2024年03月11日

R-1グランプリ2024 感想

芸歴の制限撤廃されて、改めてのR-1グランプリ。
絶対こっちの方が良かったとは思います。
番組全体見て思ったのは「M-1への憧れ強くない?」ですかね。
審査方法もM-1と同じですし、審査員の紹介する感じも。
OPの映像は頭イカれてる感じでM-1のカッコ良さとは全然違って良かったですけどね。

では、1組ずつ感想を。

1、真輝志 458点(陣91 バ91 小94 野92 ハ90)
設定は良かったし、展開もあってネタとしてはよく出来てると思うんです。
ただ個人的にはナレーションというか説明のセリフが聞こえちゃうのが軸になって進んでいくなら
何でそれが聞こえるのか?その声を全面的に信頼しているのか?声の主は一体誰なのか?
どれでもいいんですけど、そういうメタ的な要素を説明出来るような何かが欲しかったなぁって。
ちょっとだけモヤモヤしたものがありながらネタ見る感じになっちゃったんですよね。
これは僕が特殊なのかも分かりませんけど、そういう意味で惜しかった感じがしました。

2、ルシファー吉岡 475点(陣96 バ94 小95 野95 ハ95)
1本目が凄すぎましたね。今大会で間違いなく1番良いネタだったと思います。
1本目と2本目逆に披露出来ていれば、優勝出来たと思うんですよねぇ。
2本目もおじさんが隣の部屋の大学生の様子をドラマとして捉えてるっていう
絶妙な気持ち悪さで面白かったんですけど、
1本目の相手方のセリフ言うことなく、
何を言われたのかちゃんと想像させて進んでいく感じとか技術とか凄すぎて、
芸歴の制限撤廃されて本当に良かったと思いました。
今回の他のネタ見る限りは2本目を先にやっていても決勝いけたと感じるだけに勿体無い。
来年も出てくれるのかな。実力間違いないので、優勝してほしい。

3、街裏ぴんく 471点(陣94 バ92 小95 野94 ハ96)
面白いのは間違いないんですけど、僕は2本目がそこまで好きではなかったので、
優勝はそうかぁって感じ。
架空の話をさも本当であるかの熱量で話すというのが面白いところで、
そこを自分で「嘘でこんな話をするなんてヤバくないですか?」というエクスキューズをつけることで
笑いに転化させることに成功していて、誰でも笑えるネタにしていると思うんですが、合ってますよね?
この前提が違うと、僕の街裏ぴんくのネタの受け取り方が間違っていることになるので、どうしようもないんですが、僕の感覚だと1本目はタイムスリップ要素を入れることで、丸々嘘であることを受け入れやすくて、面白かったなぁと思ったんですけど、2本目は自分がモーニング娘のメンバーに入るはずだったっていう入口は素直に入れたんですけど、エツオ・エツ・オエツ先生からちょっとズルさを感じちゃったというか、冷めてしまいました。
嘘だって言うのはちゃんと分かっているはずなんですけど、その中にも受け入れられる嘘と受け入れ難い嘘があるようです。何でかなのか全く分からないんですけど、そのせいで好きじゃないタイプのネタでした。

4、kento fukaya 452点(陣90 バ88 小93 野91 ハ90)
点数伸びなかったのは、順番が悪かったんだと思います。
マッチングアプリっていう設定は、現代的な中にも分かりやすさがあって良かったと思うんですけど、
1人目のプロフィールを割り切って完全にフリとして全くボケなしならなしで良かったのに、
何か鼻につく的な方向で1つ笑いを取りに行ったことで見づらくさせてしまった印象。
ちょっと嫌な人あるあるみたいな感じで来るのかなと思ったらその後は割りとプロフィールを使って行うしっかりとした大喜利方面の笑いで、ボケ数多かったけど、繋がっていく笑いの感じでは無かったかな。

5、寺田寛明 455点(陣92 バ89 小92 野92 ハ90)
「kento fukayaの点を見て今回は厳しいかなと思いました。」本人が言っていたこれは確かにあったと思います。大会の空気的にハネるネタでは無かった。
毎回よく考えられていて、面白いんですけどね。
ボケるために放ったフリがしっかりフリに見えてしまうと、ちょっと笑いづらくなってしまうというか、フリップネタってそれがより見えやすく思えるんですけど、今回のネタとか特に国語辞典という
めちゃくちゃ数のある物の中から抜粋して、ボケにしているので、都合が良い言葉探してきただろって見えてしまって、難しかったのかなぁと思います。
一番最後に見せたようなスーパーチャットとか、そういう方面のボケをもうちょっと早く見せてもらって、そこから転がるような展開を見たかったです。
「フリをフリに見せない!」それがめちゃくちゃ難しいことなんですけどね。
その話で言うと、ルシファー吉岡の1本目は、その点1個目のボケが次以降のボケへのフリも兼ねていて、そういうところがとんでもないんですよね。

6、サツマカワRPG 457点(陣91 バ93 小92 野90 ハ91)
構成はめちゃくちゃ考えられていて、綺麗なネタでした。
でも、サツマカワRPGに期待していたのは、もうちょいバカっぽいものだったかなぁって。
本人が色々な引き出しを持っていて、色々なタイプのネタ出来ることは素晴らしいことなんですけど、お笑いファンにはキャラがある程度知られているので、それを多少生かした方が賞レースでの結果には繋がったのかなぁと思います。
それとヅラをとった後の顔が怖いのはやっぱり少しマイナスかな。
よく「負け顔」とか言われますが、ヅラをとった後の顔に可愛げがあったら全然印象違ったと思います。ヅラを外す行為自体は異常なので、ネタの内容的にはそこまで影響しないと思うんですけどね。

7、吉住 470点 (陣95 バ96 小94 野94 ハ91)
吉住ならではのネタで2本とも素晴らしかったと思います。
ネタについて賛否あるみたいな記事が出てましたけど、所詮お笑いですからね、意見言ってる奴がおかしいと思っています。
1本目のネタはデモに参加する人ってこういう感じの人っていううっすらある部分を誇張して描くことでめちゃくちゃ狂気を持った人間を描くことに成功していて、怖いけどちゃんと笑える素晴らしいネタだと思います。特に「絶対に許さない」っていう看板1つ持たせることで設定のほとんどを見ている人に短時間に伝えて、ネタの世界に引き込む速度とか凄い技術だと思います。
2本目は、逆に設定をしっかり分からせたところで、恋人という関係をバラすということで笑いを生み出すというまた別の方法使っていて、ネタの幅広いし、個人的には吉住優勝かなと思ったんですけどね。
そういえば最終結果、左の審査員3人が街裏ぴんくだったので、審査結果の発表を陳内からにしたんでしょうけど、なんか浅はかで嫌でしたね。吉住にすごい失礼なことになってないですか?それって。

8、トンツカタンお抹茶 448点 (陣89 バ86 小92 野89 ハ92)
何だったんでしょう?かりんとうの車って。
よく分からなかったんですけど、面白さは感じて、とにかく今回一番印象に残ったのはこのネタですね。説明が少なすぎて、ストーリーがないので、同じ笑いの量だと点数が低くなっちゃうのは仕方ないかなと。
これからのトンツカタンに期待が出来そうで嬉しい。

9、どくさいスイッチ企画 458点(陣92 バ90 小93 野92 ハ91)
アマチュアとは思えない面白さ。同じ会社員として誇らしいし、少し羨ましいです。
バカリズムも言ってましたけど、めざましじゃんけんのところまでめちゃくちゃ良かったですけどね。
有名人になった=「めざましじゃんけんに出た」という説明方法が良すぎて、その後も同じかそれ以上のレベルの例え、表現を見る方が勝手に期待してしまって、それを越えられなかったという感じでしょうか。想像出来る範囲の中でのお話だったというか。
いやぁ〜でも惜しかったですね。

最近のRー1の中ではやっぱり一番面白かったかな。
まぁ芸歴制限撤廃されてなかったらルシファーも街裏ぴんくもいなかったってことですからね。
その大会はゾッとします。
この調子で来年も開催してほしいなと思います。

ktbr7010 at 12:25|PermalinkComments(0)

2023年12月25日

M-1グランプリ感想

個人的には去年、一昨年の方が面白かったですけど、今年もしっかり面白かったですね。
それは完全に好みの問題で、おそらく今評価されるM-1でのネタが、
変わったことをやらない、王道というかとにかく面白いものっていう風になってきてるからなのかなと感じました。
M-1って少し前の年まで結構長い期間○○漫才ってつけられるようなシステムだったり、
その漫才師にしか出来ない、オリジナリティのある漫才が評価されてきたような気がするんですけど、
今年は令和ロマンもヤーレンズも割と昔からよくある、導入あってコント入ってその中でボケるというオーソドックスといえばオーソドックスなスタイルが点数を伸ばしました。
二組ともオリジナリティがないとかそういう話ではなくてあくまで漫才の形の話ですけど。
ダンビラムーチョ、くらげ、シシガシラあたりはその系譜を追って出来たネタだったけど、
ちょっと時代が変わってしまったのかなぁっていう。

では、1組ずつ感想を
1、令和ロマン 648点(邦子92 大吉91 富澤94 塙93 ともこ94 礼二94 松本90)
これから売れるでしょうねぇ。
ネタ、トーク、振る舞い全部昨日のM-1の空気にハマっていて、
たとえ優勝してなくても、これからめちゃくちゃテレビに呼ばれそうっていう雰囲気がありました。
ネタの設定自体はそこまで変わったものでもないですが、1つ1つのボケはオリジナリティがあって
自分の色も出ていて凄いなと思いました。
2本目の序盤の単純作業のボケもフリが長くて、すべったらというかクスクスくらいであっても
だいぶキツいと思うんですがしっかり爆笑とっていますし、トヨタにはこんな人いないっていう
結構強めのボケも吉本社員で回収して、なんでしょう平均点が高いのはもちろんなんですけど、
パワーのパラメータが異様に高い感じがしました。
サンドウィッチマン、アンタッチャブルに通じるようなこのコンビがやってるんだから面白いって
思わせる本当にスター性のあるコンビって感じ。
本人の話では出番順によって、ネタ4本用意してたとか。
ウケる戦略みたいなのがしっかりしていて紳助いたらめちゃくちゃ評価してたんじゃないかなぁ。

2、シシガシラ 627点(邦子87 大吉88 富澤91 塙90 ともこ92 礼二91 松本88)
敗者復活をまだ見れてないので、なんとも言えないんですが、ネタを変えたみたいですね。
優勝したいと思ったら、1回その日に見たかもしれないやつをもう1回やるのは出来ないよなぁ
って思います。敗者復活戦もしっかり放送されてしまいますしね。
3回戦の動画が見られるようになったりとか、視聴者的には嬉しいんですけど、
芸人たちにしてみたらその分ネタの量を増やしていかないといけないので、しんどくなってきているんだろうなと思います。
だから、今回負けてしまったのは優勝を狙ったからこその結果だと思うので、順位に関しては低くても仕方ないのかなと思います。
脇田の困ったようなツッコミは心地よくて好きなので、また来年頑張ってもらいたい。

3、さや香 659点(邦子98 大吉94 富澤95 塙93 ともこ96 礼二94 松本89)
1本目は去年と同じ種類の感じのネタで、構成、演技力がバチっとハマって美しいネタ。
エンゾが出演者の中で流行るってすごいことですよ。
皆が面白さを認めて共有してるっていうことですから。
2本目はお客さんが期待したのはこれじゃないって言うのがすごかったですけど、
本人たちがこれをやりたくて、予選通ったって言ってるんですから、何も言うことはないですね。
NONSTYLEの石田が「M-1の時の漫才好きじゃない」って言ってるようにさや香も1本目にやったようなネタが評価されていることは分かっているけど、本当にやりたいものとは違うんだろうと思います。
それでも来年、またネタ仕上げて出てきてくれると嬉しい。

4、カベポスター 635点(邦子94 大吉89 富澤88 塙89 ともこ95 礼二92 松本88)
ただただ賞レース?M-1向きではないネタっていうだけですかね。
めちゃくちゃ面白いんですけど、見ててあまりに平和というか
よく分からない感覚なんですけど、面白いネタ番組を見てる感じになるんですよね。
見ている方はM-1にそんなこと求めているようには思えないんですけど、
闘争心が感じられないみたいな。好きなんですけど、不思議。

5、マユリカ 645点(邦子92 大吉90 富澤96 塙92 ともこ92 礼二92 松本91)
コントに入って、しっかりボケるという今回、評価されるタイプのネタという印象。
ただ個人的にはあんまり好きなタイプのネタじゃないんですよねぇ。
面白いところとかは理解出来るんですけど、今回のネタで言うと
頭痛薬をくれないっていうオチが僕にはだいぶ振りすぎている感じがしちゃって、
もっとサラッとやって欲しいんですよねぇ。

6、ヤーレンズ 656点(邦子93 大吉91 富澤97 塙93 ともこ96 礼二93 松本93)
前から好きなコンビでしたが、どちらかというとロートーンの漫才で評価されにくいのかなと
思っていたので、ビックリ!特に松ちゃんがこんなにも高く評価するとは。
手数多いですけど、基本すべらないのが凄いですね。
しかも、1本目も2本目の軸があって、そこから離れすぎることもなく、
ちょいちょい伏線もはっていて、適当にみせていながら適当じゃないという。
これが漫才師の腕だなぁっていう感じがします。
令和ロマンは2位でも売れたでしょうから、
ヤーレンズに優勝してもらってもっと日の目を浴びて欲しかったなぁ。

7、真空ジェシカ 643点(邦子90 大吉95 富澤93 塙91 ともこ91 礼二91 松本92)
Z画館という訳の分からない世界まで見ている人を自然な感じでいざなうのが素晴らしい。
ただAに対してのZがそこまで機能していないと言うか、納得させてくれる何かがあったら良かったのになと思いました。
1個1個のボケはめちゃくちゃ面白かったんですけど、ちょっとだけ違和感があったんですよね。
3年連続で決勝って凄いなぁ。

8、ダンビラムーチョ 631点(邦子93 大吉89 富澤92 塙91 ともこ90 礼二89 松本87)
ハマりませんでしたね。残念。
でも、去年の敗者復活のネタの方が良かったしなぁ、仕方ないなぁって言う感じ。
そもそもダンビラムーチョのネタは一か八かみたいなネタだと思うので、
今回はちょっと勝負に負けただけな感じがします。
もっと会場巻き込めるようなネタも作れると期待しているので、
来年も決勝に来てほしい。

9、くらげ 620点(邦子89 大吉87 富澤89 塙90 ともこ89 礼二90 松本86)
う〜ん、期待していたんですけどねぇ。
こういうシステムの漫才は序盤がダメだと後半ものっていかないのでね。
僕は毎回「思い出した」って言うのがなんか冷めちゃって、
もっとそのあたり工夫が欲しかったなぁと思いましたけど。
ももが決勝に出て、そこからフォーム崩しちゃってる見たいですけど、
なんとか自分のフォーム強化して面白いくらげが見たい。

10、モグライダー 632点(邦子87 大吉89 富澤90 塙91 ともこ93 礼二91 松本91)
芝が最初にお手本を見せると言うあんまりなかったパターンで期待したんですけどね。
ちょっとそこが逆に説得力が薄くて難しかったのかなぁ。
間違いなく面白いんですけどね、ともしげの爆発を他の番組でも見られるようになったのも
あって期待感が上がってしまったのかもしれません。
松っちゃん、厳しいこと言っていましたが、
さや香の時に「令和ロマンに90点つけちゃったからね」って言っている中で
91点つけているんで、もしかしたらだいぶ期待してたんですかね?

最初に評価されるネタの形が変わったみたいなの書きましたけど、
全部書いてみて、もしかしたらトップバッターの令和ロマンがだいぶウケたことで、
今大会はこんな感じのネタが面白いんですよと提示したのかもしれないと思いました。
とりあえず今大会は令和ロマンのための大会だったような気がします。

ktbr7010 at 15:55|PermalinkComments(2)

2023年12月11日

THE W感想

想定通りくらいの面白さの大会でした。
レベル高くはなっていないと思いますけどね、むしろ阿佐ヶ谷姉妹、吉住、天才ピアニストとちゃんと面白い人たちは優勝して、一方でAマッソ、ヒコロヒーなども売れて出なくなって、どんどん質は下がっていってるような気がします。
女性芸人の数がそこまで多くないので仕方のないことだと思いますが…
今年紅しょうがが優勝して、来年は出ないでしょうからますます空洞化が進むような。
平場のやり取りも川島を始め、審査員の方が腕がありすぎるんで、余計粗が目立ちますよね。
でも、個人的には毎年書いてますが、M-1のレベルの高さを再認識させてくれる大会だと思っているので、今年もちょうど良かったです。

では、1組ずつ感想を。
1、まいあんつ
yes!アギトの超劣化版という感じ。
ギャグでネタする人は似ちゃうっていうのはあると思うんですけど、それにしてもオリジナリティを感じなかったというかどこかで見たことあるような言葉と動きのギャグばっかり。
それこそ女性ギャガーは少ないので、女性目線みたいなギャグが必要だった気がします。
平場頑張ってましたけど、テレビ出たての若手感が強すぎて、痛々しかったです。

2、はるかぜに告ぐ
まいあんつの後だったし、芸歴浅いっていうのが分かっていたので、楽しく見れましたけど、どこかで「芸歴1、2年でこのクオリティ?!」っていうのを頭におきながら見てしまったので、言葉にするのは難しいですけど、色々足りないところはあるんでしょうね。
今後には期待出来そうな気はしました。

3、スパイク
女性芸人の中に入ると抜群の安定感で見やすいし、普通に面白い。
Aブロックがかなり弱かったので、そりゃここが残るわなという感じ。
個人的には2本目の方が良かったし、靴下が黒いで最後まで行ったのも良かったと思うんですけど、紅しょうががだいぶ良かった分、1票も入らなくてかわいそうでしたね。
Aブロックでの0票と決勝での0票は全然質が違うんですけど、それはあまり伝わらなそうなので。
来年も普通にネタすれば決勝は堅いと思います、そろそろ優勝出来るかな。

4やす子
元々ネタに定評あった訳ではないですからね。こんなもんですよね。
今人気のある芸人が決勝に上がっちゃうというTHEWらしさというか日テレらしさというかそれが如実に出ていました。
知名度があるだけで、ウケ方変わるので、女性芸人の大会だとだいぶ強くて、普通に決勝に上がれるんだと思いますが、近年のM-1やキングオブコントに比べて、審査のガチ感がないんだよなぁと感じます。

5、ハイツ友の会
面白かったですけどね。Aブロックなら勝ち上がれてたんじゃないでしょうか?
「なんで結婚出来たんですか?」から始まる展開めちゃくちゃワクワクさせてくれましたし。
来年も出てくれたら嬉しいですけど、いかんせん賞レース向きではなさそう。
敗退決まった後のやり取りがいい目線で素晴らしかったと思います。

6、紅しょうが
個人的にはやっぱりあんまり好きではなかったですけど、そりゃ優勝するかっていう2本でした。
2本とも珍しい設定でかつ女性コンビならではの設定で、スタート地点から他のコンビとは違ったかなっていう。
特に2本目はギリギリの下品さもあって、良かったと思います。

7、変ホ長調
アマチュアでこのクオリティ凄いなぁっていう感想。
M-1とTHEWで決勝いくってエグすぎる。
しかも、ちゃんと面白い。
優勝は難しかったでしょうけど、Aブロックにいたらもしかしたら勝ち上がっていたかもと思うくらいのクオリティでした。

8、梵天
もうちょい経験つめば面白くなりそうな感じはしましたけどね。
ネタ以外の部分になっちゃいますけど、最後のやり取りでスカートの丈の話で返せたところはすごい今後タレントとしての可能性感じる部分がありました。
関東で姉妹の漫才師、あんまり聞いたことないんで、今後に期待は出来るんじゃないでしょうか?

9、ゆりあんレトリィバァ
「エアハムスターショー」という名前1つだけで、何をやってるのかを説明しちゃって、それからずっとこの人何やってんの?って思わせるっていうのは凄い技術で、前半は良かったと思うんですけど、ハムスターが消えたところは、消えるだろうという予測はたったし、言葉で説明しない方が良かったと思うんですよねぇ。そこだけなんか下手に分からない人にも伝わるように保険をかけた気がして、僕は一気に冷めてしまいました。
自分のやりたいことと伝えることのバランスがちょっと中途半端だった印象。
もっと意味分からないけど面白いことか意図が分かりやすいネタかどっちかに振り切ってほしかったです。

10、あぁ〜しらき
角刈りおばさん妖怪になって踊るところは、今回一番笑った気がします。
ただ全体で見るとちゃんとしてないところが多すぎて、パンチの強さを評価するか、トータルで見た時の作品性を評価するかによって全然違う結果になる感じ。
そういう意味でゆりあんとの勝負は似たテイストのネタだったので、単純に面白かった方で選べたけど、ぼる塾とは全然違くてそれが3対4の接戦になった原因だったと思います。

11、ぼる塾
4人になったことで面白さが増すのを期待していましたが、特に増えも減りもせず、知っているぼる塾でした。難しいなと思うのが、ぼる塾のボケは田辺さん軸になっていると思うんですけど、テレビで見るぼる塾の軸は完全にあんりなんですよね。
その分、ネタはあんりがツッコミとしての役割を全うし過ぎているというか、もっと周りのメンバーにいじられて輝くのを見たいと思っちゃう。
その分ちょっと弱く見えちゃうなぁって。

12、エルフ
1本目は個人的には、今大会のベストネタ。ちなみに2番目はあぁ〜しらき。
構成しっかりしていて、最後にメイクを落とすっていうギャルだからこそ出来るボケ放り込んで、エルフにしか出来ないネタになっていて素晴らしかったと思います。
ただネタが良すぎた分、2本目はどうしても弱く感じちゃったかなぁって。
エルフに入った2票は総合得点で見た分のような気がしているんですが、どうなんでしょうね?

どうしても、辛口になってしまいますねぇ。
でも、存在意義は色んな意味であるので、続けてほしいとは思っています。

ktbr7010 at 09:27|PermalinkComments(0)

2023年12月08日

M-1グランプリ優勝予想

とうとう今年のM-1ファイナリストが決まりました。

ダンビラムーチョ
カベポスター
くらげ
マユリカ
モグライダー
令和ロマン
さや香
真空ジェシカ
ヤーレンズ

の9組。

で、僕が事前に予想していた9組が、

真空ジェシカ
フースーヤ
令和ロマン
くらげ

ななまがり
モグライダー
マユリカ
さや香

ダイタク

予想の結果、9組中6組的中。
結構すごくないですか?
去年の敗者復活で1番面白かったのダンビラムーチョって言ってたんだから、
そこは変に全的中目指さなければ当てられてましたね。
でも、こんなの当てるより有馬記念当てたいです。
当てられなかった3組は、ダンビラムーチョ、カベポスター、ヤーレンズでしたが、
みんな好きなコンビだったので、めちゃくちゃ嬉しいし、ますます楽しみになりました。

で、優勝予想ですが、
◎くらげ
○さや香
▲真空ジェシカ
△ダンビラムーチョ

あんまり優勝候補がすんなり優勝することがないので、実力的にはさや香1強な気がしているんですけど、あえて対抗にし、初決勝から選んで本命はくらげにしました。
正直、華がないので心配ですが、錦鯉もバイきんぐもそうだったので期待を込めて。
優勝するイメージがわかないんですが、ネタの強さなら真空ジェシカかなぁ。
1発あるならやっぱりダンビラムーチョ。ハマれば一気に行く可能性もあると思います。
ただ手の内がバレているので優勝は厳しいと思って予想には入れていないですが、
本当に一番応援したいのはモグライダーです。

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2023年11月27日

M-1準決勝進出者決定&THE W決勝予想

M-1の準決勝進出者30組が発表されました。
年末が近づいてきたなぁっていう感じがしますね。

このタイミングで記事書けたので、M-1の決勝進出者9組とTHE Wの優勝予想したいと思います。

M-1グランプリ準決勝進出者は、
真空ジェシカ / フースーヤ / ヘンダーソン / ママタルト / ぎょうぶ / オズワルド / 豪快キャプテン / バッテリィズ / エバース / 令和ロマン / シシガシラ / ダンビラムーチョ / くらげ / ナイチンゲールダンス / ななまがり / モグライダー / きしたかの / ヤーレンズ / マユリカ / 鬼としみちゃむ / さや香 / トム・ブラウン / ダイタク / カベポスター / ロングコートダディ / 華山 / ドーナツ・ピーナツ / 20世紀 / ニッポンの社長 / スタミナパン
の30組。

決勝進出経験者が結構落ちていて、準決勝さえ狭き門なんだなと感じます。
で、今回から審査員の若返りがはかられているとのことですが、
決勝への切符にも影響するんでしょうか?

では、僕の予想。

真空ジェシカ
フースーヤ
令和ロマン
くらげ
ななまがり
モグライダー
マユリカ
さや香
ダイタク


ネタを見たことのないコンビもいて、さすがにそこからは選べないので、最初の段階で数組は消してしまっていますが、無難に有名な人たちを選んでも仕方ないので、ちょっと攻めてみました。
決勝経験者からは、真空ジェシカ、モグライダー、さや香。
真空ジェシカとさや香は去年の感じからみて、続けて来れそう。
モグライダーは危ないと思いつつ、僕が一番好きなコンビなので、完全に願望。
令和ロマン、マユリカは敗者復活戦の雰囲気からそろそろ切符もらっても良さそう。
あとの4組は3回戦の動画見た印象で決めました。
3回戦で面白いと上から思った4組ではないので、ちょっと説明するのが難しいです。

でも正直、こんな予想半分くらい当たって、見たことないめちゃくちゃ面白いコンビを年末に見られるのが理想です。

続いてTHE Wの予想。

決勝進出者は、
あぁ〜しらき、エルフ、スパイク、ハイツ友の会、はるかぜに告ぐ、紅しょうが、変ホ長調、ぼる塾、梵天、まいあんつ、やす子、ゆりやんレトリィバァ

パッと見た感じ、THEWっぽいなぁっていう。
始まって5年くらいだと思うんですけど、見慣れた光景というか何というか。
なんでしょう、THE Wっぽいというよりは日テレっぽいなんですけどね。
何組か今のテレビの人気者がいて、あと芸歴がめちゃくちゃ浅い人がいて。
女性芸人の層が厚くないからそうなってしまうっていうのもあるんでしょうけどね。
やっぱり人気者は会場でウケやすいし、ある程度ネタもしっかりしてますから。

◎ゆりやんレトリィバァ
○紅しょうが
▲ハイツ友の会
△ぼる塾


一番応援しているというか、この中で一番好きなのはハイツ友の会なんですけど、
どうしても明るいネタではないので、賞レース向きではないんですよねぇ。
ということで3番手。
本命、対抗はめちゃくちゃ不本意なんですけど、ゆりやんがちゃんとネタしてきたら普通に優勝出来るメンツだと思います。
紅しょうがもねぇ、全く好きじゃないんですけど、メンツ的に勝っちゃいそうっていうか。
ぼる塾は4人になってのネタは見たことがないので、そこに期待。
好みで言ったら、ゆりやん、紅しょうがよりは全然好きなので、本当に面白いと良いなぁ。

M-1では準決勝にすら女性芸人が残っていないように相変わらずレベルは段違いですから、
毎年のことながらM-1の面白さを引き立ててくれそうで、どっちも楽しみです。

ktbr7010 at 14:14|PermalinkComments(0)

2023年10月22日

キングオブコント2023感想

今年も面白かったですねぇ。
本当にネタが面白いかどうかで予選やってるんだろうなあっていうのがよく分かる。
ただその分、よく言われてることですけど、コントの人は2回売れないとダメなので、
M-1に比べるとここからスターが生まれるのは厳しいかなと思っちゃいますけど。

では1組ずつ感想を
1、カゲヤマ 469点(松本 95点 / 飯塚 92点/ 小峠 92点 / 秋山 95点 / 山内 95点)
トップバッターで審査員にこの点数つけさせたのは凄いですね。
松っちゃんなんて特に点数に差をちゃんとつけるイメージなので、このネタ見た段階で、
このネタを超えるコンビが5組はいないと思ったってことでしょうから。
襖を開けて裸だった時のインパクトは凄かったですね。
裸って大きく括ったら下ネタの範疇になるので、嫌悪感を示す人もいるでしょうし、
また、簡単な笑いの取り方なので卑怯って思う人もいると思うんですけど、
言葉無しでボケてるって分かる意味では、お客さんに意味が伝わるスピードは早いですし、
これで掴んでおいてからちゃんと下ネタだけではない展開があって、
最初の大きい笑いの熱を冷まさなかったっていうのが高評価の要因かなと思います。
2本目のネタも「机の上にうんこ」という一見単純な入り口のボケから狂気的な展開があって
面白かったですけど、やっぱり1本目のインパクトに比べると弱かったので、
点数だけで言ったら逆の方が出てたんじゃないかなと思いますけど、
トップバッターで通過しようと思ったら余程のネタじゃなきゃ通れないと思うので、
そりゃこの順番で行くよなと納得しています。
なので、ある意味ではやっぱりトップは不利なんだろうと感じています。

2、ニッポンの社長 468点(松本 96点 / 飯塚 94点/ 小峠 94点 / 秋山 94点 / 山内 90点)
ニッポンの社長のネタって玄人好みというか芸人が好きなネタで、
多少伝わりづらいところがある印象だったんですけど、
この1本目はその辺をうまく調整してきたなという感じがして
僕はカゲヤマより良かったですね。
カゲヤマとのネタの比較でどっちが面白かったかは好みの問題だと思うんですけど、
「山内、5点も差ある?」とは正直、疑問に思いました。
でも、辻があのシチュエーションで武器を使うっていうぶっ飛んだボケから始まって、
ケツが不死身で、それは昔からのことでっていう風にほとんど言葉の説明無しで、
しかもちゃんと伝わるように展開していくってとんでもない構成だなと思いました。
ただスローになる部分だけやっぱり意味分からなくて、
僕の知っているニッポンの社長だなと思いました。
2本目は、テープのボケは凄い破壊力でいいなと思いましたけど、
「臓器取り出し過ぎちゃう?」は分かるんですけど、あんなに雑に元に戻すのは良いのかとか
取り出した臓器何の臓器?とかちょっとだけひっかかっちゃうところがあったので、
1本目に比べ、ファンタジー要素の説得力が弱かったかなと。

3、や団 465点(松本 93点 / 飯塚 94点/ 小峠 93点 / 秋山 93点 / 山内 92点)
灰皿を投げて怒る演出家という伝わりやすいテーマから無理なく進行していくストーリーは
綺麗で素晴らしかったですけどね。
前の2組が現実から大きく離れつつも一定の説得力があったのもあって、
ちょっと弱く見えてしまったかなと。
全然ネタと関係ないですけど、灰皿が回る様子のドアップとか、
ちょっとカメラワークでネタの手助けし過ぎじゃないと思いました。
でも、審査員は舞台を直接見ているでしょうし、審査には関係ないんだと思いますけど、
僕はセリフ言っていない人の動きとか表情も大事だと思うので、
テレビ番組としては必要だけど、あまりやり過ぎないでほしいなと感じました。

4、蛙亭 463点(松本 94点 / 飯塚 93点 / 小峠 90点 / 秋山 94点 / 山内 92点)
間違いなく面白かったんですけど、やっぱり見慣れてきているのもあって、
良くも悪くもいつもの蛙亭という印象。
安定しているけど、爆発力には欠けてしまったというか。
あと強いていうなら、「彼氏に突然振られた」と「大好きなお寿司が潰れた」ということが
言い争い、つまり、ネタのフリになっている訳だけど、
そのディティールを生かしたボケを見たかったかなぁ。

5、ジグザグジギー 464点(松本 93点 / 飯塚 91点/ 小峠 93点 / 秋山 94点 / 山内 93点)
僕は今回の全ネタの中で1番好きでしたし、1番笑いました。
芸人というよりIPPONグランプリをフリに使ったネタ。
これを松本人志の前でやっているというのが、このネタの面白さを増幅しているので、
キングオブコントの決勝にふさわしいネタっていう感じもしましたし、最高でした。
自然な流れで市長が元芸人ということをバラしてから
フリップを出す動作で大喜利を表現するっていう入り方なんてめちゃくちゃスムーズで
一気に心掴まれました。
芸人が市長になるっていう設定が現実でも無くはないっていう絶妙なラインのところも
良いなぁと。
点が伸びなかったのは残念でしたけど、音声がボケるっていう
コンビのネタとしては邪道な部分があったので、そこが響いちゃったかなぁと。
それが飯塚が指摘していたリアリティからの乖離というかそういうところかなと。
まぁでも今大会の中でもう1回見たいのはダントツでこのネタです。

6、ゼンモンキー 456点(松本 92点 / 飯塚 91点/ 小峠 90点 / 秋山 91点 / 山内 92点)
若さが出たかなぁ。
最初から最後まですごく整った感じのネタだったんですけど、
その分展開が読めてしまったというかそんな感じがしました。
あと僕個人的には賽銭をめっちゃ入れるっていうのが
何度もやるほどのボケではないなぁって思っちゃったので、
それをやるたびに冷めてしまいました。
ツギクル芸人グランプリでやっていたキャンプ用品のネタがすごく良かったので、
期待し過ぎていたのかもしれません。
でも、これからも決勝で見られるトリオなんじゃないかなっていう気はします。

7、隣人 460点(松本 94点 / 飯塚 92点/ 小峠 91点 / 秋山 92点 / 山内 91点)
事前に千原ジュニアのyoutubeでインタビューを見ていたので、単純に2本目を見たかったです。
他の人がやらない設定っていう部分では確かに面白いなぁとは思いましたけど、
一人の喋り封じて、高得点叩き出すのは特にこのレベルの高い大会では難しいですね。
個人的には、落語家のそばのマイムが落語家のレベルに達していない気がして、
その意味で師匠感に説得力が弱かった気がします。
でも、こういう変わった設定のネタばかりなのであれば他のネタめちゃくちゃ見てみたいです。

8、ファイヤーサンダー 466点(松本 92点 / 飯塚 95点/ 小峠 91点 / 秋山 94点 / 山内 94点)
めちゃくちゃ綺麗な構成のいいネタ。
芸術点みたいなのがあったら1位!大好きですね。
普通の人が意識したことがないけど、言われてみたら事実のような気がするという
恐ろしいほどにリアリティを感じられる設定。
これは他とは被らない上に、ボケの自由度も高くなるので、凄い発見だと思います。
今後、決勝常連になってほしいコンビです。

9、サルゴリラ 482点(松本 97点 / 飯塚 96点/ 小峠 96点 / 秋山 96点 / 山内 97点)
ここまで1位カゲヤマ、2位ニッポンの社長という狂気を帯びた、
1つのボケの力が強いネタが上位に来ていたし、
去年も優勝したのがビスケットブラザーズだったように
単純なネタの面白さプラスインパクトみたいなものが必要なのかなと思っていたところ、
そんな難しく考えなくていい、全部のボケが面白けりゃそれが一番強いんだよ
って言われたようなネタでした。
テレビ番組のディレクターとちょっと出来ない手品師という
これまで出てきたコンビと比べるとひねった設定でもない割とオーソドックスな設定の中、
そこまでインパクトの強いボケを放つ訳でもない。
それでも1つ1つのボケがちゃんと当たって、
その上で、展開させるためのフリの会話になってしまいそうなところを
「午前中、区役所行って」みたいにボソッとしたボケで繋いでいって
笑いを途切れさせることなく進んでいく。
去年のM-1のウエストランドもそうでしたけど、
結局面白ければ変わったことしなくても、勝てる。
そんな感じがしました。
2本目も設定はそんなに凝ったものではなかったですが、
魚に例えるというボケがビシーっとハマって、ネタの途中で優勝したなと思いました。
結局、優勝するコンビは1本目より2本目の方が面白いんですよねぇ。
トリオだったのが解散してコンビニなって、それでチャンピオンになるってすごいですね。
芸人に愛されてそうな二人なので、今後が楽しみ。

10、ラブレターズ 464点(松本 93点 / 飯塚 93点/ 小峠 93点 / 秋山 93点 / 山内 92点)
1組もすべらないって本当素晴らしい大会です。
ラブレターズ、やっぱり面白いコントするなって再確認しました。
ただ、前のサルゴリラのボケ数の多いネタがハマった後で、
壁を叩くという1つのボケが軸になったネタはちょっと厳しかったかなと。
急にお母さんが壁を叩くっていうところがある意味ピークで、
最後の「娘さんを僕にください」に対しての「今じゃない」がイマイチ説得力に
欠けたところがあったかなぁと。

あ〜楽しかった。来年も楽しみ。

ktbr7010 at 22:55|PermalinkComments(0)

2023年05月22日

THE SECOND 感想

賞レースとしては、他にない感じがあって楽しかったですね。
実際にセカンドチャンスがあるのかどうかはどうなるか分かりませんけどね。
一番良いなぁと思ったのはネタ時間が6分あることですかね。
他の大会より時間が長いことで、コンビの色見たいのが強く出て。
ただそれってお笑いが好きな人の感覚って感じがしますけどね。
ただ終わってからの評判見ると、好評みたいだったので、来年以降もあるのかなぁ?
今回のファイナルメンバーは出ても良いんでしょうけど、
そうなるとなんとなくサード、フォースチャンスみたいになるような気がして違和感ありません?
それに今回の見て来年は出場漫才師多少増えそうですけど、そもそもの母体が大きくないから
3回目以降は見慣れたメンバーな感じになりそうな感じもするので、どこまで続けられるのかも楽しみなところではあります。

では、1組ずつ感想を。
1、金属バット
M-1出場資格失ったばっかりなので、正直ネタの目新しさはなくて、
よく知っている面白い金属バットっていう感じでした。
なんでしょ、マシンガンズもそうだったんですけど、ヘラヘラしているのが悪く見えないっていうか
逆に余裕がある感じに見えて面白くなるという。
そういう意味で、大会の空気とはマッチしていたと思います。
ただ今回よりマッチしていたのがマシンガンズだったから負けちゃったっていう感じかなぁ。

2、マシンガンズ
見ててすげぇ楽しかったです。僕の感覚では今回はマシンガンズのための大会だったなぁという印象。
決勝での負け方もコンビのらしさ出てるし、キングオブコントでのロッチ、M-1での笑い飯(チンポジ)と並ぶ後世に語り継がれるであろう準優勝。
優勝は出来ませんでしたが、いやむしろ優勝出来なかったからこそ本当にセカンドチャンスが
回って来そうな気がして、今後がめちゃくちゃ楽しみ。
全部のネタでその日のこととかを盛り込んでいて、3本とも漫才師って感じがしてよかったですけどねぇ。何なら個人的には3本目が一番好きでした。
観客が審査っていうことで、面白ければそれで良いっていう感じが準決勝まであったので、
決勝ももしかするとあるなと思ってたら、なんか急に冷静になったのか「これを優勝させてはいけない!」っていうお笑いファンが過ぎるが故に、ウケてたけど点数は入れないみたいな
感じになったのではないかと勝手に推察しています。
ただお笑いファンが過ぎるが故にマシンガンズが決勝に行ったっていうのがあると思うんで、
どっちにしろ優勝は出来なかったんだと思います。
漫才の構成とか技術とか言い出したら、松っちゃんが途中ふれてたように紙を読む漫才は
マイナスに受け取られるような気がしますしね。

3、スピードワゴン
前の2組が立ち話の感じのネタだったのもあって構成の美しさが光りました。
叱ってくれる人が好きっていうオチもちょうど良いというか、他のコンビが割と6分あることで、
遊びの部分とかがあったのに対して、スピードワゴンはしっかりと6分間の物語を見せてくれたという印象。ここで優勝したところでほとんど生活変わらないだろうに出場して、ファイナルまで来たことはカッコいいなと思いました。

4、三四郎
たきうえが言っていたお笑いファンが喜ぶ漫才っていう意味はネタ見て理解は出来ました。
キングオブコメディで笑うか笑わないかは、お笑いが好きかどうかはっきり気持ち分かれそうですし。
でも、三四郎のネタの良さって小宮の独特な言い回しからの毒という部分が大きいと思うので、
評価してくれる相手がお笑いファンで何が悪いのって思いますけど。
普通の観客だったとしても流れ星よりは三四郎の方が面白いと思うんですけど、
それは自分がお笑いファンだからなのかもしれないですから、本当のところは分かりません。
ただ1つ思うのは、こういう固有名詞で笑いとっていくネタって多分M-1では卑怯というか
プロにはあまり評価されないタイプのネタだと思うんですよね。そういう意味ではTHESECOND向きというかこういうお客さん審査の大会があったからこそテレビで見れたので、良かったと思います。
三四郎もこの大会の結果がどうであれ、生活変わらないと思うので、ネタをやっているところを知ってもらいたいという思いがあって出場したのだと想像出来てグッとは来ました。

5、ギャロップ
優勝自体は何の文句もないですが、ギャロップが優勝したことで、独立した別の賞レースっていうよりは、M-1の延長線上にある大会になったのかなぁという感じがします。
決勝のネタは違いますけど、1回戦、準決勝は、競技漫才っていう感じがして
面白いだけではない物も多少必要になるというかそんな感じ。
準決勝までの印象だと楽しい物が正義みたいな感じで、
マシンガンズに追い風吹いてた気がしたんですけどねぇ。
ネタの内容としては1回戦のネタは面白かったし、よく出来ていたネタだったとは思ったんですけど、何となくブラックマヨネーズっぽいなと思ってしまって、入り込めなかったです。
2回戦が一番良いネタだと思ったんですけど、噂では本来3本目にやる予定だったみたいですね。
そういう意味では、自分たちへの自信が凄いなと思います。
決勝のネタは、フリを長く使ったことが評価されてますけど、個人的には結婚式につなげるんだろうなと気づいてしまったので、伏線回収したところで全然喜べなかったんですよね。
それよりこのネタのことを松っちゃんが言う時、ドラゴンボール例えしたことが一番驚きました。
こう書いてると、申し訳ないですけど全然僕好きじゃなかったのが分かりますね。
でも、本当に面白いとは思ったし、優勝も納得はしているんですよ。
ネタ2本と3本ではだいぶ違うんでしょうね。2本だと地続きの方が力発揮するけど、
3本だとその中に変化をつけていった方が良い気がするみたいな。
出場者がベテランしかいないとはいえ過酷なルールだと思います。

6、テンダラー
ネタのオムニバス感が凄かったですね。
色んなシチュエーションのボケを次から次へと放っていって、これぞベテラン漫才師という感じ。
観客審査ということで、笑いが多くなるこういうシステムが強いかなぁと思ってたんですけど、
お笑いファンが審査するということで、ただ面白いだけじゃなくてもっと構成とかの部分も
欲しがられてしまったのかなって。
まぁギャロップの1本目が良かったっていうのが一番の理由だとは思いますけど。

7、超新塾
どんなものが見られるのかワクワクしていたんですけど、良くも悪くも僕が知ってる超新塾でした。
ただスベっているところは見たことがないので、今回のような採点形式なら強いかなと思ったんですけどね。まぁでも囲碁将棋が強すぎただけですね。

8、囲碁将棋
モノマネと副業、どっちも生意気だみたいなボケからスタートするけど、
展開は別でどっちも良いネタでしたね。
モノマネという題材なのにモノマネしないっていう設定も他とは被らない設定だし、
長く続けてきたことが実を結んだ感じがして嬉しかったです。
決勝でどんなネタするのか見たかったです。
採点方法に関してはスベらない方が強いと考えた場合は1点が少ない方が良いですし、
より刺さる笑いを作った方が強いと考えた場合は3点が多い方が強いということになるわけで、
スタッフが後者を選んだということは、皮肉にもたきうえの考え方より小宮の考え方の方が
より大会の趣旨に合っていたということなのではないかと思いました。

結局芸歴重ねたやめてなくてそこそこ食べられている芸人は面白いんですよね。
なかなかテレビに使ってもらえないだけで。

ktbr7010 at 13:22|PermalinkComments(0)

2023年05月09日

THE SECOND 予想

THE SECONDのベスト8と組み合わせが決定。
第1試合:金属バットVSマシンガンズ
第2試合:スピードワゴンVS三四郎
第3試合:ギャロップVSテンダラー
第4試合:超新塾VS囲碁将棋

まず残った8組見て思うのは、やっぱりそんなに目新しさがないぞと。
ネタの時間も他の賞レースより長いですし、このキャリアの人たちで、
しかもここまで勝ち上がってきた人たちですから面白い漫才を見れることは間違いないと思います。
あくまでテレビ番組なので、そっちの方が良いのは当たり前なんですけど、
ここで優勝することで、本当にセカンドチャンスが生まれるコンビは、本当にいるのかぁ?
特にスピードワゴン、三四郎なんかは何にも変わらない気がします。
マシンガンズ、囲碁将棋あたりは、もしかしたらコンビでバラエティ1周する権利得て、
売れる可能性秘めている気がしますけど、それも他のコンビに比べたらっていうだけですね。
結局、マシンガンズは滝沢がゴミの仕事でキャラ知られているし、
囲碁将棋も根建は割とバラエティに顔出してますしね。

何でしょうね?楽しみは楽しみなんですけど、コンセプトを見るとモヤモヤが残るというか
まぁそんな感じです。

とりあえず希望込みの優勝予想
◎囲碁将棋
◯マシンガンズ
▲テンダラー
△スピードワゴン

予選とか全く見てないので、印象でしかないですが。
優勝するには3本のネタが必要だと考えると、囲碁将棋はネタのバリエーションもありますし、
最近の勢いとか考えても普通に本命視して良い存在だと思っています。
マシンガンズはエンタで名が知られたけど、本当にやりたかったことはこうなんだっていうのを
思う存分見せて欲しい。
テンダラーは経験値、スピードワゴンは知名度という部分で一般人の審査になる場合は
有利に働くのではないかと思ってこの予想です。
せっかくなので、全ブロックから1組ずつ入れた方が綺麗かなとも思いましたし。

なので、とりあえず僕の頭の中では、準決勝1試合目はマシンガンズ対スピードワゴンでマシンガンズ勝利。2試合目はテンダラー対囲碁将棋で囲碁将棋の勝利。で、決勝で囲碁将棋が勝つというシナリオになっています。

ktbr7010 at 14:56|PermalinkComments(0)

2023年03月06日

R-1グランプリ感想

ここ数年の中ではレベルが高かったんじゃないでしょうか?
10年未満に区切ったことで、レベルの低下が心配されましたが、
数年経って、逆にやる気を出した若手がいよいよ育ってきたのかなという印象。
やらせだとか、最終結果行く前のCMで結果が分かってしまったとか
相変わらずスタッフのミスは目立ってしまっていますけど、
逆にR-1らしいなと思っています。

とりあえず思ったのは、ウエストランドに夢が無いって言われたからって
夢があるみたいな最初のVTR別に要らないなぁって、
夢が無いって思われているのは、インタビューされていない王者がいることですし。
あのVTRつけるくらいなら最終決戦3組にして、もう1本ネタ見られる方が嬉しいですけどねぇ。

1組ずつ感想を。

1、Yes!アキト 456点(ザコシ91野田94小藪93バカリ88陣内90)
ギャグの羅列になってしまうのをプロポーズという設定にのせることにより、
繋がっているように見せるっていうのは、優勝しにきている気概が見えて良かったですね。
ギャグの人がギャグだけで優勝するのは、コントとかやる人に比べて、
構成の部分で減点されてしまって難しいと思うので。
ただ、だったらフリに使っていた「けっ」という頭文字から別の文字に変わっていくところも
強引じゃなくてきちっとストーリーに乗っけて変化させていって欲しかったなとは思いました。
でも、1個1個のギャグがしっかり強いんで、凄いと思います。

2、寺田寛明 464点(ザコシ90野田94小藪94バカリ92陣内94)
すごく良かったですね。過去2回とは比べ物にならないくらい質が高いネタだったと思います。
過去の2回は、発想は良いけど、見ていて引っかかる部分というか、雑味というか、
100%ネタが入って来なかった部分があるんですけど、今回のはずっと面白かったですね。
ただこういうネタはどうしても自分でふって自分でボケるという、自分の都合の良いように進んでいく
ネタなので、もっと言葉に統一性があったり、流れがあったりするともっと良くなると思うんですけどねぇ。2本目も同じ種類のネタだったようなので、是非見たかったですね。
決勝が3組だったらなぁって強く思いました。
ただ田津原理音対寺田寛明の決勝になっていたら地味すぎて、
夢のカケラもないよと感じてしまったので、
予選ではきょんを応援してましたが…
田津原理音の点数470がYes!アキトの時に一瞬出たという謎の現象のせいで、
やらせ問題が浮上している様子ですが、これこそ「叩こうと思えばなんでも叩ける」ですよ。
確かに良く分からないミスですけど、賞レースで審査員5人が上手いこと470点になるようにして、
優勝させるって何の意味があるんでしょうか?
ましてや夢のないと言われている R-1にそんな価値あります?

3、ラパルフェ都留 451点(ザコシ94野田91小藪90バカリ87陣内89)
設定はくだらなくて良かったんですけどねぇ。
そこそこ有名なせいで、予選は凄いウケたけど、決勝に行って細かいとこ見られたら
粗が目立ってしまったっていう感じですかね?
強いボケも既視感があるフレーズになってしまいましたし、
そのせいでかえって爆笑は取りづらくなってしまったというか。

4、サツマカワRPG 462点(ザコシ92野田93小藪96バカリ90陣内91)
Yes!アキトの相方ですが、こちらはギャグの羅列になってしまうのをストーリーにのせることで
そう見せないやり方。途中伏線をはったりすることで、Yes!アキトよりも綺麗に見えるので、
その辺が点数高くなった要因かなぁ?
個人的には、分かりやすさでYes!アキトの方が好きですけどね。
でも、ギャグ何個も作ってそれを1本のネタにまでするのって本当に凄いと思います。

5、カベポスター永見 460点(ザコシ93野田96小藪97バカリ86陣内88)
めちゃくちゃ好きなネタですけどねぇ。
椅子に座って一言で優勝されてもなぁという感じがしちゃうかなあ。
バカリズムが点数一番低いのは、
そういうところをもうちょっと考えて欲しいってことなんじゃないかと思います。
本当、このスタイルで優勝まで持っていくには、
もう1パンチ、2パンチネタの力が必要かなと思いました。

6、こたけ正義感 462点(ザコシ93野田93小藪92バカリ91陣内93)
こういうその人にしか出来ないネタっていうのは、良いなぁと思います。
1つ1つのネタも良いし、PANとか用意して、フリップ間に繋がりを持たせているのは、
しっかりしているなと思うんですけど、嘆くのが早すぎたかなぁ。
最初っから結構強いテンションで、それが割とずっと続くので、
フリップと同じように、演技にもストーリーというかそういうのがあれば、
もっと点数伸びたんじゃないかと思います。
それを実行するのが難しいんですけどね。

7、田津原理音 470点(ザコシ96野田96小藪97バカリ89陣内92)
今回、本当に初めて存在を知ったんですけど、面白かったですね。
カードの開封動画っていう若手しかやらないような設定で、
それを割と万人に分かるような形に落とし込んでいるのが凄いなと思いました。
とはいえ僕は開封動画、見たことあるので、すんなり入ってきましたけど、
見たことない人はどう感じるのか分からないですけど。
ネタのためにめくれるカードを作っているところとか進化したフリップネタって感じがしました。
バカリズムが点数低いのは、舞台でやるのはみたいなこと言ってた気がしますけど、
確かにテレビで見ている場合、開封している時は、その画面に切り替えてくれていて
カメラマンのアシストがだいぶあるんですよね。
それは寺田寛明のフリップのネタでもそうだったりするんですけど、ネタの性質上、
こっちの方がだいぶアシストが強い。
だから、舞台で見るのと、テレビで見るのとではネタの印象が絶対変わるんですよね。
その辺をどう捉えるかっていうのは、個人個人違うと思うので、難しいですけど。
でも、ザコシ、野田、小藪が最高得点つけているので、
現場で見てもちゃんと面白かったということだとは思います。

R-1に夢がないっていうのはキングオブコントの王者と一緒で、
ピン芸人も基本設定にのせてとか他の物にボケさせてとかで自分のおしゃべりだけで
ネタやっていないので、出るきっかけにしかならないんですよね。
漫才はある程度、その人のキャラクターがあっての物だから、受け入れられやすいですけど。
霜降りとの絡み見る限り、これから田津原理音が売れるかなぁって言ったら
今のところは難しそうですけどね。
まぁでも、例年よりチャンスはもらえそうな感じもあると思うので、
頑張って欲しいですね。

あっ、1個だけせいやが仲良いんでしょうけど、
ずっと下の名前で呼んでたのが、若干気になりました。

8、コットンきょん 468点(ザコシ95野田92小藪96バカリ90陣内95)
表現力が今回の出場者の中ではずば抜けてますよね。
警視庁カツ丼係というめちゃくちゃな設定でもちゃんと説得力持つ演技している。
元々コンビのネタだったようで、それに関して禁止しろとか言っている人がいる
みたいな記事見ましたけど、バカげてるなと思いますけどね。
ネタ産む苦しみ全然分かっていないというか、そんな面白いネタ一生に何個も作れないですよ。
それにコンビ用にネタ作ってみたけど、一人でやった方が伝わりやすいってなることもあるし、
3人いたらもっと幅出るのにとかなることだってある。
コンビの芸人も出て良いルールなんだから、相方が承知しているなら好きな、
ウケると思うネタをやったら良いと思います。
2本目はズームとグーグルミートを使ったネタでしたけど、
田津原理音の開封動画もそうですけど、おじさんがあんまりやらないような設定は、
この大会に合っていて良いですね。
10年未満という縛りを作ってしまった以上、
それが良い方向に進むネタがどんどん出来ていくことが結果的にR-1を夢のある大会に
育てることになるはずですからね。
それによりTHE SECONDが出来たように、
必要ならピン芸人にも同じような大会が産まれるはずですから。

最終結果、3対2でしたけど、優勝は運というか完全に好みの問題ですよね。
予選でのコメントからバカリズムは、どう転んでもコットンきょんに入れたと思うんで、
実質4人から3票取らないといけない状況で、勝ち切った田津原理音は素晴らしかったと思います。
2本目もほぼ同じ設定でしたけど、1本目を踏まえてみるとより面白がれる仕掛け作ってましたし、
優勝は全然おかしくないと思いました。

最初の方にも書きましたけど、頭のVTR無くして、寺田寛明の2本目見たかったな。
来年もまだ見ぬ才能が出てくると良いですね。
有名なコンビだとラストイヤーだという悲壮感が薄れるせいか、永見、コットンキョンは
10年言ってないんだと意外でした。

ktbr7010 at 11:42|PermalinkComments(0)

2023年03月02日

THE SECOND ノックアウトステージ進出者決定

THE SECONDのベスト32が決まりましたね。

THE SECONDが開催されると発表になった時は、
M-1という朝日放送が培った文化をちょっと頂いて大会開くなんて
今のフジテレビらしいなと思いつつ、
それでも面白いのに日の目を見られなかった漫才師が注目されるなんていいな、
実力あるのは間違いないから面白そうだなとワクワクしておりました。
が、決まった出演者見て少しガッカリしたなというのが正直な感想です。
まぁ出場者の一覧見た時に、あれ、思ってたのと少し違うぞ、
結構日の目見てる人たちが多く出てるぞとは感じていたのですが、
フタ開けたら案の定、大会出なくても人気者が多数でセカンドチャンスを掴んで欲しい
というコンセプトは何処へ?と。

出場している芸人さんたちには何の非もないですから、あれなんですけど、
人気あるから普通にそりゃ通過するかと思いつつ、もっとチャンス掴めてない人たちに
チャンス回してあげてよと思います。
でも、今中堅世代のそこそこ面白い人がゴールデンで漫才披露出来る場はないから、
そりゃ資格あったら出るかと思いますし、なんかモヤモヤしました。
結局M-1の芸歴制限が無くなっただけっていう感じで。
本番の番組自体は今の出場者の方が面白くなるとは思うので、
フジテレビが安全な方に流れちゃったんだろうなと思っています。


ベスト32は
囲碁将棋、インポッシブル、COWCOW、かもめんたる、ガクテンソク、金属バット、ギャロップ、三四郎、シャンプーハット、ジャルジャル、スーパーマラドーナ、スピードワゴン、スリムクラブ、タイムマシーン3号、タモンズ、超新塾、ツーナッカン、テンダラー、東京ダイナマイト、Dr.ハインリッヒ、流れ星☆、なすなかにし、2丁拳銃、Hi-Hi、フルーツポンチ、プラス・マイナス、マシンガンズ、三日月マンハッタン、モダンタイムス、モンスターエンジン、ラフ次元、ランジャタイ。

この中でいうとインポッシブル、シャンプーハット、タモンズ、超新塾、ツーナッカン、テンダラー、2丁拳銃、フルーツポンチ、プラス・マイナス、マシンガンズ、三日月マンハッタン、モダンタイムス、ラフ次元が、思ってた感じのメンバーなので、この中のコンビが何組かに頑張ってもらいたい。

個人的にははりけ〜んず、磁石、三拍子を見たかったなぁ。


ktbr7010 at 11:12|PermalinkComments(0)