城国和那の気まぐれ活動記録

主に模型、中でも鉄道模型。ついでにそれ以外。 作業備忘録的なものから無責任な独り言まで。 そんな目的なので、気が向いたときにしか書かないはず。 手で書くのは面倒でもPCなら続けられる、ハズ。 基本自分がやってみたことの記録なので参考にならないもの多し。 参考にするなら自己責任で。

鉄コレ東山線5000形を電飾・動力化

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発売からだいぶ時間が経っていますが、鉄コレの名古屋市交通局東山線5000形を
色々いじりましたのでその覚え書き。
……このブログ自体前回投稿からかなり経ってますけど。
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まずは車高下げ。どうにも自分のイメージに比べて車高が高く違和感があったので
これを加工して下げてみる事に。やる事は単純で原因となっている床板の出っ張りを
切除して平面にするだけ。これで良い感じの車高に。ただ、これでは台車を固定する事が
出来なくなります。
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そこで、プラパイプを利用して中心軸的なものを作りネジ止め台車化しました。
まず床板の穴に4.5mmのプラパイプを圧入、そこに更に3mmのプラパイプを
圧入して台車取り付け用の軸として、ネジ止めのため1.7mmの下穴を開けておきます。
台車の方はそのままだと動きが渋かったので中心穴を3.2mmに拡張。
何故か余ってたKATOの台車用中心ネジを使用して台車を取り付けました。
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動力にはグリーンマックスのコアレス動力ユニット17m級を加工して使用。
台車保持部分を加工してなんとか16m級の車体に収まるようにしましたが、
台車間隔を詰め切る事は出来ずちょっと広めとなっています。
まぁ鉄コレ動力を使うよりはずっと良いのでこれくらいは許容範囲かなと。

さて、これでとりあえず車高下げ、動力化で走行可能となりました。
自分の場合、普段なら鉄コレは走れば良いくらいの感覚なのでこれでもかなり
手をかけてる方なのですが…… ここまでやったならと、余計な事を思い付きます。 
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床板と台車を更に加工して集電対応化、ヘッド・テールライトと室内灯を
搭載する事に。
KATOのASSYパーツで販売されている集電板を曲げ加工して台車に取り付け、
車輪はKATOの短軸車輪を使用しました。床板の方は集電板を通すための
長穴を開けて台車が適度に首を振るように整えます。
動力車を除いた5両分同じように位置を割り出して穴開けするのは面倒なので、
簡単な穴開け治具を作って一気に穴開けしました。
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あとはこれまた何故か余っていたKATOの集電板ASSYを必要な長さに切って
室内パーツ裏に貼り付け。車重が軽いとまともに集電できないのでこれも何故か
余っているウェイトを切って利用。ちょうど良い具合に穴の位置が台車
と合うので固定も簡単でした。
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室内灯の取り付けはKATO風に集電板を差し込む方法を取りました。
台車の集電機構もそうですが、コイルバネによる集電は絶対にしたくなかったのですよね。
特に室内灯はボディを押し上げてしまって見た目上の姿勢が悪くなってしまいますので。
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組み上げてこんな感じに。最近の鉄コレは案外質が良いので、ライト周りまで
入ると普通のTOMIXブランドと遜色無いレベルになりますね。
ヘッド・テールライトはイズムワークスという所の、この車両用のライト基板を。
室内灯はDENSHA.meという所のTOG2室内灯5.5Kを使用しました。
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こうして当初予定よりも大幅に手間をかけた鉄コレが出来上がったのでした。
いつもなら動力化だけ、ヘタをすれば買ってそのままという事もあるのに、
この車両はまず車高が気になり始め、それを加工すると今度は
ヘッドライトを、室内灯を…… と進んでしまいました。
もしかすると今回の東山線5000形、車高が適正だったらここまで弄らなかったかも?
とも思いますが…… 結果いい物が出来たと思っているので良しとしましょうか。
 

外国型Nのパンタグラフをなんとかする。

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HOBBYTRAINのタウルス。こちらを放置している間に色々外国型、
というかオーストリア車が増えまして。まぁ前回記事が去年の11月ですし……
それはともかく、外国型鉄道模型でいつも気になるのがパンタグラフ。
架線集電に対応するため、バネで高々と跳ね上がります。
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しかし、Nでの架線集電は現在ほぼ使われておらず、これらバネで跳ね上がる
パンタグラフもその当時の名残でしかありません。実際このタウルスも
パンタからモーターへの配線はされていません。格好が悪いだけの
無意味な部品となってしまっております。
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というわけで、今回も形状の似ているKATOのアレグラ用パンタグラフに
交換。車体側は加工せず、なるべく製品と同じ方法での取り付けを目標とします。 
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製品のパンタはねじ止めなので、これを外して、ボディ側に残るガイシ
パーツも引き抜いて外します。 特に接着もされていませんので本当に引き抜くだけです。
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KATOのパンタグラフassyは3本のガイシ部分のうち、中央を残し左右の
取り付け足をカット。純正と同じように取り付けできるよう、ねじ止め用の
穴を開けました。 
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ただ、そのままでは屋根とパンタとの下部に空間が出来てしまい、
うまくねじ止めできなくなるためプラ角棒を切ってスペーサーを作成。
これにも穴を開けてネジを通します。
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そうして片側だけ取り付けたのがこの状態。微妙に形状が違いますし、色も
グレー単色ですが、左側の純正パンタと比べるとずっと良い姿勢です。
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後はもう片方も交換して、元のパンタグラフと同じように赤色を塗って完成です。
やはり外国型のパンタグラフはこれで置き換えた方が良いですね。 

Nゲージのレールジェットを入手

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HOBBYTRAINのÖBB railjet です。H0で持ってるのでNではいらないかなと思ってたのに、
模型屋で並んでるのを見てたらいつのまにか買ってました。まぁH0の方はrailjetの登場当初、
窓にロゴが入っているやつなので今回のNの現行仕様とは仕様違いという事で……
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しかし、気になるところがいくつか。HOBBYTRAINのrailjetは過去製品で
走行性能が悪いとかカプラーが解放しやすいとか聞いてましたが、今回の製品では
そちらは気にならず。それよりもまずこのヘッドライト。見事に青白いのですよね。
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制御客車側もこの通り。ちょっと違和感が強いのでLEDを交換することに。
……数年前なら誰かライト基板作ってくれないかなーと言いそうなところですが、
今はやろうと思えば出来るようになったのですよね。
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手持ちに何かの余りと思われる電球色LEDがあったので交換してみました。
機関車側は基板が簡単に外れるので外して交換。ちょっとLEDのサイズが
大きかったのですが、問題なく取り付けできました。
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 制御客車側も同じように交換。明るさがちょっと足りない気もしますが、
やはりここは実車に合わせた電球色の方が良いですね。製品が青LEDを使うのは、
やっぱり安いからなのかな……?
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あとはパンタグラフ。例によって外国形によくあるバネで高々と上がるやつなので、
交換を検討します。過去にもICE3やタルゴ350で利用しているアレグラ用の
パンタグラフが多少の形状違いと色を気にしなければ良い感じ。ただ、元のが
ねじ止めなので取り付け方法を考えないといけませんね。
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あとはケース。機関車と4両、3両の3ケースなのでCascoの8両用を使って
1ケースにまとめました。これで大体取り扱いで気になるところは潰せますかね。
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しかし、結局また外国形N、しかもH0で既に持ってるのを買ってしまうとは。
日本形はNで、外国形はH0で、ってのはどこへ行ったのやら…… まぁ、
気に入ってるので良いのですけどね。
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