4月8日  Arrival Council

商標とかの線も無くはないが。


レタスを買ったところ、包装に「レタース」と書かれていました。
ふむ、そんなとこ伸ばすのか。見たことない表記だ。
たぶん英語に忠実に発音しても伸ばさないと思うので
「コンピューター」か「コンピュータ」か、みたいな違いとは異なり
表記揺れの領域に収まる話ではおそらくないと思うのだが、
しかしスーパーが勝手に貼ってる値札やポップではなく
生産者さんサイド、即ちレタスのプロがわざわざ作って使ってる包装なわけだし
誤植とか担当者個人の勘違いとかで生まれた表記を
テキトーにそのまま使ってるわけでもないのだろう。
もしかしたらこの表記こそが実は正しいのかもしれない。
我々素人が知らないだけで、生産者はみんなレタースって言ってるのかもしれない。
レタスと呼ぶかレタースと呼ぶかで
プロなのかそうじゃないのか一発で判別できるぐらい
レタス業界では伸ばすのが当たり前なのかもしれない。
だとしたら非常に興味深いことだ、と感じた次第なのです。

でもよく見たら生産者の表示は「レタス出荷評議会」になっていたので、
別にそういう感じのやつでは無さそうだ、と思い直したのです。
テキトーに作ったものをテキトーに使ってる可能性がたぶん一番高い。
その会は機能してない。品質や価格よりももっと真っ先に評議すべきことがある。

4月8日  業界の重鎮とかではたぶんない

「好きな菓子パンといえばジャムパンだな」
「ジャムって種類色々あるのに、単に”ジャムパン“って言う場合ほぼイチゴジャムなの
 なんでなんだろうな、誰か偉い人が決めたのかな、ジャムおじさんとか」

あの人ジャムパンほぼ作ってないよ。

3月27日  Surprised Sap

そもそも家の設置場所がおかしい、という話も前に書いたがあの魔女不注意すぎる。


「ボクトウガ」という蛾の仲間がいます。
漢字では「木蠹蛾」と書き、「蠹」は「蝕む」「食い荒らす」という意味、
この蛾の幼虫はクヌギやコナラなどの樹皮を食い破って樹液を滲み出させ、
その樹液に集まってきた小さな虫を待ち伏せして捕食する、という
一風変わった習性を持っていることで知られています。
で、樹液に集まってくるのは捕食対象となる小さな虫や
蝶とかカブトムシのような無害な虫ばかりではなく、
強力無比なハンターのくせに樹液も大好物、という
厄介者スズメバチも来てしまう可能性があるわけなのですが、
このボクトウガのすごいところは、滲み出させた樹液に
フェネチルアルコールという成分を含ませる能力も持っている、という点で、
これは特定の虫種、特にハチ類が嫌う成分であり
市販のハチ用虫除けスプレーにも入っているような天然の忌避剤なのです。
これにより、せっかく捕食のために樹液を用意したのに
スズメバチが来て逆にボクトウガのほうが狩られてしまう、なんて
悲しい事態を予防、悠々と捕食ができる、というわけですね。
実に計算高い。遺伝子がどこでどうなってそんな習性を獲得したんだろう。自然ってすごい。

捕食対象をおびき寄せるために甘い食べ物を用意しといた結果
寄ってきた奴に逆にやられてしまう、ということで言うと
「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家の魔女が思い起こされる。
魔女もそのような事態を想定し、予防手段を講じておくべきだったんだ。
賢い子供はハナから何かを察知して近づかないように
そういう子が忌避する何かをお菓子の家に仕込んでおくべきだったんだ。
ヤンヤンつけボーの全部のチョコとトッピングを
1本に集中全まぶししたものを建材に使うとかだ。バカが食うやつで家を構成するんだ。

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