肩までまったり。

ROCK TO ROLL BUT ALSO ROLL NOT TO BE A ROCK! katamade-mattari means “relax deeply” in Japanese.

先月は先斗町デビューのままみ。
今月は北新地デビュー。

アバンザ辺りでタクシーを降り、予約してた店へ。

鉄板焼とワインの店。
とても居心地の良い、美味しい時間を過ごしたのだった。

「デザートは別腹、て言うけど」

うん。

「本当に別腹よね?」

…夜会工場のライブ中、言いつけを守ってお行儀良かったので、お会計はもちろんわたくし。
楽しんでもらって、こちらも嬉しかった。

ほろ酔いでご機嫌のままみと、イルミネーション。(故意にブレブレです)

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開演30分前、今回のポスターを撮る私に倣い、自分のスマホを取りだした、ままみ。

「証拠写真、撮っとくわー🎵」

席は9列目センターからやや右寄りの、良い位置。
開演前に、釘を刺しておく。

ライブ中になんか疑問が生じて、「あれって、どういうこと?」とか、声を発した場合。

「はい、何かしら?」

罰として今晩のディナー、奢ってもらいます。

「なに、それ、うふふ🎵大丈夫よぉー」

※ままみは、BSの映画観てても、ドラマ観てても、「あれ?この人って、悪い人なの?」とか訊いてくる系の68歳なので、やや不安ではあった。

結果としては、基本的にお行儀よく、ギャグには笑ったりもして、楽しく過ごしたようであった。

休憩中。

「ね、ね、ドラムとかsaxとか母さんの席からは見えないんだけど、生演奏なのかしらね?」

もちろん、生演奏だよ。え?そこ、気になってたの?

「うん、カッコいい音ねーって思ったんだけど、よく見えなかったから、どうなのかな?って思って」

(いやいや、あれだけミュージシャン居て、ドラムとsaxだけカラオケってことは、ないでしょ?って言葉群を飲み込んで) ねー、カッコいいよねー。

「あと、中島みゆきさんは、オーラ?みたいなの、凄いわね?」

華があるよねー。

思いの外、包容力のある母なのだった。
てか、ハードルが低い。低いというより、ハードル、フィールド外にあった。

食い倒れ相棒・Rからどうしても外せない出張営業事案が緊急浮上したとの報を受け、急遽ままみ(68)を誘っての大阪ツアーとなった。

ままみの、中島みゆき耐性?というか、キャパシティ?未知数。


中島みゆきの、夜会っていうミュージカルぽい演目があってね、それのダイジェスト版みたいな催しなんだけども、良かったら一緒に行かない?

「ん?誰って?中島みゆきさん?母さん、ぜんぜん詳しくないけど。大丈夫かしらね?」

大丈夫じゃない?で、他にも出演者がいて、たぶんお芝居仕立てなんだけども、どうかな?

「ふーん。面白そう。中島さんも、歌うの?」

そりゃあ、もちろん、歌う!…と思うよ。

「歌うのね?上手いわよね、中島みゆきさんって。せっかくだし、生で観てみたいな!」

…という具合に、超初心者の ままみ を連れて、いざ、大阪へ。

ホテルにて軽く腹ごしらえがてら、シャンパンで酔わせておく。
もちろん、ままみの中島許容度アップのためである。

なんか、昔の深夜のTV「試験放送」みたいな、カラーブロックみたいなことになってしまったのだった。
基本的なバックアップはできているはずなんだが、いかんせん、液晶が使えないので、Androidtransfer for MAC との連携が上手く行かない。

いろいろ、詰んだ。
いろいろ、メールだのなんだの、来てるみたいだけど、
もう眠いよ、パトラッシュ。

そういう訳でとっとと寝て朝一でショップに駆け込み、訴えたい。
おやすみなさい。
返信はできないけど、ごめんなさいね。

veryお久しぶり。
10月も11月も全く更新してなかったわけで。
リアル世界が仕事に遊びに忙しく。
ネタはあるものの、書く暇がなく。

しかし毎年恒例となっている中島みゆき様の最新作レビュー、これはやらなくちゃね。

アルバムタイトル『相聞』、ここですでにノックアウト気味なんだけども。なんとか踏ん張って、頑張ってみたい。

以下、個人的感想がダダモレなので、興味ある方だけ、続きを読む、をclick!
続きを読む

DSC_0969土瓶蒸し。
鱧、銀杏、三つ葉、松茸。
これに日本酒を冷やで。
秋をしみじみ感じる。
親戚の山には松茸が生えるので、わりと松茸、食べるほうなのだが。
「松茸狩り」なんていうかっこいい言い方は、元来、彼らはしなかった。

「なば取り」。なば、とはキノコ類全般をさす山間部の方言。
なんなら、「な」と「ば」の間に小さい「ン」が入るような発音である。「なンばとり」。さすが、中国山地の山ンなかだ。
アクセントは「と」の位置。
流暢なお年寄りの発音は、まるでイタリア語である。
彼らは、もっぱら、手で裂いて、焼いて、スダチとお醤油で食べる。それか、天ぷらにする。塩で。
松茸が大量に取れたときには、すき焼きにぶちこむこともあるらしいが、甚だ乱暴である。でも、とても美味しい。

そこへいくと、本職さんの仕事はやっぱりひと味ちがう。名残の鱧がいい。


DSC_0966栗。
あげ栗である。
これがまぁ、本当に本当にあっつあつ、でも、すぐに食べたいからと殻を取ろうとして。で、火傷する。
御約束。
ちなみに、奥の升酒はカープのセ・リーグ連覇の祝い酒。(天寳一・樽)ふるまいモノっていいな。
ウッディなフレーバーと、あげ栗のマリアージュもなかなかである。

DSC_0962ジャックローズ。
フレッシュな柘榴の、実を丁寧に外して、丁寧に茶巾絞りして、これでもか、ってくらいに絞るけど果汁はあまり出ないので、かなり贅沢な飲み物ではある。
色といい、味といい、最高の一杯。


DSC_0963ベン・ネヴィス。
ダルウィニーが品切れで、似たようなテイストというリクエストでこれが出てきた。
ダルウィニーよりシャープな味わい。
食事の邪魔にならない、飲み疲れしないという共通点、あると思う。
居合わせた知り合い、ご自分の帰りがけ、チェック時にさらっと、こっちに付けといて、みたいな感じで奢ってくださる。


お礼を言ったら、「良いお店を教えてもらったし、今度行ってみるね」
との返事。
とてもスマート。
ああいう大人に、わたしもなりたい。


DSC_0964このままでは私はお会計なしで帰ることになる、と。それはいかん、と。
で、ビトゥイーン・ザ・シーツ。
酸味と甘味と苦味の絶妙なハーモニー。味わい爽やか。
エロチックな印象の名前だが、寝酒的な意味合いとか。
あれ?秋じゃなくなっちゃった。

ウォルター・ベッカー。
彼の死去を昼過ぎに知ってから、しんみりしてしまっている。
ビルボードのこけら落としライブで観たのはもう10年も前になるのか。

相方のドナルド・フェイゲン、彼の追悼文も読んだ。
さらにしんみりした。

良い文章だ。

彼ら二人のユニットであるスティーリー・ダンと、フェイゲンのソロ、そうしてベッカーのソロ、どれも好きなんだけど、フェイゲンのソロになくてスティーリー・ダンにあるもの、これを考えると、わたしはかなり、自分でも思いもよらなかったくらいに、ウォルター・ベッカーの音が好きだったようだ。

しんみり気分のまま、最寄り駅に到着した帰り道。

立ち止まってスマホの通知をチェック…と、二十そこらの若い衆に声を掛けられる。けっこう良い感じ、しかしわたくしは、ウマオヤ連(生まれたときからオヤジ好き連盟)のメンバー。心はピクリとも動かないのである。

キックボード(命名・ケリー)が物珍しかったのか?と思ったが、違ってた、正真正銘、ナンパである。

「どっか行きません?」

行きません、お休みなさい。

その後、立て続けにナンパされること2回。
単位時間あたりでの記録更新だ、なんか日本、大丈夫か?
つらつらと日本の行く末を鑑みたりしてたら、ウォルター関連のしんみりが、やや薄らぐ。

で、帰宅後にウォルター関連のニュースをチェック、ブログ用の画像を探してたら、なんと。
Google先生ったら、ウォルター・ベッカーの画像にさりげなく宮崎駿を混ぜてきやがった
しんみりが、ほぼ消えかかるほど受けた。似てるよね、やっぱり。
(もっと言うと、音楽プロデューサーの瀬尾一三氏、彼もかなり似てる)




DSC_0956のぞみ車内で爆睡したあと、駅について、そのまま、なじみの店へ。

手土産のまめぐいの中身、グランスタで購ったはずなのに地元の老舗豆屋の品で大笑い。

まぁ、これ、外側のまめぐいがメインだから。

DSC_0957冷蔵庫がほぼ空っぽなので、bar飯。
ウニパスタ。
サービスのグリーンサラダとともに。








DSC_0959〆はジュラ・ブティック・バレル。
日常に戻るための、一杯。
サービスのフローズンピーチダイキリとともに。



その後二日かけて、徐々に日常化しつつ、だらだらと過ごし、再充電、満タン。

月半ばに健康診断があるんで、しばらくはヘルシー生活を付け焼き刃する予定。

DSC_0952そんなこんなで、横浜〜赤坂〜西麻布、たどり着いたは東京駅、を望みながらランチタイム。



DSC_0950メインはお魚にしたので、グラスの…、G.H マムがあるので、せっかくだし、それを。
F1の勝利の酒、ボトル残り二杯分ちょい、なので、ウェイターさん、気持ち多目にサーブしてくれて、ウインク。

DSC_0951真鯛のポアレ。真鯛は普通においしいが、付け合わせの海老の出汁の効いたリゾットがめちゃうまーであった。

今回も、大いに食べて飲んだ。
食い倒れの相棒とはかれこれウン十年、学生時代から、なぜかヤツと出かけると、ものすごーく、実力を発揮してしまう、と、おたがい認める間柄である。

頂点は、第二回大阪食い倒れツアーで、その頃は、メインの焼鳥屋の予約時間までの小一時間ほどの隙間に、鮨とか摘まんだりしてたから、

「あれに比べれば、我々も衰えたよね」

って、しみじみ口にするけども、こうやってlogを眺めてみると、今回だって飲み食いの半分も載せてないのにこの分量なんで、まぁ、実力派だと自負せざるを得ない次第。

ビリー・エリオットで思わぬ感動をもらい、高揚度85%くらいで、赤坂から乃木坂へ。

目的のbarは、どの駅からも微妙に遠いので、乃木坂駅からタクシーに乗ろうかしら?と思いつつも、涼しい夜風に任せて取り敢えず歩く。
交差点からちょっと路地を2つばかり入った辺り、と知人は言っていた。

交差点辺りでナビアプリ起動。
あ、すぐ近くみたい。
で、路地に入るんだけど、目的地の住所はどう見ても違うお店が入ってる。
その人は来週そこでラムのセミナーの講師をするって言ってたし、潰れたってことは絶対ない。
あれー?って路地を軽く行ったり来たり。
アプリによれば、ここ、の、はず。
なのに、ない。

軽く途方にくれる。
…そういや、ここをオススメしてくれた人、

「俺もね、いっつも一本、路地を間違えて彷徨っちゃうんだよー。」

って笑ってた。
あれ、ギャグじゃなかったんだ。

見渡せば、そこかしこに素敵なお店たち。
適当にそこら辺に入ろうかな?
いや、でもでも。

「ぜひ行って来て!俺は翌週行くからね」

って言ってたしな。

…と。
ビルの横手に階段発見。
坂の上の一本横の路地に上がれるようだ。
で、同じビルの反対側に出てみる。
看板もなにもない、不思議な店構え。さっきの店も一階だけと、坂を上がったこっち側も一階。
この感じ、昔、ベネチアの貴族の館ホテル内で迷ったときも味わった不思議感。

意を決してドアを開ける。
「いらっしゃいませ」

こんばんは。
あの。
実は…あるお店を探して、見つからなくって。今、軽く遭難しかけてまして。


「まぁ、それはお困りでしょう」

で。たいへん不躾ですが、こちらのお店のお名前は、なんて仰います?

「私どもは、tafia、でございます」

あぁ、よかったー
こちらにたどり着きたかったのです。

「ほんと、分かりづらい店構えですいません」

いえいえ、とにかく、良かったです。
DSC_0941喉を潤すカイピリーニャ。
美味しい。










DSC_0943
小腹を満たすコロンボ。
美味しい。


さりげなく距離を縮めて入りやすくしてくれる常連さんたちの会話も心地よい。

カフェみたい。
でも、すごいラムの品揃え。
総合的に良い店だ。

ここらで、実は○○さんに聞いて来ました、と自己紹介。

DSC_0944ラムをストレートで。
濃い甘いのが飲みたいです、というリクエストで出てきたのが「ディプロマティコ レゼルヴァ エクスクルーシヴァ 」

好きなテイスト。
お隣のドクターも、つられて、オーダー。
「デザート感覚だね、これ」


DSC_0947そんなこんなで盛り上がっちゃって、日付も変わっちゃって、ついでに月も変わっちゃった。

〆は今期初の
ホット・バタード・ラム・カウ。
ほんわか。

タクシーでホテルに帰還。
入浴するも、髪を乾かさずに爆睡、朝食を危うく食べ損なうタイミングで起床。
ラムは、後から来る、と学ぶ。

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