August 28, 2010
■旅立ちます
最近バタバタしてしばらくブログ更新してませんでした。
アフリカ報告、夏休みの諸々など書きたいことはたくさんあるのですが、取り急ぎ旅立ちのご挨拶をば
本日の夕方のフライトでシカゴに飛びます
アメリカ時間で同日の夕方にオヘア空港に着き、そのままエバンストンに直行し、寮に入ります。
渡航前は7月頭を皮切りに、様々な方に幾度も幾度も壮行会をして頂いて、有り難いやら、申し訳ないやら(まだまだ行かなくてスミマセン的な…)でしたが、いよいよ本当に旅立つことになりました。
昨晩は日本の〆ということで、浅草で鰻を食べに連れてってもらいました浅草・うな鐡の塩ひつまぶし、最高です。
浅草寺(センソウジと読むのね、初めて知った)で今後4カ月の充実と無事もお参りして、日本人らしさを満喫しました。
留学先の学校については以前もブログで書きましたが、取りたかった授業は人気らしく抽選漏れしてしまいました。向こうについてからadd&dropできるとのことなので、追加履修や聴講の交渉をしてみようと思います
来週の1週間は、CIM weekといって、Kelloggカルチャーを存分に体感するためのオリエンテーションが続きます。その後2週間ほど休みがあって(生活のセットアップをしたり、同級生を訪ねてトロント+ナイアガラに行ったりする予定)、9月17日から授業が本格的に始まります
寮はOn-campusで、韓国のヨンセイ大学からの留学生がルームメイトです。
昨日チャットしてたんだけど、彼女はサマースクールから参加しているので既に大体のセットアップは完了している模様。事務手続きなど色々教えてもらえそうで助かります
きっと向こうでの生活はあっという間だと思います。ふと気づいたら「もう帰るのかぁ〜」ってことになってそうです。
でも今回の留学は、修論の調査やKBS卒業後の博士課程の進学先を検討する意味でも貴重な機会。一日一日を大切に過ごしてきたいと思います
親しい友人の皆さま、北米方面(敢えて広めフォーカスw)へお出かけの際には、ぜひシカゴにもお立ち寄りくださいね
ではでは、いってまいります
アフリカ報告、夏休みの諸々など書きたいことはたくさんあるのですが、取り急ぎ旅立ちのご挨拶をば
本日の夕方のフライトでシカゴに飛びます
アメリカ時間で同日の夕方にオヘア空港に着き、そのままエバンストンに直行し、寮に入ります。
渡航前は7月頭を皮切りに、様々な方に幾度も幾度も壮行会をして頂いて、有り難いやら、申し訳ないやら(まだまだ行かなくてスミマセン的な…)でしたが、いよいよ本当に旅立つことになりました。
昨晩は日本の〆ということで、浅草で鰻を食べに連れてってもらいました浅草・うな鐡の塩ひつまぶし、最高です。
浅草寺(センソウジと読むのね、初めて知った)で今後4カ月の充実と無事もお参りして、日本人らしさを満喫しました。
留学先の学校については以前もブログで書きましたが、取りたかった授業は人気らしく抽選漏れしてしまいました。向こうについてからadd&dropできるとのことなので、追加履修や聴講の交渉をしてみようと思います
来週の1週間は、CIM weekといって、Kelloggカルチャーを存分に体感するためのオリエンテーションが続きます。その後2週間ほど休みがあって(生活のセットアップをしたり、同級生を訪ねてトロント+ナイアガラに行ったりする予定)、9月17日から授業が本格的に始まります
寮はOn-campusで、韓国のヨンセイ大学からの留学生がルームメイトです。
昨日チャットしてたんだけど、彼女はサマースクールから参加しているので既に大体のセットアップは完了している模様。事務手続きなど色々教えてもらえそうで助かります
きっと向こうでの生活はあっという間だと思います。ふと気づいたら「もう帰るのかぁ〜」ってことになってそうです。
でも今回の留学は、修論の調査やKBS卒業後の博士課程の進学先を検討する意味でも貴重な機会。一日一日を大切に過ごしてきたいと思います
親しい友人の皆さま、北米方面(敢えて広めフォーカスw)へお出かけの際には、ぜひシカゴにもお立ち寄りくださいね
ではでは、いってまいります
August 02, 2010
■国内MBA ケースコンペ
7月24日(土)に「国内ビジネススクール ケース・コンペティション(Japan Business School Case Competition、JBCC)2010」を開催しました
JBCC2010は、国内ビジネススクールにおける、より実践的な学習の場の創出、学生主体の活動の充実、そして国内ビジネススクールの交流活性化をその目的とした、国内初のMBA対抗コンペティションです
あくまで学校間の優劣を競うものではなく、むしろ各校一丸となって国内MBAを盛り上げていこうという趣旨で、今年3月からKBS内でミーティングを開始し、5月から他校のスタッフにも入ってもらって準備してきました。
きっかけは昨年末にKellogg留学中の先輩から1通のメールが届いたこと。USのMBAではスクール対抗のケースコンペがたくさんあって大盛り上がりなので、日本でもやってみない?とのお誘い。
KBSの授業でもケースを分析してプレゼンする機会はあるけど、あまり明確にその場で評価をつけたりしないし(成績には多少反映されているだろうけど)、外部の人からフィードバックをもらうこともない。それから、最近国内MBAが増えているけど、学校の垣根を越えた交流がほとんどない。
そういうのあったら有意義だし面白いそうってことで、いつもの調子で「やります」と即レス
しかーし。帰国した先輩たちは修論を仕上げてあっという間に卒業ポツンと取り残されたワタクシ。えーと、企画は白紙ですが。。。
みたいな流れから、先輩からの見えないプレッシャー(笑)を支えに、なんとかやってきたわけです。
最初は「まずはスモールスタートでもとにかく一度開催して実績を作り、翌年以降に繋げられればいい」という軽い気持ちで手探りで企画を始めたのだけど、ご縁や運に恵まれ、本当に多くの方が様々な形でサポートしてくださったお陰で、主催者としてもビックリするくらいの大イベントになりました
・エントリー総数:全国から8校、20チーム、73名
・予選参加チーム数:19チーム
・本選進出チーム数:9チーム
本選会場には、100名近い出場者と観覧者が集まってくださって、学校の垣根を越え、お互い切磋琢磨して学びあおうとする活気に満ちていました。(本選の様子はコチラから。)
審査員や参加者の皆さんからも、ぜひ来年以降も継続して欲しいという声をたくさん頂戴して・・・
それも全て、周りの人々のお陰です
今回の準備の過程で、自分は本当にたくさんの人たちに支えてもらっているなと実感し、あらためて感謝する機会が毎日のようにありました。
全くのボランティアなのに審査員として惜しみない協力と丁寧なフィードバックをくださった、日本TMA・許斐理事長、経営共創基盤・冨山社長、経産省・奈須野課長。
たくさんの相談に乗ったり調整に奔走してくださった河野先生、岡田先生を始めKBSの先生、事務職員の皆様。
後援してくださった経産省。
協賛してくださった企業様。
協力してくださった各校の研究科長。
かなりタイトスケジュールな無茶振りにも関わらずケース作成を手伝ってくれた友人や経営共創基盤の若手スタッフの皆さん。
ロゴデザインをしてくれた友人。
エントリー告知で情報をまわしてくださった他大学MBAの方々。
これら色々な協力者たちを紹介して繋げてくださった方々。
そして、忙しい中コンペに参加してくれた皆さん。
KBSでも本選前の1週間は毎日、小研究室に終日こもってガチンコの議論をしてくれていて。その姿を見るたびに、感動してウルウルしちゃいましたやっぱり男性の本気ってカッコいい。笑
それから、突然の誘いに二つ返事で答えて実行委員になってくれたスタッフの皆さん。感謝の気持ちでいっぱいです。
中でも特に、中核となって一緒にやってくれた、ぴろさんともこさん。3人とも得意分野や個性が違うから、とても良いチームだったと思います。一緒にやれて、ホント良かった
実行委員長として至らない点も多々あったはずだけど、そのような中でこれだけ多くの皆さまにご参加やご協力を頂けたことは、大変有り難く嬉しいことです
ケース作成や諸々事務作業で何度も徹夜したり体調崩したりもしたし、修論の進捗はどこへやらといった節もありましたが、ホントやって良かった
この感謝の気持ちを忘れず、来年以降も末長く続くイベントになるように、しっかり次世代に引き継いでいきたいと思います。
あらためて、皆さん本当にお疲れ様でした&ありがとうございました
JBCC2010は、国内ビジネススクールにおける、より実践的な学習の場の創出、学生主体の活動の充実、そして国内ビジネススクールの交流活性化をその目的とした、国内初のMBA対抗コンペティションです
あくまで学校間の優劣を競うものではなく、むしろ各校一丸となって国内MBAを盛り上げていこうという趣旨で、今年3月からKBS内でミーティングを開始し、5月から他校のスタッフにも入ってもらって準備してきました。
きっかけは昨年末にKellogg留学中の先輩から1通のメールが届いたこと。USのMBAではスクール対抗のケースコンペがたくさんあって大盛り上がりなので、日本でもやってみない?とのお誘い。
KBSの授業でもケースを分析してプレゼンする機会はあるけど、あまり明確にその場で評価をつけたりしないし(成績には多少反映されているだろうけど)、外部の人からフィードバックをもらうこともない。それから、最近国内MBAが増えているけど、学校の垣根を越えた交流がほとんどない。
そういうのあったら有意義だし面白いそうってことで、いつもの調子で「やります」と即レス
しかーし。帰国した先輩たちは修論を仕上げてあっという間に卒業ポツンと取り残されたワタクシ。えーと、企画は白紙ですが。。。
みたいな流れから、先輩からの見えないプレッシャー(笑)を支えに、なんとかやってきたわけです。
最初は「まずはスモールスタートでもとにかく一度開催して実績を作り、翌年以降に繋げられればいい」という軽い気持ちで手探りで企画を始めたのだけど、ご縁や運に恵まれ、本当に多くの方が様々な形でサポートしてくださったお陰で、主催者としてもビックリするくらいの大イベントになりました
・エントリー総数:全国から8校、20チーム、73名
・予選参加チーム数:19チーム
・本選進出チーム数:9チーム
本選会場には、100名近い出場者と観覧者が集まってくださって、学校の垣根を越え、お互い切磋琢磨して学びあおうとする活気に満ちていました。(本選の様子はコチラから。)
審査員や参加者の皆さんからも、ぜひ来年以降も継続して欲しいという声をたくさん頂戴して・・・
それも全て、周りの人々のお陰です
今回の準備の過程で、自分は本当にたくさんの人たちに支えてもらっているなと実感し、あらためて感謝する機会が毎日のようにありました。
全くのボランティアなのに審査員として惜しみない協力と丁寧なフィードバックをくださった、日本TMA・許斐理事長、経営共創基盤・冨山社長、経産省・奈須野課長。
たくさんの相談に乗ったり調整に奔走してくださった河野先生、岡田先生を始めKBSの先生、事務職員の皆様。
後援してくださった経産省。
協賛してくださった企業様。
協力してくださった各校の研究科長。
かなりタイトスケジュールな無茶振りにも関わらずケース作成を手伝ってくれた友人や経営共創基盤の若手スタッフの皆さん。
ロゴデザインをしてくれた友人。
エントリー告知で情報をまわしてくださった他大学MBAの方々。
これら色々な協力者たちを紹介して繋げてくださった方々。
そして、忙しい中コンペに参加してくれた皆さん。
KBSでも本選前の1週間は毎日、小研究室に終日こもってガチンコの議論をしてくれていて。その姿を見るたびに、感動してウルウルしちゃいましたやっぱり男性の本気ってカッコいい。笑
それから、突然の誘いに二つ返事で答えて実行委員になってくれたスタッフの皆さん。感謝の気持ちでいっぱいです。
中でも特に、中核となって一緒にやってくれた、ぴろさんともこさん。3人とも得意分野や個性が違うから、とても良いチームだったと思います。一緒にやれて、ホント良かった
実行委員長として至らない点も多々あったはずだけど、そのような中でこれだけ多くの皆さまにご参加やご協力を頂けたことは、大変有り難く嬉しいことです
ケース作成や諸々事務作業で何度も徹夜したり体調崩したりもしたし、修論の進捗はどこへやらといった節もありましたが、ホントやって良かった
この感謝の気持ちを忘れず、来年以降も末長く続くイベントになるように、しっかり次世代に引き継いでいきたいと思います。
あらためて、皆さん本当にお疲れ様でした&ありがとうございました
July 12, 2010
■三研究科合同イベント
7月10日(土)は、協生館の三研究科合同イベント本番でした!
3研究科合同イベントは、協生館の一つ屋根の下に共生するKBS(経営管理研究科)、SDM(システムデザイン・マネジメント研究科)、KMD(メディアデザイン研究科)の交流促進および研究やビジネスにおけるシナジー創出を意図して、昨年初開催したものです。
先輩の置き土産を廃れさせるわけにはいかん!と昨年に引き続き第2回目。
今年は「イベント後のコミュニケーションの継続」を意識しながら、
・各研究科が何をしているのかを知る
・各研究科にどんな人がいるのかを知って、つながりを作る
・あくまで交流のキックオフ、きっかけ作りの位置づけ(To be continued...)
ということでやってきました。
あまり時間がない中でバタバタの準備でしたが、何とか無事に終了できて良かったです
最初、ドタキャン発生により予定してたグループ分けが形を為さずヒヤヒヤした場面もありましたが、参加してくださった方々からは予想以上の好評の声を頂きました。さっそくTwitterやFacebookで繋がりができたり、勉強会や起業準備に繋がった例もあった模様。2次会もなかなか盛り上がったみたいで何より。
今回は各研究科から3〜4名ずつ、12名のスタッフで運営してきました。頼りない全体統括で恐縮でしたが、皆さんそれぞれ仕事やグループワーク、試験、修論など忙しい合間を縫って、適材適所でご活躍頂き、また盛り上げて頂いて本当に感謝しています
一方で、来年以降に向けていくつか課題や改善点もクリアになりました。ドタキャンマネジメントなど、どうすればいいのかなぁ。きっとこちら側に問題があるに違いない。近日中に打ち上げ兼反省会を行って、協生館の恒例行事として定着できるように、来年に繋いでいきたいと思います。
あらためまして、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした
「KEIO Collaboration Complex Conference 2010 Summer(CCC 2010)」
■プログラム
13:00- 3研究科の紹介プレゼン
ライフスタイル、人気授業、人気の先生、卒業後の進路、サークルなど
14:30- コラボレーションダイアログ×2セッション
関心テーマ別に分かれた少人数グループセッション
17:00- ダイアログの感想共有
18:30- 懇親会@HUB
3研究科合同イベントは、協生館の一つ屋根の下に共生するKBS(経営管理研究科)、SDM(システムデザイン・マネジメント研究科)、KMD(メディアデザイン研究科)の交流促進および研究やビジネスにおけるシナジー創出を意図して、昨年初開催したものです。
先輩の置き土産を廃れさせるわけにはいかん!と昨年に引き続き第2回目。
今年は「イベント後のコミュニケーションの継続」を意識しながら、
・各研究科が何をしているのかを知る
・各研究科にどんな人がいるのかを知って、つながりを作る
・あくまで交流のキックオフ、きっかけ作りの位置づけ(To be continued...)
ということでやってきました。
あまり時間がない中でバタバタの準備でしたが、何とか無事に終了できて良かったです
最初、ドタキャン発生により予定してたグループ分けが形を為さずヒヤヒヤした場面もありましたが、参加してくださった方々からは予想以上の好評の声を頂きました。さっそくTwitterやFacebookで繋がりができたり、勉強会や起業準備に繋がった例もあった模様。2次会もなかなか盛り上がったみたいで何より。
今回は各研究科から3〜4名ずつ、12名のスタッフで運営してきました。頼りない全体統括で恐縮でしたが、皆さんそれぞれ仕事やグループワーク、試験、修論など忙しい合間を縫って、適材適所でご活躍頂き、また盛り上げて頂いて本当に感謝しています
一方で、来年以降に向けていくつか課題や改善点もクリアになりました。ドタキャンマネジメントなど、どうすればいいのかなぁ。きっとこちら側に問題があるに違いない。近日中に打ち上げ兼反省会を行って、協生館の恒例行事として定着できるように、来年に繋いでいきたいと思います。
あらためまして、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした
「KEIO Collaboration Complex Conference 2010 Summer(CCC 2010)」
■プログラム
13:00- 3研究科の紹介プレゼン
ライフスタイル、人気授業、人気の先生、卒業後の進路、サークルなど
14:30- コラボレーションダイアログ×2セッション
関心テーマ別に分かれた少人数グループセッション
17:00- ダイアログの感想共有
18:30- 懇親会@HUB
July 08, 2010
■ふと思い出す瞬間
今年の2月のはじめごろ。
駅に向かって自転車を漕いでいた。
空気の澄んだ晴れた日で。いい天気だった。
悩みがなくなっちゃったって思った。
いろいろなことが定まってつまんないなって。
万事順調過ぎてなんか怖いな、とか
このまま進んでいっていいのかな、とか。
ぼんやり考えた瞬間があった。
あの瞬間のことを最近ちょくちょく思い出す。
あの時以来、いろいろなことがあって、
今はまた随分フレキシブルになっている。
悩みがなくなると物足りなく思うんだけど
悩みが尽きないのもそれはそれで不安定で。
悩みたいんだか、悩みたくないんだか。
平穏でいたいんだか、掻き乱したいんだか。
というか、なんだろ。
今の問題は、何を悩めばいいのかが分からないという。。。
ただ漠然と、そわそわしててヘルシーじゃない感じ。
人間、ないものねだりですね。
駅に向かって自転車を漕いでいた。
空気の澄んだ晴れた日で。いい天気だった。
悩みがなくなっちゃったって思った。
いろいろなことが定まってつまんないなって。
万事順調過ぎてなんか怖いな、とか
このまま進んでいっていいのかな、とか。
ぼんやり考えた瞬間があった。
あの瞬間のことを最近ちょくちょく思い出す。
あの時以来、いろいろなことがあって、
今はまた随分フレキシブルになっている。
悩みがなくなると物足りなく思うんだけど
悩みが尽きないのもそれはそれで不安定で。
悩みたいんだか、悩みたくないんだか。
平穏でいたいんだか、掻き乱したいんだか。
というか、なんだろ。
今の問題は、何を悩めばいいのかが分からないという。。。
ただ漠然と、そわそわしててヘルシーじゃない感じ。
人間、ないものねだりですね。
June 19, 2010
■「私、ソーシャル系です」
周囲に関係者も多いので、オンラインで書くのがこれまで憚られていたSocial Business従事者(の一部、ってかマジョリティ)への疑問。
近くにいる人には口頭でいっつも言ってるけど、昨日勢い余ってツイッターで吐露してしまった。あまりにもイラっとしてしまって。
ので、開き直ってブログにも転載。
こういう状況を暴きたい&変えたいと思って、最初は修士論文のテーマを「社会的企業の競争優位確立」にしていたけど、1か月ほど「社会的企業」の定義に行き詰った揚句、自分で納得していないものを説明することはできないと悟り、テーマを変えて今に至る。
日本は「CSR」も「Social Enterprise」も、言葉の輸入に失敗したと思う。本質を理解しないままに、表層的な側面だけが持て囃されて、言葉が独り歩き。なんでそういう概念が誕生したのか、目的は何なのかなど、背景を知らないから、みんなが自分の都合のよいように解釈する。
機会ビジネス的に儲けようという人、自分探しの延長で迷い込む人たちが、盛り上がりに拍車をかける。メディアも煽っている。
今や、「私、ソーシャル系です」は、本来のビジネスで結果を出せない人の美しい逃避手段になっている。
ソーシャルだから、結果出しにくいのはわかるでしょ。
善い気持ちで精一杯やってるんだから、営利追求のためにやってる人たちほどプロフェッショナルにやれなくてもいいでしょ。
ってね。
Social Businessだからこそ、本来は、より高度なスキルやマネジメントが求められるというのに。
なんだかなぁ。
---------------------
すごい当たり前のことに今更気づいた。
日本が豊かになったから、ソーシャル云々って自己効力感や存在意義とか求める人が出てきたのかと考えていたが、この手の人々は新人類というわけではなかったのかも。
これは名声ってやつだ。
富と名声は対の関係。新しいことでも何でもない。
古来から変わらぬ欲求として、名声を求めているってことなのか。
というと、経済的価値<非経済的価値というふうに人間のインセンティブ構造が変わったというより、従来から存在する非経済的価値=名声を得るための条件が変わったってことなのかもにゃ。
昔は資産家や役職付きが名声を得てたけど、「私、ソーシャル系です」が賞賛されるようになりつつあるわけだ。
だから儲からないSBの従事者は口を揃えて「うちは広報が課題なんです」って言うのか。
自分たちは良いことをしてるんだから知ってもらえさえすれば顧客やスポンサーが集まるという儲けるための発想かと思ってたが、それ以前に儲からなくてもいいから知られたい有名になりたいというのが本音なのかも。
富と名声の代替性を無差別曲線で表す研究をしたら面白いかな。
例えば年収が540万円→480万円に減る代わりに、無名のサラリーマン時代は50名だったTwitterフォロアーが1200人になるなら(おまけに尊敬しますとかぜひお目にかかりたいですとか言ってもらえる)SBに転職する、とか。
でもなー、やっぱり自分探しや名声を求めて収益度外視でSBやる人がいるっていうのは、本気でソーシャルインパクトの創出を目指して、受益者拡大や持続性の担保のために収益化するビジネスモデルを試行錯誤考えている人たちに、失礼だと思ふ。
それで40代、50代になった時に自分の生活を支えられず、社会福祉のお世話になったら、社会貢献どころか自分自身がソーシャルコストを増やすことになるリスクを考えないと。
新しい公共の考え方自体は賛成だけど、安易なSB起業支援のバラ撒き政策が10年後の派遣村を拡大しないか、ちょっと心配。
確かに”ソーシャルコストが既に高い人”であれ、社会貢献意欲は尊い。でも、それがホントに社会貢献意欲なのか、偽善や押しつけになってないか、は要注意。
近くにいる人には口頭でいっつも言ってるけど、昨日勢い余ってツイッターで吐露してしまった。あまりにもイラっとしてしまって。
ので、開き直ってブログにも転載。
こういう状況を暴きたい&変えたいと思って、最初は修士論文のテーマを「社会的企業の競争優位確立」にしていたけど、1か月ほど「社会的企業」の定義に行き詰った揚句、自分で納得していないものを説明することはできないと悟り、テーマを変えて今に至る。
日本は「CSR」も「Social Enterprise」も、言葉の輸入に失敗したと思う。本質を理解しないままに、表層的な側面だけが持て囃されて、言葉が独り歩き。なんでそういう概念が誕生したのか、目的は何なのかなど、背景を知らないから、みんなが自分の都合のよいように解釈する。
機会ビジネス的に儲けようという人、自分探しの延長で迷い込む人たちが、盛り上がりに拍車をかける。メディアも煽っている。
今や、「私、ソーシャル系です」は、本来のビジネスで結果を出せない人の美しい逃避手段になっている。
ソーシャルだから、結果出しにくいのはわかるでしょ。
善い気持ちで精一杯やってるんだから、営利追求のためにやってる人たちほどプロフェッショナルにやれなくてもいいでしょ。
ってね。
Social Businessだからこそ、本来は、より高度なスキルやマネジメントが求められるというのに。
なんだかなぁ。
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すごい当たり前のことに今更気づいた。
日本が豊かになったから、ソーシャル云々って自己効力感や存在意義とか求める人が出てきたのかと考えていたが、この手の人々は新人類というわけではなかったのかも。
これは名声ってやつだ。
富と名声は対の関係。新しいことでも何でもない。
古来から変わらぬ欲求として、名声を求めているってことなのか。
というと、経済的価値<非経済的価値というふうに人間のインセンティブ構造が変わったというより、従来から存在する非経済的価値=名声を得るための条件が変わったってことなのかもにゃ。
昔は資産家や役職付きが名声を得てたけど、「私、ソーシャル系です」が賞賛されるようになりつつあるわけだ。
だから儲からないSBの従事者は口を揃えて「うちは広報が課題なんです」って言うのか。
自分たちは良いことをしてるんだから知ってもらえさえすれば顧客やスポンサーが集まるという儲けるための発想かと思ってたが、それ以前に儲からなくてもいいから知られたい有名になりたいというのが本音なのかも。
富と名声の代替性を無差別曲線で表す研究をしたら面白いかな。
例えば年収が540万円→480万円に減る代わりに、無名のサラリーマン時代は50名だったTwitterフォロアーが1200人になるなら(おまけに尊敬しますとかぜひお目にかかりたいですとか言ってもらえる)SBに転職する、とか。
でもなー、やっぱり自分探しや名声を求めて収益度外視でSBやる人がいるっていうのは、本気でソーシャルインパクトの創出を目指して、受益者拡大や持続性の担保のために収益化するビジネスモデルを試行錯誤考えている人たちに、失礼だと思ふ。
それで40代、50代になった時に自分の生活を支えられず、社会福祉のお世話になったら、社会貢献どころか自分自身がソーシャルコストを増やすことになるリスクを考えないと。
新しい公共の考え方自体は賛成だけど、安易なSB起業支援のバラ撒き政策が10年後の派遣村を拡大しないか、ちょっと心配。
確かに”ソーシャルコストが既に高い人”であれ、社会貢献意欲は尊い。でも、それがホントに社会貢献意欲なのか、偽善や押しつけになってないか、は要注意。
June 08, 2010
■期待値コントロール
Twitterからの転載。
---------------------
あいふぉーん4に関するbuzzを見てると、群集心理をコントロールすることのクリティカルさと醍醐味をあらためて感じる。私、やっぱりPRの仕事が好きだ。
これだけ話題になってるのは何よりここがTwitterであることが大きいが、AppleとJobsがこれまで積み上げたブランドとサプライズ実績に基づく期待値の高さが根本の素地にある。そしてbuzz最大化のための緻密な発表戦略と、コミュニケーションインフラの提供といった手段。
しかし、事前の情報流出によってその緻密な世論形成の努力も半減。ブランドへの高い期待値と注目度はむしろ仇に。なーんだ、予想通りでたいしたことないぢゃん、という評価が勢いよく広まる。期待値コントロールに失敗したということか。もったいない。群集心理デザインは最後まで抜かりなく。
新首相の手腕や内閣組成に関しても同様。いかに期待値を越えたサプライズを提供するか。パフォーマンスも重要だが、期待値コントロールはもっと重要。最初は懐疑的、様子見くらいの方がやりやすい。
鳩山さんはメディアが盛り上げすぎた。管さんもいきなり支持率回復とか、末恐ろしい(事実乖離の批判もあるけど)。オバマもそうだったから心配だったけど、彼はまだ囃し立てられすぎることのリスクを認識し、慎重なコミュニケーションをとっている。
結局トップが誰であったとしても個人的にはいいんだけど。その一挙一動に関して国民を無節操に一喜一憂させてしまうと、腰を据えて一貫性のある決断ができなくなって自分の首をしめるだけ。しっかりと軸を持ちそれを示すと同時に慎重な世論デザインを図ることが、日本に長期視点の変革を起こす鍵。
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あいふぉーん4に関するbuzzを見てると、群集心理をコントロールすることのクリティカルさと醍醐味をあらためて感じる。私、やっぱりPRの仕事が好きだ。
これだけ話題になってるのは何よりここがTwitterであることが大きいが、AppleとJobsがこれまで積み上げたブランドとサプライズ実績に基づく期待値の高さが根本の素地にある。そしてbuzz最大化のための緻密な発表戦略と、コミュニケーションインフラの提供といった手段。
しかし、事前の情報流出によってその緻密な世論形成の努力も半減。ブランドへの高い期待値と注目度はむしろ仇に。なーんだ、予想通りでたいしたことないぢゃん、という評価が勢いよく広まる。期待値コントロールに失敗したということか。もったいない。群集心理デザインは最後まで抜かりなく。
新首相の手腕や内閣組成に関しても同様。いかに期待値を越えたサプライズを提供するか。パフォーマンスも重要だが、期待値コントロールはもっと重要。最初は懐疑的、様子見くらいの方がやりやすい。
鳩山さんはメディアが盛り上げすぎた。管さんもいきなり支持率回復とか、末恐ろしい(事実乖離の批判もあるけど)。オバマもそうだったから心配だったけど、彼はまだ囃し立てられすぎることのリスクを認識し、慎重なコミュニケーションをとっている。
結局トップが誰であったとしても個人的にはいいんだけど。その一挙一動に関して国民を無節操に一喜一憂させてしまうと、腰を据えて一貫性のある決断ができなくなって自分の首をしめるだけ。しっかりと軸を持ちそれを示すと同時に慎重な世論デザインを図ることが、日本に長期視点の変革を起こす鍵。
May 30, 2010
■岡田ゼミ合宿
昨日から1泊2日で蓼科でゼミ合宿でした。
信州そば、川釣り、BBQ、暖炉を囲んでバーニー、
早朝散歩、八ヶ岳ロープウェイ登頂、温泉・・・と
あらためて振りかえるにつけ、盛り沢山で充実した2日間でした。
天気もちょうど良くて素晴らしかった!
出張直後でお疲れのところ、山荘にご招待くださって
いろいろご案内くださった先生、本当にありがとうございました。
またいつか、あの椅子の下に皆で集いたいです。
また、6人乗りの車を手配し長時間ドライブをしてくださった
頼もしい我らがゼミ長も、ありがとうございました。
ずっと話が絶えなくて、刺激的な仲間に恵まれ、ホントにラッキーだ。
ではでは、修論プロポーザルまで残り3週間、
ますます気合入れていきましょう!
本当にお疲れさまでした&ありがとうございました!
信州そば、川釣り、BBQ、暖炉を囲んでバーニー、
早朝散歩、八ヶ岳ロープウェイ登頂、温泉・・・と
あらためて振りかえるにつけ、盛り沢山で充実した2日間でした。
天気もちょうど良くて素晴らしかった!
出張直後でお疲れのところ、山荘にご招待くださって
いろいろご案内くださった先生、本当にありがとうございました。
またいつか、あの椅子の下に皆で集いたいです。
また、6人乗りの車を手配し長時間ドライブをしてくださった
頼もしい我らがゼミ長も、ありがとうございました。
ずっと話が絶えなくて、刺激的な仲間に恵まれ、ホントにラッキーだ。
ではでは、修論プロポーザルまで残り3週間、
ますます気合入れていきましょう!
本当にお疲れさまでした&ありがとうございました!
May 20, 2010
■アフリカ視察行程
行ってきます。
他のことでバタバタしてて全然準備できてないけど、そろそろ1か月後。VISA取得などバタバタ始めるところ。予防接種は黄熱病、マラリアも予防薬をもらう予定。
観光に行くわけではないので結構なハードスケジュールですが、現地見ずに議論してても仕方ないので。勉強してきます!
6月26日(土)
夜、成田発。
(機内泊)
6月27日(日)
デュバイ@UAE経由、PMダルエスサラーム@Tanzania着。市内近郊の集落訪問。
(ダルエスサラーム泊)
6月28日(月)
パナソニック電池訪問、NPO関係者との懇談など。
夕方のフライトでキリマンジャロ空港へ。アルーシャ@Tanzaniaまでドライブ。
(アルーシャ泊)
6月29日(火)
住友化学、NPO関係者を訪問。近隣の村落訪問。
(アルーシャ泊)
6月30日(水)
AMは近隣の村落訪問。ランチの後、キリマンジャロ空港へ。
夕方の便でアディスアベバ@Ityop'iyaへ。トランジット。真夜中の便でラゴスへ。
(機内泊)
7月1日
早朝ラゴス@Nigeria着。
ホンダ訪問、JETRO関係者との懇談など。夜は味の素インタビュー?
(ラゴス泊)
7月2日
AMは町のコミュニティ訪問。PMの便でデュバイへ。
(機内泊)
7月3日
深夜デュバイ着。再び真夜中のトランジット。夕方、成田着。
他のことでバタバタしてて全然準備できてないけど、そろそろ1か月後。VISA取得などバタバタ始めるところ。予防接種は黄熱病、マラリアも予防薬をもらう予定。
観光に行くわけではないので結構なハードスケジュールですが、現地見ずに議論してても仕方ないので。勉強してきます!
6月26日(土)
夜、成田発。
(機内泊)
6月27日(日)
デュバイ@UAE経由、PMダルエスサラーム@Tanzania着。市内近郊の集落訪問。
(ダルエスサラーム泊)
6月28日(月)
パナソニック電池訪問、NPO関係者との懇談など。
夕方のフライトでキリマンジャロ空港へ。アルーシャ@Tanzaniaまでドライブ。
(アルーシャ泊)
6月29日(火)
住友化学、NPO関係者を訪問。近隣の村落訪問。
(アルーシャ泊)
6月30日(水)
AMは近隣の村落訪問。ランチの後、キリマンジャロ空港へ。
夕方の便でアディスアベバ@Ityop'iyaへ。トランジット。真夜中の便でラゴスへ。
(機内泊)
7月1日
早朝ラゴス@Nigeria着。
ホンダ訪問、JETRO関係者との懇談など。夜は味の素インタビュー?
(ラゴス泊)
7月2日
AMは町のコミュニティ訪問。PMの便でデュバイへ。
(機内泊)
7月3日
深夜デュバイ着。再び真夜中のトランジット。夕方、成田着。
May 02, 2010
■ネモフィラの丘
今日は両親と一緒に、国営ひたち海浜公園に行ってきました。
思わず息を飲む美しさとはこのこと!!
ネモフィラの花と空と海と、ブルーが溶け合う感じ
一つ一つの花はこんなに小さい。
163品種25万本のチューリップも艶やかで白雪姫気分。笑
思わず誰かに見せたい風景って、あるんだねー。学友たちに写メしてお裾分けしました
さっ、気を取り直して、修士論文に集中しましょう!!
思わず息を飲む美しさとはこのこと!!
ネモフィラの花と空と海と、ブルーが溶け合う感じ
一つ一つの花はこんなに小さい。
163品種25万本のチューリップも艶やかで白雪姫気分。笑
思わず誰かに見せたい風景って、あるんだねー。学友たちに写メしてお裾分けしました
さっ、気を取り直して、修士論文に集中しましょう!!
April 29, 2010
■Sun Set
季節は少しずつ、でも着実に移り変わる。
夕方の東横線。
多摩川の奥に見える夕陽。
もう18時過ぎなのに、まだ沈むまいと余裕で輝く。
きれい。
嬉しくて、思わずニヤける。
思わずニヤけた自分が照れ臭くて、また微笑んでしまう。
こういうの、大切にしようっと。
夕方の東横線。
多摩川の奥に見える夕陽。
もう18時過ぎなのに、まだ沈むまいと余裕で輝く。
きれい。
嬉しくて、思わずニヤける。
思わずニヤけた自分が照れ臭くて、また微笑んでしまう。
こういうの、大切にしようっと。
April 27, 2010
■connecting the dots
突然ですが、かの有名なSteve Jobsのスピーチ@Stanford University。
The Commencement address by Steve Jobs, CEO of Apple Computer and of Pixar Animation Studios, delivered on June 12, 2005
この当時しばらく、私のメール署名とPCスクリーンセーバーも"Stay Hungry. Stay Foolish."でしたが、さっきたまたまネットサーフィンしてて久しぶりに見つけ、今の自分に響いたあるパラグラフ。
大学時代に(正確には学費の費用対効果を感じられずドロップアウト済み)何気なく受けたカリグラフィのクラスが、後に美しいフォントというMacの競争優位に繋がったというエピソードの部分。
"Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something -- your gut, destiny, life, karma, whatever -- because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart, even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference."
そうですねー。ホントそうですよねー。
本来Planned happenstance theoryの信奉者で、「PULL型」「巻き込まれ力」「波乗り」がモットーの私だけど、近頃は、自分で運命を変えてしまったこと、というか能動的に意思決定してしまった自分に動揺している。
Uncontrollableだから仕方ないけど、予想以上にunstable。
とにかく、Jobsの言葉を心に留めて、前向きに自信を持たないと。
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
きっと、今の自分の状況は、これまでの点が紡がれた結果であると同時に、
きっと、未来を紡ぐ、意味がある点の連続。
人生、なるように、なる。
なるようにしか、ならない。
The Commencement address by Steve Jobs, CEO of Apple Computer and of Pixar Animation Studios, delivered on June 12, 2005
この当時しばらく、私のメール署名とPCスクリーンセーバーも"Stay Hungry. Stay Foolish."でしたが、さっきたまたまネットサーフィンしてて久しぶりに見つけ、今の自分に響いたあるパラグラフ。
大学時代に(正確には学費の費用対効果を感じられずドロップアウト済み)何気なく受けたカリグラフィのクラスが、後に美しいフォントというMacの競争優位に繋がったというエピソードの部分。
"Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something -- your gut, destiny, life, karma, whatever -- because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart, even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference."
そうですねー。ホントそうですよねー。
本来Planned happenstance theoryの信奉者で、「PULL型」「巻き込まれ力」「波乗り」がモットーの私だけど、近頃は、自分で運命を変えてしまったこと、というか能動的に意思決定してしまった自分に動揺している。
Uncontrollableだから仕方ないけど、予想以上にunstable。
とにかく、Jobsの言葉を心に留めて、前向きに自信を持たないと。
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
きっと、今の自分の状況は、これまでの点が紡がれた結果であると同時に、
きっと、未来を紡ぐ、意味がある点の連続。
人生、なるように、なる。
なるようにしか、ならない。
April 20, 2010
■利子生活者が増えすぎ
自分の所属である岡田ゼミとは別に、自称”千葉のケインズ”(?)小幡先生のサブゼミに参加することになった。
テーマは”経済学の古典を読む”
私は超がつくほどの経済オンチ。大学時代にミクロかマクロだか(もはや覚えていない)を履修してそっこう切ったし、昨年のミクロ経済も数式やグラフだらけで表面的にこなしたもののどうしても興味が持てず辛かった。でも、経済理論の背景となった思想とか考え方の話はずっと好きで、この機会にもっとちゃんと勉強したいなーと思って。(苦手克服も含む)
本日は第1回目でケインズの『雇用・利子および貨幣の一般理論』の第1章〜第3章まで。古典派とケインズの相違点の理解がメインの部分。
で、本論は経済やった人には分かると思うから横においとくとして、気になったことをメモ。
ケインズは、経済主体を「投資家」「労働者」「利子生活者」の3つに分けた。サブゼミでもこれがけっこう肝だよね、って話をしてたんだけど。
個人的にはこの賃金で生計を立てる「労働者」と資産運用の利鞘で生計を立てる「利子生活者」を分けて考えるというのが、目からウロコで。私が色々問題だと考えていることの根本は、「利子生活者」が増え過ぎていることに起因するんだろうなぁ、と。
勝手な想像だけど、本来は利子生活者って一部の貴族とか資産家とかボリューム的に多くなくて、世の中のほとんどは労働者だったはず。実際には、労働者=利子生活者になることもあるんだけど、所得の内訳を考えても、たいていは賃金>利子だったと思うんだよね。つまり、金融経済はあくまで実態経済のサポーターの役割でしかなかった、というか。
でも、最近はこの「利子生活者」が、それを専業とする人のボリューム的にも、労働者と兼業する人の所得内訳の割合的にも、増え過ぎなのかもしれない。(増え過ぎの「過ぎ」は、過去と現在の比較と、理想のバランスと現状のバランスの比較の両方)
世間の風潮的にも、汗水垂らして労働するより、クリック一つで何万ドルも稼いだ方がスマートでクールみたいな感じだし。労働者ではなく利子生活者が賞賛される時代。
でも、利子生活者ってやっぱり、全体バランス的にはあまり増え過ぎるとよくないんじゃないかな。必ずしも汗水垂らすことに拘るつもりはなく、ホワイトカラーのサービス業でもいいんだけど、やっぱり「労働者」として何らかの価値を創出して、その対価として賃金をもらう、ということが、物々交換の時代から続く、人間の基本的な生き方なんじゃないだろうか。
ケインズ経済やっている人には常識的な知識なのだろうけど、経済素人の私にとっては「労働者」と「利子生活者」というカテゴライズのおかげで日頃の問題意識が説明しやすくなった気分だったのでした。
みんな、働こー!!その方が健康にも良さそうだし。笑
ちゃんちゃん
テーマは”経済学の古典を読む”
私は超がつくほどの経済オンチ。大学時代にミクロかマクロだか(もはや覚えていない)を履修してそっこう切ったし、昨年のミクロ経済も数式やグラフだらけで表面的にこなしたもののどうしても興味が持てず辛かった。でも、経済理論の背景となった思想とか考え方の話はずっと好きで、この機会にもっとちゃんと勉強したいなーと思って。(苦手克服も含む)
本日は第1回目でケインズの『雇用・利子および貨幣の一般理論』の第1章〜第3章まで。古典派とケインズの相違点の理解がメインの部分。
で、本論は経済やった人には分かると思うから横においとくとして、気になったことをメモ。
ケインズは、経済主体を「投資家」「労働者」「利子生活者」の3つに分けた。サブゼミでもこれがけっこう肝だよね、って話をしてたんだけど。
個人的にはこの賃金で生計を立てる「労働者」と資産運用の利鞘で生計を立てる「利子生活者」を分けて考えるというのが、目からウロコで。私が色々問題だと考えていることの根本は、「利子生活者」が増え過ぎていることに起因するんだろうなぁ、と。
勝手な想像だけど、本来は利子生活者って一部の貴族とか資産家とかボリューム的に多くなくて、世の中のほとんどは労働者だったはず。実際には、労働者=利子生活者になることもあるんだけど、所得の内訳を考えても、たいていは賃金>利子だったと思うんだよね。つまり、金融経済はあくまで実態経済のサポーターの役割でしかなかった、というか。
でも、最近はこの「利子生活者」が、それを専業とする人のボリューム的にも、労働者と兼業する人の所得内訳の割合的にも、増え過ぎなのかもしれない。(増え過ぎの「過ぎ」は、過去と現在の比較と、理想のバランスと現状のバランスの比較の両方)
世間の風潮的にも、汗水垂らして労働するより、クリック一つで何万ドルも稼いだ方がスマートでクールみたいな感じだし。労働者ではなく利子生活者が賞賛される時代。
でも、利子生活者ってやっぱり、全体バランス的にはあまり増え過ぎるとよくないんじゃないかな。必ずしも汗水垂らすことに拘るつもりはなく、ホワイトカラーのサービス業でもいいんだけど、やっぱり「労働者」として何らかの価値を創出して、その対価として賃金をもらう、ということが、物々交換の時代から続く、人間の基本的な生き方なんじゃないだろうか。
ケインズ経済やっている人には常識的な知識なのだろうけど、経済素人の私にとっては「労働者」と「利子生活者」というカテゴライズのおかげで日頃の問題意識が説明しやすくなった気分だったのでした。
みんな、働こー!!その方が健康にも良さそうだし。笑
ちゃんちゃん
■投資は世界を変えられるか?
先週末は、博士課程の先輩と一緒に最近学校で始めたディスカッションセミナーシリーズ「Management Impact」の第1回目でした。
テーマは「投資は世界を変えられるか? 〜 Impact Investment市場の発展可能性」。
株式会社Kaien共同創業者・取締役の徐勝徹氏にゲストで来て頂いて、冒頭40分程度のプレゼンで問題提起して頂き、そこからディスカッションという流れ。
ソーシャルセクター(っていうspecificなセクターが存在するのか否かの議論はおいておくとして)にお金が流れ、"The power of humanity"がもっと活かされる仕組みについて考えました。
そこでは、
・先見の明や審美眼を持って、社会的インパクトを生む投資に成功した投資家が、その成果に応じたrewardを受け取れるようになるにはソーシャルインパクトの評価指標をどのようにして作るべきか?
・どうすれば投資家を惹きつけ、出資させることができるか?
というような議論がありました。
ディスカッションでは私がファシリを担当させて頂いたのですが、もっと深く掘り下げたい論点がたくさんありつつも、拙い進行と時間の関係で端折りつつになってしまい、皆さんのappetiteを満たすことができたかどうか不安です。しかし、徐さんと会場の皆さんのお陰で活発な掛け合いが生まれ、なかなか濃い議論ができたような気もします。そもそも15〜20名かと想定していたのが、土曜日にも関わらず40名近くもの方が来てくれて、驚くと同時に嬉しかったです
Thank you all
Impact Investmentや、社会的責任投資(SRI: Socially Responsible Investment)は、私の修士論文の中核でもあるので、新たな気づきや今後考え続けるべき論点の残る、良い思考の場となりました。
内容の詳細はこちら↓
開催レポート@マネパクブログ
実況中継(Twitter)
開催レポート@KBSサイト
テーマは「投資は世界を変えられるか? 〜 Impact Investment市場の発展可能性」。
株式会社Kaien共同創業者・取締役の徐勝徹氏にゲストで来て頂いて、冒頭40分程度のプレゼンで問題提起して頂き、そこからディスカッションという流れ。
ソーシャルセクター(っていうspecificなセクターが存在するのか否かの議論はおいておくとして)にお金が流れ、"The power of humanity"がもっと活かされる仕組みについて考えました。
そこでは、
・先見の明や審美眼を持って、社会的インパクトを生む投資に成功した投資家が、その成果に応じたrewardを受け取れるようになるにはソーシャルインパクトの評価指標をどのようにして作るべきか?
・どうすれば投資家を惹きつけ、出資させることができるか?
というような議論がありました。
ディスカッションでは私がファシリを担当させて頂いたのですが、もっと深く掘り下げたい論点がたくさんありつつも、拙い進行と時間の関係で端折りつつになってしまい、皆さんのappetiteを満たすことができたかどうか不安です。しかし、徐さんと会場の皆さんのお陰で活発な掛け合いが生まれ、なかなか濃い議論ができたような気もします。そもそも15〜20名かと想定していたのが、土曜日にも関わらず40名近くもの方が来てくれて、驚くと同時に嬉しかったです
Thank you all
Impact Investmentや、社会的責任投資(SRI: Socially Responsible Investment)は、私の修士論文の中核でもあるので、新たな気づきや今後考え続けるべき論点の残る、良い思考の場となりました。
内容の詳細はこちら↓
開催レポート@マネパクブログ
実況中継(Twitter)
開催レポート@KBSサイト
April 14, 2010
■湘南台に
キターーッ!!(SFC風、っていうかヲタ風)
奨学金申請のための成績証明書をもらいに。
一年前も書いたけど、日吉キャンパスでは発行してくれないの最先端のITキャンパス掲げてるくせに、ホントアナログ
でも、やはり湘南台の風は気持ちいい
もうさすがに知ってる人いないよねーと思ったけど、加藤研の現役生や今年から修士に入ったという同級生など、意外とバッタリするものだね
小熊先生が歩いてるのを見かけて思わずニヤけちゃったり。(相変わらず同じ服だったような)
ここで色々な人に出会った。
全ての人たちが宝物。本当に。永遠に。
写真は、諭吉越しに見るオミクロン、イプシロン、カモる人々。
少し肌寒かったけど、やっぱりみんなカモってました。私もカモりたいなぁ。でも独りじゃちょっとね…。
誰か今度湘南台ツアーしようよぅ
八田、ざんまい、鳥海山、たつみ屋…そしてSDとか
■Words to remember:about future
「明日のことを思い煩ってはならない
野の花がどのように育つかをよく見なさい」
マタイによる福音 6・34,28
金言は必要な時に訪れる。
美しいポストカードをありがとうございました
ポピーが咲き誇るガリラヤの春が届きました
野の花がどのように育つかをよく見なさい」
マタイによる福音 6・34,28
金言は必要な時に訪れる。
美しいポストカードをありがとうございました
ポピーが咲き誇るガリラヤの春が届きました