NOT 嫁いびり BUT 嫁いびり?

『パパはアスペルガー!』裏ブログ   〜笑って許して〜

何かの機会に、チチの書いたものを読まなければならないことがあった。

ハハとQさんといっしょだった。

 

ハハが言った。

「お父さんの字は達筆すぎて読めないのよねぇ〜」

 

確かに。

ぐちょぐちょで、全然読めない。

 

+ + + + + +

 

私とQさんが実家にいるときに、私の実母への年賀状か何かで、チチの字をみんなで読む機会があった。

 

Qさんが言った。

「チチの字は達筆すぎて、読めないんですよ」

 

「???」

 

+ + + + + +

 

ハハとQさんが、折に触れ、チチの字のことを『達筆すぎて読めない』と言うたびに、だんだんと、この人たちはチチの字が汚いことを皮肉って、揶揄して、そう言っているのではない事に気がついた。

 

本当にチチの字は『達筆』だと思っていたのだ。

 

 

 

だから私は、教えてあげた。

「達筆って言うのはね、字が上手な人のことだよ。

読めない人にはグチャグチャに見える字も、くずし方がちゃんと決まっていて、それにのっとって書いているんだよ。

ただ、適当にグチャグチャに汚く書くのとは違うの。

美しく見えるようにくずしてあるし、決まりがあってくずしているんだから、その決まりを知っている人なら、すらすら読めるんだよ。」

 

+ + + + + +

 

十数年経っても、Qさんは未だに「達筆すぎて読めない」と、チチの字のことを言う。

 

ちょっと書道をかじった私には、チチの書く字は、

ものすごく汚い字

に見える。

草書も習ったけど、私が知っているくずし方の文字はないので、私はチチの字を読めない。

 

ちなみに、チチも「自分の書いた字を読めない」といっていたような気が………

 

私が相手にしている人たちは、こんな人たちです。

どうしても心に引っかかっていることに、
子どもたちをチチとハハに会わせない
ということがある。

医師にも止められているけれど、チビひめとノロリに実際に会ったことのある心理士さんに、再度
このまま孫と祖父母をあわせないでも良いのか
相談した。

結果は、医師と同じ…。

チチとハハが、今までと違うリアクションをしてくれるのか、確認できないうちは、子どもたちを傷つけるだけだからやめたほうが良いとのこと。

というのは、Qさんのためなのだそうだ。

このまま行けば、近い将来子どもたちは(Qさんの言動・行動を見聞きして)Qさんをバカにしだすだろう。
それは、絶対に避けたいとのこと。
パパは変な人、パパに繋がる人たち(Qさんの親戚)もみんな変…
と、子どもたちの心に植えつけたくない。
パパ(Qさん)の評価が、少しでも下がることは、しないほうが良い。
との判断。

どうしても会わせたいと思うなら、まず、子どもたち自身に手紙などを書かせ、チチとハハからどのような直接的なリアクションが子どもにあるか、しっかり確認してからが良いとのこと。
チチとハハが、本当に孫に会いたがっているのか、確認せよ、という。

たしかに…チチとハハが何のアプローチもしてこないのは、
ハハが
「もう諦めた」
と、Qさんに言った、その言葉どおりなのかもしれない。

彼らには、もはや『孫』は存在していない可能性が非常に高い…と、彼らを知る私は思う。

80歳過ぎて、いつ何があるかわからないチチに、孫を会わせてやりたいと思うのは、非自閉圏の私の勝手な思い込みに過ぎないのかも…。


 

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父方(Qさん側)の親戚一同と決別してしまっているので、気前のいい(赤ん坊にも万札飛び交う)新年と無縁になってしまった我が息子と娘…。

お年玉の収入激減で、ちょっぴりかわいそうかも…。

母方(私側)の親戚は、慎ましやかな金額だし、その子の年齢や趣味に合った本やおもちゃなどを、心をこめて探してプレゼントしてくれたりする方もいて、親として教育上は大変ありがたい。

けれど、『お金』というものの価値に目覚め始めた3年生には、『高額の現金』の方が魅力的に見え始めたみたい。

親にとっても子にとっても、悩ましきもの……お年玉。

 

 

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