さてここからは、乗ってきた路線沿いにのんびり歩いて戻りますよ!
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100mほど歩くと伊野駅前停留場が現れました、
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その名の通りJR伊野駅が見えます。
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この辺りは併用軌道の様でもあり、専用軌道の様でもあり・・・
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アスファルト舗装はされていなくても、砂利で埋められていて自動車が新入できそうな箇所もあります。
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この辺りはもう完全に専用軌道ですね。
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道路を挟んで反対側には土讃線が走っています。
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昨日とは打って変わって良いお天気になってきました♪
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両側に線路があると、
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見る物が多くて困ってしまいますねw
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枝川停留場まで来ました、長い木製ベンチが設置された良い佇まいの電停です。
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停留場側へ渡って、ベンチで一休み・・・
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ずっとほぼ直線だった道路と線路がここから緩やかなS字カーブを描いています、
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何だか良い雰囲気ですよ♪
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JR朝倉駅の前を通り過ぎました、
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ここから線路は併用軌道となります。
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ちなみに画像の右側にあるのは高知大学です。
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ここではりまや橋方面へと折り返す列車も多く、交換設備が設置されています。
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道の両側には古めの町家も見られますが、
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歯抜けになっているところも多いのがちょっと気になります・・・
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漫画家の窪之内英策さんの手によるよさこいラッピング車両がやってきました!
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派手で華やかな色使いが南国土佐らしくて素敵ですね。
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道幅の狭い併用軌道を、電車と自動車と自転車と歩行者が混然一体となっている風景。地元の人たちにとっては何の変哲もない日常風景なのでしょうが、路面電車好きの余所者はずっと眺めていたくなってしまいます♪
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また交換設備があります。昔は鴨部市場前という停留場だったそうですが、現在はここで電車に乗降する事はできません。
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この辺りは特に道幅が狭く、私は背後の塀に背中をへばり付けて電車と自動車をやり過ごしましたw

つづく・・・

はじめてのナローゲージ その4

 ここでレイアウト本体の工作は一旦止めて、
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こんなものを取り出しました。あおぞら電車さんのNナロー車両キットで、北海道の簡易軌道で使われていた自走客車風の車両が作れます。昨年の軽便鉄道模型祭で購入していたのですよ。
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ペーパー製の側面と、3Dプリンタ製の前面と屋根を組み合わせて車体を作ります。動力はロクハンのZショーティー用動力ユニットを、やはり3Dプリンタ製のパーツを使って延長した上で組み込みます。
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まだ継目を仕上げていませんが、ざっと組んでみるとこんな感じです。とても作りやすいキットで、車両制作に慣れていない私でも1日でこの状態まで組めました。
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継目を処理してから塗装して、1坪ナローレイアウト用の車両が完成です!塗装はツートンカラーにする事だけは決めていたのですが、色をなかなか決められずに悩んでいました・・・そんな時にネットで見かけた「シャアザク」を見て「これだ!」とw

 車両が完成したところでレイアウト本体の工作に戻ります、
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手作り感のある短い駅ホームを作りました。これは走らせる車両に高さなどを合わせて作らないとダメなので、先に車両を作っておく必要があったのですよ。この自走客車はドアが片面に1つしかないので、こんな短いホームでも足りてしまうという訳ですね。
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ホームを設置する辺りの建物側に、待合用のベンチを置きました。
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車両を走らせながら建築限界に注意しつつ、
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ホームを地面に固定しました。
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ベンチには待合客も座らせています。
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ついでに他の各所にも人形を配置しました。
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作業の合間に少しずつ作り進めていた杉の巨木もだいぶ良い感じになってきたので、
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ベースボードに植えました。
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月萩楼とは高さ的なバランスだけでなく、赤いトタン屋根と杉の濃い緑が良い対比にもなってくれたのではないかと。
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根元にはミニネイチャーで草を茂らせてからYSKの道祖神を置いてみました、こういう風景って既視感ありませんかね?
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車両類を置いて撮影してみました、良い雰囲気になってきた気がします♪

つづく・・・

15年ぶりの四国 30年ぶりの高知 その6

 11/7(火)、3日目の朝です。
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本日も暗いうちから高知駅へ。
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JRの改札口ではなく土電の停留場へ行き、
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やってきた桟橋通五丁目行きの列車に乗り込みます。
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はりまや橋で下車して、
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伊野線に乗り換え。
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この列車の終点となる鏡川橋の1つ手前、螢橋で下車。
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おや、犬が横断中w
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行き交う電車を眺めながら鏡川橋方面へと歩いていくと、
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歩道橋の近くで線路が分岐しています。実は昨日に車内から見かけて、ちょっと気になったので見にきたのですよ。
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その先は小規模な車庫?になっていました。現在は2線ですが、画像の右奥には切り離された石畳敷の廃線跡も残っています。ちょっと調べてみると、かつては螢橋までが複線区間だった時代があったので、ここで車両を折り返したり留置するための設備でもあった様です。
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螢橋に戻るとコカコーラ車両が!
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通勤時間帯に入って道路が混み始めました。
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そしてやってきたのは連接低床車両のハートラム2!
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乗り込んでみると、やっぱり車窓風景も低いですね。

 終点の伊野に到着、
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カッコイイなー♪
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列車が折り返していったので停留場を撮影。土蔵風の建物で、妻面には高知らしく水切り瓦も再現されています。
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その先は、商店の軒先でブツリと線路が終わっています。この唐突感が実に良い雰囲気ですね、こういうジオラマを作ってみたくなりました!
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ほー、昔は貨物電車が走っていたのか。
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道路を挟んで線路と反対側に並んでいる商店も良い感じです。
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伊野町のマンホール蓋。
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停留場の端辺りには本線から切り離された線路が残っており、
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急カーブして北側へと入っていきます。
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架線は撤去されていますが、架線柱は残っていますね。
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その先は駐車場になっていました、かつては伊野線の車庫があったそうです。
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本線の方へと戻りました。

はじめてのナローゲージ その3

 ここで秋葉原の中古ショップへ行き、
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ジオコレの「杉の巨木」を入手してきました。
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借り組みして予定地に立ててみるとこんな感じ。月萩楼が高さのある建物なので、同じくらい背の高い何かがあった方がバランスが良くなる気がしたのですよ。
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パーツ同士を接着して、枝がスカスカな感じがしたので追加しておきました。
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枝全体に濃い緑色のターフを付着させていきます。
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また仮置きしてみました、枝が緑色になっただけでもレイアウト全体の印象が変わりますね。
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杉を植える地面も作っていきます。
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さらにターフを着けました。俯瞰で眺める分にはまあまあ良い感じに見えますが、
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真横から見るとまだまだスカスカですね・・・

 杉の方は他の作業と並行しながら少しずつ作り込んでいくとして、
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今度は盆景用品の鳥居を取り出しました。元は盆景をやっていた祖父のもので、
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解体した初代レイアウトで使っていました。
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これを塗り直してから、
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ベースボードに鳥居の脚を埋め込む穴をあけて接着し、
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脚の周囲を埋め戻せば固定完了です。
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次に、プラ材と石垣のパターンシートで小さな石段を作りました。
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これを塗装して、
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鳥居をくぐった先の角地に固定します。
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石段の両側には紙粘土を盛って、法面を作りました。
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この様に、走る列車を鳥居越しに眺められるスポットにしたいのですよ。
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法面の紙粘土が乾いたら塗装しておきます。

 そして、そろそろ楽しい緑化作業を始めましょう。
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まずは線路周りを中心に、
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明るい色のカラーパウダーを撒いていきます。

15年ぶりの四国 30年ぶりの高知 その5

 運転席のすぐ後ろの席に陣取り、
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久々の土電を楽しむ私w
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軌道はセンターリザベーション区間に入り、知寄町三丁目で下車。で、歩き始めた途端に雨が土砂降りに!
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目的地の海老ノ丸ポンプ場に辿り着いた時には雨も上がっていたのですが、もうずぶ濡れになっていました・・・
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しかしマンホールカードはしっかりゲット!実物のカラーマンホール蓋ははりまや橋付近に設置されているそうなので、後日にでも見に行く事にしましょう。
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そこからさらに歩いて高須浄化センターへ。
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こちらでもマンホールカードを頂きました、
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館内にはカラーマンホール蓋の実物も展示されています。
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そして県立美術館通停留場へ、
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お、初代ハートラムだ!長期離脱中だと聞いていましたが、復活していたのですね♪
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鏡川橋止まりの列車に乗り込み、
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終点へ。
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ここから軌道は複線から単線になります。
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続行運転っぽくなっていますね。
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朝倉まで行く列車が来たので乗り込んで、
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またも終点へ。
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白線で囲まれているだけの停留場には、
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自動車も入ってきます。
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狭い併用軌道を走る路面電車。電車も後ろの軽トラックもこちらに向かって走ってきているのですが、この道は一方通行という訳ではなく対面通行なのですよ。では対向車はどうするのかというと・・・
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お互い譲り合いながら何とかすれ違うしかないのですw
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本日は路線の終点である伊野までは行かず、はりまや橋まで戻ってきました。
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ここで桟橋線に乗り換えて、
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終点の桟橋通5丁目へ。
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堤防の前が路面電車の停留場という、他では見られない独特の風景です。
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乗ってきた車両が折り返して去っていったので、お楽しみの見物タイムに入りましょう♪
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停留場は以前に訪れた時より立派になりましたね。
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この後ろの建物がまた良い佇まいなのです。
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本線と切り離された短い線路が残っています、モニュメント的なものでしょうか?
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また列車が入ってきましたが、これには乗らずに歩きます。
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はりまや橋方面へ少し北上すると、線路が分岐しています。
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その先は車庫ですよ!石畳軌道が良いですね♪
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すぐ近くの桟橋車庫前停留場から列車に乗り込んで、
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終点の高知駅へ。ようやくまともに高知駅を見られました、高知に着いたのは夜だし本日の出発は早朝でしたし。
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土佐勤王党三志士の像、銅像かと思いきや何と発泡スチロール製だとか。

 これにて旅の2日目は終了、スタートは大雨でしたが何とかミッションコンプリートしました!
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夜はカツオと、
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土佐の酒で締めましたとさ(土佐だけにw

はじめてのナローゲージ その2

 メインのストラクチャーが出来上がったので、地面の工作に入ります。
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まずは線路の周囲を厚紙で嵩上げしました。
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そして線路の内外にバラストを散らす様に撒き、木工用ボンド水溶液で固着させます。
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次に使うのがタミヤの情景テクスチャーペイント「砂・ライトサンド」です、
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これをアクリル溶剤で少し希釈してから全体に塗布しました。ちなみに中央の六角形にくぼんだ部分には、メインのストラクチャー「月萩楼」のベースがピッタリと収まります。
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情景テクスチャーペイントはペースト状の塗料なのでちょっとした凹凸などは埋める効果もありますが、今回は希釈しているので下地の継目が浮き出てしまっていますね・・・
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それでも何度か塗り重ねていくうちに自然な地面らしくなってきました。
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西日に当ててみると、良い感じの未舗装併用軌道に見えてきましたよ♪そう、今作は古い軽便鉄道の写真などでよく見られる、土に埋もれた未舗装の併用軌道にしようという訳です。
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地面の基礎工作が完了したので月萩楼をベースに固定、周囲との段差や隙間などを紙粘土で埋めておきます。
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紙粘土が乾いたらまた情景テクスチャーペイントを塗り重ねて、月萩楼の基礎周辺も自然な風合いになりました。
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次にレールの周囲を錆色に染めていきます。
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続いて線路と月萩楼の間に電柱を立てました、画像には写っていない側にも1本立っているので計3本です。
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そしてこんな物を買ってきました、梅桜堂の風見鶏ペーパーキットです。
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これを組み立てて月萩楼の屋根に設置しました。
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小さなアイテムですが存在感を発揮してくれており、屋根上が引き締まった感じがします!
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他にも周囲に小物類を適当に配置していきます。

15年ぶりの四国 30年ぶりの高知 その4

 御免方面に7駅戻って、
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夜須で降りました。
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上下列車の交換が可能な島式ホームの高架駅で、
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駅前には道の駅があります。
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津波避難タワー、沿線のあちこちに建っていました。
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駅を出ました、雨は弱くなっています。
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少し歩いて香南市役所の夜須庁舎へ行き、
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マンホールカードをゲット!モチーフは手結岬にある手結の夫婦岩だそうです。
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駅に戻ってくると、オープンデッキ付の9640-2Sがちょうど出発したところでした。
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駅を通り過ぎて、カラーマンホール蓋が設置されている夜須外港へ向かいます。
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え、何アレ!?いやネットで見た事あるぞ、可動橋だ!あれはここにあったのか、近くまで行ってみよう♪と思った途端に雨風が強くなりました、立っているのも大変なレベルです!
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という訳で残念ながらカラーマンホール蓋と可動橋は断念、駅前にあったカラーではないマンホールを撮影・・・
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駅に戻って、再び御免方面行きの列車に乗り込みました。

 4駅乗って、
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のいちに来ました。
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対向式ホームによる2面2線の、上下列車が交換可能な駅です。
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高架駅で、1階には香南市観光協会が入っています。
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ここでまたマンホールカードを頂きました、
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このパネルの子がモチーフでしょうか?
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駅を出ます、
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カラーマンホール蓋は駅前に設置されていました。
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別なカラーマンホール蓋もあります、こちらは結構くたびれていますね・・・
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また駅から少し歩いて香南市役所へ、雨が小降りになっていたので助かりました。
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ここでもマンホールカードをゲッツ!くたびれていた方のカラーマンホール蓋ですね、元はこんなにキレイなデザインだったのか・・・
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カラーではないのもあったので撮影、
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駅に戻ってまた御免方面へと向かいます。

 2駅乗って、
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後免町で降りました。
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ここまでの線路は比較的まっすぐでしたが、
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この先で北側を走る土讃線に合流するので大きくカーブしています。
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こんな詩が掲げられていました、やなせたかし先生は詩人でもありましたからねえ。
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駅を出ました、本日のごめん・なはり線の旅はこれにて終了。
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安芸線電化開通の記念碑がありました、電化されたけど結局廃止されちゃったんだよね・・・
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その先にあるローソン、
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の裏は駅?
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電車がやってきました、
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ここはとさでん交通の後免町停留場なのです。ここからはこちらに乗り換えて進みますよ!

はじめてのナローゲージ その1

 さて、どういう情景を作る事にしましょうか?ミニレイアウトにおける私の定番手法は、エンドレスの手前側と奥側の線路が同時に見えない様に、その間の風景を遮る様な何かを配置するというものです。まあ「馬鹿の一つ覚え」かもしれませんが今作もそれでいくとして、何を使って遮る事にしましょうかねえ・・・
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手持ちのストラクチャー類で何か使えそうな物が無いかと引っぱり出してみた中に、グリーンマックスの入母屋・切妻商家キットや土蔵キットのジャンクパーツがありました。これらを眺めているうちに、ふとアイデアが浮かんだのですよ!
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という訳で、2mm厚のプラ板を六角形に切り出しました。大きさは線路の内側に余裕を持って収まるサイズです。
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この上にジャンクパーツの壁面を立てて接着していき、
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六角形の建物を作っていきます。
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ちなみにこの看板建築風のパーツだけはグリーンマックスの製品ではなく、友人から頂いたナガノ「昭和建物シリーズ」の看板建築に含まれていたものです。
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1、2階部分が形になりました、塗装も済ませてしまいます。
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IORI工房の「GM製商家プラキット用建具セット」各種を買ってきました。
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これを組み立てて塗装し、
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3面ある店舗の入口に取り付けます。
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そしてこの上へ、さらに壁面を継ぎ足していきます。
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これを繰り返して背の高い建物を作り、エンドレスの中に配置する事で手前側と奥側の風景を遮ってやろうという訳です。
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これで内部構造的には5階建てになりました。
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補強と歪み対策を兼ねて、内側の各所には5mm角のプラ棒を多めに入れています。
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壁面が組み上がりました。
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厚紙製の仮屋根を乗せて完成イメージを確認してから、
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屋根の骨組みを作って野地板を貼り、
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プラ板とプラ角棒でトタン葺きっぽくしていきます。
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塗装してウェザリングを施し、
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ヒサシを取り付ければ建物自体は完成です!
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ベースボードに仮置きしてみるとこんな感じになりました、手前側と奥側の風景を遮るという目的は果たせているかと。
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最後に看板類を作って付けていきます。看板建築風の店舗は旅館と料亭を兼ねており、元々この建物はこの料亭旅館として建てられ、現在でも大半のスペースを所有・使用しているという設定です。「月萩楼」という名前は、ジャンクパーツを「ツギハギ」して作った楼閣なのでw
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一般的な商店風の店舗は大衆食堂に、店名は言うまでもなく「ロクハン」から。
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蔵造りの店舗は造り酒屋にしました、店名は建物を構成するパーツのメーカーである「グリーンマックス」から。軒下には杉玉を作って吊るしてみました、看板が少し傾いていますが後できちんと直しましたよ!
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お酒の大看板も貼りました、こちらも「グリーンマックス」のもじり。
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大吟醸は「創る楽しみいっぱい!」からw
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という訳で、今作のメインストラクチャーとなる「月萩楼」が完成しました!どことなく元遊郭っぽくもあり、怪しさ・妖しさみたいな雰囲気が漂っている様な、面白い佇まいの建物になってくれたと思います♪

15年ぶりの四国 30年ぶりの高知 その3

 11/6(月)になりました、旅の2日目です!
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阿波池田行き普通列車の始発に乗るべく、まだ暗いうちから駅へ。しかし強い雨が降っています、1日ずらして本日を旅の初日にした方が良かったかな?そうすれば往路が雨になるだけで、高知滞在中は1日目から晴れにできたかもしれないし・・・
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なんて考えながら駅に入ると、何と大雨の影響で始発列車は運休との事!やっぱり1日ずらしていれば・・・と思っていたら、土讃線は特急が運休で再開の見込みも立っていないそうですよ!?これでは1日ずらしていたら、下手をすれば高知に来れなかったかもしれない訳で・・・やっぱり前日に高知入りしておいて正解でしたねw
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2番列車はとりあえず時刻表通りに出発するとの事でホームへ。
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ホームで待っていると、運休と言っていた阿波池田行き普通列車は、終点を土佐山田に変更して運行するとの事!ラッキー♪
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という訳でやってきた列車に乗り込んで、
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5駅先の御免へ。
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跨線橋を渡って土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗り換えます。
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ホームの端には駅キャラクターの「ごめん えきお君」の像が立っているので近付きたいのですが、雨が激しすぎてホーム上屋の下から出られません!
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仕方なく列車に乗り込みます、上屋の下から出られないのでこの車両の前面も撮れませんでした・・・
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やがて列車が出発しました、明るくなってきたけど空の色がすごい!
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雨が強くなったり弱くなったりを繰り返しているうちに、
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海だ!
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途中駅で阪神タイガース応援列車と交換、前日に阪神が日本一を決めたので走らせているのかもしれませんね。
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そのまま海沿いを走り続け、
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最初の目的地である安芸に着きました。
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乗ってきた列車の顔もようやく拝めましたよ♪
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検車区もある、ごめん・なはり線の中心的な駅です。
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オープンデッキ付きの9640形だ!
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出札窓口に行き、
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鉄印ゲット!ここに来たのはこれが目的ですが、実は本日に来る予定ではなかったのですよ。大雨になってしまったので急遽プランを組み直して、この日はこうした「アイテム収集の日」にする事に変更した次第です。
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改札を出て駅の外へ。
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駅キャラクターの「あき うたこちゃん」の像を撮影、背後の木が何だか髪型みたいになっちゃいましたw
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こんなキャラもいる様です、高知県やなせたかし先生に頼りすぎ問題・・・
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ホームに戻って御免方面列車に乗り込みます。

 昨年の8月末ごろにこんなものを買ってきました。
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「ロクハン」製のレールと動力ユニットです。一応ざっくりと説明しておくと、ロクハンはZゲージ製品を生産・販売しているブランドです。Zゲージは縮尺1/220、軌間6.5mmの鉄道模型規格で、ロクハンというブランド名はその軌間6.5mmから名付けられたものでしょう。
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レールは半径95mmの曲線レールを2セット、全部繋げれば円形の線路が組めます。
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動力ユニットは短尺のボギー動力で、Bトレの様に短くディフォルメされたディスプレイモデル「Zショーティー」に組み込んで動力化するための製品です。

 ところで、これまで鉄道模型はNゲージしかやってこなかった私が、なぜ突然Zゲージ製品を買ってきたのかというと・・・まあ諸事情って奴で、ロクハン製品を使った何らかの作品を作る事になったのですよ。
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ちなみに私はロクハン製品を買うのは初めてですが、Zゲージ自体は以前に食玩として発売されていたアキアの「ZJゲージ」を持っています(友人からの頂き物ですが)。

 しかし、小さなNゲージよりさらに小さいZゲージの作品なんて作れる自信は正直ありません・・・そこで、レールと動力ユニットはロクハン製品を使いますが、縮尺は慣れ親しんだNゲージの1/150にすれば何とかなるのでは?つまりNナローです!
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という訳で、前作「群館アパートメント」でも使った、セリアのファブリックボードをベースボードにする「1坪100円レイアウト」のNナロー版を作ってみる事にしました。ナローゲージレイアウトの製作は初挑戦となりますが、Nゲージの豊富なレイアウト用品が使えるので、純粋なZゲージレイアウトを作るよりも難易度はかなり低いのではないかと。
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まずはセリアでファブリックボードと、
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一辺が30㎜の立方体木材を買ってきました。
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裏返したボードの四隅に立方体を接着して脚にします。
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そしてボードの側面と脚を水性ステインで染めてからニスを塗りました、これでベースボードの完成です!ここまでは群館アパートメントを作った時と全く同じ作業ですね。
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円形に組んだレールをベースボードに乗せてみました、半径95㎜の曲線レールにしたのは24㎝×24cmのファブリックボードに合わせたからです。
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道床の一部を切り欠いてレールの裏面に、KATOのコネクタ付きDC用延長コードをフィーダー線としてハンダ付けしました。
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レールをベースボードに固定しました。ファブリックボードのパネル面は薄板が使われており、レールの固定に釘を使うと板を貫通してしまうので接着剤で固定しています。
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道床に表現されている枕木の間隔は、見慣れたNゲージ用レールのものよりもかなり狭く感じますね。まあ縮尺が小さいのですから、当然といえば当然なのですが。
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しかしNナロー用の線路としては枕木の密度が高すぎる気がするので、1本おきに削り落としてしまいました。
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今度は枕木の間隔が広すぎると思われるかもしれませんが、今日の一般的な国内鉄道路線の狭軌や標準軌ならともかく、ナローゲージならこんなものではないでしょうか?この段階で動力ユニットを走らせて線路に問題が無い事を確認すれば、レールの敷設が完了です!

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