言うまでもないのだが。 誰の絵のどこを「盗」んで、 別の絵のどこに使ったいうことが証明できなければ、 「盗用」とは認められない。 仮にあるレストランが 市販のコーラと果汁、洋酒を混ぜ合わせたものを 特性ドリンクと銘打って客に供したとしても、 それは店独自のメニューと認められるだろう。 生成AIの場合。 ネット絵師の間で悪名の高い「画像学習」なるものは、 膨大量の写真やイラストをあくまでも「参照」するに過ぎぬわけで。 たとえるならば。 料理人が、 町中の店の料理を味見して得られた多様な味覚データを まったく別の料理の開発に役立てるのと似ている。 したがって。 一部のネット絵師がうそぶくような、 他人の著作をじかに切り貼りして利用するのとは仕組みがまるで異なる。 (嘘つきどもは恥を知れ!) 前述したコーラと果汁と洋酒を混ぜたものとくらべても、 生成される画像のオリジナリティはずっとずっと、比較にならないほど高いと言っていい。 ようするに、AI画像生成とは。 マックの包装紙にバーガーキングのバンズを載せ、ウェンディ―ズのパティをはさんでモスバーガーのソースで味付けしたのを「うちのバーガーだ」と言い張る行為とは違うのだ。 普通の頭ならわかろうが。 もしもAI描画技術が巷のネット絵師の言いふらす通りに素性の怪しいものだったならば。 AppleもマイクロソフトもGoogleも,そしてイーロン・マスクまでもが、 飛びつくように食らいつき大枚を投資するはずないのである。 常識的に考えて。 |
この記事を気に入ってくれた人、よろしくね |