戦争を語るブログ

平和を愛し、いさかい好む

ミサイル攻撃

近未来の日本。



「これ、原爆かな」
「原爆みたい。ガンマ線の計測アプリ、すごい反応してる」
「あたしたち、大丈夫?」
「テレビで言ってたよ。放射物質浴びても、すぐには体に影響ないんだって」



こちらは動画版。
前掲の画像をベースに、
RUNAWAYで8秒のミニ動画にしてもらった。
映画の場面のように派手です。


https://twitter.com/auramanfor/status/1776567418116026513






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絵師くずれ


誤解されないよう、
AI画像生成なるものが登場する以前の話だと念を押しておく。

デジタル技術進展の恩恵によって、
さまざまなお絵描き支援ソフトが登場、
まったくの手描きによっていた時代よりずっと手間いらずでイラストが描けるようになり、ネットの巷にはデジタル作画家、いわゆる「絵師」がひしめいた。
(これらの中には絵筆を握ったことがない人もいるのだから驚くが)
彼らは自作のイラストを、SNSやホームページに掲載して画力をアピールする。
「お仕事ください」

もちろん。
すべてのデジタル絵師がプロのイラスト描きになれたわけではない。
それどころか、市場での相場は下がっていった。
当然だろう。
誰もが趣味に打ち込む程度の努力で使いものになるイラストが出来る、
すなわち巷に「絵師」があふれたことで需要への過供給に陥ったわけだから。
イラストレーターが仕事を得られなかったり報酬が下がったとすれば、
AI以前のデジタル・ツールが産みだした作画家志望の増大こそ主要な理由だろう。

ようするに。
AI画像生成の到来前から、
イラストレーター志望者の就職難は顕著なものだったのだ。
AI視覚創作ツールの登場とその普及は、
プロに這い上がれない、もしくは仕事が取れなくなった
半端な才能のにわか絵師たちの職活にとどめを刺したと言っていい。

こうした絵師くずれたちは、「絵を盗まれた」などと無体な言いがかり――AIツールがネット上で参照した何億もの画像の中に自分のが含まれてた(らしい)との理由――で騒いでいるわけだが。

彼らがほかならぬ自分たち自身の増殖によって
(仕事の量は有限なのに仕事を求む者は無限に増えたせいで)
大半の者にこの分野での栄達が閉ざされたという
やり場のない怒りを新参のAI画像生成技術に向けただけとしか思えない。

そして。
自分の見立てだが。
こうした絵師くずれらのルサンチマンに付け込んで、
時代が求めるものと時代から残されるものとの
反目と対立をあおりたてる奴が存在する。
高見にいる気分で悦に入りながら。






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無題


言うまでもないのだが。
誰の絵のどこを「盗」んで、
別の絵のどこに使ったいうことが証明できなければ、
「盗用」とは認められない。

仮にあるレストランが
市販のコーラと果汁、洋酒を混ぜ合わせたものを
特性ドリンクと銘打って客に供したとしても、
それは店独自のメニューと認められるだろう。

生成AIの場合。
ネット絵師の間で悪名の高い「画像学習」なるものは、
膨大量の写真やイラストをあくまでも「参照」するに過ぎぬわけで。
たとえるならば。
料理人が、
町中の店の料理を味見して得られた多様な味覚データを
まったく別の料理の開発に役立てるのと似ている。

したがって。
一部のネット絵師がうそぶくような、
他人の著作をじかに切り貼りして利用するのとは仕組みがまるで異なる。
(嘘つきどもは恥を知れ!)
前述したコーラと果汁と洋酒を混ぜたものとくらべても、
生成される画像のオリジナリティはずっとずっと、比較にならないほど高いと言っていい。

ようするに、AI画像生成とは。
マックの包装紙にバーガーキングのバンズを載せ、ウェンディ―ズのパティをはさんでモスバーガーのソースで味付けしたのを「うちのバーガーだ」と言い張る行為とは違うのだ。

普通の頭ならわかろうが。
もしもAI描画技術が巷のネット絵師の言いふらす通りに素性の怪しいものだったならば。
AppleもマイクロソフトもGoogleも,そしてイーロン・マスクまでもが、
飛びつくように食らいつき大枚を投資するはずないのである。
常識的に考えて。






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ネット絵師


海外での反AIツイートだが。
AIツールで出来た(とかいう)画像と映画の場面とを並べてみせ、
「そっくりだろ? midjourneyによる画像盗用の証拠だ」と言い立てるのがあった。
いや。本当にAIツールが作ったものを持ちだしたかはまるで疑わしい……というか。
どう見てもフェイク画像なんだよなあ(笑)。

真に受ける阿呆などいるかと思うのだが、
これが、日本のネット絵師の間じゃ大盛況!
反AI教徒はどんなフェイクであれ、AIを貶められるならば藁にもすがる思いで飛びついてしまうのかもしれない。
ようは、Qアノンやクラーケンのデマ話にすがりつくトランプ信者と変わらんわけ。

実際のところ。
ネット絵師がまことしやかに言いふらす事々がいかほど信頼できるかといえば。
かつて、ネット右翼や嫌韓厨が慰安婦や在日コリアンを貶めた繰り言とおなじ程度。
(まるで信頼に値しないということだ)
https://ondorion.mond.jp/now/mougen.html
一言たりとも聞く値打ちなし。

ネット絵師は何万ものイイネが付いた反AIツイートを見せ、AI画像生成に反対する者の多勢ぶりを豪語する。
惑わされてはいけない。
AI描画ツールに飛びつくことで、それほど数が多い(はずの)ネット絵師らの足元を揺るがす事態を招いた世界中の何百万何千万もの人々。
これこそ、サイレント・マジョリティなのだ。
絵師たちと「議論」しても意味がない。
不快な言葉しか吐かない奴らの無体な言いがかりに耳をふさぐこと。
あなたはひたすら、AIと共作でのお絵描き遊びを楽しんでいればよい。

親の仇に対したような口ぶりでAI描画ツールとその無数の利用者に向けて罵詈を吐き捨てる。
ネット絵師を見るに、ネット右翼そのものとの感を強くする。
廃れた価値観にしがみつき、脚光を浴びる新参者を誹謗せずにいられなかった奴らの性癖。
お絵描きの世界にそのまま持ちこされたようだ。

ねちねちと陰湿なリプライの付け方も、まさにネット右翼。
世界劇場での歴史戦や韓流阻止に完敗した彼らは今度こそという勢いで、AI画像阻止の方角に向きを変え、大挙してなだれ込んだのではと勘繰りたくなる。
(二次オタとネット右翼で親和性が高いのは知ってたけど)
しかし、ここでは壊滅的な打撃をこうむることだろう。
インパールに攻め込んだ日本軍のように。






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北米ゴジラ詐欺


東宝もファニメーションも腹をくくったわけだ。
興収額で『パラサイト』を抜くのがよほど大事だったのか。
周囲が見えなくなってしまったらしい。
よりによって、あのつまらない(まずアメリカの観客と肌が合わない。日本でさえ『シンゴジラ』に及ばない集客の)『マイナスワン』が北米で受けているよう見せかけなくてもと思うが。
それでも興行実績を残せばあとで有利になる。
邦画界にはゴジラ以上に動員力ある国際スターがおらず、ここでやらねば機会はもう来ないと見切ったか。
しかし。作為はすぐわかる。
東宝側が介入した北米市場の収益を欧州各国での受けの悪さと比べれば歴然なのだ。
かたや『パラサイト』ははじめから欧州でも大受けしていた。
(直近ではジブリの『少年とサギ』も)
どう眺めても、『マイナスワン』の商品価値があの興行結果をもたらしたわけじゃないという残念な結論以外に出てこない。

仕掛けはわからない。
カドカワがまるで面白くない『天と地と』で強引に収益を確保したやり方に近いのか。
いや。悪いと言ってるわけでは。
そういうのも商売の形態に違いないし。
東宝もファニメもあくまで合法の範囲でやったのだろう。
自社で作った品物をどう売り買いしようが映画会社の勝手だ。
しかし……(嘆息)
それを『マイナスワン』でやったのはまこと不名誉きわまりない。
(やるに事欠いて)
北米市場の開墾どころか今後に悔恨をのこすだろう。

追記
大変な思い違いを。
『マイナスワン』の北米配給は、ファニメーションじゃない、
TOHOインターナショナルという東宝作品の海外配給のため設立された新会社だ。
『マイナスワン』は、その配給一作目。
(道理で。絶対に失敗できなかったわけだ。邦画でもハリウッド映画並みに稼働するとの既成事実をつくりあげたい東宝側の決意の具現化だ)
ファニメーション、ごめん。
(すでに存在しない会社だが)
『君の名は。』や『進撃の巨人』とおなじに考えてた。
今回の件で、ファニメがこれまで邦画の北米配給ではいかにフェアな仕方で勝負してたのかよくわかった。






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