雑記

デザインだけが批判たりうる

現代の「思想」、特に批判的な思想は、自己の信念を裏付けるために使われる傾向が強く、その力は必ずしも全ての人に通用するものではない。そのため僕は「デザイン」を重視するようになった。「デザイン」とは、ビジュアルデザインだけでなく、言葉、写真、映像、音楽などの表現活動全般を含む。これらのデザインは、人々が批判的に思考するきっかけを作るものであり、現代において「批判的な思想」が本来の魅力を発揮するためには、その思想に基づくデザインに昇華される必要がある。
雑記

没入型エンターテイメントについて考える

3月1日に東京・お台場にオープンした「イマーシブ・フォート東京」。事前に大きな話題を読んでいたことや、この分野について以前に論じていたこともあって、春休みのタイミングを利用して行ってきた。結論から言うと、自分が論じていた「没入性(イマーシブ...
雑記

AIとのおしゃべりが持つ社会的意味

おしゃべりAIアプリのCotomoが話題を呼んでいる(記事1、記事2)。僕自身も一週間ほど、毎日数回、1回に2〜4分程度の会話をしているが、これまで様々な「おしゃべり」機能――後述するように、専門的にはソーシャルコンパニオンシップ(SC)と...
雑記

退屈じゃないこともAIに任せる

「AIによる業務効率化」がブームだ。といってもAIが仕事に使える、使わなければという機運が高まったのもこの1年足らずのことだし、技術動向が目まぐるしく変わっていることもあって、いまだ「定番」と呼べるスキルは生まれていない。プロンプトエンジニ...
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社会が変わるときって

生きていることがもう間違い 1年の振り返りをする習慣がついたのは、ブログを始める少し前のことだから、1998年かそこら、だいたい25年くらい前のことだと思う。当時の僕は色んなことに追い込まれていて、それが回り回ってすべてに諦めがついたという...