2012年03月30日

聖路加での研修を終えて…

本日病院で研修修了書授与式を終え、おかげ様で無事に2年間の初期研修を終えました。そろそろ本格的にFace bookを利用しようと思い、最近撮った写真の一部をアップしたので、もしよかったらご覧になって下さい。6年間以上続いたこのブログやmixiもそろそろ役目を終え、今後はかなり散発的な更新になるかと思います。

さて、初期研修が終了したわけですが、あっという間であったことは言うまでもなく、今こうして振り返ってみると、とっても幸せな2年間でした。よき先輩、よき同期、よき後輩に恵まれ、お世話になった大勢の医師やコメディカルのスタッフ、そして患者さんなど、本当に素晴らしい人々と出会えた幸運に心から感謝するばかりです。医学や技術的なところがたくましくなったばかりでなく、一人の医師として、苦しみ悩む患者さんに接するとはどういうことか、患者さんに何ができるのかを学び、人間的にも多少は成長できたのではないかと思います。
本当はまだまだ聖路加で学びたいことは多いし、病棟長やチーフレジデントをやってみたい気持ちも強いのですが、後期研修は循環器のより専門的な業を磨くべく、榊原記念病院に入職させて頂くことにしました。聖路加への未練は多いし、きっと4月の初めはそういう意味でホームシックに陥ること必死ですが、今なぜか自分の昔のメンターの先生のお言葉が脳裏に蘇ります。その先生は聖路加を去って現在米国に留学中なのですが、曰く、「居心地がよくなってしまったら、人間成長が止まってしまう!」とのことです。この2年間を通して、聖路加は自分にとって本当に居心地のよい場所になりました。病棟業務の最終日は沢山の先生方と記念写真撮影をしたり、また直接お会いできなかった先生方からもお電話を頂いたりと、本当にこの2年間で大勢の人々にお世話になったことを実感すると共に、この上なく名残惜しい気分になりました。しかし、世に終わらない宴がないように、ここで思い切って専門研修の荒波に飛び込むことが、結果的には自分をさらに強くたくましくさせるはずだと信じています。

僕は本当に能力的にも、人間的にも未熟で至らないところばかりの人間ですが、己の小ささを知った上で、それでも小さくまとまろうとせずに大望を抱き、分を弁えぬ高みを目指していきたい。2年前には見えていなかった自分が救うべき患者さん、達成すべき目標、そして超えるべき医学の限界の像が少しぼんやりと見えてきた今、もはやどこにも迷いはありません。羅針盤を持たない長い航海に出るようなものですが、行く先々での出会いを楽しみにしつつ、日々研鑽を積んでいければと思います。

沢山の人々への感謝の念、そして沢山の人々の期待や思いを背負い、4月から一人の医師としての自分の長い戦いがようやく始まる、なんだかそんな気もします。
今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

kokorozashitakaku at 23:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 今、思う。 

2012年02月19日

循環器内科終了!そろそろ終わりに向けて…

大変ご無沙汰致しております。生存報告です(笑)
本日で(志望科である)循環器内科のローテーションが無事終了致しました。2日に1回の当直で不眠が続くので、なかなか大変でしたが、それを補って余りある有意義なローテーションでした。心不全等の重症患者管理はこれまでにもICUや救急救命のローテーションで体験してはいましたが、今回はそれに加えてPCIやEPS等々についても学ぶことができ、また手技面でも色々とやらして頂くことができました。都内屈指の救急病院で、ひっきりなしに入院が続く聖路加ならではの循環器診療がみれて、本当に勉強になったと思います。明日からはまた内科に復帰ですが、引き続き循環器の勉強を一層していきたいと思います。

聖路加での生活もあと5週間を残すばかりとなり、そろそろ榊原記念病院の入職の準備にもとりかからないといけません。また、内科認定医受験のためのサマリーの準備や以前に行った臨床研究の論文化など、循環器の勉強以外にもやることだらけです。しかし、聖路加(の内科)で学ぶべきことはまだまだ多く、悔いが残らないように最後の最後までアツくEnjoyしていきたいです!

kokorozashitakaku at 23:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年01月01日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
気がつけば内科に復帰して早2ヶ月が過ぎ、そして2011年も終わってしまいました。

内科に戻ってからはずっと休みがなかったのですが、昨日, 今日と2日間だけ冬休みをもらい、大掃除や資料の整理など、色々と勤しみました。特に現在進めている臨床研究の整理と発表資料作りがなかなか大変で、気づけば2日間過ぎてしまいました。31日夜に病院に戻ってきたのですが、さすがに年末というだけあって、40人ちょっといた病棟の患者さん達も随分と退院し、30人あまりとなってしまいました。大晦日を一人で過ごされる方も多かったので、一人一人の部屋に挨拶に回ったら、結構喜ばれてよかったです。
明日からはまた仕事始めです。特に年末年始は他の病院が休んでいるだけあって、救急はとんでもなく忙しくなることでしょう。気を引き締めて、頑張っていこうと思います。

今年は年明け早々から循環器内科のローテーションが始まり、季節柄なんだかとっても忙しそうですが、いよいよ志望科でのローテーションなので、楽しみでもあります。(問題は2日に1回の当直に身体が耐えられるかどうか…汗)そして、4月からはいよいよ榊原記念病院での専門研修が始まります。循環器内科医としての第一歩を歩む一年であり、益々精進していきたいと思います。
今年も友人や先輩の皆様の変わらぬご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

kokorozashitakaku at 00:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年11月25日

進路のご報告など

大変ご無沙汰致しております。
精神科や産婦人科等の細々とした各科ローテーションを経て、2週間ほど前より再び内科に復帰致しました。この頃の内科ローテーションでは1年目の先生の相談に乗ったり、指導したりしつつ、病棟長の先生の補佐をするという中間管理職的な役割を果たす必要があって、なかなか忙しい日々を送っております。以前の内科ローテーションと違って、検査や治療については自分の意見がかなり通るし、病状の説明やインフォームドコンセントなどの業務も一段と増えてくるので、責任が増してやりがいがあります。病棟長の先生も知識・人格共にすばらしい方なので、非常に恵まれた研修ができております。また、内科の当直業務においても、入院患者の具体的な検査や初期治療方針を決定できるようになるので、結構楽しいし、勉強になります。当直では重症感染症, 脳梗塞, 消化管出血, 重症膵炎, DKA, 低Na血症といった比較的Commonな疾患によく遭遇しますが、昨年と違って落ち着いててきぱき対応できるようになったので、多少は成長していると我ながら実感することがあります。聖路加の研修は忙しすぎて全然本や論文を読む時間がないけど、やっぱり日々の激務の中で、自然に身体が覚えてくれているんだと思います。

さて、来年度の専門研修ですが、先日榊原記念病院を受験したら運良く採用されることになりましたので、この場をお借りしてご報告申し上げます。循環器の専門施設としては国内でも指折りの施設であり、様々な先進的な治療を行っているのはもちろんのこと、指導医に高名な先生が多く、とても充実している点が嬉しいです。将来的には研究志向なのですが、まずは一人の循環器内科医としてしっかりスキルを身につけたいので、専門研修の間は臨床に没頭したいと思います。今後とも先輩, 同期, 後輩の皆様の変わらぬご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

本当は最近寄稿した書籍等の宣伝や取組中の臨床研究の話でもしたいところですが、当直明けで眠いので、今日はこころで…。

kokorozashitakaku at 00:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 研修医の日々 

2011年08月20日

近況報告,進路報告

大変ご無沙汰致しております。
よい医学書を読んだ後や興味深い症例を経験した後など、時々ブログを書こうと思い立つのですが、ついつい眠気に負けて頓挫してしまうので、気づけばかなりの間、留守にしてしまいました。

この間、何をしていたかと言えば、放射線科、そして救命救急のローテーションがありました。
放射線科では(それまで勤務していたICUとは一転して)非常にQOLの高い生活を送ることができ、症例レポート(初期研修終了のために必要な提出物,量が多い)を多少書きつつ、臨床研究の下調べや準備をしつつ(肝心のデータ解析はまだ何もやっていないのだが…)、そしてひたすら就職活動に勤しみました。というか、基本的には就活がメインでしたね。1週間のうちに3回くらい東大に行ってしましました。(笑)

ちなみに来年以降の進路ですが、迷いに迷った末、初志である循環器内科に進むことに決めました。
今振り返れば、大学在学中は循環器,糖尿病,膠原病の3つの分野が得意分野だったので、これらの何れかに進むつもりで、周辺スキルである感染症や総合内科,救急の勉強にも力を入れていました。3つの分野のうち、膠原病は尊敬する先生が東大を離れてしまい、東大に戻っても師事することが困難であったため、真っ先に選択肢から外れてしまい、糖尿病も(大学在学中から非常にお世話になっていたので)迷いましたものの、やっぱり循環器の魅力には勝てませんでした。思い起こせば、熊本大学での実習やAHAでの発表,Oxfordへの臨床留学など、学生時代の記憶に残るイベントは全て循環器がらみだったので、浮気はせずに潔く初志を貫くことにしました。
さて、初期研修で身につけるべきなのは専門的な知識よりも幅広い実戦能力、そして総合診療の力だと信じ、聖路加に入職し、目標達成のために精進してきたわけですが、2年目も中盤に差し掛かり、いよいよ後期研修のことを考えなくてはならない時期になってしまいました。そして熟考の末、来年は思い切って聖路加を飛び出すことにしました。もちろん聖路加は魅力的な病院ですし、ここの慣れ親しんだシステムや優秀なスタッフ等に対しても大いに未練があります。しかし、聖路加のシステムでは専門研修は早くても4年目の後半から始まるので、確かに3年目に病棟長、そして4年目に(運よく選ばれれば)チーフレジデントを経験することも非常に貴重だとは思うのですが、将来は臨床よりも研究に重きを置きたい自分にとっては、この初期研修のモラトリアムの延長はキャリアにとってどうしても不利だと感じてしまいます。後期研修先はまだ決定しておりませんが、東大の循環器内科の医局に籍を置きつつ、循環器の専門研修に集中すべく、現在榊原記念病院を筆頭候補として検討しております。詳細が決まりましたら、またご報告させて頂こうと思います。

で、話は変わって、この1ヶ月間は救命救急で働きました。まさにリアル“コード・ブルー”状態で、ドクターヘリにこそ乗りませんでしたが、かなりハードな1ヶ月だったことは否めません。ただでさえ(他の病院と比べて)当直が大変な聖路加に置いて、一際当直回数が多くて焦りました。(汗)3日に1回当直というのが基本なのですが、週末は必ず4日間中3回当直とかあったし、当直明けの業務中の眠さは尋常じゃないものがありました。そしてようやく眠れると思ったときには何故か不思議といつもホットラインの電話がなってしまうのも…辛いものがあります。でも、おかげで内容的には非常に大満足のいく研修ができました。さすが東京都で一番救急車が来る病院(注:2009年データ)だけあって、常にERは戦争状態だったし、緊迫あるいは忙しい中で色んな手技をやると、勝負強さが身につきます。色々勉強になったのですが、やはり開胸心臓マッサージや大動脈のクランプなどは経験したのとしないのとではかなり違うので、本当にいい勉強になったと思います。ERでの勤務以外のときは病棟業務に勤しんでいたわけですが、こちらもさり気なくICU管理が必要となる患者さんが多かったので、ICUローテーション明けの自分にとっては大変ありがたかったです。循環や呼吸,そして水・電解質や栄養の管理など、本当に奥が深くて楽しいです。そして、重症度の高い患者さんを診ていると、やっぱり今の医学の無力さを痛感させられます。集中治療室にはちょっと油断しただけですぐにもっていかれそうな際どい全身状態の患者さんが沢山いましたが、幸いにして誰一人として死なせることなくやってこれました。それは決して僕の素人管理が良かったわけではなく、患者さんの生命力、そして生きたいと願う断固たる意志の成せる業だと思っています。
そのお手伝いが出来てよかった。
気管挿管をされて循環作動薬や人工呼吸器で生命維持されていた患者さんが、回復して元気にご飯を食べてリハビリに励んでいる姿が見れてよかった。
心臓が止まった状態で病院に運ばれ患者さんが、かつて駆けつけてERで泣き崩れていた妻子や親族らと元気に手をつないで退院する姿が見れて良かった。
初療の段階で力及ばず助けられなかった患者さんも多かったけど、一命を取り留めて入院し、闘病生活を経て回復していく患者さんの姿を見ることができたときは、本当に何というか、「医者冥利に尽きる」の一言であるし、疲れも一気に吹っ飛ぶ。
聖路加には最高のERがあるし、ERには「感動」がある。

さて、来週からは精神科ローテーションが始まり、まずは1週間、旭中央病院の近くにある海上寮診療所というところに行ってきます。楽しみです。
なお、今月27日の大船GIMや今後のIDATEN,J-SEPTICセミナーなどにはもれなく参加する予定なので、もし友人の皆様で参加される方がおりましたら、お声をかけて頂ければ幸いです。

kokorozashitakaku at 23:12|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 研修医の日々 

2011年07月10日

ICUを終えて…

現在放射線科をローテーションしてます。生活のQualityが一気に高まったのは言うまでもありません。

ICUのローテーションは非常によい経験となりました。心強いICUの上級医や各科のスペシャリストが常にサポートしてくれて、それでいて診断や治療において自分の意見も非常尊重されるので、恵まれた環境と言う他ありません。至らないところだらけなので、他のスタッフには沢山ご迷惑もおかけしてしまったと思うけど、本当に勉強になった5週間でした。この間は1回だけ(2時間くらい洗濯するために)寮に戻って、あとそれ以外にはIDATENでの発表が1回あったので、合計2回しか院外に出ていないという住み込み生活でしたが、これはこれでよい初期研修の思い出でした。この間の経験を今後本や論文を読んでしっかりと消化して、自分のものにしていきたいです。

最近はようやく時間ができたので、読みたかった医学書を読んだり、あるいは研修のDutyである症例レポート(注:量が半端ない)を書いたりしてます。先日は消化器病学会の関東地方会に行って、消化器・一般外科ローテーション中に経験した症例を発表してきました。外科の先生方のご指導のおかげもあって、奨励賞を頂くこともでき、外科ローテーションのよい記念となりました。

今後ですが、あと2週間は放射線科で比較的ゆとりある生活を送れるので、この間にレポートを書いたり、やろうと計画している臨床研究の準備を進めようかと思います。あとは、来年以降の進路に関する活動を色々とやっていく予定ですが、こちらはまたそのうちご報告しようかと思います。

それでは、今日はこの辺で。

kokorozashitakaku at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 研修医の日々 

2011年05月19日

生存報告

大変御無沙汰致しております。本当に久々の更新となりました。
外科ローテーションを終え、2年目として内科ローテーションに戻り、それも現在は終わって、来週からはいよいよICU配属が始まろうとしています。今は6月11日のIDATEN case conference,そして7月の消化器病学会地方会での症例提示に向けての準備で大忙しです。
約半年ぶりとなる内科ローテーションでしたが、色々といい経験ができ、有意義な日々を過ごすことができました。ICU配属期間中(僕の場合5週間)は基本的に外に出られないので、次回の更新は7月に入ってからになりそうです。そして、実はそろそろ3年目以降の後期研修に向けて活動し始めなければ…。

それでは、充実したICU研修になるよう全力で頑張っていきたいと思います。

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2011年03月27日

一つの時代の終焉

大変ご無沙汰致しております。
まずはこの度の東北地方太平洋沖地震により亡くなられた数多くの方々に謹んでお悔やみを申し上げますと共に、被災された地域の皆様、そしてそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。また、僕自身の友人や知人の先生を含め、劣悪な医療環境と想像もつかないようなストレスの下、日夜被災地内外の医療現場で奮闘されていらっしゃる医療従事者の皆様を心より応援申し上げます。

僕が努めている聖路加国際病院にも被災地から患者さんが搬送されてきており、医療資源の供給も限られている中、ここ東京においても日夜忙しい日々が続いております。
前回の更新から気がつけば、かなりの期間が経っていました。本当にあっという間でした。外科でのローテーションも今週末までで、週明けから再び内科へと戻ります。短い3ヶ月間でしたが、内科医の視点から外科についても知識を深めることができて、非常に有意義でした。尊敬する外科チーフレジデントの先生と日夜手術(予定も緊急も…)に入ることができたのは貴重な財産ですし、ご指導の下で虫垂切除術の執刀や一部の手術の前立ちを経験できたことは貴重な思い出となりました。また、偶然にも5月に開かれる消化器病学会にて症例発表を行うというチャンスを手にすることもできました。

話が変わりますが、この3月を以って、一部のスタッフが聖路加を去り、それぞれのさらなるキャリアに向かうこととなります。その中には僕が憧れ、聖路加で研修しようと決める直接的なきっかけとなった森先生,そして自分のメンターであり、圧倒的な知識量とSkillだけでなく、医師としてどうあるべきかについても教育して下さった山口先生など、自分がロールモデルとして目指していた「スターレジデント」の先生も含まれています。森先生にせよ、山口先生にせよ、類稀なる才能(優秀さ)と他の模範となる勉強熱心さ、そして皆から慕われる人格を持ち、内科のチーフレジデントとして活躍すると同時に優れた教育者としても後進の育成に尽力し、まさに聖路加が優れた教育研修病院であるために大きな貢献をされました。さらなるキャリアアップを目指し、米国へ旅立たれる先生方のますますのご活躍を心より切に祈っております。
人材の宝庫である聖路加内にあって、その中枢メンバーとして活躍しておられた幾多の先生方が病院を去るのは非常に辛いことなのですが、その一方、自分からみて1つ上〜3つ上などの優秀な先生方が学年が上げるにつれて研修医教育の中枢を担っておられるので、僕の聖路加での学びは尽きることはありません。
春から新しく新一年生や新しいスタッフの先生方もいらっしゃり、ますます多様性が生まれるわけで、その中において僕もいよいよ2年目レジデントとして病棟で中堅的役割を担うこととなります。下を教えるプレッシャー、そして同時に下からの突き上げというプレッシャーを感じつつ、一方でこれまでよりもさらに責任が重くなります。その緊張感が怖くもあり、また心のどこかでは楽しみでもあります。スターレジデントの先生達に僕自身が憧れ、沢山のことを教わったように、僕も新一年生の先生達の勉強やSkill向上にとって、微力ながらも、少しでも手助けになれるよう頑張っていきたいです。
偉大な諸先輩方の教えに恥じないよう、そしてロールモデルである先生方と今後再開した際には一段と成長した姿を見せられるよう、今後とも精進していきたいと思います。

kokorozashitakaku at 00:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 研修医の日々 | 今、思う。

2011年01月28日

多数のご来場誠に有難うございました!

1/27に当院にて行われた症例検討会は沢山の方々にお越し頂くことができ、誠に有難うございました。まさか初回にして50人以上ものご参加を頂けるなんて思っていませんでした。やっぱり外部の先生方と交流することはよい刺激となるし、何よりモチベーションが上がりますね。
次回は都立駒込病院で5月に行われる予定です。また近くなったらご案内を載せますので、ぜひご参加の程よろしくお願い致します。
また、そのうちまた大船GIMカンファレンスが行われるはずなので、もしまたお会いしましたら、どうぞよろしくお願い致します。

さてさて、土曜はいよいよ待ちに待った急性心不全の会です。楽しみです!

kokorozashitakaku at 00:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 研修医の日々 

2011年01月01日

最も大切な一年へ…

新年明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。
例年は年末に一年のまとめを書くことにしているのですが、今回ばかりはそんな時間はなく、気付けば携帯の表示が2011年に変わっていました…。

救命救急のローテーションが終了し、今週からは消化器・一般外科で勤務しております。元旦から緊急手術に入るという幸運に恵まれました。(笑)
救急は最後の最後まで楽しかったし、本当に勉強になりました。引き続き、外科でも全力を尽くして頑張りたいです。将来外科志望でないからこそ、外科ローテーションは気を引き締めて、一つでも多くのことを学びたいです。

昨年の今頃はまだ医師国家試験すら受けていなかったわけですが、本当に時間が経つのは速いもので、あっという間に研修医1年目の大半が終了してしまいました。今年はより忙しくなりますが、先輩の諸先生方や後輩として入ってくる新研修医の方々に迷惑をかけないよう、精進していきたいです。また、あと半年くらいの間に将来何科に進むのかを決めて、今後のキャリアパスを設計していかなければいけません。熟考の末、後悔しない答えを導き出したいと思います。

患者には大らかで優しく、己には生真面目で厳しく、そして学問には真摯な姿勢でいたいです。いよいよ初期研修も2年目に突入しようとする今、平静さと熱意を併せ持つ、バランスのとれた医師になりたいものです。


皆々様の変わらぬご健康とますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
本年も何卒ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

kokorozashitakaku at 17:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 今、思う。 | 研修医の日々