ゴジゲンの劇団員である奥村徹也について、
日頃より劇団を応援してくださっている皆様ならびに関係者の皆様にはご心配をおかけし、申し訳ありません。
以下の通り、皆様にご報告致します。
※これまでの経緯につきましては前回記事をご参照ください。
一昨年より、奥村は、自身が主宰していた劇団献身における元劇団員のご家族の方々とやりとりを重ねておりましたが、
過日、両者の間で和解に至りました。
奥村から、以下の通り、皆様にご報告申し上げます。
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本件に関して、まず、私から皆様にこれまで声明を出さなかった点について、深くお詫び申し上げます。
私が第一に向き合うべきであるのは、大切なご家族の一員を失った方々であると考え、私自身が本件について発信することはこれまで控えさせていただいておりました。
私自身は和解をもって何か解決に至ったとは考えておりません。
これまでの舞台活動における自身の、人との接し方、関わり方について改めて見つめ直し、昨年5月より取り組んでいるカウンセリング等を通して、自分の弱さや甘さと真摯に向き合いながら、それらを改善し続けていくことが、私がこの先で果たしていくべき責務であると思っています。
引き続き舞台活動は停止し、自身のこれまでのあり方について反省を繰り返していく所存です。
本件に関して、多大なご心配、ご迷惑をおかけしているすべての皆様にこの場を借りて、心よりお詫び申し上げます。
奧村徹也
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劇団員一同、本件について重く受け止めていることに変わりはなく、今後も奥村と対話を続けてまいります。
ゴジゲン一同
松居です。
何かを言いたくなるけど
何から言うべきだろうか、
という葛藤の中で書きます。
劇団ゴジゲンは、2008年に目次と半田と旗揚げし、2017年から奥村・東迎・善雄・最強がメンバーとなり、近年は月に一回の生配信、年に一回の本公演をしてきました。
本公演での作品の作り方としては、自分が描きたいテーマを掲げ、一ヶ月の稽古期間の中で、最初の2週間はテーマについて議論やエチュードを重ねて、後半の2週間で台本に基づく立ち稽古を行なっています。
作品作りの中で、停滞することはあります。だけど何より面白いもの(僕の中で演劇として面白いものは、固まったものではなく、お客さんが鑑賞することで完成するものだと思っています)に向かうために、余白を残しながら委ねるように作ってきました。そして見た人の何か明日のきっかけになれば。これまでもそうで、これからもそうしたいです。
個人的に今後は、雲を掴むような創作は減らして、もう少し生産的に、台本を書いていくべきだと思っています。
一昨年、劇団員の奥村が主宰する劇団献身の現場で、ハラスメントにまつわる出来事が起きました。
僕は献身の稽古場を見たことがないので、無責任なことは言えません。が、聞こえてくる状況から、看過できないものだと思います。
把握していることだけ書きますと。
22年5月に劇団献身元劇団員の方から奥村へのハラスメント文が発表され、その後、間に人が入ってやり取りを重ねて、ご本人が目を通し納得された上で、奥村より謝罪文を発表。
7月の劇団献身の本公演は、ハラスメント講習を受けて、実施されました。
その後、9月にその方がご逝去されました。10月に奥村と劇団員の方で関西にあるご実家に伺って、ご家族の方とお話しをしたそうです。
遺書がないため何も判断できませんが、その後もご家族とやりとりを続けているとのことで、年度の区切りとして、先月末に劇団献身から解散の発表がありました。
人を傷つける人間は最低です。奥村は、最低の作り手です。作品を作る上で、人への誠意、を一番大切にすべきだと思っています。誰かが深く傷ついた状態で、興行してはいけない。気づけなかった僕らも、想像力が足りませんでした。
奥村をゴジゲンから脱退させることも考えましたが、それは自分たちが今回の出来事から逃げている気がしました。
僕らができることは、彼が今回の出来事から逃げないように、見つめ続けることです。
今年予定しておりました劇団ゴジゲンの15周年公演は、中止にしました。
楽しみにしていたお客様、申し訳ありません。
スタッフさんや劇場関係者の方々にもご迷惑をおかけして申し訳ないです。
劇団員とも話して、すみませんが、ゴジゲンの劇団活動をしばらく止めます。休止、という言葉とは違うような気がします。
僕は奥村が好きです。奥村の作るものが好きです。だからこそ、彼の創作現場が信じられないしムカつくし、好きとか普段言わないのにこんな文章を書いてる自分が情けないし、無力さを感じます。
奥村はこれから、最低でも一年以上の心理カウンセリングを受けるよう専門家と検討中です。
本来であればこういった内容は本人から伝えるべきなのですが、今もご家族とやりとりを続けているため、彼からの主観的な文章は控えるべきではと思い、このような形になりました。心理カウンセリングなども含めお話できる事になりましたら、奥村のほうからこのブログでコメントを発表致します。
一生を懸けて向き合うものだと思っています。何をもって完治というかは難しいですが、少なくとも再び演劇に関わってもいいという専門家の判断が下るまで、彼の演劇活動は停止させます。そして僕たち劇団員も今度、ハラスメント講習を受けます。
どれぐらい時間がかかるかわかりませんが、
今は、時間をください。
そして、目次、最強、東迎、善雄、は個別に活動します。よかったらお声がけください。いい役者です。
ご心配をおかけしてすみません。
ゴジゲン主宰 松居大悟
月曜ですね!週の始まりです!でも日曜が始まりという人もいますよね、どっちでもいいけど確かなことは神谷がブログを忘れていたという事実です。
大変、申し訳ありませんでしたーーー(土下座)
京都の夜がそうさせたんでしょう。
入りやすい鉄板焼き屋でお好み焼き食べたり、銭湯行ったりゴジラジの生配信を部屋で試聴してたら壁越しドア越しに同じ会話が時差でうっすら聞こえてきたり。
街の人たちに話聞いたり、鴨川散歩したり、名所を少しだけ堪能したり。
派手なことはせず、せっかくの京都を楽しんでおります。
かえりにち
京都でも多くのお客様にご来場頂きありがとうございます!
劇場が変わればお客様の反応も変わり、あーしようこうしようとここでも皆で劇してます。
残すは2ステージとなりました。
ここまで無事に来れたこと。
多くのお客様に笑ってもらえてることが、何よりです。
劇場近くの警戒心MAXの猫が教えてくれた安全第一。
気を抜くなよって言われた気がしました。
皆、無事にお客様も含めて無事に、
最後までやれますように。
これからもずっと無事でありますように。
あと、2回!
しっかりやるんや!
こんにちは、善雄です。
本当の担当は昨日でしたが、気づいたら昨日は終わっていました。旅公演の最中はよくこういうことが起こります。かろうじて客演さんたちが頑張って書いてくれているようですが、劇団員はみなブログの存在も忘れ、担当曜日も忘れ、もはや誰がサボっているかすらわからない。
昨日は北九州公演2日目で、昼と夜の公演をしたのち、
夜公演のあとには、恒例イベント「ゲーム王は俺だ!」も開催されました。
今回のゲーム王は元々東京公演の2日目のアフターイベントとして設定され、その回のみの予定だったのですが、北九州公演の劇場の担当の方がたまたま東京のゲーム王の日に来てくださり、「ぜひ北九州公演でも」と言っていただけたので追加での開催が決定しました。
「ゲーム王」という、「なんだそれ」と思うタイトルのイベントをそのままやらせていただき、感謝しかありません。ありがとうございます。
おかげさまで、楽しいイベントができました。
せっかくなので、どんなゲームをしたか紹介したいと思います。
「5秒で立ち位置に帰れ!『かえりいち』ゲーム」
○ルール
・1人が中央に立ち、劇中の自分のセリフを一つ選んでフラットな言い方で言い、ゆっくり5秒数えます。
・ほかの出演者たちはそのセリフが劇中で発される箇所を思い出し、5秒数えられる間に、自分の立ち位置につきます。
・セリフを選んた人は悠々と自分の立ち位置に移動し、そのセリフからお芝居をしばらく続けます。ほかの出演者が本来の立ち位置にいられなかったらアウト。セリフを選ぶ人を変えて何度か繰り返し、成功した数が1番多い人が優勝となります。
※5秒で移動できればいいので、自分の立ち位置にすぐ行くのではなく、フェイントをかけてもOK
なにか演劇などの作り上げた作品がないとできないゲームではありますが、機会があればぜひに。
どこかイベントで使いたいなどありましたらゴジゲンまで一報いただけると幸いです!
本日14時より北九州公演千穐楽!当日券もあるそう!
よろしくお願いします!!
善雄