††彼と眼鏡とベルメール††

ナツです。三十路に片足突っ込んでる風俗嬢です。長かったホスト狂いを卒業して、今はメガネと人形に萌える毎日。

googleで歌舞伎町散策。

いやー、googleのストリートビューが凄いね。

あ、今日の記事は、できれば携帯じゃなくてパソコンからご覧ください。

携帯だとリンク先が見れません。


googleのストリートビュー、簡単に言うと、googleの社員がパノラマカメラを車に付けた状態で日本の街中を走り、その画像を住宅地図に合わせて載せてあるもので、首都圏に限りますがかなり細かい道まで網羅されてます。

早速自宅を見てみたら、庭先とか私の部屋のカーテンとかがバッチリ映ってました。なんか気持ち悪い。

昔の彼氏の家とかも探してみたり。ああ、車、まだ買い替えてないんだなあ、とか、うわ、子供用の自転車が置いてある、結婚したのかあ・・・なんてことまでわかってしまいます。

まあとりあえず歌舞伎町を散策してみたわけですが。

つるとんたんの入口付近でホストと女の子が立ち話してますねー。

これもはっきり映っちゃってるから、知り合いが見たらわかりそう。

リー3ビルの一階にはホストらしき人が数人たむろしてます。

ラブホ街なんかもばっちり映ってるので、枕寸前のホストが激写されていたりしたら大変ですね。ってか誰かホスラブにストリートビュースレでも作ればいいのにw

せっかくなのでもうちょっと、歌舞伎町観光案内。

私のブログで時々名前が出てくる、塩田屋。夜中でも営業しているスーパーマーケット。お弁当から食材から酒から雑誌まで何でも揃う。

年末に閉館が予定されている、コマ劇場。歌舞伎町のシンボルが、また一つ消えてしまいますね。

ちなみにこの画像、ぐるっとドラッグさせて後ろを振り返ると・・・パチンコ屋の開店待ちの行列の人たちがはっきり映り過ぎww

歌舞伎町入口。数年前はこのあたりも、夜はキャッチであふれかえっていました。

アルタ前。



なんか面白い画像あったら教えてください。

痛いの慣れてきた。

はーがーいーたーいー。


矯正ももう半年経って、だいぶ治療の段階も進んで参りました。

私の口の中はネジやら針金やら輪ゴムやらが設置されて、なんかもう、工事現場みたいになってる。

下顎の歯茎に直接スクリューを打ち込まれたりしてね。しかもそれが食事中に抜けちゃったりね。いたいいたいいたい。


で、話は若干変わるけど、先週、通ってる皮膚科に脱毛しに行きました。今回は
Vライン。

普段はクリーム状の表面麻酔を塗ってもらってるんだけど、急いでたんで、「今日は麻酔ナシで」と言ってみたんですよ。表面麻酔は効くまでに時間かかるから、塗ってから30分くらいは放置しないといけないので、時間ない時は省きたい。

いやあ、なめてたね、表面麻酔。

気休め程度だろ、なんて思ってたのに、どんなに普段役立ってくれてるか痛感した。ほんと身に染みた。

股の付け根に、焼きごてをジュッ、ジュッと押し付けられてる感じ? 体ビクビクさせながら全身汗びっしょりですよ。こんなハードプレイは勘弁ですよ。


効果の高い美容施術は、たいてい痛みが伴うものですね。

だがそれがいい。

やっぱり「耐え忍ぶ」ってのが性に合ってるらしい。



移り気

「・・・俺に会いに来たんじゃあ無かったのか。」

「あら、まだいたの?それにしても随分と隅の方に追いやられたものね。」

「おまえ、つい先週までは足しげく俺の元へ通っていたくせに、生意気な口を聞くようになったもんだな。」

「お生憎様。あなたよりも、熱くさせてくれる男を見つけちゃった。」

「ふん、客なんてみんな薄情なもんだぜ。結構いい思いもさせてやったってのによ・・・。」




などとホールの端の方で寂しい佇まいを見せている前田慶次の声を振り切って、万札握ってコブラに会いに行く最近の私です。あっ。そんな気の毒な目で見ないで!

無駄にはしゃいでます

パソコンからのブログページのデザインを替えてみたよwhoooo!

トップに眼鏡男子の姿があるだけでやばいテンションあがる。向って右のイラストは正直どうでもいい。むしろ脳内で自分に差し替えるからほんとどうでもいい。メガネがいればそれでいい。

風俗嬢人口

働く前は風俗店って、「よっぽどモテない人やよっぽどおっさんが遊びにいくところだろうな」と思ってたけど、その実、客層は幅広過ぎて、下は18、上は70のおじいさんまで遊びにくる。どんなに不自由してそうに見えなくたってマジメそうに見えたって、30過ぎの男性で一度も風俗遊びをしたことの無い男性なんてほとんどいないんじゃないだろか。

で、その数を受け入れて有り余るだけの風俗嬢が東京中にいるわけで、じゃあその数は一体どれくらいなんだろうかと考えてみました。

吉原含め、都内のソープが約200軒。デリヘル等、派遣型風俗が約4000軒。ピンサロセクキャバ等店舗型約100軒。

上記の数は風俗情報サイトなどの店舗登録数から、ざっと「こんなもんかな」的に出したものですが、大きくはずれてはいません。まあその4300軒に、一軒あたりの在籍人数を約30人として計算してみます。

大きめのソープやデリヘルなんかだと、多いところで在籍人数は80人くらい。正確な平均人数っていうのはさっぱりわかりませんが、小規模なデリヘルだと在籍数は10人未満のところもあると思うので、なんとなく「30」にしてみます。

えーと。

12万9千人?

都内の人口は約1200万人。その中で、風俗で働くような年齢20〜40代女性の数はおよそ・・・200万人くらいでしょうか?

200万中の13万人。年頃の女の子の15人に一人は現役風俗嬢。おお。クラスに一人か二人は潜んでるって数だ。「現役」に限らずに「風俗や援交経験あり」にまで広げると10人に一人くらいになっちゃうような気も。(←勝手な憶測)



まあ、だから何だという感じですが、一般的に風俗嬢って「別世界の人」と考えてる人が多いものの、案外身近なところにいるかもしれませんよ?って話です。ほーら、そう考えるとなんだか親しみが持て      



  ませんかやっぱり。


矯正の話。

矯正始めて早半年。だいぶ歯も動いてきた。

歯列矯正ってのはあれだ、針金でぐいぐい歯を引っ張って少しずつ動かしてくもので、無理やり引っ張られて動いてるもんだから当然痛い。考えれば当たり前のことなんだけど、こんなん想像もしてなかったってくらい実際は壮絶に痛い。喋ってる最中に舌が当たっただけで叫びそうなほどに痛んだりして、思わず殺意わくもんな。自分に。

まあ最近では慣れたもので、カレーでもソバでもグラタンでも、なんでも「飲む」ことができるようになったよ。

カレー飲むなんてよほどのメタボじゃないとできない芸当かと思ってたけど、人間、必要に迫られればなんでもできるもんだ。考えてみればソバを飲むとか、江戸っこっぽいしな。粋だよな。うん。

教習所に行こう。

車の免許をとることになりました。


なんせ自転車乗るのもおぼつかない私。日本の道路交通安全のためには自分は免許取得なんかしない方がいいんだ、と長年ネガティブキャンペーンを繰り替えしていたものの、「30過ぎるともの覚え悪くなるから。つーかつべこべ言わずに取れ。」との彼氏からの温かいアドバイスにより重い腰をあげてみた。正直めんどくせー。


早速申し込んだ初日に、「適正検査」とかいうやつを受けさせられるハメに。なんですか「適正」って?「不適正」って判断されたら免許とれないんでしょうか?

よくわからないままに鉛筆握ってテストが始まると、中身はなんのことはない、昔受けた知能測定みたいなもので、同じ図形を選ぶとかそういうやつだった。脳トレも苦手な29歳には若干きついぜ。

そしてテストが進むにつれて、「あまり深く考えないで、同意できるものに○をつけましょう」という、結構な数の文章題が。なになに?えーと。




「自分が何をしているのかわからなくなる時がある」

「一人で部屋にいると、たまらなく不安になる」

「周りのみんなが、自分の悪口を言っている気がする」




・・・「時々ある」に○をつけるたびに、暗くなってきた。なんつーか、運転の適性云々以前に人として不適正とか診断されたらどうしよう。

だめんずでの彼と私像。

発売日当日。SPA!のだめんずうぉ〜か〜を読んだ紫織さんから電話が。

「彼氏さんの描かれ方がひどすぎるww」



ええと、そうですね。なんつうか、すげーヘタレな感じに描かれています。そんなことはありませんよ実際。

まあ誤解しないでいただきたいんですが、だめんずは「インタビューを元にしたギャグ漫画」ですので、作者さんの方でおもしろおかしく誇張したり、想像で補って描かれている部分も大きいのです。

作者の倉田さんとお話した時は彼の外見的な説明はしていないので、まったくの想像ですね。っていうかせめて「メガネ」とだけは言っておけばよかった。このブログで全面に押し出している唯一の特徴なのに。ううう。

私の外見も、だいぶ違います。

髪型に関してはおそらく、漫画が単行本になった時に登場人物の髪型がかぶるとわかりづらいから、描き分けとして、実際の髪型とは違うように描いているのでしょう。

現実の私の外見的特徴は、うーん、ブログや本では想像にお任せしたかったのであえて詳しくは書かなかったんですが、胸より長い髪に内巻デジパがかかっています。色も若干明るくしているし、だめんずうぉーかーでのイラストよりはくだけた感じかなと。OLっぽさを心掛けているのは確かですが。


そんなわけで、明日火曜日には先週の続きが掲載されるようなので、私も楽しみです。

だめんずうぉーかー

94efa426.jpg以前書いた倉田真由美さんのインタビュー、本日発売のSPA!だめんずうぉーかーに載りました。

内容が気になる方は是非本屋さんかコンビニ等でSPA!をご購入ください。週刊雑誌なので、お早めに☆

自分が漫画で描写されているというのは初めての経験なので、嬉しい反面、気恥かしさが上回ってしまいます。ああ。

まあまだ先だけどさ

「あのね、私、年内であがる事にした。」

待機中、マネージャーのK藤くんを呼んでこっそり告げた。気がつけば、私が入店当初からいる男子従業員て、彼と店長くらいだな。その頃はK藤くんはまだ下っ端のボーイやってて、女の子の顔と名前を覚えるのが遅い、って、よく上の人に怒られてたんだっけ。

「いきなりどうしたんですか。結婚でもするんすか。」

「いや、そういうわけじゃないんだけど、もう今年で30だもん。」

「あと5年は現役でも余裕じゃないすか。」

「うーん。体力的にきついかな。私、接客が仕事派だしね。」


ロッカールームの裏でしゃがみこんで、そのままとりとめのない思い出話に花が咲く。

この店が初めてではないけれど、私がソープで働き始めて一番居心地の良さを感じて、一番長く働いているのが今の店。男子従業員は時には接客で嫌な事があった直後に八つ当たりする相手だったり、愚痴を延々と聞いてくれる相手だったり、あるいは女の子の出勤が足りなくて休みの日に向こうが臨時出勤(公出)を頼んできたりと、お互いに利害もあるし関わり合いも多い。

K藤くんはあまり要領は良くないところがあるものの、店の女の子を「いくらでも代えのいる、ただの商品」としてじゃなく、個々の人間として体調やメンタル面をちゃんと気にかけてくれるところが好きだ。


「ま、まだ店長には黙っておくんで、時間もあるし考えなおしてくださいよ。」

「うん。考えなおすってのは無いと思うけど、フリー全く回されなくなったりしたら辛いから内緒にはしといて。」

「辞めても・・・戻ってきたくなったら、いつでも戻ってきてくださいよ。」

言いながらK藤くん、ほろっと涙。

「やっべ、なんか俺、娘が嫁に行っちゃう気分。」

「ってか、なおさら『戻って来い』なんて言っちゃだめじゃん、それじゃ。」

「ですよね。ちゃんとみんなには、効率よく稼いで、できるだけ早くあがってもらいたいって思ってますよ。でもね。」

K藤くんはアヒルのように薄い下唇を突き出して、溜息ついてこう続けた。

「やっぱ寂しいすよ。ほんとに、みんな娘みたいに思ってますよ、俺。」



私は立ち上がって、「娘ったって半分近くがきみより年上じゃん。」と、笑ってその場を濁してみせた。そうでもしないとこっちまで、気分がしんみりしてきそうだから。



「社会の底辺」なんて呼ばれ方するこの場所が、私はそんなに嫌いじゃない。
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
livedoor プロフィール

nuts78_2

前ブログ「快楽主義〜ホストクラブは好きですか〜」ミリオン出版より、「現金恋愛 私が愛した5人のホスト」として書籍になりました。現在、スポーツニッポン新聞(スポニチ)にて、毎週日曜「泡姫ナツの仕事の戯れ言」連載中。

  • ライブドアブログ