July 24, 2009

カットソーアラカルト。最後のアレンジは『ボーカラー』です。
ノースリーブのサンプルを縫っていなかったので、
こちらのサンプルを袖なしにしてみました。


用尺がギリギリだったのでデフォルト丈で縫いましたが、
少し着丈出しをして、裾をくしゅくしゅと溜めて着てもカッコイイです。

カットソーアラカルト・アレンジ生地:薄手エスパンディ
型紙使用サイズ:Lサイズ

このニットは、設定よりもテンションが若干足りません。
更に、手触りがシャリシャリしていて、柔らかいけど張りがあるようなニットです。

こういった場合でも、袖無しにして、型紙のサイズを上げると、着用可能になります。(若干ですよ。気持ち伸びが足りない?程度です。)






カジュアル素材で作ってもO.Kですし、
サンプルのような素材で作ると、お出かけ着にもなります。
スーツのインナーにも活躍してくれます。

しかもカットソーですから、家で洗えます。
夏場は汗をかくので、水洗いO.Kのインナーは活躍してくれます。

作るのも簡単なので、暑い日でも短時間で縫いあがるのは嬉しいですよね。

もちろん袖付きも作れますから、一年中、活用してください。

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新作ごとに、隠しテーマがあるのが私の型紙です。今回は・・・


タートルでは、ロックミシンの差動調整に感動した人が多いと思います。

カットソーアラカルトでは、
テンション(伸び)とキックバック(伸びの戻り)の関係を理解しましょう。


『差動調整』『テンション』『伸びの戻り』この3つが理解できれば、
型紙に合うニットを選ぶ力(能力)も付いてきます。

そしてこれは、仕上げたい着用感に仕上げることにも繋がります。


実はニット選びは、伸びの戻りが非常に重要なのです。
タートルでは必要ないので、説明してません。
やっとここで、『ベールを脱ぐ!』って感じでしょうか?大げさですけど。
(silkpin、少々疲れているということで、次へどうぞ)

『ニット素材は選ぶのが難しい?その意識を打破しましょう』
これが今回の隠しテーマです。


型紙と一緒にお届けする手順書に『YES・NO方式のシュミレーション図』を、
わかりやすくA4用紙1ページ全面で説明してあります。
更にもう1ページ、解説を付けました。

自分が使いたいニットと比較しやすいようになってます。

 * * * * * * * * * * 

この能力を身に付けるには、数をこなすのが一番です。

ラウンドネックやVネックは定番デザインですから、
数着縫うのはノープロブレム。

同じ型紙を、生地を変えて、ひたすら縫う。
理解できるまで縫い続ける・・・
最初はいいけど、段々と…ハッキリ言いましょう。飽きますよね?
そこで、衿ぐりまわりのアレンジです。

ラウンドネック・Vネック・フーデッド・ボーカラー

気に入ったデザインがあったら、袖丈や着丈を変えて更に縫いたくなるはず。


必死に数をこなそう!としなくても、自然に数をこなせる仕組みです。


もちろん、好きだから、着たいから、縫うのよ〜。でO.Kです。
伸びの戻りによる変化を、楽しんでください。

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<<現在の作業>>

・印刷原稿のチェックが終わったので、印刷に入ります。
・手順書、残り1ページ作成中。

手順書のチェックが終り、サイトの準備整いましたら、
近日中に予約販売を開始いたします。

発送開始は今月末を予定してます。


ここのブログがプレビューになります。
突然、カートが再開しますので、慌てないでくださいね。
日時は未定ですが近日中です。

宜しくお願い致します。



katagamihiroba at 16:16コメント(0)トラックバック(0)*CSアラカルト 

July 17, 2009

カットソーアラカルト。次のアレンジは『フーデッド』です。

本来フード付きは衿あり用の身頃で作りますが、フード口が前中心まで無いデザインにして、衿なし用身頃でのフーテッドを可能にしました。

カットソーアラカルト6このサンプルは、
着丈を伸ばし、
袖丈は六分丈、
切替布付きにアレンジ。
中肉の接結ニットで、型紙サイズは2Lを使用。

2Lを使い、ゆったりめに作ってみましたが、薄手のニットでジャストサイズで作っても可愛いです。テロンとしたニットで作れば大人のフーデッドに。ノースリーブにしても素敵です。

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フードものは大好きでよく着ます。私は車での移動が多いのもあり、傘を持ち歩くことが少なく、そんなときにフードがあると突然の雨や雪に役立つことも。

私のようにフードが付いていても、必ず常にフードを被る人は少ないと思います。
『必要なときに被る』もしくは『全く被らない』ではないでしょうか?

スポーツ用のフーデッドならば、絶対に被れることが必要ですが、
デザイン要素が強い洋服の場合は、その役割は非常に低いとなります。


<<フードのデザイン>>
今回のフードは、『被らない状態で可愛い形状になる』を心がけました。
被ろうとすれば被れますが、後に下ろしている時の形状を優先してます。

使用するニットやサイズによっても、下ろしている時の形状は変わりますが、
まるで衿が付いているように、衿腰があるフードです。
(衿ぐりが大きくなったり、生地に腰が無い、生地が重いと、衿腰が立ちにくくなります)

カットソーアラカルト7人によっては、衿なしだと首元が寂しく感じる人もいます。そんな人にも嬉しいデザインでしょう。首のまわりにちょっとあるだけで、寂しさが解消されます。

また、衿ぐりはやや広めで、フードも途中から始まるデザインですから、首元のうっとうしさもありません。フードが苦手な人も着やすいのはないでしょうか。そんな人も他のデザインを作り倒したら、一枚作ってみるのも楽しいと思います。

晩夏、夜風が冷たくなる季節や春や秋に、とっても活躍してくれるのがフーデッドです。風避けに最高だからです。でも、真夏の暑い日は肩が暑いので避けたほうが無難です。(フード大好き人間ならではの経験談。)


ラウンドネックから、Vネックを想像するのは簡単ですよね。
フーデッドとなると、同じ型紙だとは想像しにくいはずです。
全く違う雰囲気のデザインも作って、型紙をたくさん活用してください。


更に、もう一つアレンジがあります。
ある意味では、私らしいアレンジなのかもしれません。
フーデッドでカジュアルに行きましたので、次は女性らしく♪です。

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現在の進行状況をご報告しておきます。

印刷原稿は出来上がっています。
今は、手順書を作ってます。

手順そのものは簡単なので問題ありませんが、
使用するニットの選び方によってサイズ感が変わるため、
その説明を詳しく書いてます。


途中で風邪をひいてしまい、作業が遅れております。
楽しみにしてくださっている方には、申し訳なく思ってます。

カートの一時閉鎖が2週間を越えてしまったので、
もし、既存品番のみのご購入をご希望される方がおりましたら、
カートを一時的に開けますので、コメント欄に書いてください。

いない場合は、このまま閉じておきます。

宜しくお願い致します。



katagamihiroba at 15:55コメント(2)トラックバック(0)*CSアラカルト 

July 13, 2009

すみません。寒暖差に負けて風邪をひいてしまい、更新が止まってました。
その間、発送を優先してました。こちらは全て完了しております。

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デフォルトのラウンドネック(丸首)はカットソーとしては一番ベーシックな形ですが、丸首が似合わない人もいますし、重ね着をする服によっては丸だと都合が悪いときもありますよね。

アレンジで、Vネックも作ることができるようにしました。

今回は鋭角のVラインではなくて、ゆるやかなカーブを持つラインです。
Vネックとハートネックの中間くらいで、鎖骨と胸元が綺麗に見えるラインに仕上げました。


カットソー・アラカルト<アレンジ:Vネック>
カットソーアラカルト5

このサンプルは戻りが強い2wayを使用しているため、衿ぐりが少し詰まったようなラインになっています。使用するニットによっては、もう少し衿ぐりが開きます。このサンプルが最小値だと思って頂ければ想像しやすいと思います。

VあきのTシャツとしては、どちらかと言うと少しだけ深いVだと思います。でも胸の谷間は見えない深さで調整してあります。これは、テンションが高いニットで縫ったり、バストが豊かな体型の人が着ても、谷間が見えないための調整でもありました。



丸とVが揃ったところで、
定番を押さえることが出来る型紙シリーズになりました。

更にアレンジを加えて、もっと遊んでいきましょう。

katagamihiroba at 23:40コメント(0)トラックバック(0)*CSアラカルト 

July 03, 2009

新作は定番カットソーが作れる『カットソー・アラカルト』です。

『アラカルト』は洋裁用語ではありません。レストランのメニューに使われる言葉です。

そこには、美味しそうな単品料理が並んでます。お肉、お魚、野菜、あっさり、こってり。。。どれにしようかな?味を想像しながら選ぶ瞬間、とてもワクワクします。単品でも美味しいけど、他の前菜やメイン料理を更に引き立ててくれるのがアラカルト料理です。

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まずは、定番カットソーのサンプルからです。
定番と言えば、ラウンドネック(丸首)のTシャツでしょう。
これがデフォルトとなります。


<<細ボーダーのサンプル>>
テンション:中の高 
伸びの戻り:中
衿ぐりは、狭すぎず広すぎず。
型紙サイズ:M
カットソーアラカルト2


<<グリーンのサンプル>>
テンション:ぎりぎり高
伸びの戻り:弱
型紙サイズ:M
戻りが弱いので、衿ぐりが大きめ。
カットソーアラカルト1


<<薄オレンジのサンプル>>*このように、半袖も作製可能です。
テンション:とっても高(2way)
伸びの戻り:かなり強
型紙サイズ:M
戻りが強いので、衿ぐりが小さめで、若干小さめの着用感。
カットソーアラカルト3


<<リブニットのサンプル>>
テンション:とっても高
伸びの戻り:とっても弱
型紙サイズ:S
タートルのサンプルでも使ったリブニット。
テンション高の戻り弱なので、Sサイズの型紙を使用してMサイズの着用感。
衿ぐりは大きめ。
カットソーアラカルト4

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使用するニットの性質によって、衿ぐりのラインが変化するのがわかると思います。

わかりすぎて、どんなニットを使えばいいの?と悩む人もいそうですが、今回も『試し縫いテスト』をしてください。タートルを縫った人はご存知ですよね。試し縫いテストをすると、出来上がりを事前に想像することができます。(型紙と一緒にお届けする手順書で詳しく解説します)

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既製品のTシャツを選ぶとき、身巾などもチェックしますが、一番気になるのは「衿ぐりのライン」だと思います。女性って贅沢な生き物です。たかがTシャツ?いえいえ、されどTシャツです。

衿ぐりが小さ過ぎない?広すぎない?
首がきれいに見える?バストはきれいに見える?


微妙な衿ぐりのラインの差が、それらを作り出していきます。でも、ここが一番の難問でもありました。ラウンドネックはニットの性質によって、衿ぐりのラインが変化するからです。

衿ぐりの広さ、曲線の加減、生地のテンション、伸びの戻り具合によって、「同じ型紙なの?」と思うほど変化します。

『変化しても美しい衿ぐりのラインであること』

これがこの型紙の特徴のひとつです。(試行錯誤の過程はドレーピングルームで書いています)

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<<衿ぐりについて>>
使用するニットや型紙サイズによって、衿ぐりが大きく出来上がっても、
ブラの肩紐と胸の谷間が見えないラインになっています。

鎖骨美人は当然のこと、首やバストが綺麗に見えるラインです。


<<シルエットについて>>
身頃のシルエットも、ニットの性質によって微妙に変化します。サンプルのウエスト付近を見るとわかると思います。

また、設定基準では細身のシルエットになりますが、少しゆとりが欲しい場合は、『伸びの戻りが少し弱いニット』を使用するか、型紙のサイズを1つ上げてください。

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『カットソー・アラカルト』妙なネーミングだと思います。
私のことをご存知の方は、アレンジで何かあるな?とお気づきでしょう。

画像のように半袖も作れます。5分袖だって、7分袖だって作れます♪

これも立派なアレンジですが。ここで終わらないのが私のアレンジ展開。
次回は、アレンジのお話です。



katagamihiroba at 01:41コメント(0)トラックバック(0)*CSアラカルト 

April 07, 2009

衿もとドレープCS/OPで、
『丈出しして、ロングドレスにできますか?』
そんなお問い合わせを頂きました。

ロングドレスと言うくらいですから、超ロングなドレスを想像しました。
丈出し50センチで作ったサンプルです。(正確に言うと52センチ出し。)


ロングドレス<<+50 使用したニット>>
今回、サンプル用に用意したニットは、どれも1Mしかないので、コスモテキスタイルさんで頂いた「おまけ」で縫いました。ちょっと渋めの大人ワンピに仕上がりました。

おそらく(おまけなので混紡率不明)、
ポリ100% 薄手 天竺 テンション極低

テロンとしてて、柔らかい風合い。
かなり薄く、エスパンディの一歩手前くらいです。


<<+50 シルエット>>
『ややIライン』の型紙なので、スカート部分はフレアラインではありません。

これだけ丈が長いと、生地の重みで脇線がストンと落ちます。
ウエストマークしたほうが、スタイル良く見えそうです。(個人的な好みですが)。
共布をウエストで結び、足長さんに。


<<+50 使用するニットについて>>
丈が長いと生地の重みで、服全体が伸びやすくなります。
縫ったときはO.Kでも次第に、脇線はそのままで、それ以外が伸びて脇線が引きつれたり。また、脇線がとても長いですからテンションが高いと、脇線が伸びて縫いあがってしまったり。

そういった状態は困るので、最初からテンションの低いニットを使います。

更に、ニットの編み目は、細かいほうが良いです。
編み目が大きいと、編み目は縦横どちらにでも変形できるため、伸びる方向が不安定になります。ですから、編み目は細かい(編み目が詰まってる)ほうが、縫ったあとが安定します。

また、厚手だと服が重たくなり伸びやすくなるので、薄手のほうが向いています。


<<+50 裾始末について>>
超ロングの場合の裾始末は、巻きロック始末が一番安全です。折って始末すると、生地の重みがその分増えるためです。

スカートの裾に、文鎮をぶら下げた状態を想像するとわかると思います。
伸びるに決まってるじゃん!なのです。

折って始末したい場合はチャレンジしてみて、ダメだったら巻きロックに変更してください。


<<+50 歩行について>>
さすがに50センチも出すと、歩行運動量はギリギリの境目です。

着物よりも裾巾はあるので問題はありませんが、
『階段の昇降』や『車の乗り降り』は、上品に優雅にどうぞ。ロングドレスですし。
歩行そのものは問題ありません。


<<裾を折って始末する限界は>>
使用するニットによっても変わりますが、裾を折って始末するのは、丈出し25センチ前後までが目安です。25センチ出しは『膝下丈』になります。これくらいまでで作る人が多いと思うので、一般的な丈の場合は、特別に気を付ける必要はないでしょう。



参考にしてくださいね。

katagamihiroba at 02:27コメント(0)トラックバック(0)*衿元ドレープCS 

March 27, 2009

衿もとドレープカットソー・フレア袖
もう一つの袖は、フレア袖です。

更に、身頃にアレンジを加えてます。

フレア袖は優しく肩を包んで、カバーしてくれます。衿もとのドレープを、より女性らしく引き立ててくれる袖でもあります。


フレンチ袖もそうですが、袖巾と袖傾斜とのバランスを見て、袖丈や袖口を微妙に調整し、腕が綺麗に見えるようになっています。


どちらかと言うと袖のアレンジは、フレンチ袖よりもフレア袖がメインですが、フレアが合わないニットもありますから、対応できるように2つあります。どちらも活用してくださいね。





身頃のアレンジですが、他のサンプルと比べると衿ぐりが狭いのがわかりますか?
更に、全体のシルエットもフィット感があるように見えると思います。

袖付きのときにしか出来ないアレンジですが(←ここ重要!)、
「衿ぐりを狭く」+「細身でシルエットを出す」ことができます。
(このサンプルは特に細身です。限界の確認をしました。)


「真夏用に作るから、インにキャミなんて着たくない!」
「お仕事時にも着たいから、衿ぐりが狭いほうが良いんだけどなぁ」

そんなときに活躍するアレンジです。


一般的な体型の場合は、
上半身のみのトップスのほうが、調整分量を多くするこができます。
ワンピースでは調整分量が少なくなります。
これはバストよりもヒップのほうが、ゆるみ分が少ないためです(Iラインのシルエットだから)。


こんなことも出来るように、ドレーピングをしたり型紙の形状も工夫した、
『衿もとドレープカットソー』です。

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ソーイングルームでご紹介した以外にも「ボーダー柄」「厚手ニット」などのサンプルもあります。ボーダー柄で作るのはお勧めです。こちらは、webサイトでご紹介します。

フレア袖のサンプルに使ったニットは、ラウンドシリーズの残布です。引越しのときに出てきたので使ってみました。この形のほうが、生地に合っているかも?シャリっとしてて、テンションが低めの薄手ニットです。

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手順書毎回、改良を加えている手順書ですが、今回は過去の形式にとらわれず大幅に変更しました。私の手順書は詳しいとのお声が多いですが、その良さを残して、明快になりました。今回は仕様書1枚、手順書7ページです。


webサイトの準備が整いましたら、販売を開始いたします。もう少しだけお待ちくださいね。

katagamihiroba at 20:08コメント(0)トラックバック(0)*衿元ドレープCS 

March 24, 2009

更新が止まっていたのは、グレーディングをして印刷原稿を作ってました。
今は縫製手順書を作ってます。

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袖付きのアレンジ。「フレンチスリーブ」です。
綿100%の『エトロ』のニットを使用してます。


デフォルトはノースリーブなので、本来ならば袖を付けると動きにくい服になります。特に今回のような衿もとにドレープがある場合は、動きにくい服だとドレープが乱れてしまいます。

「動きやすくて、ドレープに影響がなく、今年らしい袖とは?」

袖山の高さ、袖巾、袖口寸法、袖口のライン等など、何度も調整しました。いつもならばトワル作製途中を「ドレーピングルーム」でご紹介してますが、途中経過の写真を撮る時間が惜しいほど、袖のラインを探してました。

57d99dd5.jpg

<<隠しテーマ・その2>>

生地屋さんで生地を見ていて、ブランド生地でも着分カットだとお手頃価格のことってありますよね。

作りたいデザインは決まっていないけど、生地に惚れこんでしまったとき。
80〜100センチカットならば、買いやすい値段だったり。

折角のブランド生地だから、ちょっと良い服を作りたいなぁって思うはずです。


衿もとドレープカットソーのノースリーブは、80センチあれば作れます。裾に切り替えを作らないならば、袖ありでも、80〜85センチで作れます(サイズによる差です)。100センチあれば余裕で作ることができます。



『あこがれのブランド生地で縫う服』それがもう一つの隠しテーマです。

また、ネットで生地を買う場合、50センチ単位のことがあるので、『100センチで作れる服』は、生地を買うのも、在庫の生地を使うのにも便利だと思います。

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エトロのニットを使ったサンプルは、80センチ着分カットを購入しました。手元に届くと、縦にも軽く伸びる2wayニットで、ノースリーブには向いてないことが判明し、急遽、袖付きを縫うことに。雰囲気的に、裾に切り替え布があったほうが良さそうだったので、2wayを生かして、切替布は縦地の目で裁断してあります。

綿100%ですが、そこは『エトロ』。とても柔らかくて手触りが気持ちよく、色合いももちろん綺麗で、幸せな気分になります。


<<2wayニットで、ドレープカットソーを縫う>>
ノースリーブは、「2wayニット」や「テンション高」を使うのは避けたほうが良さそうです。袖付きならば、「弱い2wayニット」や「ややテンション高」でしたら可能ですが、ロックミシンの「差動調整」を使ったほうが綺麗に縫えます。エトロのサンプルは差動調整を使いました。

一般的なテンションのニットを使うときは、特に気を付けることなく簡単に縫えます。

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近いうちにカートを閉じて、新作販売開始準備に入る予定です。

katagamihiroba at 13:03コメント(0)トラックバック(0)*衿元ドレープCS 
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