことをアットホームな会話形式の授業の中、生徒達にわかり易く伝えて頂きました
生徒達もプレイヤー目線の【楽器】に対する考え方を楽しみながら理解できたようで良かったです。
この授業で得た知識をレコーディングの時や普段の制作活動に活かせてもらえたらなと思います
皆さんお疲れ様でしたー
普段は"エンジニア"や"作曲家"を目指して勉強している生徒達ですが、今日はちょっと変わった所で【楽器】についてのお勉強です
皆さん、ギターやピアノと言った【楽器】がどんな音が鳴るのかくらいは知っていても、その"構造"や"種類"さらには"奏法"といったような専門的な事に関しては、実際に楽器を演奏した事のある人達でないと、なかなか解らない事だと思います
そこで【楽器概論】の授業では第1回「ドラム」、第2回「ギター」とやってきまして、今回は第3回目に行われた「キーボード概論」を紹介させて頂きたいと思います
今回の担当講師は、以前に"GIZA studio"の制作部でも活躍されていた、ピアニストの"池田講師"です
授業では自身のライブでの失敗エピソードも織りまぜながら、"ピアノの構造"、"材質による音の違い"、"ピアノの歴史"、"マイクの立て方"、"レコーディング時に注意する事"、"ライブとレコーディング時での演奏の違い"、などホントに様々なことをアットホームな会話形式の授業の中、生徒達にわかり易く伝えて頂きました
生徒達もプレイヤー目線の【楽器】に対する考え方を楽しみながら理解できたようで良かったです。
この授業で得た知識をレコーディングの時や普段の制作活動に活かせてもらえたらなと思います
皆さんお疲れ様でしたー
gizacs at 13:23|この記事のURL
2009年01月31日
エンジニア総合実習(1/30)
1月30日(金)の『エンジニア総合実習』は、先週に引き続き
鬼束ちひろの「私とワルツを」のレコーディング。
今回はベースDubです。
担当生徒はGIZAクリArtistコースBassクラスに在籍している山田辰徳さん。
今年度は2度目になるのでもうスタジオにも慣れてきた様子です。
サウンドクラス生はサッと機材・マイクセッティングとサウンドチェックを済ませ、
ミュージシャンの到着を待ちます。
サウンドチェックでは、
「エンジニア側の視点だけでなく、ミュージシャンの演奏環境も考慮する」
事を赤井講師より指導してもらいました。また、
「後で調整できるから…と考えず、ダビングしたその瞬間にラフミックスが
出来上がる位のモニタバランス等の完成度」
を目指してセッティングに望む事も必要だそうです。
レコーディングも終わり、今回の総評がありました。
エンジニアと言えども、音楽を作る限り大事なのが『耳』。
レコーディング機材を操作出来ても、
良い音を聴き分ける術を持っていなければ良い音楽は生み出せません。
授業では機材操作を学ぶだけでなく、機材を通して音楽の質を上げる
経験を学んで欲しいと考えています。
多くの情報を得られる現在、分からない事は自分で調べて解決する事も可能です。
機材操作もただ授業で教わった範囲にとどまらず、
自ら調べて使ってみて覚えられる事がたくさんあります。
受身にならず、自主的に様々な良い音楽を聴き、色々な事を吸収するべきだと思います。
鬼束ちひろの「私とワルツを」のレコーディング。
今回はベースDubです。
担当生徒はGIZAクリArtistコースBassクラスに在籍している山田辰徳さん。
今年度は2度目になるのでもうスタジオにも慣れてきた様子です。
サウンドクラス生はサッと機材・マイクセッティングとサウンドチェックを済ませ、
ミュージシャンの到着を待ちます。
サウンドチェックでは、
「エンジニア側の視点だけでなく、ミュージシャンの演奏環境も考慮する」
事を赤井講師より指導してもらいました。また、
「後で調整できるから…と考えず、ダビングしたその瞬間にラフミックスが
出来上がる位のモニタバランス等の完成度」
を目指してセッティングに望む事も必要だそうです。
レコーディングも終わり、今回の総評がありました。
エンジニアと言えども、音楽を作る限り大事なのが『耳』。
レコーディング機材を操作出来ても、
良い音を聴き分ける術を持っていなければ良い音楽は生み出せません。
授業では機材操作を学ぶだけでなく、機材を通して音楽の質を上げる
経験を学んで欲しいと考えています。
多くの情報を得られる現在、分からない事は自分で調べて解決する事も可能です。
機材操作もただ授業で教わった範囲にとどまらず、
自ら調べて使ってみて覚えられる事がたくさんあります。
受身にならず、自主的に様々な良い音楽を聴き、色々な事を吸収するべきだと思います。
gizacs at 18:30|この記事のURL
2009年01月29日
エンジニア総合実習(1/23)
1月23日の『エンジニア総合実習』は、鬼束ちひろ「私とワルツを」のレコーディングでした。
今回はピアノ録り―――
楽曲自体がバラードな為、キーボードではなくアコースティックにグランドピアノを選択しました。
これにベース、ヴァイオリン、ヴォーカルが重なります。
レコーディング演奏はアーティストコースキーボードクラスに在籍している仁田菜穂さんにお願いしました。
初めてのスタジオ・レコーディングで少し緊張していたようです。
いつものようにマイクセッティングからスタート。
でも今回はグランドピアノなので、大事な確認事項を赤井先生からレクチャーしていただきました。
「グランドピアノは毎回必ず調律が必要。
また事前にチューニングの周波数を確認しないと、レコーディング直前で修正できないので注意。」
「グランドピアノは調律後に移動させるだけでもチューニングが狂ってしまう。
他の楽器と一緒にレコーディングする場合、先に設置場所を決めてセッティングしてからチューニングする事。」
以上を踏まえ、サウンドクラス生はセッティング、演奏担当の仁田さんはグランドピアノで指慣らしを開始。
準備も整い、レコーディングスタート!
順調に数テイク録り、サウンドクラス生がフレーズごとに良いテイクを探します。
それぞれのテイクを聴き比べていきましたが、1度聴いた音を忘れてしまう事もあったようです。
レコーディング中にリズムの為のクリックは鳴らしていましたが、人間が演奏するので多少の揺れはあります。
そのため、テイクごとに切り貼りしても、微妙にリズムが合わない事もあります。
演奏自体にノリやグルーブがあるので、それをクリックに完全に合わせるのは難しいです。
ただ、そのノリやグルーブは活かすべき事でもあると思います。
時間がある限りテイクを聞き比べて、良いものを探す過程は必要ですが、時間には限りがあります。
また、断片的に細かく見過ぎて全体の雰囲気やノリが崩れてしまう事もあります。
手を加え過ぎず、素材の良さをどこで見出せるか―――その決断力も音楽を作る上で必要です。
音楽としてどう良いものに仕上げるか、そのバランス感覚も身に付けて欲しいです。
今回はピアノ録り―――
楽曲自体がバラードな為、キーボードではなくアコースティックにグランドピアノを選択しました。
これにベース、ヴァイオリン、ヴォーカルが重なります。
レコーディング演奏はアーティストコースキーボードクラスに在籍している仁田菜穂さんにお願いしました。
初めてのスタジオ・レコーディングで少し緊張していたようです。
いつものようにマイクセッティングからスタート。
でも今回はグランドピアノなので、大事な確認事項を赤井先生からレクチャーしていただきました。
「グランドピアノは毎回必ず調律が必要。
また事前にチューニングの周波数を確認しないと、レコーディング直前で修正できないので注意。」
「グランドピアノは調律後に移動させるだけでもチューニングが狂ってしまう。
他の楽器と一緒にレコーディングする場合、先に設置場所を決めてセッティングしてからチューニングする事。」
以上を踏まえ、サウンドクラス生はセッティング、演奏担当の仁田さんはグランドピアノで指慣らしを開始。
準備も整い、レコーディングスタート!
順調に数テイク録り、サウンドクラス生がフレーズごとに良いテイクを探します。
それぞれのテイクを聴き比べていきましたが、1度聴いた音を忘れてしまう事もあったようです。
レコーディング中にリズムの為のクリックは鳴らしていましたが、人間が演奏するので多少の揺れはあります。
そのため、テイクごとに切り貼りしても、微妙にリズムが合わない事もあります。
演奏自体にノリやグルーブがあるので、それをクリックに完全に合わせるのは難しいです。
ただ、そのノリやグルーブは活かすべき事でもあると思います。
時間がある限りテイクを聞き比べて、良いものを探す過程は必要ですが、時間には限りがあります。
また、断片的に細かく見過ぎて全体の雰囲気やノリが崩れてしまう事もあります。
手を加え過ぎず、素材の良さをどこで見出せるか―――その決断力も音楽を作る上で必要です。
音楽としてどう良いものに仕上げるか、そのバランス感覚も身に付けて欲しいです。
gizacs at 17:00|この記事のURL
2009年01月26日
エンジニア総合実習(1/16)
2009年最初の『エンジニア総合実習』―――
これまでの知識や経験を総動員した、いわばまとめとも言うべき内容でした。
ギザクリでアーティストコースの講師を担当している、Quncho先生(ヴォーカル&
ギタークラス担当)と亀井先生(ドラムクラス担当、the★tambourinesメンバー)が
中心となって活動している『Qunchoバンド』。
hillsパン工場ライブハウスB2で月曜日にブルースやファンク等の音楽を中心にライブ演奏をしており、
『Blues Monday Live』としてすっかり定着しています。
バンドメンバーはQuncho先生(Vo&Gt)・亀井先生(Dr)・大楠さん
(Key[オルガン],OOMメンバー)・久保崎さん(Gt)・石井さん(Ba)の5人。
今回はそのQunchoバンドの実際の演奏をそのまま録音する『一発録り』―――
これまでは各授業で楽器やヴォーカルを1つ取り上げてレコーディングし、後でミックスして重ねましたが、
今回は同時に全てをレコーディングします。
『ライブで聴くバンド演奏全体の音質・バランス・空気感等を、マイクや機材を通してきちんと再現する』
―――これが今回の目標です。
サウンドクラス生はこれまで、課外実習という形でBlues Monday Liveの手伝いをしてきました。
そこで何度か実際の演奏を聴いているので、今回はその感覚を頼りに音作りします。
通常より1時間繰り上げての授業スタート―――
いつものGREENWAY STUDIOですが、今回は最初からピリッとした緊張感がありました。
早速サウンドクラス生がブース内のセッティングに取り掛かります。
楽器自体が多い分、セッティングは大変だったと思います。
Gtアンプはツインリバーヴ、Baアンプはトレースエリオット、
Keyはオルガンとレズリー&スイッチ(プリアンプ)を使いました。
バンドの雰囲気を残すため、各楽器の多少の音の被りは考慮に入れてあります。楽器隊は全て同一
ブースに設置し、ヴォーカルのみ後でテイク差し替えが出来るようコントロールルームで演奏です。
Vo&Gt担当のQuncho先生のギター演奏は一度ブースへ送り、バンド全体の音と混ぜてバックします。
これにヴォーカルトラックが加わる事で、バンド全体の演奏になります。
また、ヴォーカルのみ別回線になっているので、後でテイク差し替えが可能になります。なるほど。。。
バンドメンバーも到着し、生徒と一緒に楽器セッティングに加わります。
大楠さんの使用するオルガンも運び入れました。
今回はとにかく楽器が多い分、マイクやケーブルの本数も半端じゃありません。
「ケーブル足りるかなぁ…」といった声が聞こえる位、広いブース内は色々な物が配置されていました。
ようやくセッティングが完了し、続いてマイクチェック。
本数が多い分大変そうでしたが、予定通り1時間半ほどで完了。
いよいよバンドメンバーの演奏が始まります。ブースにQuncho先生以外の楽器隊4名が入り、
コントロールルームからQuncho先生がアイコンタクトを送ります。
数ある曲から、今回は『Lickin' Stick』と『Hi-Heel Sneakers』をレコーディング。
まずは…という感じで始めましたが、さすがプロミュージシャンの演奏で1回目から素晴らしかったです
サウンドクラス生がモニタバランス等を確認し、いよいよ本番録り。適度な緊張感の中、演奏が始まりました。
やはり良い音楽はどこで聴いても良いものだな〜と感じました。
演奏を終えると、今録ったテイクを確認します。
サウンドクラス生がブース側の楽器隊メンバーに「こちら(コントロールルーム)に来て聴きますか?」
と確認すると、「はーい。」となぜかQuncho先生が(コントロールルーム内にいるのですが。。。)。
バンドメンバーがコントロールルームに集まり、テイクを聴いて確認します。演奏している時もそうでしたが、
真剣に音を聴いている様はまさにプロサウンドクラス生もOKが出るかどうか気になっていたようです。
1曲目はサクッと完了しましたが、2曲目でマイクにノイズがのってしまいました。
授業終了時間も迫り、ヴォーカルトラック差し替えも選択出来る為、今回はレコーディングを終えました。
後は、サウンドクラス生がPro Toolsでどこまでトラックを微調整できるかに委ねられました。
今回は一度に複数の楽器を録るという大変さはありましたが、
『純粋に音楽を聴いている感覚そのままにレコーディングできるか』が最大のポイントでした。
その点では普段から色々な音楽を聴いて、感覚を研ぎ澄ましておく事が必要です。
ライブの様な大音量は、音圧の関係でどうしても良く聞こえてしまう事があります。
大きく90と100の違い(差が10)があったとしても、それを1/10にすると9と10(差が1)です。
細かな点に注目して例えばバランスを考えるなら、小さな音量でもよく聞こえるかどうかも大切な注意点です。
現在はレコーディング機材や環境も整備され、各パート別々に録ったものを後でコンピュータ内で微調整する事も可能です。しかし、昔は演奏した音素材をそのまま使うか、今回の様に一斉に演奏して録音するのが主流でした。そういう意味で、技術だけに頼らない音楽的なセンスも忘れてはいけないと思います。
サウンドクラス生も、テクニックはもちろんの事、音楽センスも磨いていって欲しいです。
今後も不定期ではありますが、Qunchoバンドのレコーディングを予定しています。ご期待下さい
これまでの知識や経験を総動員した、いわばまとめとも言うべき内容でした。
ギザクリでアーティストコースの講師を担当している、Quncho先生(ヴォーカル&
ギタークラス担当)と亀井先生(ドラムクラス担当、the★tambourinesメンバー)が
中心となって活動している『Qunchoバンド』。
hillsパン工場ライブハウスB2で月曜日にブルースやファンク等の音楽を中心にライブ演奏をしており、
『Blues Monday Live』としてすっかり定着しています。
バンドメンバーはQuncho先生(Vo&Gt)・亀井先生(Dr)・大楠さん
(Key[オルガン],OOMメンバー)・久保崎さん(Gt)・石井さん(Ba)の5人。
今回はそのQunchoバンドの実際の演奏をそのまま録音する『一発録り』―――
これまでは各授業で楽器やヴォーカルを1つ取り上げてレコーディングし、後でミックスして重ねましたが、
今回は同時に全てをレコーディングします。
『ライブで聴くバンド演奏全体の音質・バランス・空気感等を、マイクや機材を通してきちんと再現する』
―――これが今回の目標です。
サウンドクラス生はこれまで、課外実習という形でBlues Monday Liveの手伝いをしてきました。
そこで何度か実際の演奏を聴いているので、今回はその感覚を頼りに音作りします。
通常より1時間繰り上げての授業スタート―――
いつものGREENWAY STUDIOですが、今回は最初からピリッとした緊張感がありました。
早速サウンドクラス生がブース内のセッティングに取り掛かります。
楽器自体が多い分、セッティングは大変だったと思います。
Gtアンプはツインリバーヴ、Baアンプはトレースエリオット、
Keyはオルガンとレズリー&スイッチ(プリアンプ)を使いました。
バンドの雰囲気を残すため、各楽器の多少の音の被りは考慮に入れてあります。楽器隊は全て同一
ブースに設置し、ヴォーカルのみ後でテイク差し替えが出来るようコントロールルームで演奏です。
Vo&Gt担当のQuncho先生のギター演奏は一度ブースへ送り、バンド全体の音と混ぜてバックします。
これにヴォーカルトラックが加わる事で、バンド全体の演奏になります。
また、ヴォーカルのみ別回線になっているので、後でテイク差し替えが可能になります。なるほど。。。
バンドメンバーも到着し、生徒と一緒に楽器セッティングに加わります。
大楠さんの使用するオルガンも運び入れました。
今回はとにかく楽器が多い分、マイクやケーブルの本数も半端じゃありません。
「ケーブル足りるかなぁ…」といった声が聞こえる位、広いブース内は色々な物が配置されていました。
ようやくセッティングが完了し、続いてマイクチェック。
本数が多い分大変そうでしたが、予定通り1時間半ほどで完了。
いよいよバンドメンバーの演奏が始まります。ブースにQuncho先生以外の楽器隊4名が入り、
コントロールルームからQuncho先生がアイコンタクトを送ります。
数ある曲から、今回は『Lickin' Stick』と『Hi-Heel Sneakers』をレコーディング。
まずは…という感じで始めましたが、さすがプロミュージシャンの演奏で1回目から素晴らしかったです
サウンドクラス生がモニタバランス等を確認し、いよいよ本番録り。適度な緊張感の中、演奏が始まりました。
やはり良い音楽はどこで聴いても良いものだな〜と感じました。
演奏を終えると、今録ったテイクを確認します。
サウンドクラス生がブース側の楽器隊メンバーに「こちら(コントロールルーム)に来て聴きますか?」
と確認すると、「はーい。」となぜかQuncho先生が(コントロールルーム内にいるのですが。。。)。
バンドメンバーがコントロールルームに集まり、テイクを聴いて確認します。演奏している時もそうでしたが、
真剣に音を聴いている様はまさにプロサウンドクラス生もOKが出るかどうか気になっていたようです。
1曲目はサクッと完了しましたが、2曲目でマイクにノイズがのってしまいました。
授業終了時間も迫り、ヴォーカルトラック差し替えも選択出来る為、今回はレコーディングを終えました。
後は、サウンドクラス生がPro Toolsでどこまでトラックを微調整できるかに委ねられました。
今回は一度に複数の楽器を録るという大変さはありましたが、
『純粋に音楽を聴いている感覚そのままにレコーディングできるか』が最大のポイントでした。
その点では普段から色々な音楽を聴いて、感覚を研ぎ澄ましておく事が必要です。
ライブの様な大音量は、音圧の関係でどうしても良く聞こえてしまう事があります。
大きく90と100の違い(差が10)があったとしても、それを1/10にすると9と10(差が1)です。
細かな点に注目して例えばバランスを考えるなら、小さな音量でもよく聞こえるかどうかも大切な注意点です。
現在はレコーディング機材や環境も整備され、各パート別々に録ったものを後でコンピュータ内で微調整する事も可能です。しかし、昔は演奏した音素材をそのまま使うか、今回の様に一斉に演奏して録音するのが主流でした。そういう意味で、技術だけに頼らない音楽的なセンスも忘れてはいけないと思います。
サウンドクラス生も、テクニックはもちろんの事、音楽センスも磨いていって欲しいです。
今後も不定期ではありますが、Qunchoバンドのレコーディングを予定しています。ご期待下さい
gizacs at 19:30|この記事のURL
2009年01月17日
サウンドコース”楽器概論”〜ドラム編〜
今週、ギザクリエイターズスクールの5Fスタジオにて『楽器概論』という授業が行われました
この授業は簡単に言うと、ギターやピアノのようにレコーディングで頻繁に登場する”楽器”について、その特徴から独自の演奏方法まで様々なことを学習する授業内容となっています
楽器というのは実際に自分で練習して演奏してみないと、中々その構造や特色を知ることはできないもので、エンジニアを目指すギザクリの生徒達の中にも楽器を演奏したことのない人がほとんどです
しかし、楽器の音を録音する"レコーディングエンジニア"を目指す上では、やはりその楽器自体の事も良く知っておかないとイケナイのは当然で、そんな悩みを解決するためにギザクリでは昨年度より、このような授業をサウンドコースのカリキュラムに取り入れました
最初1回目の授業では「ドラム」について、ギザクリのドラム講師であり”愛内里菜”のバックバンドとしてもお馴染みの亀井先生に授業をして頂きました。
授業ではドラムのパーツの説明から始まり、スネアのヘッドの交換の仕方やチューニングによる音の違い、シンバル、ハイハットの奏法まで、とにかくドラムに関わる事をたくさん教えて頂きました。
またレコーディングを行う時にプレイヤーの目線から見てエンジニアさんにしてもらえると嬉しい事など、普段なかなか聞けないような事も教えて下さいました。
最後に先生が持って来た色々な楽曲を聴いて、どのような音でドラムが録音されているのかなどを調べて授業は終了しました。
ドラムは楽曲を制作する上でもとても重要なパートで、その音色1つで楽曲の印象がガラリと変わってしまします。
今回の授業で、ドラムのチューニングを通して音色の違いや作り方を学んだ事は、作家を目指す生徒にとっても大きな成果になったのではないでしょうか。
来週はこのような感じで"ギター概論"が開催されます!
様々な"ギターの種類"から"エフェクター"や"ギターで有名な楽曲"まで幅広く取り上げたいと思っております!
ではまた来週もお楽しみに〜
この授業は簡単に言うと、ギターやピアノのようにレコーディングで頻繁に登場する”楽器”について、その特徴から独自の演奏方法まで様々なことを学習する授業内容となっています
楽器というのは実際に自分で練習して演奏してみないと、中々その構造や特色を知ることはできないもので、エンジニアを目指すギザクリの生徒達の中にも楽器を演奏したことのない人がほとんどです
しかし、楽器の音を録音する"レコーディングエンジニア"を目指す上では、やはりその楽器自体の事も良く知っておかないとイケナイのは当然で、そんな悩みを解決するためにギザクリでは昨年度より、このような授業をサウンドコースのカリキュラムに取り入れました
最初1回目の授業では「ドラム」について、ギザクリのドラム講師であり”愛内里菜”のバックバンドとしてもお馴染みの亀井先生に授業をして頂きました。
授業ではドラムのパーツの説明から始まり、スネアのヘッドの交換の仕方やチューニングによる音の違い、シンバル、ハイハットの奏法まで、とにかくドラムに関わる事をたくさん教えて頂きました。
またレコーディングを行う時にプレイヤーの目線から見てエンジニアさんにしてもらえると嬉しい事など、普段なかなか聞けないような事も教えて下さいました。
最後に先生が持って来た色々な楽曲を聴いて、どのような音でドラムが録音されているのかなどを調べて授業は終了しました。
ドラムは楽曲を制作する上でもとても重要なパートで、その音色1つで楽曲の印象がガラリと変わってしまします。
今回の授業で、ドラムのチューニングを通して音色の違いや作り方を学んだ事は、作家を目指す生徒にとっても大きな成果になったのではないでしょうか。
来週はこのような感じで"ギター概論"が開催されます!
様々な"ギターの種類"から"エフェクター"や"ギターで有名な楽曲"まで幅広く取り上げたいと思っております!
ではまた来週もお楽しみに〜
gizacs at 13:30|この記事のURL
2008年12月22日
エンジニア総合実習 Voレコーディング
12月19日のエンジニア総合実習は、先週から引き続きB'z『愛のバクダン』のレコーディングです。
今回はヴォーカルとコーラスを録り、いよいよ完成形が近付いてきました!
ヴォーカル(写真手前)は香川友貴さん、コーラス(写真L→R)は
田所亜希子さん、大西悠さん、新野裕己さんに担当してもらいました。
4人とも、アーティストコースのヴォーカルクラスに所属して
日々レッスンしています。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
前回までの反省点を踏まえ、今回サウンド生は事前にヴォーカリストとレコーディング練習を重ねました。
ヴォーカリストはレコーディングスタジオといういつもと違う環境で歌う事に慣れるため、
またサウンドクラス生はセッティングやオペレーション等をスムーズに進めるため、
ギザクリにあるプリプロルームを使い、簡単な打ち込み音源からのレコーディング練習です。
ヴォーカルクラスとサウンドクラスは、普段の授業・レッスンで行き交う事がほとんどありません。
そのため、レコーディング当日まで相手の事をほとんど知らなかった…という事もあり得ます。
早い段階でコミュニケーションを取れば、お互いの不安を減少させてスタジオ実習に臨めます。
また、一緒に作業する時間を共有する事が、楽曲や方向性に関して認識の共有にも繋がります。
結果的に、納得のいく良い物を短時間で作り上げる事が出来ると思います。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
授業の始めは、テキパキとマイクセッティングやProToolsの準備。授業の回を重ね、
(まだまだ完璧ではありませんが)時間も短縮されてスマートな動きになってきました。
セッティングも終わり、まずはヴォーカル録りから。
事前に一緒に練習していたため、比較的サラッと進められました。
何テイクか1曲通しで録って、その後は部分的に気になる所を歌ってもらいました。
ディレクションに関しても楽曲の意思疎通があって、改善点をお互いにしっかりと言い合えていました。
ヴォーカルを全て録り終えて、サウンド生とヴォーカリストで一緒に音を確認しました。
続いて、コーラスレコーディング。
コーラスは原曲の高さを女性パート、その1オクターブ下を男性パートとしました。
1番と2番で男女1人ずつペアを組み、最後の大サビは全員がコーラスで歌います。
(もう1人女性パート担当がいたのですが、体調不良で欠席してしまいました…。)
1人ずつブースに入り、サウンドクラス生から色々と説明を受けます。
1人また1人とレコーディングを重ね、だんだんと曲に厚みが出てきました。
全員のコーラスを録り終えて、レコーディングは無事終了です。
全員のヴォーカルとコーラスを聴いてチェックし、サウンド生はその場で仮MIX音源を作ります。
スタジオに入るのも、レコーディングするのも初めてという生徒もいましたが、
大人数で和やかに、でも適度な緊張感もあり、楽しく作業を進められました。
「楽しかった! またやりたい!!」という感想を頂きました♪
サウンド生とヴォーカリストの事前練習で距離感を縮め、
お互いの感覚を近付けておいたのが良かったのだと思います。
授業終わりでは担当の赤井講師より授業の総評がありました。
「まだまだ作業の無駄を省いて、時間を有効に使える!」
年内の授業はこれが最終です。
年明け1回目の授業では『バンド1発録り』という大きなレコーディングが待っています。
これまでの知識と経験を一気に試すチャンスになるので、しっかり頑張って欲しいです。
今回はヴォーカルとコーラスを録り、いよいよ完成形が近付いてきました!
ヴォーカル(写真手前)は香川友貴さん、コーラス(写真L→R)は
田所亜希子さん、大西悠さん、新野裕己さんに担当してもらいました。
4人とも、アーティストコースのヴォーカルクラスに所属して
日々レッスンしています。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
前回までの反省点を踏まえ、今回サウンド生は事前にヴォーカリストとレコーディング練習を重ねました。
ヴォーカリストはレコーディングスタジオといういつもと違う環境で歌う事に慣れるため、
またサウンドクラス生はセッティングやオペレーション等をスムーズに進めるため、
ギザクリにあるプリプロルームを使い、簡単な打ち込み音源からのレコーディング練習です。
ヴォーカルクラスとサウンドクラスは、普段の授業・レッスンで行き交う事がほとんどありません。
そのため、レコーディング当日まで相手の事をほとんど知らなかった…という事もあり得ます。
早い段階でコミュニケーションを取れば、お互いの不安を減少させてスタジオ実習に臨めます。
また、一緒に作業する時間を共有する事が、楽曲や方向性に関して認識の共有にも繋がります。
結果的に、納得のいく良い物を短時間で作り上げる事が出来ると思います。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
授業の始めは、テキパキとマイクセッティングやProToolsの準備。授業の回を重ね、
(まだまだ完璧ではありませんが)時間も短縮されてスマートな動きになってきました。
セッティングも終わり、まずはヴォーカル録りから。
事前に一緒に練習していたため、比較的サラッと進められました。
何テイクか1曲通しで録って、その後は部分的に気になる所を歌ってもらいました。
ディレクションに関しても楽曲の意思疎通があって、改善点をお互いにしっかりと言い合えていました。
ヴォーカルを全て録り終えて、サウンド生とヴォーカリストで一緒に音を確認しました。
続いて、コーラスレコーディング。
コーラスは原曲の高さを女性パート、その1オクターブ下を男性パートとしました。
1番と2番で男女1人ずつペアを組み、最後の大サビは全員がコーラスで歌います。
(もう1人女性パート担当がいたのですが、体調不良で欠席してしまいました…。)
1人ずつブースに入り、サウンドクラス生から色々と説明を受けます。
1人また1人とレコーディングを重ね、だんだんと曲に厚みが出てきました。
全員のコーラスを録り終えて、レコーディングは無事終了です。
全員のヴォーカルとコーラスを聴いてチェックし、サウンド生はその場で仮MIX音源を作ります。
スタジオに入るのも、レコーディングするのも初めてという生徒もいましたが、
大人数で和やかに、でも適度な緊張感もあり、楽しく作業を進められました。
「楽しかった! またやりたい!!」という感想を頂きました♪
サウンド生とヴォーカリストの事前練習で距離感を縮め、
お互いの感覚を近付けておいたのが良かったのだと思います。
授業終わりでは担当の赤井講師より授業の総評がありました。
「まだまだ作業の無駄を省いて、時間を有効に使える!」
年内の授業はこれが最終です。
年明け1回目の授業では『バンド1発録り』という大きなレコーディングが待っています。
これまでの知識と経験を一気に試すチャンスになるので、しっかり頑張って欲しいです。
gizacs at 19:00|この記事のURL
2008年12月19日
エンジニア総合実習 授業レポート (愛のバクダン〜Gt編〜)
本日のサウンドコースの”エンジニア総合実習”の授業では”B'z”の「愛のバクダン」の
ギター・レコーディングを行いました
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達が、
GIZAのスタジオである”GREEN WAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています!
毎週、"サウンドコース"の生徒達が自分達で録音したい楽曲を選び、ギザクリエイターズスクールの
"アーティスト・コース"の生徒達と協力し、1曲をレコーディングして仕上げよう!、
っと言った内容の授業になっております☆
ギザクリエイターズスクールは関西唯一のメジャーレーベル『GIZA』がバックUPする音楽専門学校
としてこれまでに数々のエンジニアを育ててきたのですが、その授業過程の中でも、
もっとも厳しいと言われている授業がこの”エンジニア総合実習”なのです
本日はギターのレコーディングでしたので、ギザクリ生である”中原宏幸”さんに
レコーディングを協力して頂きました!
今回はB'zの楽曲のレコーディングという事もあったので、
"マーシャル"や"ブギー"といった"High Gainタイプ"のアンプ
(簡単に言うと良く歪むアンプという事。Rock向き)を使用し、
マイクも1つのアンプに対して3本ずつ計18トラック分を使用しました。
マイクを増やすとその分、音圧も上がり音がハデにに録音できるのですが、
その分、管理も大変になるので、レコーディングや編集作業時に
ミスをしないように注意しないとイケません。
中原さんが曲を良く聴き練習して来てくれたので、録音の方も順調に修了しましたー♪♪
お疲れ様でした
本日も恒例の反省会があったのですが、先週に引き続きやはり
「楽器の事をもっと勉強しましょう!」
これはもう少し意味を広く取るならば、プレイヤーの目線になって現場で作業をしないと
イケナイという意味なんですね。
例えば、今回のレコーディングでは[ギターソロ]とその[ハモリ]のパートがあったのですが、
[ハモリ]のパートを録る時に、生徒達は全体のバランスを意識していたので
【普通に聴いてちょうど良い】バランスで録音を開始しました。
しかしギターを弾く"プレイヤー"の目線で考えるならば、自分が今から弾く[ハモリ]のパートの音を
しっかり聞きたい訳なので、【普通に聴いた時に[ハモリ]のパートがやや大きい】くらいの
バランスで録音しないとイケナかったんですね。
エンジニアというと「技術者!」というイメージが強いかと思いますが、
実際の現場ではこういった細やかな「心配り」が非常に大切なようです☆☆
さて、来週はいよいよVo.とCho.のレコーディングという事で、今回のプログラムも終盤戦です!
どういった仕上がりになって来るのかが決まる大切な録音ですので、
最後まで気を抜かずにがんばってほしいですね♪
それでは皆さん今日はお疲れ様でした
ではではまた来週〜♪♪
ギター・レコーディングを行いました
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達が、
GIZAのスタジオである”GREEN WAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています!
毎週、"サウンドコース"の生徒達が自分達で録音したい楽曲を選び、ギザクリエイターズスクールの
"アーティスト・コース"の生徒達と協力し、1曲をレコーディングして仕上げよう!、
っと言った内容の授業になっております☆
ギザクリエイターズスクールは関西唯一のメジャーレーベル『GIZA』がバックUPする音楽専門学校
としてこれまでに数々のエンジニアを育ててきたのですが、その授業過程の中でも、
もっとも厳しいと言われている授業がこの”エンジニア総合実習”なのです
本日はギターのレコーディングでしたので、ギザクリ生である”中原宏幸”さんに
レコーディングを協力して頂きました!
今回はB'zの楽曲のレコーディングという事もあったので、
"マーシャル"や"ブギー"といった"High Gainタイプ"のアンプ
(簡単に言うと良く歪むアンプという事。Rock向き)を使用し、
マイクも1つのアンプに対して3本ずつ計18トラック分を使用しました。
マイクを増やすとその分、音圧も上がり音がハデにに録音できるのですが、
その分、管理も大変になるので、レコーディングや編集作業時に
ミスをしないように注意しないとイケません。
中原さんが曲を良く聴き練習して来てくれたので、録音の方も順調に修了しましたー♪♪
お疲れ様でした
本日も恒例の反省会があったのですが、先週に引き続きやはり
「楽器の事をもっと勉強しましょう!」
これはもう少し意味を広く取るならば、プレイヤーの目線になって現場で作業をしないと
イケナイという意味なんですね。
例えば、今回のレコーディングでは[ギターソロ]とその[ハモリ]のパートがあったのですが、
[ハモリ]のパートを録る時に、生徒達は全体のバランスを意識していたので
【普通に聴いてちょうど良い】バランスで録音を開始しました。
しかしギターを弾く"プレイヤー"の目線で考えるならば、自分が今から弾く[ハモリ]のパートの音を
しっかり聞きたい訳なので、【普通に聴いた時に[ハモリ]のパートがやや大きい】くらいの
バランスで録音しないとイケナかったんですね。
エンジニアというと「技術者!」というイメージが強いかと思いますが、
実際の現場ではこういった細やかな「心配り」が非常に大切なようです☆☆
さて、来週はいよいよVo.とCho.のレコーディングという事で、今回のプログラムも終盤戦です!
どういった仕上がりになって来るのかが決まる大切な録音ですので、
最後まで気を抜かずにがんばってほしいですね♪
それでは皆さん今日はお疲れ様でした
ではではまた来週〜♪♪
gizacs at 12:32|この記事のURL
2008年12月12日
エンジニア総合実習 授業レポート (愛のバクダ〜Ba編〜)
今週もサウンドコース「エンジニア総合実習」の授業では、いつもお世話になっているGIZAの"GREEN WAY"スタジオにて先週のドラムに引き続き、B'zの「愛のバクダン」ベースレコーディングを行いました!
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達が、GIZAのスタジオである”GREEN WAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています♪
今週、ベースを担当してくれるのは、ギザクリ・ベースクラスに在籍している"古谷達也"さんです
古谷さんはいつも基本に忠実な安定したベースを聞かしてくれます。
今回の曲ではRockな感じのベースを録音したかったので、アタックの”ガリッ”っとした感じを出すためにピックを使用して演奏して頂きました!
よく練習して来て下さっていたので、レコーディングもかなり早い時間で終了しました☆
すばらしいですっ♪
サウンド生の皆さんは録音に関する事にはかなり詳しくなってきたのですが、今日は主任講師の赤井先生から
「もっと楽器の事も勉強しないとイケナイね」
と言った注意を受けました。
楽器についてもっと知っていれば、プレイヤーさんと同じ目線でレコーディングを進める事が出来るので、進行もよりスムーズになりますし、そうなる事によってより良いベスト・テイクが生まれる可能性も増える訳です!
しかし楽器については自分で演奏してみない事には中々、勉強する事は難しいんですよね・・・
しかし!、そんな事態にも対応できるようにギザクリのサウンドコースでは、こういったエンジニア志望の生徒達のために『楽器概論』という授業も年明けから開始されます!
実際に各楽器パートの講師が、「エンジニアにとって必要な楽器の知識」や、「実際にレコーディング現場で、してもらえると嬉しいセッティング」などを直々にレクチャーしてくれるといった内容の授業になっております☆
常に『レコーディング現場で必要な知識を学べる』のがギザクリの良い所ですので、エンジニアの育成コースと言えども、必要ならば楽器の知識も生徒の皆さんには学習して頂きます!
そんな感じで、ドンドン生徒達はレベルアップして行きますので、卒業する頃には立派なエンジニアになってくれる事を期待しています
来週はB'z『愛のバクダン』のギター録音を予定していますのでお楽しみしていて下さい それではお疲れ様でしたー
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達が、GIZAのスタジオである”GREEN WAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています♪
今週、ベースを担当してくれるのは、ギザクリ・ベースクラスに在籍している"古谷達也"さんです
古谷さんはいつも基本に忠実な安定したベースを聞かしてくれます。
今回の曲ではRockな感じのベースを録音したかったので、アタックの”ガリッ”っとした感じを出すためにピックを使用して演奏して頂きました!
よく練習して来て下さっていたので、レコーディングもかなり早い時間で終了しました☆
すばらしいですっ♪
サウンド生の皆さんは録音に関する事にはかなり詳しくなってきたのですが、今日は主任講師の赤井先生から
「もっと楽器の事も勉強しないとイケナイね」
と言った注意を受けました。
楽器についてもっと知っていれば、プレイヤーさんと同じ目線でレコーディングを進める事が出来るので、進行もよりスムーズになりますし、そうなる事によってより良いベスト・テイクが生まれる可能性も増える訳です!
しかし楽器については自分で演奏してみない事には中々、勉強する事は難しいんですよね・・・
しかし!、そんな事態にも対応できるようにギザクリのサウンドコースでは、こういったエンジニア志望の生徒達のために『楽器概論』という授業も年明けから開始されます!
実際に各楽器パートの講師が、「エンジニアにとって必要な楽器の知識」や、「実際にレコーディング現場で、してもらえると嬉しいセッティング」などを直々にレクチャーしてくれるといった内容の授業になっております☆
常に『レコーディング現場で必要な知識を学べる』のがギザクリの良い所ですので、エンジニアの育成コースと言えども、必要ならば楽器の知識も生徒の皆さんには学習して頂きます!
そんな感じで、ドンドン生徒達はレベルアップして行きますので、卒業する頃には立派なエンジニアになってくれる事を期待しています
来週はB'z『愛のバクダン』のギター録音を予定していますのでお楽しみしていて下さい それではお疲れ様でしたー
gizacs at 19:53|この記事のURL
2008年12月03日
エンジニア総合実習 授業レポート (愛のバクダ〜Dr編〜)
本日のサウンドコースの”エンジニア総合実習”の授業では”B'z”の「愛のバクダン」の
ドラム・レコーディングを行いました
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達が、GIZAの
スタジオである”GREEN WAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています!
毎週、"サウンドコース"の生徒達が自分達で録音したい楽曲を選び、ギザクリエイターズスクールの
"アーティスト・コース"の生徒達と協力し、1曲をレコーディングして仕上げよう!、
っと言った内容の授業になっております♪♪
ギザクリエイターズスクールは関西唯一のメジャーレーベル『GIZA』がバックUPする音楽専門学校
としてこれまでに数々のエンジニアを育ててきたのですが、その授業過程の中でも、
もっとも厳しいと言われている授業がこの”エンジニア総合実習”なのです!
本日はドラムのレコーディングでしたので、ギザクリのドラムクラスに在籍している
”大西達也”さんにレコーディングを協力して頂きました!
大西さんは普段からハードロックが好きで、
先月もギザクリで行われたスクールライブではカッコイイドラムを聞かせてくれました☆
録音の方はかなり順調に終了し、"3TAKE"ほど録った中から良い部分を繋いでいきました。
録音後は開会恒例のサウンドコース主任講師の
赤井先生によるキツイ反省会。。。
しかししかし今回は!
「ようやく普通になれたね」
「ここからは如何に人と違う斬新な事が出来るかが大切っ!」
と、初めて!怒られずに、エンジニアとして成功するために
必要な姿勢について色々と教えて頂きました☆
努力は必ず報われるんだという事を信じて
これからも頑張って行って欲しいですねっ!!
それでは皆さん今日はお疲れ様でした♪
来週は「愛のバクダン」のベースを録音する予定ですので、楽しみにしていて下さい。
ではでは
ドラム・レコーディングを行いました
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達が、GIZAの
スタジオである”GREEN WAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています!
毎週、"サウンドコース"の生徒達が自分達で録音したい楽曲を選び、ギザクリエイターズスクールの
"アーティスト・コース"の生徒達と協力し、1曲をレコーディングして仕上げよう!、
っと言った内容の授業になっております♪♪
ギザクリエイターズスクールは関西唯一のメジャーレーベル『GIZA』がバックUPする音楽専門学校
としてこれまでに数々のエンジニアを育ててきたのですが、その授業過程の中でも、
もっとも厳しいと言われている授業がこの”エンジニア総合実習”なのです!
本日はドラムのレコーディングでしたので、ギザクリのドラムクラスに在籍している
”大西達也”さんにレコーディングを協力して頂きました!
大西さんは普段からハードロックが好きで、
先月もギザクリで行われたスクールライブではカッコイイドラムを聞かせてくれました☆
録音の方はかなり順調に終了し、"3TAKE"ほど録った中から良い部分を繋いでいきました。
録音後は開会恒例のサウンドコース主任講師の
赤井先生によるキツイ反省会。。。
しかししかし今回は!
「ようやく普通になれたね」
「ここからは如何に人と違う斬新な事が出来るかが大切っ!」
と、初めて!怒られずに、エンジニアとして成功するために
必要な姿勢について色々と教えて頂きました☆
努力は必ず報われるんだという事を信じて
これからも頑張って行って欲しいですねっ!!
それでは皆さん今日はお疲れ様でした♪
来週は「愛のバクダン」のベースを録音する予定ですので、楽しみにしていて下さい。
ではでは
gizacs at 21:29|この記事のURL
2008年12月01日
番組のナレーション録り
11月27日(木)は、ポストプロダクションの補講授業。
ポストプロダクションは番組放送などの収録映像の後処理作業の事で、
この授業は主にMA作業を中心に学習します。
MA(Malti Audio)は、映像に載せる背景音楽や効果音、台詞のアフレコ等の音入れを担当します。
今回は音楽情報番組「MU-GEN ~Music Generations~」の素材をお借りして、ナレーション入れを実習しました。
「MU-GEN」はBeingGIZA系の音楽情報を中心に、全国30局ネットで放送中です
ナレーションは、兼松講師の紹介で来て頂いた方にお願いしました。
今までにGIZA系アーティストのライブ映像のナレーションなども担当されたそうです。
レコーディング実習授業と同様、マイクのセッティングや機材等のチェックからスタート。
特に映像関連は要なので念入りに準備しました。
準備を完了し、いよいよ音入れスタート
いつもの斎田才さんのナレーションとはまた違う感じの、
ステキなカッコイイ声でした
ナレーターの方が終始とてもハイテンションだったのが印象的でした。
視聴者に届ける声はナレーターの心情でも大きく変わります。
番組を明るく楽しく伝えるために、ナレーター自身もそれを
意識していたのだと思います。
当然、音入れの現場にもそれが求められています。
ナレーターの方が気持ち良く作業出来るような『環境・雰囲気作り』も、エンジニアにとっては重要です。
今回はナレーターの方にその部分をすごく助けられ、音入れは明るい雰囲気で順調に進みました。
サウンドクラスの生徒も作業に加わり、あっという間に番組1回分が終了しました。
1回限りのMA実習でしたが、エンジニアとして必要な事は
レコーディングのミュージシャンに対してのそれと同様です。
1つの作品を作っていく『チーム』になるような心構えを、今後の授業で経験してほしいと思います。
ポストプロダクションは番組放送などの収録映像の後処理作業の事で、
この授業は主にMA作業を中心に学習します。
MA(Malti Audio)は、映像に載せる背景音楽や効果音、台詞のアフレコ等の音入れを担当します。
今回は音楽情報番組「MU-GEN ~Music Generations~」の素材をお借りして、ナレーション入れを実習しました。
「MU-GEN」はBeingGIZA系の音楽情報を中心に、全国30局ネットで放送中です
ナレーションは、兼松講師の紹介で来て頂いた方にお願いしました。
今までにGIZA系アーティストのライブ映像のナレーションなども担当されたそうです。
レコーディング実習授業と同様、マイクのセッティングや機材等のチェックからスタート。
特に映像関連は要なので念入りに準備しました。
準備を完了し、いよいよ音入れスタート
いつもの斎田才さんのナレーションとはまた違う感じの、
ステキなカッコイイ声でした
ナレーターの方が終始とてもハイテンションだったのが印象的でした。
視聴者に届ける声はナレーターの心情でも大きく変わります。
番組を明るく楽しく伝えるために、ナレーター自身もそれを
意識していたのだと思います。
当然、音入れの現場にもそれが求められています。
ナレーターの方が気持ち良く作業出来るような『環境・雰囲気作り』も、エンジニアにとっては重要です。
今回はナレーターの方にその部分をすごく助けられ、音入れは明るい雰囲気で順調に進みました。
サウンドクラスの生徒も作業に加わり、あっという間に番組1回分が終了しました。
1回限りのMA実習でしたが、エンジニアとして必要な事は
レコーディングのミュージシャンに対してのそれと同様です。
1つの作品を作っていく『チーム』になるような心構えを、今後の授業で経験してほしいと思います。
gizacs at 19:00|この記事のURL
2008年11月26日
Origin Of Love 〜ギター編〜
今週もサウンドコース「エンジニア総合実習」の授業では、いつもお世話になっているGIZAの"GREEN WAY"スタジオにて先週のギターに引き続きヴォーカルレコーディングを行いました。
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達が、GIZAのスタジオである”GREEN WAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています。
今週、Voを担当してくれるのは、春に"GIZA HILLS パン工場"で行われた【Saturday Live GIZAクリpresents SCHOOLNIGHT(BOYS)】に出演していた"金井一起"さんです!
普段はRockを歌っているシンガーさんなのですが、今回は普段は歌っていない”ロック・ミュージカル”という特殊なジャンルの曲にチャレンジして頂きました。
本人はかなり難しいと言っていたのですが、レコーディングの方はかなり良い感じに録音できたようです♪
マイクは伝統ある真空管マイク”GROOVE TUBE”を使用しました。
豊かで暖かみのあるキャラクターで録音できるこのマイクは、今回のレコーディングにはピッタリでしたね☆
授業後はGIZAのチーフエンジニアであり、サウンドコースの主任講師である赤井講師による、恒例の反省会。。
毎回毎回、厳しいダメ出しを受けるこの反省会なのですが、今回は生徒のがんばりが先生に伝わったのか、普段よりかはお叱りの言葉は少なかったかの様に感じました。
限られた時間の中でのレコーディングなので
「ペース配分にはもっと気を付けなさい!」
という注意は受けたものの、今日は生徒達もそれぞれが自主的に責任を持って行動できていたと思います
こういった成長を見た時には学校として嬉しい限りですね
こんな感じで、生徒の皆さん1人1人が立派に成長して音楽業界で活躍できるように、これからも陰ながらに支えて行きたいなと思います
さてさて来週からは曲が変わりまして、B'Zの『愛のバクダン』という曲をレコーディングして行く予定となっています。
キャッチーなメロが印象的なRockナンバーですね
このメジャーな曲をサウンド生達がどのようにアレンジして仕上げて行くのかが楽しみです。
という訳で、来週もどうかお楽しみに〜
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達が、GIZAのスタジオである”GREEN WAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています。
今週、Voを担当してくれるのは、春に"GIZA HILLS パン工場"で行われた【Saturday Live GIZAクリpresents SCHOOLNIGHT(BOYS)】に出演していた"金井一起"さんです!
普段はRockを歌っているシンガーさんなのですが、今回は普段は歌っていない”ロック・ミュージカル”という特殊なジャンルの曲にチャレンジして頂きました。
本人はかなり難しいと言っていたのですが、レコーディングの方はかなり良い感じに録音できたようです♪
マイクは伝統ある真空管マイク”GROOVE TUBE”を使用しました。
豊かで暖かみのあるキャラクターで録音できるこのマイクは、今回のレコーディングにはピッタリでしたね☆
授業後はGIZAのチーフエンジニアであり、サウンドコースの主任講師である赤井講師による、恒例の反省会。。
毎回毎回、厳しいダメ出しを受けるこの反省会なのですが、今回は生徒のがんばりが先生に伝わったのか、普段よりかはお叱りの言葉は少なかったかの様に感じました。
限られた時間の中でのレコーディングなので
「ペース配分にはもっと気を付けなさい!」
という注意は受けたものの、今日は生徒達もそれぞれが自主的に責任を持って行動できていたと思います
こういった成長を見た時には学校として嬉しい限りですね
こんな感じで、生徒の皆さん1人1人が立派に成長して音楽業界で活躍できるように、これからも陰ながらに支えて行きたいなと思います
さてさて来週からは曲が変わりまして、B'Zの『愛のバクダン』という曲をレコーディングして行く予定となっています。
キャッチーなメロが印象的なRockナンバーですね
このメジャーな曲をサウンド生達がどのようにアレンジして仕上げて行くのかが楽しみです。
という訳で、来週もどうかお楽しみに〜
gizacs at 19:48|この記事のURL
2008年11月18日
Origin Of Love 〜ギター編〜
本日のサウンドコースの"エンジニア総合実習"の授業では先週に引き続き、映画”Hedwig & The Angryinch”の挿入歌「Origin Of Love」のギター録音を行いました!
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達がGIZAのスタジオである”GREENWAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています。
ギザクリエイターズスクールは関西唯一のメジャーレーベル[GIZA」がバックUPする音楽専門学校としてこれまでに数々のエンジニアを育ててきたのですが、その授業過程の中でも特に厳しい授業がこの”エンジニア総合実習”なのです!
今回は先週のベースレコーディングに続き、ギターの録音を行いました。
ギターを弾いてくれたのはギザクリエイターズスクールのギタークラスに所属している”片山礼喜”さん♪
今回は原曲のイメージに少しでも近づけるために、ギターは"FENDER"社のストラト・キャスターを使用してくれました。
ギターアンプはミュージシャンの”Char”さんが使用している事でも有名なビンテージ・アンプ『MATCHLESS』と、時代感を出すために”Marshall”の『JCM-900』を使用。マイクは楽器録音では定番の"SM57"と、アンビエンスマイク(空気感を録音するためのマイク)に"GrooveTube"という、こちらも高価なビンテージマイクを使用してレコーディングに挑みました♪
レコーディングの方はというと、何度もアルペジオのTAKEを録り直すなど、かなり切迫した雰囲気の中で進行していき、何とか無事時間内に終了させる事が出来ました。
今回の曲は時間が6分近くある長い曲なので、当然、録音にも時間がかかります。
レコーディングとは時間との戦いでもあるんですね。
レコーディング終了後はサウンドコースの主任講師で、GIZAのチーフエンジニアでもある赤井先生から恒例の厳しい反省会。。。
今回は、
「PROTOOLS(録音に使用するPCソフト)のオペレーション作業においてムダな動作が多すぎる!」
とお叱りを受け、またそれ以外にも、、、
「エンジニアはとにかく自分から意見して、自分から行動を起こせる人でないと向いていない。」
「それができないなら、この世界を目指すのは諦めた方が良い。」
と、言ったようなかなり厳しい言葉も・・・。
しかし生徒達は毎回このような厳しい指導を受けることで、着々と成長していっているのがわかります。
厳しい授業が続きますが、途中であきらめる事なく最後まで目標に向かってがんばって、夢を叶えて欲しいですね☆
それでは来週も引き続き「Origin Of Love」のVo録りがありますのでどうか楽しみにしていて下さい♪
ではでは☆
”エンジニア総合実習”の授業では、毎週「エンジニア」や「作曲家」を目指す生徒達がGIZAのスタジオである”GREENWAY”スタジオを使用して、レコーディングの実習授業を行っています。
ギザクリエイターズスクールは関西唯一のメジャーレーベル[GIZA」がバックUPする音楽専門学校としてこれまでに数々のエンジニアを育ててきたのですが、その授業過程の中でも特に厳しい授業がこの”エンジニア総合実習”なのです!
今回は先週のベースレコーディングに続き、ギターの録音を行いました。
ギターを弾いてくれたのはギザクリエイターズスクールのギタークラスに所属している”片山礼喜”さん♪
今回は原曲のイメージに少しでも近づけるために、ギターは"FENDER"社のストラト・キャスターを使用してくれました。
ギターアンプはミュージシャンの”Char”さんが使用している事でも有名なビンテージ・アンプ『MATCHLESS』と、時代感を出すために”Marshall”の『JCM-900』を使用。マイクは楽器録音では定番の"SM57"と、アンビエンスマイク(空気感を録音するためのマイク)に"GrooveTube"という、こちらも高価なビンテージマイクを使用してレコーディングに挑みました♪
レコーディングの方はというと、何度もアルペジオのTAKEを録り直すなど、かなり切迫した雰囲気の中で進行していき、何とか無事時間内に終了させる事が出来ました。
今回の曲は時間が6分近くある長い曲なので、当然、録音にも時間がかかります。
レコーディングとは時間との戦いでもあるんですね。
レコーディング終了後はサウンドコースの主任講師で、GIZAのチーフエンジニアでもある赤井先生から恒例の厳しい反省会。。。
今回は、
「PROTOOLS(録音に使用するPCソフト)のオペレーション作業においてムダな動作が多すぎる!」
とお叱りを受け、またそれ以外にも、、、
「エンジニアはとにかく自分から意見して、自分から行動を起こせる人でないと向いていない。」
「それができないなら、この世界を目指すのは諦めた方が良い。」
と、言ったようなかなり厳しい言葉も・・・。
しかし生徒達は毎回このような厳しい指導を受けることで、着々と成長していっているのがわかります。
厳しい授業が続きますが、途中であきらめる事なく最後まで目標に向かってがんばって、夢を叶えて欲しいですね☆
それでは来週も引き続き「Origin Of Love」のVo録りがありますのでどうか楽しみにしていて下さい♪
ではでは☆
gizacs at 14:18|この記事のURL
2008年11月12日
エンジニア総合実習 (11/7)
今回の授業はレコーディングから離れ、前回Recの上木彩矢さん『君去りし誘惑』のMIX評価を行いました。
今回の課題目標は、
『オリジナル(原曲)に近づける』
どうすればその様に聴かせられるか、サウンドクラス生それぞれの試行錯誤の結果が見えました。
ドラム・ベース・ギター・ヴォーカル・コーラスとそれぞれ録音した同じ素材から、
生徒が各自思い思いに音量のバランスや音質にこだわって、ミックス作品を完成させました
各自の作品を聴き比べるとこうも違ってくるのかと驚く位、それぞれの個性が音に現れていました。
特にレコーディング段階で問題があった点を、ミックスでどう補うかが講師として注目ポイントだったようです。
これが正解だという一問一答とは違うので色々な方法でのアプローチがあり、
その点でMIX作品を評価してもらった生徒もいました
『音楽』を作るという基本を忘れずに、今回の改善点を次回の課題として活かしていってほしいです。
幅広くたくさんの音楽を聴く事も非常に重要なようです。
その時に 「あ、この音いいなっ」 という自分のストックを持っておく事で、
MIXの方向性に迷った時の見本の音として活かす事が出来ます。
また授業後半には『音楽ビジネス』の話も取り上げてもらいました。
●最近の若い人はどんな音楽を聴いているのか、といった流行に関して。
●レコード店でCDを買うのかそれともネット配信でダウンロードするのか、といったメディアや聴き方に関して。
等、これからの音楽業界を担うであろう生徒達に、
今のうちからアンテナを張っておくべきという講師からのアドバイスを貰いました。
こうした音楽業界ならではの話も、レコード会社の現場で活躍するクリエイタが講師だからこそ
これからも現場に即した実践的な授業を展開していきます。
ギザ 音楽 学校 作曲 レコーディング エンジニア アレンジ 大阪 関西 音響 ビーイング
デビュー アーティスト ヴォーカル ギター キーボード 楽器 マイク プロツールス
GIZA STUDIO MUSIC SOUND CREATOR RECORDING SCHOOL Being ENGINEER ARTIST VOCAL GUITAR KEYBOARD DE-VEAUX
今回の課題目標は、
『オリジナル(原曲)に近づける』
どうすればその様に聴かせられるか、サウンドクラス生それぞれの試行錯誤の結果が見えました。
ドラム・ベース・ギター・ヴォーカル・コーラスとそれぞれ録音した同じ素材から、
生徒が各自思い思いに音量のバランスや音質にこだわって、ミックス作品を完成させました
各自の作品を聴き比べるとこうも違ってくるのかと驚く位、それぞれの個性が音に現れていました。
特にレコーディング段階で問題があった点を、ミックスでどう補うかが講師として注目ポイントだったようです。
これが正解だという一問一答とは違うので色々な方法でのアプローチがあり、
その点でMIX作品を評価してもらった生徒もいました
『音楽』を作るという基本を忘れずに、今回の改善点を次回の課題として活かしていってほしいです。
幅広くたくさんの音楽を聴く事も非常に重要なようです。
その時に 「あ、この音いいなっ」 という自分のストックを持っておく事で、
MIXの方向性に迷った時の見本の音として活かす事が出来ます。
また授業後半には『音楽ビジネス』の話も取り上げてもらいました。
●最近の若い人はどんな音楽を聴いているのか、といった流行に関して。
●レコード店でCDを買うのかそれともネット配信でダウンロードするのか、といったメディアや聴き方に関して。
等、これからの音楽業界を担うであろう生徒達に、
今のうちからアンテナを張っておくべきという講師からのアドバイスを貰いました。
こうした音楽業界ならではの話も、レコード会社の現場で活躍するクリエイタが講師だからこそ
これからも現場に即した実践的な授業を展開していきます。
ギザ 音楽 学校 作曲 レコーディング エンジニア アレンジ 大阪 関西 音響 ビーイング
デビュー アーティスト ヴォーカル ギター キーボード 楽器 マイク プロツールス
GIZA STUDIO MUSIC SOUND CREATOR RECORDING SCHOOL Being ENGINEER ARTIST VOCAL GUITAR KEYBOARD DE-VEAUX
2008年11月01日
Origin Of Love 〜ベース編〜
今週もサウンドコース「エンジニア総合実習」の授業では、いつもお世話になっているGIZAの"GREEN WAY"スタジオにて先週のドラムに引き続きベースレコーディングを行いました
今回の実習で録音している曲は「Hedwig & The Angryinch」という2002年頃に上映された映画の挿入歌『Origin Of Love』を録音することになりました♪
元々はロックミュージカルとしてロングヒットした人気作品だったそうです。
「エンジニア総合実習」の授業の方も、開始してから半年が過ぎ生徒の皆さんもかなり段取り良く動けるようになってきたようです!
今回のベース録音ではアンプにマイクを立てて録音する、通称『マイク』と呼ばれる音と、[DI-BOX]というインピーダンス(抵抗値)を整えるための機材を通して録音する『ライン』という音の2種類を同時に録音しました。
この2種類の音を後で”混ぜたり””削ったり”しながら良い音を作っていきます。
今回ベースを弾いてくれたのはギザクリエイターズスクールのベースクラスに所属している”伊矢田克洋”さん。
彼にも実際に「Hedwig & The Angryinch」の映画を見てもらい今回のレコーディングに参加して頂きました。
映画を見た結果、ベースは彼の判断で「セミ・アコースティック」タイプのものを使用したいという事になりました
「セミ・アコースティック」タイプとは、ボディーにアコースティック・ギターのような穴があいていて、エレキだけども生っぽい音を出したいっという時に便利なタイプのベースです☆
レコーディングの方は時間内に無事終了っ
授業終了後には先生からのダメ出しを受けての反省会。。
作業が少しずつ速くなってきたとはいえ、
「まだまだプロとして通用する動きではない誰かの指示を待つんじゃなくて自分で考えて行動しろ」
との厳しい注意を受けました。。
「エンジニア総合実習」の授業ではプロと同じ環境を利用し、プロと同じ扱いで作業を進めていきます。
なので、指導はかなり厳しいのですが、それは卒業と同時に即戦力となる人材を育成するためです。
この「エンジニア総合実習」の授業は「毎週金曜日の13:00〜16:30」の時間帯で行われており、ご連絡頂ければ年齢、性別問わずどなたでも授業見学をすることが出来ますので、興味のある方は下記の連絡先までご気軽にご連絡下さい!
またサウンドコースを含むクリエイターコースの説明会も随時行っていますので、ドシドシご応募下さい♪
それではまた次週のレポートをご期待下さい☆
お問い合わせ
TELL:06-6536-2111
E-mail:info@giza-cs.com
今回の実習で録音している曲は「Hedwig & The Angryinch」という2002年頃に上映された映画の挿入歌『Origin Of Love』を録音することになりました♪
元々はロックミュージカルとしてロングヒットした人気作品だったそうです。
「エンジニア総合実習」の授業の方も、開始してから半年が過ぎ生徒の皆さんもかなり段取り良く動けるようになってきたようです!
今回のベース録音ではアンプにマイクを立てて録音する、通称『マイク』と呼ばれる音と、[DI-BOX]というインピーダンス(抵抗値)を整えるための機材を通して録音する『ライン』という音の2種類を同時に録音しました。
この2種類の音を後で”混ぜたり””削ったり”しながら良い音を作っていきます。
今回ベースを弾いてくれたのはギザクリエイターズスクールのベースクラスに所属している”伊矢田克洋”さん。
彼にも実際に「Hedwig & The Angryinch」の映画を見てもらい今回のレコーディングに参加して頂きました。
映画を見た結果、ベースは彼の判断で「セミ・アコースティック」タイプのものを使用したいという事になりました
「セミ・アコースティック」タイプとは、ボディーにアコースティック・ギターのような穴があいていて、エレキだけども生っぽい音を出したいっという時に便利なタイプのベースです☆
レコーディングの方は時間内に無事終了っ
授業終了後には先生からのダメ出しを受けての反省会。。
作業が少しずつ速くなってきたとはいえ、
「まだまだプロとして通用する動きではない誰かの指示を待つんじゃなくて自分で考えて行動しろ」
との厳しい注意を受けました。。
「エンジニア総合実習」の授業ではプロと同じ環境を利用し、プロと同じ扱いで作業を進めていきます。
なので、指導はかなり厳しいのですが、それは卒業と同時に即戦力となる人材を育成するためです。
この「エンジニア総合実習」の授業は「毎週金曜日の13:00〜16:30」の時間帯で行われており、ご連絡頂ければ年齢、性別問わずどなたでも授業見学をすることが出来ますので、興味のある方は下記の連絡先までご気軽にご連絡下さい!
またサウンドコースを含むクリエイターコースの説明会も随時行っていますので、ドシドシご応募下さい♪
それではまた次週のレポートをご期待下さい☆
お問い合わせ
TELL:06-6536-2111
E-mail:info@giza-cs.com
gizacs at 19:13|この記事のURL
2008年10月25日
Origin Of Love 〜ドラム編〜
今週のサウンドコース「エンジニア総合実習」の授業では、いつもお世話になっているGIZAの"GREEN WAY"スタジオにてドラムレコーディングを行いました
今週から新しい曲のレコーディングということで生徒達も普段よりちょっと気合いが入っている様子
今回録音する曲は、ポップス曲ではなく「Hedwig & The Angryinch」という2002年頃に上映された映画の挿入歌『Origin Of Love』を録音することになりました☆
元々はロックミュージカルとしてロングヒットした人気作品を
映画化したものです
映画音楽を録音するという事もあって、今回は実際にオリジナルの映画を皆で1度見て、その「制作スタッフ」「監督」「原作者」がクリエイターとして何を作り、伝えたかったのか、という事をよく考えた上で録音を開始しました。
クリエイターを目指す者として、こういった原作者の考え方を探り、色々話し合いをすることは非常に大事だな、と感じました。
ドラムのレコーディングでは各パーツの音色が、その曲の背景の色を強く決める要素になるので、非常に重要になります。
特に今回の曲では「タム」と「スネア」の音色が重要だろうという事で、今回ドラムを叩いてくれる”猪飼剛史”さんと共にじっくりと、チューニングやパーツを選定しました。
一通りセッティングできた所で赤井先生にチェックしてもらい、マイクの立て方などを注意してもらいました。
ドラムは複数のマイクを、各パーツ(スネアやタムなど)に立てるため、しっかりとそれぞれの打点(スティックが当たるポイント)にマイキングしてやらないと、1つのマイクに他のパーツの音がかぶって入ってしまい、音が悪くなるそうです。
本当に1〜5センチの距離間でガラっと音が変わるので驚きです
!
レコーディングの方はというと、時間内に無事終了!
果たしてオリジナルの作品にどのくらい近づく事は出来たでしょうか?(笑)
今回の曲は非常に難易度の高い楽曲だったので、プレイヤーさんをはじめ生徒の皆さんも大変だったと思いますが、よく頑張れていたと思います♪♪
みなさんお疲れ様でした☆
とはいえレコーディングはまだ始まったばかり
来週にはベースのRecが控えています
最後まで気を引き締めて、良い作品を残していきましょー!!
という訳で来週もお楽しみに
今週から新しい曲のレコーディングということで生徒達も普段よりちょっと気合いが入っている様子
今回録音する曲は、ポップス曲ではなく「Hedwig & The Angryinch」という2002年頃に上映された映画の挿入歌『Origin Of Love』を録音することになりました☆
元々はロックミュージカルとしてロングヒットした人気作品を
映画化したものです
映画音楽を録音するという事もあって、今回は実際にオリジナルの映画を皆で1度見て、その「制作スタッフ」「監督」「原作者」がクリエイターとして何を作り、伝えたかったのか、という事をよく考えた上で録音を開始しました。
クリエイターを目指す者として、こういった原作者の考え方を探り、色々話し合いをすることは非常に大事だな、と感じました。
ドラムのレコーディングでは各パーツの音色が、その曲の背景の色を強く決める要素になるので、非常に重要になります。
特に今回の曲では「タム」と「スネア」の音色が重要だろうという事で、今回ドラムを叩いてくれる”猪飼剛史”さんと共にじっくりと、チューニングやパーツを選定しました。
一通りセッティングできた所で赤井先生にチェックしてもらい、マイクの立て方などを注意してもらいました。
ドラムは複数のマイクを、各パーツ(スネアやタムなど)に立てるため、しっかりとそれぞれの打点(スティックが当たるポイント)にマイキングしてやらないと、1つのマイクに他のパーツの音がかぶって入ってしまい、音が悪くなるそうです。
本当に1〜5センチの距離間でガラっと音が変わるので驚きです
!
レコーディングの方はというと、時間内に無事終了!
果たしてオリジナルの作品にどのくらい近づく事は出来たでしょうか?(笑)
今回の曲は非常に難易度の高い楽曲だったので、プレイヤーさんをはじめ生徒の皆さんも大変だったと思いますが、よく頑張れていたと思います♪♪
みなさんお疲れ様でした☆
とはいえレコーディングはまだ始まったばかり
来週にはベースのRecが控えています
最後まで気を引き締めて、良い作品を残していきましょー!!
という訳で来週もお楽しみに
gizacs at 14:12|この記事のURL
2008年10月21日
エンジニア総合実習 10/17授業レポート
本日のサウンドコースの実習授業では先週に引き続き”上木彩
矢”さんの「君去りし誘惑」のVo.とコーラスの録音を行いました
ちなみに今回のレコーディング実習で使用したマイクは「上木
彩矢」さんが同曲の実際のレコーディングでしたモノと同じモノ、、、
まさに本人が使用してたマイクでレコーディングをさせて頂き
ました!!
GIZAで使用している機材と同じ物を授業でさわる事が出来るの
がGIZAクリエイターズ・スクールのすごい所
同じ機材を使っているのだから、CDと同じ音質で録音出来るは
ず!
っと思いたい所なのですが、そこはさすがにプロの仕事。
勉強中の生徒達には中々、先生方と同じクオリティーの作品を作る事は難しいようですね。。
今日、録った音源は来月の授業までに生徒達の課題として"MIX"されて、赤井先生に添削して頂く段取りとなっています。
先生方が手掛けた作品を、同じ機材を使ってどこまでオリジナルに近づけるのか楽しみですね
頑張って腕を磨いてほしいです☆
ではでは、また来週〜
矢”さんの「君去りし誘惑」のVo.とコーラスの録音を行いました
ちなみに今回のレコーディング実習で使用したマイクは「上木
彩矢」さんが同曲の実際のレコーディングでしたモノと同じモノ、、、
まさに本人が使用してたマイクでレコーディングをさせて頂き
ました!!
GIZAで使用している機材と同じ物を授業でさわる事が出来るの
がGIZAクリエイターズ・スクールのすごい所
同じ機材を使っているのだから、CDと同じ音質で録音出来るは
ず!
っと思いたい所なのですが、そこはさすがにプロの仕事。
勉強中の生徒達には中々、先生方と同じクオリティーの作品を作る事は難しいようですね。。
今日、録った音源は来月の授業までに生徒達の課題として"MIX"されて、赤井先生に添削して頂く段取りとなっています。
先生方が手掛けた作品を、同じ機材を使ってどこまでオリジナルに近づけるのか楽しみですね
頑張って腕を磨いてほしいです☆
ではでは、また来週〜
gizacs at 12:35|この記事のURL
2008年10月16日
エンジニア総合実習
10月10日(金)のエンジニア総合実習は、先週までの上木彩矢さんの「君去りし誘惑」のVo録り
ギザクリでヴォーカルレッスンをしていた牧野恵美さんに歌入れをお願いしました。
サウンド生は早速マイクセッティング等に取りかかり、牧野さんはその間に発声チェックのため声出ししました。
そして準備も整い、ヴォーカル録りスタート!!
まずは1曲通しで歌ってもらい、その後、気になる部分を抜き取って歌ってもらいました。
細かいピッチやリズムを意識して修正していくと、今度は全体のノリやグルーブ感が薄れてしまう…
どこまで部分的に歌ってもらうのか、バランスを取るのが難しかったようです。
音楽的にどの部分で区切れば良いのか、モニタ画面だけを見ていると見落としてしまいます。
楽曲の構成やフレーズ・歌詞等を考えて、適切な位置で区切る必要があります。
また、ヴォーカルはあくまで人が楽器になるので、長時間のレコーディングは負荷が大きいです。
今回も気付けば授業時間目一杯のレコーディング作業。
レコーディング作業をスムーズに進め、効率良くヴォーカルパートを仕上げる方法を検討しました。
コーラス録りは次週にまわし、ヴォーカルも1テイクだけ改めて録る事になりました。
歌入れしてくれた牧野さん、長時間お疲れ様でした。
毎回試行錯誤しながら、1つ1つ問題を考えて解決する…
サウンドクラス生1人1人がその作業に直に関わっていく事で、学習しています。
この「エンジニア総合実習」は授業見学を受け付けています。
サウンドクラス入学に興味のある方は、ぜひスクールへお越し下さい。 お待ちしています★★
クリエイター サウンド ミュージック レコーディング スクール ギザ アーティスト 大阪 学校 音楽 音響 作曲 編曲
ギザクリでヴォーカルレッスンをしていた牧野恵美さんに歌入れをお願いしました。
サウンド生は早速マイクセッティング等に取りかかり、牧野さんはその間に発声チェックのため声出ししました。
そして準備も整い、ヴォーカル録りスタート!!
まずは1曲通しで歌ってもらい、その後、気になる部分を抜き取って歌ってもらいました。
細かいピッチやリズムを意識して修正していくと、今度は全体のノリやグルーブ感が薄れてしまう…
どこまで部分的に歌ってもらうのか、バランスを取るのが難しかったようです。
音楽的にどの部分で区切れば良いのか、モニタ画面だけを見ていると見落としてしまいます。
楽曲の構成やフレーズ・歌詞等を考えて、適切な位置で区切る必要があります。
また、ヴォーカルはあくまで人が楽器になるので、長時間のレコーディングは負荷が大きいです。
今回も気付けば授業時間目一杯のレコーディング作業。
レコーディング作業をスムーズに進め、効率良くヴォーカルパートを仕上げる方法を検討しました。
コーラス録りは次週にまわし、ヴォーカルも1テイクだけ改めて録る事になりました。
歌入れしてくれた牧野さん、長時間お疲れ様でした。
毎回試行錯誤しながら、1つ1つ問題を考えて解決する…
サウンドクラス生1人1人がその作業に直に関わっていく事で、学習しています。
この「エンジニア総合実習」は授業見学を受け付けています。
サウンドクラス入学に興味のある方は、ぜひスクールへお越し下さい。 お待ちしています★★
クリエイター サウンド ミュージック レコーディング スクール ギザ アーティスト 大阪 学校 音楽 音響 作曲 編曲