忘れもしない(って、おおげさな)ぎっくり腰からの腰痛に悩まされて、はや一ヶ月。
ようやく、痛みや再発の恐れなく(とはいえ、ゆっくり・用心して)外歩きができるようになってきた。
昨日は、前から予約を入れてあったヘアサロンで髪をカット。
今日は、歯科医院で歯の洗浄&若干緩んでいた奥歯の手入れ。
どちらも、徒歩で片道約20分。約4千歩。
さらに、どちらも斜め上向きの椅子に座らなければならないので、行く前は恐る恐るだったが、無事終了。ほっ
日々、思考能力や記憶力の低下を痛感しているが、並行して身体能力の衰えも自覚しなくては。はぁ

町内会の民生委員さんが定期的に、我が家を訪問してくれる。
高齢・独居の私、”要見守りリスト”に入っているのだね。
生きてますかとは言わないが(笑)、「お変わりありませんか、なにか不自由なことありませんか」と。
ずっと前、私が(町内会の順番で)民生委員を仰せつかったとき、訪問先で「年寄り扱いしないで!」みたいな対応されたことがあった。
まあ、お気持ちはわかるけどね。
今の私は、「ありがとう、なんとかやってます。転ぶのが一番怖いから階段の昇り降りとか、気を付けてます」など、すこしおしゃべりするようにしているが・・・

いまは、十湖関連で連絡取り合ったり、予定が入ったりしているが、これは一時的なこと。
そのうち、毎日が延々と日曜日になると、玄関に出るのも面倒になるんだろうか。
年寄り扱いしないで!
となるのだろうか・・・こわいこわい。

なにがきっかけだったっけ・・・あ、そうか、友人J子さんのピアノコンサートで中学卒業以来の旧友M子さんに出会ったんだ。
そこから、たまたま、何度か十湖について電話を頂いているS氏が、M子さんの知り合いとわかり・・・さらに、そのS氏から十湖講演会を依頼されて・・・

まだ開催日には早いが、話の流れや投影してもらう画像などそろそろ準備に入っている。
で、先日いただいた「三方原協働センターだより」をよくよく見ると、
え?え? 10時開始と思っていたら9時半開始? 講演時間・・2時間?!
これは、勘違いしていた自分が悪いが・・・それにしても、長すぎるでしょ。
これまでのサダコオリヅル講演は、ほとんどが、学校の授業時間1単元分の50分。
成人だから、1時間強かせいぜい1時間半くらいか、と時間配分を考えていたが・・・
どうしよう。ああ、頭が混乱する。

前半1時間で話を終え、トイレ休憩入れて、あとは句碑画像を紹介するか・・・
一応、プロジェクターの有無は確認してあったから、操作してくださる職員さんと連絡を取り合わなくては。
句碑画像にナンバリングしながら、ふと気づいた。
画素数の大きい小さいがあるが、これは出版社に送るとき小さくしたのかな?
画素数によって、投射映像も大小、あるいはザラザラとかあるのか??・
はぁ、わからん。
ま、句碑は、要するに字を彫り込んだ岩だし、よくよく見れば、ああ、これがこういう字なのね。こういう句なのね。くらいしか判別できないから、ま、いいけど。
むしろ、その句碑にまつわるエピソードの方が色々面白いので・・・

PS ちなみに、この記事を見て、物好きに、あるいは奇特にも、興味を持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、この講座申し込みは、三方原在住で、なおかつ5回の講座全部(ポプリ作り、ヨガ、感染症について、など)を受講する方に限られているそうです。

著作権使用料の支払明細書が届いた。
確定申告もしなくなって久しいので、すっかり忘れていたが、ああ、年度末なんだなぁ。
ずっと昔、公募アンソロジーに採用された短編の著作権使用料。
どうやら、国語問題集かなにかに使われたらしい。
そこから消費税とか手数料とかひかれて、この金額。
この短編は何度か使われているが、どういう設問で使われたのか・・・
これほど長く使われている理由の一つは、おそらく、その時代先端のグッズを使ってないからだろう・・・
たとえば、電話。固定の黒電話→携帯電話→スマートフォン と機能や呼び方が変わったものは、使いにくい。

ま、なんであれ、思いがけない小遣いが入ったが、こんな少ない額の入金・・・なんだか申し訳ないような( ´艸`)。
でもまあ、こういう著作権使用料などが積もり積もって、十湖伝発刊の原資になったのだから、ありがたいありがたい。



千早茜  文春文庫  2022
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散歩の途中、書店でたまたま目に留まった文庫本。
表紙絵は、灰色の空間に不自然に浮かんでいる真っ赤な二個のリンゴ。
タイトルも著者名もまったくの初めまして。
扉見返しの著者紹介欄に、さまざまな文学賞の候補や受賞歴がズラズラ〜
ってことは、新人というほど若くはない中堅作家さんってことね

両親を相次いで亡くし、天涯孤独になった大学生藤子のもとへ、父の友人だった元不良の広瀬全が転がり込む。
無頼で酒飲みの写真家と、男顔負けの巨体を気にし、ひたすら目立たないよう生きている藤子との、距離感をはかりつつ近所の目を気にしつつの奇妙な共同生活。
しかも、藤子は恋愛未経験。
最初は振り回されるだけで、ただただうっとうしかった広瀬の存在が、次第次第に気になり・・・いつしか・・・、
その距離感、ヒリヒリした空気感、いつのまにか広瀬に惹かれている自分に気づいた時の当惑・・・そして、広瀬の死後発刊された藤子を写したヌード写真集がスキャンダラスに取り上げられ、・・・
ああ、なんか、いいなぁ。すごい作品を読んだなぁという、充足感。
目立たないが、藤子の学友・里見(ゲイ)が、いい味だしている。

うん、ごちそうさまでした!

朝起きて、まず着替え洗面、ざっと新聞の見出しを見てから、さて、とメールチェック。
ほとんどが迷惑メール。
メールタイトルが「偽物・・・」「偽ブランド・・・」
なぜ、こんなわかりやすいタイトル?
中には、タイトルも無しの空メールも。
全部、迷惑(受信拒否)メールに入れているが、それでもしつこく来る。

そこで毎回の疑問。
うっかり開ける人がいるんだろうか?
しかも、ほとんどが真夜中の着信・・・

不思議だ

一か月ほど前、「配電線工事のため、〇時〇〇分から △時△△分まで停電します」というお知らせハガキが届いた。
で、今日がその日。
電気が通じなければTVも見られない。読書もできない。うっかり冷蔵庫も開けられない。
ま、散歩にでも行くか、と外へ出たところで、三軒向こうの奥さんに声をかけられた。
「電気が・・・」ちょうど帰ってきたところらしく、困惑顔。
「ああ、工事停電のお知らせが来てたでしょ」
とポケットに突っ込んだハガキを見せる。
「あ、今日でしたっけ。よかった、伺って。いま帰ってきて、電気がつかないので、どうしようと思って・・・」
「私、うちにいても仕方ないので散歩しようと思って」
「ああ、そうですね。行ってらっしゃい ♪」
お互い、家のすぐ側で会ったからわかるが、他所で会ったらわからないと思う。
それくらい、うちの近所付き合いは希薄なのだが、こんな小事件で顔見知りに・・・て、私はすぐ忘れそうだけど。

まずは、市役所ロビーの喫茶コーナーでコーヒーと小さな菓子パンを食べ・・・
でも、せいぜい30分もいられないので、なじみの書店に行き、文庫本コーナーへ・・・
たくさん並んでいる中から、帯の惹句を見ながら適当にピックアップ。
お初の作家さん、スマフォで調べようとするが、そうだった。
この店内はネットがつながらないようになっているんだ。
まあ、直感を信じて一冊お買い上げ。
向かいのコンビニでおやつを買って・・・もう、やることがない。
仕方ないから、帰宅。
窓から差し込む明かりで少し読み始めたところで、ピッタリ、予告通りの時間に点灯。
すぐにピンポーン。電気工事さんが通電の確認に一軒一軒回って。
ご苦労様・・・

そういえば『停電の夜に』という本があったな。
中身は全然覚えてないけど・・・えっと、まだあるかな?
あったあった。インド人作家の短編集。これも、あとで読み返そう。

自宅 → 市役所 → 本屋 → 自宅で、 約5千歩
少し疲れたが、まあ、なんとか歩くことができた。ㇹッ

短編集も、よさげだし。すべて世は事も無し。・・・
これって、なんだっけ・・検索検索

時は春 日は朝 朝は七時 片岡につゆ満ちて 揚雲雀名乗りいで 蝸牛枝に這い 神 そらにしろしめす すべて世は事も無し

ロバート・ブラウニング(上田敏 訳)
たぶん、中学の教科書に出ていた?
こういう大昔のこと、ふっと思い出すんだよね。これも歳のせい(笑)


当地はド田舎ではないが、浜松や名古屋に比べると、なにかと不便。
食料品や生活雑貨などは生協宅配を使うが、たま〜にはショッピングしたい。
高価なブランド物でなくていいから、ちょっとしたブラウスなど新しい春物・・・と言っても、買い物に行くのは駅ビル。
もう、どの店にどんなものがあるか(無いか)、どの店のおばちゃん店員がしつこいか・・・想像できてしまう⤵

気分を替えて、ひさしぶりに某通販サイトを開いて、クリック。
で、昨日、商品が届いたのだが、はぁ。。。やっぱり、サイズが・・・迷ったんだよねぇ・・
交換返品の方法をサイトで検索したが、なんだか面倒そう。
で、ご利用ガイドにある電話番号にかける。
音声ガイドでの要件別の番号を押したあと、ナマ声に代わる。
こちらの申込番号、商品番号、さらに交換の理由も、どこがどう合わないかを聞かれ、「着ることは着られるのですが、首回りが少しきつくて・・・」など、具体的に説明。。
ああ、向こうもこういうお客様の声を集めて商品開発の参考にするのかな。と好感。
「少々お待ちください」と商品の在庫を確認したうえ、交換方法などをわかりやすく伝えてくれる。
あ、明日には届くのね。ありがとう。
そうだ。ここは、とても対応のいい店だった。
電話オペレーターの仕事って、顔が見えないだけに、大変だよね。
おそらく、全部の音声は記録されチェックされているのだろうが、なかにはややこしい、気難しい、威張った人もいるだろうに・・・
きっと、しっかり教育されているのだろうな。
うん。これからもここを利用しよう・・・て、そんなに何着も買うつもりはないが・・

隣市に住む娘から、「彼岸だから墓参り行くけど、一緒に行く?」と連絡が入る。
「ごめん。腰痛で・・・、代わりにお参りしてきて」と、返信。
連絡が来るまで彼岸ということを忘れていた。あは⤵
まあ、春休みで孫が退屈しているので来てくれるのだろうが。
孫は当地に来ると、店先のガラス越しに焼いているのが見え、しょうゆたれの焼ける香ばしい匂いがただよう町の団子屋へ寄るのが定番。
今回も、しょうゆ、ゴマ、黄粉と三種の団子を持参(笑)
息子夫婦も、土筆を積んできたと、我が家へ。そこへ、別の娘も合流。
さっそく土筆をゆがいて水にさらしてから、甘醤油で煮て卵とじ。
これも夫の好物(戦争末期の食糧不足の時、疎開先で摘んで食べたという話を耳タコになるほど聞いた)
団子と土筆卵とじを仏壇にお供え。
線香をあげて、チーン。
よかったね、じーじ。

腰痛で、無用な外出を控えているし、TV見てもつまらないし・・・
やることがないので、まだまだ先のことだが、三方原での十湖講演会の話のレジメや配布資料の中身を考えている。
三方原といえば、私が十湖に興味関心をもつきっかけとなったあの句碑。
ほとんどの句碑が寺社の敷地にあるが、あれだけは街道沿い、しかも、とても管理の行き届いた状況で。
あの句碑を枕にしよう・・・あの句碑の存在を教えてくれたのは兄。
それは母が老人ホームに入ったころ・・・と思い込んでいたが、念のため、電話で確認したところ、「全然ちがう。もっと前の時期、たまたまドライブで見つけて・・・」だと。
はぁ・・・よかった、確認して。
まあ、枕話だから、正確性は求められていないし、聞いた人もすぐ忘れるだろうが、自分の記憶としての勘違いが訂正された。
前にも、私の幼時の記憶を姉にきっぱり否定されたが・・・いや、絶対、貴女はこう言ったはず・・・

たぶん、私に限らず(と言い訳)人の記憶ってこんなもんだろうな。

朝ご飯を食べ終え、TVをボーっと見るともなく見ている。
さっきからコンコン・コンコンと連続音が聞こえる。
方向として道路に面した部屋の窓ガラス。
ん? 小石が当たる? まさかね、近所に、そんなイタズラするような子はいない。
そもそも登校時間は過ぎているし。
よく見ると、カーテン越しに小鳥の影・・
まっすぐガラス窓目指して飛んできて、ホバリングしながらくちばしでコンコン・コンコン・・・

え? なぜ? 庭木に巣作りしようとして間違えてぶつかるにしては頻度が高すぎる。
それとも、ガラスに映った自分の影をライバルと間違えて攻撃している?
カーテンを全開にしてみる。
途端に、小鳥はどこかへ飛んで行った。
あれはなんという種類だろう・・あまり大きくなかったからスズメかムクドリか・・・
やれやれ、と思い、薄いカーテンだけにしたら、また小鳥がコンコン。
しかも、ほぼ同じ個所。
どうやらスズメのようだ。
しかたない、またカーテン全開。途端に、小鳥は飛び去っていった。
うーん、コンコンがなくなったのはいいが、外から丸見えなんだけど・・・ま、わざわざのぞき込む人もいないだろうが・・・しばらく様子を見てから、カーテンを閉める。
と、しばらくしたら、またコンコン・・・

今度は、小鳥襲来の箇所に、セロファンテープでアルミホイルを貼ってみる。
さて、どうなる? 

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