2006年03月25日
2004年10月02日
造幣局がばんばんお金を発行することを「マネーサプライが増える」というのは違いますか?
Q
769: 名無しさんの冒険 2004/08/31(Tue) 22:07
くだらなそうな質問ですが
造幣局がばんばんお金を発行することを
「マネーサプライが増える」というのは違いますか?
A
770: 2ちゃんねらですが 2004/08/31(Tue) 22:20
>>769
ぼくも132>>で>>769さんと同じ質問をしたので答えを書いておきます。
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0928/132-133
133: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 11:08
>>132
日銀の中に置いてある日銀券は「現金通貨」には勘定されません。
それはただの紙切れ。だから刷っただけではマネーは増えない。
さらに、日銀から出ていって市中銀行が所有していても、まだ日銀券はマネーには
勘定されません。銀行以外の主体が持たないとダメ。
769: 名無しさんの冒険 2004/08/31(Tue) 22:07
くだらなそうな質問ですが
造幣局がばんばんお金を発行することを
「マネーサプライが増える」というのは違いますか?
A
770: 2ちゃんねらですが 2004/08/31(Tue) 22:20
>>769
ぼくも132>>で>>769さんと同じ質問をしたので答えを書いておきます。
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0928/132-133
133: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 11:08
>>132
日銀の中に置いてある日銀券は「現金通貨」には勘定されません。
それはただの紙切れ。だから刷っただけではマネーは増えない。
さらに、日銀から出ていって市中銀行が所有していても、まだ日銀券はマネーには
勘定されません。銀行以外の主体が持たないとダメ。
実質失業率は10%超えているってのはどういうことですか?
Q
737: 名無しさんの冒険 2004/08/27(Fri) 14:06
今の失業率は公表4.8%ですよね。でも実際は10%超えてるとか言われますが
この実質ってのはなんのことなんでしょう?お願いします。
A
738: ドラエモン 2004/08/27(Fri) 16:28
>>737
求職活動を行わなければ失業者とは呼べないが、やってもどうせ見つからないと諦めてる
場合にも、やはり失業者にはならない。これをカウントすればという意味が普通の使い方
だろうと思うよ。
739: ドラエモン 2004/08/27(Fri) 16:53
>>738の追伸
ただ、7月の失業率上昇は、非労働力人口の減少を伴っているから、景気改善を受けて
求職活動を始めた人が増えた結果かもね。
740: 招き猫 2004/08/27(Fri) 16:55
たまにはお役立ち、2chから
221 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/08/25 00:42
真の失業率は?
年月 完全失業率 真の失業率 就労者人口 就業者数 非自発的失業者数(推計)
1990 2.1% 3.2% 10,089 6,249 204
1991 2.1% 2.4% 10,199 6,369 155
1992 2.2% 2.2% 10,283 6,436 142
1993 2.5% 2.8% 10,370 6,450 183
1994 2.9% 3.4% 10,444 6,453 228
1995 3.2% 4.0% 10,510 6,457 266
1996 3.4% 4.1% 10,571 6,486 276
1997 3.4% 3.8% 10,661 6,557 262
1998 4.1% 5.1% 10,728 6,514 348
1999 4.7% 6.3% 10,783 6,462 435
2000 4.7% 7.0% 10,836 6,446 485
2001 5.0% 7.9% 10,886 6,412 551
2002 5.4% 9.4% 10,927 6,330 660
2003/1-3 5.5% 11.1% 10,942 6,221 778
2003/4-6 5.5% 9.3% 10,960 6,359 652
2003/7-9 5.1% 9.3% 10,970 6,362 655
2003/10-12 4.9% 10.0% 10,976 6,322 699
2004/1 4.9% 11.6% 10,983 6,212 813
2004/2 5.0% 11.4% 11,029 6,251 804
2004/3 5.0% 10.7% 10,990 6,279 751
2004/4 5.0% 9.7% 10,997 6,354 680
2004/5 4.8% 9.2% 10,995 6,389 644
総務庁統計局 労働力調査(http://www.stat.go.jp/data/roudou/2.htm)より人数の単位は万人。
真の失業率は、最も雇用状況がよかった1992年の就労率64%を基準に、非自発的失業者数を逆算して求めた失業率を表す。
就業者数の減少に着目して欲しい。というか、2004/1の失業率は過去最悪。その後の回復は季節要因。
741: 名無しさんの冒険 2004/08/27(Fri) 16:57
>>738
ドラエモソ。
また失業率増加したらしいけど、今度の理由は景気が回復してきてより良い条件を求めて転職しようとする人が増えたからだと新聞に書いてた。会社都合が減って自己都合が増えたのも以前と違う傾向だって。これだと景気が良くなっても失業率が減らないことになるけど。何か違和感感じるんだけど・・・。
743: ナマステ 2004/08/27(Fri) 18:01
>>738-740
就業活動していない「隠れ失業者」も考えて、
1−(就業者数/人口)
を完全失業率の代わりにヴェバリッジ曲線
(横軸:失業率、縦軸:有効求人倍率)を描いたら
2002年1月以降、線が北東方面に向かう傾向があるんですけど。
需要と供給のミスマッチが強まったのか、就職できずに進学したのか、
それともミスマッチを織り込んで専門学校などへの就学率が高まったのか
よくわかりましぇんが、厳しいことは確かなようです(泣)
744: 737 2004/08/28(Sat) 01:21
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/
返答ありがとうございます。こちらの表との整合性がないように
思えるのですが私の読み方が間違っているのでしょうね。
よかったら説明をお願いします。
745: 名無しさんの冒険 2004/08/28(Sat) 02:24
仕事の口は増えたけど、内容が悪いんじゃない?
単純の仕事いうても、年収億から何十万までいろいろでしょ?
746: ドラエモン 2004/08/28(Sat) 13:58
>>744
月次データ(季節調整値)をみると、
非労働力人口 労働力人口 就業者 完全失業者
6月 4350 6620 6315 305
7月 4324 6652 6324 327
変化 -26 32 9 22
だから、非労働力人口が26万人減って、ほぼ見合いの32万人労働力人口(就業者+失業者)
が増え、そのうち就業者は9万人増えたが、失業者は22万人増えている。これで4.6%か
ら4.9%への上昇となっているわけだが。整合してない?
747: 737 2004/08/28(Sat) 21:56
完全失業者と非自発的失業者のところでわからなくなります。・・・
748: ドラエモン 2004/08/28(Sat) 22:19
>>747
完全失業者というのは、就労意欲がありながら、仕事のない人。非自発的失業は、現在の実質
賃金率で就労意志がありながら仕事のない人。前者は、賃金が低いので働かない可能性がある
けど、後者は定義により、そういう人は除かれている。だから、自然失業率が維持された状態
では、完全失業者は存在するが、定義により非自発的失業者は存在しない。
737: 名無しさんの冒険 2004/08/27(Fri) 14:06
今の失業率は公表4.8%ですよね。でも実際は10%超えてるとか言われますが
この実質ってのはなんのことなんでしょう?お願いします。
A
738: ドラエモン 2004/08/27(Fri) 16:28
>>737
求職活動を行わなければ失業者とは呼べないが、やってもどうせ見つからないと諦めてる
場合にも、やはり失業者にはならない。これをカウントすればという意味が普通の使い方
だろうと思うよ。
739: ドラエモン 2004/08/27(Fri) 16:53
>>738の追伸
ただ、7月の失業率上昇は、非労働力人口の減少を伴っているから、景気改善を受けて
求職活動を始めた人が増えた結果かもね。
740: 招き猫 2004/08/27(Fri) 16:55
たまにはお役立ち、2chから
221 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/08/25 00:42
真の失業率は?
年月 完全失業率 真の失業率 就労者人口 就業者数 非自発的失業者数(推計)
1990 2.1% 3.2% 10,089 6,249 204
1991 2.1% 2.4% 10,199 6,369 155
1992 2.2% 2.2% 10,283 6,436 142
1993 2.5% 2.8% 10,370 6,450 183
1994 2.9% 3.4% 10,444 6,453 228
1995 3.2% 4.0% 10,510 6,457 266
1996 3.4% 4.1% 10,571 6,486 276
1997 3.4% 3.8% 10,661 6,557 262
1998 4.1% 5.1% 10,728 6,514 348
1999 4.7% 6.3% 10,783 6,462 435
2000 4.7% 7.0% 10,836 6,446 485
2001 5.0% 7.9% 10,886 6,412 551
2002 5.4% 9.4% 10,927 6,330 660
2003/1-3 5.5% 11.1% 10,942 6,221 778
2003/4-6 5.5% 9.3% 10,960 6,359 652
2003/7-9 5.1% 9.3% 10,970 6,362 655
2003/10-12 4.9% 10.0% 10,976 6,322 699
2004/1 4.9% 11.6% 10,983 6,212 813
2004/2 5.0% 11.4% 11,029 6,251 804
2004/3 5.0% 10.7% 10,990 6,279 751
2004/4 5.0% 9.7% 10,997 6,354 680
2004/5 4.8% 9.2% 10,995 6,389 644
総務庁統計局 労働力調査(http://www.stat.go.jp/data/roudou/2.htm)より人数の単位は万人。
真の失業率は、最も雇用状況がよかった1992年の就労率64%を基準に、非自発的失業者数を逆算して求めた失業率を表す。
就業者数の減少に着目して欲しい。というか、2004/1の失業率は過去最悪。その後の回復は季節要因。
741: 名無しさんの冒険 2004/08/27(Fri) 16:57
>>738
ドラエモソ。
また失業率増加したらしいけど、今度の理由は景気が回復してきてより良い条件を求めて転職しようとする人が増えたからだと新聞に書いてた。会社都合が減って自己都合が増えたのも以前と違う傾向だって。これだと景気が良くなっても失業率が減らないことになるけど。何か違和感感じるんだけど・・・。
743: ナマステ 2004/08/27(Fri) 18:01
>>738-740
就業活動していない「隠れ失業者」も考えて、
1−(就業者数/人口)
を完全失業率の代わりにヴェバリッジ曲線
(横軸:失業率、縦軸:有効求人倍率)を描いたら
2002年1月以降、線が北東方面に向かう傾向があるんですけど。
需要と供給のミスマッチが強まったのか、就職できずに進学したのか、
それともミスマッチを織り込んで専門学校などへの就学率が高まったのか
よくわかりましぇんが、厳しいことは確かなようです(泣)
744: 737 2004/08/28(Sat) 01:21
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/
返答ありがとうございます。こちらの表との整合性がないように
思えるのですが私の読み方が間違っているのでしょうね。
よかったら説明をお願いします。
745: 名無しさんの冒険 2004/08/28(Sat) 02:24
仕事の口は増えたけど、内容が悪いんじゃない?
単純の仕事いうても、年収億から何十万までいろいろでしょ?
746: ドラエモン 2004/08/28(Sat) 13:58
>>744
月次データ(季節調整値)をみると、
非労働力人口 労働力人口 就業者 完全失業者
6月 4350 6620 6315 305
7月 4324 6652 6324 327
変化 -26 32 9 22
だから、非労働力人口が26万人減って、ほぼ見合いの32万人労働力人口(就業者+失業者)
が増え、そのうち就業者は9万人増えたが、失業者は22万人増えている。これで4.6%か
ら4.9%への上昇となっているわけだが。整合してない?
747: 737 2004/08/28(Sat) 21:56
完全失業者と非自発的失業者のところでわからなくなります。・・・
748: ドラエモン 2004/08/28(Sat) 22:19
>>747
完全失業者というのは、就労意欲がありながら、仕事のない人。非自発的失業は、現在の実質
賃金率で就労意志がありながら仕事のない人。前者は、賃金が低いので働かない可能性がある
けど、後者は定義により、そういう人は除かれている。だから、自然失業率が維持された状態
では、完全失業者は存在するが、定義により非自発的失業者は存在しない。
生産と分配の時間的ズレは統計的にどのように処理しているのですか
Q
717: 名無しさんの冒険 2004/08/24(Tue) 17:43
質問です。
生産と分配のあいだには実際には時間的にずれがありますね。例えば、12月に生産して、
分配が1月になるといった場合、1月から会計年度を始めると、12月の生産が含まれない
ことになり、三面等価が成立しなくなります。現実の統計ではどうやって」処理して
いるのですか
A
718: ドラエモン 2004/08/24(Tue) 18:15
>>717
製品の流通在庫なんかも同じですね。生産してから最終需要者の手にわたるのに、どうし
ても一定の期間が掛かります。その間は在庫投資という項目で吸収しているわけです。
生産額とは、こうした在庫積み増し分も「販売」としてカウントして定義されているわけ
です。企業がある量を生産しても、そもそも同じ期間内に実際に売れているわけではない
のです。
ですから、生産額=分配額という等式の右辺がどうしたという以前に、君のような意味で
は左辺も怪しいわけ(笑)このように恒等式である国民経済計算の場合には、等式を成立
させるように必ず調整項目になるものが含まれています。生産の場合は在庫ですね。
分配の場合には、企業の内部留保がそれに当たるでしょう。昨年度に生産した額のうちで
分配されていない額は、一時的に企業に分配されるのですが、もちろん近い将来に支払わ
ねばならないので、企業の利益にはならないが、企業にとっての粗所得であり、同額の
「貯蓄」となっているわけです。これで結果的に三面等価を成り立たせているわけです。
で、(君の言う)1月になると、それが(例えば)賃金として支払われ家計所得になるが、
同時に企業の粗所得が同額だけ減少して辻褄が合うということです。
で、正しいと思うけど(笑)
717: 名無しさんの冒険 2004/08/24(Tue) 17:43
質問です。
生産と分配のあいだには実際には時間的にずれがありますね。例えば、12月に生産して、
分配が1月になるといった場合、1月から会計年度を始めると、12月の生産が含まれない
ことになり、三面等価が成立しなくなります。現実の統計ではどうやって」処理して
いるのですか
A
718: ドラエモン 2004/08/24(Tue) 18:15
>>717
製品の流通在庫なんかも同じですね。生産してから最終需要者の手にわたるのに、どうし
ても一定の期間が掛かります。その間は在庫投資という項目で吸収しているわけです。
生産額とは、こうした在庫積み増し分も「販売」としてカウントして定義されているわけ
です。企業がある量を生産しても、そもそも同じ期間内に実際に売れているわけではない
のです。
ですから、生産額=分配額という等式の右辺がどうしたという以前に、君のような意味で
は左辺も怪しいわけ(笑)このように恒等式である国民経済計算の場合には、等式を成立
させるように必ず調整項目になるものが含まれています。生産の場合は在庫ですね。
分配の場合には、企業の内部留保がそれに当たるでしょう。昨年度に生産した額のうちで
分配されていない額は、一時的に企業に分配されるのですが、もちろん近い将来に支払わ
ねばならないので、企業の利益にはならないが、企業にとっての粗所得であり、同額の
「貯蓄」となっているわけです。これで結果的に三面等価を成り立たせているわけです。
で、(君の言う)1月になると、それが(例えば)賃金として支払われ家計所得になるが、
同時に企業の粗所得が同額だけ減少して辻褄が合うということです。
で、正しいと思うけど(笑)
日本は大きな政府ってのは本当ですか?
Q
693: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 21:19
「日本はGDPの7割 347兆円を国家予算として使っており、欧米先進国は2−3割が一般的で日本は大きな政府」
つうのは正しいんでつか?
(このあと 日本も小さな政府に構造改革すれば国民負担増なしに医療 福祉 年金を充実させることも可能だ (なんでなんだ????)と続きます、、、某政治圧力団体ニュースより)
A
694: ドラエモン 2004/08/20(Fri) 22:01
>>693 つまり、10人に7人は公務員か公共事業産業従業員なわけですか???
695: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 22:38
>>693
なんだそりゃ。その政治団体ってのはただのトンデモじゃないのか?
696: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 22:43
>>693
その圧力団体の実名晒しきぼんぬ。
697: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 22:43
>>693
その圧力団体の実名晒しきぼんぬ。
698: bewaad 2004/08/20(Fri) 23:13
>>693
単純に一般会計と特別会計の歳出を合計しちゃったんでしょうなw
699: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 23:27
そのネタって、石井紘基が家元かな
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ISHIIKOKI/giziroku02-06-12.htm
700: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 23:35
同じくその超低レベルな圧力団体の実名晒し希望。
一般政府支出のGDP比で比較すると日本はアメリカと大体同じくらい。三十数パーセント。
むかしの日本の一般政府は予算規模のGDP比で見てアメリカよりずっと小さかった。
1990年代になってやっとアメリカに追いついた。
ヨーロッパの国の一般政府は日本やアメリカよりかなり大きい。
日本は福祉も厚くないし、政府も小さい。日本は小さな政府で経済的に成功した。
余計な産業政策じみた政策をやっていなければもっと成功していただろう。
>一般政府
>
>SNA において経済活動を行う主体はいくつかに分類されるが、その中で政府や政府の
>代行的性格の強いものを指す。中央政府(国の一般会計等)、地方政府(地方の普通
>会計等)、社会保障基金(厚生保険特別会計等)の3つからなる。独立の運営主体と
>なっている公的企業は含まれない。
701: 693 2004/08/20(Fri) 23:56
圧力団体の実名晒しさせて頂きます。
日本医師会;日医ニュース No1031 ’04 8.20 (泣
703: 名無しさんの冒険 2004/08/21(Sat) 08:38
>>700
>日本は福祉も厚くないし、政府も小さい。日本は小さな政府で経済的に成功した。
禿げ同。かつてイギリス病が蔓延していた頃、日本の労働者の「働き蜂ぶり」が賞賛をあびていたwことを、みんな忘れてしまったのかな。実情を見る限りでは、今の日本人が働かなくなったとはとても思えないし、そうであるなら、経済低迷の原因は他のところに求められるべき。世間知感覚wとしても、大きな政府の下で労働者が甘やかされているからダメなんだ、というのは、日本に関しては到底当てはまるとは思えない。だったら何でサラリーマンの過労死や自殺が減らないんだってこと。
704: 名無しさんの冒険 2004/08/21(Sat) 12:00
>>693
(このあと 日本も小さな政府に構造改革すれば国民負担増なしに
医療 福祉 年金を充実させることも可能だ (なんでなんだ????)
と続きます、、、某政治圧力団体(日本医師会)ニュースより)
これって面白すぎる。小さな政府に構造改革したら真っ先に
医療・福祉・年金を削減されるに決まっているのに。っていうかされたじゃん。
サラリーマン3割負担とか、老人1割負担とか、年金削減とか
もうわすれたのかな、日本医師会。彼らは大きい政府のほうが得じゃないのか???
開業医の距離制限とか、混合医療の解禁とか、除細動器の使用者制限とか、
株式会社の参入制限とか、彼らの競争を制限してレントを増やすためにあったのに。
医 者 っ て ば か ば か り で す か
705: 名無しさんの冒険 2004/08/21(Sat) 18:59
>>704
まあしかしこれまでが大きな政府だったんだから、小さな政府で福祉削減も当然の成り行き。
もうどこの国も福祉国家なんか維持するのは不可能。これ世界の流れ、常識。
706: ドラエモン 2004/08/21(Sat) 20:52
>>705
だから、「大きな政府だったんだから」っていう根拠をだしなさいよ。少なくとも金については
決して大きな政府ではなかったというのが、通説なんだけどねぇ。許認可やら公式・非公式の
政府介入まで含めるなら「プレゼンスの大きな政府」であるのは事実だが、「福祉削減」と関係
ある金に関しては、全然大きな政府ではないぞよ。
693: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 21:19
「日本はGDPの7割 347兆円を国家予算として使っており、欧米先進国は2−3割が一般的で日本は大きな政府」
つうのは正しいんでつか?
(このあと 日本も小さな政府に構造改革すれば国民負担増なしに医療 福祉 年金を充実させることも可能だ (なんでなんだ????)と続きます、、、某政治圧力団体ニュースより)
A
694: ドラエモン 2004/08/20(Fri) 22:01
>>693 つまり、10人に7人は公務員か公共事業産業従業員なわけですか???
695: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 22:38
>>693
なんだそりゃ。その政治団体ってのはただのトンデモじゃないのか?
696: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 22:43
>>693
その圧力団体の実名晒しきぼんぬ。
697: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 22:43
>>693
その圧力団体の実名晒しきぼんぬ。
698: bewaad 2004/08/20(Fri) 23:13
>>693
単純に一般会計と特別会計の歳出を合計しちゃったんでしょうなw
699: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 23:27
そのネタって、石井紘基が家元かな
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ISHIIKOKI/giziroku02-06-12.htm
700: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 23:35
同じくその超低レベルな圧力団体の実名晒し希望。
一般政府支出のGDP比で比較すると日本はアメリカと大体同じくらい。三十数パーセント。
むかしの日本の一般政府は予算規模のGDP比で見てアメリカよりずっと小さかった。
1990年代になってやっとアメリカに追いついた。
ヨーロッパの国の一般政府は日本やアメリカよりかなり大きい。
日本は福祉も厚くないし、政府も小さい。日本は小さな政府で経済的に成功した。
余計な産業政策じみた政策をやっていなければもっと成功していただろう。
>一般政府
>
>SNA において経済活動を行う主体はいくつかに分類されるが、その中で政府や政府の
>代行的性格の強いものを指す。中央政府(国の一般会計等)、地方政府(地方の普通
>会計等)、社会保障基金(厚生保険特別会計等)の3つからなる。独立の運営主体と
>なっている公的企業は含まれない。
701: 693 2004/08/20(Fri) 23:56
圧力団体の実名晒しさせて頂きます。
日本医師会;日医ニュース No1031 ’04 8.20 (泣
703: 名無しさんの冒険 2004/08/21(Sat) 08:38
>>700
>日本は福祉も厚くないし、政府も小さい。日本は小さな政府で経済的に成功した。
禿げ同。かつてイギリス病が蔓延していた頃、日本の労働者の「働き蜂ぶり」が賞賛をあびていたwことを、みんな忘れてしまったのかな。実情を見る限りでは、今の日本人が働かなくなったとはとても思えないし、そうであるなら、経済低迷の原因は他のところに求められるべき。世間知感覚wとしても、大きな政府の下で労働者が甘やかされているからダメなんだ、というのは、日本に関しては到底当てはまるとは思えない。だったら何でサラリーマンの過労死や自殺が減らないんだってこと。
704: 名無しさんの冒険 2004/08/21(Sat) 12:00
>>693
(このあと 日本も小さな政府に構造改革すれば国民負担増なしに
医療 福祉 年金を充実させることも可能だ (なんでなんだ????)
と続きます、、、某政治圧力団体(日本医師会)ニュースより)
これって面白すぎる。小さな政府に構造改革したら真っ先に
医療・福祉・年金を削減されるに決まっているのに。っていうかされたじゃん。
サラリーマン3割負担とか、老人1割負担とか、年金削減とか
もうわすれたのかな、日本医師会。彼らは大きい政府のほうが得じゃないのか???
開業医の距離制限とか、混合医療の解禁とか、除細動器の使用者制限とか、
株式会社の参入制限とか、彼らの競争を制限してレントを増やすためにあったのに。
医 者 っ て ば か ば か り で す か
705: 名無しさんの冒険 2004/08/21(Sat) 18:59
>>704
まあしかしこれまでが大きな政府だったんだから、小さな政府で福祉削減も当然の成り行き。
もうどこの国も福祉国家なんか維持するのは不可能。これ世界の流れ、常識。
706: ドラエモン 2004/08/21(Sat) 20:52
>>705
だから、「大きな政府だったんだから」っていう根拠をだしなさいよ。少なくとも金については
決して大きな政府ではなかったというのが、通説なんだけどねぇ。許認可やら公式・非公式の
政府介入まで含めるなら「プレゼンスの大きな政府」であるのは事実だが、「福祉削減」と関係
ある金に関しては、全然大きな政府ではないぞよ。
2004年09月12日
木村剛のどこがトンデモか、木村の理論をひとつひとつ取り上げて論破してくれないか?
Q
683: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 07:06
ここの連中は木村剛のことをトンデモ扱いするが、苺以外の世論はほぼ肯定的だ。だいたいトンデモが政府の重要な政策に関われるわけがないだろ。よってそれを批判する苺の方がトンデモの可能性大。
いったい木村剛のどこがトンデモか、木村の理論をひとつひとつ取り上げて論破してくれないか?それもできないくせに、ただ「とんでも、とんでも」とお題目唱えてるだけじゃ説得力ゼロw
A
685: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 08:39
>ここの連中は木村剛のことをトンデモ扱いするが、苺以外の世論はほぼ肯定的だ。
そうですね。でも天動説が世論で肯定された時期もありますよね?
世論は直感的に理解しやすければそれを支持しやすい傾向をもっているようです。
逆に正しくても直感的に理解しにくければ指示しないようです。
>だいたいトンデモが政府の重要な政策に関われるわけがないだろ。
氏は不良債権などの部分で関わっておられるわけで、
知識に問題があると指摘されるマクロ経済の部分で関わっておられるわけでは
ないかと思います。
もっとも過去にもアメリカでサプライサイド経済学が政権に関わってしまった
場合もあります。
正しさよりも政治的に利用しやすい「軍拡と減税しても税収アップ」という意見が
が気に入られたようです。
>よってそれを批判する苺の方がトンデモの可能性大。
もし、所属によって正しさが測れるならばそうかもしれません。
正確には所属によって正しさが測れる場合も、測れない場合もあるでしょう。
>いったい木村剛のどこがトンデモか、木村の理論をひとつひとつ取り上げて論破してくれないか?
>それもできないくせに、ただ「とんでも、とんでも」とお題目唱えてるだけじゃ説得力ゼロw
既に繰り返し議論されてきましたが、
ここを参照されてはいかがでしょうか?
http://mathdays.exblog.jp/93208#93208_1
もちろん木村の意見全てに疑問があるといってるわけではないんですよ。
ただマクロ経済について話される部分に納得いかない点であるわけでして。
(会計とかの話はフォローしてません)
日銀でデーターを作っている方々が書いた
「入門 国際収支」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492470662/qid%3D1092957976/250-8350098-9225057
などでも木村さんの意見とはまったく違うことが書いてあります。
木村さんの場合は統計上の定義からしてもう押さえておられないわけです。
683: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 07:06
ここの連中は木村剛のことをトンデモ扱いするが、苺以外の世論はほぼ肯定的だ。だいたいトンデモが政府の重要な政策に関われるわけがないだろ。よってそれを批判する苺の方がトンデモの可能性大。
いったい木村剛のどこがトンデモか、木村の理論をひとつひとつ取り上げて論破してくれないか?それもできないくせに、ただ「とんでも、とんでも」とお題目唱えてるだけじゃ説得力ゼロw
A
685: 名無しさんの冒険 2004/08/20(Fri) 08:39
>ここの連中は木村剛のことをトンデモ扱いするが、苺以外の世論はほぼ肯定的だ。
そうですね。でも天動説が世論で肯定された時期もありますよね?
世論は直感的に理解しやすければそれを支持しやすい傾向をもっているようです。
逆に正しくても直感的に理解しにくければ指示しないようです。
>だいたいトンデモが政府の重要な政策に関われるわけがないだろ。
氏は不良債権などの部分で関わっておられるわけで、
知識に問題があると指摘されるマクロ経済の部分で関わっておられるわけでは
ないかと思います。
もっとも過去にもアメリカでサプライサイド経済学が政権に関わってしまった
場合もあります。
正しさよりも政治的に利用しやすい「軍拡と減税しても税収アップ」という意見が
が気に入られたようです。
>よってそれを批判する苺の方がトンデモの可能性大。
もし、所属によって正しさが測れるならばそうかもしれません。
正確には所属によって正しさが測れる場合も、測れない場合もあるでしょう。
>いったい木村剛のどこがトンデモか、木村の理論をひとつひとつ取り上げて論破してくれないか?
>それもできないくせに、ただ「とんでも、とんでも」とお題目唱えてるだけじゃ説得力ゼロw
既に繰り返し議論されてきましたが、
ここを参照されてはいかがでしょうか?
http://mathdays.exblog.jp/93208#93208_1
もちろん木村の意見全てに疑問があるといってるわけではないんですよ。
ただマクロ経済について話される部分に納得いかない点であるわけでして。
(会計とかの話はフォローしてません)
日銀でデーターを作っている方々が書いた
「入門 国際収支」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492470662/qid%3D1092957976/250-8350098-9225057
などでも木村さんの意見とはまったく違うことが書いてあります。
木村さんの場合は統計上の定義からしてもう押さえておられないわけです。
企業が設備投資で購入した機械の価格は、固定費に含まれるんじゃないでしょうか。
Q
661: 学生 2004/08/17(Tue) 10:13
初歩的なことだと思うんですけど、前々から気になっていたことがあるんです。
GDP、または総需要を構成する部分は「消費+投資・・・」って、企業が設備投資
で購入した機械の価格は、固定費に含まれるんじゃないでしょうか。生産量が
増えれば、一単位あたりの固定費の割合は逓減するとはいえ、それは生産物の価格
に反映されるわけですから、その生産物が消費されるとすれば、消費とは別に投資
を考えるとダブルカウントになる部分って出てこないんでしょうか。
如何せん経済学部じゃないので、まわりに聞く人もいなくて困っているのです。
どなたか教えていただけないでしょうか。
665: 学生 2004/08/17(Tue) 12:26
ええと、
ある自動車製造の会社が、来期(t+1期)の生産量の増加を見込んで、
今期(t期)に新たに工場を建設するとします。この工場建設にかかったお金は、
今期(t期)のGDPに投資としてカウントされるわけですよね。で、来期(t+1期)、
増加した自動車の生産、販売で、工場建設の費用をまかわなければならない。
それがまかなわれるとすれば、t+1期のGDPに自動車の消費としてカウントされる。
そうすると、t+1期の消費と、t期の投資がダブルカウントになっちゃいませんか?
例えば今期の売れ残りは、在庫投資としてGDPにカウントされるわけですが、
その売れ残りが、来期に販売されても、それは来期のGDPには消費としてカウント
されないわけですよね。というか、マイナスの在庫投資として、消費と相殺される
わけでしょ。初学者だからだと思うんですけど、なんかムズガユイ・・・。
A
662: ドラエモン 2004/08/17(Tue) 10:59
>>661
固定費用は、その期の生産に用いられた固定的生産要素に掛かる費用(の他に税金など
もある)だが、投資(の費用)は将来の生産に用いる資本設備の費用。つまり、投資は
固定費用ではない。
666: ドラエモン 2004/08/17(Tue) 12:47
>>665
投資が一後に期間の後に生産力に転化できるという君の想定を受け入れましょう。という
か、投資が生産力に転化する期間を一期間と定義すればよい訳ですから、それでかまいま
せん。
問題は、そうして形成された資本ストックが、来期の生産に用いると全て消滅してしまう
のであれば、君の話も少しは分かるのですが(それでも、正しくはないのですけど(笑))
固定資本は長い期間に渡って使用されます。このため、来期に消費してしまうのは固定
資本の一部分だけということになります。
国民経済計算(GDP統計)では、この部分を「資本消費」としてカウントしています。
あるいは「減価償却費」と言ったほうが普通でしょう。つまり、カウントされているの
です。
ただし、減価償却を経済的に定義するのは面倒な話であり(というか、会計学での機械
的な減価償却は、投資資金の回収という観点からのものであり、資本設備の生産能力の
低下の経済価値という、ここでの議論に対応していない)どうしても恣意的なものにな
ります。このため、経済活動の水準を計ると言うGDPの目的からすると、減価償却費込み
の生産額である"GROSS" DOMESTIC PROCUCTを中心的な概念に持ってくることになります。
ただし、所得概念では、恣意性のあることには目を瞑って、減価償却を控除した純概念が
用いられます。
667: 学生 2004/08/17(Tue) 13:34
ふたたびレスありがとうございます。
とすると、t期の投資は、そのあとの、たとえば10年か、それくらいの
期間を通して、減価償却費として蓄積されていく分で、相殺されてて、
そう考えればダブルカウントなわけないって解釈してしまうんですが、
こう考えてしまってよろしいでしょうか。
せっかく説明してくださったのに、これが全然わかってないなら心苦しい
んですが・・・。
経済学部生でもない、初学者に丁寧な説明をしてくださって、ホントに
ありがたいです。
668: ドラエモン 2004/08/17(Tue) 14:12
>>667 それで結構です。
661: 学生 2004/08/17(Tue) 10:13
初歩的なことだと思うんですけど、前々から気になっていたことがあるんです。
GDP、または総需要を構成する部分は「消費+投資・・・」って、企業が設備投資
で購入した機械の価格は、固定費に含まれるんじゃないでしょうか。生産量が
増えれば、一単位あたりの固定費の割合は逓減するとはいえ、それは生産物の価格
に反映されるわけですから、その生産物が消費されるとすれば、消費とは別に投資
を考えるとダブルカウントになる部分って出てこないんでしょうか。
如何せん経済学部じゃないので、まわりに聞く人もいなくて困っているのです。
どなたか教えていただけないでしょうか。
665: 学生 2004/08/17(Tue) 12:26
ええと、
ある自動車製造の会社が、来期(t+1期)の生産量の増加を見込んで、
今期(t期)に新たに工場を建設するとします。この工場建設にかかったお金は、
今期(t期)のGDPに投資としてカウントされるわけですよね。で、来期(t+1期)、
増加した自動車の生産、販売で、工場建設の費用をまかわなければならない。
それがまかなわれるとすれば、t+1期のGDPに自動車の消費としてカウントされる。
そうすると、t+1期の消費と、t期の投資がダブルカウントになっちゃいませんか?
例えば今期の売れ残りは、在庫投資としてGDPにカウントされるわけですが、
その売れ残りが、来期に販売されても、それは来期のGDPには消費としてカウント
されないわけですよね。というか、マイナスの在庫投資として、消費と相殺される
わけでしょ。初学者だからだと思うんですけど、なんかムズガユイ・・・。
A
662: ドラエモン 2004/08/17(Tue) 10:59
>>661
固定費用は、その期の生産に用いられた固定的生産要素に掛かる費用(の他に税金など
もある)だが、投資(の費用)は将来の生産に用いる資本設備の費用。つまり、投資は
固定費用ではない。
666: ドラエモン 2004/08/17(Tue) 12:47
>>665
投資が一後に期間の後に生産力に転化できるという君の想定を受け入れましょう。という
か、投資が生産力に転化する期間を一期間と定義すればよい訳ですから、それでかまいま
せん。
問題は、そうして形成された資本ストックが、来期の生産に用いると全て消滅してしまう
のであれば、君の話も少しは分かるのですが(それでも、正しくはないのですけど(笑))
固定資本は長い期間に渡って使用されます。このため、来期に消費してしまうのは固定
資本の一部分だけということになります。
国民経済計算(GDP統計)では、この部分を「資本消費」としてカウントしています。
あるいは「減価償却費」と言ったほうが普通でしょう。つまり、カウントされているの
です。
ただし、減価償却を経済的に定義するのは面倒な話であり(というか、会計学での機械
的な減価償却は、投資資金の回収という観点からのものであり、資本設備の生産能力の
低下の経済価値という、ここでの議論に対応していない)どうしても恣意的なものにな
ります。このため、経済活動の水準を計ると言うGDPの目的からすると、減価償却費込み
の生産額である"GROSS" DOMESTIC PROCUCTを中心的な概念に持ってくることになります。
ただし、所得概念では、恣意性のあることには目を瞑って、減価償却を控除した純概念が
用いられます。
667: 学生 2004/08/17(Tue) 13:34
ふたたびレスありがとうございます。
とすると、t期の投資は、そのあとの、たとえば10年か、それくらいの
期間を通して、減価償却費として蓄積されていく分で、相殺されてて、
そう考えればダブルカウントなわけないって解釈してしまうんですが、
こう考えてしまってよろしいでしょうか。
せっかく説明してくださったのに、これが全然わかってないなら心苦しい
んですが・・・。
経済学部生でもない、初学者に丁寧な説明をしてくださって、ホントに
ありがたいです。
668: ドラエモン 2004/08/17(Tue) 14:12
>>667 それで結構です。
ドイツ証券の武者はいつも悲観的観測ばかりしてるけど。
Q
653: 名無しさんの冒険 2004/08/15(Sun) 20:14
ドイツ証券の武者ってひょっとしてリフレ派か?いつも悲観的観測ばかりしてるけど。
またリセッションが来るぞ!だってさ。
A
654: ドラエモン 2004/08/15(Sun) 23:53
>>653 彼こそ終始一貫、首尾一貫、構造改革派なんですけど???
655: 名無しさんの冒険 2004/08/16(Mon) 06:58
>>654
でも、株板なんかではウザがられてるぞ。
658: 名無しさんの冒険 2004/08/16(Mon) 23:44
>ドイツ証券の武者ってひょっとしてリフレ派か?いつも悲観的観測ばかりしてるけど
いつもじゃないぞ
日経平均一万二千円になったとき強気転換してるぞ
659: 2ちゃんの相場師 2004/08/17(Tue) 01:50
>>655
そりゃそうだろ。多数の投資家は空売りなんかしないんだから・・・
日経1万切ったときなんか、うちの母親は武者がテレビに出るたび
「むっ」としてたぞ。「また下がるのかえ」なんつって。
660: 招き猫 2004/08/17(Tue) 09:55
細木かずこも、武者も占い師(予測や)としての戦略は正しいんだよ。
ダメだ、ダメだを連発しておくと、個人でも社会でも、何らかの努力や改善を行う。
予測がはずれて、状況が好転すれば(株価が上がれば)努力や改善点をいくつか上げればすむこと。
予測通りだと、ほら、言ったとおりでしょ、と言えばすむ話。占い師でも予測屋でも無いんだよ。
653: 名無しさんの冒険 2004/08/15(Sun) 20:14
ドイツ証券の武者ってひょっとしてリフレ派か?いつも悲観的観測ばかりしてるけど。
またリセッションが来るぞ!だってさ。
A
654: ドラエモン 2004/08/15(Sun) 23:53
>>653 彼こそ終始一貫、首尾一貫、構造改革派なんですけど???
655: 名無しさんの冒険 2004/08/16(Mon) 06:58
>>654
でも、株板なんかではウザがられてるぞ。
658: 名無しさんの冒険 2004/08/16(Mon) 23:44
>ドイツ証券の武者ってひょっとしてリフレ派か?いつも悲観的観測ばかりしてるけど
いつもじゃないぞ
日経平均一万二千円になったとき強気転換してるぞ
659: 2ちゃんの相場師 2004/08/17(Tue) 01:50
>>655
そりゃそうだろ。多数の投資家は空売りなんかしないんだから・・・
日経1万切ったときなんか、うちの母親は武者がテレビに出るたび
「むっ」としてたぞ。「また下がるのかえ」なんつって。
660: 招き猫 2004/08/17(Tue) 09:55
細木かずこも、武者も占い師(予測や)としての戦略は正しいんだよ。
ダメだ、ダメだを連発しておくと、個人でも社会でも、何らかの努力や改善を行う。
予測がはずれて、状況が好転すれば(株価が上がれば)努力や改善点をいくつか上げればすむこと。
予測通りだと、ほら、言ったとおりでしょ、と言えばすむ話。占い師でも予測屋でも無いんだよ。
2004年08月15日
終身雇用型から実力主義型への雇用形態の変化って現実に生産性の向上につながってるんでしょうか?
Q
437: 名無しさんの冒険 2004/08/01(Sun) 20:19
すごい素朴な疑問なんですけど、多くの日本企業が従来の終身雇用型から実力主義型へ雇用形態を変化させていますが、これって現実に生産性の向上につながってるんでしょうか?経済学的にはどう考えられてるんでしょうか?雇用形態の違いによる生産性の差とか、実証的データがあるのでしょうか。出来れば解説キボンヌ。
A
438: 名無しさんの冒険 2004/08/01(Sun) 20:25
ないです。
439: 名無しさんの冒険 2004/08/02(Mon) 00:09
教育とかのデータなら、ある所へ行けばいくらでもあるけれど、
企業の労務データは企業が秘匿しているから使えないんだ。
また、企業の労務データを仮に手に入れられたとしても、実際
には、人は子会社に出向したり再雇用されたりしていて、わけ
がわからない結果がでてくる。
だから、労働とか生産性とかのデータは、どうしてもマクロに
限られてしまうんだ。この状況は、おそらく今後も変わらない。
437: 名無しさんの冒険 2004/08/01(Sun) 20:19
すごい素朴な疑問なんですけど、多くの日本企業が従来の終身雇用型から実力主義型へ雇用形態を変化させていますが、これって現実に生産性の向上につながってるんでしょうか?経済学的にはどう考えられてるんでしょうか?雇用形態の違いによる生産性の差とか、実証的データがあるのでしょうか。出来れば解説キボンヌ。
A
438: 名無しさんの冒険 2004/08/01(Sun) 20:25
ないです。
439: 名無しさんの冒険 2004/08/02(Mon) 00:09
教育とかのデータなら、ある所へ行けばいくらでもあるけれど、
企業の労務データは企業が秘匿しているから使えないんだ。
また、企業の労務データを仮に手に入れられたとしても、実際
には、人は子会社に出向したり再雇用されたりしていて、わけ
がわからない結果がでてくる。
だから、労働とか生産性とかのデータは、どうしてもマクロに
限られてしまうんだ。この状況は、おそらく今後も変わらない。
結局リフレなんて負け組の言い訳に過ぎない。
Q
419: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 10:20
結局リフレなんて負け組の言い訳に過ぎない。
能力を反映しない不当な利益を享受してきた連中が淘汰されるのは当然の話で、景気の一時的な落ち込みを大げさに取り上げ、さも大事件のように触れ回るのは物事の本質を見落とすことになる。日本は世界で最も成功した社会主義国であると言われるように、資本主義国としてはあまりに平等度が高く、それが高度資本主義化した今日においては足かせとなっている。不平等度が高まっていると喧伝する者がいるが、何がいけないのか?むしろ過去が不当に平等過ぎたのであって、資本主義本来の活力ある姿への回帰こそが求められているのではないのか。
戦後の社会主義的イデオロギーに無意識に染まっているのが、景気優先派の本質である。皆が平等に豊かになることなど出来ないのである。
421: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 17:06
>>420
悪いが釣りではない。実質賃金が高止まりするのは労働組合などの既得権益の抵抗が強いせいで、完全に市場連動型にすれば問題はない。債務負担が増えてもなお起業しようとする、本当にリスクを取れる人こそが勝ち組の資格があるのではないか。「資本主義本来の活力ある姿への回帰」にとって、リフレは別に必要ではない。デフレ下で急成長した100円ショップなどを見ればわかるとおり、どんな経済状況でも勝ち組になれるチャンスはある。バブルのように異常に景気がいい状況では、有能な者もそうでない者もあまり格差がつかず、特に無能者は身の程知らずの高賃金を食むことになる。そうして甘やかしたツケが露呈したのがバブル崩壊後の長期不況。
A
420: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 12:03
>>419
デフレだと実質賃金の高止まりで「能力を反映しない不当な利益を享受」する連中が多くなる。
デフレだと債務負担が増えるので、借金をして起業しようという意欲のある人(本来「勝ち組」になるべき人)が不利になる。
そうした状態を解消して「資本主義本来の活力ある姿への回帰」をするためには、リフレが必要になる。
…と暇なので敢えて釣られてみる
422: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 18:06
>>421様
まったく仰る通りです。
勝ち組みで素晴らしい才能をもつ方がこのようなところへお越しくださるとは。
あなた様のような素晴らしい方は
このような下種なところでお時間を使われるのは社会的損失で御座います。
なにとぞ素晴らしい才能をより社会のためににお使いください。
ますますのご発展をお祈りいたしております。
423: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 19:06
>>419
まずは現状認識の誤りから
>日本は世界で最も成功した社会主義国であると言われるように、
税率は世界でも有数のフラット,福祉支出は有数の少なさで社会主義とはこれい
かに?公的需要(公的資本形成を比べる意義は薄い)も財政政策を続けた90年代
を除くなら他の先進国に比べて高いとは言えない.
>実質賃金が高止まりするのは労働組合などの既得権益の抵抗が強いせいで、
>完全に市場連動型にすれば問題はない。
実質賃金の硬直性は労組の存在を前提せずとも十分導きうる.労組の影響力が小
さい国ほど賃金が伸縮的というわけではない.さらに,賃金が伸縮的だと経済が
不安定化する可能性がある.景気振幅の幅が大きくなることはagentがリスク回
避的ならば必ず経済厚生を低下させる.
>債務負担が増えてもなお起業しようとする、本当にリスクを取れる人こそ
>が勝ち組の資格があるのではないか
これは意味が分からない.ホントにリスクを取れる??リスクとリターンを計算
できる人が平均的には儲かる.リスクを過小評価し,リターンを過大評価する人
は長期的には損.
426: おいら勝ち組 2004/07/31(Sat) 22:38
勝ち組は債務負担を増やすようなアホなことをしない。
デフレのいまはひたすら金をためこむ。
デフレで経済がシュリンクしようと知ったこっちゃない。
デフレのもとで、あえて起業しようとする馬鹿を横目に、ひたすらひたすら現金現金。
デフレの世の中で、リスクを取るやつは勝ち組に残れるわけがない。
あほか!419/420。
427: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 23:34
夏だしいいんじゃネーノw
それにしてもデフレ+不況では
・ビジネスに投資するより貯蓄が特
・既得権益層、資産家、高齢者に有利
・新規事業者、労働者、現役世代に不利
なんだから、新しく何かしようという人にペナルティーを、何もしないこ
とに補助金を出しといてチャレンジもクソもないもんだわな。
419: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 10:20
結局リフレなんて負け組の言い訳に過ぎない。
能力を反映しない不当な利益を享受してきた連中が淘汰されるのは当然の話で、景気の一時的な落ち込みを大げさに取り上げ、さも大事件のように触れ回るのは物事の本質を見落とすことになる。日本は世界で最も成功した社会主義国であると言われるように、資本主義国としてはあまりに平等度が高く、それが高度資本主義化した今日においては足かせとなっている。不平等度が高まっていると喧伝する者がいるが、何がいけないのか?むしろ過去が不当に平等過ぎたのであって、資本主義本来の活力ある姿への回帰こそが求められているのではないのか。
戦後の社会主義的イデオロギーに無意識に染まっているのが、景気優先派の本質である。皆が平等に豊かになることなど出来ないのである。
421: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 17:06
>>420
悪いが釣りではない。実質賃金が高止まりするのは労働組合などの既得権益の抵抗が強いせいで、完全に市場連動型にすれば問題はない。債務負担が増えてもなお起業しようとする、本当にリスクを取れる人こそが勝ち組の資格があるのではないか。「資本主義本来の活力ある姿への回帰」にとって、リフレは別に必要ではない。デフレ下で急成長した100円ショップなどを見ればわかるとおり、どんな経済状況でも勝ち組になれるチャンスはある。バブルのように異常に景気がいい状況では、有能な者もそうでない者もあまり格差がつかず、特に無能者は身の程知らずの高賃金を食むことになる。そうして甘やかしたツケが露呈したのがバブル崩壊後の長期不況。
A
420: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 12:03
>>419
デフレだと実質賃金の高止まりで「能力を反映しない不当な利益を享受」する連中が多くなる。
デフレだと債務負担が増えるので、借金をして起業しようという意欲のある人(本来「勝ち組」になるべき人)が不利になる。
そうした状態を解消して「資本主義本来の活力ある姿への回帰」をするためには、リフレが必要になる。
…と暇なので敢えて釣られてみる
422: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 18:06
>>421様
まったく仰る通りです。
勝ち組みで素晴らしい才能をもつ方がこのようなところへお越しくださるとは。
あなた様のような素晴らしい方は
このような下種なところでお時間を使われるのは社会的損失で御座います。
なにとぞ素晴らしい才能をより社会のためににお使いください。
ますますのご発展をお祈りいたしております。
423: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 19:06
>>419
まずは現状認識の誤りから
>日本は世界で最も成功した社会主義国であると言われるように、
税率は世界でも有数のフラット,福祉支出は有数の少なさで社会主義とはこれい
かに?公的需要(公的資本形成を比べる意義は薄い)も財政政策を続けた90年代
を除くなら他の先進国に比べて高いとは言えない.
>実質賃金が高止まりするのは労働組合などの既得権益の抵抗が強いせいで、
>完全に市場連動型にすれば問題はない。
実質賃金の硬直性は労組の存在を前提せずとも十分導きうる.労組の影響力が小
さい国ほど賃金が伸縮的というわけではない.さらに,賃金が伸縮的だと経済が
不安定化する可能性がある.景気振幅の幅が大きくなることはagentがリスク回
避的ならば必ず経済厚生を低下させる.
>債務負担が増えてもなお起業しようとする、本当にリスクを取れる人こそ
>が勝ち組の資格があるのではないか
これは意味が分からない.ホントにリスクを取れる??リスクとリターンを計算
できる人が平均的には儲かる.リスクを過小評価し,リターンを過大評価する人
は長期的には損.
426: おいら勝ち組 2004/07/31(Sat) 22:38
勝ち組は債務負担を増やすようなアホなことをしない。
デフレのいまはひたすら金をためこむ。
デフレで経済がシュリンクしようと知ったこっちゃない。
デフレのもとで、あえて起業しようとする馬鹿を横目に、ひたすらひたすら現金現金。
デフレの世の中で、リスクを取るやつは勝ち組に残れるわけがない。
あほか!419/420。
427: 名無しさんの冒険 2004/07/31(Sat) 23:34
夏だしいいんじゃネーノw
それにしてもデフレ+不況では
・ビジネスに投資するより貯蓄が特
・既得権益層、資産家、高齢者に有利
・新規事業者、労働者、現役世代に不利
なんだから、新しく何かしようという人にペナルティーを、何もしないこ
とに補助金を出しといてチャレンジもクソもないもんだわな。
2004年07月25日
インタゲ派ももっと「大衆化」すべきでは。
Q
328: 名無しさんの冒険 2004/07/21(Wed) 19:04
苺板の専門的お話を拝聴して思う事は、少なくとも学部の経済学かじったぐらいでは「ちんぷんかんぷん」ってことです。これでは世にはびこるトンデモ評論家諸氏の「わかりやすい」お話とでは勝負にならんでしょう。大衆本と専門書の差があるんです。そして大衆は文字通り大衆本しか読まないのがほとんど。これをなんとかしないことには、相変わらず国民の多くが誤った経済政策を支持する現状は変わらないでしょうね。インタゲ派ももっと「大衆化」すべきでは。
中途半端インテリ文系中年のつぶやきでした。
A
334: ドラエモン 2004/07/21(Wed) 21:32
>>328
クルッグマンの「経済入門」の類は、いかがですか?ちんぷんかんぷんどころか、明澄であり
「目から鱗」だと思うのですが?まあ、ここでの議論は、そのレベルを前提にして、さらに
反対論やらがでてくるので、半端に専門的で(その半端の代表が僕ですがw)わかりにくいと
おもいますけど。
しかし、毎度のことですが、やっぱり最後は「教科書嫁」という話になるのは事実で、「わかり
やすい」連中に対しては勝ち目はないですなぁ(笑)
335: 名無しさんの冒険 2004/07/21(Wed) 22:42
>>334
>やっぱり最後は「教科書嫁」という話になるのは事実で、「わかり
>やすい」連中に対しては勝ち目はないですなぁ(笑)
禿同。
「教科書嫁」といわないでもらいたいな。
できなかった学生時代の思い出が・・・
「わかりやすい連中」はいい気分にさせてくれる。
この差でしょうね。
336: 2ちゃんの相場師 2004/07/21(Wed) 23:58
>>328
最終的には、地道に教科書読むしかないなぁ・・・
投資には役立たんけど・・・
339: BUNTEN 2004/07/22(Thu) 07:16
読めと言われて、超初歩の教科書をななめに読んだクチです。
リフレか「構造改革」か、程度の問題なら、そのレベルで十分理解可能と思います。
リフレ系の「わかりやすい」話なら、山形さんとこの「経済を子守りしてみると」など、
幾つかあるのだけれど、息子の感想は「(長期停滞の原因は)本当にこんな単純な
話なのか」だったというあたりが逆に問題なのかも。
341: 名無しさんの冒険 2004/07/22(Thu) 20:15
>>339
>リフレか「構造改革」か、程度の問題なら、そのレベルで十分理解可能と思います。
ビジネス本読む人たちって、教科書レベルのは常識だと思っていて、教科書を基礎とすれば構造改革派の考え方はもっと高次元の応用ぐらいに思ってるんじゃないですか?だからビジネス本の著者の論理的破綻とかそういったところには目が行かない。もっともらしいご託宣を頭から信じ込んでるんだから。木村剛にせよ池田信夫にせよ、一般読者からすれば明らかに頭がいいし、ああ言えばジョウユウwで議論しても歯が立たないでしょ。それに構造改革派の意見がメジャーとしてマスコミなんかで取り上げられる現状、少数派のリフレ派は机上の空論として問答無用で切り捨てられるw姿を度々目にしてきました。
いいじゃないですか。改革の成果で景気が回復したことにしてあげれば。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を綺麗さっぱり忘却してる国民です。10年も経てば「構造改革」なんて死語になってるでしょう。
328: 名無しさんの冒険 2004/07/21(Wed) 19:04
苺板の専門的お話を拝聴して思う事は、少なくとも学部の経済学かじったぐらいでは「ちんぷんかんぷん」ってことです。これでは世にはびこるトンデモ評論家諸氏の「わかりやすい」お話とでは勝負にならんでしょう。大衆本と専門書の差があるんです。そして大衆は文字通り大衆本しか読まないのがほとんど。これをなんとかしないことには、相変わらず国民の多くが誤った経済政策を支持する現状は変わらないでしょうね。インタゲ派ももっと「大衆化」すべきでは。
中途半端インテリ文系中年のつぶやきでした。
A
334: ドラエモン 2004/07/21(Wed) 21:32
>>328
クルッグマンの「経済入門」の類は、いかがですか?ちんぷんかんぷんどころか、明澄であり
「目から鱗」だと思うのですが?まあ、ここでの議論は、そのレベルを前提にして、さらに
反対論やらがでてくるので、半端に専門的で(その半端の代表が僕ですがw)わかりにくいと
おもいますけど。
しかし、毎度のことですが、やっぱり最後は「教科書嫁」という話になるのは事実で、「わかり
やすい」連中に対しては勝ち目はないですなぁ(笑)
335: 名無しさんの冒険 2004/07/21(Wed) 22:42
>>334
>やっぱり最後は「教科書嫁」という話になるのは事実で、「わかり
>やすい」連中に対しては勝ち目はないですなぁ(笑)
禿同。
「教科書嫁」といわないでもらいたいな。
できなかった学生時代の思い出が・・・
「わかりやすい連中」はいい気分にさせてくれる。
この差でしょうね。
336: 2ちゃんの相場師 2004/07/21(Wed) 23:58
>>328
最終的には、地道に教科書読むしかないなぁ・・・
投資には役立たんけど・・・
339: BUNTEN 2004/07/22(Thu) 07:16
読めと言われて、超初歩の教科書をななめに読んだクチです。
リフレか「構造改革」か、程度の問題なら、そのレベルで十分理解可能と思います。
リフレ系の「わかりやすい」話なら、山形さんとこの「経済を子守りしてみると」など、
幾つかあるのだけれど、息子の感想は「(長期停滞の原因は)本当にこんな単純な
話なのか」だったというあたりが逆に問題なのかも。
341: 名無しさんの冒険 2004/07/22(Thu) 20:15
>>339
>リフレか「構造改革」か、程度の問題なら、そのレベルで十分理解可能と思います。
ビジネス本読む人たちって、教科書レベルのは常識だと思っていて、教科書を基礎とすれば構造改革派の考え方はもっと高次元の応用ぐらいに思ってるんじゃないですか?だからビジネス本の著者の論理的破綻とかそういったところには目が行かない。もっともらしいご託宣を頭から信じ込んでるんだから。木村剛にせよ池田信夫にせよ、一般読者からすれば明らかに頭がいいし、ああ言えばジョウユウwで議論しても歯が立たないでしょ。それに構造改革派の意見がメジャーとしてマスコミなんかで取り上げられる現状、少数派のリフレ派は机上の空論として問答無用で切り捨てられるw姿を度々目にしてきました。
いいじゃないですか。改革の成果で景気が回復したことにしてあげれば。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を綺麗さっぱり忘却してる国民です。10年も経てば「構造改革」なんて死語になってるでしょう。
根本療法をしないで無理やり薬で一時的に回復しても、それは真の回復じゃないだろ
Q
303: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 18:42
>>297
だから財政政策であれ金融政策であれ、根本療法をしないで無理やり薬で一時的に回復しても、それは真の回復じゃないだろ。持続的に回復しないのなら無意味。持続成長のためには供給側の強化こそ正道。構造改革派の側に一理あるね。
310: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 19:50
>>304
嘘つきは泥棒のはじまり。格別マクロ政策を行わずとも景気が回復している事実をどう説明するんだ?
312: 303 2004/07/20(Tue) 20:04
>>309
誰も供給が足りないなんて言ってない。本来の需要に比べて過剰供給=非効率だから、供給側を整理することが必要。そうすれば需給はバランスする。人為的に需要側を増やすという発想が間違いだということ。ここで言う供給側の強化とは量ではなく質のこと。一旦強化された供給側はその後それ自身で需要を生み出すので経済は拡大再生産に入る。
313: 303 2004/07/20(Tue) 20:25
>>311
今回の景気回復は前のと違い、民間の自律的努力で為された面が強く、マクロ経済政策の助けを借りていないから持続的だと確信する。デフレの中でとことん鍛えられた優良民間企業は再び競争力をつけ、グローバルコンペティションに勝ち抜く力を身につけつつある。ここの人たちはデフレのマイナス点ばかり引き合いに出すが、こうしてみるとそうとばかりは言えない。
A
304: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 19:05
>>303
あのねえ、仮にあなたの言うところの「根本治療」とやらの存在を認めたとしても、
マクロ経済政策をデタラメに行ってたのでは、一向に潜在成長率水準には達せず、
延々と不況を続けるだけだと思うのだが。
309: ドラエモン 2004/07/20(Tue) 19:44
>>303
供給側が弱化しているのが長期不況の原因だというわけですね? つまり、需要に比べて供給が
足りないわけですな。だとすると、金融緩和が日銀の言うように十分であって、需要が多すぎる
のに、なぜデフレなんでしょう?
311: ドラエモン 2004/07/20(Tue) 19:53
>>310
まず、アメリカで空前の規模の財政・金融政策が発動された。次に、日本では空前の規模の為替
市場への介入が行われた。さらに、量的緩和が一層強化されたなんてのは、格別には入らないと
して、景気回復なら90年代以降、これで3回目だが。
315: ドラエモン 2004/07/20(Tue) 21:01
>>312 >>313
>供給側を整理することが必要。そうすれば需給はバランスする
つまり、生産を減少させて少ない需要にあわせるわけですな。
>供給側の強化とは量ではなく質
これは、需要に見合った供給量への削減という意味ですか?それとも、なにか別の意味?
>民間の自律的努力で為された面が強く、マクロ経済政策の助けを借りていないから持続的だと
>確信する
確信するのは自由だが、アメリカのマクロ政策が輸出拡大の原因なら、そんな一時しのぎの効果
は早晩剥落するのだから(あなたの説)、持続的ではあり得ないんじゃないの?
>優良民間企業は再び競争力をつけ、グローバルコンペティションに勝ち抜く力
競争力ってなに?すべての産業を鍛えたらすべての産業が輸出競争力を付けることができるの?
316: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 21:28
>>313
グローパルコンペティションに勝ち抜く競争力!?
それならば、為替を円安方向に誘導して行け。
あっと言う間に国際競争力なるものが身に付くわなw
317: 査読厨X 2004/07/20(Tue) 21:42
夏ですな……今日の東京は観測史上の気温だったとか
>根本療法をしないで無理やり薬で一時的に回復しても、それは真の回復
>じゃないだろ。
DQSキーワード「真の」にいきなり圧倒された。「真の」って何なんでし
ょうね。
>持続的に回復しないのなら無意味。
を読む限り持続的に景気がよいことでしょうか?景気の定義を問いたく
てウズウズしてしまいますが、DIなどから機械的にはじき出す景気がず
っとよいなんてことは定義上ありない。これは経済学無関係に語義の問
題。Yの(レベルへの)innnovationが減衰しない……つまりYが一度上が
ってその反発がないという意味ならばマクロ政策でも全然可能です。
>持続成長のためには供給側の強化こそ正道。
>構造改革派の側に一理あるね。
持続的成長のためには、規制緩和!これは経済学のごく常識的な結論。人為
的に産業構造をいじったりするのは経済の効率性を高めない。少なくとも先
進国て成功した試しがない。
303: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 18:42
>>297
だから財政政策であれ金融政策であれ、根本療法をしないで無理やり薬で一時的に回復しても、それは真の回復じゃないだろ。持続的に回復しないのなら無意味。持続成長のためには供給側の強化こそ正道。構造改革派の側に一理あるね。
310: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 19:50
>>304
嘘つきは泥棒のはじまり。格別マクロ政策を行わずとも景気が回復している事実をどう説明するんだ?
312: 303 2004/07/20(Tue) 20:04
>>309
誰も供給が足りないなんて言ってない。本来の需要に比べて過剰供給=非効率だから、供給側を整理することが必要。そうすれば需給はバランスする。人為的に需要側を増やすという発想が間違いだということ。ここで言う供給側の強化とは量ではなく質のこと。一旦強化された供給側はその後それ自身で需要を生み出すので経済は拡大再生産に入る。
313: 303 2004/07/20(Tue) 20:25
>>311
今回の景気回復は前のと違い、民間の自律的努力で為された面が強く、マクロ経済政策の助けを借りていないから持続的だと確信する。デフレの中でとことん鍛えられた優良民間企業は再び競争力をつけ、グローバルコンペティションに勝ち抜く力を身につけつつある。ここの人たちはデフレのマイナス点ばかり引き合いに出すが、こうしてみるとそうとばかりは言えない。
A
304: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 19:05
>>303
あのねえ、仮にあなたの言うところの「根本治療」とやらの存在を認めたとしても、
マクロ経済政策をデタラメに行ってたのでは、一向に潜在成長率水準には達せず、
延々と不況を続けるだけだと思うのだが。
309: ドラエモン 2004/07/20(Tue) 19:44
>>303
供給側が弱化しているのが長期不況の原因だというわけですね? つまり、需要に比べて供給が
足りないわけですな。だとすると、金融緩和が日銀の言うように十分であって、需要が多すぎる
のに、なぜデフレなんでしょう?
311: ドラエモン 2004/07/20(Tue) 19:53
>>310
まず、アメリカで空前の規模の財政・金融政策が発動された。次に、日本では空前の規模の為替
市場への介入が行われた。さらに、量的緩和が一層強化されたなんてのは、格別には入らないと
して、景気回復なら90年代以降、これで3回目だが。
315: ドラエモン 2004/07/20(Tue) 21:01
>>312 >>313
>供給側を整理することが必要。そうすれば需給はバランスする
つまり、生産を減少させて少ない需要にあわせるわけですな。
>供給側の強化とは量ではなく質
これは、需要に見合った供給量への削減という意味ですか?それとも、なにか別の意味?
>民間の自律的努力で為された面が強く、マクロ経済政策の助けを借りていないから持続的だと
>確信する
確信するのは自由だが、アメリカのマクロ政策が輸出拡大の原因なら、そんな一時しのぎの効果
は早晩剥落するのだから(あなたの説)、持続的ではあり得ないんじゃないの?
>優良民間企業は再び競争力をつけ、グローバルコンペティションに勝ち抜く力
競争力ってなに?すべての産業を鍛えたらすべての産業が輸出競争力を付けることができるの?
316: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 21:28
>>313
グローパルコンペティションに勝ち抜く競争力!?
それならば、為替を円安方向に誘導して行け。
あっと言う間に国際競争力なるものが身に付くわなw
317: 査読厨X 2004/07/20(Tue) 21:42
夏ですな……今日の東京は観測史上の気温だったとか
>根本療法をしないで無理やり薬で一時的に回復しても、それは真の回復
>じゃないだろ。
DQSキーワード「真の」にいきなり圧倒された。「真の」って何なんでし
ょうね。
>持続的に回復しないのなら無意味。
を読む限り持続的に景気がよいことでしょうか?景気の定義を問いたく
てウズウズしてしまいますが、DIなどから機械的にはじき出す景気がず
っとよいなんてことは定義上ありない。これは経済学無関係に語義の問
題。Yの(レベルへの)innnovationが減衰しない……つまりYが一度上が
ってその反発がないという意味ならばマクロ政策でも全然可能です。
>持続成長のためには供給側の強化こそ正道。
>構造改革派の側に一理あるね。
持続的成長のためには、規制緩和!これは経済学のごく常識的な結論。人為
的に産業構造をいじったりするのは経済の効率性を高めない。少なくとも先
進国て成功した試しがない。
90年代に大規模な財政支出を行ったのに効果が無かったのは何故?
Q
289: 名無しさんの冒険 2004/07/19(Mon) 23:52
90年代に大規模な財政支出を行ったのに効果が無かったのは何故?
金利が上昇するクラウディングアウトなら、国債の金利は減少し続けていたわけだし説得力がない。
著名人の説も聞きたいな。
A
290: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 00:04
>90年代に大規模な財政支出を行ったのに効果が無かったのは何故?
これを(日銀流の)金融政策が聞かない理由と同じ理由から不況レジームとしてまとめて説明しているのが飯田の『経済学思考の技術』。理屈としてはきれいで面白い。ただ実証的には「実は財政はきいていた」というKuttnerの論文なんかもあってどの程度妥当なのかはまだ明らかではない。
292: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 00:28
>>289
実質金利なら十二分に上がっていたが・・・
293: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 00:31
>>291
流動性の罠じゃ財政きいちゃうじゃん
294: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 01:19
>>292
実質金利はどのくらい上がってた?
295: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 01:28
>>290
そうか〜?彼のは財政は割と単純な中立命題みたいな話じゃなかったっけ?
>>292
おいおい。クラウドアウトで実質金利上昇ってことは資金需要が旺盛で金利が上
がったってことだぞ??全然90年代の日本経済と違う話じゃん。
297: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 03:01
>>289
90年代の財政政策に効果がなかったなんていってるのはトンデモだけだよ。
確かに、景気を“持続的に”回復させ続けるほどの効果はなかったんだけど。
規模の問題は別として、財政政策は効いているには効いている。
寄与度を見れば分かること。
321: 名無しさんの冒険 2004/07/21(Wed) 00:17
>>297
どれだけ財政の効果が効いてる証拠がある?
ソースを示してくれ。
実質金利も殆ど上昇していない。
少し上昇したとしても、またすぐに減少している。
その程度の金利上昇で、大規模な財政支出の効果を減らすほどの影響力があるだろうか?
金利のクラウディングアウト論は誤っていると思う。
329: 名無しさんの冒険 2004/07/21(Wed) 19:46
>>321
逆に、財政政策の効果が無かったと断言している実証研究は今のところ無いのでは?
『論争 日本の経済危機』の財政政策を巡る論争では財政出動派の山家氏は旗色が悪いが、
対する中里・小西も財政効果を否定するところまでは行っていない。即ち、限定的では
あったが下支え効果はあったと述べている。
そこで引用されている
http://www.imf.org/external/Pubs/FT/staffp/2000/00-02/pdf/ramaswam.pdf
も、一見財政政策に否定的なように書かれているが、住宅投資への効果はあったと
きちんと述べている。
289: 名無しさんの冒険 2004/07/19(Mon) 23:52
90年代に大規模な財政支出を行ったのに効果が無かったのは何故?
金利が上昇するクラウディングアウトなら、国債の金利は減少し続けていたわけだし説得力がない。
著名人の説も聞きたいな。
A
290: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 00:04
>90年代に大規模な財政支出を行ったのに効果が無かったのは何故?
これを(日銀流の)金融政策が聞かない理由と同じ理由から不況レジームとしてまとめて説明しているのが飯田の『経済学思考の技術』。理屈としてはきれいで面白い。ただ実証的には「実は財政はきいていた」というKuttnerの論文なんかもあってどの程度妥当なのかはまだ明らかではない。
292: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 00:28
>>289
実質金利なら十二分に上がっていたが・・・
293: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 00:31
>>291
流動性の罠じゃ財政きいちゃうじゃん
294: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 01:19
>>292
実質金利はどのくらい上がってた?
295: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 01:28
>>290
そうか〜?彼のは財政は割と単純な中立命題みたいな話じゃなかったっけ?
>>292
おいおい。クラウドアウトで実質金利上昇ってことは資金需要が旺盛で金利が上
がったってことだぞ??全然90年代の日本経済と違う話じゃん。
297: 名無しさんの冒険 2004/07/20(Tue) 03:01
>>289
90年代の財政政策に効果がなかったなんていってるのはトンデモだけだよ。
確かに、景気を“持続的に”回復させ続けるほどの効果はなかったんだけど。
規模の問題は別として、財政政策は効いているには効いている。
寄与度を見れば分かること。
321: 名無しさんの冒険 2004/07/21(Wed) 00:17
>>297
どれだけ財政の効果が効いてる証拠がある?
ソースを示してくれ。
実質金利も殆ど上昇していない。
少し上昇したとしても、またすぐに減少している。
その程度の金利上昇で、大規模な財政支出の効果を減らすほどの影響力があるだろうか?
金利のクラウディングアウト論は誤っていると思う。
329: 名無しさんの冒険 2004/07/21(Wed) 19:46
>>321
逆に、財政政策の効果が無かったと断言している実証研究は今のところ無いのでは?
『論争 日本の経済危機』の財政政策を巡る論争では財政出動派の山家氏は旗色が悪いが、
対する中里・小西も財政効果を否定するところまでは行っていない。即ち、限定的では
あったが下支え効果はあったと述べている。
そこで引用されている
http://www.imf.org/external/Pubs/FT/staffp/2000/00-02/pdf/ramaswam.pdf
も、一見財政政策に否定的なように書かれているが、住宅投資への効果はあったと
きちんと述べている。
2004年07月24日
ゼロ金利でも投資が増えない現在は完全に流動性の罠にはまっているんだから、財政出動すればいいんじゃないの?
Q
273: 名無しさんの冒険 2004/07/18(Sun) 21:55
流動性の罠のグラフなんだけど、財政出動すれば金利の上昇は小さく、所得は上昇するようにかかれている。
ゼロ金利でも投資が増えない現在は完全に流動性の罠にはまっているんだから、財政出動すればいいんじゃないの?
A
274: 名無しさんの冒険 2004/07/19(Mon) 07:11
「名目金利がこれ以上下がらない」という判定基準で
「流動性の罠」を定義したければ(その定義も決して十分ではないが)、
名目金利としてコールレートを採用すべきではなく、
長期金利を採用すべきである。
「ゼロ金利」は単に「コールレートがゼロ」という意味である。
しかし、日本の長期国債金利はゼロではない。しかも、長期国債金利が
ほんの少しでも上昇すると結構大きなニュースになっている。
長期国債金利が実体経済に与える影響はまだ全然消えていない。
その意味で日本は流動性の罠にまだはまっていないのである。
日銀派の宣伝に負けて「ゼロ金利」=「コールレートがゼロ」であることを
特別に重要視し過ぎてしまう人がたくさんいるのは残念なことである。
275: 歌舞 2004/07/19(Mon) 07:47
でも、それは正しいにしても細部なわけで。インタゲ+長期国債の買いオペの組み合わせが大半のリフレ派の論旨だから、いまが「流動性の罠」である、といってもそこらへんの認識では誤まりはないと思うよ。政府通貨発行益を用いた財政政策もイールドカーブのフラット化に対応する政策のひとつだし、為替介入もその一種だろうね。
273: 名無しさんの冒険 2004/07/18(Sun) 21:55
流動性の罠のグラフなんだけど、財政出動すれば金利の上昇は小さく、所得は上昇するようにかかれている。
ゼロ金利でも投資が増えない現在は完全に流動性の罠にはまっているんだから、財政出動すればいいんじゃないの?
A
274: 名無しさんの冒険 2004/07/19(Mon) 07:11
「名目金利がこれ以上下がらない」という判定基準で
「流動性の罠」を定義したければ(その定義も決して十分ではないが)、
名目金利としてコールレートを採用すべきではなく、
長期金利を採用すべきである。
「ゼロ金利」は単に「コールレートがゼロ」という意味である。
しかし、日本の長期国債金利はゼロではない。しかも、長期国債金利が
ほんの少しでも上昇すると結構大きなニュースになっている。
長期国債金利が実体経済に与える影響はまだ全然消えていない。
その意味で日本は流動性の罠にまだはまっていないのである。
日銀派の宣伝に負けて「ゼロ金利」=「コールレートがゼロ」であることを
特別に重要視し過ぎてしまう人がたくさんいるのは残念なことである。
275: 歌舞 2004/07/19(Mon) 07:47
でも、それは正しいにしても細部なわけで。インタゲ+長期国債の買いオペの組み合わせが大半のリフレ派の論旨だから、いまが「流動性の罠」である、といってもそこらへんの認識では誤まりはないと思うよ。政府通貨発行益を用いた財政政策もイールドカーブのフラット化に対応する政策のひとつだし、為替介入もその一種だろうね。
2004年07月19日
皆さんは、来月(8月)、米国のFFレート上げ(0.25%up)があると思いますか?
Q
260: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 16:01
皆さんは、来月、米国のFFレート上げ(0.25%up)があると思いますか?
市場では、ほぼ100%ありとのコンセンサスが醸成されていますが、
CPIとか雇用統計等が弱すぎて、もし上げたら、数年前に日本がゼロ金利
を解除したときのように経済活動が過度に減速するような気がします。
次回の米国の利上げをどのように分析されますか?
A
261: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 17:00
>>260
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aB6IpheMzy40&refer=jp_news_index
>来週はグリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が20、21日に上下院で議会
>証言を実施する予定で、ドル相場は8月の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金
>利動向を探る展開となりそうだ。
> クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券グローバル為替調査部ストラテジスト
>の小笠原悟氏は、「来週は米物価関連指標が出揃い、8月の次回FOMCに向けて、グ>リーンスパン議長の議会証言から、政策金利の決定に影響を与えるような発言が出るか
>が焦点となる」とみている。
262: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 17:06
>>260
漏れはあると思ってるよ。
雇用は全然弱くない。ISMなんかもトップラインは弱かったけど、雇用関係の数字は強い。
それに今回の(というか今後の)利上げは「引き締め」じゃない。アクセルをちょっと緩めるだけ。
はっきりいってマーケットは過剰反応と思う。というか、成長が安定段階に来たので調整してるだけだな。
260: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 16:01
皆さんは、来月、米国のFFレート上げ(0.25%up)があると思いますか?
市場では、ほぼ100%ありとのコンセンサスが醸成されていますが、
CPIとか雇用統計等が弱すぎて、もし上げたら、数年前に日本がゼロ金利
を解除したときのように経済活動が過度に減速するような気がします。
次回の米国の利上げをどのように分析されますか?
A
261: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 17:00
>>260
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aB6IpheMzy40&refer=jp_news_index
>来週はグリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が20、21日に上下院で議会
>証言を実施する予定で、ドル相場は8月の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金
>利動向を探る展開となりそうだ。
> クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券グローバル為替調査部ストラテジスト
>の小笠原悟氏は、「来週は米物価関連指標が出揃い、8月の次回FOMCに向けて、グ>リーンスパン議長の議会証言から、政策金利の決定に影響を与えるような発言が出るか
>が焦点となる」とみている。
262: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 17:06
>>260
漏れはあると思ってるよ。
雇用は全然弱くない。ISMなんかもトップラインは弱かったけど、雇用関係の数字は強い。
それに今回の(というか今後の)利上げは「引き締め」じゃない。アクセルをちょっと緩めるだけ。
はっきりいってマーケットは過剰反応と思う。というか、成長が安定段階に来たので調整してるだけだな。
「日本がアメリカとの良好な政治的関係を維持出来なかったら、日本経済は沈没する」って本当ですか?
Q
245: 名無しさんの冒険 2004/07/15(Thu) 12:52
岡崎久彦が
日本がアメリカとの良好な政治的関係を維持出来なかったら、日本経済は沈没する
日本の製品をアメリカで自由に売ることが出来たのは、良好な政治関係のおかげ
などという趣旨の主張を行っています。
またこれに類する主張も割とネット上で見かけるんですが…
本当なんですか?
日本と中国の政治的関係は現在それほど良好とは言えませんが
両国間の取引は活発ですし。
貿易取引って「売らせてあげる/売らせてもらう」っていうもんじゃなくて
単に「需要と供給」ってことじゃないんですか?
決定的に敵対関係になるというのならまだしも
そんなに外交関係って経済に影響があるもんなんでしょうか?
A
248: 名無しさんの冒険 2004/07/15(Thu) 20:17
>日本がアメリカとの良好な政治的関係を維持出来なかったら、日本経済は沈没する
良好な政治関係が何を意味するかに拠るな……60-70年代米ソくらいの敵対関係なら
禁輸はしない。30-45年日米くらいまで悪化するとやばいだろうなww
249: ドラエモン 2004/07/15(Thu) 20:23
>>248 ABCD包囲陣が41年(開戦の年)だからなぁ。2.26が36年2月、三国防共
協定がその年の11月。このあたりで、日本がファシズム側に立つことが決まったわけで、
それでも軍事物資の輸入制限が41年までできたんだから、よほどのことがないと「沈没」まで
はいかんだろうねぇ。
251: 245 2004/07/15(Thu) 22:43
>>248>>249
でもアメリカからの一方的な禁輸って現実的にありえるんですか?
例えばそれに呼応して日本も報復措置をとって、
日米間の経済的な取引が完全にストップしたら
アメリカも困るのでは?
余程のことが無い限り「刺し違え」のきっかけになるようなことを
アメリカがしてくるとは思えないのですが…どうなんでしょう?
252: ドラエモン 2004/07/16(Fri) 00:36
>>251
もちろん、実際にはありえんよ。良いか悪いかは別にして、日本とアメリカの経済(というより
先進国経済全体だが)は、高度に統合が進んでいて、一部分を切り離そうとすれば残りも大変な
出血を余儀なくされる。できるのは、象徴的な製品の輸入禁止(フランスがやったVCRとか、
半導体摩擦の際のPCとかの類)でしょう。
253: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 01:08
スタバがある国同士は戦争しないって説もあるしね。
254: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 08:33
マクドナルドじゃなかったっけ?
255: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 09:19
すかいらーくだろ。
256: 招き猫 2004/07/16(Fri) 09:57
>>252
交易の拡大が平和を招来するってことか。これが最大の安全保障と割り切れるかだな。
中国や北朝鮮に対しても同様の戦略が大切だと国民的コンセンサスがとれると良いのだが。
257: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 10:49
>>253
>>254
マクドナルド
マクドがある国同士は「戦争」しない。
245: 名無しさんの冒険 2004/07/15(Thu) 12:52
岡崎久彦が
日本がアメリカとの良好な政治的関係を維持出来なかったら、日本経済は沈没する
日本の製品をアメリカで自由に売ることが出来たのは、良好な政治関係のおかげ
などという趣旨の主張を行っています。
またこれに類する主張も割とネット上で見かけるんですが…
本当なんですか?
日本と中国の政治的関係は現在それほど良好とは言えませんが
両国間の取引は活発ですし。
貿易取引って「売らせてあげる/売らせてもらう」っていうもんじゃなくて
単に「需要と供給」ってことじゃないんですか?
決定的に敵対関係になるというのならまだしも
そんなに外交関係って経済に影響があるもんなんでしょうか?
A
248: 名無しさんの冒険 2004/07/15(Thu) 20:17
>日本がアメリカとの良好な政治的関係を維持出来なかったら、日本経済は沈没する
良好な政治関係が何を意味するかに拠るな……60-70年代米ソくらいの敵対関係なら
禁輸はしない。30-45年日米くらいまで悪化するとやばいだろうなww
249: ドラエモン 2004/07/15(Thu) 20:23
>>248 ABCD包囲陣が41年(開戦の年)だからなぁ。2.26が36年2月、三国防共
協定がその年の11月。このあたりで、日本がファシズム側に立つことが決まったわけで、
それでも軍事物資の輸入制限が41年までできたんだから、よほどのことがないと「沈没」まで
はいかんだろうねぇ。
251: 245 2004/07/15(Thu) 22:43
>>248>>249
でもアメリカからの一方的な禁輸って現実的にありえるんですか?
例えばそれに呼応して日本も報復措置をとって、
日米間の経済的な取引が完全にストップしたら
アメリカも困るのでは?
余程のことが無い限り「刺し違え」のきっかけになるようなことを
アメリカがしてくるとは思えないのですが…どうなんでしょう?
252: ドラエモン 2004/07/16(Fri) 00:36
>>251
もちろん、実際にはありえんよ。良いか悪いかは別にして、日本とアメリカの経済(というより
先進国経済全体だが)は、高度に統合が進んでいて、一部分を切り離そうとすれば残りも大変な
出血を余儀なくされる。できるのは、象徴的な製品の輸入禁止(フランスがやったVCRとか、
半導体摩擦の際のPCとかの類)でしょう。
253: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 01:08
スタバがある国同士は戦争しないって説もあるしね。
254: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 08:33
マクドナルドじゃなかったっけ?
255: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 09:19
すかいらーくだろ。
256: 招き猫 2004/07/16(Fri) 09:57
>>252
交易の拡大が平和を招来するってことか。これが最大の安全保障と割り切れるかだな。
中国や北朝鮮に対しても同様の戦略が大切だと国民的コンセンサスがとれると良いのだが。
257: 名無しさんの冒険 2004/07/16(Fri) 10:49
>>253
>>254
マクドナルド
マクドがある国同士は「戦争」しない。
小渕政権時に100兆の財政出動が行われたと聞きましたが財源はどこから出たのでしょうか?
Q
204: 名無しさんの冒険 2004/07/11(Sun) 16:44
小渕政権時に100兆の財政出動が行われたと聞きましたが財源はどこから出たのでしょうか?
A
205: 名無しさんの冒険 2004/07/11(Sun) 17:04
>>204
100兆も行われてないよw
赤字国債が100兆円分積み上がったというだけで、その中の相当額は
小渕が財政出動していようがしていなかろうが、惰性的に積み上がってしまっていた部分。
極端な話、小泉が総理やってても、3年間で90兆円以上赤字が積み上がるんだから。
207: 92 2004/07/11(Sun) 17:17
>>205
じゃあ赤字国債分を財政出動に回したというだけなのですね?
208: 名無しさんの冒険 2004/07/11(Sun) 17:38
というよりも、「財政出動」の定義次第なんだよね。
当初予算まで含めて「財政出動だ」とするのならば、そりゃ小渕政権時には
100兆円の財政出動が行われたかも知れませんわな。
今の緊縮志向と言われる小泉政権でさえ毎年82兆円超の当初予算を組んでいるんだから。
だけれども、当初予算とは別立て分(補正予算なり、緊急経済対策名目なり)のみを
指して「財政出動」とするならば、小渕政権時に100兆円もやっているわけがない。
取り合えず、あなたは204の話を誰に聞いたのか、彼は予算をどう定義付けているのか
分からないと、正確な話は出来ません。
204: 名無しさんの冒険 2004/07/11(Sun) 16:44
小渕政権時に100兆の財政出動が行われたと聞きましたが財源はどこから出たのでしょうか?
A
205: 名無しさんの冒険 2004/07/11(Sun) 17:04
>>204
100兆も行われてないよw
赤字国債が100兆円分積み上がったというだけで、その中の相当額は
小渕が財政出動していようがしていなかろうが、惰性的に積み上がってしまっていた部分。
極端な話、小泉が総理やってても、3年間で90兆円以上赤字が積み上がるんだから。
207: 92 2004/07/11(Sun) 17:17
>>205
じゃあ赤字国債分を財政出動に回したというだけなのですね?
208: 名無しさんの冒険 2004/07/11(Sun) 17:38
というよりも、「財政出動」の定義次第なんだよね。
当初予算まで含めて「財政出動だ」とするのならば、そりゃ小渕政権時には
100兆円の財政出動が行われたかも知れませんわな。
今の緊縮志向と言われる小泉政権でさえ毎年82兆円超の当初予算を組んでいるんだから。
だけれども、当初予算とは別立て分(補正予算なり、緊急経済対策名目なり)のみを
指して「財政出動」とするならば、小渕政権時に100兆円もやっているわけがない。
取り合えず、あなたは204の話を誰に聞いたのか、彼は予算をどう定義付けているのか
分からないと、正確な話は出来ません。
景気が回復しているというのに、何でマネーサプライの伸びが1.8%しかないんですか?
Q
187: 名無しさんの冒険 2004/07/10(Sat) 11:43
景気が回復しているというのに、何でマネーサプライの伸びが1.8%しかないんですか?
おのずと伸びてしかるべきだと考えるんですが。
A
189: ドラエモン 2004/07/10(Sat) 14:11
>>187
2003年1−3月期から直近までの前年同期比名目成長率は、
2003/Q1___ -0.5
2003/Q2____ 0.0
2003/Q3___ -0.3
2003/Q4____ 0.3
2004/Q1____ 3.0
しかないわけ。これじゃあ、そもそも伸びないのは当然。しかも、借り入れ返済が続いて
いるし、景気良い企業は、もともと非常にキャッシュリッチで返済減らすくらいで投資を
賄える。逆説的に聞こえるだろうがマネーサプライの伸びが低いから金利は上がらないと
すら言えるのだよ(実は、マネーサプライじゃなくてマネーディマンドなんだけどね)
187: 名無しさんの冒険 2004/07/10(Sat) 11:43
景気が回復しているというのに、何でマネーサプライの伸びが1.8%しかないんですか?
おのずと伸びてしかるべきだと考えるんですが。
A
189: ドラエモン 2004/07/10(Sat) 14:11
>>187
2003年1−3月期から直近までの前年同期比名目成長率は、
2003/Q1___ -0.5
2003/Q2____ 0.0
2003/Q3___ -0.3
2003/Q4____ 0.3
2004/Q1____ 3.0
しかないわけ。これじゃあ、そもそも伸びないのは当然。しかも、借り入れ返済が続いて
いるし、景気良い企業は、もともと非常にキャッシュリッチで返済減らすくらいで投資を
賄える。逆説的に聞こえるだろうがマネーサプライの伸びが低いから金利は上がらないと
すら言えるのだよ(実は、マネーサプライじゃなくてマネーディマンドなんだけどね)
2004年07月06日
ベースマネーを増やせばマネーサプライも増えるんですよね?
Q
135: 2ちゃんねらですが 2004/07/05(Mon) 11:38
ただ不思議だなと思うのは貨幣乗数が1より多い限りベースマネーを増やせば
マネーサプライも増えるんですよね? だったら何でベースマネーを
増やさないのかなと思うんですよね?
理論的にありえるのかどうか知りませんが
たとえば貨幣乗数が0.5なら ベースマネーが100億でもマネーサプライは50億に減りますよね?
でも貨幣乗数が1.1なら ベースマネーが100億ならマネーサプライは110億に増えるんですよね?
A
136: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 13:45
ハイパワード・マネーは結構増やしてまんがな。
まだまだ足らんというのが、リフレ派の主張。
貨幣乗数は信用創造がどれくらい活発に行われたのかを事後的に表す。
M=mHで、MとHが事後的に定まり、m=M/Hとして求められる。
Hがどんどん増えても、銀行が貸し渋り・貸し剥がしを行えば、
信用創造活動は低迷し、Mは増えない。貨幣乗数も下がる。
137: 歌舞@多忙につきいいかげんに 2004/07/05(Mon) 13:54
>>136 この手の論議もだんだんマンネリだよなあ。そんで貸し渋り・貸しはがしの
データはどこにあんの? 大企業+中小企業の潤沢なキャッシュフローをみてみなさいよ、ノーコストの内部資金が何兆円もあんのになんで貸し渋り・貸し剥しといった
問題が効いてくんのかね?
それと信用乗数が低下しているのはデフレ期待のせい、というハマコー論文を読んだら。
あと不良債権が貸し出し機能不全でマクロ停滞という筋書きは、去年からの貸出低迷ないし低下+設備投資の活発化(今年度は中小も という事態の前にほぼ完全に崩壊してるんだけど? 金子勝はこの景気回復は「幻」みたいなこといってるけども、脆弱な景気回復なのはわかるが、それでも投資増加の幻はありえないわけでww
138: 2ちゃんねらですが 2004/07/05(Mon) 15:34
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0905/240-243
>マネーの流通速度は毎年2.5%程度下がるので(ここ数十年の経験則)、
>マネーサプライが2%しか伸びない状況が続けば
>実質経済成長分だけ物価水準が下がることになり、
>名目成長率はほんの少しマイナスになってしまう。
>名目成長率を5%程度にしたければ8%程度のマネーサプライ伸び率が必要になる。
>この数字は平時のものなので、デフレ下ではもっと大きな数字が必要になる。
なるほど ようやくこの上でのやりとりが理解できた。
だから マネーサプライの伸びはぜんぜん足りないのね。
なんかこう一つ一つがようやくつながった気がする。
141: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 21:34
「マネタリーベースを増やしたからマネーサプライが増える」
と考えるだけでは投資家の振る舞いに働きかける金融政策を語るには不十分。
投資家は「これからどうなるか」を予想して行動を決定する。だから、
これから中央銀行がどのような方針で政策を実施し続けるかが問題になる。
たとえば中央銀行がマネタリーベースに上限を設けていたりすると、投資家は
「今までマネタリーベースを増やしてきたが、これからはそうとは限らないので、
結果的にマネーサプライへの影響は小さくなるだろう」と考え、慎重になるだろう。
そして、投資家が慎重になれば実際にマネーサプライへの影響は小さくなる。
かくして投資家の予想は実現し、ますます投資家は慎重になるだろう。
中央銀行が投資家の行動をコントロールしたければ、インフレ目標政策などの
枠組みを用いて、自分自身を縛り付ける方が効果的である。
日銀がこれからどのような政策を実施するかを
現在の日本では確実に予想することができない。
「福井様頼み」という非常にお寒い状態だ。
142: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 21:50
>138
現在、景気をひっぱってるのは米中特需とデジタル家電。
大企業主導型である。大企業は現在、キャッシュフローの範囲内で設備投資を行い、
資金調達をするにしても証券市場から。銀行借入に依存していない。
したがって、景気が回復基調にあるものの、マネーサプライは伸びていない。
それに対し、中小企業の資金繰りは依然厳しく、財務状況も大企業に比べれば、
さほど改善していない(有利子負債残高に比べキャッシュフローの水準は依然低い)。
したがって銀行借入に依存せざるを得ない。いろいろ努力しているだろうが、
銀行がもっと優良中小企業を発掘したり、中小企業の再生に力を尽くせば、
銀行貸出はもっと増え、マネーサプライは増える。景気回復の足取りはもっと
確かなものになる。
135: 2ちゃんねらですが 2004/07/05(Mon) 11:38
ただ不思議だなと思うのは貨幣乗数が1より多い限りベースマネーを増やせば
マネーサプライも増えるんですよね? だったら何でベースマネーを
増やさないのかなと思うんですよね?
理論的にありえるのかどうか知りませんが
たとえば貨幣乗数が0.5なら ベースマネーが100億でもマネーサプライは50億に減りますよね?
でも貨幣乗数が1.1なら ベースマネーが100億ならマネーサプライは110億に増えるんですよね?
A
136: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 13:45
ハイパワード・マネーは結構増やしてまんがな。
まだまだ足らんというのが、リフレ派の主張。
貨幣乗数は信用創造がどれくらい活発に行われたのかを事後的に表す。
M=mHで、MとHが事後的に定まり、m=M/Hとして求められる。
Hがどんどん増えても、銀行が貸し渋り・貸し剥がしを行えば、
信用創造活動は低迷し、Mは増えない。貨幣乗数も下がる。
137: 歌舞@多忙につきいいかげんに 2004/07/05(Mon) 13:54
>>136 この手の論議もだんだんマンネリだよなあ。そんで貸し渋り・貸しはがしの
データはどこにあんの? 大企業+中小企業の潤沢なキャッシュフローをみてみなさいよ、ノーコストの内部資金が何兆円もあんのになんで貸し渋り・貸し剥しといった
問題が効いてくんのかね?
それと信用乗数が低下しているのはデフレ期待のせい、というハマコー論文を読んだら。
あと不良債権が貸し出し機能不全でマクロ停滞という筋書きは、去年からの貸出低迷ないし低下+設備投資の活発化(今年度は中小も という事態の前にほぼ完全に崩壊してるんだけど? 金子勝はこの景気回復は「幻」みたいなこといってるけども、脆弱な景気回復なのはわかるが、それでも投資増加の幻はありえないわけでww
138: 2ちゃんねらですが 2004/07/05(Mon) 15:34
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0905/240-243
>マネーの流通速度は毎年2.5%程度下がるので(ここ数十年の経験則)、
>マネーサプライが2%しか伸びない状況が続けば
>実質経済成長分だけ物価水準が下がることになり、
>名目成長率はほんの少しマイナスになってしまう。
>名目成長率を5%程度にしたければ8%程度のマネーサプライ伸び率が必要になる。
>この数字は平時のものなので、デフレ下ではもっと大きな数字が必要になる。
なるほど ようやくこの上でのやりとりが理解できた。
だから マネーサプライの伸びはぜんぜん足りないのね。
なんかこう一つ一つがようやくつながった気がする。
141: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 21:34
「マネタリーベースを増やしたからマネーサプライが増える」
と考えるだけでは投資家の振る舞いに働きかける金融政策を語るには不十分。
投資家は「これからどうなるか」を予想して行動を決定する。だから、
これから中央銀行がどのような方針で政策を実施し続けるかが問題になる。
たとえば中央銀行がマネタリーベースに上限を設けていたりすると、投資家は
「今までマネタリーベースを増やしてきたが、これからはそうとは限らないので、
結果的にマネーサプライへの影響は小さくなるだろう」と考え、慎重になるだろう。
そして、投資家が慎重になれば実際にマネーサプライへの影響は小さくなる。
かくして投資家の予想は実現し、ますます投資家は慎重になるだろう。
中央銀行が投資家の行動をコントロールしたければ、インフレ目標政策などの
枠組みを用いて、自分自身を縛り付ける方が効果的である。
日銀がこれからどのような政策を実施するかを
現在の日本では確実に予想することができない。
「福井様頼み」という非常にお寒い状態だ。
142: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 21:50
>138
現在、景気をひっぱってるのは米中特需とデジタル家電。
大企業主導型である。大企業は現在、キャッシュフローの範囲内で設備投資を行い、
資金調達をするにしても証券市場から。銀行借入に依存していない。
したがって、景気が回復基調にあるものの、マネーサプライは伸びていない。
それに対し、中小企業の資金繰りは依然厳しく、財務状況も大企業に比べれば、
さほど改善していない(有利子負債残高に比べキャッシュフローの水準は依然低い)。
したがって銀行借入に依存せざるを得ない。いろいろ努力しているだろうが、
銀行がもっと優良中小企業を発掘したり、中小企業の再生に力を尽くせば、
銀行貸出はもっと増え、マネーサプライは増える。景気回復の足取りはもっと
確かなものになる。
買いオペのお金の流れや制限や為替介入との違いについて
Q
118: 92 2004/07/04(Sun) 13:45
どなたか買いオペのお金の流れや制限や為替介入との違いについてお願いします。
A
119: 名無しさんの冒険 2004/07/04(Sun) 14:11
http://www.boj.or.jp/wakaru/intl/kainyu.htm#04
為替介入の仕組み
為替介入は、通貨の売買ですから、その遂行には資金(ドルや円)が必要です。
日本では、為替介入には、財務大臣が管理する政府の「外国為替資金特別会計
(外為会計)」の資金が使われます。
例えば、急激な円安に対応し、為替市場でドルを売って円を買う
「ドル売り・円買い介入」を行う場合は、外為会計の保有するドルを
取り崩して、円を対価に売却します。
一方、急激な円高に対応し、為替市場で円を売ってドルを買う
「ドル買い・円売り介入」の場合は、政府短期証券(通称FB)を
発行して調達した円資金を対価にドルを買い入れます。
わが国では、為替介入は財務大臣が所管しており、実施の決断のほか、
タイミングや金額等の決定は財務大臣が行います。日本銀行は、
財務大臣の代理人として、介入の実務を担っています
(こうした仕組みは、関係する法律<外国為替及び外国貿易法、
外国為替資金特別会計法、日本銀行法>に定められています)。
121: 名無しさんの冒険 2004/07/04(Sun) 14:18
http://www.manabow.com/qa/nichigintouzayokin.html
それでは日銀は民間金融機関の日銀当座預金をどうやって増やしたり、減らしたりする
のでしょうか。
それには「日銀貸出金」と「公開市場操作」の2つの方法があります。
「日銀貸出金」とはその名の通り、日銀が民間金融機関に資金を貸し出すことです。
この貸し出しに使われる金利が「公定歩合」です。貸し出しを増やせば日銀当座預金は
増え、減らせば日銀当座預金も減ります。
もう一つの「公開市場操作」とは日銀が優良手形や債券を購入することで資金を供給
したり、手形や債券を売却することで資金を引き揚げたりすることです。
民間金融機関が手持ちの手形や債券を日銀に売却すれば、金融機関の日銀当座預金が
増えることになります。ただ、「買います」「売ります」という日銀の提案に応じるか
どうかは民間金融機関の自由です。また、日銀が買い入れる資産も一定以上の基準を
満たしていなければなりません。
122: 92 2004/07/04(Sun) 15:58
なるほど、じゃあ買いオペで無条件に市中にお金が出まわって貨幣供給が
増えるということはないのですね。
123: 名無しさんの冒険 2004/07/04(Sun) 22:02
>>122
買いオペで無条件にマネタリーベースは増えますよ。
マネーサプライが増えるかどうかは、日銀の態度を市場がどう読むかにかかっています。
すぐに引きしめると皆が考えるなら、マネサプは増えない。
124: 92 2004/07/04(Sun) 23:09
ありがとうございます。マネタリーベースは貨幣供給そのものズバリではないのですね。
マネーサプライとの違いについてもお願いします。」
125: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 00:26
http://www.findai.com/yogo/0019.htm
マネタリーベース=現金通貨(日本銀行券、補助貨幣)+ 法定準備預金(日銀当座預金)
マネーサプライ=現金通貨(日本銀行券、補助貨幣)+預金通貨(当座預金・普通預金等)
126: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 00:36
http://www.findai.com/yogo/0043.htm
≪マネーサプライの管理≫
信用乗数が一定の値に安定している場合には、マネタリーベースを使って、
マネーサプライを管理することができます。しかし、現金預金比率が
変動すると、信用乗数も変わります。
信用乗数は、民間主体の経済活動に大きく依存します。金利が上がると、
お金を現金で保有しないで預金で保有しようと考える人が増えるため、
現金預金比率は下がり、信用乗数は大きくなります。逆に、
金利が下がると、お金を預金で保有しないで現金で保有しようと考える人が
増えるため、現金預金比率は上がり、信用乗数は小さくなります。これは、
金融政策の効果を減殺することを示しています。
マネタリーベース残高の多くは現金通貨(銀行券と補助貨幣)で占められています。
そのため、民間(個人、法人)の現金需要が信用乗数に大きく影響することに
なります。日銀が法定準備率(R/D)を変更してマネタリーベースを変えても、
信用乗数が不安定であると、日銀によるマネーサプライの管理はむずかしくなります。
118: 92 2004/07/04(Sun) 13:45
どなたか買いオペのお金の流れや制限や為替介入との違いについてお願いします。
A
119: 名無しさんの冒険 2004/07/04(Sun) 14:11
http://www.boj.or.jp/wakaru/intl/kainyu.htm#04
為替介入の仕組み
為替介入は、通貨の売買ですから、その遂行には資金(ドルや円)が必要です。
日本では、為替介入には、財務大臣が管理する政府の「外国為替資金特別会計
(外為会計)」の資金が使われます。
例えば、急激な円安に対応し、為替市場でドルを売って円を買う
「ドル売り・円買い介入」を行う場合は、外為会計の保有するドルを
取り崩して、円を対価に売却します。
一方、急激な円高に対応し、為替市場で円を売ってドルを買う
「ドル買い・円売り介入」の場合は、政府短期証券(通称FB)を
発行して調達した円資金を対価にドルを買い入れます。
わが国では、為替介入は財務大臣が所管しており、実施の決断のほか、
タイミングや金額等の決定は財務大臣が行います。日本銀行は、
財務大臣の代理人として、介入の実務を担っています
(こうした仕組みは、関係する法律<外国為替及び外国貿易法、
外国為替資金特別会計法、日本銀行法>に定められています)。
121: 名無しさんの冒険 2004/07/04(Sun) 14:18
http://www.manabow.com/qa/nichigintouzayokin.html
それでは日銀は民間金融機関の日銀当座預金をどうやって増やしたり、減らしたりする
のでしょうか。
それには「日銀貸出金」と「公開市場操作」の2つの方法があります。
「日銀貸出金」とはその名の通り、日銀が民間金融機関に資金を貸し出すことです。
この貸し出しに使われる金利が「公定歩合」です。貸し出しを増やせば日銀当座預金は
増え、減らせば日銀当座預金も減ります。
もう一つの「公開市場操作」とは日銀が優良手形や債券を購入することで資金を供給
したり、手形や債券を売却することで資金を引き揚げたりすることです。
民間金融機関が手持ちの手形や債券を日銀に売却すれば、金融機関の日銀当座預金が
増えることになります。ただ、「買います」「売ります」という日銀の提案に応じるか
どうかは民間金融機関の自由です。また、日銀が買い入れる資産も一定以上の基準を
満たしていなければなりません。
122: 92 2004/07/04(Sun) 15:58
なるほど、じゃあ買いオペで無条件に市中にお金が出まわって貨幣供給が
増えるということはないのですね。
123: 名無しさんの冒険 2004/07/04(Sun) 22:02
>>122
買いオペで無条件にマネタリーベースは増えますよ。
マネーサプライが増えるかどうかは、日銀の態度を市場がどう読むかにかかっています。
すぐに引きしめると皆が考えるなら、マネサプは増えない。
124: 92 2004/07/04(Sun) 23:09
ありがとうございます。マネタリーベースは貨幣供給そのものズバリではないのですね。
マネーサプライとの違いについてもお願いします。」
125: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 00:26
http://www.findai.com/yogo/0019.htm
マネタリーベース=現金通貨(日本銀行券、補助貨幣)+ 法定準備預金(日銀当座預金)
マネーサプライ=現金通貨(日本銀行券、補助貨幣)+預金通貨(当座預金・普通預金等)
126: 名無しさんの冒険 2004/07/05(Mon) 00:36
http://www.findai.com/yogo/0043.htm
≪マネーサプライの管理≫
信用乗数が一定の値に安定している場合には、マネタリーベースを使って、
マネーサプライを管理することができます。しかし、現金預金比率が
変動すると、信用乗数も変わります。
信用乗数は、民間主体の経済活動に大きく依存します。金利が上がると、
お金を現金で保有しないで預金で保有しようと考える人が増えるため、
現金預金比率は下がり、信用乗数は大きくなります。逆に、
金利が下がると、お金を預金で保有しないで現金で保有しようと考える人が
増えるため、現金預金比率は上がり、信用乗数は小さくなります。これは、
金融政策の効果を減殺することを示しています。
マネタリーベース残高の多くは現金通貨(銀行券と補助貨幣)で占められています。
そのため、民間(個人、法人)の現金需要が信用乗数に大きく影響することに
なります。日銀が法定準備率(R/D)を変更してマネタリーベースを変えても、
信用乗数が不安定であると、日銀によるマネーサプライの管理はむずかしくなります。