映画館でTHEE MOVIEをみてきた。ミッシェルのラストライブの映画。チバの追悼上映。
最前列の真ん中、ライブ的には特等席。
豊洲のフジ、仙台WASSE、2000年フジ、そして2003ラストライブ。全部、その場にいて、リアルタイムで体験した映像が流れてきた。一瞬であの頃に引き戻される。
上映中、泣くだろうなーと思ってたけど、案の定。
ブギーは前半のクライマックス。アベの表情のアップが映し出されて泣いた。あー、こんな表情であの時、弾いてたのかと思った。アベのラストライブは終始、悲壮感が漂う。ミッシェルの解散コンサート、1番悲しかったのは、アベだったんじゃないかなと、その後の人生含め、そう思う。ブギーが鳴り終わる前の世界と鳴り終わった後の世界は、違う世界に見える。「それでまた続いてくだろう」とチバが無常を歌う。ミッシェルが解散しても、世界は続いていくんだなと、ラストライブ当日、ぼんやり思った。少し魂が抜かれた感じがした。
チバのMCで、バイバイジェニー、バイバイダニーって、歌の中の登場人物に別れを告げるところがある。映画を観ながら心の中で、「バイバイ、チバ」って思ったら、泣けて仕方なかった。
映画の途中、若かりし頃のミッシェルが出てくる。世界の終わりのプロモーションビデオのスーツ姿。ラストライブの映像とのギャップにやられる。「彼らは昔若かった。ミッシェルは解散した。チバとアベはもういない。」という事実が悲しくて悲しくて嗚咽を噛み殺した。
そろそろ世界の終わりがくるなというところで座席を座り直し、姿勢を正す。普段、youtubeで観ても泣いてしまうことがある。チバは声が出なくなり、アベの弦は切れている、あれ。ミッシェルのすべてが終わっていく。ミッシェルが最後の世界の終わりを演奏すると同時に、自分の中の何かも最後を迎える。世界の終わりの名演はたくさんあるだろうが、やはりベストアクトは、ラストライブで決まりだろう。
ガールフレンドが最後、流れる。結局、一度も生で聴くことはできなかった。うろ覚えだが、たしか、札幌でしか演奏したことなかったはずだ。
チバがいなくなって本当に悲しい。かつての自分、かつての記憶、あの日の高揚感、あの日の思い出、私が私であったということ、そんなものすべてが失われていく。ミッシェルのライブは、すべて完璧だった。完璧なロックンロールだった。その事実が時間の流れと共に、いつか消えてしまう。そのことが、ただただ悲しい。
最前列の真ん中、ライブ的には特等席。
豊洲のフジ、仙台WASSE、2000年フジ、そして2003ラストライブ。全部、その場にいて、リアルタイムで体験した映像が流れてきた。一瞬であの頃に引き戻される。
上映中、泣くだろうなーと思ってたけど、案の定。
ブギーは前半のクライマックス。アベの表情のアップが映し出されて泣いた。あー、こんな表情であの時、弾いてたのかと思った。アベのラストライブは終始、悲壮感が漂う。ミッシェルの解散コンサート、1番悲しかったのは、アベだったんじゃないかなと、その後の人生含め、そう思う。ブギーが鳴り終わる前の世界と鳴り終わった後の世界は、違う世界に見える。「それでまた続いてくだろう」とチバが無常を歌う。ミッシェルが解散しても、世界は続いていくんだなと、ラストライブ当日、ぼんやり思った。少し魂が抜かれた感じがした。
チバのMCで、バイバイジェニー、バイバイダニーって、歌の中の登場人物に別れを告げるところがある。映画を観ながら心の中で、「バイバイ、チバ」って思ったら、泣けて仕方なかった。
映画の途中、若かりし頃のミッシェルが出てくる。世界の終わりのプロモーションビデオのスーツ姿。ラストライブの映像とのギャップにやられる。「彼らは昔若かった。ミッシェルは解散した。チバとアベはもういない。」という事実が悲しくて悲しくて嗚咽を噛み殺した。
そろそろ世界の終わりがくるなというところで座席を座り直し、姿勢を正す。普段、youtubeで観ても泣いてしまうことがある。チバは声が出なくなり、アベの弦は切れている、あれ。ミッシェルのすべてが終わっていく。ミッシェルが最後の世界の終わりを演奏すると同時に、自分の中の何かも最後を迎える。世界の終わりの名演はたくさんあるだろうが、やはりベストアクトは、ラストライブで決まりだろう。
ガールフレンドが最後、流れる。結局、一度も生で聴くことはできなかった。うろ覚えだが、たしか、札幌でしか演奏したことなかったはずだ。
チバがいなくなって本当に悲しい。かつての自分、かつての記憶、あの日の高揚感、あの日の思い出、私が私であったということ、そんなものすべてが失われていく。ミッシェルのライブは、すべて完璧だった。完璧なロックンロールだった。その事実が時間の流れと共に、いつか消えてしまう。そのことが、ただただ悲しい。