富山で飲み食い・おぼえ書きブログ

富山で見つけたおいしいお店やこじゃれたお店を書いていく、富山なグルメのブログだよ。どこへ行ったか忘れてしまわないようにね。 ボクの好みだから、「それはちがう」とか言わないでね。

 その日は、県庁前の一角にある「旬彩料理TAKU」で飲み会があったよ。ボクの知り合いが時々選んでくれるこのお店。それぞれの知り合いは、互いには知り合いではないんだけど、そんな彼らが選ぶのも納得の素敵なお店なんだ。

 まずは、『キリン一番搾り』の生で乾杯〜。

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88_31←ここへ行けば富山にくわしくなれるよね

 突き出しには、桜の葉の香る茶わん蒸し。カニが入っていて、豪華な感じの一杯だったよ。誠にもって素晴らしい。

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 富山湾の旬の魚をのせた造り盛り合せもまた一級品。ぶりがなくても、富山湾の旨い魚が季節ごとに楽しめるのだと思ったんだ。

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 あんかけになったエビの天ぷらは、このあんかけの味わいが絶妙。天ぷらの衣がサクサクしたまま、味わい深いっていうのが、とってもいいのだ。

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 皮をカリカリに焼き上げたチキンは、玉ねぎの甘みと一緒にいただけば、さらにうまさがグレードアップ。

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 ビールのあとには芋焼酎。何とも素敵な肴と一緒に、心ゆくまで味わったのだ。

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 個室がいくつもあるから、他のお客さんには聞かれたくない内緒の話も安心だね

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 それは、北陸新幹線に乗って敦賀まで行った日のお話。ランチタイムには、敦賀グルメをいただきたいよね。福井といえばソースカツ丼、というのが、ボクの常識なんだけど、この敦賀にも、ソースカツ丼の名店があるんだ。お店の名前は「敦賀ヨーロッパ軒本店」。

 「ヨーロッパ軒」は福井にもあるけど、この「敦賀ヨーロッパ軒」は、また別系統のお店みたいだよ。「餃子の王将」と「大阪王将」みたいなもの?どうやら、福井の「ヨーロッパ軒総本店」から最初にのれん分けしたのが「敦賀ヨーロッパ軒」で、そこからさらにのれん分けして敦賀市内にチェーン展開したみたいだね。

 この日のボクのチョイスは、カツと一緒にメンチカツ、海老フライをのせた「デラックス丼」。めったに来れるところではないから、いろんな味を試してみたいではないか。かくして登場したのがこちら。サラダ、みそ汁付きのセットにしたよ。

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 お茶がやかんに入ってどんと置いてあるのが、昔気質な感じでいいよねぇ。

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 「スペシャル丼」は、漆塗りの器で登場。

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 おお、カツがふたからはみ出してる〜。

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 こんな素敵な丼は、ビールと一緒にいただくしかないではないか。生ビールもあったけど、ここは、『キリン一番搾り』の中瓶でしょ。

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 カツもメンチカツもエビも、どれも、甘さを感じる、それでいて辛みもあるウスターソースにひたってのせてあるんだ。ソースがご飯にもしみ出していて、カツの旨味も一緒に混じり合ってるから、ご飯だけも美味しくいただけるんだよね。

 予備知識なくこの店を訪れたと思われる関西人のお客さんなんかは、「タマゴないやん」とか「ソースにひたってるだけ?」とかつぶやいていたけど、これこそが、福井のソースカツ丼なんだ。そして、食べ始めたら止まらない、圧倒的な美味しさ。

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 衣がしっかりカツや海老に張り付いていて、隙間なく揚がっているのも素晴らしい。こんなカツは、このヨーロッパ軒でしか味わえないよね。

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 お店は、おそらく昭和時代からあると思われる、とってもレトロなつくりなんだ。

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 ショーケースには、この店を訪れた有名人の皆さんのサインが飾ってあったよ。片桐はいり、ニッチェといった名前が並んでいたな。

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 客席は2階にあるんだ。1階の入口を入ったすぐのところには、今は使われなくなってるだろう案内カウンターがあって、奥にはたくさんの賞状が飾ってあったな。こういうところにも、レトロさを感じるよね。

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 階段の横部分に貼ってある、2F○○といった表示がまたレトロ〜。昭和40〜50年代のレストランビルには、こういう表示があったよな、っていうイメージ。

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 開業したときには、『味のお城』と呼ばれてたんだね。結婚披露宴会場なんかもあったりして、なんかタイムマシンから抜け出てきたようなレトロさを感じたのだった。

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 こののれんを見るだけでワクワクしてしまったよ。

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 そして、建物がまた立派なのだ。『味のお城』にふさわしい「敦賀ヨーロッパ軒本店」だったよ。

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 この日は、中市のショッピングセンター「グリーンモール」にある焼き鳥と蕎麦の店「SOBATORI(そばとり)」でランチしてみたよ。昼はそばを中心にしたランチ、夜は焼き鳥を中心にした予約のみのコースで料理を楽しめるお店。

 夜にしか食べられない焼き鳥をコラボした『ミニ炭火焼鳥重と蕎麦のセット』があったから、注文してみたんだ。登場したのがこちら。そばは、ざるを選んだよ。

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 甘辛く煮込んだ鶏肉のそぼろをぎっしりご飯にかぶせて、その上につくねとわかどりの焼き鳥のせたこのお重が、何とも素晴らしき逸品だったんだ。炭火で焼かれた焼き鳥は、その香りが何ともかぐわしくて旨味抜群。鶏そぼろは、こてこてなほど濃厚な味付けで、これだけもご飯がすすむのだ。

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 そばは、けっこう芯がしっかりしている感じ。食べ応えのあるそばだったよ。

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 ランチメニューはこちら。天ぷら蕎麦とどっちにするか、迷うところだったんだ。

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 単品もそろっているから、昼ビールだってできるのだ。

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 『林』や『勝駒』といった富山の地酒のいいところも、揃っているのが素晴らしい。

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 お店の構えも中もスタイリッシュな、素敵なお店だよ。

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 それは、昨日のお話。うららかな春の陽気に誘われて、これはどこかに行かねば、と思ったんだよね。まだ、桜だって咲いてる時期だし。

 かくして、北陸新幹線に乗り込んで、終点の敦賀まで行ってみることにしたよ。金沢より西に行くのは、実に久しぶり。そして、3月に開通した区間に初めて乗車してみたんだ。

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 車両は同じだけど、車窓からの眺めは、北陸本線時代とは、きっとかなり違って見えることだろう。

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 桜のピンクが入り混じって、とても鮮やかな風景が各所に見られたよ。

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 かくして、敦賀に到着。『はくたか』と『つるぎ』を乗り継いで、1時間20分余りの旅だったんだ。速〜い。

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 終点なんだから、全員が下りるよね。JR特急に乗り継ぎしやすいように、下りエスカレーターがたくさん設けてあったよ。2列になっていて、両方が下りになっているから素晴らしい。

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 敦賀駅は、実に広大で、まるで空港を思わせるようなコンコースの広がり。当分の間、この敦賀駅が拠点になるからか、かなり気合を入れて作りました、といった印象の仕上がりだったよ。

 とはいえ、改札まで距離があるし、JR特急への乗り継ぎホームへはさらに距離があるしで、移動が大変だっていうのは、評判の通りだと思ったな。

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 新幹線駅は、かなりの高さ。なにしろホームがビルの6、7階の高さにあるのだから、まるでSFに出てくる空中ステーションだよね。大都市と地方都市を結ぶ空中鉄道を降りると、周辺へとつながる地方鉄道に乗り換える、そんなシーンが現実として存在していることに、恐れ入るばかりなんだ。

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 新幹線駅から、敦賀駅の改札へと抜ける通路もかなりの長さだったよ。にぎやかな中心街のある西口に抜けるには、旧北陸本線(現ハピラインふくい)の線路を越えていかなきゃならないからね。

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 新幹線を降りてから5分以上歩いて、ようやく改札にたどり着いたのだった。

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 敦賀駅の前には、昔ながらの駅前商店街が残っていて、とてもレトロな雰囲気だったよ。これは、素敵な空間。

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 陽気のせいもあるのかもしれないけど、敦賀の街はけっこう活気にあふれていたな。道路がかなり広くつくられていて、中心商店街の通りには、車の駐車スペースが設けられていたよ。面白い造りだと思ったな。

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 なぜか松本零士のアニメ「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントが、設置されていて、道行く人を楽しませていたよ。たまたまバスを降りた停留所の近くには『アナライザー』。

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 この辺りは、氣比神宮という敦賀のシンボル的神社の近く。ここから歩いて、海沿いの金ケ崎界隈へと向かったんだ。海沿いに並ぶ倉庫群に出会ったよ。 

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 帆をかたどった北前船モニュメント。

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 この界隈の桜は散り初めといった感じ。

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 それは、第2次世界大戦が起こる前の話。欧亜国際特急列車が、東京とパリの間をシベリア鉄道を経由して走っていて、この敦賀の地を通ってウラジオストクと結んでいたんだって。東京パリ間の国際特急!何たるカッコよい響きなんだろ。

 敦賀は、ロシアに向けての表玄関の役割を果たしていて、この界隈の商人も、下駄履きでふらっと連絡船に乗って商売に行ったりしてたんだっていうよ。この建物は、その起点になった国鉄敦賀港駅を再現したものなんだって。

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 中では、敦賀の鉄道の歴史を紹介していたよ。

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 2階では、国際特急の時刻表といった資料も展示されていたよ。

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 建築物としても素敵な駅舎だったな。

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 金ケ崎緑地は、敦賀市民の憩いの場。

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 休憩所も素敵な建物だったよ。

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 その先にあったのが、「人道の港 敦賀ムゼウム」という施設。どこが経営しているんだろ、と思ってしまうほど、受付のお姉さんが、とっても素敵なユニフォームを着ていたんだ。設備も行き届いていて、なかなか立派な博物館だったよ。

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 ここで紹介されているのは、1920年代に受け入れたポーランド孤児と1940年代に受け入れたユダヤ難民の歴史。ユダヤ難民というのは、当時リトアニアにいた日本人外交官杉原千畝(ちうね)が発給したビザのおかげで命を救われた人々の話だよ。

 そういう事実があったことは知っていたけど、リトアニアでビザを手に入れたユダヤの人々が、シベリア鉄道に乗ってウラジオストクから敦賀へと渡ってきた、ってことは、ここで初めて知ったんだ。敦賀の地は、歴史の中で大きな役割を果たしていたんだね。

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 こちらは、近くの赤レンガ倉庫。

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 中には、レストランがあったり、敦賀の街を紹介するジオラマの展示があったりしていたよ。

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 おお、バス停のベンチに、恐竜博士を発見。こんなところで再会しようとは。

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 ここから、さらに歩いて5分余りでたどり着いたのが、「金崎宮(かねがさきぐう)」。戦国時代の激戦地、金ケ崎城の跡としてもして知られている景勝地だよ。こちらは、桜に包まれた参道。

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 織田信長が朝倉氏を攻めようとして近くまでやって来たとき、もたらされたのが浅井氏裏切りの知らせ。朝倉氏と浅井氏の挟み撃ちにあった信長は総退却を行ったんだけど、その時、この金ヶ崎城に残ってしんがりを務めたのが、当時木下藤吉郎と称していた豊臣秀吉、っていうのが知られた歴史だよね。

 藤吉郎の命がけの活躍で窮地を脱した信長は、その2か月後、姉川の戦いで、浅井・朝倉の連合軍を破ったのだった。

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 今は、そんな血なまぐさい歴史を感じさせることもなく、桜の花が咲き誇る、癒しの空間になっているんだ。

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 金崎宮は、縁結びの神様として知られているんだね。

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 「恋の宮 金崎宮」なんだって

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 参道を登り切ったところからは、敦賀の街が一望できるんだ。ここから見ても、新幹線駅はでかくて高いよねぇ。

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 この日は、御朱印もいただいたよ。

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 かくして市内の散策を終えたボクは、再び、敦賀駅へと戻ってきたよ。新幹線の開業に合わせて、敦賀駅の周辺には再開発されたエリアもあるんだ。そこで、素敵な書店を発見したんだよね。「ちえなみき」という名の、公設の書店なんだって。行政が営業している書店とは珍しい。

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 この書店、中のディスプレイがとても素敵なんだよね。書棚も上から見下ろしても楽しめるようになっていて、なかなかのハイセンス。

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 敦賀は、何とも楽しくて素敵な街だったな。

 帰路は『かがやき』で富山へと向かったよ。所要時間は1時間。敦賀と富山の間がたったの1時間とは、素晴らしき時代になったものだ。

 この日は、「秋吉総曲輪店」のカウンターで、バスの時間待ちしたんだ。オープンしてから30分間だけの一人飲み。まずは『若どり』をいただこうではないか。何はなくとも、焼き鳥といえば若どりでしょ。

 たれをつけて炭火で焼いた若どりには、良い加減に焦げ目もついていて、燻した香りが香ばしい逸品。これを食べなきゃ、秋吉に来たとは言えないのだ。

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 そんな焼き鳥には、芋焼酎『一刻者(いっこもん)』のお湯割り。

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 続いて登場したのは『しんぞう』。コリコリした触感がたまらないよね。

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 3種目は、『牛カルビ』。昔は、『牛ロース』というメニューがあって、牛の切り身だけを串刺しにしていたけど、牛カルビはねぎを間にはさんであるんだよね。ねぎにした分、お値段リーズナブルになってるってことかな。

 でも、味の方はどちらも同じくらい満足できる逸品。だから、価格を上げないように努力してくれてる秋吉さんは、全くもって素晴らしいのだ。

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 今のラインアップがこちら。しろ、あか、タン、しんぞう、すなぎも、純けい、ねぎまと変わらずあり続けるメニューも素晴らしいし、みの、ピートロといった秋吉にしかないメニューも素晴らしい。

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 串カツも、この店では王道だよね。頼みたい品々はいっぱいあるんだけど、この日はちょい呑みだったので、この辺りで。

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 次は、がっつり飲みに行きたいと思いながら、バスに乗るためにお店を後にしたのだった。

 この日は、有沢橋の西のたもとにあるパン屋さん「クラムクラスト」で、ランチに食べたいパンを買ったよ。商品棚には、多彩でスタイリッシュな総菜パンや菓子パンが、ちょっとずつ並んでいるんだ。このちょっとずつ、っていうのが肝で、商品一つ一つがとてもよく目に入るから、ホントに迷ってしまうよ。

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 この日のチョイスは、『パストラミビーフロール』と『お肉ゴロゴロカレーパン』(って名前だったかどうかは自信がない)。仕事しながら食べちゃったから、中身の具さえ何だったかあいまいなんだけど、食べながら『うまっ』って思った記憶だけは鮮明なんだ。。

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 納得の総菜パンを食べたくなったら、この店に来るのがよかろう

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 それは、あいの風とやま鉄道に乗って富山県の西から東までを往復した日の話。泊駅前の古民家レストラン「ビストロけざけざ」で、素敵なランチとワインをいただいたボクは、富山行の電車に乗り込んだんだ。でも、このまま終点まで行くのが、もったいなくなったんだよね。

 かくして、滑川駅で途中下車してみたよ。駅前に、素敵なカフェがあったことを思い出したんだ。お店の名前は「Ai cafe」。駅から歩いて1分の所にあるから、電車待ちにもぴったりのお店だよ。

 この日のボクのチョイスは、迷った挙句の『フレンチトースト』。登場したのがこちらだよ。

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 バケットにメープルシロップを芯まで漬け込んで、バターで焼いたフレンチトーストに、さらにアイスクリームとホイップクリーム、いちごをのせた、甘々な一品。でも、その容赦ない甘さが、メープルとバターの香りに包まれて、得も言われぬ一品に仕上がっていたんだ。いやはや、何とも美味〜。

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 そして出てきたコーヒーも、さすがのカフェクオリティ。甘さと苦さのハーモニーが見事だったんだ。

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 いちごを使ったメニューもたくさんあったよ。

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 そして、このお店、店前にパフェ缶の自販機を置いてるんだ。これもまた、一度味わってみたいと思ったり。

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 こんなお店が駅前にあったら、何ともうれしいよねぇ

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 この日は、西町界隈でランチすることになったんだ。総曲輪通りから本願寺別院に抜ける道沿いにあるメキシコ料理店「LA Yuuki(ラ ユウキ)」の前を通りかかって、久しぶりにこの店のタコスを食べてみたくなったよ。

 かくして注文したのは、『タコランチ』。トルティーヤの種類や具材を選んで注文できる、心おどる一品だったよ。サラダと温野菜もついていたんだ。

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 スープは、自分でカップに好きなだけ注ぐ仕組み。ちょっとピリ辛なんだけど、インディアンな辛みとは違った、メキシコ料理の辛みがいい感じなのだ。

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 タコスは、コーントルティーヤの柔らかい生タコスを選んでみたんだ。具材の『コロラド』は牛煮込み。メキシコ風のビーフシチューといった味わいが素晴らしい逸品だったよ。コロラドの他にも、野菜、アボカドディップ、トマトディップ、クリームチーズとたっぷり入っていて、それぞれがそれぞれの味を引き立て合っている、素晴らしき一品だったんだ。

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 こんな素敵なタコスなら、一緒にビールをいただくしかないではないか。それも、もちろんメキシコビールの『コロナエキストラ』に限る、って具合。レモンをひとかけて入れて、タコスと一緒にグビグビあおったよ。

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 見事に並んだランチメニュー。ブリトーとかエンチラーダとか、どれもこれも味わってみたい逸品ぞろいのお店だよ。

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 外観のポップな色合いが、いかにもメキシカンなお店らしいのだ。

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 昨日は見事に晴れ渡った空がとても気持ちの良い日だったね。富山の地では、「第70回全日本チンドンコンクール」が行われていたんだ。

 上本町のリーガルに行こうと思って西町の交差点を通りかかったら、ちょうどパレードが始まるタイミングだったから、眺めてみることにしたよ。美しい立山を背景に、堂々の行進。実にたくさんの人がいて、にぎやかなのがうれしかったね。

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 先頭を行くのは、県警音楽隊。

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 続いてチンドンマンの皆さんが、演技しながら次々とやって来たんだ。

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 大和の前の環状線電停には、チンドンコンクールラッピングの電車が停められていて、ここまで来たらパレードは終了。このイベントが終わると、富山には本格的な春の訪れなのだ。

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 この日は、五福にある中華料理店「とんとん亭」に久しぶりに入ってみたよ。前回入ったのは、2005年の12月。去年行ってた、このブログを始めた18年前に訪れた店を再訪するキャンペーンにエントリーしてたけど、行けてなかったお店なんだ。

 この日の注文は、鶏唐が3個付いた『やきめしセット』。18年前に注文したのと同じメニューだったんだよね。食の好みは変わらないのだった。

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 この日は、徒歩での訪問だったから、当然ビールをいただくでしょ。それも、町中華となれば、瓶ビールに限るよね。この店でいただくのは『アサヒ スーパードライ』。

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 チャーシュー、玉子、ねぎが入ったチャーハンは、思った以上に薄味でシンプルな味付け。学生街の中華料理店だけあって、毎日食べても飽きが来ないような味付けに仕上げてあったよ。

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 瓶ビールと一緒にいただきたいのが、町中華の鶏唐。これも、下味がしっかりついているんだけど、それでいて薄味な仕上がりなのだ。

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 この日は、餃子も頼んでみたよ。1皿に6個も入っているのにお値段300円と、とってもリーズナブル。

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 形よく整えられてカリッと焼いてあるところに、年季の入った技を感じたよ。餃子の餡も薄味な仕上がりなのが、チャーハンと共通していたのだ。

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 一品料理もお値段リーズナブル。

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 大学生の懐にも優しい値段設定だね。中華料理店なのに、チャーハンをやきめしと呼ぶところもまた昔気質だと思うのだ。

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 この店ができてから、かれこれ40年?学生の頃にはすでにあったお店だからね。もはやすっかり老舗といってもよいかも。むかしは、漢字で「豚々亭」だったけど、今はひらがなで「とんとん亭」なんだ。

 建物が新しくなってからは、初めて入ったけど、なんだか懐かしい気分に浸ったひと時だったんだ。

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 この日は、にわかにカレーが食べたくなったんだよね。それも、インドやパキスタンメイドの本場のカレーがね。かくして訪れたのは、水橋にあるパキスタン料理店「ハムザレストラン」。

 この日注文したのは、日替わりカレーから1種選ぶ『ハムザゼット』。ライスでもナンでもなく『ロティ』といただくことにしたよ。

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 『サラダ』と『スープ』にドリンクもついてくる模様。

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 サラダには、バスマティライスものせてあったんだ。これも、カレーと一緒にいただくのが、ボク的にはいい感じ。

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 パキスタン料理のスープは、期待を裏切らないさすがのスパイシーさが花丸だったよ。

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 カレーはひき肉たっぷりの『キーマ』を選択。これがまた、辛さよりも味の深みを強く感じる絶品のカレーだったんだ。短冊切りした生姜もいい薬味になっていて、全くもって素晴らしき一皿だったよ。

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 ロティというのは、生地を薄く伸ばしてフライパンや鉄板の上で焼いた、簡易な南アジア風のパン。日本のカレー店でナンを一般的に食べられるようになったのは、タンドールという窯が普及したからなんだって。でも、インドやパキスタンでは、タンドールは高級料理店や上流家庭にしかないっていうよ。

 普通の家庭では、このロティを主食として食べているっていうからね。ここはやっぱり現地っぽく、ロティをいただこうではないか。このお店では、選んだ主食は食べ放題。ボクも、ロティをおかわりしたよ。

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 ちょっとずつ違っていて選びがいのあるセットメニュー。

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 単品のカレーも魅力的だね。

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 サイドメニューもいろいろあるから、一緒に頼むのも素敵。

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 かくして、パキスタンなランチを堪能したのだった。

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 あいの風とやま鉄道泊駅の中には、コーヒースタンドがあるんだ。「SLOWELL COFFEE」と、何ともかっこよい名前のお店だよ。

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 富山に戻る電車の時間待ちに、『ドリップコーヒー』を1杯いただいたよ。眠気の覚める、苦みと酸味のバランスが程よい一杯。

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 こんな素敵な一杯をいただきながら時間待ちするのも、電車の旅の楽しみの一つだね。県内を行き来するだけで旅というのか、っていうつっこみはなしで(笑)。

 それは、あいの風とやま鉄道に乗って、富山の西の端から東の端まで行った日の話。越中宮崎から泊まで戻って来たボクは、富山に戻る電車の待ち時間を、駅前で過ごすことにしたんだ。

 ここには、かつて手打ちそばの名店「くちいわ」が古民家にお店を開いていたんだけど、富山に移ってからは空き家になっていたんだよね。そこに、あたらしくお店が入ったという話を最近耳にしたから、行ってみようと思ったんだ。

 お店の名前は「ビストロけざけざ」。朝日町にあるフレンチの古民家レストランだよ。

 フレンチを謳うからには、一緒にいただくのはワイン。グラスワインは信州産から選ぶんだ。コンコード、マスカットベリーAとあったけど、ボクが選んだのはメルローだよ。フランスワインにはよく使われる品種が長野ではどのように姿なのか、気になったんだよね。

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 足のないグラスがカジュアルな雰囲気だね。信州メルローは、タンニンがしっかりきりっと効いていて、若さを感じるワインだったよ。そして、ちゃんとメルローらしい味わい。日本のワインもなかなかやるもんだ。

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 そんなワインと一緒にいただいたのが、『週替わりお肉セット』。この日のメインは『豚ロースのソテー シャルキュティエール』だったよ。オードブルが3品に、サラダ、スープがついてきたんだ。

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 このポークソテーがねぇ、豚肉だからしっかり火を通してるんだけど、それでいて、しっかり柔らかいという秀逸な一品。ソースもフレンチテイストで、赤ワインにぴったり合う逸品だったんだ。

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 バルサミコソースで包んだれんこん、鴨のスモーク、海老のタルタルと、納得のオードブルも素晴らしい。

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 ランチは、週替わり2品のどちらかから選ぶという、極めてシンプルなメニュー。来るたびに違った味に出会えるという楽しみがある、ってことだよね。

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 飲み物もいろいろあるから、料理に合わせて、そして好みに合わせて選ぶことができるよ。

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 店内の調度は、「くちいわ」時代と変わらず。客席は、全部埋まっていて、なかなかの人気だったんだ。

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 この渋い感じで、味も良ければ、そりゃ、たくさんお客さんがくるでしょ。

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 洗面所も、レトロモダン。

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 いつか泊まで来たら、また入ってしまうに違いない、素敵なお店だったよ。

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 もはや、「富山で飲み食い」は、富山県下全域で飲み食い、になっているな

 それは、あいの風とやま鉄道の1日優待乗車券で石動まで行った日の話。朝ごはんを食べてなかったボクは、駅前にある駅そば屋さん「麺類食堂」で、腹ごしらえすることにしたんだ。旧駅の時代にもあった老舗の駅そば屋さん。

 注文したのは『天ぷら月見そば』。赤かまぼこがのっているのが、富山の老舗食堂の証しだね。

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 小さな海老にたっぷりの衣をまとわせているのが、駅そばの天ぷら。つゆにひたった衣がバラバラとほぐれて、たぬきそば状態になるのがうれしいのだ。

 月見の玉子は、熱いつゆにつかって白身が半熟になるんだよね。黄身はつゆと混じり合うから、ついつい最後の一滴まで飲み干してしまうんだ。

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 この割りばし入れは、旧店のときからあったよね。時代を感じる素敵なアイテムなのだ。

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 そして、ボクはそばを食べたんだけど、ボク以外のすべてのお客さんは『うどん』だったんだよね。富山県民は、うどんが大好き。 

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 壁にかけたメニューも、価格は今のだけど、昔と同じデザイン。そばとうどんのちゃんぽんが、小矢部らしく『源平ミックス』なのだ。

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 建物は新しくなったけど、旧店の雰囲気がちゃんと残っているのが素晴らしい。

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