『こころんのキッチン』のこころんの夫の美味しい話

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a7e666a6.jpg 久しぶりにコーヒーの話題。コーヒー生豆を扱っている店でこんな質問をしたことがあります。「最近、モカが以前ほど美味しくないのですが、品質落ちていませんか?」。返ってきた答は「そんなはずはない。味覚が変わったのでは?」なんと味覚が変わったと返されるとは...。

 さらに、ブラジルより1.5倍ほどの値段のするモカより、安いブラジルの方が美味しいのになんて思いながら「最近、モカよりもブラジルの方が美味しいのですが」と再度質問すると答は、「上級者になるとブラジルが美味しいという人が多くなるようです」という返事。なんだかのれんに腕押しの感じです。

 「コーヒー生豆の品質」で書いたように、ブラジルは最も細かく区分分けしている国です。だからいい豆が美味しいのはあたりまえだろうとのこと。

 でも何かが違います。それは次のことで確信になりました。この店ではモカの品質最高級のボールドグレインを買っていたのですが、試しに別の店で品質がかなり下とされているレゲンプティを買ってみたのです。少しくず豆のピックアップの時間はかかりますが、その後に飲んでみると...。

 ボールドグレインより明らかにレゲンプティの方が美味しかったのです。品質下位のものの方が美味しい!どういうことだかわかりますか?そうです、コーヒーの品質に味は大きくは関係していないということです。見た目がきれいならばいいのか。

 これと似たものにお米があります。米の等級は、整粒割合・水分含有・死米混入・着色粒混入・もみ混入の比率で決ります。米の味はどこで判断しているのでしょう?

 果物や野菜ならば糖度や酸度の検査をするのが当たり前になっています。美味しい愛媛西宇和産のみかんなど他の産地と比べて糖度が2〜3度高く、酸も適して多いので濃くて美味しい味が数字でわかります。

 味が等級に全く関係していないコーヒー豆。品質が上だから美味しいわけでは全くないようです。その店はコーヒー教室をやっているようなお店なのですが、それでも店の人の言葉を信じるのではなく、飲んでみて美味しいものを探すしかなさそうですね。


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1bca91ab.jpg 久しぶりのコーヒーの話題です。私が自家焙煎してコーヒーを淹れていることは、ずいぶん前に書いたのですが、そのときの道具は「コーヒー自家焙煎セット」の記事の写真のもので、それをずっと使っていました。でも全部手動だと少し手間と力がかかることもあって、久しぶりにコーヒーの道具を買いました。

 自家焙煎は、まず生豆を買ってきます。生豆はあまり売ってるところが少ないのですが、近くになかったら通販でもいいかもしれませんね。生豆で置いておくのが一番古くならないですので。

 次に生豆を自家焙煎器で炒ります。だいたい5分くらいでパリパリという音がしてきますので、好みの炒り方になった頃にガスを止めます。炒り器くらいの色で浅焙り、少し濃い茶色で中焙り、豆が油脂で光ってくると深焙りと思って終了するとおおよそのめやすになります。

 焙った豆はうちわなどで冷まします。それ以上焙煎が進まないようにするためと、焙煎したての豆を挽くと二酸化炭素が雑味になるからだそうです。

 ある程度冷めたらコーヒーミルで豆を挽きます。ここで新しい道具の登場です。今まで手動のものを使っていたのですが、ナイスカットミルに変えました。電動のもので羽式のものは豆が加熱して酸化が進むので、加熱しない手動のものかナイスカットミルのようなものがいいようです。手動で挽くのは力と時間が少しかかりますが、ナイスカットミルだとあっという間です。やはり快適ですね。

 あとコーヒーを淹れるときに大きな違いがあります。最初お湯を注いだときにものすごく膨らみます。コーヒー講習などでものすごく膨らむのを不思議に思われたことがある人もいるかもしれませんが、生豆を焙煎したばかりでナイスカットミルで挽いてすぐお湯を注げば誰でも大きく膨らむようですね。

 あとは美味しいコーヒーの淹れ方の記事で書きましたが、ゆっくり香りを味わいながらお湯を注ぐだけ。

 ナイスカットミルひとつでかなり自家焙煎が楽になる気がします。あとは焙煎器かななどと思ってると、そうなるともうお店ですね!


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8b3a2c91.jpg コーヒーを淹れる道具もドリップ、サイフォン、エスプレッソメーカーなどいろいろあり、淹れ方もいろいろですよね。自分が美味しいと思ういれかたがいいと思いますが、こだわりの店ではドリップが多いようです。ドリップが一番自分の自由に淹れられるからでしょうか。

 ドリップでコーヒーを淹れるときには紙か布のフィルターを使いますよね。このフィルターもきめ細かい生地のものがいいようです。ペーパーフィルターは底を折り、さらに底を折った反対側に横を折ってドリッパーと密着させます。密着してもコーヒーがきちんと抽出されるようにドリッパーの内側に筋があるようです。

 ドリッパーは1つ穴のものがいいようです。3つ穴のものは早く抽出されすぎて薄くなってしまうからだそうです。ではなぜ3つ穴のものを売っているのかというと、古いコーヒー豆は酸化して粘性が高まっているため抽出しにくいので3つの穴で速く抽出させようとのことだそうです。抽出の速さでも新鮮なもとそうでないものは分かるようですね。(コーヒーの量が多いときには3つ穴も必要のようですが。)

 ミルしたコーヒー豆をペーパーフィルターに入れるときに、少し押さえて空気を逃がし、沸騰したお湯ではなく温度85〜90度のお湯をゆっくり注ぐのがいいようです。なぜ85〜90度かというとコーヒーを淹れている間に冷める温度(20度程度)を考慮に入れているからで、63度以上といわれている美味しく飲める温度以上にするためのようです。
 さらに90度以上だとカフェインの苦味が増してしまうことと、70度以下だとクロロゲン酸がカフェインと結合して濁りとなってくることも関係しているようです。

 お湯を注ぐときにはドリッパー内の温度を一定にするように「の」の字を書くようにゆっくり(注ぐ速度は抽出する速度と同じくらい)いれ、横からも抽出しているので決してドリッパーのふちのコーヒーかすを落としてはいけないようです。

 そうそう、コーヒーに最初にお湯を注ぐときにコーヒーがぷくーっと膨らむのは、コーヒーがお湯を含んで膨張するからだそうです。古いコーヒーはすでに水分を含んでしまっているので膨まないようで、ここでも新鮮かどうかがわかるようです。
 また一度お湯を注いで30秒ほど待つのは、お湯がコーヒーの中心まで吸収されるための時間で、コーヒー全体から抽出できるようになるためのようです。
 また冷めるとすぐ酸化し美味しくなくなるようなので、入れ物にお湯を注いだりして温めてなるべく冷めないようにしているようです。

 そんなにして淹れたコーヒーもやはりすぐ酸化を始めてしまうようで、新鮮な生豆から焙煎したコーヒーでも30分もしたらもう酸化してしまって美味しくなくなるようです。

 美味しいコーヒーはほっとする素敵な飲みのもですよね!自家焙煎した新鮮なコーヒーで、できるだけ美味しく飲みたいと思っています。


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3c27a7eb.jpg 自家焙煎コーヒーは体にいいと以前書きましたが、コーヒーは昔は薬だとされてきたとのことです。その薬効成分としてはカフェイン、カリウム、クロロゲン酸類、トリゴネリンという成分が関係しているようです。

1.カフェインの効能は(1)中枢神経の活性剤(2)交感副交感神経のバランスをとる精神安定剤(3)血管拡張(4)消化液分泌(5)中性脂肪分解などがあり、血流がよくなりダイエット効果があるようです。
2.カリウムの効能は(1)利尿作用(2)発汗作用(3)食品添加物の排出などがあり、体内の老廃物排出に効果があるようです。
3.クロロゲン酸類には(1)活性酸素を抑制する抗酸化作用(2)発ガン物質の生成阻止の効用があるようです。クロロゲン酸類は植物には一般に含まれている成分のようですがコーヒーには多く含まれている成分のようです。
4.トリゴネリンには(1)脳神経細胞の活性化(2)加熱によって必須ビタミンB群のニコチン酸の一種ナイアシンに変化しコレステロール値の低減効果(3)加熱によって香気成分になりアルファー派の発生を高める効果があるようです。

 なかなか難しいですが酸化されていない新鮮なコーヒーはいろいろな体にいい効能があるようです。
 新鮮でないと、たとえばカリウム分は、体にいいリン酸カリウムから炭酸カリウム、酸化カリウムと変化してしまい効能がなくなってしまうようです。リン酸カリウムの状態ならば体内のナトリウムと結合し老廃物の排斥作用の効果があるようですが。
 また、コーヒー豆に含まれている脂肪酸も酸化すると劣化して酸敗油となってしまい、さらにクロロゲン酸の抗酸化作用がその酸化抑制に使われてしまうようです。

 ただその他のマイナスの情報なども知っておく必要があると思います。
 まずカフェインですが、これはコーヒーにカフェインが最も含まれているわけではなく100gで比べると、コーヒーが40mg、紅茶が50mg、緑茶20mg、玉露にはなんと160mgも含まれています。カフェインには中毒性がないことは研究で証明されたとのことですが、お茶やコーラなどでカフェインは摂取されるようです。
 またカフェインの中性脂肪分解の効果ですが、これは分解して脂肪酸に一旦なるため運動によって消費されやすくなるとのことです。運動しなければ、またもとに戻るそうです。またカフェインは胃酸の分泌を促進するため空腹時に飲むと胃壁に負担をかけるようなので食後または何か食べながらの方がいいようです。
 次にクロロゲン酸は鉄分と結合しやすいため鉄分の体内吸収を抑制するとも言われているようです。貧血の人は食後すぐではなく鉄分が吸収されてからコーヒーを飲む方がいいのかもしれないですね。
(なんか難しい話ですみません。調べながらなのでご意見があったらぜひ教えてください!)

 調べているといろいろ言われているようですが、新鮮なコーヒーは概して体にいいということは本当のようです。新鮮なコーヒーの効能を言いながら新鮮でないインスタントなどの広告に使われたりしているのが気になりますが...。

 どっちにしても美味しい料理と美味しいコーヒーがいいですね!結果として体にいいのならもう申し分なしです!


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4141c129.jpg 久しぶりにコーヒーの話題です。いろいろ飲んでるうちに自分で美味しいと思うコーヒーが一番モカ・ハラーのときが多いので、最近はモカ・ハラーを煎って飲むことが多くなっています。

 先日モカ・ハラーの生豆を1kg買ってきました。あとブレンド用にブラジル・サントスとコロンビア・スプレモも。ブレンドにはこの2つがいいですね。

 ところで、生豆を扱っているところで生豆のピッキングを教えてもらいました。そこで買う生豆は最上級のものなので欠点豆はあまり入っていないので気にしていなかったのですが、外国から輸入したその他のランクのものにはたくさんの欠点豆が入っているのでピッキングは重要とのこと。

 欠点豆の種類を書いてみます。
・パーチメント・・・内果皮のことで渋みの原因。いっぱい残っています。
・虫食い豆・・・よく見ると端っこが黒くなっているのがあるようです。
・死豆・・・結実しなかった豆。風味が希薄。
・割れ豆・・・割れたもの。煎りムラの原因。
・黒豆・・・発酵が進んで黒ずんだもの。腐敗臭の原因。
・貝殻豆・・・乾燥不良・異常交配。煎りムラの原因。よく混じっている。
・カビ豆・・・乾燥不完全や保管中の湿度が原因。カビ臭。黒っぽい。
・レッドスキン・・・赤い線がある。乾燥中の雨が原因。
・発育不良豆・・・小さなサイズで成長しなかった豆。酸味・渋みの原因。
・ベルジ・・・未成熟豆。置いてから出荷して減らす。青臭い味。
・コッコ・・・果肉が残ってたり脱穀不足が原因で腐ったもの。強い異臭。
・発酵豆・・・精製過程で発酵槽に置き過ぎ、内部まで発酵したもの。
・小石・・・豆ではないが、収穫の過程で小石がかなり混入する。
・穀物類・・・これも豆ではないが、トウモロコシやコショーの粒が混入。

 こんな欠点豆で煎ったコーヒーを飲ませてもらいましたが、全くコーヒーの味と香りがせず、やっぱりいい豆は大切なんだなと思いました。

 美味しいコーヒーを美味しく飲みたいですね!


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coffeemame 久しぶりにコーヒーの話です。
何人かで集まって自分で思い思いのブレンドを作って飲み比べてみました。

コーヒーをブレンドする意味は、
・冠にしている銘柄の味と香りを生かしてコストを安くする
・独自の味と香りのコーヒーの創造
の2つです。

一般にお店ではコストの削減のために安いブラジルやコロンビアを混ぜてブレンドしてる場合が多いそうです。また、コスト重視の店などでは同じ銘柄でもランクの低いものを使ってることも多いようですが、できればいい豆を美味しく飲みたいものですね。

ところでみんなのブレンドですが、何を使ってもいいということで高い豆を使う人が多く以下の比率と煎り方でした。
(1).ブルマン50%、トラジャ35%、キリマンジャロ15%、中深煎り
(2).ブルマン40%、キリマンジャロ30&、ハワイコナ30%、浅煎り
(3).ブルマン40%、ハワイコナ40%、マンデリン20%、中煎り
(4).ブルマン40%、キリマンジャロ30%、コロンビア30%、中煎り
(5).モカハラー40%、コロンビア30%、トラジャ30%、浅煎り
(6).モカハラー50%、ブラジル33%、コロンビア17%、中深煎り

みんなで飲んで好みの2つずつ選んだところ、
(1)2票、(2)1票、(3)0票、(4)6票、(5)2票、(6)5票でした。

飲んでみた感想でいうと、(1)はブルマンが完全にトラジャに負けていました。(2)はちょっと浅かったこともありコクが少ない感じ。(3)は味がばらばら。(4)は口あたりがいい。(5)はちょっとだけ味が喧嘩しているよう。(6)は思ったより美味しかったです。
トラジャやマンデリンはブレンドには10%以下くらいがいようです。ブルマンが多いと口あたりがよく飲みやすい感じになります。

それぞれのカップ1杯分の原料費ですが、
(1)111円、(2)99円、(3)102円、(4)87円、(5)56円、(6)44円
でした。(市販の値段なので喫茶店などの卸値ならこの何分の1かですね)

高いものが美味しいわけではなく、うまくブレンドできているものが美味しいということがよくわかりました。

ところで私のブレンドは(6)でした。一番原価が安くてトップと1票差。うまくブレンドできてたかなと思っています。


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久しぶりに自家焙煎コーヒーの話題です!

0810f1e6.jpgコーヒーは大昔は薬だとされていたように、健康にいい食品のようです。酸化していない新鮮なものが条件だそうですが。

強アルカリ性食品・抗酸化作用食品として、肉食中心の酸性の食べ物を中和し、体内の老廃物の排出に効果があるそうです。

ステーキなどのコースの最後にコーヒーを飲むのは中和のためにも理にかなったことのようです。
新鮮なコーヒーって美味しいし、体にもいいとなると何倍でも飲んでしまいそうですが、何倍飲んでもだいじょうぶです。

最近はカフェインの効用がいろいろなニュースで言われていますが、カフェインは興奮剤ではなく安眠剤のようですね。うーん、今までの知識は誰が教えてたんだろう?薬を飲むと眠気が起こるので運転しないでくださいと書いてありますが、あの眠気の原因は薬に含まれる強いカフェインらしい...。そうなんですか!

でも大切なのは酸化していないコーヒーでしかその効用がないということのようで、焙煎してからなるべく早く飲むほうがいいようです。

自家焙煎してコーヒーを飲んでると、喫茶店に入ってもコーヒーをオーダーすることがなくなりました。カフェオーレとかカフェモカばっかり。
自家焙煎した美味しいコーヒーを出すお店がもっとふえたらいいんですが、営業となるとなかなか難しいんでしょうね。


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4141c129.jpg ふと気づいて、焙煎して売っているコーヒー豆のパッケージを見てみました。いつ焙煎したかを書いてある会社は全くありませんでした。

 逆に、賞味期限の表示を調べてみると、まちまち。聞いてみると1年間で賞味期限とされているようです。

 コーヒーは生鮮食品だと聞きました。生産国ではそういう意識だそうですが、日本で生鮮食品のように扱われている気配はあまりありません。

 コーヒーの賞味期限ってどのくらいなんだろう?

 おいしく飲めるのが賞味期限の意味だとすると、なんと焙煎してから1週間くらいとのことです。挽いてしまうと3日。それを過ぎると酸化して味が落ちるとのこと。

 焙煎して売っているコーヒー豆に焙煎日が書かれていないわけがなんだかわかったような気がしました。
 流通に乗せて焙煎工場から売り場に並ぶまでの期間は、1週間以上のような気がします。

 なんかすごくもったいないことをしてるのではないか。
 喫茶店のコーヒーがあまりおいしくない理由がわかったような気がしました。

 焙煎工場から店までの流通のしくみや焙煎工場がどこにあるのかなどはちょっと調べられませんでした。ご存知の方がいらっしゃるようでしたら教えていただけたらうれしいです。よろしくお願いします。


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3deba2a8.jpgコーヒーの生豆を買うときは、焙煎して挽いた後の豆を買うときにはあまり気にしなかった品質基準が名前で表示されています。そのため喫茶店では味わえない最高級の豆を選ぶこともできて、そのことも自家焙煎の楽しみでもあります。

品質のいい生豆を選ぶことは、おいしいコーヒーを飲むためには欠かせないことですね。

コーヒーの生豆の品質基準は国によって違います。(左が上位豆)
コロンビア
 スプレモ>エクセルソ
モカ
 ボールドグレイン>ロングベリー>シダモ>ヨダモキ>レゲンプティ>ダンビー>ジンマ
 (シダモ・・・コーヒー専門店でよく扱われているもの)
 (ジンマ・・・モカブレンドで多く使われているもの)
キリマンジャロ
 AAキボー>AAキリマンジャロタイプ>AA>A>AB
 (AA・・・コーヒー専門店でよく扱われているもの)
 (AB・・・缶コーヒーで多く使われているもの)
ブルーマウンテン
 No.1>No.2>No.3>ブルマンピーベリー>ブルマントゥリーエイジ>ハイマウンテン>プライムウォッシュ
ハワイコナ
 ・エクストラファンシー>ファンシー>PW(プライムウォッシュド)
ブラジル
 生産量が多く7つの基準で品質を管理している。

ブラジル式品質基準がどうなってるのか、参考になるので書き出してみます。
・タイプ
  欠点豆の種類と混入度によって7階級に分けられているようです。
  タイプ8が一番よくてタイプ2が一番下。6〜8が輸出用のようです。
・スクリーン
  豆の大きさによって8階級に分けられているようです。
  S-18という大きい豆が上位でS-12の小さい豆が一番下。
  (S-19は大きすぎて味がよくないので別扱い)
・カラー
  生豆の色つやで5段階に分けられているようです。
  新しい豆ほどグリーンが濃く上位、だんだん黄色くなるようです。
・カップ
  味のランク付けで、ストリクトリーソフトからリオまでの5段階。
  異臭がなく、コクがあるものが上位。
・クロップ
  収穫年度表記
  その年の収穫が翌年の収穫終了まで取引される。
  (1年半を超えたら古豆)
・ロースティング
  ファインローストからバッドローストまでの4段階。
  均等に焙れる豆が上位。
・プロダクションエリア
  産地により上位農地が決まっている。
  昼夜の寒暖の差が大きく、高度があり、農園管理がいいものが上位。

ブラジルのいい生豆は、タイプ8,S-18,グリーン,ストリクトリーソフト,ファインローストということになります。
とすれば、飲んでいるモンテアレグレ ブルボンは一体どのランクなんだろう?(ブルボンは品種、モンテアレグレは農園名のようですが)
まだまだ知らないことがいっぱいのようです。


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3c27a7eb.jpg コーヒーを自家焙煎してると、生豆の種類で味や香りが違うだけでなく、煎り方や挽き方、お湯の注ぎ方・温度など、いろいろな要素でおいしさが違ってきて奥の深さが感じられます。
今度はこうしてみよう、ああしてみようと楽しみです。

最初は自家焙煎って、時間がかかって大変だとか面倒くさいんじゃないかとか思っていましたが、自家焙煎にかかる時間は、そんなにかかりません。

まず、生豆の焙煎。ガスコンロの小火で焙煎器を振ること3〜5分。道具はコーヒー自家焙煎セットのところの写真のものです。3000円くらいで売ってると思います。(ミルは別に、手動のもので3000〜4000円くらい)

振っていると緑の豆が黄色くなり、茶色になり、黒くなってきます。すごくいい香りがたちはじめ、煙が出てきます。さらにパンパンと豆が弾け始め、パラパラと小刻みに煎れたような音がし始めたらあとは浅煎りか深煎りかで色を見ながら振ります。

煎れたコーヒー豆はお皿の上に出して、冷まします。冷ましてから挽かないと炭酸ガスが発生しておいしさを邪魔するようです。急ぐときはうちわで扇ぎます。これが2〜3分。(このくらいでお湯を沸かしておきます)

ある程度冷めたらミルで挽きます。(細挽き・荒挽きなどお好みで)
量にもよりますが、1〜2分くらいかなあ。挽くのも楽しい作業です。

挽いた豆をペーパーフィルターに移し、ならしてからちょっとだけ押さえて空気を抜きます。その後、お湯を全体が湿るくらい注いで30秒くらい待ちます。これはお湯がコーヒーの粉全体に滲みるのを待つ時間のようです。全体に滲みていると全体からコーヒーが出るからのようです。これが1分。
(この時、自家焙煎したものだと、コーヒーがプクーッと膨れます。挽いた豆を買ったのと違いがよくわかる瞬間です。香りも全然違います。すごくおいしそうな香りがたちます)

30秒待った後でお湯を注ぎ始めます。中央に50円玉くらいの円を書くような要領で、コーヒーがドリッパーから落ちる速度くらいの速さでお湯を注ぎます。ドリッパーからコーヒーがはやく落ちすぎないように1穴のものがいいようです。(売ってる物は3穴が多いですが、確かにはやすぎて薄くなります)
これがちょっと時間がかかるかなあ。3分くらい?

これでもうおいしいコーヒーが飲めます。
合計10〜15分くらいかな。

朝だとあわただしいので前日夜に煎った豆をそのままおいておくことも多いです。挽いておいておくと酸化しやすいので、挽くのは朝にやります。
以前は朝はコーヒーサーバーを買っていて、市販の挽いた豆を使っていたのですが、最初は平気だったのですが、だんだんそれではおいしくなくなってきたので、もう使わなくなってしまいました。

コーヒーは生鮮食品というのは本当のようで、古いものは酸化してるので胃への刺激があるようですが、自家焙煎したものはいくら飲んでも大丈夫のようです。それに自家焙煎した新しいコーヒーはアルカリ性食品らしいので、江戸時代とかに薬といわれた意味がちょっとわかるような気がします。
(リトマス試験紙で古いものと新しいものを調べてみるかな?)

そうそう、ハワイコナを買ってきて飲んでみました。どんな味って言えばいいのかなあ。ちょっと浅煎りにしたせいかほんの少し酸味があり、適度な苦味と口当たりのよさ(後に残らない感じ)が特徴でした。もう少し表現がうまくなったらまた書きます!
(今のところモカハラーボールドグレインとキリマンジャロキボーAAが好みかな)

品質や鮮度のことなどもちょっとずつ勉強しましたので、またちょっとずつ書きます。


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3deba2a8.jpg今日は、グルメコーヒーと言われるハワイコナの生豆を買ってきました。どんな味なのか楽しみです。

コーヒーを生豆で買うとコーヒーが生鮮食品なんだなと思います。野菜売り場で売られているような豆ですよね!
コーヒーはみなさんご存知のようにどんどん酸化してしまいますので、本当においしいコーヒーを飲みたかったら焙りたて、挽きたて、いれたてが一番!

先日、何人か集まったときに同じ豆を焙り方と挽き方を変えてみて飲み比べてもらいました。
深焙り粗挽き、深焙り細挽き、浅焙り粗挽き、浅焙り細挽き
一番好評だったのは、深焙り粗挽き、その次が浅焙り細挽きでした。
飲んでみましたが、浅焙りは酸味があり、コクが少ないので、粗挽きではうすく感じ、深焙りはほどよい苦味が増し、コクがあるが、細挽きではちょっと濃すぎのような感じでした。もちろん人によって好みがあると思います。
でも自家焙煎してみるとこの味がすごくわかるので、自分の味の好みを探しやすいと思います。

お湯を注ぐときに90℃以上だとカフェインの苦味が出るらしいです。これは深焙りの苦味とは違う苦味のようです。100℃かそれ以上で出すサイフォンやエスプレッソの苦味はそのためのようです。また75℃以下だとタンニンの渋みが出るようです。おいしいお湯の温度は85〜90℃。自家焙煎ではハンドドリップで入れるのがいいということのようですね!

コーヒーの味を悪くするのは油脂とタンニンと木質・灰質。
油脂は深焙りするとコーヒー豆が光るのでよくわかります。なぜ油脂が味を悪くするかというと油は酸化するから。天ぷら油も酸化したもので揚げた天ぷらはおいしくないのと同じだそうです。焙煎したら酸化が始まるので、できるだけ早く飲むのがおいしい秘訣のようです。酸化は挽いたらもっと加速し、いれたらすぐのようです。

あ、そうそう、写真ですが、生豆の2種類です。
左がトラジャ スペシャル、右がモカ ハラー ボールドグレインです。
色が違うのがわかりますか?
左は水洗豆、右が乾燥豆で、国によって方式が違うので色が違うようです。

などなど、コーヒーのことを勉強しながらブログを書いていきますので、いろいろよろしくお願いいます。


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74f47df1.jpgコーヒーの自家焙煎セットです。

豆は、
コロンビア ナリーニョ スプレモ
モカハラー ボールド グレイン
キリマンジャロ キボーAA
トラジャ スペシャル
ブルーマウンテン No.1
ブラジル モンテアレグレ ブルボン
エチオピア ハラー
などを試してみています。


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114dedd1.jpg 毎日コーヒーを何杯も飲んでるこころんの夫です。おいしいコーヒーを探していろいろな喫茶店にも行きました。コーヒーメーカーも変えてみたり、コーヒー豆もいろいろ試してみたり。
 やっと本物のコーヒーに出会いました。今週はおいしいコーヒーについてです。

 コーヒーのおいしさは品質と鮮度で決まります。なんでも大元からいいものがやっぱりおいしい。
 なあーんだ、ブルーマウンテンか、と思った方!...違います!

 お米でも新米がおいしいでしょう?同じだと気がついてから、新しい豆を買うようになりました。今までのコーヒーと2つ並べて作ってみたら違いは歴然!もう喫茶店のコーヒーよりもおいしいコーヒーが作れるようになりました。
 その答えは自家焙煎なんです。やってみるとすごく簡単でおいしい!

 自家焙煎の仕方、コーヒーのおいしい入れ方とかおいしい豆の見分け方についても、順番にBLOGで書いていきます。ぜひ時々見に来てください。

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mac 久しぶりに下北沢へ行ってみた。何年ぶりだろう?下北沢の街は全く違っていた。井の頭線のホームすぐのシチュー屋さん伊万里はどうなったのだろう。ピーコックから先へ歩いた横浜銀行のそのまた先の角にあったクリーニング屋さんは?

9440693a.jpg 旅先でスーパーマーケットを覗くと、日本と違ういろいろな食材と出合えて楽しいものです。たとえ日本と同じ種類のものだとしても、違うものがいっぱいなことに気付くと日本の食を考えるきっかけになったりします。

b95f0fe5.jpg 半年以上更新できていなくてすみません。これからまた時々更新していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 ところで、ノルウェーへ行ってきました。北欧は初めての場所なので楽しみでしたが、心配なのは物価の高さ。さてどうだったと思いますか。

541fcf71.jpg 明けましておめでとうございます。今年のお正月はいかが過ごされましたでしょうか?お雑煮は食べましたか?お雑煮は全国各地でいろいろな作り方があり、ベースの味も違うのでグルメとしては興味が尽きないのですが、そんなお雑煮の話題として、最近テレビでCMをしている簡単お雑煮は美味しいのかどうか作ってみることにしました。

10d8cd38.jpg 徳島のお土産といえば阿波踊り会館にもたくさん置いてあったのですが、何といっても「和三盆」が上品でおすすめです。砂糖菓子なのですが、やさしい口当たりでさらさらと溶けて後口もいい。砂糖菓子のイメージを変えてしまう逸品です。