2012年12月31日

はじめに! 2010.4.3 更新4

官能小説を書いています。
18歳未満は禁止すので、これより下は閲覧しないでください。
別のサイトに、誰でも読めるブログ小説を書いています。
http://satosora01.blog112.fc2.com/

また、性的な表現が苦手な方も、これより下は閲覧しないでください。

男性、女性、どちらも読みやすいように、ヌード等の性的な写真、動画、絵などは一切ありません。

文章中心です。

「通り過ぎ行くもの」
 1章 春子 30歳
   http://blog.livedoor.jp/satosora01/archives/cat_50044871.html

 2章 みゆき 35歳
   
http://blog.livedoor.jp/satosora01/archives/51574522.html

 3章 椿(40)と柊(43)
   http://blog.livedoor.jp/satosora01/archives/51589694.html

コメント、メッセージ気楽にもらえると嬉しいです。
必ず訪問します。


本を出版しちゃいました。
かなりの挑戦です。
売れて欲しいから、宣伝しちゃいます。



春には春の花が咲く


春には春の花が咲く
著者:さとう そら
販売元:文芸社
発売日:2009-12-01
クチコミを見る

本の感想が届いています。
とっても嬉しかったので、掲載しちゃいます!!

恋をしている女性の心理描写が本当に上手です。
私も、香と同じ立場で随分と苦しんで来ました。
読んでいて、何度も その気持ち分かるな~ って一人で頷きました。

深く考えさせられることがいっぱいです。
”皆、幸せに生きたいと思っている。でも、何で俺たちは、こんなにも傷つけ合いながら生きていかなければならな
いんだろう”
特に、優一のこの台詞が、心に残りました。
本当に、そう思います。
私も、幸せになりたいと思いながらも、傷つき、そして、傷つけて来た様に思います。

”春には春の花が咲く” そらさんが、この言葉に込めた意味が、読んでいて深く心に染み込んで来ます。
幸せは、なるものではなく、生きていく刹那刹那で感じ続けて行くものではないかと思いました。
どんな人生を送っても、春には春の花が咲くのですよね。
その花の美しさを感じ続けていける気持ちを何時までも持ち続けて行きたいと思いました。

中盤から終盤に掛けて、香は、どうなってしまうの?の連続でした。
不倫小説なのに、嫌なドロドロ感がないのは、香の心の成長に焦点をあてているのと、そらさん の文体にある
と思います。
この物語を、多くの女性に読んで欲しいと思いました。

でも、老画伯と妹の瑞希ちゃんの会話は、切なくて涙が出ました。

まさか、あんなエピローグになるとは・・・・
最後のあの一言。
そうですよね。
本当に、そうですよね。
なんだか、私まで、救われた気持ちになりました。
本当に、年末に素敵な物語を読ませてもらいました。
ラストは、鳥肌が立ちました。

 



satosora01 at 23:59|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 自己紹介 

2010年06月27日

3章 椿(40)と柊(43) その15

快感に身体だけではなく、頭も心も狂ってしまいそうだった。
何も考えられなかった。
感じるままに、身体が反応をしていた。

身体中が濡れているようだった。

感じることに貪欲になっていく。
欲しいと思う。
もっと、欲しいと感じる。

何が欲しいのか?
それさえも分からない。
ただ欲しいと欲望が湧きあがってくる。

欲しい。
欲しい。
もっと、もっと・・・

激しく。
熱く。

私の中に入れて欲しい。

気持ちがいい。
たまらなく、きもちがいい。

硬く熱いものが入ってきた。

椿には、それが、柊のペニスなのか、莞爾のペニスなのか分からなくなっていた。
どちらでもいいような気がしていた。

ペニスが、ゆっくりとヴァギナの中に入ってくる。
ヴァギナが満たされていく。

あああああっ

声が漏れる。
奥までちょうだい。
もっと、奥まで。
もっと、もっと、奥まで。

子宮に届くくらいペニスを入れて。

何かが心の中に入ってこようとしていた。
心の中にあるドアを叩いていた。
それは、温かなものだった。
それは、激しいものだった。
それは、優しいものだった。

それは、感じなさいと言った。
感じることを、抑えなくていいのですと言った。
感じることを、受け入れなさいと言った。

温かく、激しく、優しいものはそう言った。

熱く、硬いものが口の中に入って来た。
違う。
入って来たのではない。
椿が、自ら口に含んだのだった。

二本のペニスを、椿はヴァギナと口に咥え込んだ。
二本のペニスに、貫かれていた。
どっちが、柊で莞爾だかわからない。

ダメ。
ダメ。
心がつぶやく。
何が、ダメなのかわからないままに。

もっと。
もっと。
心が熱くなる。

また、何かが心の中に届いてくる。

つづく

 



satosora01 at 22:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 通り過ぎ行くもの | 椿(40)と柊(43)

2010年06月20日

3章 椿(40)と柊(43) その14

莞爾の声が、何処か遠くから耳に届く。
「柊さんも、椿さんを愛してあげてください。」
椿には、そう聞こえた。

それが、何を意味することなのか考えることが出来なかった。
激しい快感の中で、思考が停止していた。

愛という言葉だけが、心の中に残っていた。

乳房に、莞爾の愛撫とは違う快感が走る。
何時もの、慣れた快感。
莞爾の愛撫に比べると、ぎこちなさが有ったけれど、安心感を覚える快感。

柊の想いが伝わってくる。

激しく、柊に求められている。
その柊の想いが、ひしひしと伝わってくる。

乳房が痛いくらいに、激しく揉まれている。

欲しい。
もっと、欲しい。
もっと、もっと、強く私を愛して。
私を離さないで。

あああああっ
あああああっ

柊と一つになりたい。
柊と一つになって、溶け合ったまま離れないでいたい。

柊を求める、たまらなく強い想いだけが椿の中を支配していく。

 

柊は、激しい興奮の中に有った。
これまで、何度も抱いた椿の身体。
その身体を、今まで以上に激しく求めていた。

椿の乳首を口に含んだ。
そして乳首を噛み、吸った。
椿の喘ぐ声が、耳元で聞こえる。

莞爾の手が、柊の手に添えられた。
椿の股間に誘導される。
茂みの奥。

濡れている。
溢れるぐらいに濡れている。
柔らかく、熱い。

椿のヴァギナの中に柊の指が入っていく。
莞爾の指と一緒に。

柊と莞爾の二本の指が重なりながら、椿の濡れた熱いヴァギナの中に飲み込まれる。

恥骨の少し上。
ざらっとしたヴァギナの壁の辺りで、莞爾の指が止まる。

莞爾の指が、壁を圧迫するように小刻みにバイブレーションを始める。
柊の指が、それに合わせて動く。

「ここが、椿さんの性感帯です。」莞爾の声が耳に届く。
「この場所を覚えてください。」
柊が無言で頷く。

 

2人の男性の指が、私の中に入っている。
椿は、それを感じていた。

ダメ。
ダメ。
そんなことをされたら、おかしくなってしまう。
性に対する欲望の防波堤が壊れてしまいそう。

気持ちがいい。

ダメ。
やめないで。

あああああ。

訳が分からない。

気がつくと、両側にいる、柊と莞爾の勃起したペニスを強く握り締めていた。

つづく



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satosora01 at 00:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 通り過ぎ行くもの | 椿(40)と柊(43)

2010年06月12日

3章 椿(40)と柊(43) その13


莞爾の指が、ヴァギナの中で微妙な振動を繰り返している。
小刻みで優しい振動が、椿の性感帯を探しながら、ヴァギナの中を動いている。

『そこ。』椿は、声ではなく、身体が激しく反応をした。
莞爾の指が、椿の感じるスポットを見つけると、指の移動が止まった。
ヴァギナの壁を傷つけないような、労わるような優しい動きと、激しい振動が椿の身体を刺激する。

生まれて始めて経験をするような、激しい電流のような快感が、椿の身体の中を駆け巡っていく。
頭の中は、白い靄の様なもので覆われ、何が何だか分からなくなっていく。
今、自分が置かれている状況を判断出来なくなっていく。

本能のまま、快感に溺れていく。


柊は、椿の手を握りながら、椿の姿態を見詰めていた。
莞爾の指が飲み込まれている、椿の股間の割れ目を見詰めていた。
椿は、莞爾の指を求めるように、両足を大きく開き、腰を浮かし、妖しく誘うようにくねらせていた。
椿の喉の奥から、意味の無い喘ぎ声が絶えず漏れ続けていた。

柊は、椿が、このまま性の悦びに狂ってしまうのではないかとさえ思った。

「柊さんも、椿さんを愛してあげてください。」莞爾の穏やかな低い声が聞こえた。
柊は、莞爾をみた。
莞爾は、目を合わすと優しく微笑み、視線だけで椿の乳房を指し示した。
柊は、握っていた椿の手を離すと、椿の乳房に触れた。
莞爾の指の動きを真似てみる。

椿の乳房に触れたとき、柊の中で何かが弾けた。
激しい欲望が湧き上がって来る。
『椿が欲しい。』
狂いそうになるほど、椿が欲しい。
椿の身体、全てをむさぼる様に舐め回したくなる。

なんなんだ?
この飢えたような欲望は?

柊は、椿の乳首を口に含んだ。
むしゃぶりつく様に、椿の乳首を吸った。

欲しい。
欲しい。

なんだか、分からない。
ただ、椿が欲しい。

何が欲しいのだ?
椿のいったい何が欲しいのだ?

乳首を、ただ激しく舐め回す。
椿の身体が、妖しく激しく、快感に身を任すようにのたうち回る。
椿の喘ぎ声が、耳に届く。

愛している。
愛している。
愛している。

だから、欲しい。
身体が椿を求めている。
心が椿を、激しく求めている。

求めても、
求めても、
狂おしくも湧き上がって来るこの欲望はなんなんだ。

これが、愛なのか?

つづく



satosora01 at 22:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 通り過ぎ行くもの | 椿(40)と柊(43)

2010年06月05日

3章 椿(40)と柊(43) その12


恥ずかしさが消えていく。
ちがう。
恥ずかしさが消えたのではない。
高まる快感が、恥ずかしさよりも勝ってしまった。
この快感の奥を、もっと覗いて見たいと思ってしまったのだ。

過去や未来を、思うことが出来なくなってしまっていた。
頭の中が真っ白になり、今、身体が感じている快感だけに溺れていく。

莞爾の指が、椿の股間の茂みの奥に触れている。
割れ目を開き、椿の感じる部分へと触れた。

莞爾は、いったい私の身体に何をしたの?
この狂ってしまいそうな快感はいったい何処から来るの?

何も考えられない。
何も思うことができない。
椿は、次々に襲ってくる快感の波に呑まれたように溺れていた。

 

柊は、血走ったような目で、椿と莞爾の指使いを見詰めていた。
椿が、狂ったように喘ぎ、裸体はベットの上をのたうち回っていた。
自ら足を広げ、無防備な股間を莞爾の指に押し付け、むさぼるように腰をくねらていた。
こんなにも、激しく快感を求める椿の姿を始めて見た。
女性の身体は、性に対してここまで、貪欲だったのか。
女性の身体は、こんなにも激しく悶えるものなのか。

柊の中に芽生えている感情は、嫉妬だった。
柊の中に芽生えている感情は、椿に対しての、激しい愛情だった。

莞爾の指が、椿のヴァギナの中に飲み込まれていくのが見えた。
ゆっくりと、莞爾の指が椿の身体の中に入っていく。
椿は、足を更に広げ、腰を浮かし、莞爾の指を奥まで迎い入れる。
莞爾の指が、椿の中に完全に飲み込まれた。
椿の身体が、激しく反応をする。

つづく


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satosora01 at 23:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 通り過ぎ行くもの | 椿(40)と柊(43)