2010年06月20日
続いて早稲田
まずは、中靍隆彰
上半身が一回り大きくなったかな?
爆発的なスピードに加えて、捕まってからの強さが出てきた。
先日のU20モスクワ大会ではトライ王を獲得。それが自信になったのだろう。
自分から積極的に仕掛けていた。強気な姿勢のエースは大歓迎。
去年の彼の対抗戦デビュー戦で中竹竜二が面白いことをコメントしていた。
彼には、予測不能なプレーを期待していると(笑)
私なりに解釈すると、フィニッシャーとしてはもちろん、チャンスメーカーとしても期待しているという趣旨なのだと思う。
清宮克幸が成田秀悦をWTBで起用するイメージといったら理解してもらえるだろうか?
ディフェンスの整備が進んだ現代ラグビーにおいては、順目に単調に攻めるだけではそうそうトライには至らない。相手を混乱・組織を破壊させるプレーのできる選手は貴重だ。
彼の部員紹介欄には「観ている人がワクワクするようなプレーをする」とある。爆発的なスピードが彼の魅力であることは間違いないだろう。
けれども、スピードだけでなく、真横に走って相手ディフェンスを4・5人引きつける・スペースを作る、そんなセオリー無視の予測不能なプレーを織り交ぜつつ、トライを量産する姿を個人的には期待したい。
既存の概念をぶち破る、そんな選手に成長して欲しいと思う。
続いてPRの安江順
彼を観るのは昨年10月の関東学院戦以来かな?
あのときは、たしかCチームで出場していた。公式HPを見ると、今年は春からシニアに定着しているようだ。スクラムの強さを買っての起用だと思う。
前半、彼が押し込んで2回ターンオーバーに成功した。
スクラムは突然強くなったりしない。地道な努力の結果だと思う。
おそらく上田竜太郎とポジションを争うことになるのだろう。
2人とも課題はフィールドプレー・仕事量。
体を大きくしながら、運動量を上げることほど苦しいことはないだろう。
けれども、PRはスクラムだけ強ければ十分という時代は終わったのだと思う
上田竜太郎の部員紹介の欄にも、マニフェストとして「走ります」とある(本当か?(笑))互いに切磋琢磨しつつ、走れる一列への成長を期待したい。
そして垣永真之介
観戦記にも書いた通り、先日の新人戦ではスクラムがノーコンテストだった。だから、今日は彼のスクラムを見に来た。率直な感想は、言われているほど弱いとは思わなかった。ただ、帝京・東海の一本目を相手にすると現時点では厳しいかなとも思う。
彼の魅力である豪快な突破は、大学一本目でも十分に通用していた。
だからだろう。後半はブレイクダウンに参加せず意図的にラインに残って攻撃参加の機会をうかがっていた。
でもどうだろう?
1年生のこの時期からそういう使い方をすることが彼のラグビー選手としての成長に果たしてプラスだろうか?
彼のポジショニングが本人の意思なのかチームの決め事なのかはわからない。
けれども、いずれにしても、もっと大きく育てて欲しいと思ってしまう。
今はタックル・スイープ等、基本的なプレーをしっかりと叩き込む時期じゃないのかな? 後半は歩くシーンが多いのも気になった。
新人戦の観戦記にも書いた通り、彼には物凄く期待している。
だからこそ、彼の育て方だけは間違えないで欲しいと切に願う
さて、今日は山下昂大について少し書こうと思う。
彼を初めて観たのは、もう5・6年前の全国ジュニア大会の決勝だ。友人の弟が出場していて観に行った時だった。優勝した九州スクール選抜の主将を務めていたが山下昂大だった。東福岡では、1年生からレギュラー、有田隆平の代が準優勝したのに貢献。当時はWTBだったと思う。そして、3年時には決勝で井口剛志率いる伏見工業を破り主将として東福岡を初めての日本一に導いた。高校日本代表ではもちろん主将。大学進学後も1年生から対抗戦日体大戦で公式戦デビューを果たした。そして、去年はU20でスタメンを勝ち取り、早稲田でもレギュラー定着。早生まれのため先日のU20モスクワ大会にも参加。主将としてチームを牽引した。
彼以上に、ラグビーエリートという言葉が当てはまる人間はいないだろう。
そして傑出した経歴に違わないラグビーセンスの高さ。
センスの良さはFWでは大学ナンバー1だと思う。
また、インタビューを読むだけで、彼がチームを任される理由もよく分かる。
人から聞いた話だが、スポ科にもかかわらず教職課程を受講中とのこと。
早稲田の卒業生なら、他学部の人間が教員免許を取ろうとすると、どれだけハードなカリキュラムになるかよく分かるはず。レギュラーを張り、代表チームに呼ばれつつ、学業と両立することは並大抵のことではないだろう。
彼の素晴らしいところは、常に考えながらプレーしているところだ
去年のU20のときだったかな?
藤島さんが、体の大きな相手を前に、どう体をぶつければいいか試行錯誤している彼を褒めていた。彼の目線を追うと、常にフィールド全体を見渡しているのがよく分かる。20歳の選手にそうそうできることではないだろう。比類なき素晴らし資質だと思う。
けれども、この2年間、純粋にFLとして彼を観たとき、プレーに不満が残るのも事実だった。
誤解を恐れずに言えば、センスの良さが足枷になっていたと思う
相手の心を折るようなタックルをするわけでも、豪快なラインブレイクをするわけでも、驚異的な運動量があるわけでもない。
けれども、センスが抜群だから、常にボールの近くでプレーできてしまう。
このままだと器用貧乏に終わってしまうかな、そんな危惧を抱いていた。
先日の立正大戦後、HPに劇的な進化を誓う彼のコメントが掲載されていた。
どこに舵を切るつもりなのだろう? 今日は、彼のプレーにも注目していた。
残念ながら、彼のプレー自体からは、何を磨く意図かは、つかめなかった。
私の勉強不足だろう。観る眼を養いたいと思う。
ただ、マイボールラインアウトでは、全てBKラインに参加していた。
もしかしたら、チームとして彼をオフェンスのオプションに組み込む意図なのかもしれない。とすると、アタックに磨きをかけるとうことなのだろうか?
いずれにしても、センスの良い器用なFLは、使い勝手の良い選手だけに、ついつい無難な選手に育ててしまいがちだ。
けれども、これからのFLには不器用でもいいから何かに突出していることが求められるのだと思う。
どの部分を磨くのでもいいと思う、ただ、彼には何かに突き抜けた選手になって欲しい。
山下昂大には、おそらく来期の主将、TL、そしてジャパンと中心選手としてチームをまとめることが期待されるだろう。その意味では、自分にじっくりと向き合えるのは、今年が最後かなと思う。
インテリジェンスの高い選手だから、素人が何か言うのは釈迦に説法だろう。
今年の秋、一皮向けた彼の姿を期待したいと思う。
余談
試合の後、久方ぶりに高校時代の友人と中華街で食事をする約束をしていた。その友人と中華街に行くときは、菜香市場通り店というのが暗黙の決まりだった。あの店のクレープ春巻きは絶品!
ということで、楽しみに中華街にくり出したわけだが、2008年の11月に閉店…orz
それだけじゃない。他にも昔通った隠れた名店が軒並み潰れていた!!!
不況の影響?
その割には、訳のわからん新しい店が沢山オープンしていたような。
中華街に何が起きているのだろう?
詳しい方がいたら教えてください!(笑)
今日は2010チャレンジマッチ早稲田対慶応を観に三ツ沢へ
子どもの頃、サッカー少年でもあった私はよく友達と三ツ沢にJリーグを観に来ていた
さて、モネール・ダンスと聞いて分かる人が何人いるだろう?(苦笑)
前座のちびっ子ラグビーを観ながら、歳はとりたくないものだとつくづく実感した
心配された天気は、後半終了間際に小雨が降ってきたものの、なんとか持ちこたえた
ただ、山の上にある競技場だけに、強風の中での試合となってしまった
結果は、早稲田24-14慶応。試合経過については、速報掲示板をご覧頂きたい
http://6239.teacup.com/mcmazda/bbs
まずは慶応の感想から
慶応には監督の任期があるから、今年は林体制の集大成
昨年から主力の多くが残っており、個人的にはかなり期待していた
が、今日は、攻守に精彩を欠くプレーが多く、組織の完成度も低かった
もちろん、竹本竜太郎、村田毅、栗原大介、小澤直輝、増田慶介といった主軸欠場の影響は否めない
けれども、それを差し引いても、ちょっと寂しい内容だった
前半は、早稲田陣に攻め込んだのは2回だけ。
風下ということもあり自陣に釘付けにされてしまった
後半、得点こそ奪ったものの、早稲田のミス・注意力を欠いた散漫なプレーをついてのもので、崩したシーンはほとんどなかった
そんな中、気を吐いていたのが立石真也と三木貴史
後輩である横須賀高校ラグビー部員たちの声援が聞こえていたのかな?
立石真也は、FWでは唯一、何度も近場をブレイクしていた
慶応はガツガツいける選手が少ないだけに、彼のようなガテン系の選手は貴重だと思う
三木貴史も、トライにはならなかったものの後半にランニングスキルの高さを見せてくれた
ボディバランスの良さはランニングの姿勢を見るだけでも伝わってくる
彼が対抗戦のトライ王争いに絡んでくると、今年の慶応も面白いだろう
対照的に元気がなかったのが仲宗根健太
去年のU20にも選出されていた期待の選手なのだが、今日は印象的なプレーはほとんどなかった
もっと思い切りのいい選手のはずだったのだが…
彼のことは桐蔭学園高校の頃から観ているだけに、残念だった
そういえば、昨年の大学選手権にも彼に姿はなかった
スランプかなと思う。
もう一度、這い上がってきてくれることを期待したい
慶応は今年も小さい
ここまでの春のオープン戦からは、予想通り、帝京・東海が頭一つ抜けている印象がある
フィジカルに勝る大きな相手に、小さいチームがどのように活路を見出すか
昨年は、洗練された組織力をベースに寄りの早さでブレイクダウンの劣勢を跳ね返した
ブレイクダウンについては、去年のチームでおそらく手ごたえは掴んでいるだろう
足りなかったのは、トライを取りきる最後の部分
大きい相手を前に、フィニッシャーまでのプランをどれだけ作れるかが今年のポイントだろう
5年目を迎えた林雅人の手腕に注目したい
2010年06月15日
興奮してしばらく眠れそうにないので雑文を
ワールドカップ初戦、カメルーン相手に1-0で勝利
正直、戦前は逆のスコアを予想していた
飲み屋でさんざん岡田批判を繰り返してきた人間として、とりあえず頭を下げたい
岡田武史の手腕とは何か?
それは、バサッと切れること、だと思う
フランスワールドカップの際も、それまで日本サッカーを牽引してきたKAZUを切り捨てた
今回もまたしかり
監督就任以降、チームの中心に立たせていた中村俊輔をバサッと切り捨てた
それが功を奏した
彼の講演を2回聞いたことがある
打たれ強いことは間違いない
それを彼の監督としての資質と評価する向きもあるだろう
けれども、今日の試合を観て、やはり決断力だと実感した
彼が名将だとは思わない
しかし、指導者には思い切った決断力が必要不可欠だ
彼はそのタイミングを外さない
今日の試合、もちろんカメルーンの空中分解寸前のチーム状態に救われたことは否定できないだろう
エトーがまったく機能していなかった
それでも、粘り強いディフェンスと前3人の好調が維持できれば、あとの2試合を1勝1分けでいけるのではないか、そんな希望を持った
ベンチの雰囲気から、チーム状態が上向きと見て取れるのも頼もしい
なんとか決勝トーナメントに勝ち上がって欲しいと切に願う
それはそれとしてANZパシフィックネーションズカップ
非国籍主義にラグビーの素晴らしさがあることを否定するつもりは毛頭ない
けれども、あれだけ外国籍選手を起用しながら、あの試合の内容では国民に熱が伝わるわけがない
JKはワールドカップ2勝を目標に掲げた
ラグビーファンは彼に、協会に対してどんなメッセージを送るべきだろうか?
藤島さんは「分不相応のススメ」というコラムの中で、「打倒フランス」を注文する
http://www.suzukirugby.com/column/index.html
その厳しさを理解しつつも、それでも物足りないと感じてしまう私は傲慢だろうか?
サッカーに勝るとも劣らない熱を伝えることができるスポーツでありながら、現実を前にするとその希望を見出すことができないもどかしさが、興奮を少しずつ醒ましていく
ファンにできることは一体なんだろうか
2010年06月02日
エアポケット的に時間が空いたので、久方振りに日吉まで足を伸ばしてみた
試合開始のホイッスルと同時になんとかグランドに到着
平日にもかかわらず結構なギャラリーの数でちょっとびっくりした(笑)
今年は昨年よりも選手個人に着目して記事を書きたいと考えています。
ということで、試合経過・感想等は他のブログ等を参照して下さい
以下、注目選手の感想を
まずはPR垣永真之介
周知の通り、昨年度花園優勝校東福岡高校ラグビー部のキャプテンだ
彼を生で観るのは去年の選抜以来
そういえば、あの時、偶然中竹竜二とすれ違った
今思えば、彼を口説きに行っていたのだと思う
彼の素晴らしいところは、そのsizeからは想像できないフィールド・プレーだ
今日も1列の選手とは思えない高速ラインブレイクを何度も見せていた
加えて相手に捕まってから前に出る力強さも兼ね備えている
花園決勝でも松島幸太郎を引きずりながらトライをねじ込んでいた
また密集でボールを奪う技術も高い
確か、彼にはNZへの短期留学の経験があったはず
東福岡はタレント集団故に個人にばかり目が行きがちだが、DFは組織力の強いチームだ
圧力を受けた中でのあの技術の高さは留学先で得たのかな?
よく声を出し周囲を励ますところも彼の素晴らしい魅力の一つだと思う
各チームの主将が居並ぶ新入生の総代を務めたのも十分に頷ける
課題はスクラムと言われていた
が、今日はその経緯は不明だが、スクラムが当初よりノーコンテストだった
スクラムの見極めは次回のお楽しみということにしておきたい
彼はこれからのラグビーに求められるPRの象徴のような選手だと思う
早稲田のコーチ陣には、最低でも彼を畠山以上に育てる責任があるでしょう
ダイヤの原石をしっかりと磨きあげて欲しいと思う
LOの芦谷勇帆は初めて観た
以前から関西在住の友人より「今度早稲田に行く伏見のLOの子は面白いよ」とは聞いていた
率直な感想を言えば、予想していた以上に将来性を感じた
一瞬のスピードはないが、走る走る。とにかく良く走る。
そういえば、以前、サンスポにビープテストでU20代表に猛アピールとの記事が出ていた
聞いていた通り、ワークレートの高さは秀逸だと思う
加えて長身のわりに動きが柔らかいところも魅力的だ。
サイズが大きいとどうしても動きがぎこちなくなってしまいがちだが、彼はしなやか。
課題は一つ一つのプレーの質・重さかなと思う
あと体重を10キロ上げて今のワークレートを維持できれば在学中のジャパンも夢じゃないだろう
大きな怪我なく、後藤コーチのシゴキに耐えられれば、もしかしたら大化けするかもしれない
そんな期待を抱かせるに十分な大器だ
いいLOを獲りましたね
もう一人のLOは黒木東星
彼も垣永真之介と同じ東福岡出身、昨年の花園優勝メンバーだ
高校ジャパンのみならずつい先日までモスクワで行われていたJWRTのU20代表にも召集された逸材でもある
花園決勝の翌日だったかな?彼の記事が朝日に載っていた
たしか、「19歳の高校3年生」みたいな見出しだったと思う
当初の進学先は大分舞鶴。中退後、東福岡に再入学して全国制覇の栄光を勝ち取った
彼と似た境遇から結局ラグビーを辞めてしまった友人を知っていた
だからかもしれない、あの記事を読んで以来、「この選手は応援しよう」と心に決めていた
彼の魅力は走力・俊敏性だと思う
前半のトライシーンはもちろん、後半、裏へ抜け出たシーンは圧巻だった
運動量も決して低くない。芦谷勇帆とのコンビは相手にとってやっかいだと思う。仕事量が半端ない。
課題は、ディフェンス(タックル)かな?
何度か腕だけで捕まえにいってしまうシーンが目に付いた
もっとも、体の芯を当てるタックルができていないのは、ほとんどの選手に共通する課題でもあるのだが(苦笑)
いずれにしても現時点でも十分1本目を狙えるレベルにあると思う
今年からアカクロを着る意気込みで是非頑張って欲しい
そして、ナンバー8の金正奎
常翔啓光学園出身。今年の高校ジャパンのキャプテンだ
個人的にはこの学年の選手の中でナンバー1のラグビーセンスをもった選手だと思っている
彼を生で観るのは一昨年の選抜以来
国定周央・森田慶良といった花園を制したメンバーの中にFWで唯一出場していた2年生が彼だった
去年の花園も楽しみにしていたが、大阪予選決勝で呉泰誠の率いる大阪朝鮮に敗れてしまった
なお、その試合のダイジェストはこちらで↓
http://www.mbs.jp/rugby/school/31.shtml
彼の素晴らしいところは、一つ一つのプレーの質の高さだ
特にボールを持っていないプレーの質が高い
サポートプレーに勤勉であることはもちろん、ポジショニング・ランニングのコースも的確だ
だから、いい場面に何度も絡むことができる
大学1年生でこれだけの質の高さはそうそうお目にかかれない
今日の早稲田はBKに怪我人が続出した
そのせいもあって後半途中からFBでプレーしていた(笑)
が、センスが良いから何の違和感もなく無難にこなしてしまう。まるでBKの選手であるかのように。
観ているだけで、ラグビーを良く知っているのが分かるラグビーインテリジェンスの高い素晴らしい選手だと思う
残念ながら彼にはサイズがない
が、サイズのハンディを補って余りある技術・センス・リーダーシップを持った選手だ
彼はスポ科ではなく教育の自己推薦で早稲田に入学した
このレベルの選手が自己推薦で早稲田を選んでくれたことに嬉しく思う
チーム事情からは8で起用せざるを得ないのかもしれないが、大学より先を見据えるならFLで育てるべき選手だろう
プレーの質により磨きをかけて、早稲田の3列の中心になってもらえればと切に願う
その他にも、FLの古賀壮一郎はスピード・運動量ともに申し分なく、体ができれば十分上を狙える逸材だと観えたし、BKでは藤近紘二郎のアタックセンスが気に入った。課題はディフェンス。相手CTBに好き放題やられていた(苦笑)
総じていえばFWは期待していた以上に随所に光るプレーが見えた。もちろん、まだ荒削りだし課題も沢山あるが、鍛えればモノになる逸材が揃ったというのは間違いないと思う。BKは前半早々にSOが怪我で交代したために、意図したライン攻撃はほとんど見られなかったのが残念だった。またファーストタックルが甘い点が気になったが、そこら辺は今後の課題ということでしょう。
公式HPを見ると今年の新人は全部で33人
早稲田は色々な意味で難しいチームだと思う
ファンの数も日本一ならアンチの数も日本一
過度に美化された過去の栄光と比べられることなんて日常茶飯事だろう
結果が伴わないときの批判のされ方も尋常じゃない
また、他の大学なら問題とされないようなことでも、マスメディアのネタとされてしまう
先日も某運動部が大一番を前に計ったようにタブロイドに突っつかれていた(苦笑)
それでも、この大学を選んだ彼らに対して心から敬意を表したい
これからの4年間、厳しい批判を受けることもあるだろう
けれども、多くの早稲田ファンは、君たちの成長を楽しみに、心が熱くなる試合を期待しているということを胸に留めておいてもらえればなと思う