まず、月間アクティブユーザー数(MAU)ですが9季連続の前期比30%増となる2.82億人だったそうです。
また、MAUに占めるモバイルユーザーの割合は第1四半期の85%から更に上昇し、89%になったそうです。CNNICの最新レポートでもモバイルユーザーの勢いが顕著でしたが、新浪微博でもこの傾向は変わらないようです。
また、総収入も前年同期比36%増の1.469億ドル(≒9.27億元 ≒147億円)となり、前期に同社がたてた1.38億ドルから1.43億ドルという予測を上回る結果になったようです。
同収入のうち広告収入が1.272億ドルと約89%を占めており、またその1.272億ドルの中でモバイル広告が68%を占めるなど、こちらからもモバイルの業績牽引が見て取れます。また、第1四半期に懸念されたアリババ社からの収入ですが、104%増となるなど関係は良好に推移しているようです。
この業績発表が主原因だと思われるのですが、今週の月曜日には新浪微博の株価が急騰し時価総額が一時100億ドルを突破したそうです。
業績発表をみると好調そうな新浪微博も、CNNICが発表したソーシャルメディア利用率にも現れているとおり、微信やQQなどと比較してしまうと勢いを感じませんが、モバイルユーザーの更なるてこ入れ、広告とは対照的に伸び悩んでいる付加価値サービスのてこ入れなどが今後の課題になってくるのかもしれません。
情報元 => 人民網、 Techweb-1、 Techweb-2