【パパ、吹奏楽が忙しいから今月でサッカー辞める!】
「OK〜」
というわけで、息子、小5の1月でサッカー引退。早い!といえば早いのだけど、無理に続けさせるのが一番良くないので、快諾しました◎
生き物や植物が大好きな息子に、運動するならサッカーでしょ!という父親の大推薦(エゴ)で始めた、FC東京の週1のスクール。5、6年通ったかな。
小3くらいから周りの子がスクール以外に少年団やクラブチームに所属するようになる中、息子は土日に釣りやキャンプに行きたいからと所属を頑なに拒んでいた(苦笑)
でも週1はさすがに少ないだろうと、僕が息子とボールを蹴るついでに、近所の子供たち(中高生も)にも声をかけて、サッカーフリースクールみたいなのを3、4年やっていた。リフティングパフォーマーのインディ鈴木さんにゲストとして来てもらったこともあった。
近所の上級生も楽しんでくれて「おまえんちのお父さん、今日、サッカーできる?」と息子に聞いてくる日もあった。コロナ禍はとくに家にいたため、週2、3回、みんなでボールを蹴ったこともあったなあ。たまに自分がいないと、上級生がふてくされるらしく、そんなとき息子が「うちのパパだって、たまには仕事があんだよ!!!」と怒ったという。(いや、息子よ、たまに仕事があるわけではなく、常にやることがあるのだよ、お父さんの職業は。と思ったが、面白かったのでそのままにしておいたw)
FC東京のスクールは週1しかないのだが、上級生と普段サッカーをしてるせいか、少しずつ上手くなり、スクールでも上手い子たちのグループにほぼ毎回入れてもらっていた。左利きというのもアドバンテージ。
しかし、そんな上級生も中学生になり、息子も和太鼓や吹奏楽をはじめ、少しずつ思春期にも突入し、日々、ネクストステージに向かっている状況では、サッカーの序列がどんどん下がっていったのだった。
秋頃、奥さんから息子がサッカーに行くのを嫌がってると聞く。つまり奥さんには言えて、僕には言えなかったのだ。それは申し訳ないと思い、すぐ息子に、生活も変わってきてるし、嫌ならいつでも辞めていいかんね、と伝える。すると気持ちが軽くなったのか、考えてみると言いながら数ヶ月がんばっていた。この間も結構、点を取るからすごい。
そんな中、冒頭のやりとりが先々週にあり、本日引退。
長い間、よくがんばったね。
お疲れ様。と伝えた。
サッカーやってくれてありがとう。
と言いたかったが、そのありがとうがまさに、やらせてたってことだよなーと思い、やめた。
でも本当に楽しませてもらった。ありがたかったなあ。
昔、うちの親父が僕がサッカーのジャージやスパイクを買う(買ってもらう)たびに「また買うのかよー」と茶化していたのだが、そのとき毎回、母親が「お父さんも楽しませてもらってるでしょ?いいじゃない」と言っていて、当時は全く意味がわからなかったのだが、今はよく分かる。サッカーも水泳も和太鼓も吹奏楽も、見にいくは楽しい◎
今日もスクールを3つに分けた中で一番上に入れてもらって、とんでもなく良いトラップをしていたので、やる気になればどんどん伸びるのになーなんて思ったりしながら、見届けていた。
FC東京のスクールはコーチ陣が、コーチ同士をブラッシュアップしてるので、教え方も声のかけ方も時期ごとにバージョンアップしていてとても良かったです。大変お世話になりました。ありがとうございました。
最後に。うちの奥さんはすごいなあとよく思う。習い事の前にしっかり栄養のあるご飯を食べさせて、習い事の後にオレにも(食べさせて。汗)。心身をつくる食事ってとっても大事。美味しくて栄養があるって圧倒的正義。本当にいつもありがとう。
さあこれでまたネクストステージへ。
楽しんでいこう。