2024年4月11日

明日は「金J」浦和戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

4月といえば新生活の始まりの時期です。柏市では昨日10日に市立中、今日11日に市立小の入学式が行われました。新中学生、新小学生とご家族の皆さん、この度はご入学おめでとうございます。レイソルでは毎年祝電を送っておりましたが、今年はお手紙の方式に変え、選手たちがピースした集合写真とお祝いの言葉、そして井原監督以下8人の選手たちが直筆でメッセージとサインを添えて、お届けしました。いくつかSNSにアップいただいている方の投稿を見て、無事にご覧いただけたんだと安心しました。柏の街にレイソルがあるということを子どもたちに少しでも伝えればと思いますし、今後も別の働きかけを準備していますので、またお知らせします。

日曜のヴェルディ戦を最後に、細谷選手と関根選手をU-23日本代表へ送り出しました。ここまでの彼らの働きや貢献については触れる必要もないほどですが、彼らが不在になることは予想がついていましたし、チームはこの時のために心づもりや準備をしてきました。山田選手は「誰が抜けても、厳しいコンディションでも勝てるチームにならないと上位にはいけない。マオとセキが代表で気持ちよくプレーできるように、僕たちが勝って2人を後押ししたい」と力強い言葉を残しました。

1ECC536E-6D54-49F6-BC80-D121609F93F3.PNG

対するレッズには、近年勝利できていません。カップ戦では2021年に勝利したものの、リーグ戦では2020年7月の4-0@埼スタを最後に、7試合未勝利で複数失点も続いています。本来であれば、明日4/12の誕生日を柏で迎えるはずだった酒井選手が負傷離脱し、ショルツ選手もこのところゲームを離れていますが、やはり層の厚いチームで、代わりの選手が躍動しています。レイソルには昨年出場できなかった犬飼選手が我々の一員に。木下選手や武藤選手というレッズ出身の選手もおり、いつものように熱い日立台でのレッズ戦になりそうです。

金曜ナイトゲームでどうしてもスタジアムに来られないという人には、ぜひDAZNで!今回は「金J」「ピックアップマッチ」としての特別プログラムになります。W解説には、日立台を沸かせた両ストライカー、李忠成さんと林陵平さんの2トップ体制。実況はお馴染みの桑原学さん、そして日々野真理さんのレポートとなります。試合前は通常より20分早い18:30過ぎからピッチサイドでの放送スタートです。19時のキックオフをめがけてスタジアムに来られる方も、道中で2人のトークを聞きながらぜひ日立台へお越しください。
★DAZN加入や見逃し配信はこちらから
https://t.co/3c7TZDpxlk

今回のマッチデープログラムインタビューは、古巣対戦の木下選手。インタビューと1分質問もぜひご覧ください。

チケットは木曜19時現在で、MR席とサンライズシート以外は完売で、残り数百枚だけになっています。明日の試合前に売り切れる可能性もありますので、お早めにローチケでお買い求めください。日立台の桜は、一昨日の嵐でかなり舞い落ちてしまいましたが、それでもまだお花見ができるぐらいの桜が残っています。久しぶりに芝広場を一部開放し、お花見エリア、飲食エリアを設けますが、こちらの注意事項がありますのでお気をつけください。
※「飲食可能エリア」では、設置してあるテーブル上や、ご持参いただいたレジャーシートの上に限り、飲食可能とさせていただきます。立ったままでの飲食や、直接芝の上に座って飲食されるのはご遠慮ください。
※「お花見専用エリア」は飲食不可とさせていただきます。桜の鑑賞・写真撮影等をお楽しみください。
※野球場は普段アカデミーの選手が練習や試合で使用いたします。飲食物や割りばし、つまようじなどの落下・放置により、芝生の劣化や選手のケガに繋がる恐れがございます。必ずレジャーシートをご利用の上、ゴミはゴミ箱へ捨てていただくか、お持ち帰りをお願いいたします。

★チケットやイベント情報はこちらから
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0412


2024年4月 6日

明日はアウェイ東京V戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:梶山由珠

セレッソ戦翌日の木曜日、パリオリンピックへの出場権を懸けた最終予選「U23アジアカップカタール2024」に臨むU-23日本代表のメンバーが発表されました。レイソルからは、先月の親善試合にも招集された細谷選手、関根選手が選出。両選手は明日の夜には日本を発ち、カタールへと乗り込みます。

グループステージでは中国、UAE、韓国と対戦。その後準々決勝、準決勝、決勝と5月上旬まで続く長期決戦となります。オリンピックへの切符を掴むには、この大会で3位以内(4位はアフリカ大陸とのプレーオフで決定)に入らなければなりません。これはW杯のアジア出場枠よりもはるかに少ない数字です。アジアの戦いがいかに難しいものかは、今年1月に行われた森保ジャパンのアジアカップを見て痛感しましたし、細谷選手はそれを肌で感じた数少ないパリ世代の選手として「この経験をU-23チームに自分が伝えていかないといけない」と自覚し、人一倍の責任感を持ってこの大会に臨みます。
開催地カタールの気温は30度以上と日本とは真逆の気候ですし、過酷な戦いになるかと思いますが、2人が日本を背負って立って、自らの手でオリンピックの出場権を掴んで帰ってきてくれると信じています。
細谷選手と関根選手は1ヶ月近くチームを離れることになりますが、この期間もJリーグの試合は続きます。ここまで全6試合で先発出場している2人が抜けるわけですから、レイソルにとって痛くないわけはないですが、2人が不在の中でもしっかりと勝点を積み重ねていかなければなりません。そしてレイソルにはパリ世代でこの舞台をめざしながら、今回は残念ながら選ばれなかった選手もいます。そういった選手たちがレイソルでさらに奮起して、次なるステージでは大岩監督をもっと悩ませるくらいに活躍してくれることを期待したいです。

240406_2.JPG

さて、明日は3連戦の3戦目、アウェイでの東京ヴェルディ戦です。ヴェルディとの対戦は2019年以来5年ぶり、J1での最後の対戦は2008年まで遡ります(上記は2008年7月20日に行われた味スタでの東京V戦の写真)。

現在のヴェルディは城福監督のもと組織的な守備で粘り強く戦うチームで、その強さが昨年のJ2プレーオフ突破につながりました。前節の湘南戦は2-1で逆転勝利、前々節の京都戦も2点ビハインドから80分以降に2点を奪ってドローと、最後まで気の抜けない危険なチームという印象です。レイソルは直近2試合は相手よりも多くのシュートを放ち、試合内容でも互角以上の戦いを見せながらも、勝点1に留まりました。明日のヴェルディも難しい相手ですが、その課題を打ち破っていかなければ上位には食い込めません。

昨季から不動のボランチとして君臨していた高嶺選手が負傷離脱中という状況のなか、試合を重ねるごとに存在感を発揮しているのは白井永地選手です。レイソルアカデミーを卒団して以来、11年ぶりに覚悟を持ってレイソルに帰ってきてくれたエイジ。J2でキャリアを積み、今季が初めてのJ1挑戦でありながら、J1のレベルやレイソルのサッカーに着実にフィット。90分通して攻守に顔を出し続けるハードワーカーとしてチームを支えています。2試合連続、両チームトップの走行距離を誇ったことがそれを物語っていますし、前節のゴールシーンもエイジが高い位置でボールを奪い、島村選手に繋げたところからでした。
しかし本人は、自身に厳しい言葉を投げかけて、さらに上を見据えます。「レイソルの一員としてどういう相手でも勝ち切らないといけないし、局面でも勝たないといけないし、どんな状況でも僕自身負けたらいけないと思っています。そこをこだわり続けていきたいし、もっと試合を重ねていけば、もっと良くなると思うし、まだまだ力になれると思っています。ここ2試合はチームとしてポジティブな部分もたくさんあると思いますが、勝ち切れていないのが現状。これを勝ち切れるような強い集団になれるように、突き詰めてやっていきたいと思います」。

240406_1.JPG

勝利まであと一歩には近づいている現状、狙い通りのゲーム内容に持ち込めていることで、チームとしては自信を掴めてきていることも確かです。明日こそは、それを結果につなげられるように。チーム全員がその思いで明日のゲームに臨みます。味の素スタジアムにて13:00キックオフ、現地に行かれない方はDAZNにてぜひ後押しいただければと思います。

また明日は日立台の人工芝グラウンドでも、藤田優人監督率いるU-18チームのプレミアリーグ開幕戦が行われます。今季プレミアリーグに昇格した鹿島アントラーズユースと11:00から対戦します。J-SPORTSでのLIVE配信もありますので、こちらもぜひご注目ください!
https://www.reysol.co.jp/news/youth/036544.html

2024年4月 3日

セレッソ戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

まず今日から、日立台のグラウンドでU-12世代の国際大会を開催しています。「ワールドフットボールフェスティバル(WFF)」に国内から5チーム、海外から5チーム、計10チームによる大会です。自分は、開幕戦のサントスFCvsスポーカル六本木、柏レイソルvsフェンロ―を観戦、撮影しました。

サントスにはカウアン選手という世界的に注目されている選手がいて、すでにSNSに彼のファンタジックなプレーがアップされていますが、今日日立台でもその片鱗を見せてくれました。もちろんレイソルにも有望な選手たちがいて、その一部ですがXに動画をアップしましたので、ぜひ見てみてください。そして4日、6日は一般見学もできますので、日立台の桜を眺めながら、金の卵たちのプレーをお楽しみください。
★大会公式サイトはこちら https://football-fes.org/

そのWFFに出場した選手たちも観戦した、夜のセレッソ戦。結果は1-1の引き分け、リーグ2位のセレッソを相手に一進一退、互角の戦いを見せてくれたと思います。相手の小菊監督も「90分間、お互いのスタイル、カラーがよく出た、とてもエキサイティングで強度の高い試合だった」と評した通り、チャンスもピンチもありながら、激しく撃ち合い、ガードし合った試合でした。

立ち上がりからレイソルが敵陣での保持を長くして、絶好のスタートでした。しかし一転、背後をとられてのカウンターピンチから相手を倒してのPK。せっかくのすばらしい流れが失われかけたところでしたが、今日のレイソルはそんな空気をすぐに吹き消してくれました。今日先発起用された島村選手が正面からシュート。いったんはブロックされますが、こぼれ球に素早く切り替えた関根選手、そして白井選手も続いて二次攻撃。そこから今年の新戦力・島村選手の左足が輝きました。

「ルーズボールを自分がうまく取れて相手の前に入って、スペースは空いていたので潜っていけるなと思っていた。シュートを打とうかとも思ったが、めちゃくちゃサヴィオが呼んでいたので、サヴィオに渡したら決めてくれるかなと思って優しくパスするだけだった」。サヴィオも「あのゴールは完全にタクがおぜん立てしてくれたもの。彼だけじゃなく、ピッチに立つ11人以外でもチーム一丸となって日頃からいい準備をしていることが、今のスタートダッシュにつながっている」と振り返りました。PKを与えてしまった古賀選手がサヴィオを迎えるシーン、チームの一体感の象徴です。

240403_sa2.jpg

ただサヴィオは人一倍勝利を求め、貪欲に戦う選手です。「今日も相当数のチャンス、決定機を作っている。チームの連携は、試合数を重ねるごとに深まってきている実感はあるし、引き分けで終わった試合は勝てた試合だと思っている。今後、よりチーム戦術を選手がしっかりと理解して連携が深まっていけば自ずと結果はついてくると思います」

昨日書いたように、去年から簡単に負けないチームになってきているのは間違いありません。ここからいかに勝ちきるチームになれるか。そこに尽きます。劇変は難しくとも、去年から徐々に前進できていると選手たち自身も感じられているでしょうし、自信も深まっているはずです。1点を守ること、2点目を取ること。次のヴェルディ戦で回答が出ることを望むばかりです。今日は平日ナイトゲーム、そして雨が降り続く中、美しいイエローサンシャインナイトと、試合中の熱い熱い応援をありがとうございました!

240403_sa.jpg

2024年4月 2日

明日はセレッソ戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

昨日から4月になり、新しい生活がスタートした方もいらっしゃることでしょう。学校や職場が変わり、期待だったり不安だったりを抱えているかもしれませんが、新しい出会いや友達が増えて、春のような明るく温かい日々になることをお祈りしています。

この時期、桜が満開になっている日立台ですが、ようやくつぼみから花びらが開いて、見た感じでは1分から2分咲きという感じです。明日の相手がちょうどセレッソ(=スペイン語で桜)さんだったので、桜やお花見にちなんだ企画を検討していたのですが、桜の咲き具合や明日の天候も下り坂ということでやむなく実施なしとなりました。来週12日金曜のレッズ戦まで桜が持ってくれたらと願うばかりです。

240402sakura2.jpg

イベントとしては、ホーム側来場先着7000名様にペンライトをプレゼントし、イルミイベント「YELLOW SUNSHINE NIGHT」を開催します。また、中学生以下の方には、大人気のサッカーアニメ「劇場版ブルーロック」のチケットホルダーや鑑賞割引券のプレゼントもあります。フードエリアには、昨年12月にお越しいただいた佐々木雅士選手のご両親によるオムライス「アマリージョ」さんがホームゲーム初出店です。他にも今季からいろんな店舗さんに出店いただいて、ご来場の皆さんに毎試合グルメを楽しんでいただけたらと何よりです。

★チケットやイベントの詳細はこちらから
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0403

そして試合です。開幕5試合を2勝2分1敗、勝点8を積んで、昨年よりは良い滑り出しとなりました。去年から継続しているハードワークとディフェンスに加え、攻撃面でボール保持を少しでも長くしていこうという取り組みは、一歩ずつ上積みできている様子は、サポーターの皆さんにも伝わっていることと思います。4試合で先制したことは素晴らしいことですが、追加点を取れなかったこと、リードを守れなかったこと、セットプレーでの失点など、ここさえクリアできれば、さらに勝点を取れるチャンスもありました。これからの課題を選手もスタッフもしっかり受け止めて改善に努めています。

明日迎えるセレッソは、勝点11で目下2位と好調です。多彩な外国籍選手たちが効果的に稼働し、またベテランと若手選手が融合して、非常にバランスの良いチームです。昨年8月の対戦では、戸嶋選手の先制ゴールを95分まで守りながら痛恨の失点。日立台全体がさぞかし悔しい思いをしました。負けないチームから勝ちきるチームへ。今年のレイソルが上に行けるかどうかの大事な4月となります。明日は平日水曜で午後から雨模様ではありますが、多くのサポーターの皆さんにペンライトで日立台のスタンドを黄色く照らしていただき、大きな後押しをお願いいたします。

240402sachi.jpg

2024年3月30日

新潟戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日のアウェイ新潟戦での応援、大変ありがとうございました。
今回は動画にて試合の様子をお伝えさせていただきます。公式YouTubeより、ロッカー内の映像やサポーターの皆さんの応援風景などをご覧ご覧いただければと思います。

2024年3月29日

明日はアウェイ新潟戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:梶山由珠

お届けに時間がかかってしまいましたが、アソシエイツ会員の皆さまの手元にイヤーブックが届いたというポストをXでもいくつかお見かけしました。長らくお待たせして申し訳ございません。まだ届いていない方のもとにも順次到着するかと思いますので、もう少しお待ちください。
昨年末からイヤーブックの構成を練っていた中で、今年から掲げることを決めていた「No REYSOL,No LIFE」を何かしらの形で表現したいと思っていました。まだロゴもないしどうしようかと考えていたところ、もともとこのキーワードを纏っていたチームバスをモデルにするのはどうかという案が上がり、今まで表紙にバスを採用したことがなかったのもあって即決となりました。10年以上前の懐かしいレイソルイヤーブックを彷彿させるような黄色×黒だけのデザインで、かっこよく仕上げていただきました。

240329_1.jpg

またインタビューでは、井原監督と布部GMがそれぞれ今季を見据えたプランニングや決意を、犬飼選手が完全移籍を決めた理由やサポーターへの思いなどを語りました。対談には「帰ってきた二人」と題して鵜木選手と熊坂選手の2人が登場。レイソルで再起をかける二人の意気込みなどを盛り込んでいます。その他、選手名鑑やアカデミーなど様々な情報が詰まっていますので、会員の皆さまにはぜひ熟読いただけたらと思います。

さて、明日は2週間ぶりのリーグ戦。アウェイで新潟戦に臨みます。J1リーグが中断となったこの2週間はインターナショナルマッチウィークで、レイソルからは細谷選手と関根選手がU-23日本代表の親善試合に参加していました。

細谷選手はマリ戦、ウクライナ戦ともに45分出場、関根選手はウクライナ戦に先発フル出場。セキにとっては念願のフルメンバーでの代表選出、今回はオリンピック最終予選前最後の親善試合、最終予選に向けての生き残りを懸けた争いで、相当気合も入っていたことと思います。
「マリ戦では負けていたので、チームにはいい緊張感がありました。でも自分はJリーグで試合出場を重ねていたおかげで、ほとんど緊張せずに試合に入れました」という言葉通り、同世代で経験豊富な選手たちと比べても遜色なく、堂々としたプレーを披露。後半立ち上がり、セキがコーナーキックに合わせたヘディングシュートはクロスバーに阻まれましたが、そのこぼれを佐藤恵允選手が押し込んで貴重な先制点につながりました。
柏に戻ってきてすぐ、セキに「代表はどうだった?」と尋ねると、第一声「楽しかったです!」と笑顔でした。その表情からは代表チームで充実した時間を過ごしてきたことを感じ取れました。ここからはレイソルでどれだけいいパフォーマンスが見せられるか。最終予選のメンバー選考まで残り一週間。「彼らの良さを最大限引き出してあげるためにも、チームとしても良い状況や順位を維持して『成功体験』を積ませてあげたい」と話す古賀キャプテンの言葉には、自身の悔しい経験があるからこその重みがありました。彼らがメンバーに選ばれるとなればその間レイソルを離れることにはなりますが、引き続きアピールしていくためにも、今後のレイソルでの活躍にも期待がかかります。

リーグ中断期間中、レイソルは対新潟を想定しながら2週間準備を進めてきました。攻撃的で、しっかりとボールをつなぎながらゴール前まで侵入してくるスタイルを築く新潟は、ここまでレイソルと同じく2勝1分1敗と好スタートを切っています。井原監督も「やはり攻撃力が一番の特徴だと思うので、受け身にならないようにしたい」と警戒します。
レイソルは先週流通経済大学と練習試合を行い、合計スコア6-1で勝利。コンディション面に問題のない選手は全員が出場して実戦を重ねました。結果はもちろんですが、ゲームをどうコントロールするかという部分やチーム内での競争、開幕からの4試合で出た課題の改善を含め、全体的にとても前向きかつ良い雰囲気でこの期間を過ごせたと思います。
明日の新潟戦、それから水曜にはホームでC大阪戦、日曜にはアウェイで東京V戦と、ここからはチームの総合力が試される3連戦となります。その連戦初戦、しっかりとものにして次節のホームにその勢いを持って帰れるように、ともに戦いましょう!明日は14時キックオフ、ぜひ現地やDAZNで後押しをよろしくお願いいたします。

最後に補足となりますが、今後の試合後のYouTube含めたSNSの発信やブログの更新について、試合結果や状況に応じて少し対応を変更させていただくかもしれません。大きく変えるつもりはないのですが、業務の都合上、少し各コンテンツの使い分けを図りたいという意向がありますので、その点ご理解いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

2024年3月16日

名古屋戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

240316sta.jpg

去年のこの時期にもホームで名古屋戦があり、その時の観衆は10000人に届きませんでした。今回、チケットはビジターゴール裏の数十枚を残すだけで、ホーム側は全て完売。今日の入場者数は12897人と、前年よりも多くのご来場をいただきました。もちろんチームの好調が一番の要因に違いないと思いますが、クラブとして少しでもスタジアムに来て楽しんでいただければという思いで取り組んできたイベントなどが、少しでもその数字の変化にも繋がっていたら何よりです。とにかく、何よりもサポーターの皆さんがホーム日立台での勝利を求めて、それに応えたいというチームとクラブの思いも乗せて全員で懸命に戦った試合ではありましたが、ホームサポーターの前で0-2という悔しい敗戦に終わりました。

井原監督の言葉にありましたが、開幕から3連敗とよもやのスタートだった名古屋が、この試合に賭けていた気持ちや執念というのは並々ならぬものだったでしょうし、それは我々が昨シーズンに持ち続けていたものに近いものだったと思います。「レイソルのハイラインを考えてメンバーを選んだ」という長谷川監督の言葉や、球際で戦う選手たちのパワー、少しの隙も狙い、逆に隙を見せない、というところで、今日は相手のゲームになりました。これは一つの例ですが、先制点の場面で隙を狙っていた永井選手と、一歩出遅れてしまったレイソルとの差がゴールになってしまいました。「僕がもっと大きなアクションをすべきだったし、トレーニングからこういう場面を想定してどうすべきか、そしてこういう失点を繰り返さないようにすることが大事です」と松本選手はしっかり今日のゲームを見つめ直していました。

先制点こそ許したものの、30分ごろだったと思いますが、サヴィオ選手が左サイドを力強く突破して相手DFのイエローカードを引き出し、試合の流れはレイソルに。関根選手のオーバーラップからのミドルシュート、そして犬飼選手のヘディング、いずれも素晴らしい展開から相手ゴールを襲ったものがゴールマウスにヒット。たらればではありますが、あれが決まっていれば試合の流れはさらに変わっていたでしょうし、そういう紙一重のところで、今日はレイソルが勝利を引き寄せられませんでした。

今年は先制する試合が続いた中で、今季初めてのビハインドの展開に。古賀選手は「失点してからの自分たちのゲームの運び方が課題として残った」と振り返り、また井原監督も「自分たちの方が力が上だという勘違いがあったとしたら、してはならないこと。まだまだ自分たちには力がないということをもう一度しっかりと認識して、次に準備していきたい」と戒めの言葉を話しました。セットプレーのチャンスを活かしたい磐田戦と、防ぎきれなかった今日。試合は常に紙一重で、だからこそサッカーの質を高める努力を続けるとともに、細部にこだわり集中やハードワークで負けないこと。今年のチームがさらに上へ登っていくための教訓になったと後に言えるように、ここまで4試合で7ポイントで取った自信もしっかり携えて戦っていけたらと思います。満員の日立台で勝利を分かち合いたい。選手たちの一番の思いです。今度こそ勝利を。今日も素晴らしい雰囲気のスタジアムをありがとうございました。