つかこうへい作・演出「飛龍伝2010-ラスト・プリンセス-」

60年代、日米安保条約反対に燃える全共闘は、11月26日の国会前での 最後の抗議運動に向けて、四十万の学生をまとめる委員長を決めあぐねていた。

白羽の矢が立ったのは、東大に首席で入学したばかりの財閥の一人娘・神林美智子(黒木メイサ)。

美智子のカリスマ性に導かれて志気を高める全共闘軍だが、美智子は婚約者・桂木(東幹久)がたてた作戦の為に、厭々身を任せた筈の機動隊隊長・山崎一平(徳重聡)に惹かれていく…。




☆以下の感想にはネタバレが含まれますのでご注意下さい。続きを読む

日曜劇場「JIN-仁-」#11

坂本龍馬がいなくなった。

仁や勝らの懸命の捜索にも関わらず、行方知れずとなった龍馬。
これも自分が歴史を歪めた結果なのか。
消えた龍馬は現代にタイムスリップしてしまったのか。

橘邸を離れ、友を失い、孤独に沈む仁に、佐分利は野風の乳ガン手術について再度検討してみる事をもちかける。
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日曜劇場「JIN-仁-」#10

身請けの決まった野風は、最後の診察をぜひにと仁に依頼する。
野風の最後の願いだからと彦三郎に懇願されて、断ることも出来ない。

身請け先の藩医・三隅とともに野風の検診にあった仁は、彼女の体に異変を感じる。
胸にあるしこりは…癌?

だが、未来(ミキ)は野風と、身請け先の男性との間の子孫ではないかと思っている仁は、それを言い出さずに「異常なし」との所見を告げる。

野風の身請けがご破算になれば、未来(ミキ)はこの世に生まれないかも知れない。
悪性の腫瘍とは限らない、乳腺炎の可能性だって高い。

そんな仁の態度に、咲は怒髪天を衝き…。
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日曜劇場「JIN-仁-」#09

写真の中の未来の姿が、薄くなっていく…。

咲や佐分利らが、仁の知識を積極的に取り入れて、医療道具の開発を進めていくというのに未来の病状は好転するどころか、悪くなる一方。

憂鬱な中でも、仁友堂での診察を続けていた仁は、町で火消しの大親分・新門辰五郎と出会う。

医者なんて火事の時には人を助ける事が出来ないとせせら笑う辰五郎に対して、仁は医者の意地を見せる事を約束した。

そしてある夜、仁と野風がまさに結ばれようとしたその時、江戸に大火に見舞われた。
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日曜劇場「JIN-仁-」#08

より薬効の強いペニシリンの制作に成功した仁だったが、これを精算するには莫大な金がかかる。
濱口に援助を依頼するも、仁自身の器量がはかれぬうちは金は出せないとすげなく断られる。

そんな折、吉原では恭太郎が秘かに入れあげていた女郎・初音が中絶の失敗から重い敗血症にかかっていた。
新しいペニシリンがあれば初音を助けることが出来るが、その為には400両もの資金が必要となる。

仁らは初音の馴染みだった人気役者の澤村田之助に援助を依頼するが…?
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日曜劇場「JIN-仁-」#07

医学所を辞めた仁は来し方行く末を考えあぐねていた。

この時代に骨を埋める覚悟もない。しかし帰り方もわからない。
折から、タイムスリップしてきた時に最初に現れたあの林で、仁は現代の十円玉を見つけていた。

平成二十二年。仁がいた時間には、ありえない年号の硬貨。
仁同様、未来から来た者が落としたのか、それとも硬貨だけがこぼれ落ちてきたのか…。

そんな折、黒米稲荷の看板娘・茜が顔にひどい火傷を負ってしまう。
若い娘の気持ちを思って、皮膚移植手術を行う仁だったが、化膿止めに絶対必要なペニシリンが、何者かの手によって工房ごと焼き尽くされてしまった…。
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都内在住。腐会社員。
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