税リーグニュース

Jリーグの嘘と暴挙を暴くブログ。

Jリーグ観戦者調査報告書2011

     -18 19‐22  23-29 30-39  40-49  50-  平均年齢
2000 12.6% 11.2%  26.0%  27.5%  14.3%  8.2%  不明
2001 12.0% 11.4%  26.2%  28.9%  13.2%  8.3%  不明
2002 10.8% 13.0%  26.7%  26.9%   13.7%   8.8%  不明
2003 10.9%.  9.0%  20.8%  32.1%   17.8%   9.4%  不明
2004.  8.0%  7.3%  19.2%  34.1%   19.9% 11.5%  34.7歳
2005.  8.0%  6.7%  17.5%  33.9%   21.2% 12.8%  35.4歳
2006.  7.4%  7.1%  16.3%  33.7%  21.8% 13.7%  35.9歳
2007.  6.3%  7.1%  15.9%  33.0%  23.6% 14.2%  36.5歳
2008.  5.9%  6.8%  14.3%  31.3%  25.5% 16.2%  37.4歳
2009.  6.8%  6.8%  14.8%  29.8%  24.9% 16.9%  37.3歳
2010.  5.9%  6.1%  14.1%  29.4%  26.3% 18.3%  38.2歳
2011.  6.9%  5.7%  13.1%  27.5%  26.7% 20.0%  38.6歳

J1  延べ観客数 観戦頻度  実人数
2004 5,271,793 ÷ *9.5 = 554,925
2005 6,484,800 ÷ 10.2 = 635,764
2006 6,271,555 ÷ 10.8 = 580,699
2007 6,449,230 ÷ 11.8 = 546,545
2008 6,595,584 ÷ 12.0 = 549,632
2009 6,446,633 ÷ 12.3 = 524,116
2010 6,210,464 ÷ 12.2 = 509,054

J2  延べ観客数 観戦頻度  実人数    J1+J2
2004 1,904,172 ÷ 13.5 = 141,049    695,974
2005 1,975,340 ÷ 14.9 = 132,573    768,337
2006 1,998,648 ÷ 13.4 = 149,152    729,851
2007 2,034,543 ÷ 11.8 = 172,418    719,360
2008 2,227,570 ÷ 13.0 = 171,351    723,133
2009 2,903,607 ÷ 14.2 = 204,479    728,595
2010 2,290,082 ÷ 11.6 = 197,420    706,474

延べ観客者数=リーグ戦+ナビスコカップ

Jリーグ観戦者調査報告書(Jリーグ公式)

Jリーグ観戦者の平均年齢は毎年0.5〜0.6歳程度増加、
サポーターの数はピークから6万人以上の減少。
J1だけならピークから12万人以上の減少。

J2は2005年の12チームから2010年の19チームへの増加に伴い、
サポーターも増加傾向。しかしJ1の人気低下がそれ以上に進んでいる。

ナビスコカップ決勝 観客動員

2002年 56,054人
2003年 51,758人
2004年 53,236人
2005年 45,039人
2006年 44,704人
2007年 41,569人
2008年 44,723人
2009年 44,308人
2010年 39,767人

不人気すなぁ

FC東京×浦和の観客動員数が過去最低

2002  36,151
2003  30,066
2004  41,469
2005  40,113
2006  40,113
2006  41,528
2007  38,439
2008  37,154
2009  40,701
2010  29,959

さいたまダービー(浦和主催試合) 2年連続最低更新

2005 07月09日 50,437人
2006 04月30日 54,774人
2007 09月03日 49,810人
2008 04月21日 50,997人
2009 10月25日 43,746人
2010 07月31日 40,326人

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    <'-.,   ̄ ̄     _,,,..-‐、 〉ニニ|       今回 まだ その時と場所の
   /"''-ニ,‐l   l`__ニ-‐'''""` /ニ二|       指定まではしていない
   | ===、!  `=====、  l =lべ=|
.   | `ー゚‐'/   `ー‐゚―'   l.=lへ|~|       そのことを
    |`ー‐/    `ー――  H<,〉|=|       どうか諸君らも
    |  /    、          l|__ノー|       思い出していただきたい
.   | /`ー ~ ′   \   .|ヾ.ニ|ヽ
    |l 下王l王l王l王lヲ|   | ヾ_,| \     つまり・・・・
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当面はTwitterで活動していきます。

W杯人気激減

サッカー人気の激減に伴い、世間のW杯への関心も薄れている模様。
「世界が〜世界が〜」と馬鹿なサッカーファンやマスゴミが煽っても、
人間自分の身の周りの出来事に優る、関心事はないわけだ。
今どきW杯に熱狂してる奴らは、よほど世間との関わりが薄いんだろう。

 ■2010 FIFAワールドカップに関心がある人(「非常に関心がある」
  10.1%+「やや関心がある」24.8%)は34.9%
 ■優勝チームの予測では「ブラジル」が18.9%でトップ。
  「日本」の優勝をあげる人は1.3%
 ■ワールドカップから連想する企業の上位2位は
  「コカコーラ」、「キリンビール」

 【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
 【調査時期】2010年05月01日〜05月05日
 【回答者数】13,051名
 【調査機関】マイボイスコム株式会社

 ・内容
 あなたは、2010FIFAワールドカップにどの程度関心をお持ちですか
 ■2010年
 非常に関心がある    10.1%
 やや関心がある     24.8%
 あまり関心が無い    29.5%
 まったく関心が無い   35.6%
 ■2006年
 非常に関心がある    21.4%
 やや関心がある     35.8%
 あまり関心が無い    23.4%
 まったく関心が無い   19.4%
 ■2002年
 非常に関心がある    21.0%
 やや関心がある     38.2%
 あまり関心が無い    26.1%
 まったく関心が無い   14.7%

 あなたは2010FIFAワールドカップの試合をどのように観戦しますか
 ■2010年
 テレビ観戦    53.5%
 観戦しないと思う 43.6%
 ■2006年
 テレビ観戦    70.2%
 観戦しないと思う 27.4%

 2010 FIFAワールドカップ��錣亡悗垢襯▲鵐院璽板敢此�MyEL)

比較的若い人間の多い、インターネット調査ですらこの結果だから
普通に対面調査で行った場合は、もっと悲惨な数字が出ると思われる。
4年後のブラジルW杯などは、地球の裏側で行われるのだから、
日本代表の試合すら見られないかも知れない。いや出場も危ういか。

桜サポ

24日の韓国戦、テレビ朝日が美女サポーターにインタビューの巻

*すぽるとの間違いでした

桜サポ2


新井恵理那

ミス青山学院大学 新井恵理那さん(シフトワークス)


やらせ乙www

情報提供:J(笑)さん

スポンサー撤退フラグ



Jリーグの公式スポンサーが、またも撤退を検討している模様。
創業以来のスポンサーで、『Jリーグチップス』でお馴染みの
カルビーが今年度の同商品の発売を見合わせた。
サッカー人気の低下に伴う販売不振が原因と思われる。

毎年販売しておりました『Jリーグチップス』ですが、
今年度 (2010年)は発売いたしません。
発売をお待ちいただいていたお客様には
ご期待にそえず大変申し訳ございません。
今後もカルビー及びカルビー商品をよろしくお願い申し上げます。

Jリーグチップス(カルビー)

ポテトチップス市場は量販各社のプライベート・ブランド商品が出回り
熾烈な価格競争などによって、大手メーカーの採算が悪化していた。
中身は普通のポテトチップスと変わらないのに内容量は少なく、
さらに誰も知らない選手のカードが同封されているせいで割高な
Jリーグチップスを購入するのは罰ゲームとしか言いようがない。

ちなみにJリーグチップスが発売中止となったのは3度目である。
1度目は97年、2度目は99年、今回は11年ぶりの発売中止となる。
過去の2回は人気低下が顕著であり、観客動員も低下していた。
今回は観客動員が史上最高を更新しているにも関わらずの発禁。

テレビの視聴率も取れない、関連商品も売れないとあっては
いくらリーグ大本営やアホーターが、観客動員数のグラフを盾に
人気の増加を強く主張しても、インチキだと見抜くのは容易い。
タダ券と信者のチケット買占めを根拠に人気を騙っているわけだ。

2010年末にはリーグスポンサー契約の満了が待ち構えている。
この時期のJリーグチップス発売中止は、ある意味カルビーの
スポンサー撤退を示唆していると見てもいいだろう。
Jリーグに残された道は、契約更新料の大幅な値下げを飲むか
詐欺まがいの怪しい企業を呼び込むしかないだろう。

校庭芝生化はサッカー界のオナニー

10年ほど前から全国の小中学校にて、校庭の芝生化が進められており、
Jリーグでも百年構想の一環として、この動きを強く推進している。
サッカーは芝生上の方がパフォーマンスが向上するスポーツであり、
全国の校庭で芝生化が進めば、そのまま競技の普及に繋がるからだ。

Jリーグでは、スポーツを通じて豊かな社会を創造することを
目指す「Jリーグ百年構想」の理念の下、グラウンドや校庭、
園庭の芝生化を応援し、全国各地で成果を挙げています。
日本全国に芝生の校庭を持つ学校は、1,500校以上にまでなりました。

Jリーグ百年構想

既に全国で1500もの小中学校にて、校庭に芝生が敷設されたらしい。
その財源にはスポーツ振興くじ、つまりtotoやBIGなど投票券の
売り上げの一部が充てられ、名目上はスポーツ振興の為に使われている。

しかし校庭の芝生化によって、運動の契機を作る事が出来ても、
それ自体がスポーツをする目的となり得る訳ではないので
いくらスポーツ予算を投じて芝生化を進めても振興策にならない。
恩恵をフルに受けられる競技は一部のスポーツに限られている。

<芝生上でプレーする五輪競技>
サッカー、テニス、ゴルフ、7人制ラグビー

<芝生と関係のない五輪競技>
水泳、陸上、ボート、ホッケー、ボクシング、バレーボール
体操、バスケットボール、レスリング、ヨット、ハンドボール
ウェイトリフティング、自転車、卓球、フェンシング、柔道
射撃、カヌー、アーチェリー、バドミントン、テコンドー、
トライアストロン、近代五種、馬術、冬季五輪競技全て


五輪競技を例にとって見ると、ほとんどの競技が校庭芝生化による
恩恵を受けられないことがわかる。室内競技や冬季競技にとって
芝生化なんぞは糞の役にも立たないわけだ。ゴルフも校庭では
行われないし、テニスもクレーコートで行えばまず問題はない。
ほぼサッカーとラグビーの為だけに芝生化されていると言っていい。

つまり校庭を芝生化しても、スポーツ振興には殆ど寄与しない。
それどころか、芝生化によって養生期間を設けなければならず、
校庭そのものが使えなくなってしまった不具合も発生している。

芝生の養生期間や補修期間等で1年の1/3は校庭そのものの
利用ができず、利用可能日も芝生保護のため芝生のあちこちに
保護シートや立入り禁止の杭等が置かれ、その少年野球チームは
全部員がその小学校の児童で構成されているにもかかわらず、
昨年1年間まったく校庭で練習することが出来なかったそうです。
校庭芝生化と少年野球・続報。(Mスポ)


         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ

あ・・・ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは校庭芝生化で日本のスポーツが発展すると
 思ったら校庭自体が養生期間で使えなくなっていた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが(ry


つまり校庭芝生化はサッカー団体等の自己満足に過ぎない。
それどころか野球など他のスポーツの足を引っ張っている。


東京都では平成28年度までに、都内の全公立小中学校の校庭芝生化を
目指しているが、平成22年4月現在の達成率はわずか8%程度という。
芝生の管理はそのまま地域住民の負担となるため、反対の声も根強い。
いかに住民の声を無視して始められたオナニー施策かがよくわかる。

「芝生の維持管理は大変」「芝生が育つ間、授業はどうするのか」
「野球ができなくなる」といったさまざまな意見が出るという。
行政から補助金が出るとはいえ、芝刈りなどの基本管理は
保護者や少年野球チーム、町内会の助太刀が不可欠。

隣の芝生は青くない? 校庭芝生化に黄色信号(産経新聞)

校庭芝生化によって野球が出来なくなるというのに、
その管理を少年野球チームに丸投げする鬼畜っぷり。
最も芝生化を推進し、恩恵を受けるのはサッカー団体なのだから、
競技者やJリーグのサポーターが管理を請け負うべきではないか。

校庭の芝生化はスポーツ推進に直接繋がらないばかりか、地域住民の
手間を煩わせること請け合いなので、さっさと止めるべきであろう。
そんな予算があるなら、備品の購入やスポーツ傷害保険の掛け金に
充てた方が、遥かに有意義な使い方と言えるのではないだろうか?

順調に沈没中

2010年Jリーグが例年通りひっそりと、誰にも気付かれずに開幕した。
Jリーグは同じサポーターが繰り返し観戦しに来ているだけなので、
一般人から見ても、普通のサッカーファンから見ても空気である。
元日本代表でW杯でゴールを決めたあの人も開幕を知らなかったらしい。

俺達が明日開幕するJリーグの話をして盛り上がってると・・・
「明日何かあるんですかはてなマーク」って言ってきたこの男!!
4連覇を狙う鹿島アントラーズのOB鈴木隆行。しかし、いくら
アメリカでプレーしてるからってJの開幕くらい知ってろっつうの

知らない・・・(水内猛のオフサイドぎりぎり!)

Jリーグは見世物、レジャーとしては完全に下り坂の様相にある。
華々しく開幕した17年前のブームは過去の遺物と成り果て、
今は開幕戦だろうと優勝決定戦だろうと、一般市民からシカトされ
内輪の盛り上がりに終始する、宗教団体のイベントの如くである。

歴代開幕戦平均観客動員数
      J1     J2
2002  19,610  *5,622
2003  20,758  13,516
2004  25,231  10,948
2005  25,050  *8,889
2006  19,465  *9,397
2007  23,700  *8,856
2008  24,850  *7,525
2009  21,478  *9,320
2010  19,126  *6,084

試合記録(Jリーグ)

開幕平均観客動員数はJ2は2002年以来、8年ぶりの低調っぷり、
J1に至っては、公式データに載っている記録の中では一番酷い。
2002年と2003年の開幕戦は、ジェフ市原が6000人、5000人の
低動員をやってのけたが、それらの年にも及ばない糞っぷり。

サッカーJリーグ「FC東京対横浜Fマリノス」(TBS)3.9%
「鹿島対浦和」(NHK)4.9%
元木由記雄すし1000皿!(上田昭夫のひとりごと)

11.2% 13:59-16:00 スペシャルな午後・クイズ雑学王!
*9.8% 15:25-17:25 土曜ワイド山村美紗サスペンス赤い霊柩車8燃える棺
*9.1% 17:30-18:50 報道特集NEXT
*8.9% 17:30-17:55 ANNスーパーJチャンネル
*8.6% 16:00-16:54 第23回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
*8.4% 17:00-17:30 所さんの目がテン!
*7.8% 17:30-18:00 FNNスーパーニュース
*7.3% 17:30-18:00 NNN Newsリアルタイム・サタデー
*6.6% 15:00-16:55 エンタの神様未公開ネタ大連発SP!!
*6.6% 16:00-16:55 今日から役に立つ!住宅バラエティー教えて草野さん!
*6.5% 17:00-17:25 旅の香り
*5.7% 17:00-17:30 よゐこ部
*5.5% 13:15-15:20 土曜スペシャル・夢の見つけ方教えたる
*5.0% 14:00-14:55 サタデーバリューフィーバーアバター劇場おしえてくん
*4.9% 15:55-18:00 Jリーグ・鹿島アントラーズ×浦和レッズ
*3.9% 14:00-15:56 Jリーグ2010・FC東京×横浜Fマリノス

*3.4% 14:00-15:00 土曜スタジオパーク
*3.2% 15:05-15:50 それいけ!民謡うた祭り


テレビ視聴率も大惨敗!中継された2試合ともに消費税率未満。
同時間帯に放送された番組に比べても、特段に低い数字である。
見ていても明らかにレベルが低くてつまらないし、代表戦と違って
知名度のある選手も皆無なので視聴率が稼げないのは当然だろう。

Jリーグは既にマスの人気は存在しない。バレーボールやラグビーの
国内リーグ同様に、一部競技者やマニア層にしか受けていない状態だ。
おそらくテレビ視聴者も限られた固定層しか存在していないため、
開幕戦であろうと何だろうと、低視聴率が関の山となっている。

テレビ視聴率を上げる、マスコミ受けを良くするには何といっても
知名度のある選手で埋めることが必要だ。日本代表がつまらない
試合内容でも、10%超の視聴率を底堅くキープしているのは、
やはりオールスターチームである事に起因しているわけだ。

Jリーグは「理念」を盾に、アスペルガーも真っ青の暴走っぷりで
チーム数を増やし続けてきた。当然、理念に共感出来ないファンは
離れて行き、現在は単なるサッカーオタクの巣窟となっている。
そろそろ考えを改めて、10チーム程度で再起動してみてはどうか。

スポーツ全部が税リーグ化

バンクーバー五輪の日本選手団は、金メダルなしという結果に終わった。
かつてお家芸だったジャンプや複合がルール改正で詰んでしまったので
致し方ない面もあるんだが、それにしても国内のウィンタースポーツの
置かれている環境は困窮を極めており、国による支援が必要とのこと。

 4年後のソチ五輪を見据え「スポーツの重要性を国が分かってくれるかに
 かかっている。国の力を借りて競技団体と連携を図ることが競技力向上に
 繋がっていく。今回のメダルを上回る活躍をしないといけない」と話した。

 メダル5個に「頑張った」 橋本団長が大会を総括(中国新聞)

こう言ったのはバンクーバー五輪日本選手団の橋本聖子団長である。
夏冬合わせて7回もの五輪出場は、女子としては世界最多らしい。
今回は国母和宏の謝罪会見に同席したりで、選手よりも目立っていた。
何だかんだで昔から目立つのが得意で、よくテレビで扱われている。

獲得したメダルはアルベールビル冬季大会の銅メダル1個なんだが、
札幌五輪の金メダリスト、笠谷幸生を副団長に差し置いての団長就任。
また知名度を生かして、現役中に自民比例区から参議院議員になった。
おそらく歴代でも日本一要領のいいアマチュア・アスリートだろう。

皆が皆、橋本聖子のように頭脳的なアスリートなら問題はないのだが、
大概は頭の中まで筋肉が詰まっている脳筋なので無理な話である。
とりわけウインタースポーツは年の1/4程度しか活動できないので
アピールポイントが限られている。従って手厚い支援が必要なのだ。

 田畑真紀選手(35)、穂積雅子選手(23)が所属する富山市の
 「ダイチ」は、社員約40人の中小企業。厳しい経営環境の中、
 社長の田中洋一郎さん(46)らが自らの給与を削って
 2人を支援してきた。田中さんは「こんな小さな会社でも
 メダリストを送り出せた。誇りに思う」と目を潤ませた。
 銀メダル田畑、穂積の所属企業 社長が涙(毎日新聞)

 同病院は、昨春信州大を卒業し、進路が未定だった小平を
 一般職員として雇い、長期出張扱いで競技に打ち込める
 環境を整えた。相沢孝夫院長は「地元の選手が困っていると
 聞いて支援を決めた。これほど活躍するとは」と驚いていた。

 進路未定の小平奈緒に救いの手をのべたのは病院だった(スポニチ)

スピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した3選手も
タニマチの皆さんに支えられて、競技を継続することが出来た模様。
はっきり言って採算度外視というか、馬主の感覚や道楽というか、
雇用主は選手に対して、見返りは求めていなかったように感じる。

対して税金を使って強化するという事になったら、当然何かしらの
責任問題が発生するわけで、五輪で惨敗して帰ってきた選手には
罵詈雑言を浴びせられるような状況を覚悟して貰わないといけない。
果たして橋本聖子団長は腹を据えて支援を要求しているのだろうか。

 バンクーバー冬季五輪で極端な成績不振となったロシアの
 ムトコ・スポーツ観光青年相は二日、批判噴出を受けて
 辞任する意向を表明した。インタファクス通信が伝えた。
 ムトコ氏は同日未明、バンクーバーからロシアに帰国。
 到着した空港で記者団に「私は穏やかに辞める」と明言した。

 ロシアスポーツ相が辞意 五輪不振、批判に反論も(東京新聞)

金メダル3個という旧ソ連時代を含めても最低の成績に終わった
ロシアはスポーツ担当相が更迭される騒動に発展してしまった。
片や金メダルゼロに終わった日本では、誰かが引責辞任をした
というニュースは聞こえて来ない。それどころか橋本団長などは
不振の要因を国の支援不足に摩り替えて責任逃れをしている。

税金を投入するのなら、結果によって生じた責任を誰かが被るような
仕組みを作らないといけない。だが現実は五輪で惨敗してもJOCの
竹田会長の地位が追われることもないし、サッカーW杯で惨敗しても
日本協会の川淵会長は批判を物ともせず、厚顔無恥に続投したわけだ。

 鈴木寛文部科学副大臣は4日の記者会見で、政権交代後の
 スポーツ行政の方向性を示す「スポーツ立国戦略」を策定する
 方針を明らかにした。今後、スポーツ選手や有識者からの
 ヒアリングなどを実施し、夏ごろにまとめたい考え。
 戦略には、スポーツ振興での国の役割を定めた「スポーツ基本法」
 の在り方や、関係省庁の担当部局を一元化した「スポーツ庁」の
 設置などが盛り込まれる見通し。鈴木氏は「日本をスポーツ立国に
 するための施策の全体像を決めたい」と述べた。

 「スポーツ庁」設置など「スポーツ立国戦略」を策定へ(MSN産経)

そんな中で民主党政権がスポーツ庁の設置を検討しているという。
おそらく多くの競技団体や、スポーツ関係の国会議員の要望から
生まれた議案だろうが、彼らに「責任」の2文字が頭にあるだろうか。
悪戯に税金を食いつぶして、利権を得たいだけではないのか。

無闇に税金を投じても、払う側が一方的にリスクを背負い込むことに
なるわけで、それはJリーグへの散財などによって既に証明されている。
「健康増進」「地域の活性化」「感動を与えられる」といった抽象的な
謳い文句に騙されて、多くの自治体が税金を食い潰されてきた。

またスポーツは究極の成果主義であるが故に、国が関わる事によって
デメリットも発生するわけだ。五輪の獲得メダル数によって閣僚が
辞任し、また政権が揺らぐといった事態は先進国として好ましくない。
スポーツはあくまで娯楽であるべきで、生活に関わるものではない。

そもそもアスリートは、趣味が高じて競技生活を続けているわけだ。
スポーツで一流を目指す事も、漫画家や歌手の一流を目指す事と
大差は無いわけで、その努力を国が担保する義理はないだろう。
誰であろうと夢を追うには、リスクを背負わねばならないのである。

サッカーに使う金を他競技に回そう

バンクーバー五輪の盛り上がりに乗じて、長野五輪の金メダリストの
清水宏保氏が「スポーツにもっと税金を使え」という旨のコラムを寄稿。
長年の競技人生の中で感じた疑問を、率直に記しているようではあるが、
スケート競技が好調な韓国を例に出しながら、「日本も金メダリストに
生涯保証を遣しやがれ」と、ほのめかしているように見えなくも無い。

 例えばお隣の韓国はスポーツ先進国になった。国威発揚という
 特殊な事情があるにせよ、お金の使い方が違う。日本には
 国立スポーツ科学センターがある。韓国にも同じような施設がある。
 韓国ではそこに選手が集められ、招集された時点で、日当が出る。
 日本では利用するのに料金が発生する。韓国ではもしメダルを取れば、
 ほぼ生涯が保証されるのに対し、日本の報奨金は多いとは言えない。

 スポーツ後進国 日本(朝日新聞)

「隣の芝生は青い」という事だろうか。日本のメダリストの報奨金が
少ないという事は前々から言われているのだが、無い袖は振れない。
もし中国や韓国のように、メダリストへの生涯保証を求めるのなら
日本のスポーツプログラムそのものを改変しなければならないだろう。

まず中国や韓国は、勝てる競技に勝てる人員だけを配置してくる。
韓国は12競技で46選手だが、冬季五輪の招致を目指している為、
これでも頑張っている方で、トリノ五輪は9競技しか派遣していない。
日本はバンクーバー五輪でアイスホッケー以外の全14競技94選手を
派遣しているが、そり競技で失格した馬鹿など無駄な人員も多い。

メダル数と選手数のおさらい
2010年バンクーバー         2008年北京
中国 金3銀1銅1 10競技94人  中国 金51銀21銅28 28競技639人
韓国 金5銀4銅1 12競技46人  韓国 金13銀10銅08 25競技267人
日本 金0銀1銅2 14競技94人  日本 金09銀06銅11 28競技332人

2006年トリノ              2004年アテネ
中国 金2銀4銅5 09競技76人  中国 金32銀17銅14 26競技407人
韓国 金6銀3銅2 09競技41人  韓国 金09銀12銅09 25競技264人
日本 金1銀0銅0 14競技110人  日本 金16銀09銅02 27競技312人

2002年ソルトレークシティ      2000年シドニー
中国 金2銀2銅4 07競技66人  中国 金28銀16銅15 28競技271人
韓国 金2銀2銅0 08競技48人  韓国 金08銀10銅10 26競技281人
日本 金0銀1銅1 14競技103人  日本 金05銀08銅05 28競技266人

こうして見ると、いかに日本選手団の効率が悪いか一目瞭然である。
無駄な選手、コーチ、役員が多すぎて報奨金が減るのは必然だ。
更にバンクーバー五輪では、選手数より役員数が上回っているわけだ。
何とアルペンスキーでは、2選手に対して6人の役員を派遣している。

 バンクーバー五輪では、JOCの役員、メンバーが大挙して
 現地入りしている。予算は限られている。そのため、選手を
 手塩にかけて育てたコーチや、トレーナーがはじき出され、
 選手に快適な環境を提供できていない。お金の使い方が逆だろう。


清水氏もこのようにキレているのだが、サッカーの代表チームに
クラブのコーチが帯同出来ないのと同じで、致し方ない面もある。
またJOCが各競技団体からの上納金で運営されているため、
競技団体推薦の役員派遣を、無下に断れない事情もあるようだ。

もちろん競技団体は競技者による登録料などで運営されている。
日本の場合、この市民競技者がネックとなり、アスリートの足を
引っ張っている面がある。花形競技のプロアスリートはともかく
アマチュアアスリートが練習場を独占することは難しいのである。

まず中国や韓国には「市民スポーツ」という概念自体が存在しない。
全てのスポーツ資本がアスリート育成の為に投入されていると
言って良い状態で、ドロップアウトした時点で競技者では無くなる。
日本は市民競技者と競技場を奪い合っているような状況である。

かつて日本は企業が練習場を整備して、アスリートを育成する
手段を取っていたが、合理化の波に追われて立ち行かなくなった。
その代替策として提唱されていたのが、Jリーグが提唱する
地域密着型総合スポーツクラブだったが、現状全く機能していない。

 「1人1ドルスポーツの予算をつければ、医療費が3.12ドル安くなる」
 という統計を見たことがある。ヨーロッパではスポーツ省のある
 国が多い。スポーツを文化としてとらえる発想が根付いているからだ。


清水氏も羨む地域密着型スポーツクラブとは、西欧諸国を手本とした
市民が気軽に参加可能な形態で、インフラ整備に膨大な資本が必要だ。
ドイツなどではスポーツを福祉と捉え、大量の税金が投入されている。
その財源は消費税によって賄われ、実質的に市民が財源を負担する。
日本でそのような形態が受け入れられるかといえば、甚だ疑問である。

Jリーグは顕著に西欧型のスポーツ形態を模倣しているので、
サポーターはクラブに税金が投入される事を恥と思わないわけだ。
むしろもっと負担しろという声も聞こえてくるのだが、それに伴う
自己負担の話になると、彼らは急に黙りこくってしまう。西欧型の
スポーツ形態を維持するには、西欧のように高率の消費税が必要だ。

 仕分けでは「総合型スポーツクラブ育成推進事業はいらない」など
 厳しい意見のほか、サッカーくじ(toto)の助成事業と重なる
 地域スポーツ振興事業の整理見直しを求める意見が出た。

 事業仕分け、スポーツ予算もバッサリ(朝日新聞)

昨年11月に行われた事業仕分けでも、民主党委員の仕分け人に
「総合型スポーツクラブは必要なし」との判断を下されてしまった。
少子高齢化などで福祉予算が幾らあっても足りない状況なのに
スポーツに現を抜かすという思想は、馬鹿に見られても仕方が無い。

清水宏保氏も、中国・韓国のようなアスリート選抜方式の旧東欧型を
羨んだと思ったら、即座に西欧型を羨むというダブルスタンダード。
良いとこ取りが出来るわけがないのに、とんだご都合主義である。
日本のスポーツ界に出来る事は、薄く広く満遍なく競技者を育成する
現行方式から、勝てる競技のみに力を注ぐ「事業仕分け」のみである。

お先真っ暗のサッカー競技は、真っ先に仕分け対象になるべきだろう。
とりわけ拡張を続けるJリーグは、各地方自治体のスポーツ予算を
シロアリのように食い潰しているわけだ。サッカーの競技人口は
国内で指折りだが、勝てないスポーツは競技者のオナニーでしかない。

しかしサッカー協会は、集金組織としては非常に有能な団体である。
多数の競技者による登録料に加え、日本代表事業による収入は
他のマイナー競技団体には到底真似の出来ない領域であろう。
さらにサッカーくじによる助成金の分配で、大きな顔が出来る。

JOCの理事には、サッカー協会は異例の2枠が与えられており
いかにJOCに多額の上納金を納入されているか説明に難くない。
当面はこうした政治力を発揮して、日本のスポーツ界の中で
サッカーの地位は守られていくだろう。だが実力が伴わなければ
ファンも離れていくだろうし、政治力も次第に低下すると思われる。

もちろんマイナー競技団体も、口を開けてエサを待ってはいけない。
情勢の厳しい冬季競技は、ショートトラックやカーリングなどの
公営ギャンブル化で、インフラ確保やレベルの向上に努めるべきだ。
サッカーくじによって下地は確立されたので、後は動くのみである。
清水氏を筆頭とした競技者たちも、置かれた環境に文句を言うより、
自らの手で稼ぎ出す方法を考えて、実行してみてはいかがだろう。

あきらめろ、もう試合終了だ

ショボイ試合運びで、関係各所から酷評されまくりの岡田ジャパン。
もはや解任も秒読みとなって来たが、いかんせん後任者がいない。
戦術の引き出しも枯渇しているようで、既に金属疲労を起こしている。
オシムの代打で2年間引っ張ってきたが、そろそろ引き際の様相だ。

ここまで格下相手に2試合連続でスコアレスドローに終わり、
得点力不足は顕著。サポーターにブーイングを浴びていたが、
岡田監督は練習前のミーティングで6日の中国戦の映像を見せ
「素晴らしい試合をしている」と改めて方向性の正しさを伝えたという。

2連勝での逆転Vへ練習再開(MSN産経)


lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll /      ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii  試 も あ .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|  合 う き  |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  終  ら  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  了  .め  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|  だ  ろ  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
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                  廴ミノ
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                 y':;:;:;:/⌒i!
                ?:;:;:;:;};:;:/;},
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   (  .ミi!} l、         .」:;:;:丿
  クュ二二`Lっ)        `==='


格下の中国相手にホームゲームで引き分けて「素晴らしい試合」とは、
皮肉にしか聞こえないのだが、おそらくチームが自信を失っているので
無理にでもポジティブに表現しているのだろう。もはや洗脳状態である
そもそも中国代表は5バックだったので、優勢な試合運びは当然だ。

さらに今回の東アジア選手権に参加している中国代表は、
2014年W杯を見越した若手中心で構成されている。
セルティック所属の鄭智や、シャルケ04所属の蒿俊闵も外れており、
さらに元プレミアリーガーの李鉄、孫継海、董方卓らも外れている。
つまりベネズエラ戦に続いて、中国戦でも2軍と引き分けたのだ。

中国代表スタメン 平均年齢 24.4歳
GK Yang Zhi / 6 June 1983 (age 26)
DF Du Wei / 9 February 1982 (age 27)
DF Sun Xiang / 15 January 1982 (age 28)
DF Zhao Peng / 20 June 1983 (age 26)
DF Rong Hao / 7 April 1984 (age 25)
DF Zhang Linpeng / 9 May 1989 (age 20)
MF Zhao Xuri / 3 December 1985 (age 24)
MF Deng Zhuoxiang / 24 October 1988 (age 21)
MF Yang Hao / 19 August 1983 (age 26)
MF Jiang Ning / 1 September 1986 (age 23)
FW Gao Lin / 14 February 1986 (age 23)
China PR national football team(wikipedia)

日本代表スタメン 平均年齢 27.6歳
GK Seigo Narazaki / 15 April 1976 (age 33)
DF Yuji Nakazawa / 25 February 1978 (age 31)
DF Marcus Tulio Tanaka / 24 April 1981 (age 28)
DF Yuto Nagatomo / 12 September 1986 (age 23)
DF Atsuto Uchida / 27 March 1988 (age 21)
MF Yasuhito Endō / 28 January 1980 (age 30)
MF Junichi Inamoto / 18 September 1979 (age 30)
MF Kengo Nakamura / 31 October 1980 (age 29)
MF Yoshito Okubo / 9 June 1982 (age 27)
FW Keiji Tamada / 11 April 1980 (age 29)
FW Shinji Okazaki / 16 April 1986 (age 23)

Japan national football team(wikipedia)

中国代表は平均年齢で3.2歳も下、子供扱いされている内田篤人より
若い選手が2人もスタメン出場しており、ベンチには18歳の選手もいる。
さらにチームの発足から9ヶ月しか経っておらず、習熟度も低いと言える。
発足2年で39試合目の岡田ジャパンが勝てなかったという意義は大きい。

こうした日本代表のダメっぷりを受けて、客足も急速に遠のいている。
それどころか日本協会は観客動員の水増し発表を行っている模様。
テレビで確認したところ、ベネズエラ戦、中国戦ともに2万人前後の
収容であったにも関わらず、公式発表では2〜3割増しとなっている。

日本代表 0 - 0 中国代表 (19:15/味スタ/25,964人)
okadajapan


日本代表 0 - 0 ベネズエラ代表 (19:10/九石ド/27,009人)
okadajapan2

人気の面ではW杯が近づくにつれて回復の兆しもあるだろうが、
祭りの後はサッカーをテレビで見る機会もグンと減ると思われる。
日本からの放映権収入、スポンサー収入が途絶えてしまえば
東アジア連盟の運営も立ち行かなくなるので、今大会が最後の
選手権となる可能性も高い。サッカーの人気は落ちる一方だ。

爺リーグニュース2010

平均年齢は依然として高値安定傾向

Jリーグ観戦者調査報告書の最新版が、公式サイトにアップされていた。
全クラブのホームゲーム各1試合にアンケート用紙を約500枚配布し、
計16,052票の回収結果を、それぞれ項目別に分けて統計している。
当ブログにとって、クラブ経営状況資料と同様に重要なデータである。

中でも特に重要なのは、観戦者の平均年齢と年間観戦頻度の推移だ。
統計データ公表以来、一貫して上がり続けていたファンの平均年齢が
今年は下げ止まったらしい。僅かに平均0.1歳のみ前年より下落した。
しかし依然として高止まりを呈しており、予断を許さない状況である。

Jリーグは2009年の観戦者調査の結果を発表し、スタジアム観戦した
ファンの平均年齢が37・3歳で08年に比べて0・1歳下がった。
本格的に調査を始めた01年以降、平均年齢が下がったのは初めて。

Jスタジアム観戦平均年齢初めて下がる(スポーツ報知)

     -18 19‐22  23-29 30-39  40-49  50-  平均年齢
2000 12.6% 11.2%  26.0%  27.5%  14.3%  8.2%  不明
2001 12.0% 11.4%  26.2%  28.9%  13.2%  8.3%  不明
2002 10.8% 13.0%  26.7%  26.9%   13.7%   8.8%  不明
2003 10.9%.  9.0%  20.8%  32.1%   17.8%   9.4%  不明
2004.  8.0%  7.3%  19.2%  34.1%   19.9% 11.5%  34.7歳
2005.  8.0%  6.7%  17.5%  33.9%   21.2% 12.8%  35.4歳
2006.  7.4%  7.1%  16.3%  33.7%  21.8% 13.7%  35.9歳
2007.  6.3%  7.1%  15.9%  33.0%  23.6% 14.2%  36.5歳
2008.  5.9%  6.8%  14.3%  31.3%  25.5% 16.2%  37.4歳
2009.  6.8%  6.8%  14.8%  29.8%  24.9% 16.9%  37.3歳


統計当初より50歳以上の観戦者年齢層の比率が倍増し、
一方で18歳以下の若者の比率がおおよそ半減している。
日本社会そのものに少子高齢化が進行しているとはいえ、
「若者のJリーグ離れ」の傾向がはっきり見て取れる。

J1平均観戦頻度は増加の一途

一方で平均観戦頻度に目を移すと、J1・J2ともに増加傾向にあった。
これは1年間にファン1人あたりの観戦回数をまとめたデータであり、
Jリーグはリピーターの根強い支持によって支えられていることが
年々顕著になっている。*カッコ内はリーグのホームゲーム試合数。

     J1      J2
2004  *9.5(15)  13.5(22)
2005  10.2(17)  14.9(22)
2006  10.8(17)  13.4(24)
2007  11.8(17)  11.8(24)
2008  12.0(17)  13.0(21)


J2は試合数の変化や、新規参入によって増加傾向が緩徐だが
J1のリピーターが占める割合は年々増加の一途を辿っている。
ナビスコカップを含めたJ1の総観客数とJ2の延べ観客数を
それぞれの観戦頻度で割って、実人数の推移を計測してみた。

J1  延べ観客数  頻度   実人数
2004 5,271,793 ÷ *9.5 = 554,925
2005 6,484,800 ÷ 10.2 = 635,764
2006 6,271,555 ÷ 10.8 = 580,699
2007 6,453,920 ÷ 11.8 = 546,942
2008 6,621,393 ÷ 12.0 = 551,782

J2  延べ観客数  頻度   実人数    J1+J2
2004 1,904,172 ÷ 13.5 = 141,049    695,974
2005 1,975,340 ÷ 14.9 = 132,573    768,337
2006 1,998,648 ÷ 13.4 = 149,152    729,851
2007 2,034,543 ÷ 11.8 = 172,418    719,360
2008 2,227,570 ÷ 13.0 = 171,351    723,133


J1の実際にスタジアムへ足を運んだ人数は
2004年比でも減少傾向にあることがわかった。

リーグの大本営発表で、いくら観客動員数が増加したと言っても
ファン人口は増えていないので、TV視聴率なども伸びないわけだ

また一人頭の観戦頻度が増えても、グッズ支出は変わらないので
リーグの懐へ入る商品化権料も、やはり動員数に比例していない。
例えば、一人のサポーターが観戦回数を2倍に増やしても、
レプリカやタオルマフラーが売れる数は変わらないといった具合だ。

     大本営発表数  実人数  商品化権料
2004年 7,175,965人  695,974   682
2005年 8,539,178人  768,337   668
2006年 8,363,963人  729,851   723
2007年 8,590,510人  719,360   680
2008年 9,130,030人  723,133   613


08年に、Jリーグは史上最多の900万人動員を達成したとされたが
その年度の商品化権料は例年に比べて低い水準に留まっている。
ちなみに、08年からJリーグはアジアCLの観客動員数を加算して
発表し、まるで人気が急増したかのような印象操作を行っている。


つまり実感として、「Jリーグの人気が低下している」と主張する人の
意見は割と的を得ていて、「動員数が増えており、、Jリーグの人気は
増加している」
と主張する人は数字のマジックに嵌まっているわけだ。

確かに観客動員数は人気を語る上で重要な要素の一つであるが、
それが全てとする考えは極めて偏向であり、確実性を欠いている。
もし後者の人に遭遇したら、「延べ人数は増えていても、実人数は
それほど変わっていない」と懇切丁寧に説明してあげよう。

野球の国同士のサッカー2軍対決

日本サッカー協会2月に行われる親善試合のベネズエラ代表の
メンバーが発表された。やはり例によって2軍チームの来日らしい。
1?90円を切る円高の中、ワールドカップに出場すら出来ない国の
1軍メンバーを呼べないとは、協会は相当体力が落ちているようだ。

日本サッカー協会は28日、「キリンチャレンジカップ2010」
(2月2日、九石ド)で日本代表と対戦するベネズエラ代表チームの
来日メンバー20人を発表した。海外組はFWエミリオ・レンテリア
(MLS・コロンバス)とDFフアン・フエンマジョル
(ノルウェー・バレレンガ)の2人だけで、残り18人は国内リーグ所属。

ベネズエラ代表、海外組は2人だけ(サンスポ)

ベネズエラ
Venezuela national football team(Wikipedia)

wikipedia英語版によると、昨年10月に召集された南米W杯予選の
ベネズエラ代表メンバーの大半が外国のチームに所属している。
その所属先は欧州、南米、北米とバラエティに富んでおり、
いかにもサッカー後進国らしく、外国ならどこでも良いという感じだ。
ちなみにこのメンバーはW杯予選でブラジルと引き分けている。

一方でベネズエラ国内リーグは南米版チャンピオンズリーグ、
コパ・リベルタドーレス
の過去5年間でベスト16が1度のみ、
歴代50年で1度もベスト4に進んだことがない最底辺のリーグである。
ベネズエラでは圧倒的にサッカーよりも野球の方が人気があり、
国内リーグはアマチュアに近い状態で、選手の流出が止まらない。

そのベネズエラ国内リーグ中心の代表メンバーと対決する、
我らが日本代表もJリーグ組で調整されている。野球の国同士が
サッカーのしかも2軍メンバー同士で対決する異常事態であり、
よってファンの注目も少なく、チケットも全く売れていないようだ。

今合宿の成果は、国内組の主力で臨む2月2日の国際親善試合
ベネズエラ戦(大分)で成果が問われる。だが、その前売り
チケットの売れ行きが「まだ5000枚を超えた程度。非常事態」
(協会関係者)と、深刻な事態なのだ。

岡田Jに非常事態! 売れたチケットたった5000枚(夕刊フジ)

我らが日本代表は、W杯で南米のチームと対戦する予定はなく
この試合がどんな意図でマッチメークされたのか謎である。
日本協会のオナニー大会、東アジア選手権の壮行試合といった
位置づけなのだろうか。どちらにしても、つまらない競技のつまらない
試合が垂れ流されるだけで、一般人のサッカー離れが益々進みそうだ。

不人気スポーツコンテンツ削減

JリーグはYahooにすら見放された

もはやJリーグはテレビ局、スポンサー、自治体など関係各所に於いて
不良コンテンツと化している。日韓ワールドカップバブルに便乗して
Jリーグも様々な恩恵を受けてきたが、やはり人気の実体がないので
どこもかしこも大損こいているわけだ。ヤフーもファンタジーサッカーを
2003年に開始したが、利用者が増えず敢え無くサービス終了となった。

日ごろより、Yahoo!スポーツ ファンタジーサッカーを
ご利用くださいまして、誠にありがとうございます。
開始以来、多くのお客様にご利用いただいて参りました
同サービスですが、2010年2月15日(月)をもちまして、
サービス提供を休止させていただくこととなりました。

Yahoo!スポーツ ファンタジーサッカー休止のお知らせ(Yahoo!)

ファンタジーサッカーとは、Yahooの提供する公式コンテンツであり
ユーザーは架空のチームを立ち上げ、さらに実在の選手の中から
スタメンを選抜し、現実のJリーグでの選手のプレー内容によって
ポイントが振り分けられるという、シュミレーションゲームである。
Jリーグを好むサッカーファンからすれば、totoと並んで試合前の
前菜として、楽しみを助長する重要なコンテンツであったと言える。

しかしJリーグ自体がニッチであり、コンテンツ需要も限られていた。
サッカーくじtotoの売り上げが低迷していることと同じように
サッカーに関する予想や考察に、楽しみや快感を覚えるような人間は
この日本の中にごく僅かしか存在しておらず、Yahoo!Japanも
スポーツくじの胴元と同様にジレンマを抱えていたのではないだろうか。

特にインターネット産業は、日々様々なサービスが生み出されており
多くのサービスが競争に敗れ、次々と消滅している厳しい業界だ。
旧態依然としたコンテンツが撤退を強いられるのは必然であり、
Jリーグの人気自体が低迷している現状では、コンテンツの継続
そのものがYahooにとって厳しい選択であったことは想像に難くない。

かくして2003年に始まったYahoo!ファンタジーサッカーは
サービス開始より7年を経て、敢え無く終了となったのである。
もちろん再開の希望も無くはないが、今後も地道な衰退と縮小を
続けるであろうJリーグコンテンツに、無駄金を突っ込むほど
世の中が人情味に溢れる時代へ流れるには到底考えにくい。

有料化によってサービス継続という手段も当然検討されたのだろうが
元々Jリーグサポーターという人種は、安いチケット料金で押しかけ
チームに負けが込むと騒ぎ立て、あまつさえ乱闘にすら発展するという
最底辺の客層といって過言でないほどだ。そんな彼らを相手にまともな
商売を持ちかけるのは、非常にリスキーであり馬鹿馬鹿しい算段である。

かくしてJリーグサポーターにとって、1つの付加価値的な楽しみは
奪われてしまったのである。また2002年にワールドカップ人気を受けて
45分に拡張されていたスーパーサッカーも、昨年30分番組に再び戻り
さらに放送時間も0時30分からと、より深夜へと追いやられてしまった。

サッカーを楽しみにする者にとって、おそらく良い思いのしない日々が
この先も続くであろう。しかしそれは市場が生み出した摂理なのである。
彼らの楽しみを奪う自体が発生しても、それは誰が悪いわけでもない。
強いて言えば、サッカーを楽しみに選んでしまった彼ら自身が悪いのだ。

サッカーは頭を使わないスポーツ

第88回全国高校サッカー選手権の結果などを受けて、昨年好評だった
サッカー、野球の強豪校別の学校偏差値一覧表
を更新してみた。
高校サッカー戦国時代と呼ばれる昨今、新たに3校がサッカー部門に
エントリーされたのだが、いずれも学業の成績の芳しくない学校だ。

過去5年間の明治神宮大会、春夏甲子園、国体を制した野球部。
早稲田実業高校[普通]75
慶應義塾高校[普通]73
今治西高校[普通]64
中京大学附属中京高校[普通]62 ←New!
佐賀北高校[普通]59
岐阜商業高校[情報処理]55 ←New!
高知高校[普通]51
沖縄尚学高校[国際文化科学]51
常葉学園菊川高校[普通進]50
愛知工業大学名電高校[スポーツ]48
横浜高校[特性]47
清峰高校[総合]44
大垣日本大学高校[総合進学]42 ←New!
大阪桐蔭高校[?類]39
駒澤大学附属苫小牧高校[総合]36

過去5年間のインターハイ、選手権に決勝進出したサッカー部
藤枝東高校[普通]65
流通経済大付柏高校[?類]62
星稜高校[B]55
広島観音高校[総合]54
前橋育英高校[?類スポーツ]48 ←New!
山梨学院大学附属高校[普通]47 ←New!
船橋市立船橋高校[体育]47
那覇西高校[普通]44
広島皆実高校[体育]43
盛岡商業高校[会計ビジネス]43
米子北高校[普通]42 ←New!
鹿児島城西高校[普通]41
青森山田高校[普通]41
作陽高校[総合]40
初芝橋本高校[体育]38
野洲高校[普通]38

高校受験 高校偏差値情報

方や野球の強豪校は、中京大中京などの進学校が新たに名を連ねた。
日本にある高校のうち、半分が偏差値50を超える学校にも関わらず、
上記のサッカー強豪校では実に3/4が偏差値50未満という有様だ。
やはりサッカーは深い思考を必要としないスポーツなのだろう。

横浜Fマリノスの新監督であり、元サッカー日本代表で10番を担った
木村和司監督も、「現代サッカーに考える暇はない」と発言し
現代サッカーに対する思考の重要性を半ば否定している。

さらに「『考えながら走れ』と偉い人が言っているみたいだが、
今のサッカーは考える暇なんてない」と元日本代表監督
オシム氏の言葉を引き合いに独自の視点で現状を分析。
「トレーニングが甘い。表現するのはあくまで体」と断言し、
技術と体力を染み込ませた体が瞬時の判断を生むサッカーを目指す。

横浜木村監督が現状分析しオシム理論否定(infoseek)

そもそも有酸素運動中、しかもアドレナリンの放出される試合中に
冷静且つ緻密な思考は出来ない。さらにタイムアウトすら採用されず
試合中のインターバルが、ハーフタイムのみというルール上では
サッカーには細かい戦術や思考が要求されないのは必然と言える。

またサッカーはすぐに監督の首を挿げ替えることが知られている。
有名リーグでも開幕の1ヶ月も過ぎれば、何人も監督が代わっている。
これは戦術や細かい思考の積み重ねが、あまり重視されないことを
示している。サッカーはヘディング以外に頭を使わないスポーツなのだ。

天皇杯視聴率4.5%

やはりサッカーの人気は激減していた!

サッカー天皇杯の決勝戦は毎年元旦に行われ、NHKが全国中継しており、
当然テレビ視聴率も毎年明らかにされているわけだが、今年の決勝戦の
視聴率は4.5%と、1981年以来29年ぶりの低値であることがわかった。
近年のサッカー人気が低迷していることの裏付けとなるデータである。

天皇杯テレビ視聴率
1981 4.4%  1991  5.5%  2001 9.1%
1982 6.5%  1992  8.5%  2002 5.1%
1982 5.9%  1993 11.5%  2003 6.9%
1983 6.6%  1994 16.3%  2004 6.8%
1985 6.9%  1995  8.5%  2005 6.9%
1986 7.1%  1996  5.6%  2006 6.0%
1987 6.6%  1997  7.8%  2007 7.8%
1988 4.6%  1998 10.7%  2008 6.1%
1989 7.5%  1999  9.9%  2009 7.0%
1990 6.5%  2000  6.7%  2010 4.5%

天皇杯/全日本サッカー選手権大会決勝(ビデオリサーチ)

今年の決勝戦はG大阪×名古屋という、西日本勢同士の対戦であった
不運も重なったのだが、関西地区や名古屋地区での視聴率が高かった
とのデータも示されておらず、またこの両地区では関東地区に比べて
サッカーのテレビ視聴率が低いことが、過去のデータで判明している。

2006年 FIFAワールドカップ��錺疋ぅ賃膕�
2002年FIFAワールドカップ��鏨攅顱ζ本大�
1998年FIFAワールドカップ��錺侫薀鵐溝膕�
2004年以前トヨタカップサッカー世界一決定戦

一昨年にガンバ大阪の出場したクラブワールドカップのテレビ視聴率は、
関東地区の視聴率より、地元チームの出場した関西地区の視聴率の方が
低かったというデータも出ている。従って西日本同士の対戦カードで
あったからといって、地元地区でも特に注目を集めたとは言い難い。
関東を除いた地区では、元々からサッカー人気が低いのである。

こうした状況では、サッカー中継が存在することが奇跡であるにも
関わらず、サッカーファンからは「もっとサッカー中継を増やせ」との
声が後を絶たない。サッカージャーナリストの宇都宮徹壱氏は
6日に行われたアジアカップ予選、日本×イエメンが日本国内で
中継されなかったことについて、連載コラムで不満を漏らしている。

今回のイエメン戦で私が最も理不尽に感じるのは、こうした不安をあおる
報道が重視される一方で、肝心の試合についてはまったく放映されない
という、日本のメディアの度し難いほどのサッカーに対する冷淡さである。
確かに、ひところに比べてサッカー人気が凋落(ちょうらく)傾向に
あるのは事実である。それでも今年はワールドカップイヤーであり、
このイエメン戦は2010年のスタートを飾る公式戦ではないか。
中村俊輔や本田圭佑のようなスター選手が不在なのも事実である。
それでも「2010年以後」を担う有力な若手選手がこれだけ顔を
そろえているではないか。平山相太、渡邉千真、柏木陽介、山田直輝、
吉田麻也、そして槙野智章……。彼らが代表のブルーのユニホームを
身にまといピッチに並び立つ。しかもその大半が代表初キャップとなるのだ。

「報道」されても「中継」されないイエメン戦(スポーツナビ)

サッカーファンの素直な心情をストレートに表している一文である。
確かに若手メンバーが選抜されたイエメン戦は、国内で行われる
ありふれた親善試合より見所はある。しかしそれは一部の限られた
人種の見解であり、一般大衆にとってはどうでも良い関心事だ。

スポーツ中継の視聴率とは、スター選手によって作られるものだ。
例えフィギュアスケートやゴルフの知識が浅くとも、浅田真央や
石川遼が出場していれば自然とチャンネルを合わせてしまう。
スター選手の作り上げた視聴率は、どんな魅力的なサッカーの
試合が中継されようとも、その数字を上回ることは困難である。

マスメディアは広く浅く多くの人間に情報を発信する媒体であり、
また特定の人間だけに深く関わろうとするサッカーが、その枠内から
弾き出されるのは必然的であり、ファンはそれを自覚すべきである。
もはやW杯に関係しないサッカーは試合中継する価値がないのだ。

2009年サッカー10大ニュース

今年は7年ぶりに現役Jリーガーの逮捕者がいませんでした。

1位 やっぱり八百長!5年連続最終節優勝決定

200910



2位 川崎の低脳選手団、表彰式で不敬罪

20092



3位 大分トリニータ、事実上の経営破綻

20093



4位 U-17W杯プラチナ世代撃沈

20094




5位 千葉サポーター、立って応援しない子供にマジ蹴り


20095



6位 浦和サポーター、フジテレビ社員に暴行容疑で逮捕

20096



7位 Jリーグから大口スポンサー続々撤退

20099



8位 日テレ、東京ヴェルディから資本撤退

20097



9位 W杯予選のテレビ視聴率半減

200098



10位 W杯組み合わせ決定、日本代表は敗色濃厚


200910



何だかんだでブログ的には実りの多いシーズンでした。よいお年を。

大分トリニータ・溝畑前社長、サッカー界を卒業

多額の借金で経営破綻へリーチのかかっている大分トリニータだが
その主犯格の溝畑宏前社長が、何と観光庁長官に就任するという。
前社長は、先月20日に代表取締役の辞任を表明したばかり。
それから僅か1ヵ月で、政府高官へ異例の大出世を遂げた。

前原誠司国土交通相は25日、観光庁の本保芳明長官(60)を事実上更迭し、
後任にサッカーの「大分トリニータ」の運営会社、大分フットボールクラブ
(大分FC、大分市)前社長の溝畑宏氏(49)を充てる人事を発表した。
来年1月4日付で、任期は2年間。観光立国の推進に向けて体制を刷新する。
国交相は観光立国を同省成長戦略の柱に据えて、2008年に835万人だった
訪日外国人を16年までに2000万人に引き上げる目標を掲げた。

観光庁長官にJ1大分前社長 国交相、本保氏を更迭(日経新聞)

11月20日の辞任会見の様子


溝畑前社長が経営者として一定の成功を収めたのは事実だが
それはあくまでJリーグというごく狭い枠の中での話である。
果たして国の主要ポストに据えるべき人物なのか疑問が残る。
ましてや落ち度の無い前任者を更迭してまでの人事であり
何か閣内に特別な事情があっての就任ではないかと思われる。

政治系に詳しいサイト「二階堂.com」では松井孝治官房副長官の
紹介によって決められたとある。Wikipediaの松井議員の項目を見ると
同議員と溝畑前社長は、洛星高校−東京大学の同期の仲であり、
いわゆるお友達人事で国家機関の長が決められてしまったようだ。

ちなみに大分はご存知のとおり、教員はもちろん、県、警察、マスコミ、
全てが毒饅頭食らったインチキで、県民は真実を伝えられていません。
溝畑氏はそれらを支配下に置き、前知事が大分を去った後もやりたい放題
だったようです。別府は韓国人だらけですし、ちょっと異様な雰囲気です。
今回は民主松井の口利き人事ですが、また韓国にお金を流すのか?
破綻の罪滅ぼしに大分県に便宜を図るのか?などとかんぐってしまいます。
新しく観光庁長官になる溝畑を洗った奴いるか?(二階堂.com)

2010年1月4日付けで新観光庁長官に就任する大分フットボールクラブ
前社長溝畑宏は、京都生まれの京都育ちで、洛星高校の同級生にあたる。

松井孝治(Wikipedia)

溝畑前社長に追い出される形となった本保芳明・現観光庁長官は
73年の入省後から長年観光畑を任されてきた観光部門のプロである。
一方で溝畑氏は一介のサッカークラブを作り上げたのみで観光では
何一つ実績の無い人物である。鳩山内閣は日本国内にサッカーの
プレミアリーグでも作って、観光客を呼び寄せるつもりなのだろうか?

はたまたトリニータで問題のあるスポンサーを探し続けたように
全世界から観光ビザで、犯罪予備軍を掻き集めるつもりなのか?
どちらにせよ国民にとっては、あまり有難い人事では無い様だ。
ただ政府高官となった事で、税リーグニュースを遥かに凌ぐ、
二階堂.comのような怖い人たちから監視の目が行き届くので
これから次々と溝畑氏の面白い部分が晒されるものと思われる。

世界が世界が詐欺

とうとう世界世界詐欺がバレてしまった!

いつの間にか今年もクラブワールドカップが開幕していたわけだ。
単にトヨタカップに前座試合をくっつけただけの糞大会なんだが、
案の定、日本で開催されてないので全く盛り上がっていない。
それどころか、開催国であるUAEでも盛り上がっていないらしい。

では、ホスト国のUAEはどうかといえば、すでに大会初日で
開催国枠のアル・アハリが敗退してしまったことで、
盛り下がる条件は十分すぎるほど整ったように思える。
試合が終わった夜から、ホテルで執筆している間もずっとテレビを
つけっぱなしにしていたのだが、現地のプログラムはクラブW杯のことも
アル・アハリの敗退も、まったくといってよいほど報じていない。

クラブW杯を伝える難しさについて(スポーツナビ)

世界中の人間の本音を代弁させて貰えば、欧州王者vs南米王者以外の
カードはどうでも良いといったところか。尤も人材の欧州への一極化が
進んだ現代に於いては、大会自体が意味を持たないのかも知れない。
盛り上がるのは出場チームの当該サポーターくらいのものだろう。

その傾向はwikipediaのクラブW杯の項目に顕著に表れている。
英語版では淡々と大会の歴史や概要が記されているだけなのだが
ガンバ大阪や浦和レッズが出場し、4年連続で開催国となった
日本語版の項目では大会の問題点を指摘したりと無駄に熱い

FIFAクラブワールドカップ(wikipedia日本語版)
FIFA Club World Cup(wikipedia英語版)


1年前の英語版には大会の歴史の項目すら存在しなかった。

2008年12月14日 (日) 07:37(wikipedia日本語版)
05:02, 13 December 2008(wikipedia英語版)


毎年スペイン語圏のチームが複数出場し、好成績を収めるだけに、
さすがにスペイン語版の項目では纏まった記述があるものの、
ドイツ語版フランス語版ポルトガル語版などその他サッカー処の
言語では英語版と同様か、それ以下の淡々とした記述が目立つ。

こうなると「クラブW杯に出場することは世界中へのアピールに繋がる」
というJリーグ及びそのサポーターの主張も怪しくなってくるわけだ。
世界中の注目を集める大会ならば、収益面や選手の移動負担を
考慮すると、結局は欧州のどこかの国で開催するのがベストである。

それが蓋を開けてみると、アジアの成金国家でしか開催されない。
開催地を巡って激しい招致争いが繰り広げられたという話も聞かない。
結局はFIFAが金を吸い上げる為に作り上げた錬金大会であり。
Jリーグアホーターは広告代理店の戦略に騙されていたのである。

去年まで「クラブW杯は世界中が注目している!」と言っていた
ヘディング脳患者が、今年の大会に全く注目していないところで
もう察しが付くわけだ。結局は日テレの煽りによって無理矢理に
注目させられていただけで、見るに値しない大会だったのである。

身の丈経営のくせに身の丈がない

日本代表が決定力不足とかストライカー不足とか言われて久しいが
実はもっと深刻に人材が不足しているポジションがあるわけだ。
岡崎や中村がケガで抜けても代わりはいるが、中澤の代わりがいない。
元々体格の弱い日本人にとってセンターバック不足は慢性疾患である。

センターバックの人材不足は深刻だ。先ごろのU-17ワールドカップを
見ていて、改めて思い知らされた。日本は、最終的にこの大会で
優勝するスイスを相手に2点を先制しながら、単純なロングボールに
高さで競り負けて1点を返されると、これをきっかけにディフェンスが崩壊。
U-17代表のふたりのセンターバックは、177cmと173cm。いかにスピードや
技術があったとしても、世界と伍するには、あまりにも小さすぎた。

センターバック育成に“身長制限”を(goo)

なんとU-17日本代表のCBの身長は、177cmと173cmだった!
まだ高校サッカーなら有り得る話だが、これが代表では洒落にならない。
この年代の代表チームはJリーグユースの選手を中心に構成されるが
よほど人材が不足しているらしい。身の丈経営のくせに身の丈がない。

どんなスポーツでも守備要員は地味だが、重要な役割を持っている。
将棋でも金が無ければ単なる駒の取り合いになり、対局にならない。
"試合をつくる"という観点から見れば、まず優先されるのは守備だ。
その守備にガタが来ているので、日本のサッカーは虫の息である。

過去のW杯、五輪、U-20の世界大会に日本代表の出場した、
グループリーグ3試合における総失点数を調べてみた。
やはり失点数と成績結果には相関関係がある事が見て取れる。

W杯
2006年 7失点 グループ敗退(4位)
2002年 2失点 グループ突破(1位)
1998年 4失点 グループ敗退(4位)

五輪
2008年 4失点 グループ敗退(4位)
2004年 7失点 グループ敗退(4位)
2000年 3失点 グループ突破(2位)
1996年 4失点 グループ敗退(3位)

U-20
2007年 1失点 グループ突破(1位)
2005年 4失点 グループ突破(2位)
2003年 4失点 グループ突破(1位)
2001年 4失点 グループ敗退(4位)
1999年 3失点 グループ突破(2位)


グループ突破の為のデッドラインはA代表、五輪ともに3試合で3失点。
U-20世代は4失点と仮定することが出来る。また気候の温暖な
地域で開催された大会は、全体的にゴール数が増える傾向にある。
あくまで日本代表の脆弱な攻撃力がベースとなった失点ラインなので
仮にファンタジスタが何人か出現すれば、ラインは繰り上がるだろう。

ちなみに上記諸大会の優勝チームのグループリーグ3試合の失点数は
1試合平均0.4〜0.5点。02年のA代表ですら及ばない。
世界大会で勝ち続ける為にはどれだけ守備が重要かお分かりだろうか。
これに加えて高い攻撃力を保持しないと、優勝には届かないわけだ。

日本代表が強くなるには、まず守備面の強化が不可欠である。
しかし中澤はヴェルディが気まぐれで拾ったら確変した様なものだし、
闘莉王に至っては完全にブラジルサッカーがベースとなっている。
日本のセンターバックの育成は、お世辞にもうまく行っていない。

日本代表がグループ突破したらブログ閉鎖します

猛獣の檻に放り込まれました

2010年南アフリカW杯のグループ組み合わせが発表された。
我らが岡田ジャパンはオランダ、デンマーク、カメルーンと同じE組。
FIFAランキングに於いて、全て日本代表よりも上位の国々であり、
厳しい戦いが予想される。今回は各チームを軽く分析してみた。

Group E
Netherlands
Denmark
Japan
Cameroon

2010 FIFA World Cup South Africa Final Draw(FIFA.com)

まずFIFAランキング3位のオランダは、分析の必要すらない強豪国。
9月の親善試合で完膚なままに叩きのめされたのは記憶に新しい。
欧州予選では引き分けなしの8戦全勝、僅か2失点で余裕の通過。
EURO2008ではベスト8に終わったもののフランス、イタリアと同組の
死のグループを3戦全勝で1位通過。負ける要素が見つからない。

次いでFIFAランキング26位のデンマークは欧州予選でポルトガルを
グループ2位に蹴落としたチームと言えば、その強さが分かるだろう。
また同予選ではW杯2大会連続ベスト16のスウェーデン代表に連勝し、
3大会ぶりの予選落ちを突きつけた。本大会でも相応の活躍が見込まれる。

最後にFIFAランキング11位のカメルーンは現時点でアフリカ最強の
代表チームと言って差し支えない。バロンドールの最終候補に残った
サミュエル・エトーを筆頭に、ビッグリーグで活躍する大物選手を揃える。
アフリカネイションズカップ2008では、開催国のガーナに勝利し準優勝。

我らが日本代表はFIFAランキング43位。何とかグループ2位で通過
したい立場なんだが、他の3チームは全て1位を狙える強豪揃いなので
3位に入れるかどうかすら怪しい。3戦全敗が鉄板といったところだ。
何気にW杯の経験者が5〜6人しか選ばれていないところも痛い。

ちなみに税リーグニュースでは過去にドイツW杯、北京五輪でそれぞれ
日本代表の惨敗を予想し見事に的中させている。今回は単に惨敗を
予想するだけではつまらないので、日本がグループリーグ
突破したらブログ閉鎖
という縛りをつけて観戦しようと思う。
という訳で、ヘディング脳患者は必死こいて日本代表を応援して欲しい。

【2009年11月】twitterログ

@zeileague

おそらく優勝決定戦までロクなネタがないので、
twitterで呟いた事を延々とコピペしようと思います。
既にフォローして戴いている方には既出の内容であり、
また大した事も書いてないので暇潰しに見て戴ければ幸いです。

続きを読む

5年連続最終節優勝決定!

あまりに予想通り過ぎて予想外!

鹿島が勝ち、川崎が引き分け以下なら優勝決定の条件で迎えた33節。
結果は両チームともに勝ち、優勝の行方は最終節まで持ち込まれた。
19節の時点で1位と2位との勝ち点差が10と大きく開いていたが、
何故最終節を前に勝ち点4差が付かないのか?しかも5年連続である。

Jリーグ1部(J1)は28日、第33節第1日の7試合が行われ、
首位鹿島、2位川崎ともに勝ち、優勝決定は最終節に持ち越しとなった。
柏はJ2降格が決まった。鹿島は3位のG大阪を5−1で下し、
勝ち点63。川崎は新潟を1−0で振り切り同61とした。

鹿島、川崎勝ち、優勝は最終節へ(時事通信)

赤文字が最終節優勝。*1:八百長優勝のため除外

ブンデスリーガ 全34節        セリエA 全38節
08-09 34節 ウォルフスブルク   08-09 36節 インテル
07-08 31節 バイエルン      07-08 38節 インテル
06-07 34節 シュツットガルト
   06-07 33節 インテル
05-06 33節 バイエルン      05-06 38節 ユベントス *1
04-05 31節 バイエルン      04-05 37節 ユベントス

プレミアリーグ 全38節        リーガ・エスパニョーラ 全38節
08-09 36節 マンチェスター・U  08-09 36節 バルセロナ 
07-08 38節 マンチェスター・U  07-08 35節 レアル・マドリード
06-07 36節 マンチェスター・U  06-07 38節 レアル・マドリード
05-06 36節 チェルシー       05-06 35節 バルセロナ
04-05 35節 チェルシー       04-05 36節 バルセロナ

リーグ・アン 全38節         Jリーグ 全34節
08-09 38節 ボルドー        09 34節 ??
07-08 38節 リヨン          08 34節 鹿島

06-07 33節 リヨン          07 34節 鹿島
05-06 34節 リヨン          06 34節 浦和
04-05 35節 リヨン          05 34節 G大阪

歴代J2
99 川崎   34/36試合     04 川崎   37/44試合
00 札幌   40/44試合     05 京都   39/44試合
01 京都   43/44試合     06 横浜FC 47/48試合
02 大分   42/44試合     07 札幌   48/48試合
03 新潟   44/44試合     08 広島   38/45試合

サッカーではプロ野球と違いドラフト制度を持たずしかも選手全員が
実質フリーエージェント状態なので、戦力差が露骨に付きやすいわけだ。
海外サッカーでは、1位チームが独走優勝というケースも珍しくない。
稀にアーセナルやミランのように無敗優勝なんて事も起こったりする。

今年の鹿島もシーズン中盤まで、それに近い状態であった。
前半戦を終えた17節の時点で13勝3分1敗。誰もが独走優勝を疑わず、
税リーグニュース管理人も、今年の最終節優勝は無いと踏んでいた。
ところがその後は、28節までに2勝2分7敗でまさかの首位陥落。

代わりに首位に立った清水は29節で、川崎は32節でそれぞれ、
最下位の大分トリニータに敗れて首位陥落。
一方、首位陥落した後の鹿島は4勝1敗と前半戦のような強さを見せ、
特に昨日行われたガンバ大阪との試合は5−1で完全勝利した。

こうした現象について、サッカージャーナリストの大住良之氏は
東京新聞の連載コラムで「精神性のものとしか言いようが無い」と
寄稿し分析を完全に放棄している。欧州では真っ先に八百長を疑う
ケースであろうが、日本でそれを書いたら食えなくなるのだろう。

ただファンにとっては味気ない独走より、混戦の方が面白い。
昨日のカシマスタジアムには、35.598人もの観衆が詰め掛けた。
浦和戦以外で、同スタジアムのチケットが売り切れるのは珍しい。
例え八百長でも、ファンが楽しめればそれでいいのかも知れない。

鹿島アントラーズの最終戦は、埼玉スタジアムでの浦和戦である。
まさに最終節優勝に相応しい舞台であり、既にチケットも完売した。
Jリーグサポーターはまるで疑似餌と知らずに食いつく魚のようだ、
このままイレブンミリオン達成の為に釣られ続ければ良いと思う。

スーパー欠陥八百長スポーツ

サッカーは点が入らないゲームなので、たった1つのミスジャッジで
結果が左右される事がよくあるわけだ。しかも審判は常に20〜30mは
離れた場所で見ているので、ミスジャッジを防ぐことが出来ない。
負けた方のチームが文句を言うのはサッカーでは日常茶飯事である。

今回はそれがW杯予選プレーオフで起こった事が問題になった。
フランス×アイルランドの第2試合での決勝ゴールのシーンで
アンリが明らかに手を使ってボールを止めており、それを審判が
見逃した事に対して物議を醸している。詳しくは動画を参照。



試合後にアンリ自身も手を使ったことは認める発言をしたのだが、
裁定が覆ることはなかった。納得のいかないアイルランド協会は
FIFAとフランス協会に再試合を求めたが、敢え無く却下された。
あくまで審判が下した決定が最終的なものとFIFAは説明している。

国際サッカー連盟(FIFA)は20日、2010年ワールドカップ
欧州予選プレーオフのアイルランド対フランスの第2戦での
判定問題について、再試合は実施しないと発表した。

FIFA、再試合の要求を却下(ロイター通信)

もしこの程度の誤審で再試合を認めたら、世界中で再試合だらけになって
試合が成立しないわけだ。サッカーは誤審だらけの欠陥スポーツなんだが、
FIFAは他のスポーツでは当たり前のビデオ判定導入にすら消極的である。
サッカーは選手が審判に文句を言うのが当たり前なので、ビデオ判定を
導入したら、1プレー毎にビデオを見せられて試合が一向に進まない。

また一方でジャッジの不確実が認められることで得をする人もいる。
サッカーは世界中でメジャーなギャンブルに分類されているので、
買収による八百長試合が後を絶たない。欧州では今年だけで既に
200試合に八百長の疑いがあるという。中にはCL3試合も含まれている。

サッカーの欧州チャンピオンズリーグなどの試合を含む今年に欧州で
行われたサッカーの約200試合で、八百長疑惑があがっている。
ドイツ・ボーフムの捜査当局の発表によれば、ドイツで15人、
スイスで2人を逮捕。不法利得の総額は約1000万ユーロ
(約13億円)にのぼるが、これもまだ「氷山の一角」だという。
八百長疑惑、欧州200試合近くが対象に(ロイター通信)

八百長の胴元となるマフィアは特に東欧とアジアで動いており、
注目が少なく警備態勢が甘い下部リーグが賭けの対象になるという。
選手を脅迫して従わせることもあり、「利用できる情報があれば
選手に圧力をかけられる。高額な借金、愛人、同性愛の嗜好など」
というドイツ在住のトルコ人仲介人の証言も掲載した。

3選手を実名報道…欧州リーグ八百長問題(スポーツ報知)

ジャッジが不確実=運の要素が大きい、と客に思わせておいて
実は裏で結果を操作しているという、まるでパチンコ屋のような
阿漕な手口である。もちろんW杯予選も聖域ではないだろうし、
W杯本戦でも八百長と思しき試合が多々見受けられるわけだ。

FIFAにしてみれば、アイルランドよりフランスに出場してもらった方が
圧倒的に儲かる。両国のGDPは10倍の差があり、放映権収入だけで
何千万ユーロも変わってくるのだ。南アフリカ大会はチケット収入が
あまり期待出来ないので、やはり放映権収入に頼らざるを得ない。

試合を裁いたスウェーデン人の主審も、今は行方を眩ましているらしい。
おそらくFIFAが八百長を暴露されないように軟禁しているんだろう。
本業が消防士というわけで、今後サッカーの笛が吹けなくなっても
痛くも痒くもないわけだ。後は口止め料を貰って悠々自適の生活である。

W杯欧州予選プレーオフ、フランス−アイルランド戦で、
フランス代表FWティエリ・アンリ(32)のハンドを見逃した
スウェーデン人のマーティン・ハンション主審(38)が、
行方不明となっている。地元紙アフトン・ブラデット紙によると、
携帯電話もつながらない状況で、批判から逃れるため「雲隠れ」
しているという。同主審は試合後にアイルランドGKギブンらから
「誤審」を問われると、「100%ハンドはなかった」と断言し、
胸を張って控室に戻ったという。ハンション主審の職業は消防士。

「仏の手」スルーの審判が行方不明(日刊スポーツ)

サッカーが公明正大なスポーツになってしまったら、それはそれで
困る人が沢山出てくるわけだ。アメリカの四大スポーツと違って、
サッカーは競合するスポーツがないのでルールを改正しなくても、
ずっと馬鹿が見続けるから問題ない。まさにキングオブスポーツである。

ブラック企業がスポンサーなんだが、もう大分は限界かも知れない

Jリーグ崩壊の足音が確実に近づいている

ちょうど1年前の大分トリニータは、ナビスコ優勝やら何やらで
Jリーグ屈指の成功例として、大絶賛されていた気がするんだが、
今では消滅の危機に立たされている。Jリーグは健全経営だとか
散々吹聴しまくっていたライターの諸氏はどこに消えたのかね?

広瀬知事は「1月の決算期までに7億から8億円の不足が生じる」と述べ
大分トリニータが7億円から8億円の資金不足に陥ることを指摘しました。
その要因としては・今シーズンの入場料収入がおよそ6000万円減少。
広告料収入については今月11日の溝畑社長の会見で1億円から2億円の
不足とされていましたが実際にはおよそ2億9000万円が不足している
ことが分かりました。さらに来期以降の予算4億円を今期前倒して
チーム運営に使っていたため来年1月の決算までにおよそ7億円から
8億円の資金が不足する恐れがあります。トリニータはすでに今月時点で
累積赤字を11億円抱えていて、5億6000万円の債務超過となっています。

大分FCは1月決算時、7億余の資金不足に(OBSニュース)

来年1月までに7〜8億円の資金不足、5億6000万円の債務超過、
11億円の累積赤字というんだが、これは特に騒ぎ立てることじゃない。
Jリーグ公式サイトクラブ情報開示資料によると、2006年度の時点で
大分は11.8億円の累積赤字を抱えており、債務超過は7億円だった。

つまり末期癌の患者がパチンコやマルチ広告という名の抗癌剤を
投与し続けて、ギリギリの延命治療を続けてきたような状態である。
リーグもこのような状態を把握していながら、ずっと見て見ぬ振りを
続けてきた。しかしJ2降格を機会に危篤状態に陥ってしまったのだ。

Jリーグは大分の更なる延命治療の為に、公式試合安定基金から
6億円の融資を行うことを決定している。まさに盗人に追い銭という
表現がぴったりの融資と言える。リーグ屈指の観客動員力を誇る
チームを見殺しに出来なかったのか、心中しそうな勢いだ。

Jリーグは17日、東京都内で理事会を開き、深刻な資金難に陥り
今季の残り主催2試合の開催が危ぶまれているJ1大分に対し、
公式試合安定開催基金を活用し、総額6億円の融資枠を
設けることを決めた。当面の資金として3億5千万円を貸し出す。

同基金の残高は約10億円で、その半分以上を貸し付ける異例の事態。
鬼武健二チェアマンは「大きな金額を使用するに至ったことは残念。
地元の手で再建していただくことが条件」と地元自治体や
経済界に対し、大分の経営再建への協力を求めた。

大分に6億円の融資枠 岐阜の返済期限は延長(MSN産経)

そもそもサッカークラブの経営なんぞで利益が出るわけがない。
経営状態が健全な企業なら、黙っていても民間の金融機関から
融資を受けられるはずである。これらの事象はJリーグクラブの
経営体質が総じて不健全であることの裏付けになりそうだ。

鬼武チェアマンは融資に際して自治体に協力を求めているが、
大分県は既に億単位の出資金をトリニータに食いつぶされており、
また4年前には2億円をクラブに貸し付けたが未回収のままだ。
Jリーグお得意の税金パクリ戦術も、既に見切られた状態である。

大分県の広瀬勝貞知事は16日の記者会見で、経営難に陥っている、
サッカーJリーグの大分トリニータへの公的支援について
「これ以上の応援は考えていない」と述べ慎重な姿勢を示した。

大分トリニータの資金不足、1月までに7〜8億円(日経新聞)

大分トリニータは2002年W杯の誘致の為に作られたチームであり、
その甲斐あってサッカーになんの縁もない大分でW杯は開催された。
しかし目的を達成したら、単にクラブはお荷物でしかないわけだ。
手厚い支援を受けながらも自立不能では、見切られても仕方ない。

当然、W杯とトリニータのセットで造られた九州石油ドームも、
今となっては県の不良債権である。その命名権契約は今年で切れ、
県は来年以降のスポンサーを探しているが、チームのJ2降格も
相まって、広告料金の値下げに踏み切らざるを得ない状況にある。

命名権は九州石油が06年から3年間の契約で取得。08年に九石を
経営統合し、命名権を継承した新日石が契約を1年延長したが、
「とにかく1年頼むと(県が)お願いした」(広瀬勝貞・大分県知事)
経緯から再延長は困難という。命名権料は、これまで年間7350万円
だったが、来季は大分トリニータがJ2に降格するため、
希望契約額を5千万円に引き下げた。募集は12月7日まで。

九石ドーム「命名権買って」 大分県(西日本新聞)

千葉市のフクダ電子アリーナも、来年で命名権契約が切れるのだが、
ジェフ千葉のJ2降格によって、相当買い叩かれることは間違いない。
常に降格というリスクを伴うJリーグに、自治体が投資するには
不適格であると云わざるを得ない。街の活性化という甘い言葉に
釣られて税金を食い潰されてきたのは、大分だけの話ではないだろう。

Twitterを始めてみた

@zeileague

ブログに書くまでもないネタや、サッカーに関係のない事は
こっちで呟いていこうかなと思ってます。
興味のある方はフォローしてみて下さい。

雑魚同士仲良く引き分け

プロ化以降で最弱のサッカー日本代表が懲りずに強化試合をやっている。
しかも相手は、W杯史上最弱のホスト国と呼ばれる南アフリカ代表。
どうやら本番の雰囲気に慣れるために、南半球まで足を運んだらしい。
結果は0−0のスコアレスドロー。果たして収穫はあったのか。

日本代表は14日、南アフリカと対戦し、0―0で引き分けた。
第2次岡田ジャパン初の3トップで臨んだが、最近の親善試合で
1勝8敗と「アフリカ最弱」といわれる来年の
W杯ホスト国のゴールを割れず、テストは失敗した。

岡田ジャパン0点引き分け 本大会の雰囲気味わっただけ(スポーツ報知)

センターハーフを3人にして、貧弱な守備のテコ入れを図ったのだが、
相手も最初から引き気味に戦っていたので、終始守り合いとなり、
とりあえず90分戦ってきました的な展開。収穫があったとすれば
裏方さんが本番に備えての、段取りを掴めたことくらいだろう。

そもそも南アフリカ代表チームはメチャクチャ弱いわけだ。
アフリカネーションズカップでは、ここ2大会連続でGL敗退。
2010年大会に至っては、予選突破すら出来なかった。
つまりアフリカ全体でベスト16にも入らないチームである。

14/11/2009 △0-0 Japan
13/10/2009 ●0-1 Iceland
10/10/2009 ●0-1 Norway
19/09/2009 ○1-0 Madagascar
08/09/2009 ●0-1 Republic of Ireland
05/09/2009 ●0-2 Germany
12/08/2009 ●1-3 Serbia
28/06/2009 ●2-3 Spain
25/06/2009 ●0-1 Brazil
20/06/2009 ●0-2 Spain

South Africa national football team(wikipedia)

上の記事にもある様に、ここ10試合の国際試合で1勝9敗1分。
W杯ホスト国だけあって、強豪との対戦に恵まれているものの、
人口32万人のアイスランドにすら負けている。
唯一勝利したマダガスカルは、FIFAランキング154位の雑魚。

自国開催のコンフェデレーションズカップこそベスト4に入ったが、
イラクとニュージーランドを相手に、何とか勝ち上がったものだ。
そんなチーム相手に新システムを試しても収穫もクソもない。
アウェーとはいえ、引き分けなんて赤っ恥もいいところだ。

ちなみにこの試合の日本での中継放送局は、岡田ジャパンと同じで
パッとしないテレビ東京系列であり、しかもディレイ中継であった。
同時にアディダスの新ユニフォームのお披露目試合だったのだが、
パッとしない放送、パッとしない結果で売り上げも散々だろう。

人気低迷の影響をモロに受け、ユニホームの売り上げが激減している。
02年日韓W杯のピーク時には年間100万枚も売れましたが、
年を追うごとに激減していって、昨年は5万枚といわれている。
アディダスは07年4月に年間20億円、8年160億円の
大型スポンサー契約をサッカー協会と交わしている。

岡ちゃん大スポンサーの提灯待ち(infoseek)

最大で年間100万枚を売り上げていた日本代表のユニフォームも、
昨年は5万枚にまで減ってしまったらしい。売り上げを増やすには
やはりW杯がカンフル剤となるのだが、結果はまず期待出来ないので
アディダスはさっさと違約金を払って撤退した方が良さげである。

わたし社員だけど、会社がJリーグのスポンサーだった・・・死にたい

お値段以上ニトリ、お値段未満Jリーグ

以前から広告効果に疑問を持たれていたJリーグのユニフォーム広告。
未だ底の見えない不況の影響も相まって、企業が続々と撤退を決めている。
しかもユニフォームの胸部分に広告を掲出するメインスポンサーばかり。
これから年末にかけて、まだまだ撤退する企業が増えそうな雰囲気だ。

コンサドーレ札幌のメーンスポンサーである大手家庭用品量販店
「ニトリ」が今季限りでスポンサーを撤退する方針を固め、
コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブに意向を伝えた。
ニトリは08年からメーンスポンサー。ユニホームに
「ニトリ」のロゴを掲げ08、09年に年間広告料2億円を供出した。
ニトリ、今季限りでスポンサー撤退へ−−コンサドーレ札幌(毎日新聞)

 FC東京のユニホームの胸スポンサーを務めてきた「ENEOS」
(新日本石油)が今季限りで撤退することが16日、分かった。
FC東京の村林裕社長は「スタジアムの看板など違った形でのお付き合いは
続きますが、ユニホームについては降りることになりました」と明かした。
02年から8年間も“顔”を務めてきた推定3億円の胸スポンサー撤退は、
今後の強化策に響きそうだ。来季以降の新スポンサー探しも難航中で、村林社長も
「切実な問題。次が決まらないと、来季の補強はできない」と頭を抱えた。
“FC東京の顔”ENEOSが今季限りで撤退(スポニチ)

Jリーグ1部(J1)大分は14日、レジャー産業大手のマルハンが
来季のスポンサーから撤退すると発表した。Jリーグ規定では、
レジャー産業系の企業とユニホームのスポンサー契約を結ぶことは
自粛することになっている。マルハンは2005年7月から
合計約13億円の支援を行っており、クラブ最大のスポンサーだったが、
ユニホームに企業名が入らず広告対価が伴わないことから撤退を決めた。
大分ピンチ!最大スポンサーのマルハン撤退(スポニチ)

かつてJリーグ草創期にカズ(三浦知良)らを擁して人気絶頂にあった
東京ヴェルディ(J2=Jリーグ2部)が消滅の危機に瀕している。
98年シーズン後に読売新聞社とよみうりランドが経営から
撤退後、日本テレビが全額出資するクラブとなっていたが、
その日テレの今季限りの経営撤退が決まったのだ。

「東京ヴェルディ」 日テレが経営撤退でクラブ消滅危機(サイゾー)

東京ヴェルディに至っては、最大金主の親会社・日テレが撤退。
クラブ消滅の危機であり、存続しても大幅な予算の削減を強いられる。
また大分と札幌はオーナー企業の弱い、資金力に乏しい球団であり、
早急にスポンサーの穴埋めをしなければ、存続の危機に立たされる。

Jリーグ公式サイトの2008年度Jクラブ情報開示資料によると、
Jリーグチームの総収入のうち、実に6割近くが広告費による収入、
もしくは強化費という名の親会社からの赤字補填に依存しており、
入場料収入は全体の2割、リーグ分配金は1割程度でしかない。

Jリーグのビジネスモデルは、安い入場料金や招待券などで
観客動員数をかさ上げし、広告収入をメインに稼ぎ出すという、
まるでインターネットビジネスのような、歪な経営形態だった。
当然、そんな安い餌に釣られる貧乏人に購買力は乏しいので
ユニフォームに広告を出しても、大した売上増は期待できない。

日本リーグ時代からチームを保有し続けたオーナー企業なら
福利厚生の一環と割り切って、資金の供出を続けることも出来るが
そんな放蕩企業も年々減っている。フジタも全日空も撤退したし
読売グループも今年一杯。日産もカウントダウンに入っている。

今年7月に急遽就任した嘉悦朗社長代行(53)ら親会社の
日産自動車から送り込まれたフロント陣が、「去年と比べて
結果が改善していない」と、まずは木村監督の解任を決めて、
「NISSAN」ブランドを押し出したマリノス改革に乗り出したもの。
さらに、胸スポンサー「NISSAN」も今年いっぱいで
撤退する案もあった
が、来年も継続する。

J1横浜チーム再建 後任監督はミスター・マリノスか(zakzak)

既に企業側からすれば、Jリーグ球団を保有するメリットは無いわけだ。
何かにつけて、撤退する動機を探している最中ではないかと思われる。
また撤退しないにせよ、少しずつ支援額は減らされて行くだろう。
J2に降格した千葉しかり、親会社の経営が傾いている柏しかり
野心の失せた磐田しかり、撤退予備軍は増え続ける一方である。

勲章をやったら、従兄妹がコケにされたでござるの巻

引き続き、川崎フロンターレのナビスコ表彰式問題なんだが、
思いのほか、各種のサッカーライターは選手の擁護へ回っている。
いつもは辛口コラムで知られているセルジオ越後氏も、この件で
FC東京の栄誉が霞んでしまった事について苦言を呈している。

こういった問題を大げさにすることは、サッカー界にとってマイナスだ。
メディアの前で怒り散らし、大げさにしたのはチェアマン自身だよ。
晴れの決勝戦の試合後に、準優勝チームの表彰式での態度について
トップがいきなり怒り散らした。そのせいで、この日もっとも騒がれ
賞賛されるべき、FC東京の優勝が少なからずかすんでしまったことの
ほうが、メダルをはずしたことよりよっぽど悲しいじゃないか。

ナビスコカップ、川崎の悪態だけが問題なのか?(livedoor)

確かにここ数日のFC東京の扱いは、まるでモーニング娘に対する
平家みちよ、日本シリーズで優勝したのに、貴花田と宮沢りえの
婚約に話題を攫われた西武ライオンズ状態であった。全く試合を
見ていなかった人からすれば、優勝チームがどこかは分かりにくい。

名実ともに日本一のサッカージャーナリストの後藤健生に至っては、
10年前のチャンピオンズリーグを引き合いに、川崎を全力で擁護。
一見、選手の心情に理解を示しているように見えるが、要するに
これがサッカーの常識と言わんばかりのヘディング脳の主張である。

力を出し切ることができたと思ってさわやかな気持ちで勝者を
称えることのできる選手もいるだろうし、自分の嘆かわしい
パフォーマンスに呆然とする選手もいることだろう。そして、
そうして、彼らを見る人たちの受け止め方もさまざまなはず。

それを「けしからん」と決め付け、規則でがんじがらめにしようというのは、
サッカーの精神とはかけ離れているのではないか。それが、好ましいか、
嘆かわしいかは、見ている人がそれぞれの感性で決めればいい。

ナビスコカップ表彰式問題を考える(J SPORTS)

ブラジル育ちのセルジオ氏にとってみれば、この程度の悪態など
挨拶程度にしか感じないだろうし、協会御用達ライターの後藤氏に
してみれば、サッカーの失態は早く火消しをしたいところではある。
ただ両名のコラムともに、ある重要な点には全く触れられていない。



それは天皇陛下の従兄妹にあたる、高円宮妃殿下が当の表彰式に
同席していたことである。奇しくもナビスコカップ決勝戦が行われた
11月3日文化の日は、毎年の秋の叙勲が発表される日であった。
今年はサッカー界から、川淵三郎名誉会長が旭日重光章を受賞。

政府は3日付で2009年秋の叙勲受章者を発表した。
サッカー界初の旭日重光章の受章に、日本サッカー協会の
川淵三郎名誉会長(72)は「サッカーのおかげで豊かな
人生を送ることができている」と、満面の笑みを浮かべた。

川淵氏がサッカー界初の旭日重光章受賞(日刊スポーツ)

旭日章とは、天皇陛下の名の下に授与される日本の勲章である。
中でも勲二等に相当する旭日重光章は、主に政財界の要人クラスに
叙勲されるもので、スポーツ界の功労者に授与されることは稀だ。
おそらく歴代でも故・古橋広之進氏と、今年の川淵氏の両名のみだろう。

そんな名誉ある当日に、今上天皇の従兄妹にあたる高円宮妃殿下が、
サッカー選手によってコケにされたわけだ。受け取り様によっては
天皇陛下の顔に泥を塗ったと解釈されても致し方ない。
穏便に済まそうものなら、森勇介の首や賞金返上では全然足りない。
対応次第では、Jリーグ会場に右翼の街宣車が押し掛けるかも知れない。

川崎国賊

税リーグニュースでは、散々「サッカーは馬鹿がやるスポーツ」と
公言してきたので、今さら何が起こっても驚いたりしません。
世間が驚くような出来事でも、「サッカーではよくあること」と
スルーする自信があります。今回の件も生温かい目で見守ります。

Jリーグの鬼武健二チェアマンは4日、ナビスコ杯決勝(3日)で
FC東京に敗れた川崎の選手の多くが、表彰式の壇上で
首にかけられた準優勝メダルを外したり、来賓と握手せずに
素通りするなど不適切な態度をとった問題について、
10日のJ1実行委員会で具体的な制裁案を検討する方針を示した。

川崎の武田社長は鬼武チェアマンを訪問。同社長は「ビデオで、
ガムをかんだり壁に寄り掛かったりあらためてひどい姿を見た。
サッカーの品位をおとしめる行為。同情の余地はない。
選手の教育を徹底させたい」と謝罪した。

川崎に5000万円返上示唆 鬼武チェアマン(中日スポーツ)



鬼武チェアマンの奥に立っている、福島瑞穂に似ている女性は、
どうやら日本サッカー協会名誉総裁の高円宮妃殿下のようです。
高円宮憲仁親王が御逝去されてからは影が薄くなってしまい、
今では目の前でJリーガーにコケにされてしまう状況です。

それにしても日本は自由で素晴らしい国に変化しましたね。
森勇介の態度など、戦前なら不敬罪で逮捕、江戸時代なら
切腹あるいは打ち首獄門の刑に処せられていたでしょう。
これで29歳で妻子持ちというから、おめでたい話です。

2001年、当時J2のベガルタ仙台へ移籍し、右サイドバックの
レギュラーとしてチームのJ1昇格に貢献する。
翌2002年には警告・退場の多さに仙台からシーズン途中で解雇された。

2005年には川崎フロンターレに移籍するが警告・退場の多さは変わらず、
11月20日のセレッソ大阪戦ではベンチから審判に向かって暴言を
吐いたとして、試合に出場していなかったが退場処分となった。

2007年3月17日の横浜FC戦で、途中交代の際にピッチ際の
給水ボトルを蹴飛ばし、2度目の警告を受けて退場となった。

2009年8月1日、多摩川クラシコで前半、マッチアップしていた
長友佑都に対し、故意に肘打ちをした映像がJリーグアフター
ゲームショーで取り上げられ、野々村芳和が苦言を呈した。

森勇介(wikipedia)

森勇介の来歴をwikipediaで調べてみると、過去に色々と問題を
起こしている選手のようです。税リーグニュースでも過去に1度
取り上げられていますね。
お変わりがないようで、何よりです。
今回は活動範囲をピッチの外へ広げられたということでしょう。

さて、気になるのはサポーターの反応ですが、川崎フロンターレの
中心的なサポーターグループ、「川崎華族」は6日の時点では
何の声明も発表していません。この重大な事件に無関心を装っては
面子が立たないと思われますが、結局彼らも森と同類なのでしょうか。

仮にも華族を名乗るのならば、高円宮妃殿下を目の前にしての
不遜な態度は糾弾して然るべきではないでしょうか?
これからの川崎華族は「川崎国賊」と改称した方が良いと思います。
北朝鮮の代表選手をリスペクトしている時点でお里が知れますね。

プラチナメッキ世代、撃沈

ナイジェリアで行われているU-17W杯は、グループリーグの全日程を消化。
出場24チーム中、16チームが決勝トーナメントに進めるゆとり仕様だが、
我らが日本代表のプラチナ世代(笑)は敢え無くグループリーグ敗退。
終わってみれば9失点で3戦全敗の、とんだプラチナメッキ世代である。

サッカーの17歳以下(U17)ワールドカップ(W杯)ナイジェリア大会は
30日、ラゴスなどで1次リーグが行われ、B組の日本はメキシコに
0−2で敗れ、3戦全敗で同組最下位となり敗退が決まった。

日本は全敗、最下位で敗退=U17W杯サッカー(時事通信)

プラチナ世代w
2009 FIFA U-17 World Cup(wikipedia)

ちなみに日本以外のAFC加盟国のイラン、韓国、UAEはグループ突破。
日本は必ずしも恵まれた組み合わせでないが、3戦全敗は酷すぎる。
とりわけ9失点はコスタリカと並んで、出場24チーム中の最多失点だ。
これで「運が悪かった」では済まされない。単純に弱かったのである。

Jユースは温室育ちのゴミ量産所

サッカーヲタクどもが過剰な期待を抱いていた「プラチナ世代」とは、
いったいどんなメンバー編成だったのだろうか?調べて見たら、
やはりJリーグユース所属の温室育ちのゴミが大半を占めていた。
なんと21人中16人がユース所属、高校サッカーの選手は5人だけ。

U-17
U-17サッカー日本代表(wikipedia)

ブラジル戦で笑えないパンチングのミスをしたヘボGK嘉味田隼も
ヴィッセル神戸ユース所属。こいつの守った2試合だけで7失点。


Jリーグユースの選手は、大して勝敗の結果を問われないわけだ。
全日本ユースで優勝しようが、クラブの収益への影響は殆どない。
あくまでトップチームの為の養成所という位置付けがなされており、
選手に対しても、勝つ事よりも良いサッカーをする事が求められる。

しかし高校サッカーの選手は違う。インハイや選手権の結果によって、
学校経営が左右され、当然、選手にかかる期待度も違ってくる。
選手権の勝ち星一つで何百万、何千万という金が動くのである。
彼らは高校生にして、実質的なプロとしてサッカーに打ち込んでいる。

一説には全日本ユースが、高校生年代の頂点大会といわれているが、
それは大きな誤解である。こんな無名の大会で優勝しても、
学校の生徒が増えるわけじゃない。あくまで高校サッカーにとっての
全日本ユースは、冬の高校選手権の準備大会でしかないわけだ。

実際にA代表で通用している選手も、大半が高校サッカー出身だ。
レギュラーを狙う若手の本田、長友、内田、岡崎も高校サッカー。
同じ努力をするにしても、内容の為の努力か、結果の為の努力かで
選手の能力向上に与える影響は、やはり違ってくるのだろう。

本田らの世代でU-17代表に選ばれていたユースの奴らは行方不明。
プラチナメッキのユース16人のうち、何人がA代表に残れるだろうか。
宇佐美や宮吉や高木も、今から大阪桐蔭ないし帝京にでも編入させて
高校サッカーを経験させた方が、後のキャリアに好影響かも知れない。

けいりん!

Jリーガーといえば、かつては子供達の憧れの職業だったのだが、
近年ではすっかり貧乏くさいイメージが染み付いてしまった。
J2に行けばワープア選手がそこら中にいるし、プロに誘われても
断って大学へ進学したり、別の道を志す者も少なくないらしい。

長い写真判定――。「決定、1着9番」が放送された瞬間、
井上は「ヨッシャー」と雄叫びを上げて全身で喜びを爆発させた。
保善高時代はサッカー部のFWで活躍し、高校卒業時にはJリーグの
浦和レッズなど4球団からスカウトされる逸材だった。

競輪学校卒業レースVは浦和レッズにスカウトされた男(スポニチ)

高校卒業の時点でJリーグからスカウトされていた選手が
競輪学校をトップ成績で卒業したというニュースなんだが、
浦和、名古屋から誘われたということは相当のタマなんだろう。
それでもサッカーより地味な競輪の世界を選んだのは何故なのか。

その原因の一つは、待遇面での違いであろう。何せ約3500人の選手が
平均年収1000万円を稼ぐプロスポーツなんて、競輪以外にないわけだ。
サッカーでもJ1所属の選手なら平均年俸1600万円ほどを稼ぎ出すが、
J2も含めたら相当落ちる。しかも計1000人程度の食い扶持である。

競輪選手の平均年収は1100万円〜1200万円くらい。
トップの選手で年収2億円程度、トップクラスで1億円以上稼ぎ出します。
競輪選手には実力に応じてクラスわけがされていて、トップクラスの
S級1班で平均3000万円〜4000万円、一番下のクラスの
A級3班で平均1000万円前後の年収だとか。

競輪選手(資格ガイド)

競輪より競馬の方が動く金は大きいが、競馬の賞金の大半は馬主が
攫っていくので、ジョッキーの手元に残る金は雀の涙程度である。
中央競馬のジョッキーの平均年収は1000万円ほどだが、それでも
150人程度の枠しかない。地方競馬の騎手などワープアが当たり前だ。

公営ギャンブルという事で、競輪のメディアへの露出は少ないのだが、
競輪選手は相当稼いでいる。ちなみに昨年賞金王の井上昌己は
167,933,900円を獲得している。これは現在Jリーガー最高年俸の
浦和レッズの高原直泰(推定1億6000万円)を凌ぐほどである。

しかもサッカー選手では、10年間現役を続けられれば御の字だが、
競輪選手の場合は10年20年は当たり前、50代の選手も珍しくない。
自転車競技ではサッカーと違い、骨や関節に負担がかかりにくいので
余程のひどい落車でもしない限りは現役を続けられる傾向にある。

競輪選手は特に選手寿命が長いことで知られている。
過去には68歳の競輪選手がレースに出走したこともあり、
60歳を超える競輪選手は過去に何人も存在している。
また50代の競輪選手はそれほど珍しいものではない。

競輪選手(Wikipedia)

もし税リーグニュース管理人が、中学校高校時代に戻れるのなら
真面目に競輪選手でも目指したいところだが、競輪学校の倍率は
例年10倍近くで、生半可な競技経験では入試に受からないとのこと。
2世選手のコネ入学も幅を利かせているので、素人には狭き門である。

それでも競輪学校には適正試験という、他のスポーツで活躍した選手を
体力テストにて採用する枠が設けられている。何とサッカー日本代表の
主力選手である、長友佑都も高校卒業後は受験を考えていたらしい。
奇しくも明治大学の指定校推薦に選ばれた為、進学を選んでしまった。

――明治大学を選んだのはどうしてだったんですか?
長友 祖父が競輪選手だったので競輪学校に行こうか
    悩んだんですけれど、明治大学の指定校推薦をもらったので
    4年間サッカーをやってみようと。

東京都サッカー協会

日本サッカー協会は明治大学と東福岡高校に感謝状を贈るべきだな。
しかし明大の指定校推薦を貰うオツムと、サッカー日本代表で最高の
運動量を誇る長友なら、競輪選手を目指しても一流になれたろう。
「ケイリン」はオリンピックでも正式種目に採用されているため、
サッカーでは果たせなかったメダル獲得も可能かも知れない。

競輪学校の受験資格に年齢の上限は無く、今年の7月には元プロ野球選手が
競輪学校の入学試験に合格している。
プロ野球選手からの転身は11人目。
多くのJリーガー達も、このまま日本サッカーという泥舟に乗り続けるより、
体力のあるうちに競輪選手に転身した方が良いのではないかな?

今どきサッカー見てる奴は情弱

トーゴという国は西アフリカにある人口約660万人の小国なんだが、
国連の定める最貧国に分類されている。1人あたりの年収7万円。
森永卓郎が『年収300万円時代』などと言っても下には下がいる。
こういう国なので小銭を与えてやれば、ホイホイと日本に来るわけだ。

サッカーの国際親善試合、キリンチャレンジカップは14日、
宮城スタジアムで行われ、日本代表がトーゴ代表に5−0で快勝した。
立ち上がりからトーゴの連係の悪さを突き、前半5分と8分に岡崎が
ゴールを決めると、同11分には森本が代表初得点。
後半も岡崎のこの日3点目などで圧倒した。

日本、トーゴに快勝=岡崎3ゴール、森本は代表初得点(時事通信)

日本との興行試合はイケメン岡崎のハットなどで完敗したんだが、
中立地のW杯で初めて韓国に負けた国なので底が知れている。
しかも今回の来日メンバーは、相当のいわくつきの連中らしい。
セルジオ越後もコラムでその点に触れ、怒りを露わにしている。

懸念していたとおり、やはりトーゴは直前になって来日メンバー表に
大量に斜線を入れ、実際にやってきたのはたったの14人。
選手の来日ボイコットとも言われているが、その中にはもちろん
エースのエマニュエル・アデバヨルも含まれる。

来日した14人も、成田に着いたのが試合前日の夕方で一度も
練習してないのだから、どんなコンディションであるかは
容易に想像できる。実際に試合をしてみれば、14人どころか、
11人もいなかったんじゃないのか、というほどのていたらくだったね。
しかし正直言って、これほどまでひどいとは。

1週間で2回も詐欺にひっかかった日本(livedoor)

トーゴ代表
・最新のFIFAランキングは71位で、日本(40位)より格下である。
・10日のW杯予選で敗れ、W杯出場を逃したばかりで、モチベーションは最悪
・来日メンバーは14人、うち10日のW杯予選にスタメン出場したのは5人だけ
・日本サッカー協会が当初確認できた選手は10人で、あとは知らない選手
・エースのFWアデバヨル(マンチェスターC)は来日しなかった。
・試合前日に42時間以上かけて仙台入りした。
・移動の飛行機はエコノミーで疲労困憊、日本で全く練習が出来なかった。


何というか、亀田兄弟のノンタイトル戦の相手みたいなプロフィールだ。
2010年W杯はカメルーン、ガボン(人口150万人)に敗れて予選落ち、
2008年アフリカネーションズカップは本大会出場すらならず、と
落ち目のチームのさらに2軍という、ジャンク品を掴まされたわけだ。

陰湿さに定評のある、税リーグニュースの解析はこれに止まらない。
ウィキペディア英語版によると、今回来日したトーゴ代表メンバーの
A代表平均キャップ数は3.8、フィールドプレーヤーに限定すると2.4
さらに各選手の所属チームや出場履歴を見ると、これまた酷い。

トーゴ代表2009

GK Dodji Obilalé フランス5部リーグ所属
GK Cédric Mensah 所属チームなし
DF Magnima Tawali トーゴ国内リーグの謎選手
DF Jonathan Tokplé フランス3部リーグ所属
DF Akimsola Boussari ナイジェリアリーグで戦力外
DF Assimiou Touré 過去2シーズンでドイツ2部7試合出場のみ
DF Senah Mango マルセイユBチームのさらに補欠
DF Serge Akakpo ルーマニア1部リーグ所属 
MF Euloge Ahodikpé ハンガリー1部リーグの補欠
MF Guillaume Brenner キプロス2部リーグ所属
MF Sapol Mani リビア(笑)のアル・イテハドの補欠
MF Womé Dové トーゴ国内リーグの謎選手
FW Liyabé Kpatoumbi トーゴ国内リーグの謎選手
FW Serge Gakpé ASモナコ所属 一番マシ
Togo national football team(wikipedia)

これならベガルタ仙台と練習試合を組んだ方が、遥かにマシだった。
しかし、どこぞのひょっとこチームでも「何とか代表」と名付けて
試合を組めば、客が入るし馬鹿がテレビで試合を見るわけだ。
もはや今どきサッカーを見てるのは、馬鹿と情弱だけですな。

仕込み完了

さあ、出来レースをお楽しみ下さいw

19節終了時の順位
1 鹿島 44 13勝 5分 1敗
2 新潟 34  9勝 7分 3敗
3 浦和 34 10勝 4分 5敗
4 川崎 33  9勝 6分 4敗
5 東京 32 10勝 2分 7敗

以降の首位・鹿島アントラーズ戦績
20節 vs広島 0-1 ●
21節 vs大分 1-0 ○
22節 vs神戸 0-1 ●
23節 vs東京 3-1 ○
24節 vs大宮 1-3 ●
25節 vs川崎 1-3 ●
26節 vs横浜 1-2 ●
27節 vs名古屋1-4 ●
28節 vs新潟 0-1 ●

28節終了時の順位
1 清水 50 13勝 11分 4敗
2 鹿島 50 15勝 5分 8敗
3 大阪 49 15勝 4分 9敗
4 川崎 49 14勝 7分 7敗
5 新潟 46 12勝 10分 6敗

勝ち点10差をつけて首位を独走していた鹿島がついに2位転落。
結果28試合で勝ち点1差に4チーム。どんだけヤオなんだ
前回の記事から2週間、余りにも予想通りの結果にドン引きです。
これでもまだ不正を認めないアホーターは、狂信者と呼ぶほかない。

八百長・不正はサッカーにはつきものだ。あのユベントスだって
やっていたし、あれだけのスキャンダルを起こしておきながら、
たったの3シーズンで今年のチャンピオンズリーグに復帰している。
日本だったらスポンサー・ファン離れを起こして潰れているだろう。

本場のファンは、サッカー=八百長スポーツということを理解した上で
楽しんでいるのだろう。日本のプロレスファンと同じ思考回路である。
真剣勝負として見ていると、余りにも矛盾点が多すぎるからだ。

かつて最狂超プロレスファン列伝という漫画が月刊少年マガジンで
連載されていたのだが、この劇中の登場人物達は「プロレスは八百長」
という言葉を聞くと怒り出し、終いにはプロレス技で暴力に訴えかける。
おそらく今のJリーグサポーターも、似たような心理状態ではないだろうか。

もちろん今ではプロレスをガチだと思っているファンは希少であり、
プロレスファン列伝の作者も、プロレスファンを卒業しているらしい。
Jリーグアホーターもサッカーを八百長スポーツであると認めるか
はたまた早くサッカーファンを卒業することを強く奨めておきたい。

仕込みが始まりました

Jリーグ恒例、秋の八百長祭りが始まった。

今年は19節の時点で、首位と2位の勝ち点差が10も開いていたので、
最終節優勝は無いかなと思っていたのだが、案の定始まりました。
19節の時点で1敗しかしていなかった鹿島が、以降7節で2勝5敗(笑)
真面目にJリーグを見ている奴はバカ確定ということでOK。

19節終了時の順位
1 鹿島 44 13勝 5分 1敗
2 新潟 34  9勝 7分 3敗
3 浦和 34 10勝 4分 5敗
4 川崎 33  9勝 6分 4敗
5 東京 32 10勝 2分 7敗

以降の首位・鹿島アントラーズ戦績
20節 vs広島 0-1 ●
21節 vs大分 1-0 ○
22節 vs神戸 0-1 ●
23節 vs東京 3-1 ○
24節 vs大宮 1-3 ●
25節 vs川崎 2-3 ●
26節 vs横浜 1-2 ●

26節終了時の順位
1 鹿島 50 15勝 5分 6敗
2 川崎 46 13勝 7分 6敗
3 清水 46 12勝 10分 4敗
4 広島 44 12勝 8分 6敗
5 大阪 43 13勝 4分 9敗

ちなみに昨年までの祭りの結果はコチラ
5年連続ですか、そうですか。不景気で観客動員も減っているので
試合結果を操作してでも盛り上げないといけないのだろうね。
25節の不可解な裁定も、上位チームを消耗させる魂胆なのだろう。

ちなみに最新の欧州主要リーグなどの結果はこちら。
赤文字が最終節優勝。*1:八百長優勝のため除外

ブンデスリーガ 全34節        セリエA 全38節
08-09 34節 ウォルフスブルク   08-09 36節 インテル
07-08 31節 バイエルン      07-08 38節 インテル
06-07 34節 シュツットガルト
   06-07 33節 インテル
05-06 33節 バイエルン      05-06 38節 ユベントス *1
04-05 31節 バイエルン      04-05 37節 ユベントス

プレミアリーグ 全38節        リーガ・エスパニョーラ 全38節
08-09 36節 マンチェスター・U  08-09 36節 バルセロナ 
07-08 38節 マンチェスター・U  07-08 35節 レアル・マドリード
06-07 36節 マンチェスター・U  06-07 38節 レアル・マドリード
05-06 36節 チェルシー       05-06 35節 バルセロナ
04-05 35節 チェルシー       04-05 36節 バルセロナ

リーグ・アン 全38節         Jリーグ 全34節
08-09 38節 ボルドー       09 34節 ??
07-08 38節 リヨン         08 34節 鹿島

06-07 33節 リヨン         07 34節 鹿島
05-06 34節 リヨン         06 34節 浦和
04-05 35節 リヨン         05 34節 G大阪

歴代J2
99 川崎   34/36試合     04 川崎   37/44試合
00 札幌   40/44試合     05 京都   39/44試合
01 京都   43/44試合     06 横浜FC 47/48試合
02 大分   42/44試合     07 札幌   48/48試合
03 新潟   44/44試合     08 広島   38/45試合

欧州の主要5大リーグでは、今年は2チームが最終節優勝。
リーグアンが珍しく2年連続で最終節で優勝決定している。
この表を見ると5年連続が、いかに馬鹿馬鹿しい確率かわかる。

もちろん確固たる証拠が無いので、各種メディアも告発できない。
「サッカーの神様がJを盛り上げる為に結果を操作している」
とでも、セルジオ越後あたりが書いてくれないだろうか?

実力ボコボコ、人気もボコボコ

オランダ戦17.1%、ガーナ戦10.7%

おそらく日本協会が大枚叩いて組んだテストマッチなのだろうが、
肝心のテレビ視聴率が芳しくなかった。試合展開が良くなかった
という事もあるんだろうが、やはりサッカー自体が飽きられているのが
最大の理由だろうか。代表サッカーの地上波追放も遠くなさそうだ。

9日夜にTBSで放送された、サッカーの国際強化試合
「日本×ガーナ」(後6・55〜)の平均視聴率が10・7%
(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低調だったことが分かった。

 2点をリードされた日本代表は後半33分から怒とうの3ゴールを挙げ、
鮮やかに逆転勝ちした。岡田監督が目標とするW杯4強に光が見えた
一戦だったが、その瞬間を目撃したサポーターは多くなかった。

5日に行われたオランダ代表戦は平均17・1%をマークしたが、
点差が開いた終了時には7・2%までダウン。W杯を1年後に控え、
注目度の高い欧州遠征で、岡田ジャパンは思うような“結果”を残せなかった。

岡田ジャパン、劇的勝利もヘキサゴンに“惨敗”(スポニチ)

ガーナ戦は怒涛の追い上げで、見事な逆転勝ちを繰り広げたのだが、
ただでさえ、オランダに完敗していて、ガーナ戦も後半30分過ぎまで
敗けムードなので、テレビを切ってしまった人も多いわけだ。
平日の放送なので、最初から見ていない人も多いだろう。

試合も勝つには勝ったんだが、特に結果を問われる試合ではないので
得るものは少ない。ガーナは6日にホームでW杯予選を戦っていて、
移動込みの中2日の強行日程。おまけにW杯出場を決めた直後の
試合とあって、完全にユルユルモードで本調子とは程遠い状態。

6日のW杯予選のスーダン戦で2−0で勝ち、本大会出場を決めた
ガーナは、中2日の強行軍。選手のコンディションは万全ではなく、
しかも控え組が多く出場していたにもかかわらず、
日本は前半を0−1とリードを許して終えた。

12年前の「カズ交代」再現 いよいよ俊輔時代終焉か?(夕刊フジ)

収穫といえば上記のソースにある通り、中村俊輔が使えないことが
わかった事くらいか。フリーキックはいまだに健在であるものの、
フールドプレーヤーとしては並以下で、ほとんど使い物にならない。
陰気な性格で声も出せないので、はっきり言って邪魔な存在だ。

またガーナ戦では内田が先発から外れたことも興味深い現象である。
なにしろオランダ戦ではA代表デビューのエリアにボコボコにされ、
日本の弱点が右サイドバックである事を世界中にアピールした。
もう今は選手を育てる時期ではないので、このまま消えてもらいたい。

楢崎が戻れば少しはマシになるんだろうが、わずか2試合で6失点と
日本代表のディフェンスは世界で通用しない事が明らかになった。
中沢も闘莉王も、世界レベルの動きに全くついて行けてない。
やはり過去のW杯の例に漏れず、3バックが現実的ではないかと思う。

本田も一人で全てを変えられるタマじゃなく、もはや救世主が
現れることも無いので、限られた戦力でやり繰りするしかない。
まだ公開処刑までに9ヶ月も時間があるので、死に方を選ぶくらいは
出来るだろう。岡田監督のまだ見ぬ潜在能力に期待したい(笑)

日本が有利な時間帯は、眠気に襲われる件

サッカーは、走った距離を競うスポーツ(笑)

サッカーの国際親善試合、オランダ代表×日本代表の試合が
オランダのエンスヘーデ・トゥエンテスタジアムで行われ、
W杯ベスト4を目指す日本代表は、現在FIFAランキング3位の
オランダに3−0で完敗。目標を下方修正せざるを得ない状況だ。

 オランダ 3−0 日本
1-0 ファンペルシー(後24分)
2-0 スナイデル(後28分)
3-0 フンテラール(後42分)

W杯4強を目標に掲げる日本にとっては重要な実力試しの一戦。
中村俊(エスパニョール)ら主力が先発した日本は前半、
試合を優勢に進めたが得点できず、後半に本田(VVVフェンロ)を
投入したが、20分過ぎから一瞬のすきを突かれて立て続けに2失点。
運動量が落ちた40分過ぎに決定的な3点目を奪われた。

【サッカー日本代表・速報】日本、0−3で完敗(MSN産経)

結果だけを見ると順当なのだが、何よりも試合内容が酷すぎる。
岡田監督はサッカーの試合時間が60分で終わると勘違いしたのか、
試合開始からガンガンに走らせて、後半20分過ぎに電池切れ。
走った距離での勝負なら、W杯のベスト4も夢ではない展開だ。

ボールへの寄せの一歩も二歩も甘く、試合を壊した川島。
組織的守備が働かなければ単なる電柱だった中沢と闘莉王。
まだ21歳・22歳と若いのに、走り負けした内田と長友。
目下リーグ得点王なのに、子供扱いされていた岡崎。
Jリーガーのレベルの低さを再確認した試合だった。

オランダは終始3〜4人でしか攻めて来なかったのだが、
最後の方は、その僅かな人数で日本を圧倒していた。
コンディションの悪い親善試合で、本気を出す道理はなく
7〜8分目のパワーで日本を往なしていたわけだ。

しかしオランダにとっては収穫の少ない試合と言わざるを得ない。
何しろ日本が勝手に走り回って自爆しただけの試合だ。
こんな馬鹿試合に付き合って、選手を壊されたらたまらない。
今後日本協会からオファーがあっても、二度と受けないだろう。

バクチ、キクチ、マルチ

Jリーグはマルチ商法の広告塔に成り下がった

Jリーグはチーム数が増えすぎて、ファンが分散しているわけだ。
いくら好成績を収めたところで、地域内で完結しているので
観客動員数もスポンサーも変わらない。そのうちチームが増えて
スポンサーや客が競合して経営危機。完全に戦略の失敗である。

この度、大分トリニータは、新規ユニフォームスポンサー(胸)として、
株式会社フォーリーフ ジャパンと契約を締結致しましたので、
下記の通りお知らせ致します。

新規ユニフォームスポンサー契約について(大分トリニータ)

昨年のナビスコカップを制して話題になった大分トリニータだが、
結局観客も増えず、まともなスポンサー付かずで踏んだり蹴ったり。
金も無いので補強もままならず、性犯罪者を獲得する始末。
おまけにいわくつきのスポンサーまで付いてしまった。

このフォーリーフジャパンという会社は、典型的なマルチ業者で
2月には経済産業省から半年間の業務停止命令を下されていた。
そして処分が明けてから10日も経たぬうちのスポンサー契約である。
もはや倫理観のクソもない、確信犯的なゴミクラブと言えよう。

「がんに効く」といった事実と異なる説明で健康食品の購入を
勧誘したなどとして、経済産業省は2月19日、大阪府の
連鎖販売取引(マルチ商法)業者フォーリーフジャパンに対し、
新規勧誘などを2月20日から6カ月間禁止する業務停止命令を出した。
大阪府のマルチ商法業者に業務停止命令(日経新聞)

経済産業省は、連鎖販売業者である株式会社フォーリーフジャパン
(本社:大阪府大阪市)に対し、特定商取引法違反行為を認定し、
同法第39条第1項の規定に基づき、本年2月20日から
8月19日までの6か月間、同社の連鎖販売に関する新規の勧誘、
申込み受付及び契約締結に係る業務を停止するよう命じました。

連鎖販売業者に対する取引停止命令について(経済産業省)

アホーター連中は、マルチの宣伝媒体を必死になって応援するわけだ。
あいつらは自分の子供にネズミ講のロゴが入ったユニフォームを
着せられるのかね?パチンコがOKだから、気にも留めないのか。
大分では、サッカーなんてキチガイしか見てないのだろう。

マルチの勧誘員は、その母体が何にスポンサードしているかを
必死になって自慢して、怪しい企業では無いとアピールする。
それと同じでフォーリーフの勧誘員も、大分のスポンサーという事を
アピールして、たくさんの人々を毒牙にかけることだろう。

バクチ、キクチ、マルチ、J2オチと、ロクな話題がないトリニータ。
残念ながらJの貧乏チームは、こうした毒饅頭でも食べ続けないと
生きながらえる事が出来ない。リーグからも何のアクションも無い
ところを見ると、Jリーグはネズミ講を容認しているに違いない。

大分ロリニータ、犯罪者を匿う

やはりJリーグは性犯罪者の温床だった!

サッカー選手といえば、凄く性犯罪者が多い印象があるのだが、
その中の重鎮である菊地直哉がJリーグに復帰する模様だ。
獲得を表明したのは大分トリニータ。パチンコ企業の手厚い
支援を受けて成立しているクラブだけに、倫理観が薄いらしい。

●菊地直哉選手(大分):
「07年の事件で日本サッカー協会並びJリーグ、サポーターなど
多くのサッカー関係者に多大なご迷惑をおかけしたことに対し、
この場を借りて謝罪したい。本当にご迷惑をおかけしました。
多くの方の協力によってドイツでサッカーができ、
日本でプレーすることが出来るようになりました。
あとはピッチで結果を出し、今までの恩返しをしたい。」

【大分:菊地直哉選手移籍加入会見】菊地直哉選手コメント(J's GOAL)

恩を売った覚えもないのに、恩返しとは気持ちの悪い奴だ。
菊地は07年に女子高生に猥褻な行為を働いたとして逮捕され、
当時の所属チームだったジュビロ磐田を解雇されていた。
その時のサポーターや関係者のショックは計り知れない。

しかしヤツは戻ってきた。謹慎処分とは名ばかりのもので
この2年間はドイツでプレーしていた。ちょっとした留学である。
しかも9月13日に大分は菊地の古巣、磐田との対戦を残している。
まさに恩を仇で返す格好だ。どのツラ下げて帰って来るのだろう。

今月の初旬にはジェフ千葉が菊地の獲得を検討していたのだが、
サポーターの強い反対にあって、クラブは断念せざるを得なかった。
普段は迷惑をかけてばかりのJリーグサポーターだが、
この時ばかりは、名前通りクラブをサポート出来たのではないか。

菊地には、江尻新監督を迎えてJ1残留を目指す千葉が獲得の
正式オファーを出していた。だが、過去に不祥事により、国内で
1年間の選手登録停止処分を受けた経歴があるためサポーターから
批判が殺到。その声を重く受け止めて獲得を断念していた。

菊地 独2部コトブス“受験”(スポニチ)

しかし大分の場合は、事前にに何の告知もない電撃移籍である。
サポーターにとっては裏切られたも当然の気持ちであろう。
23試合を終えて勝ち点10と、台所事情の厳しい大分だが、
節操のない戦力補強は、クラブに汚名を残した格好となった。

7月には低迷を心配したサポーターから、クラブは募金を受けている。
その総額はおよそ600万円。この不景気の中では少なくない金額だ。
しかし獲得したのは性犯罪者、善意の募金は悪人の手に渡ってしまった。

◆「大分トリニータ選手強化緊急支援募金」総額
 金  5,472,084円
 切手  548,385円

「大分トリニータ選手強化緊急支援募金」贈呈に伴う御礼(大分トリニータ)


 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、
  | |  (・)。(・)|  
  | |@_,.--、_,>  
  ヽヽ___ノ  戦力補強の募金をしたら犯罪者が来たでござる
                                       の巻

サポーターにとっては気の毒だが、このまま大分はJ2に落ちて
2度と昇格できないように願って止まない。地域密着の成功例として
一時はもてはやされた大分だが、この所は観客動員の低迷が激しく
人気は凋落の一途を辿っていた。素晴らしいオチが付いた格好である。

そろそろJリーグが潰れるらしいよ

Jリーグの年間放映権料というのは、1993年の開幕から
2001年まではおよそ20億円前後で推移していたわけだ。

それが2002年から突如として約50億円にまで跳ね上がった。
NHKから理事を迎え入れたり、様々な裏工作を繰り広げて
大金を引き出していたのだが、そろそろ限界が来ているようだ。

Jリーグが3年後に崩壊する−。そんな衝撃情報が飛び交っている。
発端になったのが2011年までJリーグの放映権を持つCS放送
「スカイパーフェクTV!」の撤退説。
これが現実のものになればJリーグは年間約50億円もの収入を失う。
加えてJ1・J2合わせクラブ数が36まで増える一方、入場者数は激減。
このままでは3年後に経営破綻するクラブが続出するという。


東スポ崩壊

人気絶頂期でTV地上波で高視聴率を連発していた時期でも
20億円程度の価値しか生まなかったものが、地上波どころか
BSからも放逐され、ほぼCSに特化せざるを得ないゴミ状態で
2.5倍の50億円にまで膨れ上がったのは、冗談という他ない。

根気強く地上波テレビ中継を行ってきた、負け組放送局のTBSも
いよいよ切羽詰った状況に追い込まれたようで、後半戦の中継の
打ち切りを決定している。来期以降の放送も未定だとか何とか。
TBSは既に、長寿番組のスーパーサッカーを廃止しており
確実にJリーグから距離を置き始めているわけだ。

「後半戦の2本は見送ることになった。視聴率の問題。特に土、日の
視聴率を強化しなければいけない中でJリーグは厳しい」と話す。
石川遼の活躍で人気復活のゴルフなら2ケタ視聴率も可能。
数字の取れないサッカーは放送しづらくなっているのが現状。

“逆俊輔効果”地上波からJ中継が消える?(スポニチ)

Jリーグのコンテンツとしての価値は、既に90年代後半に
ほぼ消失しているのだが、沸騰するサッカー日本代表人気と、
タダ券・税金スタジアム・toto効果などで、僅かに増え続ける
観客動員数をバックに、将来性を何とか買われていた。

しかし代表人気の著しい低下と、観客動員が頭打ちとなった事で
Jリーグの株に猛烈な売りが浴びせられる事態となっている。
鬼武チェアマンも「特効薬はない」と完全に諦めムードだ。

鬼武健二チェアマンは目標達成に向け「各クラブがいかに
地域活動をして理解してもらうか。改善していかないと
いけない状況。特効薬はない」と、各クラブに努力を促した。

平均観客動員数が微減=Jリーグ(時事通信)

特効薬がないと言うよりも、今まで死に掛けていたものが
投薬治療によって延命されていたような状況である。
これ以上の薬を望むというのなら、酒井法子のように
シャブでも打ち続けて、痛みを和らげる他に方法はない。

リアルでブタ箱逝き

Jリーグサポーターは、さっさと排除した方が良い。

短期的に見れば、クラブに金を落としてくれるお客様でも、
長期的には、問題行動を繰り返す事でリーグを壊滅させるだろう。
癌細胞は早期発見、早期治療が原則である。症状が少ないからと
いって放置すれば、間違いなく癌は健常な細胞も蝕んでしまう。

サッカーJリーグの試合を取材していたフジテレビの社員らに
暴行を加えたとして、埼玉県警浦和東署が暴力行為法違反と
傷害の疑いで、浦和レッズサポーターの20代後半の男から
事情を聴いていることが30日、捜査関係者への取材で分かった。
同署は容疑が固まり次第、男を逮捕する方針。

捜査関係者によると、男は6月13日午後4時半〜5時ごろ、
数名と共謀して、さいたま市緑区の「埼玉スタジアム2002」で、
フジテレビの男性社員や系列会社の男性社員らに髪を引っ張るなどの
暴行を加え、系列会社社員に軽傷を負わせた疑いが持たれている。

この日は浦和レッズ対大宮アルディージャの試合が行われており、
男性社員らはこの試合の取材をしていた。撮影機材がレッズサポーターの
垂れ幕に引っかかったことからトラブルになったという。

フジ社員に暴力行為 容疑のレッズサポーター逮捕へ(産経新聞)

横断幕に撮影機材が引っかかったので暴行を加えた。
完全に基地外である。しかも集団で暴行したというからタチが悪い。
今回の被害者はテレビ局の関係者という訳で、Jリーグサポーターが
どれだけ凶悪な集団であるかを、もっと報道する義務があるだろう。

浦和レッズのアホーターが集う、浦和レッズについて議論するページ
掲示板の中でもこの話題についてスレッドが立っていたのだが、
当該アホーターへの擁護や、はたまたフジテレビ社員に対する攻撃、
この話題に触れること自体が荒らしと言わんばかりの書き込み

大半を占めており、サポーターの腐った体質が明らかとなっている。

一発マン > 管理人さん、削除してください。議論が目的のスレではないので。 (2009/07/30(Thu) 15:42:04)
う〜ん > 暴力はいけないので、擁護するわけではありませんが、
6/13のことで、現行犯でなく、殴ったわけでもなく、発端はあちら側のミスで。。
当該サポは我慢したんだろうけどね。。 (2009/07/30(Thu) 15:44:15)
とりあえず > スレたてた人間の性格が歪んでいる事はわかったよ (2009/07/30(Thu) 15:57:27)
simi > 暴力はいけないけど、この記事に使われてるガンバ戦の写真の
説明とか、さもレッズサポが凶悪のような書き方してるところに
すごく悪意を感じる。これもある意味マスコミという立場を利用した
暴力じゃないの? (2009/07/30(Thu) 16:04:19)
いくらなんでもって… > 荒らし目的は削除対象 (2009/07/30(Thu) 16:28:56)
きっかけはーー > フジテレビ!! (2009/07/30(Thu) 16:45:06)
フジテレ > こんなことぐらいで・・・マスコミ魂も軟弱になったな。
フジテレももう終わりだな。(2009/07/30(Thu) 16:58:34)
浦和高砂 > 喧嘩両成敗だよ。フジにも原因の一端はある。
反省してもらいたい。 (2009/07/30(Thu) 16:58:45)

浦和レッズについて議論する掲示板

残念ながらサポーターの辞書に「自浄作用」の文字は存在しない。
実は浦和レッズアホーターが横断幕でトラブルを引き起こしたのは
今回が初めてではなく、2年前にもJリーグの公式戦において
対戦相手のサポーターと、小競り合いを引き起こしている。

そしてつい先日、7月29日に行われたナビスコ杯・清水戦でも、
またも浦和レッズアホーターが、横断幕を巡ってトラブルを
引き起こしていた事がわかった。スタジアムの広告看板に
横断幕を掲出するという、訴訟になってもおかしくない行為だ。

本日、アウトソーシングスタジアム日本平で行なわれました、
清水エスパルスとの試合において、試合中、レッズサポーターにより
掲出された横断幕が、広告看板を隠すという行為がありました。
この行為は、いかなる理由があっても許されることではありません。
ホームクラブである、清水エスパルスをはじめ、
関係各位に対し、深くお詫び申し上げます。

ファン・サポーターの皆様へ (浦和レッズ)

同じような過ちが、何度も何度も繰り返されている。おそらく、
このようなDQN行為をサポーター同士で咎める声も皆無であろう。
もはやJリーグのサポーターはクズ集団に成れ果てている。

暴行を働く事によって、クラブの名を傷付ける事すらわからない
池沼がサポーターを名乗っているわけだ。浦和レッズの名誉より
てめーの作った横断幕の方が、守るべきプライドであるらしい。
こういう輩はドンドン逮捕されるべきである。そしてクラブ側も
この応援グループ全員を無期限の入場禁止に処すべきであろう。

クラブもそろそろサポーターに頼った応援スタイルを改めるべきだ。
文字は違えど、サポーターも只の応援団である事に変わりは無い。
サッカーの応援団にトラブルが付きまとう事は、世界共通であり
こうした低脳低俗な応援文化まで日本に持ち込む必要はない。

ガンバ大阪終了のお知らせ

ガンバの新スタジアム計画は造る造る詐欺

関西という土地はサッカー人気が低く、代表戦のテレビ視聴率も
関東地区に比べて2〜3割は低いわけだ。昨年末のクラブW杯も
ガンバが出場していたにも関わらず、関東地区より低視聴率だった。
Jリーグも4チームが存在するが、完全に空気と化している。

こういう土地柄だと色々と話題を振りまかないと、ファンが離れて
行ってしまうので、クラブも必死な広報戦略を執らざるを得ない。
その一つがガンバ大阪が企画した、エキスポランド跡地の
新スタジアム建設計画なんだが、典型的な造る造る詐欺である。

万博公園(大阪府吹田市)内で進めるサッカー専用スタジアム建設の
費用約150億円を、スポンサー企業やサポーターからの募金で
調達する方針であることが7日、分かった。Jリーグによると、
寄付によるスタジアム建設は国内初。ガ大阪は用地の賃料軽減に向け、
大阪府に協力を要請している。新スタジアムの収容人数は3万2千人。
万博公園内の土地約4.5ヘクタールを用地にすることを目指す。
土地を所有する独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」(万博機構)は、
私企業による営利目的でのスタジアム建設には難色を示している。

新スタジアム建設費、募金で調達 ガンバが方針(朝日新聞)

「用地の賃料軽減に向け、大阪府に協力を要請」と、またしても
税金頼みの胡散臭い計画である。金があるなら甲子園のように
黙って自前で建てればいいものを、なぜ自治体にたかるのか。
仮に建設したとしても、現有の万博競技場が無駄になるので
大阪府や万博機構にとっても、あまり都合の良くない計画だ。

またリンク先にはスポンサー資金にメドが立ったと書いてあるのだが、
こんな時勢に何十億もサッカー場に金を出せる企業は存在しない。
今もその内訳は全く公開されておらず、企業からのリリースも皆無。
現時点ではガンバが勝手に吹いているとしか判断のしようがない。

ただ無謀な計画とはいえ、対案が何も無いとなると消去法で
スタジアム計画賛成へと、世論が流れてしまう可能性がある。
とりわけ募金は、広く支援を集めることとなる有用な手段だ。
こうした動きを受けて、ようやく「本命案」が炙り出されている。

大型遊園地「エキスポランド」(大阪府吹田市)の跡地利用について、
ファンド運営会社「燦キャピタルマネージメント」は16日、
米映画大手パラマウント・ピクチャーズのグループ会社
「パラマウント・ライセンシング・インク(PLI)」と共同で、
パラマウント映画ブランドを冠した大型の娯楽リゾート施設
「パラマウント・リゾート大阪」の開発事業に乗り出すことを発表した。

オープンの時期や総事業費、施設の具体的中身は「現在検討中」(同社)
としているが、構想によると、40万平方メートルの敷地に、
世界的なエンターテインメント施設や小売り施設のほか、
5つ星ホテルなどで構成される複合リゾートを建設するという。

エキスポ跡地に映画リゾート構想 米パラマウント(産経新聞)

エキスポランドの跡地利用には、パラマウント社のライセンスによる
複合エンターテイメント施設の建設計画が持ち上がっているらしい。
以前より計画の噂はあったのだが、このタイミングでの公式発表は、
ガンバのスタジアム募金計画を受けてのものと見ていいだろう。

この計画に対して、大阪府の橋下知事のコメントが面白い。
ガンバ大阪の新スタジアム計画については、歯切れの悪い
支援表明のみに留まっていたが、今回は見るからに大賛成である。

パラマウント・リゾートについて
「大阪府としては大歓迎だ。非常に大きな話ととらえている。
実現すれば、USJと並ぶエンターテインメント施設となる
可能性があり、2つの施設で都市を活気づかせる中核施設に
なるに違いない。是非実現するようにがんばっていただきたい」

サッカースタジアムについて
「ガンバ大阪と吹田市が万博公園内での事業化を望んでおり、
一義的にはそれを尊重し、積極的に調整役を果たしたい」


ハリウッド映画を題材としたテーマパークが完成すれば、
県外はおろか外国からの観光客も広く見込めるわけだ。
一方でJリーグなんて地域のサッカーおたくしか観に来ない。
知事として、どちらの案を支持するかは誰の目にも明らかである。

パラマウントがトロントに展開する「Canada's Wonderland」
年間約320万人もの観客を集める。一方でガンバ大阪は約30万人。
ちなみに東京ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオジャパンは
本家のアメリカにあるテーマパークの観客動員を上回っている。
大阪の大都市圏人口はトロントの約4倍あり、本家超えは必至である。

しかしバカ以下の知能しか持たないヘディング脳患者にとっては
ガンバの新スタジアム以外の案件は、絶対に認められない。
何せエキスポランドで死者が出た直後に、スタジアム案を企画する
下衆野郎である。人の死に便乗する奴らに常識は通用しない。



15日のナビスコカップでも、チームが負けたからといって、
アホーターどもが居残りで抗議活動を行っているわけだ。
もし新スタジアムが建設されたら、大の大人がサッカーごときで
怒号を上げる、日本随一のワンダーランドとなるに違いない。

Jリーグの水増しが酷すぎる件

Jリーグの観客動員数は水増しが行われている。

通説では実数発表といわれているJリーグの観客動員なんだが、
正確な入場者数は、主催者以外の者が知りうる手段がないので、
「自称・実数発表」というのが本当のところである。
とりわけ観客動員数というのは、広告収入と密接に関係しており、
スポンサーから金をせしめる為に、水増しを行うクラブが後を絶たない。

本日行われたヤマハスタジアムでの磐田×大分の試合では
試合開始直前の観客席の様子を、ネット上の画像掲示板に
アップロードする猛者が現れ、水増しの実態が明らかになった。

ヤマハ水増し2ヤマハ水増し3

ヤマハ水増し1ヤマハ水増し4

ヤマハスタジアムのメインスタンドは極小なので、この4枚の画像で
客席の約8割がカバーされている。アウェーのゴール裏なんて、
観客席の大半に横断幕が広げられるほどの無人状態である。

Jリーグ公式によると、同スタジアムの収容人数は16893人。

それなのに主催者発表数は10008人(笑)。半分以下しか
客入って無いけど、とりあえず5ケタにしてみました、みたいな。

ところかわって、こちらは第7節に埼玉スタジアムで行われた
大宮×新潟の試合。観客席から撮影されたメインスタンドの様子と、
Jリーグタイムで放送されたバックスタンドの様子が
どちらもyoutubeにアップロードされて物議を醸した。





ちなみにこの日の主催者発表数は19448人
13節の埼玉ダービーの観客動員は37,027人。見比べてみよう。



Jリーグにどっぷり漬かっているヘディング脳患者が言うには、
「観客動員の増加=Jリーグの成長」という事らしいのだが、
その根拠となっている観客動員数自体が、第三者機関を介さない
主催者の大本営発表なので、はっきり言って眉唾物である。

リーグにとっても、他に成長を示す客観的なデータを提示することが
出来ないので、ひたすら嘘くさい観客動員をプッシュするしかない。
個々のチームの水増し発表にも、寛容になって来ているようだ。

常識的に考えて、サッカー日本代表の人気が地に落ちて
日本中のサッカー熱が冷めてきているというのに、
Jリーグの人気だけが上がり続けるという事に無理がある。

子供にサッカーをやらせないで下さい

プロサッカー選手がファンを射殺!

と、いっても外国の話である。ファンに野次られてムカついて
射殺するなんてスポーツは、世界広しと言えどもサッカーしかない。
あまり頭脳を必要としないスポーツだからしょうがないのだが。

アトレチコ・ジュニオール(コロンビア)のMFハビエル・フローレス
(27)が5日、ファンを射殺した。同クラブは6月28日に
国内リーグ前期プレーオフ決勝で敗れたばかりで、同選手は自宅近くで
乗用車を運転中にファン数人に「下手くそ」などとからかわれたことに
腹を立て、車から降りて発砲。銃弾2発を受けた27歳の電気工が死亡した。

「下手くそ」にキレた!選手がファン射殺(スポニチ)

サッカーは日常的にヘディングで頭を打ちつけるスポーツである。
しかもプロサッカー選手となると、子供の時からその繰り返しだ。
サッカー選手の大半がパンチドランカーである事は間違いない。

軽い脳震盪でも、何度も繰り返すと大脳半球が萎縮してしまうので
情動をつかさどる前頭葉や、側頭葉の言語中枢の働きが弱くなる。
野球選手などと比べて、インタビューを理路整然と答えられないのも
過度なヘディングが原因による、失語症の影響があると思われる。

しかも脳の損傷は不可逆性なので、一度失った機能は、ほとんど
戻らないわけだ。サッカーは競技を始める際のハードルは低いが
そのリスクがあまり浸透していないのが、大きな問題である。
もしあなたの周りに、子供にサッカーをさせようとしている親を
見かけたら、子供の為にも後遺症について知らせた方が良い。

Jリーグ「ちっ、ばれたか」

アル・ゴア/不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション

アル・ゴア/不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション

またもJの不都合な真実が世に晒された

著明な経済情報誌で知られるダイヤモンド社が、Jリーグの
ユニフォームスポンサーの広告効果に疑問を持っているようだ。
実際に試合数は少ない、メディアの露出は少ない、観客動員も微妙で
Jリーグにおけるスポンサーの広告価値なんて雀の涙程度である。

さまざまな条件を考え合わせると、大金を払ってスポンサーに
なってくれる企業を獲得するのは厳しい状況と言わざるを得ないのだ。
ところで、ユニフォームのロゴには支払った金額分の広告効果が
果たしてあるのだろうか。ホームゲームは超満員の観客で埋まり、
アウェーにも多くのサポーターが乗り込む浦和や新潟
(メインスポンサーは亀田製菓)なら、十分効果はあるはずだ。

サポーターが着るレプリカユニフォームも正式なものには
スポンサーのロゴが入っている。親近感からその企業の商品を
利用しようと考える人もいるだろう。だが、それ以外のクラブは
観客動員が伸び悩んでいる。加えて最近では地上波での中継も
少なくなっており、効果はあまりないのではないか。

Jリーグ選手の胸スポンサーロゴに、
どれだけの広告価値があるのか(ダイヤモンドオンライン)


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ボスが敗北宣言

ついにヘディング脳の親方が敗北宣言!

TBSラジオで6月9日放送の「デイキャッチャーズ・ボイス小西克哉」に
日本サッカー協会名誉会長・川渕三郎キャプテンがゲスト出演した。
その際に日本代表の話題に触れ、「サッカー見たい人の数が圧倒的に
減っている」などと発言し、事実上のサッカー人気低下を認めた。

「人気のある、あんまり若い選手がでてこいない部分は、
 露出度が少ないっていうことですね、マスコミへの。
 それはやっぱり今まで中田英とか、この辺はまあコマーシャルの
 出方にしても、小野もそうですよね、だから色んな扱いが
 もうスポーツ紙も含めて、すごく大きかった。

 しかしあの、ドイツW杯以降、露出度がものすごく落ちたわけですね。
 見たい選手がいなくなったっていうことですよね。
 例えば日本代表の観客動員がすごく落ちたというのも、
 女性のお客さんがすごい減ったんですよ。ヒデがいなくなったことで
 こんなに女性が減るのかっていうぐらい減ってるんですよね。
 ヨーロッパでヒデが活躍してるころは、もうツアーがいっぱい、
 毎試合ごとが行ってたが、もうそういうのが今は0ですよね。

 それにしてもね、今度僕はね、そのウズベキスタン戦、土曜日の
 11時でしょ?30何%絶対いくと思ったら24%ですからね。
 僕としては、もう10数%不満。ということはいかに
 今の日本代表チームは、その人気がないかっていう事ですよね。
 で、サッカー見たいって人の数が圧倒的に減ってるんですよ。」

デイキャッチャーズ・ボイス小西克哉

サッカーの人気低下が深刻なのは、誰の目にも明らかであり
とうとうヘディング脳の親方も認めざるを得なくなったらしい。
第一線を退いたからこそ、気楽に発言できたのかも知れないが、
今の協会の中枢部にいる人間も、おそらく同じ認識だろう。

ただ川渕名誉会長は未だに大いなる勘違いをしている。
「見たい選手がいないから、盛り上がらない」と言うが、
中田英や小野の人気も、所詮は日本代表の副産物に過ぎない。
彼らがスターダムにのし上がる前から、代表人気は凄かった。

何せ当時Jリーガーですらなかった無名選手のゴン中山が
予選落ちしたにも関わらず、一躍スーパースターになったり、
マレーシアまで2万人ものサポーターが押し寄せたりしたわけだ。
ここまで人の心を動かしたイベントは、過去にも見当たらない。

日本代表の迷走は、まだまだ続く

こうした人気を「選手個人個人が作り上げた」と勘違いした男が
協会の会長を務めたことが、サッカー界の最大の不幸だろう。
この勘違いからスター選手至上主義のジーコジャパンが生まれ、
日本代表が国民的な関心事から、安っぽいショーに劣化した。

岡田ジャパンはジーコと丸っきり逆の現実派路線なのだが、
今となっては後の祭り。少ない経験値で無我夢中でやっていた
フランス大会なら生暖かい目で見守れたが、小さく纏まった
今の日本代表チームなど、まじめに応援する者はいない。

アジアの格下や、手合割の親善試合しか経験していないチームだ。
まさにこれからメッキが剥がれようとしている状態である。
ファンの期待も「ベスト4」より、どれだけ無様に負けるかに
シフトして行くのではないだろうか。面白いショーを期待したい。

97人が通行人

今回、日本代表の予選突破を喜んでいるのは、
ファンではなく、マスコミ関係者だけでした。


全8試合中2試合残して本選出場という、史上最も楽勝な
W杯予選だったのだが、案の定ファンは全く盛り上がってない。
代表チームが成田に帰国しても、出迎えはたったの100人、
何と報道陣の人数の方が多かったというお笑い種である。

チャーター機で帰国した日本代表を成田空港で出迎えたファンは
100人強にとどまった。その中で代表ユニホームを着ていたのは
3人だけ。06年ドイツ大会の出場権を獲得して帰国した際は
約250人が出迎えただけに、寂しい帰国となった。

関係者は「W杯に出ることが当たり前のように思われているからかも」
と見ていた。一方、横浜市内で行われた出場決定記者会見には
約220人の報道陣が集まり、会場がごった返した。

W杯出場は当たり前?成田出迎えは100人(スポニチ)

ユニフォームを着ていたのが3人というので、残りは通行人だろう。
いまどきサッカーで盛り上がってるのは、関係者とマスコミ・電通と
一部の頭の弱いサッカー信者だけというのが定説である。
試合中継も実況・解説が阿呆みたいに絶叫してるだけで内容なし。

新聞も売れない時代なので、マスゴミもネタ探しに必死である。
「世界最速で出場決定」というフレーズで盛り上げているが、
逆にこれは「世界一楽な予選」と言っているようなものだ。
案の定、まだ騙されやすい人が24%も試合を見ていたらしい。

6日に放送された『サッカー・2010FIFAワールドカップ・アジア地区
最終予選・ウズベキスタン×日本』(テレ朝系)が、深夜帯にも
関わらず視聴率24.4%(関東地区 番組平均)を記録。
世界最速でW杯出場を決めた岡田JAPANに日本中が沸いた。
サッカーW杯予選・ウズベキスタン戦が24.4%を記録(Yahoo!)

サッカーワールドカップ最終予選 出場決定戦視聴率
1993年10月28日(木) 日本×イラク       22:00-24:15  48.1%
1997年11月16日(日) 日本×イラン       21:50-25:05  47.9%
2005年06月08日(水) 日本×北朝鮮      19:22-21:38  43.4%
2009年06月06日(土) 日本×ウズベキスタン 22:54-25:20  24.4%


あの「ドーハの悲劇」から視聴率はほぼ半減。むしろまだ24%が
試合を見ていた事が驚きなのだが、これはマスコミの必死な
サッカー防衛工作の成果と言えるだろう。何せ法外な放映権料を
すでにFIFAに支払っているので、日本代表が予選突破をしないと
電通及び、マスコミ各社が膨大な赤字を背負わされるわけだ。

普通のサッカーファンは、W杯の予選突破は当たり前と思っている。
ウズベキスタン、カタール、バーレーンのような雑魚に勝っても
何の自慢にもならない。大事なのは本戦で勝てるかどうかである。
「目標はベスト4」などと岡田監督は吠えているが、今の状態では
1次リーグ突破すらも難しいことも、コアなファンなら知っている。

大手メディアは、それら負の部分を全くと言っていいほど報じない。
一般紙面では散々不況を煽っている癖に、サッカーに於いては
景気のいい記事しか流さない。こうして多くのファンが騙されて
ガッカリしたのが2006年のドイツW杯である。残念ながら
まだ24%の人が騙され続けて、サッカーの試合を見ているようだ。

これから本大会へ向けて、マスメディアの煽りは増す一方である。
岡田ジャパンのチーム作りは、ほぼ完成しているので、本大会に
向けて大幅な戦力の上乗せは期待できない。それでも新聞紙面は
「目標はベスト4」の文字が躍り、ファンの関心を引こうとするだろう。
まるで「1勝1敗1分けで〜」と煽り続けたフランス大会のように。

豚のマーキング

またJリーグのアホーターが問題を起こしたらしい

24日、さいたま市長選が行われたが、その選挙ポスター掲示板に
浦和レッズサポーターと思わしき者が、悪戯をしていた事がわかった。
「ビン、カン、リスはゴミ箱へ」という大宮アルディージャとの
埼玉ダービーを煽った低脳なチラシを掲示板に貼り付けた疑い。

一部の心ない者により、公共エリアや選挙ポスター掲示板等に
ちらしを掲出する行為がありました。これらの行為は、
法令に抵触するような残念な行為です。ご迷惑をおかけした
関係各位に深くお詫び申し上げます。今後はこのような行為が
ないよう皆様のご理解、ご協力よろしくお願いいたします。

スタジアム外での行為について(浦和レッズ)

豚マーク1豚マーク



豚マーク2

こうした行為は、公職選挙法・第225条第2項の広義に違反する。

(選挙の自由妨害罪)
第225条 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、
4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。

2.交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、
その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。

公職選挙法(法庫.com)

この法令以前に、こうしたチラシを作製し配布すること自体が
人としてのモラルに欠ける行為と言わざるを得ない。
クラブも法令違反を陳謝するより、こうした幼稚な愚考を
改めるよう、サポーターに呼びかけるのが筋ではないのか。

これが心無い一部のレッズアホーターの発想ならまだしも、
ゴール裏のアホーター全体で、企画していたら本末転倒である。
24日の埼玉ダービー試合前の浦和ゴール裏の様子。



もうアホかと

何のことはない、浦和サポーター全体で低脳な煽りを是認している。
現に掲示板にチラシを貼付する者がいても、剥がす者はいない。
これでは相手サポーターがキレて、暴動に発展するのも致し方ない。
サッカーは、基本的に低俗な人間の好むスポーツなのだ。

ちなみに24日の市長選の結果は、新人の清水勇人氏が圧勝。
清水勇人 新人 155,966
相川宗一 現職  98,816


敗れた現職の市長は旧浦和市からの引継ぎであり、大のレッズファン。
「さいたま市サッカーのまちづくり推進協議会」の代表を務め、
多額の税金を投じて、さいたまシティカップを開催するなど
積極的に浦和レッズ等のサッカー人気を下支えした人物だ。

しかしサッカーファンは馬鹿なので、政治に興味がないわけだ。
いくら市長がレッズサポーターに媚びても、得票に返っては来なかった。
逆に浦和レッズサポーターに最も迷惑を被っているのは
他でもない善良なさいたま市民なので、浦和サポーターに
媚びまくる相川市長は、生理的に受け付けられないわけだ。

相川市長は、さいたま新都心にサッカーのプロパガンダ施設を
作ると公約したのだが、白紙撤回を主張する清水氏に完敗。
浦和サポーターが増えれば増えるほど、その横暴に辟易した
善良な市民が、サッカーを嫌いになる様が選挙結果に表れた。

総事業費約16億円。「誰が何を整備するかで費用は変わる」と
市スポーツ企画課。10年1月着工、13年5月のオープンを
目指すという。昨年12月に市議会で承認された整備方針によると、
パブリックビューイングができる大型画面やスポーツレストラン、
屋外の人工芝フットサル場、サッカー関連の書籍や映像資料の
専門図書館などを設け、交流やにぎわいを創出する、としている。

浦和と大宮の後援会長を務める相川氏は「サッカーのまちづくりの
一環。官庁街のにぎわいを作るために必要」。対する各候補は……。
清水勇人氏(47)は「白紙撤回。『子どもミュージアム』とか
親子のきずなを高めるような施設にしたい」。
 ←新市長
さいたま市長選 サッカーで舌戦(朝日新聞)

浦和レッズの人気は所詮、行政に下駄を履かせて貰っているものだ。
埼玉スタジアムがオープンするまで、クラブも赤字続きだった。
もしホームが駒場競技場のままなら、とっくに潰れていただろう。
それに気付いていない浦和アホーターは調子に乗る一方である。

しかしサッカープロパガンダを推進する相川市長が敗れたため、
これから浦和レッズを取り巻く環境は、厳しくなる一方であろう。
新型インフルエンザの影響で延期された、さいたまシティカップ
前市長が道楽で始めた事業なので、廃止となる可能性が高い。

Jリーグも浦和の人気や露出で持っている面は否めないので
多かれ少なかれ影響を受けるだろう。ただ、浦和アホーターに
影響されて、他クラブのサポーターまで馬鹿になりつつあるので
一層のことクラブごと潰した方が膿が出て良いのかも知れない。
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