「チョコ断ち実験室」。

主に屋外プラ舟ビオトープの様子や、
室内の熱帯魚水槽など飼育中の生き物や植物について
更新していきます。

スモーキー闘病記 4

2021年12月にてんかん発作を頻繁に起こすようになったスモーキー。
エピレス20mgを1/4錠、1日2回飲ませることで発作をコントロールしていくことになりました。


ところが、私はスモーキーにうまく錠剤を飲ませることが出来ませんでした。
スモーキーも口をガッチリ閉じて拒否するので私の指に穴が開くこと数回…。

獣医さんからは「ちゅーるに混ぜて飲ませてもいいです」とアドバイスをいただきましたが、そもそもウェットフードを全く受け付けない(カリカリとかつおぶし以外は絶対に食べない)…。
今ならちゅーるに薬を混ぜてシリンジで口の中に入れるという方法を試していたかもしれませんが、当時は思いつきもしませんでした…。

口を開けてうまく飲ませた!と思っても、しばらくしてから部屋の片隅に飲ませたはずの錠剤が落ちているのを発見することもしばしば。。。
落ちていたのがいつ出したものかも分からないので、もう一度投薬する訳にもいきません。
そして飲ませても口からぶくぶくと泡にして出してしまう…。

私が無理やり不味い薬を飲ませるので、投薬の後、スモーキーはペットサークルの上のネットの上のお気に入りクッションに逃げるように戻り、しばらく放心状態でぐったりする、という每日でした。


DSC_0185



この頃の私は薬を上手く飲ませられない罪悪感といつまた起こるか分からないてんかん発作の恐怖で精神的にとても参っていました。
毎日毎日投薬の時間が来るのがとても怖かったです。

それでも一応は発作は抑えられていましたが、きちんと薬が効いているのかが不安だったので当時の主治医に「抗けいれん薬の血中濃度を測ってほしい」とお願いしましたが

「飲ませているのが最小量なので測っても意味無いんです」

と拒否されていました。

今思えばこの時に動物病院を変えていたら、スモーキーのこれから起こる最悪の事態は防げていたのかもしれません。

2022年2月26日の血液検査。

BUN 58.9
CRE 4.14

てんかんの薬をもらいながら、2週間に一度の皮下点滴は継続していました。
BUNは前回より少しだけ良くなりましたが、CREは悪くなってしまいました。


そして半年後、2022年6月16日、スモーキーは歩けなくなります。

スモーキー闘病記 3

皮下点滴に動物病院へ通い始めて2ヶ月後、2021年12月中旬からスモーキーの異常な行動が始まりました。

普通にくつろいでいる状態から突然、立ち上がりそわそわと落ち着きない様子でウロウロし始め、口からよだれを流し歩き回る。

これが日に日に激しくなりました。
最初はよだれを流しながら、ウロウロ動き回るだけだったのが、小走りで走り出し、走りながら飛び上がるように体が跳ね上がり横に倒れ、床に体を打ち付けて激しく痙攣するようになりました。
痙攣しながら失禁もしました。

あまりに激しい痙攣、今まで見たことのないスモーキーの姿は衝撃的でした。
発作は2分ほどでおさまりますが、その後もぐったりとして元気がありません。

※YouTubeで「猫 てんかん発作」で検索すると同じような症状の猫ちゃんたちの様子があります。かなり衝撃的な映像で閲覧注意ではありますが、その時のスモーキーは同じような状態でした。

動物病院へ連れて行ったところ、症状から「てんかん発作」と診断されました。

てんかんの原因は「症候性てんかん」なら脳などに何らかの病気(腫瘍など)があってそれが原因で起こる、「特発性てんかん」なら原因不明、と説明を受けました。

脳のCT検査などの詳しい検査には全身麻酔が必要となり、スモーキーは既に当時21歳と高齢なため、検査で命を落とすこともあるとのことで、詳しい検査はせず、抗てんかん薬でてんかん発作をコントロールしていくことになりました。

お薬はエピレス(ゾニサミド)錠20mgの1/4を1日2回となりました。
動物病院での皮下点滴も2週間に一度継続していきます。

投薬で発作を抑えることが出来るまでは、あまりにも激しい発作と苦しそうなスモーキーの様子に、本当にもう、すぐにでも亡くなってしまうのだろうと思っていました。
棺にする為の小さな衣装ケースをホームセンターに買いに行くほどでした(でもその棺は結果的に約2年使わずに済みました)。

2021年12月の血液検査

BUN 64.8
CRE 3.46

BUNは前回より悪くなってしまいましたが、CREは下がってました。

DSC_1532
激しいてんかん発作のあとのスモーキー。
本当に辛そう。

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薬が効き始めて少し落ち着いてきた頃。
膝の上でくつろいでます。

スモーキー闘病記 2

2021年9月末頃から、スモーキーはたくさんお水を飲むようになりました。

いつもなら少し飲んですぐ終わるのに、ずっとぴちゃぴちゃ飲んでる。

当然おしっこの量も増えました。

「これは何かおかしいな」と思い、動物病院へ連れて行きました。
(前回同居人が連れて行ってくれた動物病院とは別の、個人経営の小さな動物病院です)。

血液検査の結果、

BUN(尿素窒素) 59.0(正常値17.6−32.8)
CRE(クレアチニン) 4.91(正常値0.8−1.8)

となり、腎臓病と診断され、2週間に一度、皮下点滴のために通院することになりました。

当時の体重は3.58kgでした。
まだそんなに痩せてないね。


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なんか変な場所で寝てる(笑)。

スモーキー闘病記 1

2023年1月23日に23歳(ひょっとするもギリギリ24歳かも)で亡くなった、愛猫スモーキーの闘病について書いていこうと思います。

スモーキーは高齢になってから主に

・慢性腎臓病(それに伴う貧血、低カリウム血症)
・馬尾症候群
・てんかん発作
・膀胱炎

と闘っていました、

主に私の心と記憶の整理のために書いていきますが、スモーキーの闘病中、インターネット上にあるたくさんの猫さんの闘病記や介護に関する情報に助けられてきましたので、おこがましくも今度は私が今闘病中の猫さんや飼い主さんのために、少しでもお役に立てることがあればという気持ちもあります。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ずっと元気だったスモーキーの体調に、最初に変化が現れたのは2018年ごろだったと思います。

一ヶ月に一度、あるかないかという頻度で、急によだれを垂らし始めて気持ち悪そうにして、しばらくはこちらからの呼びかけに対する反応も薄くなり、ごはんも食べず座ってじっとしている、という症状が起こりました。

1〜2時間ほどすればもとのスモーキーに戻っていましたが、吐くこともなくよだれのみで、具合が悪そうにする、という感じでした。

2018年12月に同居人が動物病院(スモーキーが最期にお世話になる病院です)に連れて行ってくれましたが、初めて行く病院ということもあり、「詳しい検査をしないと原因は分からない」ということでした。

当時スモーキーは18歳くらいだったので、詳しい検査といっても全身麻酔を伴うような検査は出来なかったと思います。

今にして思えばこれがてんかん発作の初期の初期の症状だったのだと思います。

この時何故てんかんという病名を思いつかなかったのか、継続して通院しなかったのかという後悔はありますが、頻度が少なかったこととそれ以外はとても元気にしていたことで、結局は様子見、ということになったのではないかと思います。

本格的に明らかな「てんかん発作」が起こったのはそれから2年後の2021年の12月でした。


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2018年6月のスモーキー。
なんかまだ若々しい感じがするね。
18歳だけど。

娘の気胸闘病記 6.5

娘が気胸を発症した日の数日後、娘が出演した某テレビ番組の放送がありました。

番組内では学校名と本名がばっちり出ていました。
それまでなんやかんやで本名が出る機会が何度かあって、ネットで検索すると本人の名前も出て来るし、まああんまり気にしていませんでした。

で、娘は肺の痛みが強くなり、登校時の満員電車が辛いということでしばらく時間を遅らせて登校させていたのですが(もちろん学校には連絡済み)、番組放送の後、学校から電話でこんなことを言われました

「学校の近くで娘さんのことを他の生徒に聞いている不審者がいる。朝ひとりで登校するのは危険なので、病気がしっかり治ってから登校しては?」

うーーーーーーん、それは暫く欠席しろとあうことかーーー。
学校としては心配してくれているのかもしれないけれど、まだいつ治るかわからないのに、そんなに欠席したら受験に響くよね…。そしてそういった事情は受験の際には考慮されないのです。。。

本人としては無理しなければ学校には行ける程度だったので欠席するほどでもなく、

「では遅刻して登校する際は、私(母)が学校まで付き添えば登校させても大丈夫ですか?」

と聞いてみたら「それならOKです!」とのお答えをいただいたので、手術まで暫くは朝は娘と一緒に電車に乗り、バスに乗り、帰宅してスモーキーの介護をして、お昼前から仕事に行くという生活をしました。

自分では意識していませんでしたが、この頃スモーキーのことと娘のことでかなり心身ともに疲れていたようで、体調がかなり優れなかったことを覚えています。
Instagramやってます。
Instagramで生き物や植物の画像、動画をアップしています。
こちらです。
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