きゅうきゅう日記

お久しぶりすぎます。makoです。

4月から職場が変わってしまい、毎日まさかの23時、24時帰宅
早く終わった日には決まって急患がやってくる
忙しくないはずの当直も、なぜか忙しい・・・

そんなこんなで、PCに近づくこともできませんでした。


てか、病院にデスクないし・・・


待遇わるしです。
愚痴を言える仲間はいても、一緒にすごす時間がない


そしてもっとも重要な問題はっ
Gくんと会えないこと
さみしいです、はっきり言って

こないだ、技師さんコーチに練習に誘ってもらって
土曜日だったので、外勤を終わらせて着替えてコートに行ったんです。
そしたら、コーチとGくんが打ってて
「きゃー久々っ」と心おどりながら見てました。
makoがきて30分くらいして、ふたりが休憩に入って
ん？Gくん、荷物をまとめ始めてるじゃないっ
そして、お疲れ様ですって帰って行っちゃった・・・

そ、そ、そんなぁぁぁぁぁ


完全にへこんだ私。
入れ違いで、外科の先生がやってきて
「Gのやつ、今帰って言ったなぁ」って
あーた、makoの気持ちに気づいてるなら、ちーとは協力しなさいよ
と、心の中でさけんだのです。


結局、2時間くらい練習して、コーチと看護師Hさんとmakoで夕ご飯食べに行くことになりました。ホントは消化器のB先生もくる予定でしたが、お子ちゃまが寂しがってるから今日は行けないとmakoに電話があり、3人になってしまいました。

ジャージでお店に行くと、二人はもう着いてて、席が4つ。
「B先生、来れないそうですよ」と言ったら、二人とも反応が薄い・・・
どうやら、B先生用の席ではなかったみたい
「さっき、G先生から電話があって、今から来るそうです」
どうやら、翌々日のテニスの試合（医療系の大会）に出るGくんは、そのペアの先生たちとの練習の約束があったために、私たちの練習を途中で抜けたらしいのです。でも、夕食にありつけず、私たちのご飯に参加したいと電話があったみたい。

それから10分もたたないうちにGくん登場。
ねらってないけど、席は隣に
たのしいご飯タイムでした。

5月6日にはコーチとGくんが組んで、試合に出るそうで
応援に行くことにしました。
天気予報が50％なので
現在、makoの晴れ女パワーの『気』を出しまくってます。

お願い、雨降らないで〜〜〜

ひさびさの書き込みです。

花粉症に悩まされ
抗ヒスタミン作用のあるアレルギー薬を飲み
今度受講するACLSコースのための読書をしています。

ACLSとは
advanced cardiovascular life support
しかも2005年に御丁寧にガイドラインが改定された
ガイドラインって、たいがいはアメリカが先手を打ちますから
2005年のACLSのちゃんとした日本語ガイドラインがない

こんな眠い状況の中
英語を読まんといけないとは
医局は人の気配がありません。
さっき帰った隣の席の先生から
『雨降っとるよ』とメールが来ました。

最悪・・・傘ないんですけど


そんな中、最近のmakoはへこみがちです。
Gくんと最近喋ってないよ〜

こないだ、朗報か訃報か
こんな噂がmakoのに入ってきました。。。

外科のGくんの周りの先生達が、makoの行動に気付いてるらしい・・・




てか、なんで本人じゃなくて周りが気付くのよ

周りの先生達が盛り上がってくれて
makoとGくんの恋のキューピット役になってくれるのならいいんですけど
なんか、先行き不安であります

ねむい・・・
バレンタイン明けなのに、ねむい！！

そう、それはなぜかというと
昨日、彼のことを考えると寝れなかった


・・・のではなくて


花粉症症状がでてきたので薬を飲み始めたからです。


おそるべし、抗ヒスタミン作用っ
顔全体がぼーとする、という表現が正しいのかは知らないけど
そんなかんじです。

お隣に座ってる内科の先生が
ちょっと漢方薬にくわしかったりするので
｢小青竜湯（しょうせいりゅうとう）とか、いいかもよ
眠くならないし・・・｣
とアドバイスしてくださいました。
小青竜湯は、葛根湯＋抗アレルギー作用みたいなかんじで
抗ヒスタミン薬はブレンドしてないから眠くならないそうです。

試してみようかな・・・
医師は自分で自分に処方はできないので
だれか捕まえて、処方してもらおうと思います。
でも、昨日｢アレ○オン｣処方してもらったばっかりなのに



ところで〜
昨日はバレンタインでしたね
お世話になっている先生方、放射線科技師さんたち（♂）
いつもありがとうございます

そ・し・て
最大のイベント、本命Gくんに渡すっ(￣へ￣メ)

ちょうど、研修医の（なかなか男前な考えの）女の子が
｢G先生〜、何個チョコもらったんですかぁ〜｣
と、気軽に話しかけてたんです（うらやましっ）

そしたらGくんが衝撃発言をっ
｢今日、病棟からもらったチョコ食べて、回診してから
なんか鼻水がでるな〜って思ってたら、鼻血のにおいがして
女性患者さんのまえで鼻血だすわけにいかなくて必死だった(笑)｣


もぉぉ〜渡しにくいっちゅうに

それから、ほかの外科の先生が帰宅するのを待って
Gくんが帰らないように祈りながら
ついでにmakoの隣の先生に、帰れ〜と念を送りながら（これは通じなかった）
出来る限り、医局が少人数になるまで
心電図のを読みながら待ちました。
たぶん、ほとんど頭に入ってないけど


帰り際に渡すと決めてたので
自然に自然に・・・と唱えながら、席を立って
Gくんに話しかけました。

｢G先生、鼻血がとまったら食べてね｣

私に出来る精一杯の言葉で渡しました。


Gくんは笑いながら
｢患者さんの前じゃないので大丈夫っす！ありがとうございます｣




き、緊張したっ。
内科認定医試験並み(笑)

渡すときは鼻血ネタだったけど
中身は手作りのトリュフとチョコマドレーヌ
そして、メッセージカードを入れました。

『売ってるチョコよりは味は落ちるけど
は込めてます！』って書いて・・・

気付いてくれるかな〜


そして、今日は当直です。
愛のパワーでがんばるぞ〜

3連休のまんなか
みなさんいかがお過ごしでしょうか・・・

私は、いまからお買い物に行くんですが
同期のYちゃんからの連絡待ちなので
それまでコレをかいております。
書いてるって事は、今、病院にいるわけで

｢〜わけで・・・｣ってフレーズ
木10の『拝啓、父上様』の二宮君（役名わすれた）みたいね

そんなことはどうでもいいんですが


もうすぐ春です
といいつつ、すでに今日のmakoの衣装は春物っ！
春といえば・・・？？？
勤務医は人事のシーズンです。

makoも現在の病院が3年目
研修医あがりでやってきて、右も左も上も下も(笑)わからなかった
いまも右も左も分からなくなることはありますが
いちおう、度胸だけはついたかな？
そろそろ移動の時期であります。

現在の病院は、ご存知・・・じゃないか
ちょっと郊外なくせに中堅病院で、命名するなら
『ちょっと老人病院化してるけど、そこそこの設備があるために、救急車もなんでも来い！が売りになってる、便利屋病院』・・・かな？

えーと、グチはこのくらいにして
ほぼ、移動が確定！なので
仲良しの看護婦さんたちには、こっそり伝えてます
ていうか、むしろ結構広まっちゃってますが。

2ヵ月ごとフォローの患者さんにも
次回予約が4月になるので、それなりにお伝えしてます。
｢まだ確定ではないんですが、4月に移動になるかもしれないんですよ｣と。

患者さんの反応もいろいろです。

｢あ、そうですか〜、わかりました。｣　あっさり系。若い人に多いかな？
｢先生、開業するの？｣　おいおいそんなわけないじゃん(笑)
｢どこに逃げようとしてるの？｣　って、冗談っぽく
｢えー、先生、移動じゃないように祈ってます！｣　涙っ！たぶん無理だけど。
｢先生がいなくなるなら、近くの医院に行こうかのぅ｣　涙涙っ！！　
｢わしも追いかけて移動先に行くわ｣　外来するか分かんないですが

こんな若ゾウのmakoでも、こんなに慕ってくれる人がいると思うと
感謝感激であります。
患者さんたち、長い人は3年お世話になりました。
もうほとんどの患者さんは、名前を聞けば
顔だったり、こんな患者さんっていうイメージは浮かびます。

こないだ、親友の看護婦Nちゃんがしみじみ言ってくれました。
｢先生がいなくなるのが、考えられないよ〜。
次の病院の看護婦さんとかと仲良くするとおもうと
嫉妬する・・・｣って。


わたしは、なんて幸せものだと思いました。

研修医あがりで初めてひとりぼっちでやってきた病院。
忘れるはずがありません。
どんなことがあっても、忘れられるはすがありません。
この病院でであったたくさんの先生やスタッフのみんな
看護婦さんと医師という職業を超えて
たくさん親友ができました。
これからも、みんなとつながっていたいと思ってるよ・・・


あー、考えてると寂しくなります。
あと1ヶ月半かぁ・・・
そんなこと言って、移動じゃなかったらすんごいオチだけど



あ、Yちゃんからの連絡がありました。
じゃ、現実に戻って
バレンタインツアーに出かけて参ります

アドベント (Advent) とは
キリスト教において、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間の事。
日本語では「待降節（たいこうせつ）」「降臨節（こうりんせつ）」ともいう・・・

おおっ私にはめずらしく、いきなり難しい書き出し！！

makoもこうみえて
キリスト教系の中学＆高等学校を卒業しましたので
（とはいっても、洗礼もなにも受けていませんが）
バレンタインが近づき、それを待ち望むにあたり
ふと、アドベントという言葉が頭に浮かんだのです。


イエス・キリスト様、勝手に使ってしまってすみません


気付けば、来週はもうバレンタインデーじゃん
去年はたしか、ふられて3ヶ月目くらいだったのかな
好きな人も作らず、ただのイベントとして迎えました。
それでも、お菓子作り好きなmakoにはちょっとだけ気分転換にもなって
いろいろ手作りして配ったっけ・・・

女性にとって、あげたい人がいないときのバレンタインなんて
あっさりしたものです。
あげたい人・・・片思いでなくてもいい
感謝・尊敬してる人、ファンとして好きな人、それでいいのに
そういうことを考えれなかった去年は
もちろんお世話になっている先生方に渡したけど
あんまりテンションが上がらなかったなぁと思います。

父親にも何にもあげなかったなぁ・・・
ごめんお父さん　今年はあげるね


いま話題の細木和子先生によると
makoは金星人（＋）だそうです。

天性の明るさ、常識知らず、などなど・・・(笑)
聞けば、去年から運気が良いらしい
去年といえば、4月からGくんがウチの病院に来たじゃん
聞けば、今年も運気がいいらしい
これって、素直に受け止めていいのかな・・・

Gくんは、調べてみると天王星人（＋）でした。
今年は運気が良くないらしい
しかも、金星人（＋）は、天王星人（＋）にふりまわされるから
いいことがないと書いてあった〜

しかししかし・・・
もともと、この二つの星人は相性がいいらしい
そして、聞けばB型（Gくん）とAB型（mako）も相性がいいらしい


うーん、とらえかた次第ですね〜


アドベント、いろいろな情報が頭の中でごちゃまぜです。
今週末、仲良しのYちゃんとお買い物に行きます。
義理チョコをかったり、ラッピンググッズを見に行ったりする予定。
先週末は、呼ばれ続けておわったものだから
今週末は、どうか平和に過ごせますように

最後に・・・
昨日コンビニでananを立ち読み
占いによると（またかよ）
『本命にはサプライズが吉』って書いてあった。
院内でサプライズは出来ないから
チョコと一緒に、飛び出すカードでも入れとこうかな

昨日、腹痛で来た70歳のおじいちゃん
腹痛のため動けなくなって
家の片隅でじっとしてるところを発見され、救急車で来院。

たまたま急患当番の先生と話をしてて
その先生が呼ばれたのでヘルプでついて行ったら
患者さんはあまりの腹痛に体をまっすぐに出来ず
あまりの腹痛にアドレナリンが出まくって四肢末梢血管が絞まってて
手足はつめたく、プレショックで体温も35度台・・・

当然、おなかを触ったらガチガチ

CTを撮ったらfree air！
（＝消化管穿孔で腹腔内に空気がもれてる所見）
当然、緊急手術になりました。

穿孔部位は十二指腸だったようです。。。


循環器以外の医師は
｢胸痛って聞いたらドキドキする｣って言いますが
私たち、循環器医は
腹痛のほうがよっぼど受け付けません(笑)

たとえば虫垂炎（いわゆる盲腸）。
Mcburney（右の下腹部）に圧痛あり！なんて、早期には分からない。
Rosenstein兆候やらRovsing兆候・・・
最初の症状が胃の不快感であることも多い。
そのことをきちんと患者さんに言っておかないと
｢昨日大丈夫だって言われたのに、盲腸だったんですか〜〜｣
なんてことに・・・？？なりかねません。

時間がなくても、必要なことはきちんと説明する
説明できるってことは
自分がそれ以上にきちんと理解していないといけない

日々勉強であります



ところでもう一つ、びっくりしたことがありました。
私の住んでるところの裏に、とある居酒屋があります。
そこで昨日、外科病棟の飲み会があったみたい。
昨日は20時くらいに帰宅してて
ちょっと用があって21時半ころ、ふと玄関を空けたら
外科病棟の裏ボス看護師さんの大声がして、相当びっくりしました(笑)。

Gくんもそこにいたと思われますが、mako宅は2階なので
むやみに上から覗き込むと見つかってしまいそうで
でも、彼の近くにいるという喜びにちょっとだけ満たされてました


県北の実家には及びませんが
今日は朝からうっすら景色でした。
2週間後はバレンタイン。。。
また、忙しくなりそうです。

今日は、漢方薬のプチ勉強会がありました。
風邪に対する漢方薬というお題です。

よく聞く葛根湯、小柴胡湯に加え
慢性期には麦門冬湯、補中益気湯・・・
薬屋さんの説明で、手馴れたものでしたが
分かりやすかったです。
明日から使ってみようと思いました。
何事も、試さないと分からないので。

makoは、循環器医をうたっていますが
実はプライマリーケアに結構興味があって
しかも、研修医卒業してから結構興味がわいてきて
感染症とかも、K先生に教わりながら
いまやっと基礎固めをしているような状態です。

われながら、遅いけど・・・

でも、人間だもん、最初は誰でも『初心者』であるのだ！

先週の金曜日に、感染症で有名な青木先生が広島に来られて
勉強会をしてくださいました。
18：30からだったので、急いで仕事を終わらせて
幸運にもその日は夕方から急患も来なくて
でも、結構忙しかったから、2時間半の講演のうち
20分くらいはちょっと睡魔に襲われたけど(笑)、勉強になりました。

makoはもちろん感染症を語れるような人間ではないけど
検査データではなく、患者さんをしっかり診察して、改善しているようなら
患者さんが調子よくなってきたと言っていれば
検査データが少々遷延しているように思えても
治療はきっと間違っていない・・・はず！

最近、きちんと『診る』ということの大切さをすごく感じます。

今日は午後のdutyがない予定だったので
せっかくお勉強に励もうと思っていたのに・・・

入院中の50歳台の肺炎さんに病状説明をしてたら
部長から｢今から心不全が来るからよろしく｣と言われ
ほかにもいろいろと呼び出されて
気付けば今の時間になってました(笑)

明日はカテの検査がたくさんあるし
中堅の先生が一人出張で不在・・・
ウチの病院の循環器で｢一人不在｣は大きいのです
しかも、現在循環器病棟はほぼ満床で
明日の入院予定患者さんのベッドと、今日の夜の急患ベッドしか空いてません。

そんななか、さっき開業医さんから
｢95歳の女性で、呼吸困難になりそうだから入院させてくれ｣という
依頼があり、K先生が断ってました。

最初、やんわり断ろうとしてたみたいですが


開業医）｢ご家族もすごく熱心で、今は意識状態はいいんだけど、少しゼイゼイしていて・・・ARDS（＝すごく呼吸状態が悪化するんです）になりそうだから｣

K先生）｢？？？？　先生、そんなに心配されているなら、ウチじゃなくでもほかの病院を当たられたらいかがですか？ウチは輪番の急患ベッド（＝絶対空けておかないといけない）以外は満床なんです｣

開業医）｢じゃ、今晩は自宅で様子を見て明日紹介を〜・・・｣

K先生）｢は？？？ARDSになりそうな人を一晩自宅でほっとくんですか？｣


きっと、明日朝になっても病室は空かないと思うけど
ご家族が熱心だからとか、そんなのじゃなくて
もっと適切な判断をしてほしいです。
いつもいつもウチの病院に丸投げ（言葉が悪いですが・・・）するのではなく
開業医さんからもご家族にきちんと説明をしてこそ
きちんと病診連携がとれるというものなのでは？？


ま、ぐちぐちはコレくらいにして


土曜日はわがテニス部の新年会（という名の飲み会）
またも私が幹事役、もつ鍋のお店を予約しました。

今日は19時から消化器の内科＆外科先生達の親睦会だそうです。
さっきGくんが帰ろうとしてました。

mako ｢今日は飲みですか？？｣
Gくん ｢飲みです｣
mako　｢なに食べるの？？｣
Gくん ｢フレンチだそうです。食べたことないけど(笑)｣

もちろん参加はしませんが、話が出来てよかった

（ここから妄想・・・）
その席で、お酒も回り、Gくんが独身で早く彼女を作れという話題になって
そこでなんとなくmakoの話題が出て
内科の先生が｢どう？ウチのmakoは？？｣なんて言い出して
Gくんも｢嫌いじゃないです｣とか言って
実は嫌いじゃないどころかmakoのことが結構好きで
明日、消化器内科の先生からこっそり
｢Gは結構makoのことがお気に入りらしいよ｣と耳打ちされる。


そんなサプライズ、ないかなぁ〜


でもGくん、最近
決して私を避けてるわけじゃないけど
あまりしゃべってくれないような、でも話しかけたらしゃべってくれるし
Gくんの心が読めません。
男性は、お気に入りならガンガン来るものなんでしょうか？
それとも、シャイでかえってうまくしゃべれないもの？
コレがあったら好かれている、という指標が欲しいくらいです。
ああ、超難問です

この冬はノロウイルスが猛威をふるった！！
と、世間ではものすごい勢いでpick upされました
もちろん、嘔吐下痢で苦しまれたかたはたくさんいらっしゃるのですが
ノロウイルスって、毎年それなりに流行ってるんですよね


病院内の患者さんから看護師さんに大流行して
ある病棟は1週間、閉鎖病棟になったっけ・・・

でもなぜか、医師たちは
あんなに毎日外来・入院患者さんと接して
目の前でひどい咳をされても
実は隠れ嘔吐下痢の患者さんを診てても
ホンモノっぽい嘔吐下痢患者さんを診てても
ちっとも流行の病気にかからない
ま、そんなもんなんです。

ウチの病院でも、感染症対策として
ノロウイルス全盛期は、嘔吐下痢の外来患者さんは急患室で診て
診察後は消毒液ガーゼできれいに拭くなどしていました。
その、急患室で診て・・・るのが、その日に外来のない
かといって、暇なわけじゃなく、検査に追われている
私たち下っ端医師たちなんです。

｢先生、嘔吐下痢の患者さんがいるので
別室で診察お願いします・・・｣
そんな連絡が、こっちの都合は無視してかかってくる

｢冬なんだし、ノロも流行りは峠を越したんだし、普通に外来でみたら？？｣
って思うんですけど。
だって、腸閉塞や虫垂炎（いわゆる盲腸）であっても
嘔吐下痢になるわけでしょ？？

感染症委員会の先生に
｢今後、インフルエンザとかはどうしていくのですが？
毎年インフルエンザはそれなりに猛威をふるってますよ｣
と、小言を言ってみましたが
｢インフルエンザはワクチンがあるからいいんだよ｣
って、返されてしました。


そういう問題じゃないと思うけど・・・

そんな不満をもちつつ、今日も検査をしています。

今日は愚痴ばっかりでごめんなさい

・・・に書いています。
いまのところ、外来患者さん2人診ただけです。


大晦日に引き続き（詳しくは大晦日のを読んでね）
今日は外科日直がGくん、内科当直が私。
ご存知のとおり、何にも引き継ぐことなんてナシ


でも、誰もいない医局で
「今日は忙しかった？」とか
「○○な患者さんが来たんですよ〜・・・」とか話して

で、最後に
「じゃぁね、お疲れ様」と会話を交わす

うーん、いいねぇ、いい感じ



最近、外科紹介した患者さんがいました。
もちろんGくんに相談して、彼あてで紹介状を書いて
その患者さんは、骨転移から発見された乳癌患者さんです。

某整形外科Drから内科あてに
『骨転移っぽいから原発巣を検索してください』
という、キラーパスがやってきて
しかも患者さんはそのDrからきちんと説明を受けてない・・・
おいおい、と思いながら診察と諸検査を行いました。それで見つかったのです。

ウチの病院では『乳腺外科』という看板はないけど
Gくんたち外科が、乳癌健診してるし
どうしたらいい？って相談したら
「（その日なら）僕か部長が外来にいるので紹介してください(^^)」と
快く引き受けてくれました。
抗がん剤とかの治療が始まるみたいで
Gくんから、心エコーをしておいて欲しいという依頼がありました。

エコーをしながら患者さんに
｢今日診てくれた外科の若い先生はいい先生だったでしょう？｣
と（まるで彼女気取りで？）たずねると、
｢頑張って治療していきましょう、といわれて勇気が出ました｣
とうれしそうに私に言ってくれました。

私のおばも、先日乳癌が見つかって、今治療をしています
気分が悪くなる日も時々あるけど
元気に治療をしているとエコーをしながら患者さんに話しました。
患者さんは最後に｢先生、頑張りますね。ありがとう。｣と言ってくれました。

それから、Gくんの机の上にはいつも乳癌の資料が積んである気がします。
となり席のK先生（外科）に
｢ついに乳癌専門医を目指しよるんか｣と突っ込まれてるのを聞きながら
ちょっとうれしくなってしまいます。
100％患者さんのために勉強をしてくれているんだけど
なんか、私のために（も）頑張ってくれているような
そんな錯覚を感じてしまいます

Gくんはテニスもうまいし、かっこいいし
ちょっと不器用だし(笑)
でも、それだけじゃなくて
彼の患者さんに対する態度や学ぶ姿勢にも惚れています。
心から信頼できるなぁと最近思います。

かっこよく書いてるけど、恋愛病なんでしょうね。。。


さっきコピー室に行ったら、乳癌の資料のコピーが1枚残ってました。