2024年03月27日

100円均じゃないけど300円均

DSC_5625ボンネットの中にあって、繰り返して開閉していると壊れるウォッシャー液タンクのフタです。別になくても大丈夫なんですが気分的に良くないです。中国製で某サイトから購入すると300円位。多分、同じものと思いますが、国内のAmazonから購入すると600円位です。

SAAB専用部品ではなくて広くGM系の車両に使われているので部品としてはいろいろ社外品が出ています。今回、入庫したものはキャップ上にあるマークの向きが逆です。比べると判りますが、取付すると違和感はないのかもしれません。色も微妙に黄色です。

で、早速、使っていると(折り曲げる)キャップの根本が少し白くなりました。実使用ではテストしないのですが、まあ、最悪、根本の接合部のところが切れてもキャップとして使用出来れば300円の価値はあるかと・・・。

尚、ヨーロッパでは純正品は現地価格1,700円程度ですので、国内価格はご想像にお任せしますが、この位の価格差であれば多少、品質悪くても我慢出来る?
  

Posted by sanada_hiromushi at 07:19Comments(0)

2024年03月26日

リモート診断

team遠方の方からの「とある輸入車」の故障についての診断をしようと思いました。当方のAutelの汎用診断機を宅急便で送ってネットに接続してもらい当方の自宅のパソコンで遠隔操作しようと云う作戦です。過去にもSAABに限らず他のメーカーとかでも対応したことがあったので遠隔操作は可能です。今回もソレに向けて準備していて一応、久しぶりなので自宅で練習しようとトライしたところ問題が発生。

Team Viewer と云うソフトウェアで診断機側にも当方のPCにもインストールされています。過去にトライした時があってフリーライセンスで使用したのですが、PC側のソフトはいつも間にか最新バージョンにアップデートされていて診断機側は古いバージョンのままなんです。

Team Viewerのソフト側は無料ソフトウェア同志のリモートは最新の同じバージョンでしか対応しないみたいで、古いバージョンと通信するのはプロフェショナル版に切り替える必要があって3,600円/月の表示。まあ1ケ月間だったら3,600円でも良いかと思うのですが、年間契約でカード決済にて年払いみたいです。途中で解約出来るみたいなんですが、健康食品とかサプリの定期購入と一緒で解約する時って書面提出が必要だったり、サポートに電話だったりするんですが電話が話中だったりとかで解約するのが面倒です。あと解約45日前とかね。

いろいろ調べて行くと診断機側は他の診断ソフトとかOSの無料アップデート期間は終了しているので、最新にするにはカード決済で更新料を買う必要があります。大体1年で70,000円程度。でも今の時期、このモデルは送料込みで80.000円位なんです。しかも最近、購入すると無料アップデート期間は2年間みたいですのでそちらを購入した方かお得です。

スマホとかもそうですがバージョンアップとかアップデートとか大したことがない様に自分の知らないところで日々行われています。ホント、旧バージョンのままで良いんですけどね。で、肝心なところを使おうとするとその分は有償だったりして・・・

リモート診断についてはう〜ん、面倒なので診断機持って診断しに行くかぁ〜とも思ったりして・・・。汎用機でダメだったり専用機になるので。ソレだったら専用機も一緒に持参してトライした方が早いですよね。



  

Posted by sanada_hiromushi at 05:11Comments(0) 毎日の出来事−業務日誌− 

2024年03月25日

ちょっと複雑

DSC_5618近くに住むおじいちゃんで年の頃は70歳代後半か80歳代前半。数年前に地域の自治会の役員をしていた頃(まあ、町内会みたいなものでコレは順番で回って来る)一緒だった時があって顔は知っている程度です。1ケ月位前に私の家の前で車で停まって、フロントバンパーを擦ってスリ傷になってしまったみたいで「直せないか・・・」との相談でした。

クルマの全体的な状況からすると新品にするまでも無くて、ちょっと磨いてタッチアップ塗料で補修して上げました。「幾ら?」と聞くので、タッチアップ塗料を筆で塗った位ではお金を頂けないのでソレは固く固辞しました。

それから2週間後位にバックした際にリアバンパーとスライドドアパネルを大きくぶつけたみたいで「修理したい」との事。大きな凹みと傷ですので私のタッチアップ作戦では無理ですので、部品屋さんに聞いて大体の価格を見積をしてお伝えしました。バンパーとか関係部品を手配して、それらも入庫して、これから修理と云う段階で入庫する日をお伝えしようとしたら、なんと先日に雪の日に運転を誤って道路脇の側溝に脱輪してしまい、その現場の近くの整備工場で修理中だとか・・・。

最後の脱輪は積雪だったと言う条件はあるものの、ここ2ケ月の間に3回とかは多いと思うんです。依頼された作業を黙々、こなしてお金を頂くのが「商売人」なのか「免許返納」することを強く勧めることが良いことなのか・・・。ソレは私が口を挟むことではなくご本人も含めてご家族が判断されることとは十分に解ってはいるのですが、ちょっと複雑な心境です。

とは云え新品の純正部品を手配したこともあって(オーダー品なので返品不可で私の都合なんですけど)この部品の箱が視界に入る度に考えてしまいます。

追伸
おじいちゃんと書きましたが、その年齢に私もあと10年ちょっとでその年齢になる訳でして。私の住む地域は近くに大学があって市内からのバスは本数は比較的、ある方だと思うのですがバス停まで歩くことを考えると、クルマ無しは厳しいかなぁ〜。

ネットである文章を見つけました。
〇奨学金を返納するのが 18 歳、運転免許を返納するのが 81 歳。
〇早く「二十歳」になりたい 18 歳、出来るなら「二十歳」に戻りたい81歳。

                                「東難こどもカフェ」HPより

  

Posted by sanada_hiromushi at 05:01Comments(0) 毎日の出来事−業務日誌− 

2024年03月24日

某サイトで購入したSAAB N9-3キーセット(基盤・キーシェル・メカニカルキー)

DSC_5617チャイナ製のSAAB N9-3キーセットはキーシェルとかメカニカルキーは使用出来たとしてキーの基板は周波数が433MHzEU仕様なので国内では登録出来ないんです。昔、Amazonとかe-Bayで購入してその事は知ってしました。

今度のサイトで出ていたものは送料込みで3,635円で周波数: 315MHz チップ:pcf7946at/id46 chip Fcc id: ltqsaam433tx と表記がありました。433txがちょっと怪しいとは思いましたが、送料無料でキーシェルとメカニカルキーが付いて来るのであれば万が一、使えなくても「まあ、良いっかぁ〜」的に考えて一個のみをオーダーして先日に到着しました。

一応、パッケージの袋には315の文字がありましたので、期待してしまいます。で、早速、TECH2で登録をトライしたところ、やっぱり周波数は433MHzで国内仕様のモデルには登録不可でした。ただキーシェルの質感と構造は大分、改善されていて純正品に近い形でした。当然、サーブのロゴはないですけど、メカニカルキーの保持も良い感じでこちらは使えそうでした。キー基板は純正品以外はダメですね。セキュティが関係するところなので、当たり前なんですけど・・・。なので、この基板は電池接点のところの金具を拝借して先の接点が無くなっていたキー基板に移植です。

最近、中国のサイトとかではimmo offファイルパッケージとか販売されていて、簡単にイモビライザーを無効にできるファイルが1,000円とか3,000円とかで販売されています。購入しようとは思わないんですが、この値段設定とかですと先のキーと一緒で役に立たなくても「良いかぁ〜」となりますよね。
  

Posted by sanada_hiromushi at 05:35Comments(0) こんなグッズ買っちゃいました | 車種別:サーブ

2024年03月22日

キーレス電池切れ

DSC_5610電池を交換しても「キーレス電池切れ」のメッセージが出るとのことで、車検と共にお預かりしたスペアキー。サーブに限らず一般的にキーレスの電池が無くなってもエンジン始動は可能です。スマートキーとかは除きますが・・・。

で、点検すると写真の矢印の通りにコイン型電池の接点が無くなっています。一般的には接点部がグラグラしていたりとかするのですが、何回もトライしたので、開閉の最中に接点もどこかに落ちたものと思います。接点がないのでいくら電池を新品にしてもキー側には電流が流れないのでキーレスが作動しません。

普通であれぱキー基板交換ですが、部品取りの基板から電池の接点を外して、ソレをこの基板に再半田します。DSC_5611そのまま接点交換で完治可能ですので、再設定とかは必要ないです。

ご自身で電池交換する際に上下のカバーを組み合わせる時は接点の行方に最新の注意を払って下さい。そのままケース上下を組み合わせると接点が変形もしくは破損します。

  

Posted by sanada_hiromushi at 06:10Comments(0) 故障する前にここに注意!! | 車種別:サーブ

2024年03月21日

N9-3前期に良くあるCIM後方のブーツ劣化

DSC_5612コレもよくある依頼あるいは納車整備で対応する項目です。どっちがどっちかは説明不要かと思いますが、前期では発生頻度は高くて一度、ボロボロになって来ると歯止めが掛かりません。

部品自体は比較的、安価なんですが、交換の為にはエアバックを外してハンドルを外してCIMを外して・・・と結構、大掛かりな作業となります。エアバック脱着も大変ですし、CIM脱着も一歩間違えると大変です。でも、苦労した甲斐あってキレイになると気分的に安心します。


  

Posted by sanada_hiromushi at 18:02Comments(0) 毎日の出来事−業務日誌− | 車種別:サーブ

2024年03月20日

入庫速報!高燃費の1台 私のスコアは83

DSC_3162本当は外装・内装と写真をアップしたいのですが入庫した日は天気が大荒れで吹雪でしたので、とりあえず高燃費のデータを見て下さい。

トヨタ プリウスアルファ S-Lセレクション 5人乗り 平成30年登録の後期モデル 寒冷地仕用 車検R7年6月 パールホワイト 法人1オーナー 現行スタットレスタイヤですが夏タイヤセット付  走行3.4万km トヨタ・セーフティセンス付 純正ナビ フルセグTV バックカメラ ドラレコ ETC 追従オートクルーズ 車線逸脱某防止  バックカメラ&フロントカメラ ドラレコ スマートキー 記録簿 スマートキー2個

私のスコアは83で燃費は20km/lを超えました。60km/hでずっと走ってのヤラセではないです。乗員2名で夏タイヤ4本積んで吹雪の朝で滝沢より盛岡市内の夕顔瀬橋付近をで抜けて盛岡南インター付近まで往復した時のスコアと燃費です。クルマの流れは良いですが途中に少し信号待ち渋滞はところどころにありました。なので地方都市の通勤時間帯から少し空いている道を走行した時のデータとなります。尚、私個人のデータですので保証値ではないですが、ちょっとあり得ない高燃費です。瞬間燃費ではなくて平均燃費ですからね。燃料タンク60Lですので理論的には満タンで1,000km給油でOKです。当然、燃料はレギュラーでお財布にも優しいので、通勤快速に最適な1台です。6年落ちで3万km台ですので2年間で4万km乗ったとしてトータル7万kmでリセ―ルバリューも期待できます。

業界的に書くと「いわゆる街の整備工場さん」が嫌がるクルマですね。整備性が悪いとか難しいではなくて、車検で入庫しても交換する部品がないので、部品・工賃代の売り上げにならないと云う理由です。確かに昔30万Km近いプリウスの車検を依頼された時がありますが、交換した箇所はエンジンオイルとブレーキオイルだけで余裕で10万円以下でしたからね。

確かにこのプリウスも重量税は1.5万円ですし自賠責は2万円を切っていますので車検通すだけだったら4万円以下です。あとは減速時は回生ブレーキとなりますのでブレーキパットもローターも減りません。記録簿を見ると昨年の車検時点:28,000kmでフロントブレーキパット残量9.8mmですから当分は交換は不要です。10万km持つんじゃないかと云う減り方です。

普通のプリウスよりはとっても荷室は広いのでステーションワゴン的な使い方が可能です。コレだけ軽自動車並みに維持費安いともう一台、遊びクルマと云うか趣味クルマを購入できますね。

ご希望の方、メールか電話(090-2792-2991)でsettai@ca.mbn.or.jpまで・・・


尚、引き渡しは4月1日以降となります。3月末まで現車確認可能ですが4月になったら業者オークション行です。  

Posted by sanada_hiromushi at 05:12Comments(0) 入庫速報!!こんなクルマ入庫しました。 

2024年03月19日

ブログを読んで頂いている方からの質問メール

DSC_2968以下、ブログを読んでいる方からの質問メールを抜粋。私の販売車両ではないのですが、親切な私は律儀に答えを書いて返信してしまうんですね(笑)。

「●●●社の△△  20**年式のエアバックのエラーコードについて、解消法について確認したのですが。今のところ専用のテスター使っても消えない、、、とのことでした。(正確には消してもエンジンをかけたらついてしまう。ディーラーでないと正確な診断できないかも)昨年の夏には**修理店に出すと、消えたんですが。エラーコードの消すのに機械の性能差ってありますかね?」

買取に出す都合上、少しでも高く売却したいみたいで文末には「あとエラーコードでてる車ってやっぱり中古で買取不可ですかね?」ともありました。

どの様なテスターで診断してどんなコードが出ているかが解らないのでコメントしようもないのですが、ディーラー以外の整備工業さんAと云うショップでは「消えない、再点灯する」、Bと云うところでは昨年には「消えた」との事です。

返答>
基本的には壊れているところ(診断機でエラー判定されたところ)を修理しないとどんなに高価に診断機でもエラーは消えないと思います。逆に壊れているところを完全に治せば安い診断機でもエラー消えると思います。

以上の内容で返信させて頂きました。診断機はドクターが使う聴診器でありレントゲンの撮影データですのでソレだけは病気は治らないです。尚、写真は説明文の例としてサーブ9-3の例です。実際にご相談頂いた車種は別です。今は車検の時にチェックランプ点灯を確認するのです。メーターパネル内に小さく点灯するエアバック警告灯だけだったら、車検の検査の時に見逃して(スルー出来て)合格になってしまうかもしれませんが、センターコンソールのメッセージBOXに堂々と表示されると、検査員の方がボォ〜としていても指摘されると思います。

  

Posted by sanada_hiromushi at 06:53Comments(0) ●●コンピュータ診断します●● 

2024年03月18日

診断機LAUNCH 123X をネット接続すると

DSC_3137先に紹介したLAUNCH 123X を少し触っているといろいろな事が解ります。まず診断したデータをプリントアウトとか外部に出力することは出来ないみたいです。なので、その場で画面を保存するとかの工夫が必要となります。まあ、価格を考えると仕方ないです。

しかしながら、Wifi接続が可能でインターネットへの接続すると診断プログラムは「永遠無料アップデート」が出来るみたいなのでコレは嬉しい機能と思います。(但し、アップデートは未確認情報で確定な情報ではないのですが、先般、トライした時はそのままアップデートされました)高価なテスターでもアップデートは1年間のみ無料でそののちは有償と云うパターンが多いです。

ほぼ輸入車も含めた全メーカーに対応していますので、奥さんのダイハツのムーヴの診断も可能ですし、ご自身の輸入車の診断も可能です。仮に新車のポルシェの購入されたとしても診断機としてもプログラムは最新にアップデートしていますので、そのまま対応可能です。「最新のポルシェが最良のポルシェ」ですから診断機のプログラムも最新で診断しないとね。

で、インターネットへの接続した状態で故障診断してそのまま画面の「関連検索」と云うアイコンをクリックするとGoogleでその故障コードを検索してくれます。前回と同様にN9-3C0045-06 の故障コードから検索に入ったら私のブログが表示されました。写真の通りで診断機の画面に私のコメントと共にアップした画像が出て来ました。ちょっと複雑な気持ちですが、SAABと云うマイナーなモデルをLAUNCH 123X で診断していること文章にしているのは私位ですからね。LAUNCH 123X 自体を活用している人も少ないみたいです。

私の記事以外に海外サイトの情報のいろいろ出て来るのですが、この画面では「翻訳」に移行出来ずに現地の言語のままです。コレは少し残念ですが、その場は調べることが出来ると「修理の目安」とか「方向性」が解るので便利です。

私の場合は自分の販売したクルマの診断とか簡単な消去(サービス時期)は診断テスター持参で出向いたとしてもお金は頂いていないので(基本無料)、神対応と言われます(笑)。購入したところとメンテナンスを依頼するところが別々な方とかは5,000円とか10,000円弱は診断分として支払いすると思います。仮に5,000円だとしてもクルマで5分10分で行けるところであれば良いのですが、地方都市だと輸入車のテスターがあるところとかディーラー拠点は県庁所在地しかなかったりしますし、隣県の場合もあります。せっかくの休日に往復1〜2時間を掛けて出向いて診断料を支払いする位なら、この価格帯のテスターを購入しても良いとかと思います。全メーカー対応ですからね。  

Posted by sanada_hiromushi at 04:57Comments(0) ●●コンピュータ診断します●● | 車種別:サーブ

2024年03月17日

私のとっておきの本棚 二玄社 

DSC_5609先般、鉄道で移動する時間に車中で読みました。サブタイトルは「クルマとバイクの本屋のつぶやき」です。クルマとバイクの書店「リンドバーグ」のオーナーである藤井孝雄さんの著書です。2007年発刊ですので古い本の部類になります。私も昔、業界に入る前は全く違う業界のサラリーマンでしたので、東京へ出張の際にバイク雑誌に載っていた広告の地図を頼りに行った時があります。インターネットとか無い自体でクルマとバイクの情報を得るには洋書とか海外の雑誌、国内の関係する雑誌のバックナンバーが一通り揃っていました。そんな時代が今となっては懐かしいですね。その当時、読んでいたバイク雑誌はGOGGLE(ゴーグル)だったかぁ〜。今も発刊されているのかしら?Googleじゃないですよ。

大半の情報がネットでリアルタイムに入る時代で本と云うのは出番は少ないのですが、一頁づつめくって文字を追うことも偶には良いものです。

本の中身は藤井さんの今までの人生の振り返りと共におススメ本の要約です。中には私も持っている本や読んだことのある本もあって楽しく最後まで読めました。

もう20年近く前の本ですので、出て来るバイクとかクルマは「今ドキ」ではないのですが、ちょっと気になる文章を抜粋・・・

共通のプラットホームの上に一連の若干仕様を変えたエンジンを結合させればでき上ったと思っており、一年もたてば、また簡単な手直し程度で物は作り続けられるし、売れると考えているとであろう。 (途中、省略) レストアしてでも乗り続けたい、存続させ続けたいと思うものだと。  「私のとっておきの本棚 二玄社 藤井孝雄著」より

この文章を筆者が書いた時はおそらく国産車に向けたメッセージだと思うのだけれど、今は輸入車(特にドイツ車)がソレですね。昔はハンドル位置から選んでの場合によっては本国オーダーでしたけど、今はモデルチェンジとか限定車とか多過ぎですものね。スタイル何とかライン、レザーエクスクルーシブパッケージとか名前とかグレード名が長すぎですね。B●Wだって、3/5/7シリーズは昔の話で今は1/2/3/4/5/6/7シリーズとフルに揃っています。


  

Posted by sanada_hiromushi at 00:22Comments(0) こんな本を読みました 

2024年03月16日

花輪線に乗ってみる

DSC_3151JR東日本の赤字路線にてワースト5位である花輪線に乗車する機会がありました。私の場合は鉄道での移動も多いので(車検・修理とかのお預かりで代車不要の場合)ちょい鉄道ファンではありますが乗りに行くと云うよりは必然的に乗るんです。

近くの巣子駅発5:12発大館行の始発です。この次の時間の列車には乗った時がありますが、この時刻は初めてかもしれません。巣子駅のホームに来たのはなんと4両編成でした。運転手の方、車掌の方(今は乗務員って云う呼び名だっけ?)と既に乗られている方が3名か4名でした。1両で十分なのに・・・と思ったのですが途中の荒屋新町駅で切り離し作業をして後方の車両は折り返し運転になる様でした。

切り離し作業と云えば盛岡駅での「こまち号」と「はやぶさ号」接続・切り離し作業がちょい有名でいつもその周りにはスマホ片手に撮影している方々が見受けられます。この駅は無人駅なので切り離し作業は運転手の方が自ら行っているみたいです。当然、その作業を見ているのは私だけです。

写真は安比高原の手前の坂を上っているところですが4両編成でこの坂はとっても辛いみたいでディーゼル車の頑張り具合を肌を感じることが出来ますが、こんな積雪で車輪空転しないのかしら・・・と
思ってしまいます。

のどかな過疎地域を走る訳ですので、そりゃ乗客もいない訳です。大雨とか豪雨の影響で線路に被害を受けてもちゃんと復旧作業するしね。参考までに営業係数的には100円の収入を得るのに1万円越えです。私が年に数回乗っただけではビクともしない訳です。
  

Posted by sanada_hiromushi at 06:42Comments(1) 毎日の出来事−業務日誌− 

2024年03月15日

N9-3 エアコン操作パネル:リフォーム前と後

DSC_5606N9-3前期のエアコン操作パネルは使用するにつれて上の写真の様に劣化して表面が剥がれて来ます。乗るたびに目に入るところですので気になると言えば気になります。

このスイッチの箇所のみ交換するキットが出ていますのでDIYでも対応可能です。お値段は国内販売価格でもそんには高価ではないです。ちゃんと純正品でも部品は出ているので拘る方はそちらが良いと思いますが社外品でも十分かと思います。

尚、エアコン操作パネルAssyとしては既に本国でも在庫はないですので、この様なスイッチのリペアキットで再生するしかないです。幸いなことに旧9-3とか9-5で発生した液晶部の文字欠けは大丈夫みたいので、表示箇所は大丈夫です。
DSC_5607話は飛びますが、サーブ/GM関連の部品でどうしても緊急で欲しい場合は近くの「ヤ●セ」のサービスパーツ部門にお願いしていたのですが、取り扱いが無くなってそこからの購入が出来なくなりました(泣)。午後3時か4時に注文すると翌日には届いて送料は「ヤ●セ」さん持ちでお気持ちですが業者間割引をしてくれて急ぎの時は助かったのですが残念です。
  

Posted by sanada_hiromushi at 06:35Comments(0) 車種別:サーブ | こだわりの納車整備!こんな感じ

2024年03月14日

SAAB-DAYへの参加方法:妄想編その2

DSC_3147ようやく確定申告も終わりホッと一安心です。5月の開催されるSAAB-DAYに行く方法を検討中でフェリーで行くなら早く予約しなければ・・・と思っている今日、この頃です。

妄想バージョンとして・・・
積載車を借りてサーブを積んで行くのも良いかと思うのです。利点はガレージセール用の販売物品を沢山、積めて道中のサーブの故障を心配しなくても良くて、同行者も2人追加可能なところです。

欠点は実は私、大きいクルマの運転がとっても苦手。しかもシートの下にタイヤのあるクルマは近所を運転するのは良いのですが、長距離はとっても苦痛で途中で挫折しそう。高速料金は普通車より1割アップで燃料は軽油ですが燃費はそんなには良くないですし、軽油も安くはない。あと積んで行くクルマが90年代後半のクルマ(ほぼ2000年代)にも関わらず積載車に積んで来ること自体が「軟弱モノ」と思われる?かしら・・・。60年代のサーブでも遠方より自走なのにね。

そんな感じで積載車での参加は無いですね。第一、持ってないので借りなきゃならないです。昔は良く借りて千葉とか浜松とか行っていました。クルマを積むとちょっとした高速道路の上り坂だと80km/hが精一杯で辛いんですよね。
  

Posted by sanada_hiromushi at 08:41Comments(0)

2024年03月13日

N9-3 パージバルブとH42-2コネクタ

DSC_5604先にアップしたパージバルブ(キャニスターパージソレノイドバルブ)の位置は写真の通りです。黄色のエンジンオイルレベルケージの横にあります。エンジン上のトップカバーを外せば、見えますので、交換は比較的容易です。ホース配管が硬化している場合もありますので取り扱いは優しくして下さい。

ついでに書くとエンジンコンピューター故障と誤診しやすいH42-2コネクタはパッテリー下の前方にあります。下の写真のところです。バッテリーを外すと見易いです。海外のフォーラムではコメントが多い(それだけ不具合事例が多い)箇所かとと思います。

私が経験した事例ではなくて、故障診断にて隣県の方より問い合わせのあった中で解決した事例です。内容的にはこんなストーリーです。

1.エンジン始動しない
2.燃料ポンプが作動しない
3.燃料ポンプリレーにON信号が来ていない
4.燃料ポンプを直結すると燃料ポンプは動作する
5.ECU(エンジンコンピューター)不良?
DSC_3146
この場合、結果的には写真のH42-2コネクタのところに接触不良でした。そのコネクタを外して清掃したのちに再度、トライしたちゃんとエンジン始動した模様です。ECU(エンジンコンピューター)のいろいろな信号はH42-2コネクタを経由して、あちにちに信号を配っています。いつも点検する必要はないのですが、今まで書いたことの事例に近いことが発生したらH42-2コネクタを一度、疑った方が良いかと思います。  

Posted by sanada_hiromushi at 07:12Comments(1) 車種別:サーブ | 故障する前にここに注意!!

2024年03月12日

バッテリーのインジケーター

DSC_5601輸入車用バッテリーには種類によってはインジケーターがあります。透明の窓から覗いて劣化具合を判定するものですがソレ自体の信頼性はとっても怪しいので、正確にはバッテリーテスター等で確認する方が確実です。燃料ポンプと同じで突然死する場合がありますので、大体の目安で交換する方が良いかと思います。距離よりは年数で3年位でそろそろかと思います。写真のモノは令和2年に取り付けしたものらしくて充電しましたがバッテリーテスターでのテストでの「健全性」は復旧しませんでした。

サーブクラスですと1〜2万円前後で購入可能ですのでネットで購入して置くと良いと思います。カー用品店ですと3-4万円前後と大きな差があります。
  

Posted by sanada_hiromushi at 15:56Comments(0) 故障する前にここに注意!! 

2024年03月11日

燃料ポンプのついでに・・・

DSC_5589昨日に給油後に燃料ポンプがご臨終しやすいことを書きました。その現象と直接の関連はないのですが、給油直後に「エンジンが始動しにくい」現象が出る場合があります。この場合の給油は満タン給油でも10L給油でも同様の現象で、セルモーターは元気に回りますが(クランキングが長い〜)ブォーンと始動するまで時間が掛かる場合は写真のパージバルブ(キャニスターパージソレノイドバルブ)が悪さしている場合が多いです。

サーブN9-3の場合はBMWミニとかGM系列の車種と共通で純正品はDelphi製で部品番号は1997278となっています。Delphi製をヨーロッパで購入しようとすると税抜き・送料別で8,000円前後です。純正品でDelphiブランドでまあまあ信頼性があるなぁ〜と思うんです。コレが一般的な考え方ですね。

Amazonとか海外の安い部品専門のサイトをリサーチして行くと1,980円の中華製からいろいろあります。製造メーカーの記載なしのノーブランド品も溢れてます。構造自体は単純で通電でON/OFFするバルブなので、製造国は関係ない様にも思いますがちょっと迷いますよね。Delphiはデルファイ・コーポレーションで知名度はありますがこの部品自体を国内で生産しているとは限らずに、他国に生産を委託してるかもしれません。


  

Posted by sanada_hiromushi at 08:00Comments(1) 故障する前にここに注意!! | 車種別:サーブ

2024年03月10日

燃料ポンプ

DSC_5588国内では某デンソー製の燃料ポンプが故障するとかで再々リコールとかで大騒ぎです。輸入車的にはアメ車もドイツ車もサーブも・・・定期的に壊れる消耗品的な部品ですのでリコールをするメーカーが「エライ」とも思ってしまいます。

で、サーブも9-3/9-5を問わず壊れますので、一度は交換した方がいると思います。コレは輸入車アルアルですが、走っている時に故障する時はほぼ皆無で、コンビニでエンジン停めて買い物したのちに掛からなくなったとかガソリンスタンドで給油したのちに燃料ポンプがご臨終と云うパターンが多いです。

偶にですが燃料ポンプのリレーの故障もあります。写真がN9-3の燃料ポンプのリレーの位置です。燃料ポンプか動かない場合は最初にリレーの作動状態を確認してからの方が良いです。過去に燃料ポンプを交換したのちに半年位で同様の現象に出た時があって、燃料ポンプ故障再発かとビックリしたのですが、その時はリレーの端子の接触不良でした。

サーブに精通している工場であれば技術資料無しでもリレーの位置は解ると思うんですが、慣れていないところに依頼している方もいると思いますので、その時はこの写真を確認して頂きまして、リレーの点検を依頼すると良いでしょう。

  

Posted by sanada_hiromushi at 08:22Comments(0) 輸入車トラブル!壊れた | 車種別:サーブ

2024年03月09日

診断機LAUNCH 123X  再登場

DSC_3134前にも一度、Amazonで購入出来るLAUNCH 123X について紹介しましたが今回、先のN9-3 ABS関係の診断で使って見ました。私が使っているAutelでは「プレッシャーセンサー不具合」と誤診してTecH2では正常であることは先に書きました。再登場のLAUNCH 123Xで見るとちゃんと正確に表示しています。

写真にはないですが、データストリームもちゃんと出ていたので一応、合格です。発売時期的にはLAUNCH 123Xの方が遥かに新しいのでプログラムも改善されているのかもしれません。本当は既に原因が判明している内容で診断テスターをいろいろ変えて診断することはあまりないのですが、今回はクルマは車検にて入庫しているのですが、ソレ以外のところも修理箇所がいろいろあって現在、見積作成中なんです。その為、修理着工まで時間があるので入れ替えで「診断テスターのテスト」をしていました。

一般的な診断であればTech2を購入するよりこちらの方が良いかもしれません。私が持っているAutelでもスペアキーとかは作れないですからね。サーブ購入して頂いてDIY精神が旺盛な方には車体と一緒にお付けして納車の時にサクっと使い方を伝授しようかと・・・(笑)。

話は変わり先の故障コードC0045-06をネットで調べていたらアメリカのサーブのフォーラムで、ちょっと面白い書き込みがありました。Google翻訳版の転機ですので日本語的に変なのはお許し下さい。尚、左リア側のABSセンサーが故障すると(多分、他の車輪でのセンサー故障でも同様かと思いますが・・)走行距離が半分しか進まない問題はこのフォーラムでも議論されていました。

関連するスレッドでは(以下は転記には翻訳版)
「無料のtech2診断チェックを行ってくれる自動車販売店(autozone、advanced auto、napaなど)を知っている人はいますか? 無料でやってくれるほとんどの店のエンジンコードスキャナーはサーブでは使えないようです。「もしかしたら間違った場所に行っているかもしれませんが、私は通常、最も近いオートゾーンのみを試します。私が電話したほとんどの整備工場では、少なくとも 1 時間の診断料金を支払わない限り、tech2 スキャナーを接続してくれません。応答があれば 10 秒で完了する小さなデバイスを接続するだけで、誰かに 80 ドル以上を投げるのは嫌いです。」


数年前の書き込みですが、tech2 で診断で1時間の工賃請求で今のレートですと11,600円です。確かにソレでは嫌いになりますね。C0045-06のスレッドに出て来たのでABS関係の故障みたいでソレだけだったら10 秒で診断は完了しますものね。コレだったら3〜4万円のチャイナ製Tech2が売れる訳です。使いこなすまでは設定とか機器間の相性がありますが、診断料数回で元を取る形となります。
  

Posted by sanada_hiromushi at 06:19Comments(0) 車種別:サーブ | ●●コンピュータ診断します●●

2024年03月08日

消費税

DSC_5586いよいよ締め切り間近ですが私は最後の追い込みです。「もっと早くやれよ・・・」と言われそうですが、ともかく毎年のことながら面倒です。一年の途中で消費税が8%から10%に変わった時も面倒でしたが、今回はインボイス制度導入にてまたまた面倒です。

例えば登録手続きの時にナンバープレートを購入するのですが、岩手県の場合(都道府県によりナンバープレートの値段は違うので)

軽自働車は消費税込みで1610円、普通車は非課税1600円

同じナンバーなのに課税と非課税って何なの?と思ってしまいます。あと郵便局で切手とかレターパックを購入した時のレシートと領収書も課税・非課税とありますよね。科目を変更して入力すれば良いのですが、都度、区分が必要で本当に面倒です。収入・支出を「不明」にして罪を被ってくれる会計責任者が欲しいところです(笑)。





  

Posted by sanada_hiromushi at 07:03Comments(0)

2024年03月06日

個人輸入した部品の「関税の請求」が来ない?

DSC_5466厳密に云うと関税の請求ではなくて正式には「立替金清算書」と云う名称です。2月中旬頃には私のところに到着したサーブ関係の部品です。写真はその一部です。オランダのパーツ専門店に注文してFedExで無事に到着しました。個人輸入した部品はフェ●ラルエク●プレスジ●パンと会社が私に代わって通関手続きをしてくれます。まあ、別に伏字にしなくても良いのですが・・・。

普通は荷物が到着してから1週間位に郵送で振込用紙が送られて来ますので、ソレで指定の口座に入金するのですが今回は待てども待てども来ませんで、こっちから問い合わせするのも連絡先が不明と云うか問い合わせしたくないてす。そんな感じで来ないので、ラッキーと思っていたら・・・ちゃんと昨日に請求書が郵送で到着しました。「課税忘れ」とか「今回は見逃し」とかじゃなかったのです。まあ、当たり前ですけどね。

最近の輸入車のパーツではいわゆる比較的、高年式のドイツ車のクルマでも「国内・海外在庫ナシ」「入荷時期未定」が多かったりするので個人輸入はとっても良いのですが、為替が変化しますので、昔の値段に比べると、割高感は出てしまうんですね。  

Posted by sanada_hiromushi at 06:38Comments(2)

2024年03月05日

N9-3 ABS警告灯の診断  その2

DSC_3126先にリア左センサー側の出力不良と確認されていましたが、故障コード自体を汎用テスターで診るとESP C0045-06ブレーキプレッシャーセンサー不具合との表示です。出力不良とプレッシャーセンサーどちらを信じれば良いかと迷った時はTech2の出番です。ソレで診るとちゃんとリア左センサーと確認されます。コレはなんのことはない汎用テスターのバグと云うか翻訳違いと云うかそんな感じです。

汎用テスターはWifi機能があるのでネットワーク経由でプリンターへの出力が容易なんです。その点Tech2は画面をカメラに写すのが精一杯で画面の反射もあって写しづらいです。まあ、ソレはソレとして・・・

で、ちょっと疑うべき内容としてこの故障コードをリセットしてもリセットした瞬間から、エラーが出るんです。診断と消去は静止した状態で行っていて、走行はしていないので、四輪共にOkm/h(テスター上では1km/h)と表示されますが、その段階でエラー表示されることにちょっと違和感を感じます。DSC_3123
ABSセンサーの出力不良以外に関係している回路のショートとかが関係しているのかもしれません。いろいろ奥が深いんですね。幸い今回のABS付リアハブベアリングAssyは社外品もあるのでそんなには高価ではないのですが、誤診によるミスは避けたいものです。

ここまで書くとこのブログを最近、読み始めた方とかはサーブって壊れやすいなぁ〜と思うかもしれませんが、同じクルマのABS関連の不具合を3日に分けて記載していますので、誤解のない様に・・・(笑) 。N9-3の名誉の為に書くと、ABS関連の不具合は今回の初めてでフロントとリアを合わせてもベアリングAssy交換とかは初めてです。9-5は結構、ありますが、ソレでも「ベアリングのマーク」をエンブレムとしている某メーカーに比べると圧倒的に少ない感じです。




  

Posted by sanada_hiromushi at 05:31Comments(1) ●●コンピュータ診断します●● | 車種別:サーブ

2024年03月04日

ABS警告灯の診断  その1

DSC_3120
昨日に書いたN9-3をとりあえず汎用テスターにて確認してみました。データストリームで確認すると写真の通り、後輪左のセンサーの出力が0のままです。他のセンサーは速度と共に値が上がるのですが、その箇所は1のままです。リア側をジャッジアップしてABSセンサーを脱着して端子のところを観察するものの特に異常なくて接触具合は良好みたいです。


ABSセンサーを単体検査すると私が見る限りちょっと変ですので多分、センサー不良と思われますので交換が必要となりますが、下の写真の通りABSセンサーはリアハブベアリングと一緒です。写真のものは別モデルの部品なんですが、ベアリングは悪くないのにセンサーが悪いだけでASSY交換となります。一般的にはサーブはベアリング故障は少ない方なんですが、なんか勿体ないですね。今回は他にも車検的に必要な交換部品があるのでトータルとして見積を出してご検討して頂く予定です。DSC_3121

上の写真の汎用テスターはOBD2端子とテスターの間はケーブルレスでBluetooth通信で使い勝手が良いのですが、こんなデータストリームを見るのは大変、便利なのですが、故障コードと云う見方ではプレッシャーセンサー不良?とのメッセージが出ていますので、今度は本家本元のTECH2でトライしてみたいと思います。


  

Posted by sanada_hiromushi at 07:04Comments(0) ●●コンピュータ診断します●● | 車種別:サーブ

2024年03月03日

珍しいN9-3 ABS警告灯が常時点灯

DSC_3118私の販売車両ではありませんがブログを見てと云うことで車検整備と共にご依頼頂きました。N9-3にて上の写真の通りABS警告灯が常時点灯です。隣県の方でしたので昨年にも診断作業をさせて頂いておりまして、その時はリアのABSセンサーで出力不良でした。その時は現象が出たり出なかったり
でしたが今回は常時点灯でした。今回お預かりした時にお客さんより申告のあった内容として通勤で使用しているが最近、オドメーターの進みが遅い様な気がするとの事でした。

実際にお預かりして走り始めると、速度計はちゃんと80Km/hを示しています。オドメーターもちゃんと進んで進んでいる様に思いました。帰路は高速道路でしたので、距離表示の看板を頼りに測定してみると、滝沢インターまで10Kmと云うところでトリップをゼロにして測定してみると、本来10Kmの筈が5Kmでした。一般的には車速はABS関係のコンピューターを介して出力しているケースが多いので、今回の故障と関係あるものと思われます。
DSC_0001_BURST20240303164921064
尚、SIDによる燃費計算も下の写真の通りにKm/l換算で6Km/l台になっています。大きい排気量のアメ車並みになっています。あくまで車載コンピューター上での計算値ですので、実際はこの倍になっていると思います。

当然ですが、ABS警告灯と共にESP警告メッセージも出ていますので、ABSとESP機能はキャンセルされて、全く効きません。下の写真の様に帰路は吹雪で道路は圧雪でしてスタットレスタイヤの性能以前に停止時とか発進時はとっても怖いです。

  

Posted by sanada_hiromushi at 07:16Comments(0) 故障する前にここに注意!! | 車種別:サーブ

2024年03月02日

サーブ・カブリオレ納車

DSC_5280黒のカブリオレを納車しました。遠方納車が多い中で今回はなんと盛岡市内の方でした。なので写真の様に夏タイヤではなくて、スタットレスタイヤでの納車となりました。走行テスト用に装着していた
タイヤは2015年製と古いので、いくら暖冬と云ってもソレではちょっと厳しいので手持ちのタイヤで出来るだけ山のあるタイヤに換装しての納車となりました。

ちょうど現車確認で来られた時には暖かい日でしたのでオープン動作の確認も出来たのですので、車庫証明を取得して納車となった日は日中の最高気温も1〜2度と低く積雪もあったので季節外れ的な納車で夏タイヤセットを袋に入れて、ソレを車内に積んでの納車となりました。4座オープンなのですが、17インチタイヤ4本はちゃんと車内に収納出来るんです。今後はお近くなので有事の際はすぐに対応出来ますし車検も秋頃にあるのでご依頼頂ければ・・・と思っています。

  

Posted by sanada_hiromushi at 06:11Comments(0) 祝!!成約&納車   | 車種別:サーブ

2024年03月01日

N9-3用T8エンジンECU耐熱キットの在庫がなくなった

DSC_5583今年2ケ月経過した時点でN9-3 ECUトラブルが3件も発生。私が販売した車両ではなくてブログ記事を見てのお問い合わせです。いずれの方も当方でECUコピーをさせて頂き完治しました。コピー先のECUはお客さん手配でe-bayで手配された方が2名、国内の輸入中古部品販売店から調達した方が1名です。それと合わせてECU耐熱キットも同時に購入されて、昨日に別な方から在庫の確認がありましたのでキット自体も在庫がなくなりそうです。早々に手配しないと・・・。

昨年までは1ケ月に1回あるかないかの頻度で某販売拠点のサービス部門からのお問い合わせが多かったのですが、今年は一般の方もしくは整備工場さんの問い合わせでした。それと合わせて現象も今までとは違うパターンがありまして、とあるユーザー様からはこんなコメントを頂いています。「   」内はメールより転記。
   
「一つ思い当たることがありました。1年ほど前くらいから微かな兆候があったことを思い出しました。通勤で毎日通る坂で、アクセルをふかしたときのパワーが途中微かにダウンするような感覚があり、ギアが変わるときのタイムラグかな、と勝手に自己診断で思い込んでおりました。今回、ECUの修理完了後に乗り、同じ坂を走ったところ、パワーの上がり方がまるで違っており、気持ち良くスムーズに登って行くので、やっぱり少しずつ症状が出ていたのだと感じました。」

おそらく点火系のミスが発生し始めていたと思われます。その時点でテスター診断したとしてもECU故障にはつながらなかったとは思いますが、診断機器によっては各シリンダーの点火ミスをカウント出来る機能を持ったモノもありますので、ソレを使えば点火ミスが増加傾向にあるとかの傾向は把握出来たかもしれません。当然、Tech2であれば可能なんですが、汎用機器であれば対応しているものもあります。ちょっと「変」と思った時は整備工場の方に相談すると良いとでしょう。
  

Posted by sanada_hiromushi at 06:08Comments(0) 故障する前にここに注意!! | 車種別:サーブ

2024年02月29日

Eliminating Clicking Noise from the Front Wheels of a Saab 9-3

DSC_5582サーブファンならご存じのSAABplanet。メールアドレスを登録しておくと「古いサーブから新しいEV関係の情報」までメールマガジン方式で情報が配布されます。当然、英文ではありますが、今は素晴らしい翻訳機能があります。

で、先日に配信されたのがN9-3のフロントからのノイズの話で異音です。翻訳版でも「金属的なカチッという音」と表現されています。私も昔、コレには苦戦しました。前にも書きましたがフロントブレーキパットの位置ズレで「カチッ」とか「パコーン」と云う音が発生する場合がありました。コレはサーブに限らず大抵のクルマで発生するのですが、基本的にはパットとキャリパーの相性と云うか取付具合で発生します。制動力とかブレーキタッチには全く問題ないのですが、異音と云う意味では少し違和感があります。まあ、気になり出すと気になる感じです。

それ以外の要因について今回はSAABplanetでは解説しています。
Eliminating Clicking Noise from the Front Wheels of a Saab 9-3

ブレーキパットでも解決しなかった内容についてはロアアームの後側のボルトの緩みとの事で今回のメールマガシンの事例ではホンの少しの緩みで、再締め付けして、その異音は完治した模様です。私も手元にあるN9-3について確認した見たところ運転席側はしっかり締まっていましたが、助手側の後方はレンチで1回転以上する位、緩んでいました。当然、緩みがあっても走行的には異音などはなかったのですが、ロアアームは足回りのベースとなる部品で大事ですので、緩みはあると精神的に良くないです。

先のサイトではジャッキアップした状態ではなくてタイヤが地面に接地している状態で締め付けしているみたいですので気になる方は点検をおススメします。

  

Posted by sanada_hiromushi at 06:34Comments(1) 故障する前にここに注意!! | 車種別:サーブ

2024年02月28日

ポストカード

DSC_5578過日に某メ●カ●サイトに出品されていたサーブ・ドイツで発行されたと思われるポストカードセットが
到着しました。ライムイエローのカブリオレが写った3枚セットでした。ソレに合うフォトフレームも購入して、入れてみました。フレームに入れると一気に価値が上がる感じに見えます。尚、表面のクリヤー保護フィルムを剥がしていないので材質マーク表示がありますが、ソレはちょっと許して下さい(笑)。剥がす時間が無かったんです。

しかし、ヨーロッパの横長のナンバープレートって現地の風景にとっても似合いますよね。カブリオレはオープンにした感じとライムイエローのカラーが良いでDSC_5577す。昨年のSAAB-DAYにはグレードこそ違いまですがライムイエローが3台、揃ってちょっと見ごたえありました。私は今年はモンテカルロイエローで参加予定なので、ライムイエローの輪に入ることは出来ないのでちょっと残念です。
  

Posted by sanada_hiromushi at 06:34Comments(0) こんなグッズ買っちゃいました | 車種別:サーブ

2024年02月27日

久々の大雪でワイパーリンクが・・・

DSC_5573暖冬で冬がないねぇ〜と書いていたら、ちょっと大雪。ここまでは普通の話なんですが、写真の通り・・・です。勘の良い方は解ると思うのですが、ワイパーリンクが外れてしまいました。

大雪の翌日、雪の他に雨でも重くなったサーブのフロントガラスに積もった雪。ちゃんと雪を降ろしてから走り始めれば良かったのですが「まぁ〜この位」と油断してワイパースイッチをオンにした瞬間に外れてしまいました。なので動き始めたものは助手席側のワイパーアームだけです。

元々、弱いことは知っていて機会があるごとにオーナーさんには説明していたのですが、自分がやってしまいました。この様な場合に備えて写真の様なクリップは在庫していますので、外れたリンクをところを接続すると元通りに動かすことが可能です。

雪の季節に限らず経年的にリンク部のブラスチック部品が外れる場合がありますので、この様なクリップがあると安心です。動かなくなるのはいつも運転席側なんです。尚、正規の方法ですと、ワイパーリンクAssy交換にて4〜5万円位かと思いますが、クリップ1個では1,000円もしないですし、リンクアーム単品でも3,000円位かと思います。





  

Posted by sanada_hiromushi at 07:27Comments(0) 毎日の出来事−業務日誌− | 車種別:サーブ

2024年02月26日

車検切れてた・・・

1Dsc_3107お客様のプライバシーの関係から車種などは内緒です。実は「車検切れてた・・・」との連絡を頂きまして、車検対応することにしました。ナンバープレートは付いているのですが、そのままでは公道を走ることが出来ないので、一旦、車検証をお預かりして自賠責保険を掛けてそのまま役所で通称:仮ナンバーを借りて、再度、お伺いしてクルマをお預かりしました。そののちに私の方で車検が通るかの簡単なチェックをして、下廻りを近くの洗車場で洗って写真の通りに検査ラインに並ぶことが出来ました。いわゆる特急対応です。結果的には車検は合格となってそのままお客さんにクルマを返すことが出来ました。

今の時期は前日予約でも検査を受けることが出来るので対応可能ですが、3月になると向こう3〜4日位は予約困難となります。車検合格すると車検のステッカーが交付されるのですが、今回は国土交通省指定の位置にしっかり貼ったので、次回は忘れないと思いますが・・・。


  

Posted by sanada_hiromushi at 07:17Comments(0) 毎日の出来事−業務日誌− 

2024年02月25日

フロントブレーキパットまでは同じではなかった

DSC_5567先に書いたボルボV40の系統とリアのブレーキパットが同じと云う記事を書きました。もしかしてフロントも・・・と思って買ってみました。たまたま、フロントとリアのパットを同時に出品している人がいて、リアの適合は確認が取れていたのでフロントは最悪、違ってもボルボ等に流用すれば良いかと思いまして・・・。ボルボ純正品を購入しているので、ボルボに使用するのが当たり前なんですけど・・・。

で、本日、届きました。ちょっと似てますが、使えそうにないです。そう簡単には行かないですね・・・(笑) 多分、丹念に探せば出て来そうな感じですが、時間が取れないので、またの機会に・・・。

ブレーキローターは一部、オペル系が流用可能なんですが、今となってはオペルに使える社外品とは出回っていないですからね。その昔、イギリスポンドが120円とかの頃、ブレーキローターも輸入していた様な気がするけど気のせいかだったかしら?  当時はDHLとかではなくて、郵便局管轄の国際小包とかが指定出来た頃でした。船便指定だったかなぁ〜。  

Posted by sanada_hiromushi at 14:12Comments(0)

2024年02月24日

カギを作成して頂きました。

DSC_5563外したキーシリンダーを送ってキーを作成して頂きました。昨日に宅急便で届きまして開錠・施錠共にOKでした。今回は作成と云うよりはキーシリンダーを元にソレに合う溝をカットして頂いたと云うことになりますので、元々のキーに合わせてスペアキーを作って頂くよりは、手間が掛かると思いますが、さすがにプロの鍵屋さんの仕事です。

完成したキーは写真の通りです。スペアと合わせて合計2本となりましたので、当分、安心です。先に書いた様に入庫した時点でブランクキーのままでしたから、クルマをロックしたのちに何らかの理由でキーレスが操作不能になった場合、車内に入る方法がありませんでした。今回はトランクのキーシリンダーを元に制作して頂きましたが、そのキーで助手席側でも開閉は大丈夫でした。

今までこのメカニカルキーを一度も使った時のない人は一度、確認した方が良いかもしれません。もしかしてブランキーのままだったりすると大変です。  

Posted by sanada_hiromushi at 07:00Comments(0) 毎日の出来事−業務日誌− | 車種別:サーブ

2024年02月23日

ブレーキパット 2,000円?

DSC_5560写真は'03年以降のサーブ9-3のブレーキパットの写真です。32017848が部品番号となります。ちょっと部品番号を検索すると解ると思うんですが、実はボルボのV40,V50,C30の類と共通なんです。ネット販売では多々の種類があるので、安いモノから高いモノまでいろいろあります。今回は大手自動車中古部品販売のア●プガ●ージで2,000円でした。軽自動車のブレーキパットよりも安いです。当然、販売されていたものは未使用新品で箱入りです。

多分、VOLVOオーナーさんがメンテナンス用として購入して在庫としていたものの、クルマを手放してしまい、そのパットを使う目途がなくなってカー用品の買取店に持ち込んだものと思います。買値的には500円とかと思います。キレイな箱DSC_5565の入ったブレーキパットは多分、VOLVOディーラーさんからの購入だと20,000円近いのかもしれません。

尚、フロント側については今のところ互換情報はないのですが、発見しましたらアップしますね。ブレーキパットはフロントも含めて多々、出回っているので1万円以下で多々ありますが、ブレーキローターは一部、オペル/GM系と互換がある位で安い社外品はなかなかないですね。


N9-3の場合、フロントブレーキローターは314mmと302mm、285mmと種類が存在します。302mm285mmはブレーキパットは共通ですが、314mmのみ別仕様でして、コレはキャリパー側との相性もあるので、私の経験的には純正品のみおススメとなります。

  

Posted by sanada_hiromushi at 07:30Comments(0) 車種別:サーブ | こんなグッズ買っちゃいました

2024年02月22日

漏れ止め剤注入

DSC_5546写真はボルボXC70のパワステポンプからの配管のところの繋ぎ目のところです。過去に紹介した油圧関係の機器とかパイプに使用すると効果のあると云われている漏れ止め剤を注入することにしました。漏れまでは至っていませんが、滲みがある様です。今回、車検にてお預かりして、修理までは至らずに漏れ止め剤で様子を見ることにしました。走行距離も多いですし、経過年数を考えると新品ホースに交換って訳にも行きませんからね。とりあえず数年はコレでもってくれれば購入した甲斐があります。

元々はカブリオレモデルの油圧回路の漏れ止め剤として海外から輸入したものです。当時はAmazonでも取り扱いはなかったので高い送料を支払って調達しました。本来の目的のカブリオレでは漏れているところは油圧シリンダーを交換してしまうのでこの添加剤の出番はありませんでした。厳密に書くと油圧シリンダーを交換すると作動油も交換となるので、そのタイミングにて微量を注入して予防としています。DSC_5547

尚、商品の紹介としてアップしていますが、容量は1リッターサイズですので、個人での購入はおススメしません。私の購入して1年経過していますが、少量しか減っていません。漏れ・滲みがある場合は整備工場さんとか販売店さんにご相談下さい。  

Posted by sanada_hiromushi at 08:23Comments(0) 輸入車トラブル!壊れた 

2024年02月21日

脳内価格

DSC_5544サーブ関連のグッズとかミニカーとか国内外のオークションサイトとかで出ている場合があります。在庫のクルマとかに関連したモノがあると購入する場合があります。

絶版商品でも価格次第と云うことがありまして、私の中での「脳内価格以下であれば・・・」と云う条件になります。あとは商品が安くても送料が高いなぁ〜と感じると見送ってしまいます。写真のサーブは在庫の黄サーブのカブリオレに近い形で送料も定形外郵便扱いで良心的でしたので落札しました。

良く小さいミニカーなのに普通の宅急便料金で北東北まで1,300円とかね。専門店であれば個別の対応は厳しいんでしょうけど、購入する方としては少し考えてしまいますね。海外からの部品とかも同様でもう既に絶版となっている純正部品が出ている場合があって欲しいなぁと思いつつ送料を見るとDHLとかだけの発送でちょっとトータルで見るとお値段が高くなって、他にも部品あれば一緒に・・・と云うこともあるですがソレだけの為に「国際宅急便料金は出せない・・・」とかね。

  

Posted by sanada_hiromushi at 12:43Comments(0) こんなグッズ買っちゃいました 

2024年02月20日

やはりスタットレスタイヤ減り気味

DSC_3105暖冬で雪がなく運転しやすくて、除雪作業もなくて近年経験がないシーズンです。そんな感じでもう2月もそろそろ終盤なのでこのまま3月に突入しそうです。

写真は私が日常的に使用しているクルマのフロントタイヤです。もう既に角のところが減り気味です。このままあと一か月近く乾いた路面を走り続けると、来年はちょっと厳しいかも・・・。写真のクルマは前輪駆動なので、来シーズンには後輪用にするかとか、もう夏もこのまま走ってタイヤ山を使い切って、次の雪の時にはタイヤを変えるとか工夫が必要ですね。

今年にタイヤを新調した人は勿体ないですが、シーズン前には降雪量は予測出来ないので仕方ないですね。高年式のクルマのタイヤサイズは大きくなる傾向なので、タイヤの出費費用も高くなり、いろいろ工夫が必要です。例えばもう減って来シーズンは厳しいなぁ〜と思う方は今のうち(冬から春先に掛けて)にスタットレスタイヤをチョイスして置くとかね。カー用品なども結構、セールで在庫処分したりしていますし、ヤフオクとかの中古品も安いです。

  

Posted by sanada_hiromushi at 07:26Comments(0) 毎日の出来事−業務日誌− 

2024年02月19日

Tech2用カード作成中 

DSC_5507写真はTech2TIS2000を接続してTech2用カードを作成しているところです。元々入っているプログラムを消して新たに書き込むことかが可能です。よくヤフオクでとかで32MBカードでGM用とかOPEL用の中古と云うかジャンク品が出ている場合があります。それを購入して元々の内容を消してSAAB用プログラムを書き込みすると最新版が出来ます。

今までの経験だとこのカードを作成する時のTech2は使用する機器で作成した方が、相性が良いみたいです。別々だとプログラムが固まったりする時があるので、ちょっと要注意です。

写真では先の記事でもちょっと書いたフロッピーディスクのイラストが画面に出て来ます。元々のデータがそのディスクに入っている訳ではなくてダウンロードするイメージの為と思いますが、こんなところで再開するとはね。3.5インチみたいです。数年前に某所で4630万円誤送金問題があった時にもニュースで話題もなりましたね。5インチとかもありましたね。8インチもあったかなぁ〜。2DDとか2HDとありました。昭和の時代なんですが、昔のことは良く覚えているのに昨晩の夕食メニューは思い出せなかったりします。

  

Posted by sanada_hiromushi at 06:10Comments(0) 車種別:サーブ | ●●コンピュータ診断します●●

2024年02月18日

サーブ N9-3メカニカルキーが未加工のまま

DSC_5521写真は入庫したサーブN9-3のメカニカルキーです。良く見ると溝の加工がなくてブランクキー(未加工)のままです。入庫しては直ぐに気付かなかったのですが、点検して中で見つけました。多分、前オーナーさんがオリジナルのキーを紛失して、未加工のキーをメインキーのシェルに差し込んだままにしていたものと思います。

このままでは有事の際に助手席側からメカニカルキーでドア解錠できませんで、車内に入ることが出来ないです。通常でキーレスで対応することが可能なんですが、キーレス側が電池切れする場合や故障することもありますからね。

なので、メカニカルキーを作成することにします。写真の様にトランクからキーシリンダーユニットを外して、これからキーを鍵屋さんに作成して頂きます。なぜ、トランクのユニットを使うかと云うと、内張脱着の作業がトランク側の方が大きく空くので作業が楽なんです。助手席側ですとパワーウィンドウ機構と重なる部分があるのでちょっと複雑で面倒なんです。  

Posted by sanada_hiromushi at 06:29Comments(0) 車種別:サーブ | 故障する前にここに注意!!

2024年02月17日

サーブ N9-3 リアスプリングラバー交換前と交換後

DSC_5508写真はサーブN9-3のショックのところのスプリングラバー(Dielectric Rubber Spring)と呼ばれる部品の交換前と交換後の写真です。リアのコイルスプリングの下に敷いてある部品です。多少、劣化しても大きな不具合にはならないので車検とか点検の時の交換で良いと思います。

元々のモノは古くなってボロボロになってしまいまして、ちょっと触ると樹脂と云うかゴムが崩れます。多分、新車時から装着されていた部品で長年の使用により、劣化したものです。未交換であるとか劣化が確認される場合はリアショック交換の時とかについでに交換すると良いでしょう。リア周りの構造はシンプルなので、ちょっとした工具があればご自身で対応することも可能です。
  

Posted by sanada_hiromushi at 06:06Comments(0) 車種別:サーブ | 故障する前にここに注意!!

2024年02月16日

バレンタインデー

DSC_5504一昨日はバレンタインデーでした。世の中の男性陣はいろいろな方から頂いたものと思います。私もいつもフォルクスワーゲンディーラーの受付の方から「いつも点検を出してくれてありがとう」と言われて頂きました・・・って云うのは真っ赤なウソで、あるところで売っていたものを購入しました。

当然、ディーラー販売品ではなくてアフターケット品かと思います。ビートルのイラストが可愛いですよね。缶にイラスト印刷の他に古い看板風の加工しています。こんな感じでサーブのGOODSとかあったらファンの方は嬉しいだろなぁ〜。私も含めてですけど・・・。

ついでに書くとニュービートルも結局は終わってしまいましたね。先代と比べてはいけないのもしれませんが、カブリオレのモデル派生以外は大きなモデル展開は無かった様な気がします。その点、BMW-MINIのモデル展開は凄いですよね。ドアを5枚にしたり、クラブマンとか四駆モデルやカブリオレとかと展開してジョンワークスモデルとかの限定車とか多数あります。私は縁がないので、取り扱うことは少ないのですが、モデルの派生の多さは国産車以上です。街中で見かけても、何代目のモデルかすら判別出来ない私は完全に取り残されていますね。
  

Posted by sanada_hiromushi at 05:41Comments(0)

2024年02月15日

サーブの診断機と言えばTECH2ですが・・・

写真は修理と点検でお預かりした「サーブではなくて」・・・TECH2診断機の画面です。とある方からの相談でAmazonから購入したもののCANdiを接続しても「接続されていないメッセージ」が出て使えないとの事。返品しようかと思っているとの事でしたので、ダメ元でお預かりしました。

DSC_5506確かに電源を入れて立ち上げるとCANdiを接続しているにも関わらず認識してくれません。よって診断するクルマとかモデルにもよりますが、診断画面で先に進めなったり、肝心なところでプログラムが停止して買った意味がなくなります。

当然、GMの純正品ではなくて社外品で中国製なんですが、購入した立場としてはAmazonから購入したチャイナ製だから・・・と云うことで諦めてしまいそうです。お気持ちはとっても解りますが、ここで諦めてしまうと元も子もないです。

私の方で少し調整したら無事に復活しました。診断画面もサクサク進んで診断画面のところまで、復活しました。販売側も親切ではないところもあるのでお値段が安い分、買い手側で少し工夫が必要ですね。ちゃんとした本物のCANdiとかは現地価格で3〜4万円位はしますからね。

お困りの方、メールか電話(090-2792-2991)でsettai@ca.mbn.or.jpまで・・・

尚、くどい様に書きますが、診断機はあくまで「診断」だけですからね。ソレを購入したからと云ってバラ色のカーライフが待っている訳ではないです。診断の画面を見てどう判断するかはその人のセンスに掛かっています。壊れた部品までは出て来ませんので、その辺は誤解のない様に。良く居るんです「診断機を購入しても中身を理解していない人」。で、結局、使えない人が。バッテリーが完全に上がってエンジン始動出来ないので診断機を使う人とかね。

よく「情熱大陸」とか「プロフェッショナル」的なTV番組に出て来る名医はちょっとしたレントゲンの撮影写真とか精密検査のデータを見て、コレって指摘するでしょ・・・。ソレと一緒です。素人の方がデータを見ても、その見方が解らないと、何が異常までは辿り付けないかと思います。

「最新のポルシェが最良のポルシェ」」の言葉はポルシェ乗りの合言葉ですが、サーブ乗りとして「チャイナ製だったとしも・・・最古の診断機が最良の診断機」と書いて於きましょう。32MBのメモリカードって今、見ると化石みたいですね。フロッピーディスクみたい? 



  

Posted by sanada_hiromushi at 05:46Comments(1) 車種別:サーブ | 【メンテナンス編】

2024年02月14日

SAAB社発行のサービスマニュアルから回路図を出力する

DSC_5501最近、サーブで修理とかの問い合わせがあるのですが、その中で電気系の問題だと回路図をプリンアウトする機会があります。そのままSAAB社発行のサービスマニュアルから、プリント指示をすると写真の様に細かいまま印刷されてしまうので、ちょっと判読出来ないんです。当然、PDFファイルにてメール添付も無理ですし、FAX送信することも出来ないのです。

印刷の際に画面表示を大きくして、それを分割して印刷、ソレを切った貼った(本当に紙を切って貼り付けする)をして郵送して送付しているのですが、何か方法があるのでしょうか? と私が書くのが変かもしれないのですが毎回、面倒なのでつい書いてしまいました。
DSC_5503
ちょっとした回路ならA4サイズに入るのですが、エンジン制御関係になるとちゃんと回路を追うとすればA3サイズ位になってしまうんですよね。私のところにあるプリンタはA4サイズまでですし。

印刷データをファイル化してコンビニとかでプリントアウトすれば良いのかもしれませんが、やり方が判らないんです。多分、どこかのサーバーにアップして、番号とかパスワードを設定すれば全国各地のコンビニで印刷できそうな気がします。

点検・整備の作業を全てディーラーに依頼する場合はこんな心配とか手続きは不要ですが、一般的に街の整備工場とかでは全ての輸入車の整備マニュアルとか回路図は手元にないので、詳しい点検とか故障部位の特定には必須となります。その時は当方からお買い上げとか関係なくお知らせ頂けば対応は可能です。


  

Posted by sanada_hiromushi at 09:41Comments(0) 車種別:サーブ | 毎日の出来事−業務日誌−

2024年02月13日

油で手を汚して・・・油圧シリンダーを修理中

DSC_5484N9-3カブリオレは写真の様な構成です。上の写真の先般、e-Bayで購入したキットに同封されていた解説イラストです。下の写真は今回、私の方で切開手術で分解したシリンダーです。

基本的にはシリンダー内には3個のシールリング(Оリング)が使われてします。一番漏れるのは底面のところです。分解してある写真がソレです。このリングが欧州車アルアルで硬化してカチカチになって、場合によっては破損していますのでソレを日本の世界に誇るNOK製とかに交換すればオーケーです。欧州車のエンジンオイルとかクーラント関係に使うガスケットとかОリングは日本製を使えば良いのね。と、思うのは私だけではない筈です。
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ついでに書くと欧州車で「こんなところから漏れんなよ〜」と思うところに限って漏れるので、部品代480円とかのOリングやガスケットを交換するにアレもコレも外して工賃4万円とかは良く有りますね。

ついでゴムの話を書くとタイヤはゴムの塊です。新品のスタットレスタイヤとかの表面を触ると国産メーカーのものはモチモチ食感の食パンの様な感じなんですが、ヨーロッパ系のメーカーのものは少し乾いた感じがするんですよね。まあ、効きと云う意味では大差ないのです。

追伸
この油圧シリンダー、前オーナーか前々オーナーの時に一回、交換されています。写真では少し見づらいのですが、シリンダー側面にラベルが貼ってあって、どうも英国から取り寄せした中古パーツみたいです。Оリング交換した跡はありませんで、そのまま輸入した交換した模様です。


  

Posted by sanada_hiromushi at 06:01Comments(0) 車種別:サーブ | 輸入車トラブル!壊れた

2024年02月12日

センターコンソールの新旧

DSC_3068写真は最近とちょっと前に納車に納車した某北欧メーカーのモデルのSENSUSシステムです。私が納車時に説明出来ないので、納車日が近くなると「YouTube 見てね」的な手抜きパターンです。尚、コレは私に限った事ではなくて、今回の様なSENSUSシステムが装備されている最近の国産の新車でも注文して納車前近くなるとDVDが送られて来て「コレを見て予習してて下さい」となって詳しい説明はないみたいです。1から全部、説明していると半日掛かるみたいです。

で、SENSUSシステムにてクルーズコントロールの意味は解るけどカード解除って、車内セキュティの解除かしら?立体駐車場とかフェリーに乗る時に使うモードかと勝手に想像していますが、「自動駐車」と「自動発進」ってどんなだっけ?と試す時間もなくて納車でした。コレをタッチすると駐車スペースまで誘導して、パーフェクトに駐車位置に停めてくれて、呼びかけすると自動発進してくれるモードだったりしてね。そんな難しい近未来の話は置いて於いて、ヘッドレストを倒すモードがあります。これだけパックカメラとかアラウンドビューとかの装備されているのに要らない様な気もしますが、律儀に装備されてます。

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下の写真はその昔のW124のカタログの写真です。センターコンソールには数える位しかスイッチがないです。当時、国産車しか知らなった私はリア席のヘッドレストがスイッチでパターンと倒れることに感動したことが、今となっては懐かしい思い出です。大抵の人は納車の時の説明を受けて、そのクルマと付き合い中では使うことは無い機能だと思いますが・・・。何のことはないバキュームの力ででパターンと倒れるだけなんですけど、バックする時に後方視界を確保すると云うモノでした。確かW124 とかW202まではあった様に思いますが、以降のモデルには装備がなかった様に思います。

確実に近未来に近づいているのてすが、ソレに付いて行けない私です。手をオイルで汚して油圧シリンダーの修理をコツコツしていた方が「直す」実感を味わえます。中古車選び的にも「ちゃんと納車整備して・・・」と云う感じではなくて、如何に「ハズレ」を引かないか?になって来ている様に思います。

追伸
それにしても懐かしいな・・・。このウッドの感じ。この時代は流石にプラスチックのウッド調パネルだった様な気がしますが、時代を感じますが、そんなに昔ではなくて「平成」のモデルです。


  

Posted by sanada_hiromushi at 05:25Comments(0) やっぱり「外車」でしょ・・・ 

2024年02月11日

カブリオレモデルの油圧シリンダー交換にて

DSC_5476ご自身で油圧シリンダーを交換する人もいると思いますが(えっ、いない・・・それは失礼しました)
その場合、油圧シリンダーを外した際にそれに接続するホースの先端は写真の方にペットボトルに口に入れて入口をペーパータオル等で押し込んで置くと良いでしょう。

油圧ホースは弾力性があるので、目を離すと(手を放すと)暴れます。そしてホースの先端からオイルが漏れてあちこちに飛散すると後始末が厄介です。ボディに付着しても面倒ですし、内部に飛散しても拭き取りが面倒です。ちょっとしたタイミングや他の操作で水鉄砲の方にオイルが飛んで行きますからね。

例年ですと2月にこんな作業は出来ないのですが、暖かいので一気にシリンダー脱着とシリンダー内部のОリング交換をしてしちゃいます。  

Posted by sanada_hiromushi at 05:58Comments(0) 車種別:サーブ | 故障する前にここに注意!!

2024年02月09日

異常気象?本物の春到来か?

DSC_3075まだ二月上旬だと云うのにこの空の青さと路面のアスファルトの黒々した感じ。路肩には全く雪がないのです。例年ですと路面は少しアスファルトが出ていたとしても周りは全て真っ白の雪のみの光景な筈です。私はまだ目撃していないのですが、越冬に来ていた白鳥が北帰行を始めたとかの情報もあります。仮にこれから雪が降ったとしてもあっと云う間に解けてしまいそうです。来週には気温が二桁(つまり10℃以上)と云う予報もあります。当然、週間天気予報でも雪マークはないです。

過日に盛岡から秋田、青森と移動する機会がありましたが、どの地域も平地と云うか街中では雪は少なくてアスファルトが出ていました。山沿いとかはそれなりに積雪になっていましたが、ソレでも積雪量は全然、少ない感じです。

私が普段使いしているクルマは当然、スタットレスタイヤなんですが、今シーズンは圧倒的に写真の様な乾いた路面での走行が多いので、タイヤ山の摩耗が心配です。スタットレスタイヤの場合、ゴムの材質は夏タイヤよりは柔らかめなので一気に減ってしまいそうです。そうかと云って夏タイヤへの交換は早いですしね。例年のタイヤ交換シーズンである3月とか4月まで履き続けたら、通常3シーズン位はなんとか持つスタットレスタイヤも2シーズンでダメになりそうです。

あと、この感じでタイヤが減って行ったら、これからもし寒波になって路面がアイスバーンになった時にグリップするのかしら・・・と思うと共にこの乾いた路面からの凍結や積雪は運転は結構、辛いものがあります。

  

Posted by sanada_hiromushi at 07:07Comments(0) 毎日の出来事−業務日誌− 

2024年02月08日

輸入車に付いていない装備

DSC_3073国産車の純正ナビとかに付いている通称:お節介装備であるエコ運転のスコア表示です。先般に書いたダイハツを代替にて納車した軽自働車に装備されていました。多分、ナビユニット内にある加速度センサーで加速具合とかを見て判断しているだけだと思うんです。急発進・急ブレーキが多いと悪化して、まったり運転すると伸びる数値かと思います。今回は車体側のコンピューターとは連動していないので燃費とかのデーターは出ないので、スコアで写真の様に87を出しても実際の燃費は不明です。

で、話は戻り「ダイハツ以外のメーカーにして・・・」とオーダー頂いた軽自動車は結局、日産ディズで納車させて頂きました。エンブレムは「ニッサン」となっていますが、中身は三菱です。今回、ダイハツ以外で・・・とお話があった時にタントのOEMでスバルでシフォンとシフォンカスタムも云うモデルもあって、そちらにしようかと一瞬、思ったのですが、こちらは圧倒的にタマ数が少ないですし、お客さん自体はスバルのマークが付いているのでスバルと思うかもしれませんが、詳しい人が見たら、ダイハツ製と分かりますからね。

私の場合は予約注文で軽自働車のオーダーは少ないのですが、グレードと装備のチョイスで結構、大変でした。車名に「何とかカスタム」と付くモデルは高いと云うことが判りましたし、OEMモデルとかの派生がいろいろあるので、ちょっと調べてリサーチすることは正直、苦痛でした。まあ、相場的には安定しているので、業者間オークションの入札ではダメだったら次があると云う感じなので、そのところは楽です。
  

Posted by sanada_hiromushi at 05:58Comments(0)

2024年02月07日

SAAB-DAYに行く方法

DSC_5459過日に今年のSAAB-DAYの開催日がFaceBook上でアナウンスされました。その日にすぐに確認したのは太平洋フェリーの運航日程表です。
太平洋フェリーの運航日程表

今年も幸い金曜日に仙台発にて土曜日の朝に名古屋港に到着するフェリーの便がありました。運行表の通り隔日運行なんです。なので土曜発にて日曜日に名古屋港に到着しても、イベントには間に合わないんですね。定番の通りに盛岡から安曇野まで自走する方法もあるのですが、出来ればいろいろな道を通りたいと云うことと、運転を出来るだけ「楽」したいと気持ちが満々です。

別件で大手陸送会社(クルマの輸送を専門に行うところ)のホームページを見ていたらその会社の長野営業所は安曇野市にあって、その営業所止めにて、事前にクルマを陸送して、受け取ることが可能なんです。その陸送費用は発送しますが、クルマだけを先に送っておいて自分は前日とかに別な交通手段で移動することもできます。

日本で一番空に近い空港である松本空港(標高650m)に降りることも夢見ましたが、東北地方の空港から松本空港への直行便はないんです。「花巻→神戸→松本」という方法もありますが、ちょっと移動距離とか費用的に無駄です。まあ、新宿パスタから高速バスで行く位なら自走しますし、電車なら新宿発の「あずさ」とか「かいじ」ですね。

といろいろ妄想しましたが、結局は太平洋フェリーで名古屋に上陸して、そこから移動になりそうです。行きは決まったとして、帰路はどうしようかと思案中です。時間に余裕があるのであれば日本海側をひたすら走って来るのも悪くなさそうです。運転時間の短縮であれば、またまた名古屋に戻って名古屋から仙台までフェリーに乗る方法があるのですが、そのフェリーは日曜日発で日程的には良いのですが、19:00発で乗船手続きとか考えると時間的に厳しいんですね。22:00発とかであれば良いのですが残念です。新日本海フェリーで新潟発で秋田行は日曜日の夜は相変わらず定休ですしね。  

Posted by sanada_hiromushi at 05:30Comments(0)

2024年02月06日

BMW ステアリングコラムセンダー故障

DSC_3069写真はBMWの某モデルのステアリングコラムセンダーです。サーブN9-3で言うとCIMとなります。元々の現象はDSCエラーとウィンカー操作で戻りの挙動が変と云うことでした。当然、サーブの様に中古を使える訳もなくて新品のみで交換作業はどこでも出来るとして、交換後の設定とか校正作業は純正並みの機能を持った診断機もしく正規品での設定のみとなります。

BMWのステアリングアングルセンサーは昔から弱くて、E90とかE60の頃はそのセンサー周辺のみを交換して修理するリペアキットが出ていたと思いましたが、今となっては昔話です。最近のモデルはセンサーとそれを制御するコンピューターまで一体ですので、写真の通りで丸ごとでウィンカーレバーとかワイパー制御のレバー付きです。ワイパー制御の方は何も問題ないので、勿体ないのですが、写真そのもののユニットが破棄されてしまいます。

尚、部品と作業工賃(交換と校正作業等一式)で15万円弱です。壊れて欲しくないユニットも一つですね。
  

Posted by sanada_hiromushi at 05:31Comments(0) 輸入車トラブル!壊れた | 車種別:BMW

2024年02月05日

流行の兆しか?

先に書いたSAAB N9-3 ECUの故障ですが、九州のとある県のユーザーさんで発生して、私の方でなんとかECUのコピーしたものをお送りして無事に完治したとのご連絡を頂きました。

お世話になっております。摂待様とのご縁がなければ、サーブを諦めることになっていたと思います。とても感謝しております。以下、省略。

と、書いていたら今度は中国地方の輸入車に精通している某整備工場さんからの依頼です。流行の兆しか?と思ってしまいます。
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で、今回は今後、依頼する方の為に(本当はこの故障が出ないままクルマの寿命まで持って欲しいのですが・・・)書いて於きますね。

N9-3 2.0リッターエンジンのECUは年式によってスロットルボディのコネクタが6pin仕様と8pin仕様があります。写真のコネクタの矢印のところを押して抜くと見えます。写真では8pin仕様です。私の方でもモデルイヤーによって違うことは把握しているのでVINナンバーから判断出来るのですが、違うとECUを交換してもエンジン不調のままとなりますので、エンジン上部からECUを脱着した際にご自身で確認するか整備工場の方に見て頂いて下さい、

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メインのプログラムとは別にMCPの呼ばれるサブのところをスロットルボディの仕様に合わせて、改めて書き込みするので、その情報が必要なんです。新品への書き込みであれば問題ないのですが、中古ECUは元々が6pin仕様か8pin仕様かが不明なのでスロットルボディに合わせて上書きする為です。

  

Posted by sanada_hiromushi at 06:45Comments(0) 車種別:サーブ | 故障する前にここに注意!!

2024年02月04日

近くのダイハツ販売店

DSC_3061初売りイベントも中止した近くのダイハツ販売店の営業所です。多分、全国的にそう云う指示になっているのだと思いますが、ノボリ旗とかガラスにセールとかのPOPは一切なくて、静かな感じです。この間まで出荷停止ですからね。売るモノがないので仕方ないですね。

写真の営業所のところでは、たまたま隣がスズキの販売店なんですが、そちらは今がチャンスとばかりに華々しい感じです。

で、このダイハツの騒ぎに関係してのお話です。知人の紹介でとある年配の女性の方がダイハツの軽自動車に乗っていた時に冬道の事故で廃車。幸いにも怪我はなくて車両保険にも入っていたので、今度のクルマを中古車で買う分は保険金が降りるみたいと事でオーダーを頂きました。年配の方なので、全くメーカーの別車種にすると操作体系も変わるので同じダイハツで同じグレードクラスで良いと思い提案してたらその通りで良いとの事でリサーチを開始しました。

色とか車検残とかは多少の違いはありますが、装備的ににも良い感じのものが見つかりそうだとなった時に「ダイハツではないメーカーにして・・・」と変更依頼がありました。ちょうどそのタイミングでダイハツに不正があったとのニュースを散々、TVとかで放送していた頃です。

ダイハツで事故したことを周りの方々に話したら、その事故の際にエアパックが開かなかった事と合わせて「ダイハツのクルマはズルしているらしいよ・・・」的な話になってダイハツ以外のメーカーでとなりました。

実際にはその開発過程の試験と今回の事故は全く関係ないのですし、そもそもエアパックが展開しなくても怪我は一切なくて、クルマのダメージが大きかったので、クルマの価値価格と修理費用を比べると修理費用が大きいので、廃車になっただけなんです。車両保険の設定額が100万円だとして修理費用に120万円掛かるのであれば、保険会社的には100万円支払って終わりにしたいんです。

そもそもドライバーの方が無傷でなんの怪我もされていない位の衝撃でエアバックが展開する設定になっていないことを説明しても、TVのニュースとかワイドショーの放送内容には勝てませんで、別なメーカーで同じ仕様のクルマを探すことになりました。

で、スズキとかの車種をリサーチし始めたのですが、ダイハツショックの影響でちょっと相場が上がっているんです。やはり日本全国で見るとニュースの影響で「ダイハツ以外にして」のオーダーは結構、あるんだろうなぁ〜と。



  

Posted by sanada_hiromushi at 05:38Comments(0)