2012年03月25日

相棒 Season10 最終回スペシャル「罪と罰」

脚本:輿水泰弘 監督:和泉聖冶

疲れきった顔で特命係に戻ってきた尊を迎える、右京さんの表情が好きだ。ずっと待っていたんだな。まだ名札はひっくり返っていなかったから。

尊は、右京さんの正義を止めるという、今まで誰も出来なかった(ある意味)偉業を成し遂げたわけだけど、全然うれしそうではなかった。それどころか罪悪感でいっぱいで、「大切なものを踏みにじった」「(特命係にいる)資格がない」とまでのたまった。
これは驚いた。まさか尊がそんなことを言うとは思わなかった。そこまで右京さんと、右京さんの信念に敬意を払っていたのかと。敬意が深いからこそ、それを裏切る覚悟は並大抵ではなく、ダメージも大きかったのだな、と。

そんな尊のために、右京さんは自分の正義を曲げた。罪は罪だと釘を刺しながらも、「君を説得出来なかったことが僕の罪」と言った。
右京さんが尊のことをどう思っているのかは、ずっとグレーゾーンだった。「悪くはない」とは思っていたはずだけど、じゃあ「好き」なのかというと確信が持てない。というか、右京さん自身もはっきりわかってなかったのではないだろうか。他人の心理は読めても、自分の気持ちには疎い人だから。
スパイとしてやって来て、腹の内は見せないくせに、妙に馴れ馴れしい態度。運転は乱暴。自分の信念というものを持っているようには見えない。右京さんの尊への第一印象は、最悪だったはずだ。
ところが、こちらが置いてきぼりにしてもどこまでも追いかけてくる。嫌みを言おうが、落ち込むどころか更に皮肉を返してくる。それどころか自分に対抗心を燃やしている節がある。実は、楽しかったんじゃないだろうか。こんなやりとりが。当人は気付いてなくても。
そんな感じで事件にあたっていくにつれて、尊のことがだんだんわかってくる。本心を見せようとはしないものの、決して悪い人物ではない。時々顔に見合わない無茶もする。最終的には、警察官の誇りのためにそれまでのキャリアを捨てた。
全然嫌いじゃないよな。むしろ好きだよな、こんな奴。だから彼に罪を犯させるわけにはいかないって、折れたんだよな。

……という二人の絆を引き裂く長谷川元副総監ぜってー許さねえ!
「あの杉下右京を止めるなんてすごいじゃないか」って。まるで自分の依頼をまっとうしてくれたんだね、とでも言うみたいに。尊がどんな思いで右京さんを止めたのかも知らないくせに。右京さんがどんな気持ちで折れたのかも知らないくせに。
「警察庁長官官房付」というポストは、人事異動調整用の待機ポストなのね。本当に動く予定があるのならいいけど、そうでない場合はただの飼い殺しポジション。偉い人用の人材の墓場、という感じかな。
そんな自分と同じ場所に尊を置いて、長谷川は何を企んでいるのか。特命係への復讐か、杉下右京への牽制か。何かあった時に尊を動かして右京さんを止めるつもりなのか。
しかし、尊は警察庁に戻る、長谷川らと利害が一致、逃げ道を塞がれる、とおおよその予想が当たっていたにも関わらず、思っていた以上にダメージ食らってしまったな……。理由は前述のとおり、直前の場面で二人がお互いを大切にしていたことがわかった。にも関わらず無理矢理引き離されたから、なんだけど。
何より尊の境遇を考えるとほんとつらくてな。事件の捜査が出来なければ尊敬する上司もいない、暇つぶしにコーヒーをたかりに来る課長も、CDの貸し借りに訪れる鑑識も、我々の邪魔をするなと文句を言いに来る刑事もいない、ひとりぼっちの職場に異動させられたのかと思うと、胸がつぶれそうになる。
本当に悔しくて仕方ないんだけど、尊がそんな都合のいい存在だけで収まるわけがないよね?軽やかに強かに立ち回って、いつか絶対右京さんと一緒にギャフンと言わせるんだって、信じてる。

えーと肝心のお話の感想なんですけど、犯人にも被害者にも共感できない、実にきもちわるい話でした。「もう一度我が子に会いたい」という母性も、「神の領域を侵してはならない」という倫理観も理解できるものなのに、どちらにも同情できないってどういうことなの……。さすが輿水さんってこと?
その上、何の罪もないクローンの子どもが被る罰を無視して博士を逮捕しようとする右京さん、そして右京さんがそうするなら子どもを殺すとまで脅迫した尊。誰も彼も一線を越えたな、と思った。
尊は子どもを本気で殺すつもりだって言ってたけど、どうやって殺すつもりだったのかと考えると、とてもエグい。一般的、常識的な人間であるはずの尊にそれを言わせるのか。そこまでしなければ杉下右京は止められない、というのか。ある意味で右京さんは異常だから、止める方も異常の側に入り込まなければならないのか、などと考えさせられた。

右京さんにどこまでもついていくことと、右京さんを止めること、どちらがより難しいんだろうな。


・神の領域ねえ。監視カメラのすんごいシステムもある意味神の目だったよねえ。
・「政府の陰謀がー」ってワイドショー脳すぎるよ暇課長w
・尊が何かに呆れる時の「うぃー」ってしてる顔がとても好きです。
・伊丹気付いたw開き直って最初から入れやがったw
・「刑事見習い」と言われた時の笑顔の特命超かわいいしー!!保存してえー!
・「何かあったら真っ先に」とは言われたけどさあ…
・「冷や飯食らい」と言いながら黒い仕事引き受けてんだろうなあ、こいつ。なんたって公安部影の管理官だぜ……
・ハウスクリーニング特命?
・嘘は尊のアドリブか?よく咄嗟にあんな出まかせが言えるよなあ…
・お手洗いを借りると言って部屋を覗く、ハッタリ脅迫は特命係の得意技です。
・今シーズン米沢さんの扱いひどすぎるだろwww
・花の里の朝ごはんいいなあ!
・しかし幸子さんにも無理言ったのかこいつら……24時間営業の食い物屋なんかいくらでもあるでしょーが!
・居眠り右京さんこれは貴重!
・雛子に呼び出された尊、長谷川はガン無視してる。
・でも我慢できなくてキレる、と。
・揺れる尊……
・最後の最後で自宅公開&シャワーシーンって何のサービスなんだよ!だいたい想像どおりだったよね!
・伊丹「では、じゃなーい!!」
・せりざわまた余計なことをwww
・右京「愉快な仲間ですよ」伊丹「愉快じゃなーい!!」
・足をクロスさせてる立ち姿がいいねいいねー。
・犯行時の状況を再現してトラウマ発動させるって、暴発思い出すな…
・犯人追いつめてる時の右京さん、妙に生き生きしてるんだもの…
・子ども産んだばかりの雛子の中の人に「堕ろせ」と言わせるシナリオェ…
・これはきっと神戸尊、最後で最長の長ゼリフ。
・不良にからまれる中学生ですか米沢さんwww
・尊、捨て身の攻撃。
・右京さんが、折れた。
・赤い風船がいい仕事をしている……。どうやってタイミングを計ったんだ。
・だから芹沢学習しろw
・大河内さんに頼んでも右京さんに筒抜けになるだけだって!
・何このホラーな演出…
・黒い涙……
・「ようやく、一人に慣れてきたところですから」どんだけ寂しい思いしてるんですか右京さん……!
・「ではまたいつか」「ええ」「どこかで」「ええ…!」離れていても二人は相棒だよね、そうだよね。
・ラストカットで警視庁と警察庁が映る、というのが地味にいい。あの二人は今、ここにいるんですよって。
・最後にヘリが出るんじゃないかと恐々としたのは、私だけではなかったようだw


まずは神戸尊役を引き受け、三年間演じてくださった及川光博さん、心からお礼を申し上げます。あなたでなければ、私は好きになることはなかったと思います。本当にありがとうございました。

そして、水谷豊さんはじめキャストスタッフの皆さん、そしてあの世界の「愉快な仲間」たちも、みんな大好きです。新参だった及川さんを受け入れてくれて、神戸くんの存在を認めてくれて、本当にありがとうございます。お疲れ様でした。また半年後に会いましょう。

最後に。
神戸尊に会えて本当に幸せでした。きっと、これからもずっと大好きです。そんな存在が現れたことすら、私にとっては奇跡でした。本当にありがとう。
またいつか、どこかで。



shibacci at 17:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 相棒 | テレビ

2012年03月11日

相棒 Season10 第18話「守るべきもの」

脚本:ハセベバクシンオー 監督:近藤敏明

最終回のタイトルが「罪と罰」ってうわああああうわああああああ相棒らしさ120%じゃないかあああああ


いきなり次回の話でごめんなさい。

シャワーシーンとかラムネやっぱ登場するのかとか本当にクローン人間が生まれるのか?とか右京さんのクローンに対する見解には非常に興味があるとかいろいろ思うことがあって、尊の卒業を抜きにすれば実は楽しみなのである。

つまりさ、クローン人間が生まれたら体面が悪いからと隠蔽しようとするのが、雛子と長谷川元副総監。当然右京さんは真実を明らかにしようとする。しかし公にすれば生まれた赤ちゃんが「怪物にしか見えなくなる」。だから尊は右京さんと対立する、という流れになるのだろうか。
その流れだとして尊がどんな風に特命係を卒業するのか考えたんだけど、尊の考えは雛子や長谷川の思惑と一致するから、因果を含む形で警察庁に戻されるのかなあ、なんて。あいつらにそんな権限あるか知らんけど。
もちろん自らキャリアを捨てた尊が簡単に戻るとは考えにくい。単純な誘いでは拒否しそうだ。ガチガチに固められて逃げ道を失くすのか、それとも何かしらの目的を持ってそういう道を選ぶのか。
「尊が警察庁に戻る」いうのは個人的な第一希望であって、どうなるのかまったくわかってないんだけどね。

「暴発」の時は周囲が安全を守ろうとした協力者は一応犯罪者だったし、右京さんの言うこともわからないでもないけれど、次回のクローン人間は生まれてもいない子ども。罪がないんだよね。それが右京の正義のために白紙の未来を塗りつぶす(スマプリw)ことになりかねない。そんなことは許せない。自分が守りたいのは「未来」なのだと尊が気付く…のかなあ。
だったらいいなあ。もしそうだとしたら尊が自分の正義を、守るべきものを見つけたってことなんだから。彼が自分の信念で選んだ未来は、きっと悪いものではないはずだから。
どうか尊が少しでも救われますように。そして思いわずらうことなく生きていけますように。

・この音楽誰のだっけ?ビートルズじゃないよな?→サイモン&ガーファンクルでした。
・DVDになったら差し替えられるんだろうなー、これ。
・銃撃事件に自分のお腹をさすさすしてる芹沢が芸コマw
・きっとそういう事件が起こるたびに思い出すんだろうなあ、芹沢は。
・おや、尊が先に鑑識部屋に来てるぞ。
・右京さんと左京さん
・ひょいっと「俺」って言うのいいよね…
・ネクタイきっちり締めたサツチョウ尊素敵ー!かっこいいー!!この時点で、尊は同期の中では一番の出世頭なんだろなー。
・昔からああいう物言いをする奴やったんやね。
・五年前というと特命に飛ばされる二年前ってことだから、ちょうど例のプロジェクトを進めてる最中だよね。
・このNPO団体ヤバイ臭がすごいwww
・記憶にございませんw
・この日風強っ!!伊丹の前髪が乱れまくってるのがとても気になる…
・初日からどこにいるか探し回り、背後から殴られて気絶したり、盾になったり死体を見つけたり誘拐されて手錠されて殴られたりねー…<体を張った
・幸子、尊に教えてあげてー><
・わさび多めだけどいいの!?

shibacci at 18:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 相棒 | テレビ

2012年03月04日

相棒 Season10 第17話「陣川、父親になる」

脚本:守口悠介 監督:近藤俊明

陣川回なのに陣川が空気だー!!

私自身はそんなに変な話じゃなかったと思うけど、尊の卒業を間近に控えたこの時期にやったのはまずかったとしか言いようがない。某所じゃかわいそうなくらいボロカスに叩かれてたよ……。

みんないろいろ言ってるけど、つまるところ面白い話が見たいだけなんだろなー。少なくとも私はそうだ。あの日からずっとひっかかっていたのはそこなんだ。これまでの話を、どうしてもっと面白くできなかったんだって。
別にスタッフやキャストが手を抜いてるなんて思ってないけど、コアな相棒クラスタほど要求するんだよなあ。もっと面白い話を知っているから、出来ることがわかっているから、してしまう要求。もっと本気でやれ。もっと出来ただろう。もっと、もっとって。
通常であれば、毎回本気出されると作る側も見る側もしんどいだろうし、そこまで求めないんだけど、尊が卒業するとわかった途端、「なんでこっちが納得するもん作らないんだ!」とキレてるのが今の私だと思うw
いやでもね、面白い話が多かったら尊の卒業だって納得出来たと思うよ。これだけ面白い話を作っているんだから、何があっても信じようって思えたんだ。
どれだけ宣伝されても、制作過程を説明されても、結局のところ作品の内容でしか私たちは評価できないわけであって。逆にどれだけ宣伝下手でも、楽しい裏話とか教えてくれなくても、出された物語が面白ければ何も言うことはない。それだけでよかったのに。

・まったりとしてていいですね、この職場……。でも二人ともすごい出来る人たちというギャップがいいんだよなー。
・飲み物四者四様
・さらりと妊婦を気遣う尊がスマートすぎて陣川嫉妬w
・しかしこれはモテるわー。こういうのが積み重なってある日いきなり告白されちゃうんだよー。
・でも唯子には尊の方から惚れたんだろうなー。なんとなくそんな気かする。
・この社長いかにもって感じだなー。よくこんな感じの人見つけてくるなー。
・米沢さん髪切った?
・丸二日ビデオにかじりつくって経理のお仕事…(そんなに休みとったのかよ)
・これって尊だって幸せになっていいんだよって話なのかな……。罪は忘れないでほしい気持ちと、思いわずらうことなく生きてほしい気持ちと、両方ある。

ようやく尊の同期の人の話来るよー。遅いよー。オーレンジャーと左京さんだよー。「守るべきもの」ってタイトルがすごい意味深だよ…


shibacci at 17:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 相棒 | テレビ

2012年02月19日

相棒 Season10 第16話「宣誓」

脚本:戸田山雅司 監督:和泉聖治

……で、覚悟って何の覚悟だったんですか?それ言ってけよ尊ー!!

あーうん、匂わすくらいかと思ったらあからさまに贖罪の回想シーン出てきたし、国原の境遇がここまで尊とダブらせんのかよって感じだったよね。そりゃ覚悟も固めちゃうよね、うん。
でも尊が卒業するという画面外での事実がショックすぎて、この話自体は別にショックじゃないや。
「やだやだやめないでー!!」っていうのは一週間前に体験してるわけで、この話はなんつーか、その事実を確認してるみたいなもんだ。本気でのめり込めない。
今更ストーリー上で示唆されても、嘆いたり悲しんだり心配したりできないだろっていう。だって卒業するのは決定事項だし。
イヤーな感じの話だとは思うし、そういう相棒は大好きだけどね。

わりと冷めたこと言ってるくせに放送直前になると動悸が早くなるのは内緒な。

・暇な特命に面倒な捜査を依頼するラムネって、それ官房長とやってること同じじゃないですかー!
・「わけあって塀の中、なう」
・五年前の事件を担当はトリオ!
・ちゃんと伊丹のコートが旧コートだし、芹沢のネクタイは黄色だし。
・聞くだけ聞いて立ち去る特命ひでえ!
・過激な雑誌をチラ見してギョッとする尊がw
・なんでシャチホコw
・そんな細かいことにどうして気付けるんだ右京さんは……
・冤罪の可能性がわかった途端ソッコーで尊の心配したよなラムネ!
・結局この暴走は尊の独断なの?それとも最初から示し合わせたの?
・ラムネの聴取という時点で何故か安心できる謎
・劇団特命係+大河内監察官+米沢さん+トリオ!
・激昂する右京!追及する尊!トドメを刺すラムネ!この三人に囲まれた時点で犯人詰んでる…
・その上米沢さんに証拠を突き付けられ、トリオに連行されるとか、相棒クラスタ的には相当うらやましくね?この犯人…
・米沢さんとトリオがドアの外で出番を待ってたんだろうなーと思うとね……w
・なんでそんな本職っぽいんですか三池監督…
・物証が出るまでは安易に逮捕しないとか実はいい人でしたヒゲの刑事さん。
・で、いい人っぽく見えた人が一番悪い奴でしたという。
・「僕の監察官聴取は……」「何の話だ」ラムネおかんマジおかん……
・それに一礼する尊が好き。
・尊、すんげー涙目になってるんですけど!でも絶対右京さんの前では泣かないんですけど!
・右京、喪失の予感……
・ちゃんと罪を償った幸子には相応しい場所が与えられたけれど、とっくに時効で償えない尊は…

黙って握りつぶしておけばいいのにわざわざ遺書見せて、頼んでもいないのに右京さんに協力を依頼して過ち抉り出して、今回捜査を依頼したことで「覚悟」を固めさせるって……あれ?尊追い込んでるの、ラムネじゃね?
それはともかく尊ってさー、右京さんには信頼されてるし、伊丹からは認められてるし、心配してくれるラムネはいるしで、結構愛されてるんだよねー……。

愛される彼には救いがあればいい。あってもいい。


shibacci at 18:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 相棒 | テレビ

2012年02月11日

相棒 Season10 第15話「アンテナ」

脚本:櫻井武晴 監督:和泉聖治

「領収書は、警視庁刑事部臨時付特命係組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課内都合でお願いします」
「長いっ…」

ボーダーラインでワープアを死にそうにさせた櫻井さんが今度は引きこもりを死にそうにさせたよ!でも希望はあったよ!うん、そんな感じ。
ていうかこんなに引きこもりフィーチャーするとは思わなんだ。逃げ水の時は被害者遺族と加害者家族の話だとわかってたけど、今回は相原が登場するってだけで何が起きるのかはぼんやりだったからなあ。

しかし相原はウザかったなあ、病的に。今時学園ドラマでも聞かない愛とか普通に語るんだもんなあ。「愛」だけでは何も通用しない相棒ワールドで見事に浮く浮くw
そんな相原を利用して引きこもりから証言を取らせることに成功した右京さんは、ただ証言が取りたかったのかな。それとも、ちょっとだけでも救いたいと思ったのかな。

引きこもりにも通り魔事件も、アンテナの感度が要因だった。だから「アンテナ」なのか。犯人の奥さんの感度に同調する人多かったなあ。出産直後って本当にピリピリしてるんだってね。他人に赤ちゃん見せるとかあり得ないとか、へええそうなんだと。旦那の「わかってない感」も伝わってきたし、これはムカつくよねー。
取り調べしてる三浦さん内心ガクブルだったんじゃないか実は?そんなことで殺意抱かれるのかよ!みたいなw

・「先輩はノンプライベート」芹沢マジひどいw
・伊丹が「野郎」と言ってることから「通り魔は男」と先入観が入るわけで。
・「とし子ー!!」いきなり三浦さんの奥さんの名前が発覚!
・「ああやって家庭を壊す人もいるんだ」「まだ壊れてねえぞ!」
・「まだってとこがなんとも芳ばしいっスねえw」芹沢さっきからひどいぞ!だから殴られるんだw
・引きこもりの息子を抱えている上に、おっさん6人の刑事に囲まれるこの奥さんかわいそくない?
・相棒クラスタ的にはうらやましいけど。
・相原うざいいいいいいい!!
・きっぱり引き剥がす尊と誠意を持って謝罪する右京さんの印象が強く残る。
・「警察官である前に、人間です」「人として、放っておけないことがあります」これだ。多分これが右京さんの琴線に触れたんだ。
・「僕も一緒に」「ここに彼だけ残していくのとうちの神戸君もここに残していくのと」「何の二択ですか!」「この不安定な人」「僕にも自分の意思というものが」「結論は出たようですねえ」「いつだよ!」
・ここほんと面白いなあ。テンポが素晴らしい。
・なんだかんだでおっさん5人すし詰めの警察車両www
・米沢さん花の里が一旦閉店したことも、再開したことも知らなかったのかw
・伊丹と三浦さんは仮眠ちうw
・米沢さん映画も落語をヒントに語るに落ちらせたし、青楽師匠はS1に出てきた噺家だし、両方とも櫻井さんが書いてるし。
・「だって、彼、愛されてますから」その愛に気付かない人の何と多いことか。だから悲劇は起きるんだな。

「僕も、やっと、覚悟が出来たみたいです」
「何者をも憎まず、良心のみに従い、警察職務の遂行に当たる……」
もうやめて!神戸クラスタのライフは0よ!!!!
マジで心臓痛い…

shibacci at 19:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 相棒 | テレビ

感想を書く前に

15話の感想を書く前に、触れておかなければいけない。Season10最終回をもって神戸尊が特命係を卒業する件について。

Twitterでもう散々騒いでるから知ってると思うけど、今でもつらい。だいぶ落ち着いてるけど、ふとした時にどうしようもなく胸が痛くて苦しくなって死にそうになる。

いつかは卒業するとはわかっていたけど、「今」、そんなことが起こるなんて想像もしていなかった。そしてここまで自分が傷つくとは思わなかった。
他のドラマや特撮作品にだって「終わり」はあるんだけど、それは最初からいつ終わるかわかってるからね。1クールないし1年先には必ず終わるとわかって見てるのと、いつ終わるかわからないけれど、ずっと見ていられるかもしれないと思って見ていたら突然終わりを告げられるのとは、まったく違うんだってわかった。

こんなに好きだとは思わなかった。つらいね。ほんとにつらい。

「次」のことなんて何も考えられないし、考えたくない。そんなのどうでもいいんだ。「今」がすべてなんだ。



shibacci at 18:07|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 相棒 | 雑談

2012年02月04日

相棒 Season10 第14話「悪友」

脚本:徳永富彦 監督:東伸児

……なんか今回の右京さん終始ご機嫌じゃなかった?すごく楽しそうだったんだけど。誰も死んでないし。
でもこれ意外と集中しないと理解できなかったぞ!

えーと順を追うと、内村刑事部長行きつけの居酒屋の常連だった田中晶は、ヤクザの通訳をしたことで大金を預かるハメになり、土地に投資して損失させてしまう。
居酒屋の昔の客が現在拘留中のIT企業の社長・菅原の会社に勤めている奥村であることを知った田中晶は、保釈金詐欺を思いつく。
奥村の犯罪仲間だった池谷を自分の店のマスターにさせて、自分はパートのおばちゃんとしてそばにいることにする。
ここまではわかった。問題はここからだ。
一方で、メールでやりとりしている池谷に、菅原社長に恩を売りたがっている三井社長と接触するよう仕向けた……んだよな?
そして池谷に受け取らせたお金で、損失分を補填しようとした……ところで特命係が真相にたどり着いた、ということでいいんだよな?
あ、山崎は先に出所した寺島とつるんで、金を持ってる田中晶に接触しようとした、本筋とは別ルートってことだよね。

……なんだろ、面白いけど、なんかわかりにくいぞこれ!と、自分の頭の悪さを棚に上げて文句を言ってみた。

・「出て行け!」「お前だよ」てるおマジカワイソスw
・ツケ!?キャリアのくせにツケで飲んでたのかよこの人!若い頃の話か?
・特撮クラスタ多めのTLにも関わらず、喫茶店の常連が知世子さんであることはOA前から知られていたが、店主の娘がスマートレディであることには自分を含め誰も指摘しなかった事実。
・こんな人が会社に押しかけてきたらやだなぁ…
・「逆ですよ」右京さんまだスランプなの?w
・このやりとりどっかで見たような気がしたらリアル中の人たちじゃないか!見たことはないけど!
・色男・尊からディーフェンス!ディーフェンス!w
・何をどうしたら「腹が立つほどうまくない」サンドイッチなんて作れるんだw
・雰囲気はいいよね。実際にあるみたいだけど行ってみたいと思った。
・「着手」だの「確保ー!!」だの「ニヤリ」だの、仕事のデキる暇課長マジかっこいい。
・怪しい人間を追い込むドS特命キター!
・今回の尊は、なんかこうシュッとしてる気がする。
・奥村モテモテだな!
・あの社長友達にそばにいてほしいだけとかどんだけ…(´Д⊂)
・贖罪の時も思ったが、ホワイトボードを前にした右京さんは先生にしか見えない。
・「ほしゃっきん詐欺っ♪」何この人フェアリーなの?
・このフェアリーな人と、ピエロで伊丹に「除夜の鐘云々」言ったクールな目つきの人がおんなじ人だなんて…
・てか中の人入ってるよね!
・「二課にいた頃…」というような会話はなんかうれしいんだよねー。その人にちゃんと過去があると感じられて。
・右京さんの言葉でなかなか箸をつけられない尊とかいいね。
・この距離感和むわー。
・伊丹はドアでこうげきした!
・てかあれ当たり屋のやり口じゃないですかー!
・肩に手は触れない紳士イタミン!
・イタミン帰還ぶったぎったwww

次回、「警視庁刑事部臨時付特命係組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課内都合」長っ!!!!相原登場よりよっぽど気になったわw


shibacci at 20:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 相棒 | テレビ
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