2024年04月14日

人間なら誰でも直面する、老い、死

老後の人生
(嗚呼、迫りくる“老い”と“死”)
私は現在59歳、今年の6月に誕生日を迎えれば還暦となり、いよいよ60代に突入します。
かつての日本社会なら、60代になったらそれこそ“老人”という感じだったのかもしれません。
60歳定年制をとっている会社も多く、定年後は老後生活というイメージもあったでしょうし。
しかし、今は定年年齢を延ばしている会社も多く、国も法律を改正して就労期間を長くしています。
身の周りを見ても、今どきの60代というのは元気な人が多いという印象があります。
日本経済を活性化させる観点から考えると、60代の人にはまだまだ現役で頑張ってほしいものです。
もちろん、私自身も頑張るつもりです。

ただ、60代ともなると、多くの人は老いについての自覚はあるでしょうし、また、死についても意識するでしょう。
体のあちこちにガタがきているのを感じ、病院に行く機会が増えてきたら否が応でも老いや死をより強く意識するはずです。
それに伴いいろんな心配事が増えてくると、今のうちからいろんな準備をしておかなくっちゃと考えることも増えると思います。
私は現在独身一人暮らしなので、身近に住んでいる独身一人暮らしの弟との共同生活をしようかと二人で話し合っているところです。

人間、例外なく誰にでも平等にやってくるのがこの“老い”と“死”。
どういう時にそれを強く意識するか、いつから諸々の準備をするのか、といったことは人それぞれでしょうが、私自身は60代になったら自分の死に備えていろんな準備に取り掛かっておこうと思っています。
お金もそんなに持っているわけではないので、とにかく体や頭が動き働き続けることが可能なかぎりは働きたいですね。
あなたは今、どんな思いを持ちながら仕事人人生を送っていますか?

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2024年04月13日

他人の言葉を鵜呑みにするな、自分で現場・現物・現実を確認する努力を!

トヨタ式
(あなたが言っていること、それは本当ですか?。その情報はどこから?)
私の仕事人デビューは、自動車業界でした。
勤務先は部品を作っている会社でしたけど、カーメーカーの企業体質の影響が強かったせいもあり、新人時代からずっと、“現場・現物・現実”(三現主義)の重要性について教え込まれてきました。
加えて言うと、普段の仕事においては、“5S”(整理・整頓・清掃・清潔・躾)についても叩き込まれました。
このことが私の仕事人人生に与えた影響はかなり大きく、今振り返ってみると、仕事人として成長する上でいい影響を受けたなとつくづく思っています。

どういう時にそれを感じるかといえば、普段、ネットや他人との会話などからいろんな情報を得ることが多いのですが、私はすぐにそれを鵜呑みにすることはなく、できる範囲においては自分で現場・現物・現実を確認してからその情報の価値や真偽を自分自身の頭で考え判断しています。
そうすると、私は他人とは違う視点を持っていることにしばしば気付きます。
例えば、総理大臣がこんなことを言ったというニュースをメディアが報じた場合、メディアは自社の視点から総理大臣の発した言葉の一部を切り取りそれに自社の見方を付けますが、総理大臣が話したすべての内容を動画などで確認できると自分の視点でそれを理解することができます。
受け止め方は人それぞれでしょうが、大事なのは、他人の言葉を鵜呑みにしないで、あくまでも自分の視点を持って自分なりに理解することです。
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2024年04月06日

経営側の考えと現場側の考えが違うことはしばしばあるものだ

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(仕事は、現場視点も大事なれど経営視点も大事)
私の現在の仕事は今月(4月)になってから忙しくなりました。
年間を通じて一番忙しい時期です。
一現場担当者としては新たにスタッフを増やしてほしいぐらいです。
その一方で、今月から仕事で使う商品類の仕入れコストが大幅に上昇し、利益面でのマイナス圧力が強まっています。
こうなると、当然のことながら、経営側の視点でいえばコスト削減に焦点が当たることになります。
そして、人件費以外の仕入れや備品等のコスト削減に限界を感じたら、次はいよいよ人件費に着手となります。

人件費削減というのは、どこの業界でもどこの企業でもセンシティブな問題なので、手をつけやすいところから順次やっていくのがふつうです。
例えば、まずは残業代を削減し、影響の少ない手当類を削減し、正社員以外の非正規雇用のパートやアルバイトスタッフを削減し、といった感じ。
私の場合は、非正規雇用のパートスタッフなので削減対象になりやすい立場です。
で、現在の仕事ではどういう対応をしているかといえば、仕事の繁閑に応じてスタッフ(非正規雇用)の勤務時間を減らすということをやっています。
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2024年03月31日

終わったあなたに関心を持つ人は少ない、すぐ次を目指せ

映画『RAILWAYS』
(既に過去になったことをしみじみ思い続けている場合じゃありませんよ!)
3月31日、3月も今日で終わり、明日からは多くの会社、組織で新年度が始まります。
同じ仕事(仕事先)が続く人は気持ちに少し変化があるぐらいでしょうが、今月いっぱいで退職する人とか、人事異動でまったく違う仕事に就く人にとっては、気持ちに大きな変化があるでしょうし、いろんな思いも交錯するでしょう。
ただ、私の経験上言っておきたいのは、あなたが仕事を辞めたら、人事異動で他の仕事に就いたら、周囲の人たちの記憶の中からあなたのことはどんどん消えていくということです。
当のあなた自身は、長年関わってきた仕事には愛着があるのでいつまでも思い続けていたり、一緒に仕事をしてきた同僚たちに対する仲間意識でそれぞれの同僚を忘れ難いものがあるかもしれませんが、会社(組織)側や同僚たちは、辞める(離れる)あなたのことについては関心を持たなくなります。

それは当然のことです。
なぜならば、あなたは辞めた(離れた)時点で既に戦力外なのですから、他の人からすればあなたに関わっている時間などないのです。
辞めた後に、私的時間がたっぷり持てたあなたが、元勤務先の同僚たちと久しぶりに飲みたいと思って声を掛けてみたところで、相手が仕事等で忙しければ、当時どんな関係であったにしても断られる確率が高いでしょう。
以前にも言いましたが、会社(組織)の人間関係は利害関係が絡みます。
だから、今や仕事で関わりのないあなたは、相手からすれば付き合うメリットは何もないのです。
一緒に飲んで昔話に花を咲かせるのは、あなたは楽しいかもしれませんが、相手にとっては無駄な時間でしかないのです。

逆の立場になってみれば、あなた自身もこのことがよくわかるはずですし、おそらく、過去にそのことを経験していると思います。
そういう現実をわかっているのなら、自分が今の仕事を辞めたり、他の仕事に就く時にやることはただ一つです。
過去とはさっさと決別し(気持ちを切り替え)、次の目標に向かって突き進むことです。
できることなら、仕事を辞めるまでに、他の仕事に就く前に、次の目標に対する情報収集やその他の準備を着々と進めておいたほうがいいでしょう。
退職日にたくさんの花束をもらい、たくさんの慰労の言葉をもらったところで、それらはすべてすぐに枯れてしまうし、ほとんどの言葉は社交辞令に過ぎません。
幸いなことに、私はこれまで10数回も転職しているので気持ちの切り替えが早くできます。
さてさて、あなたはいかがですか?

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2024年03月30日

仕事に対する“常識”って人によって違うよね

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(あなたの常識は他人の非常識なのさ)
私が飲食の仕事に就いてかれこれ10年ほどが経ち、これまで、日本料理店、高級居酒屋、焼肉店、焼鳥店、社員食堂、学校給食、学生寮食堂、工事現場でのまかない食調理、等いろんな仕事先を経験してきました。
この経験のおかげで、現在の仕事(学生専用マンションの食堂での調理補助)はかなりスムーズにこなせています。
しかし、同じ職務(調理補助)に就いている他のスタッフを見ると私のレベルで仕事ができる人はいません。

中には、長年の専業主婦生活を経てほぼ初めての仕事経験という人もいて、「えっ、仕事人として常識のようなこんなことさえできないの!?」というレベルの人さえいます。
仕事のスピードが遅いとか、効率的な仕事ができないとか、そのレベルではなく、自分が担当している仕事の目的や自分がやるべきことがわかっていない状態で職場にいるという感じなのです。
だから、その人は上司はじめ誰かに細かく指示を受けないと動けないし、動かないのです。
例えば、飲食の仕事に就いてそこそこ経験のある人であれば、職場や仕事で使うものが汚れていたらきれいにするのは常識です。
でも、その常識をもったく持っていない人は、そもそも汚れを汚れと認識できないのできれいにするという次の行動もとれないわけです。
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2024年03月24日

時給で働く非正規労働者の辛いところは

給与明細
(自分が実際に非正規労働者をやってみると現実がよくわかる)
私は、現在非正規労働者の立場で飲食関係の仕事をしています。
現在の仕事先は勤め出して5年目になりますが、上司からはそれなりに仕事ぶりを評価してもらっています。
ただ、給料は時給制であり、入社以来時給がアップしたのは1回のみで金額は20円でした。
大企業の賃金アップが数万円で妥結したなどというニュースを聞くと、やはり、正規労働者と非正規労働者の間にはかなりの格差があるよなと現実の厳しさを実感します。
私もかつては大企業の正社員として働いたこともあるので実情はそれなりに知ってはいるわけですけども。

ところで、先程、上司から仕事ぶりを評価してもらっていると言いましたが、現場の上司は一存で時給を上げるわけにはいかないので、どうしているかといえば、私の労働時間を意図的に長くすることで私の収入を増やすようにしています。
つまり、全体の仕事量に対し私が担当する仕事時間が長いということです。
とはいえ、時給制だから大した金額にはなりませんけどね。
それはそれで収入増という面では嬉しい反面、長時間労働になるので精神的、肉体的にきつくなります。
若い頃なら体力があったので何とかなったかもしれませんが、今年還暦を迎える身としてはなかなかしんどいですね。
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2024年03月23日

仕事人よ、いろんな環境を経験してたくましくなれ!

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(初々しく仕事人デビューをする若い人たちに期待したいこと!)
時の流れというのは本当に早いもので、3月もあと一週間で終わりです。
3月は、年度の終了だったり、人事異動や卒業の時期だったりと節目の月でもあります。
仕事人の皆さん、あなたにとって今年度はどんな1年でしたか?
来年度を迎える心構え、準備はできていますか?
4月になったら、職場に新人が入ってくる会社、組織も多いと思います。
私の仕事先である学生専用マンションには、大学等への進学で地方から上京してくる学生さん、また海外から日本の大学に留学する学生さんがたくさん入居してくる予定です。

ところで、学校を卒業し、来月から仕事に就いて社会人としてのスタートを切る若い人たちは、今頃期待と不安の両方が入り混じった気持ちで時を過ごしているのではないでしょうか。
今年還暦に到達する私も、40年近く前の自分自身を振り返ってみると同じ気持ちでした。
長年仕事人をやっている人が同じようなことをよく言いますが、人生の時間が過ぎていくのは早いものです。
スタート地点では皆んなが平等でも、その後の仕事人人生の経験のし方によってそれぞれの格差が広がっていきます。
大企業に入社しようが、中小零細企業に入社しようが、正社員であろうが、非正規雇用であろうが、本人の思いと行動で自分なりの道を進んでいくことができます。
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2024年03月22日

とにかく目の前の仕事を頑張ること、それが仕事人の本分だ

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(一旦仕事に取り掛かったら、その仕事に集中すべきだ)
目の前の仕事に没頭していたり、目の前の仕事に追われていると、こんなことを言う他人がいるかもしれません。
「目の前の仕事だけでなく、もっと他のことにも関心を持って視野を広げたほうがいいよ」と。
これは一見もっともらしく、説得力があるように思えますが、私のこれまでの人生経験も踏まえて言わせてもらうと(私の考え方が絶対正しいというわけではありませんが)、仕事人なら、まずは、とにかく目の前の仕事を頑張って成果を出すことに集中すべきです。
それでこそ、その人はこの分野の専門家だと見なされ他人に頼られるようになるのです。

私は、毎朝の日課として、ネットでヤフーが提供するニュース一覧にざっと目を通していますが、それは視野を広げるためというより、世間のニュースをいちおう情報として知っておきたいというレベルのものです。
正直言って、それらのニュースに関心を持って深掘りしてみたところで、自分の目の前の仕事に直接関係するような事柄でないかぎり、それによって得た知識は将来においてもあまり役立たないでしょう。
昨今のニュースとして、例えば、自民党安倍派の裏金問題、日経平均株価の過去最高4万円超え、JAXAのH3ロケット試験機2号機の打上げ成功等々ありますが、これらの出来事はあなたが現在関わっている仕事に何か影響しますか?
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2024年03月20日

人間関係は、相手に“有益”と思われたら勝ち、“有害”と思われたら負け

【クントゥグンジュ】全体風景1
(あなたの人間関係、うまくいっていますか?)
人間関係というのはなかなか難しいもので、これで悩む人は世の中にたくさんいるでしょう。
身近なところでは、自分が生まれた時から始まる家族間での人間関係、親族間での人間関係、学校に入ったら学校生活での人間関係、仕事に就いたら仕事上の人間関係、住んでいる地域での人間関係、活動に参加している趣味や所属団体での人間関係など、私たちを取り巻く人間関係は多岐にわたります。
誰でもが自分が関わる人間関係は良好であってほしいと願うものでしょうが、何せ、人間関係というのは相手があることなので相手次第で良好な関係が築けることもあるし、逆に築けないこともあります。

良好な人間関係を築くにおいては、例えば、相手が助けを求めてきたら可能なかぎり助けてあげるとか、自分がされて嫌なことは相手にもしないとか、相手がやろうとしていることを邪魔しないとか、いろいろポイントがあるでしょうが、私が思うに、相手と良好な関係を構築する上で一番重要なことは、相手に自分が有益な人物であると思われること、かなと。
相手が「この人と付き合ったら得をする(将来役に立ちそうだ)」と思うならこれはしめたものです。
逆に言えば、相手に自分が有害な人物であると思われてしまったら終わりだということです。
「いや、私はあなたにとって有益な人物ですよ!」といくら自己主張してみたところで、人間関係では相手の心象(相手がどう思うか)のほうが大事なんです。
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2024年03月17日

名刺はたんなる情報だと思え

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(名刺に囚われてしまっていませんか?)
組織に長く所属し、肩書なんかついてしまうと、それが仕事人としての自分の実力だと勘違いする人がいます。
特に、大きな組織であればあるほど、肩書が高ければ高いほど、それを受け取った相手がへりくだった態度を見せることもあるので、そうすると何だか自分のほうが上のような気になってしまうというのはよくありがちです。
TVドラマのシーンではありませんが、高級クラブのママなんかが「すごいところにお勤めなんですね!」などとお世辞の一つも言おうものなら、クラブ素人のサラリーマンなんざぁ舞い上がってしまうことでしょう(笑)。

こういう生き方で定年まで勤めた人の中には、プライドだけはずっと高いままで、再びどこかの組織に属し、何かしらの偉そうな肩書きを欲しがったりします。
そして、その組織、その肩書きが印字された名刺を持ちたがります。
実は私もかつてはそんなタイプの人間でした。
若い頃、大企業を退職して無職生活をしていた時、他人に会う際に一個人として対面する覚悟がなく、適当な名刺を作って持ち歩いていたことがあります。
相手が名刺を差し出した時にこちらが名刺を出せないことを恥ずかしく感じていたからです。
それだけ組織の看板というのは個人の生き方に影響を与えていたんでしょうね。
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2024年03月16日

身近にフォロー力のある人がいるかいないかは仕事の成果に影響する

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(あなたの身近にはフォロー力のある人はいますか?)
私はどちらかいえば一人で仕事をするのを好むタイプですが、仕事をする上では、特に組織においては誰かの力を借りないと仕事を完遂できないし、成果も出せません。
これは私にかぎらず、個人技で勝負している職人のような仕事人だっていえることです。
つまり、人は一人だけでは仕事ができないということです。
で、仕事をするからには、誰だっていい仕事をしていい成果を出したいと思うでしょう。
そして、仕事の成果が誰かの役に立ち、誰かに認められ評価されて賞賛でもされようものなら、仕事人冥利に尽きると感じ嬉しいものです。

そこでポイントになるのが(いい仕事をしていい成果を出すにおいて)、身近にフォロー力のある人がいるかいないかということです。
これは仕事人としてのこれまでの経験も踏まえて言うのですが、身近にフォロー力のある人がいるかいないかは仕事の成果に大きく影響します。
ざっくりとした言い方になってしまいますが、フォロー力のある人が身近にいれば、いい仕事ができいい成果も出せますが、逆にフォロー力のない人しか身近にいない場合は、いい仕事ができず思ったほどの成果をあげられない場合が多いような気がします。
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2024年03月10日

他人が勝手に与えた情報は99.9%役に立たない

自宅の机
(本当に欲しい情報は、他人を期待して待っていてはいけない!)
SNSで私がいろんな投稿をすると、「この人にはこんな情報が役立つかも」と思ったのか、コメントで何かしらの情報を提供する人がいます。
しかし、残念ながらそれらのほとんどは私にとっては役立ちません。
そもそも、SNSのような多数の人が見れる場所に、こう言っては言い方が悪いかもしれませんが本当に真面目な投稿はしないものです。
おそらく、多くの人はネタ程度に投稿しているのではないでしょうか。
自分の仕事に直接影響する(大きく影響する)ような内容の投稿はしないはずです。

仕事関連ではなくても、例えば、自分が何かの重い病気にかかっていたとして、自分の病気についてSNSで詳しく書いて治療に関するアドバイスやら情報を求める人がいるでしょうか。
そういう人がいないとは言い切れませんが、私だったら、まずは自分が行った病院の主治医に相談すると思います。
主治医は自分の手に負えないと思えば他の病院や専門医を紹介するはずです。
まずはそういうステップを踏みます。
それでもどうしてもダメな場合の時に、それこそ藁をもつかむ思いでネットを使って情報収集したりするかもしれませんけどね。
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2024年03月09日

いろんな制約を乗り越えて成果を出すのが仕事人!

さらりーまん野戦学
(どんな仕事にも制約はある、それを乗り越えてこそ仕事人として成長していける!)
世の中にはいろんなタイプの仕事人がいるものですが、一番情けないのが、アレがないコレがないといつも不満ばかり、そして「だからできない(のは当然だ)」と最初から仕事を投げてしまうタイプの仕事人です。
予算がない、人材がいない、権限がない、上の人に能力がない、、、組織内などではよく聞こえてくる不満です。
この不満を口にしている人たちというのは、結局のところ、それを口実にして仕事をしたくないということです。
かく言う私も実はかつてはよくこの言葉を口にしていました。
要するに、目の前の仕事から、プレッシャーから逃げたいんですよね。

今でもその傾向はあるので偉そうなことは言えませんが、ただ、長年いろんな仕事経験を積んできてつくづく思うのは、なんだかんだ言っても、“いろんな制約を乗り越えて成果を出すのが仕事人!”だよなということです。
仕事は、どんな仕事をする上でもいろんな制約があるのは当たり前です。
十分な予算、十分な人材、十分な権限、十分な能力、、、そんなものが最初からあるわけがありません。
仕事できっちり成果を出す人というのは、どんな環境下においても、その環境ではどんな制約があるのか理解し、その上で知恵・行動力でもってそれらの制約を何とか乗り越えているのです。
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2024年03月03日

今後ますます深刻化するであろう老人漂流社会の現実

老人漂流社会
(老人問題が自分自身に突き付けられている)
10年前にNHKで放送された『終の住処はどこに 老人漂流社会』という番組は反響を呼んだようですが、私が思うに、この問題、つまり、老人にとって息苦しい社会というのは今後ますます深刻化していくだろうなと。
なぜかといえば、国際競争の中で日本の地位、特に経済はこれから低下傾向に向かっていくと予想されるからです。
日本経済がおかしくなると何がまずいかといえば、お金が回らなくなるので総体的に個人の稼ぎが減ることになり、それは、稼ぐ力のない老人にとっては生活維持が困難な環境になることを意味するからです。

日本社会の大問題として少子高齢化が叫ばれて久しいのではありますが、少子化については、若者にとってはそれほど深刻な問題ではありません。
もちろん問題ではあるのですが、それは老人問題に比べれば影響は小さいということです。
日本経済が停滞して就職・転職活動が難しいとか、給料が増えないという問題が発生しても、若手労働者は少子化社会にあっては優位に立てるし、給料がそれなりにもらえるだけ生活はしていけます。
しかし、老人人口が増えれば増えるほど、労働力としてそれほど期待されない老人は仕事を見つけるのにも苦労するでしょうし、また、もらえる給料に対しては贅沢は言えなくなります。
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2024年03月02日

ビジネス目的なら、動く、動かせる人と付き合え

フレッシュ!ザ・頭 002
(あなたの人脈作り、間違っていませんか?)
仕事人なら誰しもが自分の仕事においては、自分に利を与えてくれる人と付き合いたいと思うでしょう。
特に、自分が何かお願いしたい事がある時に、実際に動いてその願いを叶えてくれる相手はありがたい存在です。
組織などにおいては、こういう人はキーパーソンとも呼ばれています。
仕事をしていくにおいては、あまたいる仕事人の中からこのキーパーソンを見つけ出し、その人物にうまくアプローチして良好な人間関係を築いていくことはとても重要なことです。
かつて、『下町ロケット』(池井戸潤原作)という人気のTVドラマがありましたが、そのことがよくわかるストーリーでしたね。

組織で働いたことのある人ならわかると思いますが、組織というところは自分の意のままにならないことがたくさんあります。
自分の思い通りに仕事ができないことでストレスがたまるのを多くの仕事人は何度も経験しているはずです。
ただ、そういうストレスを抱えるのが嫌で自分の仕事の負担を減らすことばかり考える人もいれば、ある種の使命感を感じて自分の任務を遂行しようと全力を尽くす人もいます。
当然、どちらの仕事人のほうが仕事ができるかは一目瞭然だし、仕事を依頼するなら、チームを組むなら仕事ができる人を選ぶほうが賢明です。
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2024年02月25日

仕事人人生、何が起きるかわからない。最悪のケースを想定しておこう!

消防車
(備えあれば患いなし)
昨年(2023年)の暮れ、12月25日、その出来事は起きました。
地元の飲食店街で火災が発生しました。
消防車等が48台も出動し、消火に7時間もかかり、出火元の飲食店は全焼の上隣接する建物などあわせて4棟が焼けるという大規模な火災でした。
不幸中の幸いは、ちょっとした軽症者が出た以外の人的被害がなかったことです。
出火場所と出火元の飲食店に関する情報を最初に耳にした時、もしやと不安が脳裏をかすめ、そして、出火元の飲食店名が明らかになった時はとても残念に思いました。

なぜならば、そのお店は私がかつて数ヶ月働いたことのあるお店だったからです。
店主含めスタッフはいい人ばかりで、私にとっては良い思い出が多く残るお店でした。
コロナの影響を受けて営業的には苦しい時期もあったようですが、新しい業態のお店も新規出店したばかりで、これからお店を発展させていこうと意気込んでいた時期でした。
そんな矢先に起きてしまった火災事故。
店主や関係者にとっては苦悩の日々が続いていることでしょう。
とはいえ、起きてしまったものはしょうがないので、後は前を向いて一歩一歩進んでいくしかありません。

話変わりますが、今年に入ったら、職場の責任者がいきなり緊急入院となって年始から今日に至るまでずっと療養生活を続けています。
きっとご本人は予期していなかった出来事に辛い日々を送っているのではと想像します。
こういった出来事に比べたら小さなことではありますが、私自身のことでいえば、比較的最近の出来事として、歯の炎症が見つかったり、仕事で腰を痛めてしまうということがありました。
もちろん私が予期していなかったことです。
まぁ、こんないろんなことが次から次へと起こってみると、「仕事人人生、何が起きるかわからないもんだなぁ」とつくづく思います。
そう思うにつけ、考えられる範囲内においては、常に最悪のケースを想定し備えをしておかなければならないなと思う今日この頃であります。

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2024年02月24日

他人のあおり言葉には要注意!

人を動かす
(他人にあおられる時は用心深くいこう!)
今から約10年前、調理専門学校に通って調理の勉強をしていた頃、周囲の友人や知人たちからけっこう言われたことがあります。
「ついに飲食店を開業するんだね!」、「お前はこれまで散々飲み食いし豊富な経験を積んできているから、飲食店やったら成功するのは間違いないね!」、「お前がお店をオープンしたから必ず行くから!」などなど。
当時、学校卒業後の将来構想として飲食店開業も一つの選択肢に入れていたので、こういった友人や知人たちのあおり言葉によってその気になったこともありました。

一方で、たくさんのいろんなお店で飲み食いしてきたからこそ、また飲食店開業についてあれこれ勉強したからこそ、生き残るための飲食店経営がいかに難しいかをわかっていました。
そして、その後コロナが日本中に蔓延して飲食業界が大打撃を受けた時は、安易に飲食店開業に踏み切らなくてよかったとつくづく思ったものです。
私が働いた創業70年を超える老舗の日本料理店でさえもコロナによる客離れによって閉店に追い込まれました。
今でも飲食店開業は仕事人人生の選択肢の一つとして持っていますが、それはあくまでも選択肢の中に入っているというだけで、実際やると決めて踏み出す時はかなり慎重に計画を練り上げるでしょう。
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2024年02月23日

まったく秀逸ですな、『無理をさせ、無理をするなと無理を言う』

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(無理のし過ぎはよくないと思うけど、仕事人なら多少の無理はすべし)
第一生命保険が毎年募集しその中から秀逸な作品を発表している「サラリーマン川柳」。
たまにしか見ないのではありますが、それでも、過去の作品で「こりゃ秀逸だわ〜!」と今でも記憶に残り続けているのが次の一句です。
無理をさせ、無理をするなと無理を言う
頑張っている人、苦労している人、辛そうな人などを見ると誰でもがつい口にしてしまいがちですよね。
「あんまり無理するなよ」と。
私も他人に対し何度この言葉を掛けたかわかりません。

しかし、現在59歳の私がこれまでの仕事人人生を振り返ってつくづく思うのは、仕事人というのは必ず無理を承知で自分の仕事をする時があるんですよね。
私は40代の時にそんな無理がたたって大病を経験したことがありますが、それでも、その後も仕事においては無理をする時があります。
そのような自身の経験も踏まえて、先程紹介した川柳が仕事人の本音に刺さる秀逸な作品だと思うわけです。
仕事をするにおいては、環境とか事情とかが無理を強いるというのもあるので、そういう時は気合とか根性のような精神論バリバリで乗り切るしかないのです。
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2024年02月18日

稼ぐには、金持ち企業・人を狙え、追加サービスを売り込め

『神社人』設立記念パーティ3(宴会風景)
(稼ぎたいのに稼げない、その理由について考えたことはありますか?)
かつて、ある中小企業で働いていた頃、営業マネージャーの会議で社長がよく言っていたのは、「お前たちは既存顧客だけの対応で手いっぱいになっていて拡販活動ができていない。売上を伸ばすには、現状を変え、お金を持っている企業を探して売り込み(新規開拓)をすることが大事だぞ。そのためにはどうすべきか知恵を出し、工夫して動け」と。
また、かつて勤めた外資系メーカーでは、外国人のトップが経営幹部の会議でこんなことを言っていました。
「顧客に製品単体だけを売っていては稼げない(利益は増えない)。製品を売った後のメンテナンスサービスも一緒に売ったほうが稼ぎは増えるのでその戦術でビジネスを展開するように」と。

こういうトップの考え方というか指示命令はまったくその通りでしょう。
営業にとって新規開拓はとても大事な活動ですが、売り込み先を間違えてお金のない企業や人ばかりにアプローチしていては労多くして益なしの状態にしかなりません。
事実、私が勤務先で購買の仕事をしていた時に会社が業績不振だった際は、いろんな会社の営業マンが売り込みに来る度に、口では「検討させていただきます」と言いながら本音のところではほとんど買う気もなく適当に対応している感じでした。
しかし、営業マンによってはこの言葉を真に受け(脈がありそうだと勘違いして)その後もコンタクトしてきた人もいましたが、残念ながら相手の成果に結び付くことはありませんでした。
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2024年02月16日

何歳になっても叱ってくれる人がいるのはありがたいことだ

叱ってちょーだい
(叱られたら、なぜ叱られたのか考えてみよう)
自宅の書棚にあった以前読んだ本を先日から再読しています。
『叱ってちょーだい』(リクナビNEXT編集部、KKベストセラーズ、2006年発行)
内容は、20代、30代の若い仕事人たちの悩みに対し、有名人の先輩仕事人たちが喝を入れ、アドバイスをするというものです。
それぞれの悩みを読みながら、そういや、私も若い頃は似たような悩みがあったなぁとか、先輩仕事人たちの言葉を読みながら、そうだよなぁ私もそう思うよ、などと共感したりしています。
まぁ、長い仕事人人生においては、新人時代から始まり、いろんな経験を経ているうちに思いもどんどん変わっていくものなので、自分が悩んでいた当事者から悩んでいる人に喝を入れ、アドバイスをする側になるのは自然な流れかもしれませんね。

ところで、私は、何歳になっても叱ってくれる人がいるのはありがたいことだと思っています。
私は今年の誕生日を迎えれば60歳になりますが、職場では上司や同僚から叱られることがよくあります。
主には年長の上司からですが。
年長でなくても、仮に私より若い上司であっても、理不尽な叱られ方でなければ、自分の至らない点を指摘してくれたのだと受け止めるようにしています。
叱るというのは、感情にまかせて怒るというのは違って、ある意味相手のことを思ってやる行為でもありますからね。
だから、たんに怒鳴られたりするより納得できるところがあるんです。
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