January 29, 2007

そしてまたルワンダを考える5

 2007年1月27日から「ルワンダの涙」という映画が公開されます。

 ルワンダといえば・・・思えばあの騒動から1年近く経過したんですね。
 なんの気なく、映画を見たというエントリーを書いただけで、あんな騒動に巻き込まれ「炎上ブログ」に取り上げらたりしたわけですが。

 さて、「ホテル・ルワンダ」を見た時点では、まさか自分がその後もルワンダとかかわりがあろうとは思っていませんでした。
 自称「ホテル・ルワンダを日本公開させた男」町山氏は、きっと、その後もきっちりルワンダについてフォローされていると思います。
 
 先日、いろいろありまして、ルワンダでNGO活動されている方(アメリカ人Aさんとドイツ人Bさん)にお話を伺う機会がありました。
 彼らの活動は、戦争未亡人への就業訓練を支援とのこと。
 彼らの活動の他にも、ガチャチャ裁判のことなど、いろいろ興味深い話を聞くことができました。
 
 一番印象に残ったのは、Bさんが最後に言った言葉でした。
 私が「あの虐殺劇は、ツチ族とフツ族の民族的対立が原因で・・・」と言ったところ、Bさんはこう言いました。
 「mahorobasuke、それは違うよ。あの悲劇は『民族的な対立』が原因じゃない。そもそもの原因は『経済格差』だ。それを『民族的対立』とすりかえる人がいるのが問題だ」と。
 長くなりそうなので、Bさんの発言の内容については、後日のエントリーに詳しく書きますが、なんでもかんでも「民族の対立」に貶めて。「日本人よ、反省しろ」って、20世紀にしか通用しないロッジックを未だ使い続ける人って、どうかと思います。
 そういえば、今、「あなたを忘れない」という映画が話題になってますね。
 
 

mahorobasuke at 02:40|Permalink

November 04, 2006

秋深し、でも虫は湧いてくるようで1

 町山氏は国会で民主党も引用される「週刊現代」でコラムの連載を始めるなど、活躍の場を広げられておられますね。
 
 マスコミで華々しく活躍される町山氏と比べましては、私などはこのような辺境ブログを放置状態でしたが、なぜか未だに訪問者が。。。

 夏に念願のマイホームが完成しまして、引っ越しやら、家具を買いに行ったり、デコレーションに庭いじりなどで時間がとれずしばらくブログには手をつけられない状態でした。

 久々に来てみると有料契約が切れたようで、登録ユーザーのみのコメントできる機能が解除されていました。
 そうすると早速、どこで嗅ぎ付けたのか、町山氏の支持者(!?)らしき方からコメントが。まーびっくり。
 真っ赤なコチュジャン色のウリナラニダ虫は季節を問わず活発に活動しているようで。しみじみ感じる秋の夜長でございます。
 やだやだ。キムチ臭プンプンだわ。FAB5も「臭い!臭い!」を連発していた韓国人スメル。

 さて、町山氏といえば、度重なる北朝鮮のミサイル実験が続く昨今、ブログではそのことには触れておられないようですね。
 週刊現代・・・私は購読していないのですが、たまたま、町山氏のコラム第一回目だけは拝見しました。安倍司さんの記事が載っていたのでそれ目当てで、初めて週刊現代を買ったら、ナンと町山氏の連載の一回目で、ま〜びっくりしました。雑誌はひととおり読んで捨てちゃったんですけど、町山氏は何書いてたか全く思い出せません。

 町山氏はあまり話題になるような方ではないですし、このブログをどうしようか悩み中です。残すことは残しますけど、コメント欄とトラックバックどうしようかな、と。
 また有料契約にするのもなんだし。
 とりあえず、コメントとトラックバックは中止しております。
 コメント許可していた方々とはちょこちょことメールのやりとりはしていまして、町の本屋さんからは町の本屋さんがこれまで読まれた町山氏の(過去の)著作について、いろいろご意見など頂いておりました。
 そーいうのについて、私もそれらの著作を図書館で借りるか、古本屋で買うかして読んだ上で、何か思うことがあればエントリを書くかもしれません。

 そうそう、嫌韓とか、右翼とか散々言われてましたけど。
 右翼(ネトウヨ)といわれてもピンときません。
 私を右翼とか言ったら、右翼の人が怒るよ、絶対。
 ただ、左翼は大嫌いです。

 嫌韓と言われたら、まぁ、好きな国ではないですよ。一番近い感情は「どうでもいい」ですね。ちなみにキムチ臭は生理的に受付けません。
 
 マイホーム建設以外に何をしていたかというと、仕事で韓国と中国訪問して、向こうの業界団体と交流会をやってきました。ちなみに両方とも第一回目でした。
 んで、中国は今後も続けることになったんですけど、韓国は日本側の参加者が全員「やめたい」「もう嫌だ」「得るものがない」って言ってまして。第一回にしてなくなることが決まりました(ちなみに先方からは『続けたい』と何度も申し出が来ております。しつこいくらいに)

 無論、日本側からしてみると、ちゃんとした理由があって日本側の参加者は「やめたい」って言ったわけですけれども、それでも「嫌韓」になっちゃうのかしら。
 なんというのか、「嫌韓」というレッテルを貼って、相手を攻撃する人って、日本人は「韓国を好き」でなければいけないという結論ありきなのよね。それ以外は認めないから攻撃するんだけど、いいじゃん。好きじゃなくたって。普通でも、興味がなくても、あるいは嫌いでも。
 

mahorobasuke at 00:17|PermalinkComments(0)

April 06, 2006

更新履歴

 各エントリーに表示される日付は表示の順番のために便宜上のものであり、実際のエントリー投稿日ではありません。
 2006.04.23 ブログ内の記事の場所を一部移動など、改装作業をしております。

 2006.04.06 「町山氏の著作及び発言から読みとく「町山智浩像」その
        1」の続きをアップしました。
        この次は「行動から読み解とく〜その2」になる予定です。
 
 2006.04.05 「町山氏の著作及び発言から読みとく「町山智浩像」その
        1」アップ
        この項目はまだ続きます。

 2006.04.01 ブログリニューアル
       「はじめに」
       「町山智浩氏とは?」
       「町山氏の行動から読みとく「町山智浩像」その1 「パイ
       投げ事件」
        の3エントリーアップ。


mahorobasuke at 01:19|PermalinkComments(2)

March 31, 2006

はじめに〜このブログに起こったこと1

 このブログは、私(mahorobasuke)が日々のグチを書くブログ・・・・でした。
 なぜ、過去形なのかというと、とある騒動が起き、きままにブログを書く、ということができなくなってしまいました。
 ブログの開設は2005年10月のこと。その時の名前は「気が付くってもしかして不幸なことかも」でした。
 月に一度更新するかしないかで、ライブドアさんから「最近更新されてません」というお知らせメールが届くので、数日分まとめてエントリーを書く、といった感じでした。友人や家族にすら、存在を教えていなかったブログなので、日々のアクセスは私一人でした。


★2006年2月21日〜予兆
 2月21日に「ホテル・ルワンダを見て」というエントリーを書き、それについて、数個コメントがついたので、「映画名の検索でひっかかったのかな?検索避けをしなきゃ・・・」そう思いつつ、たいして気にも留めていませんでした。


★2006年2月25日〜扇動された民衆が押しよせる
 2月25日にいわゆる「炎上」状態となりました。
 理由は、映画評論家であり、コラムニストであり、韓国系日本人である 町山智浩氏が、
ご自身のブログ
「ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記」( http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/ )
の2006年2月25日の 「『ホテル・ルワンダ』なんか何の役にも立たない!  この人を見よ!」というエントリーで、当方のブログを名指しで糾弾しました。かつ、直リンクを貼り付け、こちらのブログに誘導を行いました。未だに直リンクは続けられているので、今でも町山氏のブログ経由でこのブログに来る人がいます。今後も続くでしょう。

 その後も町山氏は、ご自身のブログでこのブログに関連したコメントを書き(ブログの3/4、3/12のエントリーなど)mixiというSNSでも自らこのブログを糾弾するトピックを立て直リンクを貼り、このブログへ人々を誘導し、扇動は現在進行形で続いています。


★ そして、どうなったのか。
 結果は、今、あなたがご覧になっている通りです。
 コメント欄は荒れに荒れました。関係のないエントリーにまで悪意のあるコメントがつけられ、町山氏はご自身のブログではコメント欄を設置していないため(彼のブログにはコメント欄の機能があり、以前は開放していたようですが・・・)、このブログのコメント欄に町山氏に向けたメッセージが書き込まれるなど、対処しきれなくなりました。
 結果、私は有料契約を大幅に残した状態で、以前のような形でこのブログの使用ができなくなってしまったのです。

 
★ 町山氏の果たした役割〜ルワンダのラジオ
 アクセス解析の結果、9割以上が町山氏のブログから誘導されてきた人たちでした。
 
 町山氏は、一般人である私と違い、多少なりともその発言に影響力のある方だと思われます。
 町山氏のブログは、自書の宣伝をされている、「半商業的なブログ」であり、かつ、2006年4月1日ある時点のカウンターは8364539で、騒動前、アクセスがほぼゼロだった私のブログとは比べ物にならないほど多くの閲覧者がいます。
 そこで扇動を行えばどうなるか・・・。町山氏に推測できなかったはずはありません。
 また、町山氏自身、以前はブログにコメント欄を設置されていたそうですが、荒しが出たため、閉鎖したそうです。氏はその経験から何も学ばれていないようです。
 
 町山氏はご自身のブログで「この人(mahorobasukeのこと)は、自分がやってることは、ツチ族虐殺を煽っていたルワンダのラジオと同じなのに、まるで気づいていない」と書いています。
 私がやったこと(ブログのことでしょうね)が、町山氏にどのような影響を与えたのでしょうか?何か、実際に被害を受けられたのでしょうか?
 翻って、ご自身のブログでこのブログへの直リンクを貼り、結果的に町山氏のブログ経由で数千人がこのブログにおしかけ、うち何割かがこのブログのコメント欄を荒らしました。私と町山氏、どちらが「ルワンダのラジオ」だったのでしょうね。


★ ある「ウワサ」
 日本のマスコミが、ある集団にとって「都合の悪い」記事を載せたり、番組で放送すると、ものすごい数の抗議電話やFAX、直接、その会社に乗り込んだり・・・そんな形で「抗議」を繰り返し、その会社が業務を続けらなくなるほど、嫌がらせをする。自然と、その集団にとって都合の悪い情報は、流れなくなった・・・そんなウワサを聞いたことがあります。
 
 このブログも、同じIPの方が捨てハンでコメントを連投したり、IPは変っていてもプロバイダが同じだったり、あるいは書き込みの時間が集中していたり、そして何故か、「ホテル・ルワンダ」のパンフレットを購入できないであろうアメリカからの書き込みが続いたり(もちろん、捨てハンで『別人』を装っていますが)・・・詳しく調べてみなければ分りませんが、素人判断でも、少数の人数が多重投稿を繰り返していることが判断できました。とても統制が取れたコメント欄への「特攻」です。


★ 町山氏が演出した「プチ・虐殺劇」
 町山氏がこのブログに対し、批判をしたことについては、何も申しません。
 日本は「言論の自由」が認められている国ですから。
 
 しかし、町山氏は、こちらのブログの内容を、恣意的な「箇条書き」にして、このブログの内容を歪めた形で喧伝しました。例えば、私が「外国人は日本に来て住んではいけない」などの差別発言をしている、「関東大震災は第二次大戦より後だと思っている/中等教育を受けたかも疑わしい人間」である、など。そのような事実は一切ないにも関わらず、です。
 恣意的な箇条書き以外にも、私が一言も書いていない「南京大虐殺」まで持ち出し、こちらが疑問に思った「パンフレットの記述について、その妥当性」ではなく、歴史(感)論争にすり替えを行いました。
 町山氏は、人を扇動し、このブログを機能不全に追い込みました。
 「ホテル・ルワンダ」という映画にちなんだのか、町山氏が扇動して、一個人がプロバイダに利用料金を払って運営していたブログを停止に追い込むという、プチ・虐殺劇を演出してみせた町山氏には「扇動者」の称号が相応しいでしょう。
 町山(柳)智浩氏(「異人たちのハリウッド」の町山氏の名義)に都合の悪いことを書いたり、発言したりするとどうなるか・・・・・・その結果がこのブログです。
 今後、町山氏と関わる可能性がある方へ、町山氏の人となりを知る手がかりになればよい・・・という思いを込めて、このブログを「跡地」として残しておくことにしました。


mahorobasuke at 23:58|PermalinkComments(1)

March 30, 2006

町山智浩氏とは?5

町山智浩氏について

 私自身、「ホテル・ルワンダ」のパンフレットを見るまで町山智浩氏のことは知りませんでした。町山氏をご存知ない方のために、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の町山氏の項目を引用します。

町山 智浩(まちやま ともひろ、1962年 - )は、映画評論家、コラムニスト。東京都出身。早稲田大学高等学院、早稲田大学法学部卒。放送作家の町山広美は実妹。
元宝島社勤務・洋泉社出向。映画秘宝創刊後独立。1997年より米国在住。ピクサーの裏に住んでいる。
ガース柳下こと柳下毅一郎との対談コンビ「ファビュラス・バーカー・ボーイズ」ではウェイン町山を名乗る。
町山の経歴は『サブカルチャー世界遺産』ISBN 4594030491 に掲載された本人のインタビューに詳しい。
宝島社(旧JICC出版局)時代は、80年代後期パンク雑誌だった頃の『宝島』本誌も担当しており、VOW関係者など主要な執筆陣より愛情をこめて「バカの町山」と呼ばれ愛される存在だった。『別冊宝島』シリーズでは『映画秘宝』の流れにつながる映画関連シリーズや書籍を企画、自ら取材執筆している。1991年、ハリウッドスターをエスニシティという視点から読み解いた『別冊宝島・異人たちのハリウッド』の中で自ら韓国名(柳)を名乗り、民族的なアイデンティティを明らかにした。
1995年 子会社の洋泉社に出向。『トンデモ本の世界』『映画秘宝』シリーズをヒットさせた。
1996年、「キネマ旬報パイ投げ事件」を起こす。『映画秘宝・底抜け超大作』という彼の雑誌を老舗の映画雑誌『キネマ旬報』の副編集長が編集後記で、中原昌也の書いた原稿の事実関係の間違いを指摘して「こんな映画いじめの雑誌はダメだ」と批判したことが原因で、キネ旬編集部に乗り込み、シェービングクリームで 作ったパイを副編集長にぶつけた。 キネマ旬報は弁護士を通じて洋泉社に抗議文を送りつけ、町山は自主退社し、同時に渡米、アメリカ各地を転々としながら日本人のあまり知らないアメリカ映画 の動向やアメリカの人気テレビ番組、B級文化、政治状況などをレポートして『映画秘宝』『TVブロス』『サイゾー』ほか日本の新聞・雑誌に送っている。2004年4月よりTBSラジオ『ストリーム』にレギュラー出演中(火曜日)。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


mahorobasuke at 20:17|PermalinkComments(0)

March 29, 2006

町山氏の行動から読みとく「町山智浩像」その1 「パイ投げ事件」1

「パイ投げ事件」→正しくは「集団暴行事件」でしょ


 コメント欄を許可制にする前、コメント欄が荒れていた頃、町山氏についてのコメントも多数寄せられました。
 その中に町山氏が過去に「パイ投げ事件」というものを起こした、というコメントが寄せられました。

 そこで「パイ投げ事件」についてネットで情報収集をしました。
 事件については多くのサイトで触れられていますが、とりあえず、下記サイトを紹介します(ちなみにお二人は、町山氏の送別会に出席しておられるので、『町山氏寄り』のことが書かれていると推察します)
・岡田斗司夫氏のサイト ♯43
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/priodical/mayoimichi/TVBROS4.html
・柳下穀一郎氏のサイト(1月17日付け)
http://www.ltokyo.com/yanasita/diary/97011.html

●事件の概略
1996年10月
 町山氏(当時は洋泉社に所属?)が「映画秘宝・底抜け超大作」というムックを出版。
 「(興業的に)コケた映画」をおもしろおかしく取り上げる、というような内容。

キネマ旬報の(当時の)副編集長M氏が、キネマ旬報の編集後記で、「底抜け超大作」を  
 批判。「ふざけたことをするな、バカ集団」という一文があったようです。

町山氏はキネマ旬報編集部に仲間4人と乗り込み、M氏を押さえつけ、シェービングク リームで作ったパイを投げつけ(押し付け)る。(町山氏以外の3人がMさんを押さえつ けた?)

キネマ旬報から洋泉社に抗議があり、町山氏は洋泉社を退社。

1997年1月17日 
 町山氏が渡米するため、送別会が開かれる。その席上で、M氏を襲った際のビデオを上映する。
 その後も、問題のビデオをネット上で公開するなどしていたようです。
 

●町山氏の行動を考える
 日本は言論の自由が認められた国です。
 町山氏が「底抜け超大作」という本であげつらった映画も、当の製作者たちからしてみれば、けなされる謂れのない作品であるのに、町山氏は面白おかしく茶化したわけです。
 その町山氏の行動に対し、キネマ旬報の当時の副編集長が批判をしても、言論の自由が認められた日本では、問題のない行為です。
 
 それに対して町山氏は、M氏に対して集団で暴行を行いました。これはテロとなんら変りありません。
 
「パイ投げ事件」などと、ユーモラスな名前がついていますが、実際は「集団暴行事件」です。
 一人の人間に対し、4人がかりで行った愚劣な行為です。

 テレビのバラエティ番組で、パイ投げをしていることがありますが、やる方もやられる方の納得ずくの番組内と違い、副編集長さんが味わった恐怖たるや・・・お察しします・・・。
 万一、シェービングクリームが目に入ったら、どうなっていたでしょうか。
 顔面に押し付けられたら、窒息の可能性だってあったでしょう。
 シェービングクリームにアレルギーを起こす敏感肌の人だったら?

 それより何より、、町山氏がキネマ旬報さんの職場に押しかけ、同意を取らずにパイを投げつけた(押し付けた)とすれば、純粋に業務妨害です。

 町山氏は一連の行動を「ジョークだった」と発言し、責任を回避しようとしたようですが、ジョークであろうがなかろうが、暴力行為は許されるものではありません。

 雑誌の紙面で批判されたのなら、町山氏も紙面で反論すべきでした。町山氏には発表できる媒体があったのですから、なおさらです。
 にも関わらず、町山氏は集団での暴行という行為を選択しました。

 2ちゃんねるの書き込みなので、真偽の程はわかりませんが、
「投げつけられた編集部員はノイローゼで仕事/会社辞めました。」という書き込みもありました。↓
http://72.14.203.104/search?q=cache:6aiR-fv49QwJ:human5.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1092265854/145+%E7%94%BA%E5%B1%B1%E6%99%BA%E6%B5%A9%E3%80%80%E3%83%91%E3%82%A4%E6%8A%95%E3%81%92&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=3&client=firefox-a

 岡田斗司夫氏のブログには「(町山氏が)編集長をクビになって一件落着」と、洋泉社が町山氏に処分を下した、という内容の記述がありました。
 が、町山氏はその後も洋泉社から書籍を出版するなど、両者の蜜月は続いているようです。お手盛りの処分、としか見えないのですが。

 ↓こちらのページの7月15日付けの記述に
 http://www1.plala.or.jp/haruhisa/plan/life/0207.html
 パイ投げ事件について町山氏が後に
 「もちろん紙面で反論してもよかった。(中略)奴らがバカにしたバカの怖さを思い知らせてやったんだ。」 と語っているという記述があります。
  
 町山氏の恐ろしさは、私も充分、思い知らされております・・・。
 自分への批判は、言論ではなく「テロ」で対抗するのが町山流のようです。


mahorobasuke at 15:15|PermalinkComments(12)

March 28, 2006

町山氏の著作及び発言から読みとく「町山智浩像」その1

別冊宝島「異人たちのハリウッド」編集後記をテキストに


「日本人」町山智浩氏

 「(韓国人の)父と母は中学の頃に離婚し、母は日本人なので、私は成人するとき日本人になることを選択し、日本国籍を取得しました。ちゃんと税金も払ってきました。」(2006年2月25日付けのご本人のブログより・()内筆者補足)

 町山氏は2006年2月25日のブログのエントリー以降、しきりに自分が「日本人である」ということを強調しています。
 3月4日のエントリーでも
 「僕に韓国の血が流れているからといって、「ルワンダ」の件を韓国人としての党派的発言だと考える人がいるようだが、僕は韓国民ではなく、日本国民だ。何かを考える時、僕はまず日本人としてしか考えられない」と、自分のメンタリティは「父の国、韓国」よりも日本が優先すると、強調しています。

 町山氏が日本国籍を取得している以上、町山氏は日本人でしょう。
 では、町山氏がどんな日本人なのかと言えば、「異人たちのハリウッド」という本の編集後記に「町山(柳)智浩」名義でこう書かれています。

 「『日本人』とか『我が国』という言葉を聞くたびに心臓がドキドキする

 普通の日本人は、「日本人」とか「我が国」という言葉を聞くたびに、特別な反応をするものなのでしょうか?韓国人は「韓国人」とか「我が国」という言葉を聞くと、ドキドキするのでしょうか?中国人は?アメリカ人は?ルワンダ人でもよいですが・・・。
 どのような意味でドキドキするのか・・・。後に続く文章を読むとこれらの言葉に肯定的な意味あいではなく、否定的な意味で「ドキドキ」するということが示唆されています。


町山氏の思考はは韓国>日本

 「別冊宝島 異人たちのハリウッド」という本は、表紙に「『民族』というキーワードで映画の見方が変わる!」というキャッチコピーがあります。
 内容は、この映画監督はユダヤ系だ、この俳優はロシア系だなどのようなトリビア的なものから、特定の映画を取り上げ、「民族」というキーワードでアメリカ映画を考察していく、というもの。
 町山氏「町山(柳)智浩」名義でSTAFF欄の筆頭に「編集・執筆・雑用」として名前が出ている。この本の編集長だったのでしょう。

 氏の筆による編集後記は「韓国人の父と日本人の母の間に生まれた私はいつも『日本人』とか『我が国』という言葉を聞くたびに心臓がドキドキします」という文章で始まります。
 そして「韓国系日本人」という言葉がないこと、在日朝鮮人の芸能人が本名を名乗れないこと(「名乗らない」という思考はないようです。彼らが通名を使って何をやってるのか、町山氏は知らないのか、隠蔽しているのか・・・)に憤慨し、「この国(日本)の映画やTVドラマが日本人しか描かない」と言って憤慨します。()は筆者補足。

 そして町山氏は自分の夢を語ります。「日本映画の登場人物に当たり前の現実として、いろんな被差別の人びとたちが混じるようになることです」と。被差別の人たち・・・被差別部落出身者、障害者、女性、子供、老人、経済的弱者ETC・・・私は様々な人を連想しますが、町山氏がこの文章の中で触れているのはただ一つ、「韓国系日本人」もしくは「在日朝鮮人」のみですので、おそらく町山氏の夢は「韓国系日本人、もしくは在日朝鮮人が日本映画の登場人物として当たり前に登場する映画を作られること」なのでしょう。
 このような夢を持っている方が、
 
 「何かを考える時、僕はまず日本人としてしか考えられない」??

                       (この項、続きます)

 公正を期すために書いておきますと、「異人たちのハリウッド」が出版されたのは1991年です。15年も前ですから、この間に町山氏の考えが変った可能性はあるでしょう。1996年10月には「集団暴行事件」を起こし、数ヵ月後、追われるように日本から逃亡するなど、人生も転機を迎えたようですから・・・。

 というわけで続きです。


「韓国系日本人」であることをウリにする町山氏

 「異人たちのハリウッド」という本を製作した町山氏は、その出自により、日本に対し微妙な感情を抱いている、ということを言明しています。
 そして「民族」というキーワードで映画を考察した「異人たちのハリウッド」をいう本を作ったわけです。つまり彼は、「韓国系日本人」ということを「飯の種」にしているのです。少なくともこの時点では。
 
 ある時の町山氏は「韓国系日本人」であることで本を作り、飯の種にし、韓国系意外の日本人に対し高みから「日本人はおかしい」と説教をし、ごたくを並べます。 
 しかしある時には「自分は日本人だ」「何かを考える時、まず日本人としてしか考えられない」と「韓国系」であることを否定するのです。
 

自分の批評は良い批評。自分への批評は悪い批評

 町山氏が取り上げた映画及び、映画人(監督や俳優など)は、必ずしも「自分の出自」「ルーツ」を売りにしているわけではありません。「そう受け取れる」と町山氏が判断して、映画や映画人を「考察」しているわけです。

 町山氏の行為は批評の範疇だと思いますので、これに関しては何も申しません。
 しかし、町山氏は私が「ホテル・ルワンダ」のパンフレットの町山氏の文章に違和感を感じ、氏が自ら公表している氏の出自との関連を指摘したとき、氏は「自分の出自は関係ない」と猛反発しました。

 関係していたのか、していなかったのかは町山氏にしかわからないです。ですから、町山氏が「関係ない」とおっしゃったことについては何も申しません。

 では町山氏のお聞きします。
 町山氏は「異人たちのハリウッド」という本を作ったとき、取り上げた映画の製作者や映画人たちに、「この映画はあなたの出自に関係していますか?」と確認や許可を取ったのでしょうか?

 町山氏自身、「民族」というキーワードで映画や映画人を考察しているわけですから、コラムニストの町山氏が「町山氏のルーツ」や「民族」というキーワードで考察されても致し方ないでしょう。
 「ホテル・ルワンダ」のパンフレットは有償で「販売」されていたものですからなおさらです。
 他人に対しては平然と行ったことを、自分がされると「関係ない」
 もしそうならば町山氏はご自身が製作した「異人たちのハリウッド」という本を全否定していることに他ならないと思います。
 
 町山氏はコラムニストとして、これまでご自分の判断で様々な文章を書き、対価を得てきました。
 ご自分が同じことをされて異常な反発をして否定する、ということは、町山氏のこれまでのお仕事を否定していることになります。


血の濃さじゃなく、「心」だと思います

 町山氏は「この僕(町山氏)を日本人でないとするこの人(私のこと)は、いったい何パーセントの血が入ってれば日本人だとするんでしょうか?」と2/25のブログに書いています。
 私は何パーセントの血を引いているから「日本人だ」「日本人でない」というものではないと思います。
 100%日本人の血を引いていても、日本という国を愛さず(愛せず)、日本という国を否定し、日本という国に反目し続ける人に対して疑問を抱きます。
 対して町山氏の描く日本人像とは、「日本人」や「我が国」という言葉に否定的な感情を持ち、日本のテレビが日本人が登場するドラマを作るからと憤慨する人するのに、都合の良いときだけ「自分は日本人だ!」と使い分ける、というものなのでしょうね。


mahorobasuke at 01:15|PermalinkComments(9)