Now and Forever

2019年12月22日21:37

カテゴリ: Trinita; Football

スタジアムの風景2019　～この1年の風景を振り返って～

今シーズンも、幸いに多くのサッカー観戦が出来た。
今まで観戦数を具体的に数えたことはなかったのだけど、ふと思い立って今回初めて数えてみると、トリニータ戦17試合（H12試合、A5試合）、トラスタ5試合、その他九州5試合という結果に。
もともとトリニータ戦を中心に、そして出来る範囲でそれ以外の試合もというスタンスだけど、こうやって数えてみると、結構あちこちに行ったものだなと自分でも驚くやら苦笑いするやら。
そんなスタジアムで今シーズン目にした色んな風景から、今年も印象的なシーン等をチョイスして振り返ってみることに。

≪4月20日：G大阪vs.大分≫
まずはタイトルどおりのスタジアムの風景ということで言えば、今シーズン特に挙げておきたいのが2つのスタジアム。
1つはようやく参戦を果たして、終始好天に恵まれたことも相まり、聞きしに勝る壮観や心地良いアングルを堪能できたパナソニックスタジアム吹田。

≪9月14日：大分vs.湘南≫
そしてもう1つは、スペックという点においてはよもやのJ1開催実現となった、大分市営陸上競技場。
※上記は参戦できた試合のみ記載。

≪4月20日：G大阪vs.大分≫
そのパナスタの中で個人的に最も際立った光景が、試合中のプレーを巡って試合が終わっても抗議を続けるチームメイトの傍らで、小塚選手や阿道選手と旧交を温める小野瀬選手の姿だった。
それにしても、この時相手方の輪の中に居た選手が、のちにトリニータに加入することになるとは…

≪5月5日：北九州vs.群馬≫
ミクスタで相まみえた、ギラヴァンツの國分選手とザスパクサツの姫野選手。
試合ではお互いのチームプレーの中で、とても昨年までのチームメイトとは思えないほどに張り合ってて、観てる側としては当然そうあるべきと思いつつも一方でハラハラ。
でも試合を終えて、それぞれの挨拶回りの中で顔を合わせた2人が交わした笑顔の光景に只々ほっこり。

≪8月4日：鳥栖vs.大分≫
CKのチャンスに、ウォーミングアップエリアでチャントに合わせて手を叩く藤本選手。
他の選手やサポーターへの配慮を随所に表す藤本選手らしさが窺えるし、スタンドからウォーミングアップエリアが見える駅スタならではの光景とも言える。
この時は、まさかこの日がトリニータ最後の試合になるとは思わずに…　今振り返ると如何許りの心境だったのかなと思ってしまう。
この日フル出場した相手の鳥栖GK大久保選手も翌日に移籍がリリースされる等、シーズン途中の完全移籍が富に増えた今シーズンの象徴でもあった。

≪10月19日：福岡vs.新潟≫
九州だJのイベントが開催されるこの日、九州JHTのブースを覗くと、沖縄市のガイドブックやFC琉球のステッカーが置かれている。
これまでは九州本土のクラブのみだっただけに、思わぬ光景に驚いてると、やがてジンベーニョが現れた。
その後、大縄跳び等のイベントを経て、他のマスコット達とともに撮影に収まったり。
今回はいわゆるオープン参加のような格好だったと思われるけど、来シーズンの「だJ」の動向が俄然注目される。

≪10月20日：熊本vs.藤枝≫
えがおスタのAWAY側コンコースで目にしたウェルカムメッセージ。
そこには、藤枝の選手がかつて熊本に居た時のイヤーブック、そして藤枝のコーチを歴任した熊本の増嶋真也コーチ（増嶋竜也選手の実弟でもある）からのメッセージが展示されていた。
昨年の大分戦でも心温まるメッセージを展示いただいたこともあって、この日も気にかけてこの場所に寄ってみたのだけど、こういう形のウェルカムは初めてで心震えた。

≪10月13日：北九州vs.岩手≫
ギラヴァンツが勝利を収めた試合の後、メンバー外だったスーツ姿の新井博人選手が、チームメイトから呼び出し（？）を受けるや、革靴を脱いで裸足でピッチに出てきてゴール裏の前でダンス。
周囲の無茶振りもあったように見受けられるけど、元々ある程度恒例になってるようで、もしかしたら本人としてもウズウズしてたのかも。
ともあれ、ピッチに立てなくても出来ることがあると改めて感じたし、昇格争いだったこの時期に、チームとしても心強い存在だったのではないかと思う。

昨シーズンから、Jリーグ全体としてアーティスト等著名人来場のイベントが増加したけど、今シーズンはその傾向が更に顕著に。
自分が生で観ただけでも、ここに列挙すると結構な数に上る（以下敬称略）。
●さだまさし・国分太一（2月24日：長崎vs.横浜FC）
●温泉むすめ九州選抜（5月4日：大分vs.鳥栖）
●下柳剛（5月11日：長崎vs.新潟）
●前川清（6月8日：長崎vs.岡山）
●コロッケ（7月27日：川崎vs.大分）
●阿部真央・山本涼介（8月17日：大分vs.鹿島）
●赤西礼保（11月2日：大分vs.FC東京）
●高橋みなみ（11月16日：長崎vs.栃木）
●どぶろっく・りんごちゃん（12月7日：大分vs.C大阪）

今年はあと1つサッカー観戦が残ってるのだけど、そんな中で今シーズン最も印象に残るスタジアムでのシーンとしては、メンバーに入れなかったトリニータの選手達がメンバーを支える姿が挙げられる。
それ自体は以前から見られたけど、今年は更にその姿勢が強くなったと感じてるし、しかもサポーターへの思いを示していただいてる姿も増えた。
もちろんメンバーに入れなかった悔しさはある筈だけど、それを越えて醸成されるチームワーク、そしてサポとの一体感は、十分他に誇れるものだと思っている。
来シーズンの顔ぶれはこれから徐々に固まっていくだろうけど、変わらぬチームワークを発揮して、幸い来年もJ1のステージで戦えるチームを見守っていきたい。
そして引き続き、それ以外のサッカーにも是非幅広く触れていきたいと思う。

2019年12月01日21:55

カテゴリ: Away Report

仙台遠征記2019（あの日のユアスタから6年ぶり）

6年前の2013年、長年待ち焦がれてようやく参戦を果たしたユアスタで目にした0-6の光景。
その忌まわしい記憶を払拭すべく、それ以来のユアスタとして実現する今年の参戦機会を是非にと遠征に組み込んだ。
それが11月末日になったのはややきつかったところもあったけど、そうしていざ仙台へ。

仙台空港に降り立つや、すぐに感じたピリッとくる冷たさ。
行きの飛行機の中で、到着地の現在の気温は1℃とか3℃とかと随時伝えられてたけど、実際に肌で感じる空気の冷たさは想像以上だった。
その後、アクセス線と地下鉄を経て、6年ぶりのユアスタへ。
賑わいを見せるスタジアム周りは、その一方で色づく景色も。

AWAYエリアコンコースのスタグルは1つだけ（その時間帯はHOMEエリアへ行くことも可能）だったけど、その1つが、牛タン専門店として名高い利久。
その味わいと食感にしばし舌鼓。

ユアスタを彩る、ベガルタチアリーダーズ。
そのダンスの鑑賞はここからだとやや距離があったけど、ピッチとの行き来がこちら側からのようで、スタンド下の通路を通って引き揚げる際にAWAY側からの声援に応えてくれたりして、AWAY民としてはある意味ダンス以上に得ることができた彩りとも言える。

試合の方は…　　ん～、一言で言えば持たされた感があるかな。
攻め込むシーンは多いけど、しっかり中を固められ、サイド攻撃から何本も放ったクロスもなかなか得点に繋げられず。そうこうするうちに、ミスもあって決められたという印象。
前回の対戦等も踏まえたのか、大袈裟に言えば大胆とも言える割り切りで対策してきた仙台に屈してしまった。

メンバー発表で驚かされた、特別指定選手（来期加入内定）である羽田選手のスタメン入り。
三竿選手が出場停止の今節、果たして庄司か刀根か岡野かそれとも…　なんてあれこれ考えてたけど、正直なところその過程で全く思いつかなかった名前がいざ載ってて、虚を突かれたというか。
大学生のうちに果たすことができたJデビューはしんしんと冷え込む気候の地だったけど、全体的にはそつなくプレーできていたという印象。
何より落ち着いて堂々とした姿に、来シーズンへの期待が持てた。

それにしても、返すがえすもこの日は只々寒かった。
普段であれば1日の中で最も気温が高くなる時間帯の試合だったけど、それでも試合中も締め付けられるような寒さ。
仙台に着いて以降昼間も気温が上がったとは感じられないほどで、少なくとも数時間前まで九州に居た身にはひときわ堪えるばかりだった。

2003年、2013年に続いて今回も、J1でのユアスタ（現名称）で得点できず、6年前の雪辱は果たせなかった。
もちろん結果に対する無念さは残るけど、でも何故か、今では6年前のことを、自分の中である程度整理して捉えられるようになっていた。今回改めて現地に立てたことが影響してるのかな。
そして、来週はいよいよこのメンバーで臨む最後の試合。
セレッソ戦に出場できない庄司選手や、怪我が心配な選手等も含めたチーム2019全体で、上方修正目標の勝ち点50を果たしてほしいと期待するばかり。

2019年08月25日21:44

カテゴリ: Away Report

広島遠征記2019

今回再びJ1に昇格できたことで、広島との対戦、特にAWAYは心待ちにしていた。
かつてはどちらも在籍した選手も多く、その後"大分と広島の至宝"も現れた間柄（？）。更には個人的なサポ交友関係も含めてそう思えた。
当初は金曜日開催の可能性もあったけど、晴れて（？）土曜日の開催に決定。
同じカテゴリーとは言え立ち位置の違いは踏まえながらも、HOMEでの雪辱を誓いつつ、この日に向けて準備を進めた。

前日の夜行バスで広島へ向かい、翌朝5:30頃には広島に到着。

混み合う前にという意味もあって、まずは朝方の宮島へ向かった。

折しも、厳島神社の大鳥居は70年ぶりの改修工事中だったけど、逆にある意味レアかも。

また、この時間は潮が引いていて、歩いて鳥居に近づくことができた。満潮の光景とはまた違った趣がある。

宮島の風物詩でもある鹿、野生なのにかなり人に慣れている様子。

ただ、この日は夜行われる花火大会の場所取り荷物があちこちに置かれてたけど、そこへ鹿たちがやって来て、レジャーシートの上にある荷物に貪りつく光景も見てしまうという…

決してそんなに早くから並んでたわけでもないんだけど、ekie（広島駅）の11:00オープン待ち列にたまたま先頭で並ぶことができて、店では待つことなくありつけることができた、みっちゃん総本店のスペシャルそば入りお好み焼。

そして、平和への思いを改めて。

爆心地からほど近く被爆の痕もあるものの、被災には耐えた、その姿を今に伝える旧日本銀行広島支店。

ここを出たところで、雨が降ってきた。

元々雨の懸念はあったものの、朝からの天候からしてもう降らないかなと思って、ポンチョを荷物に入れてホテルに預けてたけど、この雨を受けて、アストラムラインに乗る前にごそごそホテルへ取りに戻った。
結構な手間だったし、行程的にもロスだったけど、その後スタジアムでも時折降ったので、それはそれで幾分救われたのかな。

そしてこれも含めて、この日は結構路面電車に乗る機会があったけど、発車のたびに流れるコーンカーンという柱時計風の渋い音色が、今思い出してもじわりとくる。

その後アストラムラインを経て、6年ぶりにエディオンスタジアム広島に到着。

そこでは広島サポーター有志のおもてなしも。

クラブマスコットのサンチェやフレッチェに加えて、この日異彩を放った？のが、サンチェのおともだちという呉市のマスコット「呉氏」。

兎に角この日は、サンチェ達のその上を行く独特の存在感があった。

また、浅田飴とトリスポを手に持ったりLTポーズ（逆向きなのはご愛嬌）をしたり。

スタジアムでは、向こう側に見える広島サポーターの襷、昔からのダンマク等、一時期は毎年のように目にしていた光景を6年ぶりに。
改めて、これも再びJ1へ上がってこれたからこそ。
そして、いわゆる水墨画も今観ると新鮮にも感じる。

試合に関してはとにかく、90数分守り抜いたことに尽きる。
攻め手を欠いて、守勢という以上に防戦状態だったけど、17本のシュートを浴びながら体を投げ出したりして防いで、そしてもぎ取った勝ち点1。
かつてこのスタジアムで序盤の1点を前半の途中から45分以上を10人で守り抜いた、2006年の対戦を思い出した。
もちろん攻撃面も含めて課題はあるけど、この試合で得たものを今度は"3"に結びつけられるように活かしてほしいと期待するばかり。
そして只々、来年もここに来れるように。

2019年07月28日22:09

カテゴリ: Away Report

川崎遠征記

今回、サポ歴18年目にして、ようやく等々力参戦の機会にありつけることが出来た。

川崎との対戦自体がご無沙汰だったということもあるけど、J2時代も含めてほぼ毎年対戦していた2000年代もなかなか機会に恵まれなかっただけに、J1に戻った舞台でようやくありつけた機会を心待ちにしていた。

関東地方の週間予報も暫く晴れ基調が続いてたところへ舞い込んできた台風の予報に、目眩と不安の中での行程の始まりとなった。

スタジアムデビューとなった先日のHOME札幌戦では雨に見舞われてしまったリメイクバッグを祈る思いで携えて、まず空港に到着、そのままフライト出来た。

搭乗した機内の音楽番組のプログラムリストにYOUNG MANの文字が。

早速、この日等々力で行われるであろうスタジアムショーを待たずして、この曲にありつけることに。

実際にイントロを聴くと、かつて大分のドームでボールパーソンの地元高校サッカー部員が出てくるシーンが条件反射的にフラッシュバックされるのは、やはりトリサポとしては致し方ないところか。

他の便では途中大きく揺れたものもあったようだけど、この便は幸いに大きな揺れ等もなく、無事に羽田に到着できた。

川崎の街並みには、フロンターレな風景も。

その後、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムへ。

ドラえもんの駅メロが流れる最寄りの登戸駅から、シャトルバスに乗る。

車体のラッピングから車内の至るところに、更には直行シャトルバスとしては使われることがないであろう押しボタンにまで、作品のイラストが散りばめられている。

そしてミュージアムでは、漫画作品の一部が随所に展示されていて、かつてドラえもんの単行本30巻前後まで持ってた身として、遠い昔のその記憶が一気によみがえった。
館内の大部分は撮影禁止だったので、撮影可能な場所で収めたショットから。

そして、武蔵中原駅を経由して等々力へ移動すると、到着したちょうどその頃にマスコット達が登場。
慌ててカメラを手に取って画像に収めようとしたりでバタバタしながらも、マスコット達の一挙一動にしばし興じたものだった。

等々力への参戦は初めてだけど、J1に上がれたからこそ来れたのだと考えると少しばかり感慨深い（画像はピッチ練習時のもの）。

グッズショップ付近には秀樹さんのパネルもあり、またあちこちで、YOUNG MANが繰り返し流れてる。
ここでも連想の対象はやはりかつてのボールパーソンだけど、それがこの後のショーで変わるのだろうか。

そして試合のハーフタイムに、コロッケさん登場。
ある程度想像出来ていた流れではあったけど、秀樹さんの思いを継いでスタジアムを盛り上げてくれた。
また、ハーフタイム前からマスコット達がスタンバってて、ハーフタイムに入るや否やどっと現れた。
中でもニータンは、ショーが始まる前におもむろに準備体操をやる等の張り切りぶりで、この後YOUNG MANに合わせてしっかり踊っていた。
YOUNG MANから連想するものも、これで少しは変わるかな。

試合の方は、一言で言えば力の差を見せつけられたという印象。
先制された後すぐさま追いつけたことは良かったけど、最後はHOME戦に続いて地力の差が表れたと言える。
色んなメディアで目にする上位対決という文字が、どこか痒くなりそうな印象を抱いてしまうのが率直なところだ。
でも、今年は18番目からの挑戦ということもあって、力の差は認めざるをえないけど、この先こうばかりも言いたくはない。
幸先良い思い切ったシュート等に現れた田中達也選手への期待等、今後への収穫も確かにある。
厳しい戦いが続くけど、是非とも、一部で囁かれている"YMCAの呪い"のジンクスを払拭して、来年も等々力で戦えるよう今後も挑戦し続けたい。

2019年04月21日20:53

カテゴリ: Away Report

大阪遠征記2019(パナソニックスタジアム吹田初参戦)

今シーズンの遠征の1つとして定めていた、パナソニックスタジアム吹田。
2016年のJ3では万博送りに遭ったトリニータだけに、J1とは言え今年もよもやの万博送りにならないかと心配してたけど、無事にパナスタ開催となって、ようやくトリニータがパナスタのピッチに立てる。
そして無事に参戦出来ることになり、いざ大阪へ向かった。

新大阪駅に降り立ってエスカレーターに進み、普段どおり左側に出来ていた列に並ぶ。
その後、そう言えば関西は右側が基本だったなと思い出して、今何故左側に列があるのかが不思議だったけど、反対方向では右に列が出来てる。
各地から訪れた人が並ぶ下りでは左側が基本になってて、これから各地へ向かう人が並ぶ上りでは右側になっている光景、何気に関心を惹かれるものがあった。

そこから地下鉄とモノレールを乗り継いで移動。やはりあちこちにガンバ関連の展示が目立つ。
どこかの駅で東口(東出口)に東口選手の画像というショットを期待して探してたけど、結局見つけきれないままだった。

そうして万博記念公園駅へ。

しかしそこからが、なだらかな階段の登り降りあり、駐車場を迂回する道ありで結構回り道な感じ。

しかもそうしてようやく着いたかと思いきや、AWAYゴール裏の待機列が入場ゲートになく、あちらですと言われただけで自分達で探すという羽目に。結局Jリーグアプリの観戦チェックインも効かないほどの人里離れた場所が待機列だった。

開門近くになってゲートへ移動でゾロゾロ歩くだけでも、スタジアムツアー並の距離があった感覚だ。

そんなこんなの入場前だったけど、スタジアムに入ってからはその素晴らしさに驚くばかり。

先端を行く数々の機能や設備ももちろんさることながら、青空だと映える光景が最も印象的。この日がそういう天候だったことにも恵まれたと言える。

よく見ると、ゴール裏の屋根がHOMEとAWAYで構造が異なる。声や音の反響に差をつけるということなのかな。
でもこの日に関しては、青空も手伝って開放感の方が大きかった。

そして、くくるにありつける。
ふわっとろっのたこ焼き、お腹を空かせて臨んだ甲斐があった。

ガンバのHOMEに参戦したのは万博時代の10数年前以来だったけど、MCさんの
「ガンバァーーーッ！！　おおぉーさかぁー！！（絶叫）　　対　大分トリニータの試合…（淡々）」は今も健在。
そして、選手紹介の時に片野坂監督のところで両チームのサポから大きな拍手で包まれたのは心和む光景だった。

そしてキックオフ。
先制のシーンは正直向こう側だったこともあってさっぱり判らなかったけど、意外な形で決まったなくらいの感覚でとりあえずハイタッチしておいた。
それにしても、前半を通じて意外なほどに前に出てこないガンバに、不気味なものさえ感じた。

ハーフタイムに片面だけ散水が。
今や散水も戦略の1つと言えるのかな。
そして、そんな中でピッチ練習を行うトリニータのサブメンバー達。

後半に入ると、やはり散水が布石だったのかと思ってしまうほどにガンガン攻撃を仕掛けてくるガンバに対して危ないシーンも増えてきたけど、最後のところで踏ん張りを魅せる守備陣。
途中不運もあってゴールを与えてしまったけど、それでも試合を通じた粘り強さがこの日は光った。
そして、ガンバが早い時間に交代枠を使い切ってしまったこともあって息切れ気味になり、終盤は再び攻勢を仕掛けたトリニータだけど、結局決めきれず、1-1のドローで終わった。

勝てるチャンスもあっただけに悔しさももちろんあるけど、粘りを発揮した末の勝ち点、例え1つであっても着実に積み重ねておきたい。
そして、スタジアムの構造ゆえに音声の響きが独特であった中で、HOMEの声援に負けることなく立ち向かうことが出来た充実感が嬉しかった。
ともあれ、聞きしに勝る素晴らしいスタジアム。来年もここに来れるようこれからも戦っていきたい。

そして試合後。
これまでの、加えて新たなご縁に感謝。

2019年02月17日21:48

カテゴリ: Trinita; Forever

オフ会あれこれ

このオフの間、3つのオフ会に参加させていただいた。
今年に入って1月に福岡で、そして先週の大分に昨日の北九州と、こう記すと自分で苦笑いしてしまうけど、これだけ多く参加したのは個人的に初めて。
そんなオフ会をそれぞれざっと振り返ることに。

まずは1月の福岡。
クラブが製作したという映像を観て昨年の1年間を振り返ったり、県外在住ゆえのトリサポあるある（例えば週明けによくあるトリニータネタのローカルニュースが観たい等)で盛り上がったり。
それにしても何よりのトピックスは、20名を超える方々が集ったこと。
一時的な在住も含めて、福岡の地に少なくともこれだけのサポさんがいらっしゃることを知って、本当に心強く思った。
そして個人的には、かつてスタジアムで顔馴染みだった方と思いがけず福岡の地で10数年ぶりに再会できて、そういう意味でも充実していた。

2月の大分は先週の愛トリ会。
「ブロガー交流会」時代の第1回から10数年来、幸いに日程が合って毎回参加させ続けていただいている恒例行事。
抜群の存在感を放つ常連さんも多い中にフレッシュな顔ぶれも混じって、この日行われたTMの話等を聞かせていただいたり。
そして恒例のグッズじゃんけん争奪戦では、近年一部で囁かれていた我が強さは今回は鳴りを潜めてしまった感じだけど、それでもこれだけ（画像はその一部）の収穫があった。

そして昨日は北九州。
ライブ等の会場として時々名を聞く今回の会場に飾られている数々のアーティストのサインやポスター等の中には、大分を基盤に活動していて尚且つトリサポでもある中村慎吾さんのものもあった。
今回の会は思ってたよりはこじんまり？としてたけど、主催者さん秘蔵？の映像を観たり、企画としてそれぞれ開幕戦のスターティングメンバー予想を披露したり。
殆んどの方がろくに情報を持たずにお題を与えられて、頭を捻りながらボードに書く中で、ほぼ同じ状態の自分も気楽にやろうとは思いながら、いざ始めると、一旦挙げた選手名の下にじわっと括弧書きで別の選手を書き加えるというようなことも多く、やはり難しさはあった。

これらの一連を通じて見ても、オフ会は時に物資的なHARVESTもあったりするけど、やはり最大の収穫は、同じ志を持つ方々との触れ合いだと言える。
いささかクサい表現でもあるけど、これが偽らざる率直な思い。
それぞれお世話いただいた方々に改めて感謝しつつ、今回のご縁をこれからもっと深めていこうと肝に銘じて、来週からのシーズンに臨んでいきたいと思う。

2018年12月16日21:46

カテゴリ: Trinita; Football

スタジアムの風景2018

今シーズンも多くのフットボールに触れることができた。
今年は途中行けなかった数か月の時期があったけど、その後復活してからを含めて、行ける限りでフットボールな週末を一定の程度で堪能できたことは本当に恵まれていたと思う。
それはトリニータ優先を第一としながら、それ以外も含めてというスタンスではあったけど、1つの結果としてトラスタに6回通ったというのは自分でも驚いている。
そんなスタジアムで過ごした週末の中で、印象に残るシーン等をピックアップして振り返ることに。
因みに、以下デジカメだけでなくスマホの画像もあるし、今回は試合以外も含めてチョイスしています。

まずはPSMのショットから。
試合中、微妙な判定でチームメイトがファウルをとられて、今のはないでしょとばかりにサブの選手が副審のもとに歩み寄って談笑（？）する一幕。
こうやって選手が歩み寄れるのはPSMゆえかなとも思うし、ピッチとウォーミングアップエリアの距離が近いミクスタならではの光景でもあるのかな。
（2月17日：PSM北九州vs.札幌＠ミクスタ）

この日はかなり大荒れの天候に。
デジカメも次第に使えなくなり、スマホのカメラも扱いが難しくなる中で何とか捉えた風景。
スマホの荒い画像でも窺えるほどの暴風雨の下で行われたピッチ上での試合の傍ら、途中バコーンというけたたましい音とともに、ピッチ看板や第4審判用屋根付き椅子が吹っ飛ばされたりする中で、V.ファーレン長崎はJ1リーグ戦HOME初勝利を快勝で掴み取った。
（4月14日：長崎vs.G大阪＠トラスタ）

こちらはプレスキックに臨む宮阪と、壁として対峙する鈴木惇。
もっとも、当の本人同士は実際あまり関わりはないのかもしれないけど、鈴木選手のチーム残留が厳しくなったことを受けて宮阪獲得に動いたという経緯を考えると、トリサポとしては不思議な感覚を抱いてしまうショットだった。
（6月23日：大分vs.福岡＠大銀ドーム）

ポカスタのAWAY側半分に設けられているHOMEエリアに掲げられた、すだちを前面に出したダンマク。
それを目にして、こちとらかぼす色の血が流れてるんだとばかりに、近年苦杯を嘗め続けているすだちvs.かぼすの一戦に闘志を燃やして臨んだものの、結果、あえなく返り討ちに遭うことに…
（6月30日：徳島vs.大分＠ポカスタ）

盛り上がりをみせたファン感のフィナーレとして各選手の挨拶。その最後を飾った福森。
そんなシーンの中で、後ろで他の選手達は無関心な表情の一方、（今観ると）不自然にペットボトルを手にしている。
その後福森が自身の入籍を発表すると、一転、一斉にそのペットボトルで水を浴びせて手荒い祝福。
正直こちらも全くノーマークだったので、ズームする間もなく慌てて捉えたショット。
そして、濡れたままの福森が、今日の一体感で残り試合を戦っていこうと呼びかけてスピーチを終えると、みんなで祝福の後片付けに取り掛かる。
今シーズンのチームワークを象徴するシーンの1つでもあると思っている。
（7月8日：トリニータファン感謝デー＠大銀ドーム）

この日は九州だJということで、九州各地のJクラブマスコット達が一堂にトラスタに集った。
しかし、スケジュールの都合等でその度に誰か（人のような呼び方）が居なかったりと、全員揃ったショットがなかなか撮れず。
そんな中ふと収めたショットで、絶妙な手の絡め具合から窺えるニータンとヴィヴィくんのアツアツぶりを改めて確認（よろしければポップアップをご参照ください）。
（8月19日：長崎vs.C大阪＠トラスタ）

その後行われた試合の途中、ふと何の気なしに後ろを振り返ると、いつの間にかスタンドにウィントスくんの姿が。
V-ROADチャントの「ナ・ガ・サ・キ！」に合わせて腕を振り上げたりして、声なき友情声援を送っていた。
（8月19日：長崎vs.C大阪＠トラスタ）

無垢と言えるピュアな心で無類のあざとさを発揮し続けていると思っていたヴィヴィくんが、いつの間にか、サポーターにちょっかいを出すことを覚えていた。
そして、フラッグを使ったそんないたずらの魔の手を、その後受けることになろうとは…（以下、その四コマ）
（9月29日：長崎vs.川崎＠トラスタ）

今シーズン、Jリーグ全体に見られた特徴の1つとして、アーティスト等著名人のイベントが多かったということが挙げられる。
その分コストもかかるんだろうけど、やはり集客の呼び水としての大きな施策ということになるのかなとつくづく。
※竹内力さん⇒3月4日：大分vs.山形・8月11日：大分vs.岡山＠共に大銀ドーム
※ひょっこりはんさん⇒9月22日：山口vs.大分＠みらスタ
※中西圭三さん・川口春奈さん⇒9月29日：長崎vs.川崎＠トラスタ
※重本ことりさん⇒10月7日：大分vs.京都＠大銀ドーム
※阿部真央さん⇒11月10日：大分vs.金沢＠大銀ドーム

そして、今シーズンのスタジアムの風景として個人的に象徴的だったのは、選手達のプレーはもちろんのこと、ついつい目で追ってしまう、テクニカルエリアにおける片野坂監督の躍動ぶりだった。
その熱き姿自体は以前からではあるけど、今シーズン途中からは頼れる喉の守護神も大きな味方に加わって、より激しさや切れ味が増したようにも見受けられた。
（観戦できなかった試合も含めてトリニータ全試合）

幸いにして、来シーズンはJ1の舞台に立つことができる。
言うまでもなく厳しい戦いになると思うけど、元々、これまでJ1だった通算8シーズンの殆んどが実際に苦しかったわけだし、色んな意味でそれを織り込んだうえで臨まなければと改めて肝に銘じるばかり。
そしてそれとは別に、来シーズンもチームやカテゴリーに関わらず、広くフットボールに触れることができたらと願っている。

2018年11月18日22:21

カテゴリ: Away Report

山形遠征記2018

試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き、引き分けで試合を終えた。
ATに追い付かれて勝てず、自力で昇格を決めきれなかった悔しさと、何より他会場が気になるもどかしさをひとまず抑えて、まずはプレーを終えた選手達の健闘を称える。

選手達がベンチに引き揚げたそこからまた、場内は再び静寂の中、何とも表現し難い雰囲気が続いた。
ネット環境も中々繋がらず、かと言ってぬか喜び等があってもまた良くないので、最も信頼すべきはきちんとした筋から確認を取るであろう選手等当事者達の反応だと思い、その"公式発表"をじっと待つばかりのしんどいひととき。
※しかし今日の報道によると、選手達もサポーターの反応で結果が判ったという内容。

すると選手達が歓喜を表現し始め、それが周囲に拡がり、その後凱旋してきた選手やスタッフ等とともに歓びを分かち合った。

試合に関してはこの追いつかれた後の時間に色濃さが濃縮されてたけど、それも経て、
1年間の戦いの成果がここに結実！

今回は2009年以来、9年ぶりのNDソフトスタジアムだった。
前回は当日入りのデーゲームだったため、十分な時間が取れなかったけど、今回は前日入りしたので、
敷地内をひと回りしたりの時間があった。

この日の炎のカリーパンはこういうラインナップ。浅田飴かという話も一部にあったけど、さすがにそれはないか。
そして、その中から温泉まんじゅうをチョイス。

前夜の代表戦のお仕事を終えた大分から、忍術やらテレポートやら何やらでこの日の正午には山形のスタジアムに現れたニータン。
その後、広場でディーオとご対面。
すると、ニータン来場を聞きつけたペッカくんが、正に脱兎のごとく足早に駆け寄ってきて、夢の（？）3ショット、そしてマスコット版ウサギとカメが山形の地で実現した。

午前中に付近の練習場であったチーム練習で姿を見ないと思ったら、ここに来てスタメンで出てきたたっちゃん。
山形でのプレーを観ることができて良かったし、セレモニー後の場内一周の時に1人大分ゴール裏に来てくれた。

因みに山形入りした試合前日は、まず「もみじ公園」という名称のとおり、正に今が旬の紅葉を堪能。

その夜は、AWAY遠征の地で我らがHOME大銀ドーム（ビッグアイ）の代表戦を観るという、ある意味不思議な体験。

そして、滞在中は芋煮もいただいた。

J1経験クラブ初と言われたJ3降格から3年で、今度はJ3から初と言われる国内最高峰のプロサッカーリーグに再び登り詰めたトリニータ。
片さんの言葉にもあったとおり、来年は18位からのスタートになる（仮にあと1つ昇格チームがあるとしてもそうだと思う）。
その厳しさたるや事前の覚悟を遥かに超えるものであることも、これまでの経験から想定してるけど、今後はJ1に定着できるよう、地に足をつけた戦いを望むばかりだ。

2019年、新たな高みに挑戦！
まずは皆様、おめでとうございます！

2018年09月23日21:52

カテゴリ: Away Report

山口遠征記2018

9月は九州と山口で4試合を行うトリニータ。
よくこんな日程になったなと思いながらも、こうも近場が続くとやはり俄然力が入る。
最初のレベスタでは決して忘れることのできない屈辱を喫したけど、その次のえがおスタでは勝利。
先週のHOME讃岐戦は行けなかったということもあり、その分も思いを込めて山口戦に臨んだ。

去年と同様に今回も新幹線で山口入り。
新山口駅に着くと、去年同様の歓迎を受ける。
やはり、おいでませの文字を見るたびかつてのCMが脳内ループ（去年も載せたな）。

去年スタジアムでカンロ飴の配布を受けたことで、創業地が光市であることを知ったのだけど、今回にわかにキャンディダービーが脚光を浴びたことで、その点も意識して街を観察してみると、心なしか、コンビニ等でもカンロ商品が目立つ気がする。

その他、アイスコーナーにブラックモンブランがないところを見ると、やはり九州ではないことを実感するのだけど、その一方で何故か九州限定と謳う商品が置かれてたりと、九州の文化？も多少は入り雑じってるのかなと思ったりもした。

お昼は「ばりそば」にも興味があったのだけど、スケジュールやアクセスの関係で都合が合わなかったので、去年に続いて瓦そば。
蕎麦ももちろん美味だけど、個人的にはツイッター等でも時々見かける独特のイラストにも目を惹かれた。

新山口駅から無料シャトルバスで20分ほどかけて、山口ゆめ花博へ。
ちょうど遠征が開催に重なったので行くことができた。

その後、今年からネーミングライツになった維新みらいふスタジアムへ向かう。
到着すると、今年も暖かい歓迎のメッセージを受ける。

こちらは恐らく元々汎用的なものと思われるけど、それにちょこんと亀を添えて、オリジナルな色合いを出していただいたこともまたありがたい。

そして、今年も入場時にカンロ飴の提供を受ける。

この日のメインイベントの1つが、ひょっこりはん来場。
しかしやはり山口側の方に現れたので、こちらからは遠巻きまたはビジョン越しに観るばかり。
因みに、本人を模して事前告知に登場し、この日も本人と共演する可能性もあった（ないない）丸岡選手はサブメンバーだった。

そうして迎えた試合、前半は序盤からアグレッシブに攻め込み、決定機も幾つか掴むものの、ふかしてしまったりで逃すうちに、バックラインでのパスミスをさらわれて先制されてしまう。

しかし後半、パスワークから最後は両ウイングがフィニッシュに絡む攻撃でレイチェルが押し込んでようやく追い付いた。
そこからも攻勢を見せる中で、疑惑のオフサイド判定が度重なり、疑念を露わにする選手達の傍ら、見たことがないというくらいに片野坂監督がベンチ前で激高。
選手、監督、そしてサポそれぞれが抱いたそんなモヤモヤを、パスワークから藤本が今度は疑いようのない正真正銘のゴールを決めて吹き払った。
そして藤本、更に絶妙の飛び出しと絶妙のトラップから絶妙のかわしを魅せてゴールに流し込む。
そんな後半の3得点で逆転勝利を収めた。

相手のディフェンスの具合も要因の1つという見方もあるのかもしれないけど、プレー以外での歯痒い思いをプレーで跳ね返して結果に結びつけたという点で、本当に大きな収穫だと思っている。
これを今後の自信に繋げて1試合1試合をしっかり戦って、レベスタでの屈辱を今年の最終目標達成で晴らしたい。

最後に、去年と同様試合後にようやく巡り会えたレノ丸のショット。

2018年07月01日21:22

カテゴリ: Away Report

徳島遠征記2018

今回の遠征はちょっと久しぶりでもあった。
遠征は開幕戦の栃木以来、更に最近はHOMEも含めて参戦がご無沙汰だったので、この辺で遠征を入れてみたいと思い立っての徳島行き。
前回訪れた2010年からスタジアムも出で立ちが変わってるようだし、そういう興味もあってのチョイスだった。

まずは空路で徳島入りして、その後の移動までの合間に
徳島ラーメンをパクつく。

空港から向かったのは大鳴門橋。そこに着くまでの間には晴れ間も見え始めた。
ちょうど行った頃が干潮だったようで、そこでしばし渦潮に興じた（渦が小さくて分かりづらい、と言うかうまく撮れなかったけど）。
そうやってしばらく過ごすうちに次第に天候が良くなっていくさまを見て、後は回復する一方だと思っていた。
しかし鳴門駅への移動の途中、フォロワーさんのご指摘によって、一部には怪しげな雲も残っていることに気づき、実際鳴門駅ではポツっと雨粒が落ちてきたりもした。
ただその時は、正直そんなにひどくはならないんじゃないかなという感触だった。

鳴門駅からシャトルバスに乗って、10分ほどでスタジアムに到着。
しかしバスを降りるとパラッと降ってきて、その後どしゃ降りに急転して慌てて雨宿り。
10～20分ほどのにわか雨ではあったけど、夏が近づくと天候もいつどうなるか分からないなとつくづく感じるとともに、天候はすっかり回復したと思い込んでたことをただ悔やむばかりだった。

にわか雨がひとまず落ち着いてからスタジアム外周を散策。
そこでは、いわゆる「鳴門・大塚スポーツパーク」であることを改めて実感した。

8年ぶりに訪れたポカリスエットスタジアムは、バックスタンドやビジョンを始めとしてかなり様変わりしていて、その間中継では観ていたとは言え、個人的には目を見張るものを感じた。
また、8年前はお手洗いも外に出ないといけなかったけど、今はHOMEエリアに入っていけるようになっていた。

スタグルでは、一体どんなものなのか全くわからないままに「ぼっかけ丼」と「どて煮卵」をオーダー。
すると同じ鍋から2つの容器にそれぞれ具を注がれるのを見て思わず目が点に。両者の具が同じだったとは。
当然のように2人分の箸を添えて差し出され、その場では澄ました顔をして受け取ったものの、内心やっちまったという思いでいっぱいだった…

そして、ヴォルタくんとティスちゃんが大分ゴール裏へ。
特にヴォルタくんの3回か4回かの連続バク転は見ものだった（画像は逆立ちにも見えるけどバク転の最中）。

その後、ピッチに水が撒かれ始めた。
にわか雨で水分を含んでる筈のピッチに、更にポカリスエットばりに潤いを与えるかの如く、この後も更に撒く撒く。
まだ微妙な雲が残ってる中で、これがどう影響するのかな。

そうして迎えた試合は、ミラーゲームのようなシフトを敷きつつ引いてくるという明らかに相手個別に照準を定めた徳島の戦法に、トリニータは手を焼いてしまう。
両ウイングも含めて攻め手を欠き、更にパスの出しどころもなかなか見いだせない展開に窮屈さが募った。
更に先ほどの水撒きもあってなのかは定かでないけど、トリニータの選手が足をとられるシーンもしばしば。
そうこうするうちに、PKやカウンターで着実に点を重ねていったのは徳島の方ばかり。

また、入場者数4,491名というのをビジョンで見て、徳島県の宍喰という地名と語呂が合うじゃないかと、そんな小ネタを咄嗟に思いついてしまったのが虚しくなってしまうほどに、その点も含めてこの日は終始徳島のためのゲームだったとも言えるのかな。

結局0-3で試合を落とした。
8年前に来た時（ボギョンフィーバー）と逆のスコアをやられた格好でもある。
これほどに完敗という屈し方をしたのだから、必ずやHOMEでの雪辱を誓うし、その前に来週、まずはAWAYで大敗を喫した甲府に対して雪辱を果たしたいところ。
連敗しないこと、そして1度やられた相手にはリベンジを果たすことの積み重ねが最終的な結果に繋がっていくと信じて、ただ応援するばかりだ。