2024年03月23日

寺田農さん

寺田農さん
まさかと思いましたが本当なのですね
まだまだお会いしてお話など出来るかと思っていましたが残念でなりません
悲しくやりきれない気持ちがこみあげてきます
ご一緒に仕事出来たことは楽しく思い出し 誇りに思います
心よりご冥福をお祈りいたします
本当にありがとうございました

kaneko_power009 at 09:41|この記事のURLComments(0)俳優 | 信虎

2024年03月19日

『ゴールド・ボーイ』原作『悪童たち』読み直し2

『ゴールド・ボーイ』原作の『悪童たち』(ズー・ジンチェン=紫金陳)では、子供たちの貧しさや感情や二つの犯罪が交錯するのを微細に描くことで、中国社会が批判的に立体的に見えてくるのだが、プロットを単純に日本に移し替えるだけでは、警察がいい加減な捜査をしているかのように思えてしまうだろう。
だいたい、日本でこのような事件が起これば週刊文春が黙っていないから犯人は逃れられない。
そこで現場の特殊な「地域性」が必要になり、予算の問題も大きかったが、舞台を沖縄に希望したのは、ビジュアル的に海の崖を見上げるロケーションがポイントになってはいるが、島としての閉鎖性、沖縄特有の経済の問題も重要な要素だった。
そして、これは子供と大人の「戦争」のようなものであり、戦争の空気がより近い沖縄で、不穏な空気が醸成され、物語に浸み出した。
沖縄でプロットの展開が有機的に動き始めただけでなく、原作のコアでもある「社会批判精神」は残ってゆく。そこが、これだけ大胆に改変したとしても、原作者が喜んでくれている理由なのだろう。
オーディションで選んだ少年たちの演技の負担を減らしたい、という理由もあり、早い段階で沖縄弁は使わないことにしたが、理由はそれだけではない。
組織における隠蔽体質など(そこは映画のオリジナル)、沖縄だけの問題ではなく、日本全体の問題だから、それを世界からの視点で見るなら沖縄弁までは必要ではない、と思ったからである。
もっと、重要な問題もあるけど、それは映画で感じてくださいませ・・・

2024年03月18日

『ゴールド・ボーイ』原作『悪童たち』読み直し

『ゴールド・ボーイ』原作の中国版『悪童たち』を読み直しているんだが、岡田将生演じる冷酷無比な東昇の原型=数学の先生、張東昇(ジャン・ドンション)は嘘付きではあるが、サイコパスというほどではないんですね。
義父母を崖から突き落とすと、疑われるどころか、義父母をこんな観光地に連れて来てあげてなんて見上げた孝行息子なんだ可哀想にと同情されて全く疑われないから、サイコパスである必要がない。
これを偶然、動画に撮ってしまう子供たちも、映画より子供っぽくて殆ど計画性が無く行きあたりばったりカッとなってしまったり冷静さが無く、まさに悪童たちで、その3人の言い合いが面白く、10歳の少女が主導権を取って脅迫もするし、そんな「頭脳戦」という感じではないかな。
やっぱり港岳彦にアカデミー脚色賞をあげて下さい。あ、来年のか。

2024年03月16日

『ゴールド・ボーイ』@「ドラマチック×シネマチック」with松岡ひとみ&森谷雄

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本日(3/15)は、19時〜YouTube配信にて「ドラマチック×シネマチック」with松岡ひとみ&森谷雄に出演し『ゴールド・ボーイ』ひとりキャンペーンしますが、アーカイブに残るとのことです。
ウラで「岡村洋一のシネマスクエア」生放送に出てますが・・・
凄いWブッキングかよ、売れっ子!(今日だけ)

Shusuke Kaneko promoted his new thriller Gold Boy 『ゴールド・ボーイ』on the Dramatic x Cinematic Youtube channel. If you reside in Japan, I hope you find the time to see the movie. By the way, look to the left of the bookcase...Neil Riebe

2024年03月15日

『フジヤマコットントン』

2021年に感動して泣けた『東京自転車節』の青柳拓監督の新作『フジヤマコットントン』、同じポレポレ東中野で明日最終に間に合い、見て癒される。
富士山が見えるところの障害福祉サービス事業所「みらいファーム」に集う人々のドキュメンタリーで、ここは、青柳監督の母親が働いていて、彼も幼い頃から通い親しんでいたという。
だから、カメラを向けても温かい目線が心地良い空気を生んでいるのか。
それぞれへの目線に安心感がある。
「はたらく、というのは、人を幸せにすること」の言葉が沁みる。
上映後、青柳監督と芸人カドカイシュウ(スーパーカドブラザース)とのトークがあり、広島出身であるカド氏の分析「真っ直ぐな地元愛がステキ」というのは確かにそうだな。
カド氏が「自分の地元広島は赤い牢獄」と言うのに、カープファンは笑いました。
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先日(3/12)は、金子由里奈がトークショーのゲストで参加した。


kaneko_power009 at 12:39|この記事のURLComments(0)見た映画 | 社会

2024年03月14日

『1999年の夏休み』&『ガメラ大怪獣空中決戦』@神戸

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神戸の「パルシネマしんこうえん」で3/17~3/21”朝パル”として『1999年の夏休み』を9:30から上映、”夜パル”として『ガメラ大怪獣空中決戦』を20:45から上映。

3/22~3/26は”朝パル”として『ガメラ』を、”夜パル”として『1999~』を上映するようだ。

神戸か・・・


kaneko_power009 at 12:35|この記事のURLComments(0)1999年の夏休み | ガメラ

2024年03月12日

【ガチ】過去一面白い映画に出会ったかもしれない…『ゴールド・ボーイ』

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ゆっこさん、いい人ですねー
<【ガチ】過去一面白い映画に出会ったかもしれない…【邦画/ゴールドボーイのあらすじ紹介/感想】>
コメントに「あんまり宣伝してないのがもったいない」と書いている人がいますね・・・

2024年03月10日

『ゴールド・ボーイ』公開2日目の舞台挨拶

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昨日は『ゴールド・ボーイ』公開2日目での舞台挨拶。
岡田将生、黒木華、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、そして金子ということで、初めて上映後の満員のお客さんの前に立ち、多少リラックスは出来たが、伊藤さとりさんの名司会によっても、やはり「記事になったらやっぱりネタバレになるから」と岡田くんが「アレがアレした時にアレだから」と言い出して、アレが飛び交った阪神岡田かよ、みたいな・・・でも、自分のことより「この映画は少年たちの代表作になってほしい」と言ってくれて泣けるが、岡田くん、君が素晴らしいから少年たちにも反射して輝いているんだよ。
<映画ナタリー>
30分休んで次は上映前の挨拶となるが、さっきもいただろ羽村くんファンがウチワを振っている。じゃあ、ネタバレ大丈夫かと思っても、手をあげて貰えば見ていない人が多数なので、沖縄で何を食べたかという話で盛り上がるが、僕はスーパーのお惣菜でホテルでオリオンビールでと言おうと思っていたところでタイムアップ、最後の挨拶では再び緊張してしまい「怪獣も死神も出ませんが・・・」って、言ったっけ、「ドキドキしながら撮りましたんで」ヨロシクオネガイシマス、ホントに・・・

2024年03月07日

山崎貴さんから『ゴールド・ボーイ』に応援コメント

アカデミー賞関連で忙しいであろう山崎貴さんから「ゴールド・ボーイ」に応援コメント頂きました!ありがとうございます!
*****
見終わってまだ心がざわついています。想像が全く追いつかないだまし合い。
常識が壊れていく快感。そして、それをすべて飲み込んでしまうさらなる意外な結末。
無垢な愛情が一等切れ味のいいナイフのごとく突き刺さってきます。
心のジェットコースターに乗せられたあっという間の2時間でした。
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公式サイトでも他の方の応援コメントと一緒にご覧頂けます。
山崎さん、アカデミー賞お祈りします!

2024年03月04日

岩井俊二さんから『ゴールド・ボーイ』にコメント

岩井俊二さんから『ゴールド・ボーイ』に応援コメント頂きました!ありがとうございます!
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感想を語ろうにも何一つ語ってはいけないような禁断の映画でした。
もうそれ以上何も言えません。
ひとまず中国で誕生した物語が日本で映画になる、こうした文化交流は本当に素晴らしい。
一緒に映画を作った秦昊(チン・ハオ)の役を岡田将生が演じることには個人的に感無量であります。
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『ラストレター』に先駆けて岩井さんが中国で撮った姉妹編『チイファの手紙』の初恋相手を演じるのがチン・ハオ。
彼は『ゴールド・ボーイ』の岡田将生に相当する役を中国版テレビドラマ『バッド・キッズ』で演じている、という縁であります。
その役は教師で、キャラクターはかなり違っていますが、縁ですねー
さらに『チイファの手紙』ピアノ演奏で、中村由利子さんが参加しています。
岩井さんとは中村さんのコンサートで良くお会いします。

由利子さん、お待ちしています。

2024年03月03日

樋口尚文さん『ゴールド・ボーイ』案内

樋口尚文さんに「ゴールド・ボーイ」案内書いてもらいました。

「水先案内人のおすすめ」




2024年03月02日

大阪芸大〜おおさかシネマフェスティバル

昨日は大阪芸術大学映画学科卒業制作の優秀作を、あべのアポロシネマで見て、作った学生を前に感想・批評を言うというトークイベントをやった。
15年来講師を務めている日活同期の山田耕大から呼ばれたもので、キャンペーンがひと段落したが再度の大阪へ新幹線で。今年はすでに3回めの大阪。
学生の作品は、どれもプロっぽい。だからと言ってプロではないので批評の立脚点が難しく、プロとしてなら目についてしまう欠陥を指摘するしかない。
でも子供の頃からガメラを見て育ちました、なんて言われるとな‥
「ゴールド・ボーイ」宣伝して、その後は居酒屋で盛り上がる。

今日はおおさかシネマフェスティバルがあるというので、怪獣進化論の時の浅尾典彦さんにお願いして、エルセラーン大阪ホテル会場で満員の表彰式に座席を取ってもらい、新人監督賞、金子由里奈への90歳になる浜村淳さんの名物インタビューとコメントを客席から見上げ・・・
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港岳彦さんも「正欲」脚本賞で登壇したが、え?脚本賞初めて?もう何回も獲ってるような気がしたが。
その後の懇親会では「生贄のジレンマ」以来の磯村勇斗くんと久々話す。
あの時も前に出て来るタイプだったよな。
前の晩もホテルで「不適切」のムッチ先輩を配信で見たのだった。
6日後に公開迫る「ゴールド・ボーイ」の浸透がどうなんだろうか大阪‥

kaneko_power009 at 22:58|この記事のURLComments(0)映画祭 | 家族