2007年07月17日
See you, Toronto!
11時15分のフライトでNYに発つべく、ピアソン空港へ。今日でトロントでお別れと思っても実感がぜんぜんわかず、NYなどに旅行する時と同じ感じ。
2004年11月に来るまで、生活することになろうとは夢にも思っていなかったばかりか、旅行で訪れたことすらなかったトロント。メープルシロップとナイアガラの滝といった貧弱きわまりない知識しかなかったこの土地で生活し、働いて、アメリカ人とはまったく異なるメンタリティ(カナダ人はマイノリティにとても寛容。同性婚も認められているなど、考え方が相対的にリベラル)などがわかったのはとても興味深い経験だった。それまで旅行といえば、歴史ある街で美術館めぐりをするか、ビーチリゾートでのんびりするか、のどちらかだったのが、トレッキングなど自然散策主体の旅の楽しみ方があることを教えてくれたのもカナダだった。
今はまだ思い出を消化しきれていないけれど、開けたてのワインの澱がしばらくすると落ち着くように、もう少したつとカナダのすばらしいところ、好きなところがもっと鮮明になってくることと思う。
読んでくださった皆様ありがとうございました。これからのNY生活はあくび@NYに綴っていきますので、よろしかったらお立ち寄りくださいね。
あくび拝
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2007年07月16日
トロント最後の夜@Canoe
3年前にトロントで初めて訪れた思い出のレストランCanoeへ。54階にあるので眺めを楽しみながら食事をいただけます。
バーから湖、トロント島を臨む。
前菜−フォアグラとカルパッチョ。カルパッチョは従来のメニューを再構築してこういうプレゼンテーションになっているのだとか。お花畑みたいにカラフル、でも肝心のカルパッチョがぽっちりだ…。
メイン−サーモンのグリルとタルタル、ステーキ。前菜と同じく、ソースの味が押し付けがましくなくて軽やか。しかしメイン、お高いわ〜。景色代込みなのかもしれないけど40ドル以上、日本円にして約5千円〜だもの。Canoeはスタイリッシュな雰囲気を楽しむにはいいけれど、コストパフォーマンスからいうとむむむ…。
さっぱりソルべとたっぷりベリーのデザート。
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バーから湖、トロント島を臨む。
前菜−フォアグラとカルパッチョ。カルパッチョは従来のメニューを再構築してこういうプレゼンテーションになっているのだとか。お花畑みたいにカラフル、でも肝心のカルパッチョがぽっちりだ…。
メイン−サーモンのグリルとタルタル、ステーキ。前菜と同じく、ソースの味が押し付けがましくなくて軽やか。しかしメイン、お高いわ〜。景色代込みなのかもしれないけど40ドル以上、日本円にして約5千円〜だもの。Canoeはスタイリッシュな雰囲気を楽しむにはいいけれど、コストパフォーマンスからいうとむむむ…。
さっぱりソルべとたっぷりベリーのデザート。
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2007年07月15日
和食三昧@Sakura
昼にあれだけ食べてもまだまだ行きます、「Sakura」で和食三昧の夕べ。
セッティングからして桜尽くし(拡大していただくと、キャンドルホルダー、プレースメントマットの紙だけでなく、箸置きも桜柄なのがおわかりいただける筈)。
こちらのお店はアラカルトとは別におまかせコースがあって、5品60ドル、6品80ドル、7品100ドル。今日は6品コースでおそば、7品で焼き魚とおそばが付くと聞いて、おそばが食べてみたかったので6品でお願いした。
のっけから斬新な、ドラゴンフルーツ入りフルーツサラダの先附け、クリーミーで野菜の甘みがおいしいかぼちゃのすり流し、夏の味覚はもとくえ。なんと、はもとくえにあわせて生のわさびをサービスしていただいて、うれしくてせっせと擦っちゃった。日本からわざわざ空輸したものだろうか。そして、はもとくえは一体どこから…。
焼き物あれこれ、変わりそば、牛舌の味噌煮。料亭のお弁当で供されるような手の込んだ焼き物各種、香り高くきりっとした変わりそば、まる2日煮込んだという牛舌。どれからもシェフのこだわりと熱意が伝わってくる。
最後、ごはんとお味噌汁を想像してたら、なんとも不思議な一品が。えのき入りリゾットをトマトに詰めて天ぷらにしたものにお出汁を注いでいただきまーす。トマトとリゾットのコクと旨みの詰まったお出汁が相性よし。デザートはクリーム入り水羊羹、マシュマロ、ごまのフロランタン。水羊羹がムースみたいでおいしかった。
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セッティングからして桜尽くし(拡大していただくと、キャンドルホルダー、プレースメントマットの紙だけでなく、箸置きも桜柄なのがおわかりいただける筈)。
こちらのお店はアラカルトとは別におまかせコースがあって、5品60ドル、6品80ドル、7品100ドル。今日は6品コースでおそば、7品で焼き魚とおそばが付くと聞いて、おそばが食べてみたかったので6品でお願いした。
のっけから斬新な、ドラゴンフルーツ入りフルーツサラダの先附け、クリーミーで野菜の甘みがおいしいかぼちゃのすり流し、夏の味覚はもとくえ。なんと、はもとくえにあわせて生のわさびをサービスしていただいて、うれしくてせっせと擦っちゃった。日本からわざわざ空輸したものだろうか。そして、はもとくえは一体どこから…。
焼き物あれこれ、変わりそば、牛舌の味噌煮。料亭のお弁当で供されるような手の込んだ焼き物各種、香り高くきりっとした変わりそば、まる2日煮込んだという牛舌。どれからもシェフのこだわりと熱意が伝わってくる。
最後、ごはんとお味噌汁を想像してたら、なんとも不思議な一品が。えのき入りリゾットをトマトに詰めて天ぷらにしたものにお出汁を注いでいただきまーす。トマトとリゾットのコクと旨みの詰まったお出汁が相性よし。デザートはクリーム入り水羊羹、マシュマロ、ごまのフロランタン。水羊羹がムースみたいでおいしかった。
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飲茶三昧@Lai Wah Heen
トロント食べ収め第一弾、香港並みのおいしい飲茶が食べられるところといえば、Lai Wah Heen(麗華軒)。
人が登れないほど急峻な山に産するといわれるMonkey Picked Oolong Teaは、すっきりした味と香り。向こう側のお茶はプーアール。
Hot & Sour Soupと小腸とネギ入りスープ。小腸のスープ、深い味のスープにきりりと胡椒が効いて、一口、もう一口とスプーンが止まらなくなるおいしさ。
トロントの中華料理はとてもレベルが高い。というのも、香港返還の際に、香港の大金持ちが大挙して、一流どころのコックさんを引き連れてトロントに移住したから。これだけおいしい飲茶はNYだってそうそう食べられないので二人で食いだめに走り、サーモン入りパンケーキ、湯葉巻き野菜、ロブスター入り腸粉、ペンギン型海老のダンプリング、燻製牡蠣入り湯葉、フォアグラ入り鶏の肉まんを平らげた。ふ〜。
デザートは別腹! あわび−苺のカスタードプディング、あくび−マンゴープディング。熟したマンゴーの香りが満喫できる、おいしいプディングだった。
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人が登れないほど急峻な山に産するといわれるMonkey Picked Oolong Teaは、すっきりした味と香り。向こう側のお茶はプーアール。
Hot & Sour Soupと小腸とネギ入りスープ。小腸のスープ、深い味のスープにきりりと胡椒が効いて、一口、もう一口とスプーンが止まらなくなるおいしさ。
トロントの中華料理はとてもレベルが高い。というのも、香港返還の際に、香港の大金持ちが大挙して、一流どころのコックさんを引き連れてトロントに移住したから。これだけおいしい飲茶はNYだってそうそう食べられないので二人で食いだめに走り、サーモン入りパンケーキ、湯葉巻き野菜、ロブスター入り腸粉、ペンギン型海老のダンプリング、燻製牡蠣入り湯葉、フォアグラ入り鶏の肉まんを平らげた。ふ〜。
デザートは別腹! あわび−苺のカスタードプディング、あくび−マンゴープディング。熟したマンゴーの香りが満喫できる、おいしいプディングだった。
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