2024年03月29日 09:47

約10年ぶりで歯医者に行くことにした俺・・・

同級生のプチ・ヤブ君を避けて 嫁さん推薦の歯医者も通う〇藤歯科医院に行くことにした。


早速 予約の電話を入れてみた。

俺 「もしもし 予約をお願いしたいのですが・・・」

お姉ちゃん 「あっ ハイ・・ 当院は初めてでしょうか??」

若い声だが やや冷たい感じの声が帰って来た。

俺 「え〜〜と・・ 10年以上前にかかったことは有るので 診察券は持っています」

お姉ちゃん 「そうですか それでは いつ頃が宜しいですか?」

俺 「いつでも大丈夫です。(どうせ俺は事務所の電話番だし・・・)」

お姉ちゃん 「では 大先生と若先生が居ますが どちらが宜しいですか?」

俺 「ぜっ 是非 活きのいい若先生でお願いします

お姉ちゃん 「あっ 若先生ですか???

ちょっと意外な雰囲気のお姉ちゃん・・・

(もしかすると まだまだ地元でお馴染みのオジイちゃん先生を指名する人が多いのか・・・)

お姉ちゃん 「若先生は金曜日と土曜日だけですけど 予約日は大丈夫ですか??」

(何故だか少し 嬉しそうな声に変わった気がした!?)

俺 「もっ もちろん!! 絶対に若先生で・・・

お姉ちゃん 「そっ それでは 来週の金曜日の午後4時で如何でしょうか?? ルンルン・・

俺 「はい お願いします。(ニコッ)」

(最初から腕がいいと評判の若先生と決めていたのである)

と言う訳で予約を終えた俺・・・


どうして若先生を指名したとたんに受付のお姉ちゃんの愛想が良くなったのかは 当日行ったときに分かったのであった。

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2024年03月27日 08:00

ここ数か月 俺は歯科医院に通っている。


以前 同級生がやっているプチ・ヤブ医者にかかってから早10年・・・

寄る年波のせいか また口内のあちこちが痛んで来たのである。

嫁さんに相談したら、最近友達が通っている歯医者さんが かなり評判がいいらしい。

何しろ 月曜日から木曜日は 東京の大学の附属病院で働き、金・土曜だけ実家の歯科医院で治療しているという・・・

まだ30過ぎぐらいなのだが、「とにかく腕がいい」と 友達も褒めていたというのだ。

しかも その友達が言うには「歯医者さんが自分の歯を治すときに よく行くところで有名」とも言っていた。

嘘か本当かは分からないが 友達がそこまで言うなら上手に違いない。


俺 「なんという歯医者??」

嫁 「〇藤歯科医院」

俺 「えっ!? 〇藤さん?? そこだったら 前に通っていたところだよ。最後にかかったのは20年前ぐらいになるけどね!!ガハハハハ・・・

その頃の〇藤さんは オジイチャン先生で、お世辞にも腕がいいとは言えなかった。

そのため 前回は そこを避けて新しいところを・・・ということで 同級生のところに行ってしまったのである。

俺 「じゃ 息子が歯医者になったんだ??」

嫁 「そうらしいね! 建物も設備も新しくしたらしいよ」

俺 「あれっ でも月曜から木曜までは 東京の附属病院で働いてるんだよね!??」

嫁 「教授に可愛がられて なかなか手放してくれないという噂らしいけど・・」


う〜〜ん・・・ ますます行きたくなってきた。

俺は一大決心をした。

もしかして インプラントなんかも・・・!?



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2024年03月25日 08:00

或る休日の昼下がり・・・

お留守番中の俺とNALU君は テレビを見ながらソファで寛いでいたのであった。

天然パーマの彼の背中を ゆっくりと撫でていた俺・・・

静かに時は流れていたのだった。


すると寝息を立てていたはずのNALU君が 突然ムクッと頭を上げた。

そして 耳が「キュキュッ」と辺りを探るように動いたかと思うと ソファから飛び降り 窓際へと走ったのである。

レースのカーテンの隙間から外を窺う彼・・・

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外は畑と駐車場・・・

こんな時間に人が歩いている訳がない!?

そう思って 他の窓から外を覗いた俺・・・

もちろん 人っ子一人見当たらない・・・

「まったく・・・ NALU君は無駄吠えなんかして・・・」と思って叱ろうとしたら 20メートルほど先の畑の中を デカい野良猫が悠々と歩いていたのであった。

NALU君は 猫が自分の縄張り(!?)を歩いてたのが気に食わなかったのである。

激しく吠え続ける彼・・・

「いいから!! 黙って!! ほら こっちに来て!! 一緒にテレビを見よう!! ったく・・・」

それでも姿が見えなくなるまで吠え続けたNALU君なのであった。

(冷静に考えてみて あんなデカい野良猫に勝てるわけないだろ!! 外に出したら 尻尾を丸めて逃げ出す癖に・・・


その後 少し落ち着いたNALU君は 「どーだ!??」とばかりに勝ち誇った顔でソファに戻って来たのである。

丁度その時 テレビでは 俺の好きな「世界ネコ歩き」が始まったのであった。

世界中のネコちゃんの生態を 絶妙なナレーションとともに淡々と流す番組・・・

結構面白い!!)


すると調子に乗ったNALU君は テレビにかぶりつき 凄い勢いで吠え始めたのである。

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「それはテレビだから・・・ そこに猫はいねェから・・・

しかし そんな俺の言葉など一切構わず 狂ったように吠え続けるNALU君・・・

よっぽど猫が嫌いらしい・・・

「う〜〜〜っ」と唸り声を上げながら 画面を引っ掻くしぐさまでするのだった。


ところが 親猫が急にアップになり、画面イッパイに顔が映った瞬間・・・

キャン!」と鳴いて 慌ててテレビから離れたNALU君だったのである。

(デカい猫だと思ったのだろう・・・


お前・・・、やっぱりヘタレだな!?


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2024年03月22日 08:00

俺がサーフィンに嵌まるきっかけになった1本の話。

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45年ほど前の事・・・


俺はその年の春にサーフィンを始めた・・。

初心者3人で、車で30分ほど離れた県内でも有名なサーフポイントに良く通った。

もっと近くにサーフポイントはあったのだが、そこはローカルサーファーが怖くて行けなかった。

(現在の河原子ポイントです)

その頃のローカルサーファーは暴走族あがりが多く、とてもガラが悪かったからだ。

初心者が入っていこうものなら、「あっちへ行け!」「消えろ!」などと言われて、入れてもらえなかった。


俺達が通っていた有名ポイントは、県外からもたくさんのサーファーが来ていて、初心者が練習するにはちょうど良かった・・。(阿字ヶ浦)

春にサーフィンを始め、夏から秋になる頃にはいろいろな仲間も出来た。

その頃には、とりあえず横にすべれるようにもなり、やさしい波にはアップスンもかけられるようになった。


そんな秋のある日曜日、3人で「近くのローカルポイントに行こう!」ということになった。

もう初心者は卒業して、ローカルの仲間に入れてもらおうという訳だ。

幸い仲間の一人がローカルサーファーを知っているというので、そのサーファーに挨拶をしてポイントに入っていった。




その日はとてもいい波で、ブレークは早めだったが、ときどきペラペラのチューブが巻くという とんでもなく素晴らしい日だった。

しかし 緊張のため、俺達はそんなことには気付かずに海に入っていった。

あとで聞いた話だが、そのポイントでは、そんな波は一年に1度か2度ぐらいしか立たなかったらしい・・

でも ほぼ初心者の俺達は、そのブレークの早い波に苦戦していた。(当たり前だ・・)

テイクオフしては潰され、またテイクオフしては潰される・・。

延々と同じ事を繰り返していた。


何度かパーリングをしたあとに、たまたまテイクオフして横にすべることが出来た。

すると、急に周りの景色が変わった・・

水のトンネルの中にスッポリと入ったのである。

たぶん時間にして1秒も無かったぐらいだろう・・・

でも、一瞬 時が止まったように感じた。

そして、きれいに抜けられたのだ。

そのとき、自分に何が起きたのか分からなかった。


でも、ゲッティング中のローカルサーファーが3〜4人見ていたらしく、俺のそばに寄ってきた。

「今のチューブ凄かったな。」

「きれいに入っていたな。」

と声をかけてくれたのだ。

えっ これってチューブメイク・・??

初めて気が付いた・・

狙っていたわけではなくたまたま偶然に入ってしまい、そして抜けられたのだ・・

人の話や雑誌では知っていたが、自分がチューブメイク出来るなんて思ってもいなかった。

初心者の俺が、ローカルポイントで入った初日にチューブメイク・・


正真正銘「サーフィンの神様の気紛れ」だろう・・

あの1本が無かったら、2〜3年でサーフィンをやめてしまっただろう。

あの1本に乗ってしまって数十年・・・

今考えると 良かったのか 悪かったのか・・

どんなサーファーでも「あの1本」という波は必ずあるはず・・

俺の1本は、その時の1本である。

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2024年03月21日 08:00

冬の終わりの南浜ポイント・・・



波待ちピークに到着し、一息ついて 周りを見渡した俺・・

北西の風がピューピュー吹いて とても寒い。

キャップを被って来て正解であった。

周りに浮かんでいるサーファー達は 寒そうに鼻水を垂らしている。

中にはグローブ無しで浮かんでいるオオバカ野郎もいた。

あまりの寒さのためか 背中が丸まっている。

3月とはいえ、ここは関東の北限・・

「茨城の海を舐めるなよ!!


北風のせいか じっとしていると南側に流される。

数分ごとにパドリングをして 波待ち場所を確保する。


胸ぐらいのセットが来た。

渾身の力を込めてパドリング・・

しかし 見事に乗り遅れる。

やはりオフショアのため サーフテックのロングは 向かい風の影響を受けているようだ。

これは サーフテックの欠点のひとつである。

軽い分だけ オフショアのときは 滑り出しが悪い・・

そのぶんを考慮して 早めにパドリングを始めなくてはならない・・


何本か乗り遅れながらも やっと1本テイクオフ・・





立った瞬間に 両サイドの波がスープに変わる。

ブレイクが早い! 早過ぎる・・

そのまま何も出来ずに スープライダー・・・


これでは 俺の得意技のフィーリング カットバックも、ライトニング オフザリップも出来やしない・・

風のために面も悪く 今練習中の「鶴のポーズ」も 片足を上げることなど程遠い・・


「鶴のポーズ」
  ↓
昔 ジャッキー・チェンの映画やベストキッドで有名なカンフー技である。

両手を広げて手首から先を下に曲げ、片足を上げるポーズを取る・・


俺は これをロングの上でやろうと ひそかに狙っているのである。

もちろん 受け狙いのためだけの技である。

それには 板の安定が欠かせない・・


何度もやってみたが、片足を上げる前にコケてしまう・・

それを見ていた若手ロングボーダーのJ君が 「ケンさん! さっきから 何してるんですか??」と聞いてきた。

俺 「鶴のポーズ!」

J 「はあっ!? 何ですか それ??」

俺 「だから カンフー映画で ときどきやってるじゃない?? 見たことないの??」

J 「それって 誰か他のサーファーは やってますか??」

俺 「知らない・・ 俺のオリジナルだから・・」

J 「ケンさん! もっと真面目にやりましょうよ!!

俺 「俺は いつも本気だよ!!


まったく近頃の若いもんは サーフィンの本質を理解していない!!

サーフィンは自己満足のためだけにあるスポーツなのだ!!

受け狙いのために練習しているオヤジがいてもいいじゃないか!?

って かなり思い込みが強い俺であった。


鶴のポーズの完成までには まだまだ時間がかかりそうである。


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2024年03月18日 08:00

40年ほど前・・・

俺が 純真無垢な高校生だった頃の話です。


マドンナMさんが スケコマシのK村と付き合ってると聞いてショックを受けた俺・・・

純真無垢なMさんだし「そのうち別れるだろう!」と たかをくくっていたのだった。

(根拠は無かったが・・・)


そして その1カ月後、また新たなニュースが飛び込んで来たのだった。

K村とMさんが 「夕方『モーテル美山』の前を歩いていた!!」と言うのだ。

注: モーテルとは昭和40年代 急速に発達したモータリゼーションのために作られたホテルだったが 当時は不純な目的でアベックが利用していた。ぶひょ!


モーテル美山といえば 街はずれの寂しい場所にポツンと建っていた連れ込みホテル・・・

他の目的で その近くをうろつく訳が無い!?

あっ あの女たらしが Mさんを・・・


その後 風の噂で聞いた話では タクシーで美山に行ったらしく さすがに帰りは金が無くて 歩いて帰って来たとか・・・

それを誰かに見られたのである。

(見損なったぞ Mさん! おっ 俺の青春を返せ〜〜〜!!


そして・・・、神様のいたずらか 3年の時もMさんと一緒のクラスだったのである。

(1学年10クラスも有ったんですがね!)

もちろん 2年の1学期以来 2度としゃべることは無かったのであった。

チ〜〜ン!!

今でも思い出すと涙が出て来る・・・

遠い昔の思い出であった。

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2024年03月15日 08:00

担任に頼みこみ Mさんと2年でも同じクラスにして貰った俺・・・

(他のライバル2人と一緒だけど・・・

しかし 授業中に 彼女の横顔を見ているだけで幸せだった。

ときどき(愛を込めて)「宿題 見〜せて!!」と言うのが至福の時だったのである。


そして1ヵ月経過・・・

突然 衝撃的なニュースが飛び込んで来たのだった。

『Mさんがバスケ部のK村と交際している!?』

(えっ!? ウソ!?? 高身長、イケメン、女たらしのK村????)

彼の悪行(!?)は 周辺の高校にまで知れ渡っていたのである。

VANのアイビールックにマジソンバックを持ち、颯爽と通学するK村・・・

悔しいけど その姿は ファッション雑誌から抜け出したようなカッコ良さだった!!

(40年ぐらい前ですが 当時から我が高は私服でした)


駅近で 他校の女子高生が彼に手紙を渡す光景を何度目撃したことか・・・

バレンタインデーなどは そりゃもう大変・・・

紙袋にイッパイのチョコレートを 周りの野郎どもに見せびらかしていた!!


そして それをいいことに 食った女も数知れず・・・という噂だった。

 
俺のMさんが(単なる片思いですけどね!!)・・・ あの女たらしと付き合っている!???

そのニュースを聞き 天を仰いだ間抜けな3人だったのである。(俺とライバル2人)


「でも あのK村のことだから Mさんとも すぐに別れちまうに違いない!?」(ぶひょ!)

そんな微かな期待を抱いて1カ月・・・

すると さらにトンでもないニュースが流れて来たのだった。

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2024年03月13日 08:00

もうすぐ年度末・・・

学生だったら終業式!!

この季節になると 遠い昔 何となくソワソワ ドキドキしていたことを思い出す。

『クラス替え』である。

中学生、高校生の恋多き時代(!?)に 密かに心惹かれている女の子と 次の年も一緒のクラスになりたい!!

健康な青少年なら 誰もが思うことである。

ぶひょ!


しかし そんな夢は無残に打ち砕かれることが多かったのであった。

心を寄せた彼女とは別のクラスになってしまい ガッカリしていると また別の女の子に心惹かれる・・・

そんなことの繰り返し!?

まあ 盛りの付いた犬状態ですけどね!!

ギャハハハハハハハ・・・


ところが 高校1年生の時だった。

担任の先生がとても話が分かる人で 終業式間近のホームルームの時に「もし 2年生のクラスで一緒になりたい異性の人が居れば 俺に言え!! 今だったら一緒にしてやるぞ!! ブヒャヒャヒャヒャ・・・」とみんなに言った。

当時俺は 大大大好きな女の子がクラスに居て いつも熱い視線を送っていたのである。

告白などと言うモノは死んでも出来ないウブな俺は 『宿題見せて!!』というような何でも無い会話(!?)の中に『愛してます!!』という気持ちを思いっきり込めていたのであった。

絶対に伝わる訳ねぇけど・・・

ドヒャヒャヒャヒャ・・・


その日の放課後・・

職員室の前でウロウロしていると たまたま担任が通りかかった。

担任 「あっ もしかしてお前 一緒になりたい人が居て お願いに来たのか???」

俺 「はっ ハイ! (モジモジモジ・・・・) 実は・・・ Mさんと同じクラスになりたいんです!」(キャッ 恥ずかしい・・・

担任 「えっ!? Mさん??? またMさんかよ!!」

俺 「またって??? もしかして 他にもお願いをしたヤツが居るんですか???」

担任 「ああ・・・ 2人から言われたよ! Mはモテるんだな!! で どうする??? それでも一緒のクラスになりたいか??」

俺 「・・・・・・ おっ お願いします!! (( ̄‥ ̄)=3 フン)」

担任 「分かった! お前ら全部 Mと一緒のクラスにしとくから・・・ぶひょ!」


と言う訳で 高校2年の時にライバル2人と共にMさんと同じクラスになった俺・・・

しかし その後 1学期が始まって間もなく・・・ 衝撃的な噂が伝わって来たのであった。

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2024年03月11日 08:00

南西の風がピューピュー吹き抜ける米島ポイントに一人で浮いている俺・・・

岸にいる時よりも 横風が強かった。

波待ちをしていると 「あっ」という間に北方面に流される。

近くでブレイクする真っ白な波しぶきが 風に乗って飛んで来る・・・


「ゲゲゲッ!! ヤベッ!! 早く誰か来ないかな!? これじゃ 油断してたら東北地方まで流されちまうぞ!!」

(茨城は 関東地方なのである。一応 念のため・・・)


目を凝らして 岸方面を見るのだが サーファーがパドルをして来る気配は無い!!

最近 見かけないけど 弟子のキャバヒロは何をしてるのだろうか!?

『彼女と暮らす部屋を探してます!!』と ほざいていたが、神田川沿いの新しい部屋でも見つけて 肩を寄せ合って同棲を始めただろうか!?

(何故 神田川沿いかというと 80年代に青春を送った俺は 南こうせつの歌に そう教えられたからである。 デヒョ!!

原チャリ・カズは 相変わらず チンポが擦り切れるまでセッ〇スに明け暮れてると聞くし・・・

師匠の俺が 米島で寂しがっているというのに まったく薄情な弟子達である。

もう一度 岸方面を眺めてみる・・・

人の姿は全然見えない・・・


俺の涙が波しぶきと一緒に 風に乗って飛んで行った。

顔を叩く波しぶきと 流れ落ちる鼻水と涙・・・

20〜30分もすると それらが一体となって もう顔はグチャグチャであった。

そして グチョグチョのベタベタであった。

(ウワッ!! キタネェ〜)


「チ〜〜〜ン!! ペッペッペッ・・・・」

手鼻をかんでは グローブをピチャピチャと洗う・・・

柔らかヨーグルト状の風邪末期の鼻汁(!?)が海面を流れて行った。

(アレを間違って魚が食っちゃうんだろうな・・・

何となく そんなロマンティックな事を考えるお茶目な俺・・・

ブヒャヒャヒャヒャ・・・

(食事中の方 失礼!!)

いや〜!! 風邪の治りかけだから 出るわ 出るわ・・・

手鼻をかみながら 鼻汁流しで遊んでいると 手頃な胸サイズのうねりが近づいて来た。

我に帰って テイクオフをする俺・・・

ボトムに降りて行く途中、 強風で舞い上がった波しぶきの中に入り 何も見えない!!

「ズボッ!!」と突然 真っ白なトンネルの中に入ったようであった。

しかし委細構わず 素早くレギュラー方向に横っ走り・・・

ところが南西の風に乗って 追いかけるようにしぶきも付いて来る・・・

周りが真っ白な不思議な空間!?

時間にすれば ほんのコンマ何秒???


「うっ!?」 これって もしかして・・・!???

岸側から見ると チューブに見えたかも???

しかも スタンディング・チューブだし・・・

ギャハハハハハ・・・・

『な 訳ねえよな!! (初めから 遠くて見えないし・・・)』(ボソッ)


プルアウトをしながら 岸方面を恨めしく眺める俺だったのであった。

サビシ〜〜〜!!

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2024年03月08日 08:00

3月3日(日)、AM9時・・・

河原子ポイント、公衆便所脇に佇む俺・・・

目の前のビーチでは腰腹サイズの糞ダンパーが割れていたのであった。


(最近 ずっとこんなのばっか・・・

右から左まで ほぼ100メートルに渡って一気に砕ける波・・・

『のろまなジジイには こんなの逆立ちしても乗れる訳ねェじゃん!!

そうは言っても 入っているショートボーダー達は そんな波のわずかな切れ目を狙って ワンアクション ツーアクションを入れて来ているのであった。

ムムムムムッ! さすがローカルの軽業師達!?

ここの波を知り尽くしている!?

ぶひょ!


(俺でも乗れそうな易しい波は来ないのか!?)

そう思って 食い入るようにポイント全体を見渡す俺・・・


と そのとき・・・

テトラ脇ピークで割れる三角波を目撃したのであった!!

腰腹サイズの手頃な波・・・

『上手く乗れば 横に走ってカットバックもどきまで入れられる!? どひゃ!』

フフフフ・・・ 待てば来るじゃん・・・

ジジイのサーフィンなんて 1日のうちに 手頃なヤツに2〜3本も乗れれば「ご馳走様!」なのである。

あとは適当に浮かんでいて 小便がしたくなったときに上がる!!

これでいいのだ!!

ぎゃは!


そうと分かれば 即行で着替えを始めた俺・・・

北極海に落ちても2〜3日は漂流可能なドライスーツ(!?)を着込み テトラ脇を目指してパドルをして行くのであった。


テトラ脇に浮かぶこと10分・・・

見るからに糞ダンパーは来るが 背後に後光が差すような三角波はやって来ない。

そしてまた10分・・・

何度かそれらしき波は来たが いざテイクオフをしようとすると やっぱりウルトラダンパーだった!!

しかもブレイクするところは ヒザモモの深さしか無い!!

過去の経験からして 一番危ないパターンである。

浅いところでの糞ダンパー・・・(逃げ場が無い!?)

ボードを折るぐらいなら軽いほうで 最悪 頭にフィンが刺さるまであるのだ!!

ギャハ!

三角波の皮を被ったダンパーには気を付けろ!!』

死んだ爺様の遺言であった。


そうこうしている間に さらに10分経過・・・

切れ目 切れ目・・・』と呟きながら あちこちパドルをする俺・・・

しかし トータル30分経っても 1本も乗れないのであった。


割れ目・・・、じゃなくて 切れ目!!』

(俺はいつまで探し続けるのだろうか!? あっ 小便がしたくなって来た・・・


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