2011年06月02日

5/29(日) インド59日目 「さよならインド」


昼出発の飛行機で、デリー経由、成田行き。
ついに、2ヶ月振りに日本に帰る。
(寂しいような嬉しいような複雑な気持ち‥

今回、インドに来る前の目的は、
大きく3つあった。

1.インドへの偏見をなくすこと
2.海外で働くイメージを強く持つこと
3.英語力アップ
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【振返り】
1.インドへの偏見をなくすこと
 →(結果)インド大好き!

6年前のインド旅で散々な目に遭い、
当時からしばらくインド大嫌いだった。

でもよく聞く話。
インドには不思議な魅力があるからか、
ちょっとインドまた行ってみたいかも‥(いや嫌いなんだけど!
って思い始めちゃうんだよね。。
そんなときに、やっぱり来たインド再訪のチャンス。

あのときのインドは何かの間違いだったのかもしれない、
もう1回確かめてみて、偏見をなくしたいなって思ってた。

うん‥やっぱり幻だったみたい。

インド人みんな良い人、面白い、個性的、大好き。

幻ってのは冗談で、6年前のインドも本当のインド。
今回のインドも本当のインド。
いろんなインドに出会えて本当によかった。
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2.海外で働くイメージを強く持つこと
 →(結果)俺、海外勤務王になる!

海外で働きたいという気持ちがより一層強くなった。
一度きりの人生、日本国内だけに留まってるのは勿体ない。
海外の異文化の人たちの中で揉まれながら働きたい。

でも、まずは国内でしっかりと力を付けてから。
ルフィみたいに覇王色身につけてから、新世界行くんだ。
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3.英語力アップ
 →(結果)ネイルと合体したピッコロ並みに!

力はアップしたのは間違いないけど、
まだまだ戦力にはほど遠いっていう。
(フリーザすら倒せやしない

日本に帰ってからも継続的に英語の勉強する。
Skype会話したり、英会話カフェ行ったり、
洋物の動画を見たり‥。
実践的な英語を身につけていきたい。  
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2011年05月31日

5/27(金) インド57日目 「インド勤務、最終日」


インド勤務、最終日。
いろいろ盛りだくさん。

この日に向けた準備で、
最終週は本当に正直しんどかった‥
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1. TOEIC
出張初日にも受けさせられたTOEIC。
要は、最初と最後に受けて、
2ヶ月でどれだけ英語が上達したかのチェック。

結果は‥
100点上がってた!

リスニングがかなり上達したと思う。
早口インド訛り英語に慣れたせいか、
TOEICのリスニングがすごくゆっくりでクリアに聞こえるようになった。
(インド英語リスニング勉強法おすすめ!)


2. 英語プレゼン
アドリブにはとことん弱いのは自覚しているから、
昨晩、アパートの部屋でブツブツ、
何度も何度もプレゼンのシミュレーション。

プレゼンテーマは「宗教」

・テーマを選んだ理由
 →宗教理解は、異文化理解に必須。
  グローバル環境で異文化同士が一緒に働くとき、
  その人がなぜそういった行動・考え方をするのか理解するのに、
  宗教知識がヒントになる。
 →日本の人には世界の宗教に興味を持つようになってほしいし、
  インド人の皆さんには日本の宗教について知ってほしい。

・各宗教の紹介
 →過去の旅してきた国の宗教体験を交えながら、
  各宗教(ヒンドゥー教/イスラム教/仏教/キリスト教)の紹介。
  日本の宗教(神道)の紹介。
 →日本の宗教観は世界の宗教の中でも変わってる。
  Godよりも、Humanity, Natureを大事にする。

・そもそも宗教って何?
 →世界の国々を旅している中で、様々な宗教的シーンを目にして、
  いつもこんな疑問が浮かんでた。
  ・Why is the world as it is ? (なんで世界はこんななのか?)
  ・Why do people die ? (なぜ人は死ぬのか?)
  ・Why isn't everybody happy ? (なぜ皆が幸せでないのか?)
  ・Does God really exist ? (そもそも神様って本当にいるの?)
 →これらの疑問の答えを見つけ出す助けをしてくれるのが宗教じゃないかな。
  もちろん答えは1つじゃないし、皆がそれぞれの答えを持ってていいと思う。

・日本人は宗教とどうやって付き合っていくべきか?(結論)
 →日本の宗教については、今のままでいいと思う。
  神社に初詣して、教会で結婚式挙げて、ヨガを趣味にして、葬式はお坊さんを呼ぶ。
  なんて寛大な宗教観。自然崇拝。だから平和な国、温厚な心を持っていると思う。
 →ただ他の宗教には、もう少し興味を持った方がいいと思う。
  知識不足からの偏見を持っている人が多いから。

といった感じで、発表。
インド人の聴衆の反応も良かった。
「よく日本人のあなたが宗教をテーマに選んだね」
みたいな反応。


3. 会社訪問
日系企業のインド支社訪問。
顧客は、US、EU圏中心。最近インド国内も増えてきたそう。

インドに赴任して1年の日本人社員の方が、
会社紹介や質疑応答をしてくれた。

その人は、ずっと「英語圏で働きたい」ってアピールしてたら、
US,UKが良かったけど、インドに赴任することになったらしい。

日本とインド間のビジネスが中国ほど発展しなかった1番の要因は、やはり言語の壁。
日本側では、インド人が日本語を覚えて歩み寄ってくるのを待ってる企業が多いけど、
インド側では、日本人が世界基準の英語を覚えて、
インドに歩み寄って来るべきなんじゃないか、という意見も多いとのこと。
(俺も同意見。日本が途上国のローコストを使う側でいられる時代が終わるのも、そう遠くないと思う。

あとは、
・労働環境(働き過ぎ、家族より仕事)
・労働文化(細かい、100%目標、ミスが許されない、年功序列)
・会話文化(曖昧、間接的、敬語)
という日本特有の特徴も小さくない壁。

色々と考えさせられる会社訪問だった。


4. 打ち上げ
レストランで「打ち上げ/送別会」を開いてもらった。
こっちもお礼で、こっそり練習してたインドダンス

ダンス始まる       → 停電
→ 最初からやり直し   → また停電
→ また最初からやり直し → また停電(インド人も飽きてきた)
→ 仕方なく途中から   → はい停電(でも最後までやれって‥)
→ またさらに途中から‥ → やっと最後まで(汗だく)

インドならではのグッダグダな展開。苦笑


5.英語スピーチ
打ち上げ最後の"英語"スピーチで、
「今日が最後だけど全然寂しくないです。またインドに戻ってくるから!
 ありがとう、インド!愛してる、インド!」
って"ヒンドゥー語"で挨拶したら、インド人にバカウケした。
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うん‥本当にインド楽しかった。
楽し過ぎた。毎日が刺激的で。

個人旅行でも仕事でもいいから、
またインド来たい。
  
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2011年05月29日

5/25(水) インド55日目 「映画の撮影」


会社帰りに映画の撮影やってた。
(CMの撮影かも?
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車に乗ってる女優さんが、とんでもない美人。

誰なのか有名な人なのか全然分からないけど、
周りの野次馬インド人たちと一緒に、
「ハロー!ベイビー!」手振ったら、
笑顔で振り返してくれた(ひゃっほい!


しばらく、すぐ横で撮影を見ていたけど、
インド人スタッフの段取りが悪いのか、もうグッダグダ。

反射板(レフ板?)の発砲スチロールが、車が走る風で割れて、take2‥
撮影してるとは知らずか、普通に横をリキシャーが通っていって、take3‥
今度は車に貼ってるビニールがワサー飛んでって、take4‥

あっちでは、道が通れなくなって足止めくらったリキシャーやら車やらが、
プッププップ、クラクション鳴らして、しまいには映画スタッフと大ゲンカしてる。


端から見てると、なんとも微笑ましい光景。
なんか、そういうコントを見ている気分になる。
(ここにいるインド人たち総出で俺を笑わせようとしてるんじゃないかと‥
 実は台本通りなんじゃないかと‥  
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5/24(火) インド54日目 「英語上達のために6」

火曜恒例の英会話レッスン6回目。
インド出張の最終週だけん、今日が最後のレッスン。

最初は突然「英語教えてよ」お願いしたのにも関わらず、
いつも帰るのが夜8時とか9時って遅くなってしまうのにも関わらず、
日本では学ぶことのできなかっただろう英会話スキルのこととか、
英語には関係ないこととか、色んなことアドバイスもらえて本当に感謝感謝。

今日は最後ということもあり、
日本から持って来た、渡す人いなくて余ってた とっておきのお土産
"侍 Tシャツ"を持参。
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最後のレッスン。
どんなアドバイスしてくれるんだろう。
今日はどうやって不機嫌になるんだろう。
ドキドキワクワク。

勤務後、いつものように、
「今日のレッスンはどこでやるの?」聞いたら、
「今日はちょっと友達とクラブに行ってくるから、また今度ね!
 じゃあ、また明日!See you !!」
って悪びれることもなくサッサと帰っちゃった‥。

‥みんな自由過ぎるぜ。
  
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5/22(日) インド52日目 「インド土産」

インド最後の週末。
1日かけて、お土産(自分用も含めて)の買い物してきた。

ビジネス街で有名な街なだけに、
お土産物屋は特になくて、
仕方なく地元のデパートとか市場でお土産物探し。


今日の収穫品。
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シルディ・サイババ像
(あのサイババは探したけど全然なかった
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インドの便器灰皿
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インドのお菓子
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インドっぽくて、パケ買い。
(中身は何だか全然分からんー。
 誰かにあげる。
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これもパケ買い。チリパウダー。
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工場見学にも行ったSuhanaの、
バターチキンカレーの素。
(わざわざ料理教室しなくても簡単に作れたなぁ‥)
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インドお土産の定番(らしい)、"Taj Tea"
本当はスーパーにあった"Taj Tea"を全部、
もっと50個ぐらいレジに持っていったんだけど、
「お前はアホか!買い占め禁止だ!」
レジで怒られた。苦笑
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神様「ガネーシャ」キーホルダー。
(うーん‥これも何で買っちゃったかな‥
 会社の後輩に配ろ‥
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リキシャーのおもちゃ。
(インドで過ごした自分にとっては、
 「おぉ!?リキシャーのおもちゃ!」テンション上がったけど、
 もらった人からしたら、いらないよなぁ‥苦笑
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シルディ・サイババ、マグネット。
(これちょっと好き
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お香セット。
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お香皿、お香立て。
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インド定番のコップ。
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"KAMA", "khadi"のシャンプーとかとか。
KAMAは日本で買うと1本8000円するらしい。
(インドで買うと、500円ぐらい
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スカーフ。
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折りたたみ傘。
(開くと、全面タージ・マハル。日本で使えるかな‥苦笑
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ターバン。
(Special Qualityって書いてあるけど、
 ターバンって巻く前はどんな風になってるかずっと不思議だったけど、
 実際は4mの細長いただの布
 ‥巻き方分かんねー)
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2011年05月28日

5/21(土) インド51日目 「インド料理教室」

アーユルヴェーダ、ヨガ、インドダンス‥
いろいろインド文化を体験したけど、
最後に1番大事なの忘れてた。

カレー!

せっかくだからインドカレーの作り方を学んでいこう、
俺は全く料理できないから彼女に作ってもらおう、
ってことで、自宅まで料理人を招いてのインド料理教室。

教えてもらうのは、
このインド滞在で1番のヒット「バターチキンカレー」
(甘辛いコクがあって、ナンと一緒に食べるとめちゃくちゃ美味しい)
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材料。

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・鳥もも肉
・玉ねぎ
・トマト
・パプリカ
・ヨーグルト(non sweet)
・チリパウダー
・カシューナッツ
・生姜のすりおろし
・ニンニクのすりおろし
・バター
・塩
・こしょう
・生クリーム
・レモン
・香草
・オリーブオイル

<スパイス>
・ターメリック
・カイエン・ペッパー
・ガラム・マサラ
・コリアンダー

<ハーブスパイス>
・カスリメティ
・ベイリーフ
・シナモン
・グリーンカルダモン

※分量はよく分からんちん

■作り方
1.上の材料を、ほぼ全部入れて、混ぜて1時間ぐらい漬け置き
2.トマトを茹でて潰す。
3.鍋に、オリーブオイルとバターを入れて、玉ねぎを弱火で炒める
4.玉ねぎが溶けてきたら、1.と2.を入れる
5.ガラムマサラ、生クリーム、砂糖、塩を入れて、
 最後に香草を添えて出来上がり

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(材料とやる気があれば、俺にも出来そうだ!)

■食べ方
ナンと一緒に食べると美味い。
「カラチャヘー(美味しいです)」言いながら食べると、
インド人っぽく食べれる。

代わりに「テラうます!」
って日本語を教えてあげた。

俺「カラチャヘー」
インド人「テラうます!ギガントうます!」
俺「チャアン カラチャヘー(とても美味しいです)」
インド人「バリうみゃー!」(博多弁)
言いながら、お家で晩ご飯。  
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2011年05月27日

5/17(火) インド47日目 「英語上達のために5」


火曜恒例の英会話レッスン(5回目)。
前回のアドバイスは「発音がダメダメ過ぎるから練習しろ」

発音チェックのために、
まずは長文英語を音読させられる。

「うーん‥まぁ、ちょっとは良くなったね」(やっぱり不満げ

そもそもネイティブ並みの発音を身に付けるのは難しいと。
1週間の練習で治るもんじゃないと。
私も綺麗な英語を話す日本人に出会ったことがない。
少しでもネイティブに近付けるよう、
日本に帰ってからも練習しましょうと、励まされる。
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今日のレッスンも雑談ベース。

いま何を考えながら仕事をしているか、とか、
今回のインド出張で何を思った、感じたか、とか。

そんな雑談の終わりにもらったアドバイスは、
「be outstanding (抜きん出ろ。傑出した人になれ)」

出張中のあなたを見ていると、
意欲的で何事もマジメに取り組んでいる。
まだ業務経験は2年と浅いからこそ、
今のうちから意識していて欲しいことがいっぱいあると。

周りのペースに合わせるな
日本だけの環境に縮こまるな
日本の「出る杭は打たれる」文化は、世界的に見ておかしい
もっと世界を相手に競争しろ
英語だけ話せても何のメリットにもならない
社外でも、海外でも通用する自分のウリを見つけろ
若いうちから上の層の仕事を意識しろ
何に対しても自分の意見を持て

英語とは関係ないところまで、
アドバイスをいっぱいもらえた。


若いうちに、こんな経験を積めて本当に良かった。
早く気付けてよかったことがいっぱいある。

インド出張も、残り2週間切った。

残りの期間は、振返りの意味も含めて、
心に留まる思いを、なるべく言葉にして、
今回学んだことは、いつまでも忘れないようにしたい。  
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2011年05月26日

5/16(月) インド46日目 「インドダンス教室」


アーユルヴェーダ、ヨガに続き、
まだ体験していないインド文化と言えば‥
ダンス?かなと思い、次はインドダンス教室へ。

イメージだと、こんなコテコテのインドダンスを踊れたら幸せ。



結局、やっと出会えた若くて美人なインド人女性先生に、
教えてもらったダンスはこの曲。


いまインド中で1番流行ってて、
知らない人はいないくらい有名な曲みたい。
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早速、振り付けから教えてもらう。

ただ、あまりの覚えの悪さとリズム感の無さに自分でもヒいたし、
先生も「なんでこいつはダンス教室に来てるんだ?!」って顔で苦笑い。

それでも人生初めてのダンスは楽しく、
引き続きインド滞在中はダンス教室に通うことにした。


‥ダンスって面白いんだね。

日本帰ってからも始めてみよう。
フラメンコとか。
  
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5/15(日) インド45日目 「夢の国」

あのとき仲良くなったインド人に、
夜ご飯を誘われ、連れて行ってもらうことに。

てっきりレストランに行くだけかと思いきや、
連れていってもらったのは、
「サンスクルティ」っていうテーマパーク。

地元の人にとっては、
誰もが一度は行きたいと憧れる夢の国らしい。

果たして、インドの夢の国とは、
どんなところなのかー
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テーマパークに入るなり、ピエロがお迎え。
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次は、ウェルカムダンス。
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観客は、子供1人だけ。
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その奥には、
いろんな屋台が並んでた。

人形劇。
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マジックショー。
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おじさんのコメディトーク。
(周りのインド人、大爆笑。ヒンドゥー語で一切分からん
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屋台村を抜けると、またダンスショー。
(ダンサーのどや顔と、馬ダンスの組合せがシュール
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陶芸コーナー。
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そして、最後に手相占い。
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ほんの2,3秒手相を見たあと、
「あなたは今、病気を持っていますね?」
「いや‥別に‥」
「ほぅ。あなたは去年、大失恋をした。そうですね?」
「去年‥いや別にないかな」
「ほぅ。あなたは今、大きな悩み事がある。そうですね?」
「うーん‥特にないかな‥」
「ほぅ‥」

途端に占い師はやる気をなくしたのか、
差し出した手を一切見ることなく、
次々と未来のことを話し始めた。

「あなたは今後3年が仕事の勝負だ。
 もがき苦しむが、これを乗り越えれば大成する」
「30歳のときには結婚している」
「40歳のときには海外で働いている」
「50歳のときには仕事を辞めて、のんびりと過ごしている」

そして‥

「ちょ、ちょっとトイレ‥」
占い師のトイレ休憩で占い終了ー。


‥っていう、なかなかシュールな、
インドの夢の国でした。
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2011年05月25日

5/11(水) インド41日目 「初ヨガ体験」

正直、あまりヨガには興味はなく。
(体固いし‥

ただ何事も経験だと。
もしかしたらヨガの先生が美人かもしれないと。
もしかしたら日本に帰って、
「ホットヨガやってるんだぁー」
「マジでー、俺、インドでヨガやったことあるよ(ウヘヘ)」
って盛り上がれるかもしれない。

不純な動機で、
勤務後、近所のジムのヨガ教室へ。
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先生はなんとなく予想はしてた、
おっさんインド人。
(アーユルヴェーダと同じ展開

この街では結構有名なヨガの先生らしい。

「今まで**人の生徒にヨガを教えてきた!」
「今まで**人もの体調が悪かった生徒を治してきた!」
「テレビにも出たことがある!」
一通りの自慢話を聞かされる。

‥すごいのは分かった!
いいから早くヨガを教えてくれ!

その後も、訛りの強い早口英語で、ヨガ講座。
どうやら「呼吸、体位、瞑想」が基本動作だってことは分かった。
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まずは、その「呼吸」から。

鼻の穴を片方ずつ塞いで、鼻息を荒くする、
複式呼吸の基本練習。

「フンッ。フンッ。フンッ」

最近、夏風邪気味だからか、
鼻息の度に鼻水が飛んでいく。


次に「体位」

まずは『木のポーズ』
片足で立って、両手を上に伸ばす。

次に『英雄のポーズ』
英雄みたいな格好。

次に『牛のポーズ』
屈んで胸を張る。

次に『うさぎのポーズ』
土下座みたいな。

次に『ねこのポーズ』
体をひねる。

他にも『鷹』『弓』『らくだ』などなど。

まともにできたの、最初の『木のポーズ』ぐらい。
体固過ぎて、どのポーズも哀れな姿に。

ちなみに、1個1個のポーズを、
ゆっくりゆーっくり時間をかけてやるから、
『牛もどきのポーズ』でウトウト、
『ねこもどきのポーズ』でウトウト。
その度に、先生に「寝るな」と注意される。。
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最後に「瞑想」

仰向けになった格好で、
「元気で健康な自分を想像しながら、瞑想ー」
言われて、そのまま30分。

‥うん、寝ない方が無理だよね。

ただ単に30分爆睡して、ヨガ終了。


‥さすが本場ヨガ。
ある意味スッキリだ!  
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2011年05月24日

5/10(火) インド40日目 「英語上達のために4」


火曜恒例の英会話レッスン(4回目)。
前回のアドバイスは「BodyLanguageを意識しろ」

この1週間、自分のBodyLanguageを意識してみたら、
たまに出る癖が、アホの坂田走りのときのような、
訳の分からない手の動きをしていることに気付いた。
恥ずかしくなって余計にジェスチャーが出来なくなるっていう。。
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今日のレッスンも、他愛もない会話から始まる。

その会話の中で、俺がふと「enthusiasm(熱意)」を発言した途端、
また先生の顔が急に不機嫌に。

「ウェーイト、ウェーイト」
「‥はい」
「もう1回、enthusiasmを言ってごらん」
「‥エンスージアズム」
「ノー!エンスゥーッズム!」
「エンスゥージエズム!」
「ノー!!エンスゥーッズム!」
「エンスゥージエズム!」
「ノー!!!」

‥ひー
どうやって発音したらいいか分からんー

「th[θ]」と、「a[ae]」の発音が、全然ダメみたい。
(他にも「r」と「l」の違いも)

「日本人の英語は、日本人にしか通じない。
 海外でネイティブとビジネス会話をするばらば、正しい発音を身につけましょう」
(確かに、他のインド人と話してても、何回も聞き直されることあったなぁ‥

ここから、中学英語教室の開始。

「the !!」
「ザ!」
「ノー!the !!」
「ズァ!」
「ノー!!the !!」
「スァッ!」
「ノー!!!」

「apple !!」
「アッポー!」
「ノー!apple !!」
「エッポー!」
「ノー!!apple !!」
「ウェッポー!」
「ノー!!!」

「global !!」
「グローバル!」
「ノー!global !!」
「グルーバロ!」
「ノー!!global !!」
「グラーバロ!」(‥自分でも何言ってんだか分からなくなってきた
「ノー!!!全然違う!」

「thriller !!」
「スリラー!」
「ノー!thriller !!」
「スィリラァー!」
「ノー!!thriller !!」
「スィッリリァー!」(‥こりゃムズい。言える気がせん
「ノー!ノー!!ノー!!!」

会議室に交互に響き渡る叫び声。

片方のインド人は、目の前で訳の分からない発音を繰り返す日本人にイライラ。
もう片方の日本人は、正しい発音の仕方を見失い、
恐怖の先生を前に、もはや自分すら見失い、もうヤケクソ。
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今まで細かい発音なんか気にせずに、
いかに堂々と英語を話せるか、ばかりに集中してた。

このタイミングで発音が悪いと注意されてしまい、
「the」ですら発音するのが怖くなっちゃった。
次の日から発音を気にし過ぎてしまうばかりに、
思うように英語を話せなくなり、大スランプに。。


‥ちなみに、長嶋監督は、
「the」を「テヘ」って読んでたそうな。  
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5/9(月) インド39日目 「インドトリビア」

■インド人のジェスチャー
 インド人のYesのジェスチャーは日本と逆で、
 首を左右に振る。Noは頷き。
 「イエース」って笑顔で首を横に振るから、
 どっちなのかややこしい。

■ターバン
 日本人のイメージとして「インド人=ターバン」だけど、
 実際ターバンしているのは、スィク教徒だけ。
 スィク教は、インド人口の2%。
 80%を占めるヒンドゥー教徒はターバンしてない。
 スィク教徒はスポーツするときもターバンしてる。

 会社の先輩へのお土産に、とターバン買ったけど、
 4mもあって、巻き方が全然分からない。。

■スポーツがあまり強くない理由
 国土が広過ぎる、スポーツ施設がそれほど整ってないとか、
 環境要因もあると思うけど、主な理由は、
 インド人のほとんどが菜食主義(ベジタリアン)だから。
 
■街中で動物が多い理由
 街中で普通に見かける、
 野良牛、野豚、野山羊、野猿、野良犬、野良猫、
 野リス、野良ニワトリ。
 インド人は、絶対動物を殺せない、かつ、生ゴミいっぱいだから、
 野生動物は増える一方。

■インド人もビックリ
 日本でビックリ度合いを大げさに表すのに、
 「インド人もビックリの〜」ってよく使うけど、(そんな聞かないけど‥
 昔の日本のカレーCMのキャッチコピーかららしい。
 でも、確かにインド人はあまり小さなことで驚かない。
 珍しく驚いたときは「アチャー」って言ってる。

■2人のサイババ
 この前、日本でもニュースになった「サイババの死去」
 そのアフロヘアのサイババの本名は「サティア・サイババ」
 その前の「サイババ」がいて、「シルディ・サイババ」
 インドではそちらの「サイババ」の方が有名。
 
■リンガ
 インドの神様の1人「シヴァ神」の男性器シンボル、
 "リンガ"が普通に寺院に供えてあって、みんな真剣に拝んでいる。
 「シヴァ神は常に勃起した状態で、
  永遠に射精をしないことで世界永続のエネルギーを保っている。
  この矛盾する状態を相持つシヴァ神の苦行」
 に拝んでいるとのこと。(‥そりゃ確かに苦しそうだ  
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2011年05月23日

5/8(日) インド38日目 「アーグラ旅行 2日目」


「朝日に照らされるタージ・マハルも、また格別だ」
みたいなことが地球の歩き方に書いてあったけど、
どうせ夕日と逆なだけでしょ‥
って思ってたら、案の定、朝起きれなかった。

「もうタージ・マハルはいいかな‥」
今日は、チェックアウトの12時まで、
のんびりホテルで過ごすことに。
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どうやら部屋にあるホテル案内を見てると、
アーユルヴェーダができるみたい。

※アーユルヴェーダ
簡単にいうと、インド式マッサージ。
ただ、本当はマッサージではなく、伝統的医療行為。
問診/触診/視診/聴診で体質診断した後、
その人の体質に合わせた浄化・治療が行われる。
本当ならば、薬の治療も合わせて、
2週間程治療をしなくちゃいけない、らしい。
日本でやるとかなり高額。ただ、インドでやっても結構高い。


予約もなしに、とりあえず行ってみることに。
だだっ広いホテルで迷いながら着いたスパ。

既に数人の欧米人が、アーユルヴェーダ中。
一応、入口は男女で別れてて、
男の方は、他のアーユルヴェーダ中が丸見え。
丸裸に紙パンツ一丁姿に、これは嫌な予感‥とヒヨる。

それでも勝手に始まる問診。
担当は、口ヒゲ生やした、もう見慣れ過ぎた典型的インド人のおじさん。
(隣の欧米人の担当は、若くて綺麗な女性なのにー)

「どこか体に悪いところは?」
「インド来てからカレーを食べ過ぎて太っちゃって。
 あと体中蚊に刺されて痒い」
「太ることはいいことじゃないか!
 俺も太ってるぞ、ワハハハ!」(‥なんだ、このおっさん。笑

「お腹は?」
「ずっと壊してる‥
 あと、おならが尋常じゃなく出て、かつ、相当くさい」
「そっかぁ。俺もよく出るんだよなぁ」

「好きな食べ物は?」
「‥バームクーヘンかな」
「‥なんだそれ?」
「こう、丸い輪っかの甘いパン」
「あー、****みたいなやつか?」
「****って何?」
「知らないのか?丸い輪っかのインドのお菓子だよ。俺も好きだ!」
「うん‥じゃあそれでいいよ」

「仕事は忙しい?」
「特にそんなでもない‥かな」
「俺は忙しいぞ」(‥知るか!

「貯金はあるのか?」(‥?
「いや、全然ない」
「それは残念だ」

「お前の信念は?」(‥??
「『欲しいものは我慢しない』かな‥」
「お前、贅沢だなぁ」

「好きな女性のタイプは?」(‥???
「『性欲が強い人』かな‥」
「俺もだ!」(‥苦笑!

マッサージをしてもらいに来たはずが、
もうかれこれ30分以上もインド人のおっさんと会話を楽しんでる。
(早くマッサージ始めてくれー

次に、脈と眼球の動き、舌を診てもらい。

「お前は『ヴァータ体質』だ!
 普通は、3つある体質のうちの2つを持つのが多いんだが、
 お前は1つだけだ。バランスが悪い!」

‥分かった!
いいから早くマッサージをしてくれ!

「よしっ、服を脱げ!」
「全部?」
「当たり前だ!」
「紙パンツちょうだいよ」
「いまパンツきらしてる!早く脱いで、ここに横になれ!」

紙パンツですら嫌だったのに、
その紙パンツすら与えられず、
まさかのフルチンでベッドで横になる。
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まずは全身オイルで塗ったくられマッサージ。
フルチンの際どいところまで、おっさんに触られる。

どさくさに紛れ、「浣腸もするか?」聞かれたけど、
「それは無理!」断固断る。

そのあと、バスルームに移動し、謎の粉を全身に振りかけられ、
ゴシゴシと体中洗われ、頭からバケツでお湯をかけられる。
(体を洗われてる犬の気分‥

そのまま素っ裸仁王立ちの状態で、おっさんに全身マッサージ。
(もう好きにしてくれ


最後に、ヘッド&フェイスマッサージ。

額に、また別のオイルを塗られ、
めちゃくちゃ目に染みて痛いのに、
「目は絶対閉じるな!」と。(死ぬほど痛ぇー


「よしっ、終わりだ!」

問診から全部で、
2時間もの長いおっさんとのスキンシップ。
治療でスッキリという気持ち以上に、
おっさんと別れるのが、なんだか寂しい気持ち。

「もうお前のお腹は大丈夫だ。
 このインド滞在でお腹を壊すことはない!安心しろ!」

‥‥。
って、部屋に戻るなり、腹が急激に痛くなって、
早速トイレ行ったんですけどー!  
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2011年05月22日

5/7(土) インド37日目 「アーグラ旅行 1日目」

3週連続の週末インド国内旅。

今回の目的地は「アーグラ」
「タージ・マハル」で有名なところ。

※タージ・マハル
正確無比なシンメトリーが美しい白大理石の建築。
実は、宮殿ではなくて霊廟(お墓)。
ムガール帝国5代皇帝シャー・ジャハーンが、
亡くなった王妃のために1632年から22年の歳月をかけて造営。
たぶん世界で一番、有名なイスラム建築。


6年前のインド旅でも行ったから、今回、2回目。
そういえば、海外の観光地を、
時間が経ってから、2回訪れるのって初めてだ。
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2週間前のバラナシ旅行と同じように、
国内線"SpiceJet"でデリーまで。
デリーからは旅行会社が用意してくれた車に乗り換えて、
アーグラーまで6時間の旅。

車窓から見るインドの光景は、
さすがのザ・インド!の光景。

道路の端にこっち向いて並んで野グソしてたり、
野良牛で渋滞したり、そんな野良牛に運転手がみんな怒鳴ってたり、
フロントガラスが割れてるバスが走ってたり(雨降ったらどうすんだろ‥
リキシャーに10人以上の客がしがみついて乗ってたり。

まるでドリフのコントを見てるよう。
インド人総出で俺を笑わせようとしているんじゃないかと思えてくる。


運転手も愉快な奴。
突然、話しかけてきたと思ったら、
ハンドルから両手離してて、「どうだ!すごいだろ?!」って。笑
「わー危ねぇよっ。ちゃんと運転しろよっ」
「ワハハハ!」

‥みんな自由過ぎるぜ。
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そんなこんなで、
あっという間に着いたアーグラで1泊するホテル。

ホテルに入るなり、
超美人なインド人女性に首にかけてもらうウェルカムフラワー。
おでこにウェルカム印をつけてもらって、
ロビーでは、ウェルカムインディアンダンス。

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これまで見てきた光景とのあまりのギャップに、
「な、なんじゃこりゃぁ‥?!」思わず松田優作。

部屋も綺麗。庭も広く小鳥のさえずりでのどかで、
ここがインドとは思えない。
6年前に泊まった安宿のすぐ近くとは思えない。
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ホテルを出たら、どうやらホテルからタージ・マハルまで、
宿泊客専用の道が用意されてるみたい。

用意されてた馬車に乗って、
タージ・マハルに向かう。
(「あっちのラクダに乗り換えたい」言ったら、
 「いつまで経ってもタージ・マハル着かねぇよ!」怒られた。苦笑

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目の前の馬のケツからポトポト何かが落ちてるのは、
見ないフリをしながら、20分ほど。


‥着いたー!
タージ・マハル!(うっひょー
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くぅー
これこれー!

気持ち悪い程の左右対称さ。
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計算され尽くされた、
内部空間の美しさ。
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何度来ても、その異空間な雰囲気に、
圧倒され感動する。
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あと、前回来たときは気付かなかったけど、
タージ・マハルって、イスラム建築でありながら、
装飾の中には、ヒンドゥー教の象徴「蓮の花」があり、
棺を囲む塀には、キリスト教の象徴「十字架」がある。

昔からインドは異宗教に寛大だったようだ。


日が暮れ始め、タージ・マハルを背に帰るときも、
遠足中のインドの小学生2人に話しかけられた。

「俺、ヒンドゥー教!」
「俺は、イスラム教!」

2人「でも俺たち、トモダチ!」

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「そっか!俺は、仏教!」(たぶん!

3人「Yeah!But, we are Friends!!」
異宗教同士、ハイタッチ。肩を組合う。

そしたら、
仏教徒は突然「We are the world」が歌いたくなり。

仏教徒「ウィー アー ザ ワールドー♪」
3人「ウィー アー ザ チルドレンー♪♪ 」

他の遠足小学生たちも笑顔。
(‥というか、変な日本人がいるって苦笑い)


‥‥。

なんて、楽しいところなんだ!
タージ・マハル!  
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2011年05月21日

5/6(金) インド36日目 「味噌汁タイム」


毎日16時近くになると、仕事を中断して、
みんな一斉に食堂に集まって、チャイタイム。
チャイを飲みながらミーティングの続きをしたり雑談をしたり。
どうやらインド中の文化らしい。

自分もこのチャイタイムで、
会社中のインド人と仲良くなれてるから、
毎日16時になるのが楽しみ。


ただ、日本のミルクティーを10倍甘くしたような、
砂糖で飽和してるんだろうなってぐらいな、
とんでもない甘さの、このチャイ。

これを毎日飲んでるもんだから、
インドは糖尿病発症率世界1位らしい。
(それと、肥満な人が多い気がする)

それはよくない!
と思い、日本から持って来た大量の味噌汁の素をインド人に配って、
「味噌汁タイムにしようよ!」
と提案。

「miso soup(味噌汁)は、大豆でできてて健康にいいんだよ!」
って飲ませてみたけど、
ワカメがどうもダメらしくて「なにこれ、マズイ。食えない」と。
「甘いのが好きなんだ!この時間は甘いのが飲みたいんだ!」と。

ことごとく、日本から持って来た日本食は、インド人には不評‥。
(梅干しに続き)  
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5/5(木) インド35日目 「オフィスでの出来事2」


突然オフィスで、インド人女性が、
自席でシクシク泣き始めた。

(あれ‥?泣いてる‥)
俺が気付いたと同時に、
「What happened ?!」
一斉に集まるインド人男性たち。

「Someone scolded ?」(誰かに怒られたの?)
「Something wrong ?」(どこか具合が悪いの?)
「Please tell me the reason.」(理由を教えてよ)

5人ぐらいが女性を囲って、
質問責めしてる。

女性はただただシクシク泣き続ける。

それでも男性陣は、
「何かできることないかな?」
「お腹が痛いの?頭痛??」
「理由を!理由を教えてくれよ!」
質問責め。

‥傍からみると、男性陣が女性を泣かせているよう。


日本だとあまり見ない光景だよなぁ、
放っといてあげればいいのになぁ、って思ったけど、
これがインド式のジェントルマンは接し方なのかな、
そういえば、放っておくのもあまり優しくないかもなぁ、とか考えたら、
これが正しい光景のように見えてきたから不思議。  
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2011年05月20日

5/4(水) インド34日目 「オフィスでの出来事」


突然オフィスでインド人が、
「Got it !!」(やったぜ!)
自席のPCを見て、叫んでる。

「What happened ?!」(何があったの?!)
ゾロゾロその人のところにあつまる他のスタッフたち。
俺もちょっと面白そうだから一緒についていく。

「貸し出していたアパートの税金が全額返ってくる、
 っていうメールが来たんだよ!イヤッホゥ!」
とのこと。
(アパートの税金の仕組みは聞いててよく分からなかったけど、
 その人がとてつもなく喜んでるのは分かった)

「今日のチャイは僕が奢るよ!」
もうその人絶好調。

※ちなみに。
 毎日16時がチャイ(インドの甘いコーヒー)タイム。
 16時になると社員皆、仕事を中断。食堂に集まってチャイタイム。

「大金が入ったし、何か欲しいものあるの?」
「そうだなぁ、家族を海外旅行に連れて行ってあげたいよね!」
もう、すんごい幸せそう。
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数日後、その喜んでた社員が、今度は、
「Oh, my Gosh !!」(なんてこったい!)
叫んでる。

「What happened ?!」
また、その人のところに集まるインド人。
(賑やかでいいねぇ‥

「Fakeだった。フィッシングメールだったよ‥
 銀行のお金を取られた‥
 もう今日は仕事できる気分じゃないから家に帰るよ‥」

って言って、突然帰っちゃった。
(おーい‥  
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5/3(火) インド33日目 「英語上達のために3」

火曜恒例の英会話レッスン(3回目)。
前回のアドバイスは「be comfortable」
(英語を話すときも日本語で話すときみたいにリラックス)

これも、1週間かなり意識してたことで、
英語を話すときに緊張しなくなった。
おまけに他の問題も克服できた気がする。

以前は、英語で話しているとき、どこか心の奥底で、
(伝わらなかったらどうしよ‥)心配になりながら話していたのが、
リラックスした無の心で、
むしろ(英語も母国語!)ぐらいの気持ちで堂々と話せるようになった。

この自信を持ってミスを恐れず話せるようになった、
ってのが大きい。

頭の中では「ミスを恐れちゃダメだ」って理解していても、
ミスをしてはいけない教育・文化の中に長年いただけに、
ミスをするのが恥ずかしくて、なかなか実践できてなかった。

それが、日本語を話しているときも、英語を話しているときも、
同じ気持ちでいるだけで、結果的に克服できた。
(ミスをミスと思わなくなった)

‥むむ。
やるな、この先生。

そもそもこのインド人先生、暇そうにしてた普通の社員さん。
(実は、US,UK,日本でも働いたことのある経歴はスゴイ人なんだけど。語学の先生ではなく)
なんでも声かけてお願いしてみるもんだなと‥
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っで、今日のレッスン。

いつもはどこか不機嫌そうな先生だけど、なぜだか今日は機嫌がイイ。
俺も、英語の1つの大きな壁を超えられた気がして気分がイイ。

そんな気分がイイ同士の会話は弾む弾む。
インディアンジョークとジャパニーズジョークがぶつかり合う。

‥こ、これが!
長年追い求めていた理想の英会話やでー!!

テンションが最高潮に達しようかとした、そのとき、
「ウェーーイトッッ!ストーーップ!」(待てぃ!止まれぇ!)
「(‥?!)」

‥ひー。
急にいつもの不機嫌な顔なったー

「ストーップストーップ!Don't move!(動くな!)」
「はい‥」
「今の自分を見てごらん」
「はい‥」
「どう?何か気付かない?」
「いや‥特に‥」
「ノーーーー!ちゃんと見てない!」
「(‥ひー。こえぇー)」

「手を見てごらん」
「はい‥」
「さっきから動いてないでしょ?」
「はい‥」
「オフィスにいる他のインド人もアメリカ人も、
 みんなBodyLanguage使ってるでしょ。
 あとは顔の表情も豊か。日本人みんなこれが苦手。
 私たちからしたら日本人は何を考えてるか理解するのがとても難しいんだから」
「はい‥」
「BodyLanguageの大事さに気付きましょう」
「はい‥。ただ癖でもあるし、急にBodyLanguageを変えるのは難しいと思うんだけど‥」
「ノー。変えなくていいのよ。
 自分のBodyLanguageに、be consciousするだけでいいから」

‥出た!
また、be conscious(意識する)!

「あとは他人のBodyLanguageも意識してみましょう。
 どういうジェスチャーが、どんな印象を与えるか、
 細かな表情の変化から、その人がどんな感情でいるのか、
 意識しながら話してみましょう。
 それだけで自然とあなたなりのBodyLanguageができるようになるから」
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今日学んだこと
「自分の(他人の)BodyLanguageを意識する」

‥それよりも。
先生、こわいぜ。
レッスン終わると精神的にクタクタ。  
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2011年05月18日

5/2(月) インド32日目 「インド出張、折返し」

ひと月過ぎて、インド出張の折返し。

うーん‥日本以上に時間が経つのが早い。
インドでやりたい、達成したいと思っていたことが
全然できていない気がする。

インドに来てから日々何かしらの刺激を受けるし、
毎日毎日、朝から晩まで英語尽くしで本当に勉強になる。
ただ何も成し遂げないまま日本に帰ったら、
また日々の仕事に追われて、野心が萎んでいってしまいそうなのがコワい。
前半の反省を後半に活かさないと、このままではダメだ。


ちなみに前半の反省点
 ・カレーのおかわりをし過ぎた。
  (3kg太った)
 ・今が旬だというマンゴーを食べ過ぎた。
  (お腹壊した)
 ・朝歩いて出社すればいいのに、毎日リキシャー使ってた。
  (運転手と仲良くなった)

‥後半の目標は、インドでまさかのダイエット。  
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5/1(日) インド31日目 「エローラ/アジャンタ旅行 2日目」


昨日の「エローラ」に続き、
今日は「アジャンタ」へ。

ホテルを出たところに、野ブタ。
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プロデュースしてあげようかと思ったけど、
野ブタはどんどんと車の方向へ。(‥死んじゃうよ?
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ちなみにインドでは、ヒンドゥー教徒にとって、
牛は聖なる動物だから食べない。
じゃあ豚は?っていうと、イスラム教徒にとって、
不浄なものだから食べない。
ヒンドゥー教徒もイスラム教徒もかなりの数がいるから、
結果、牛も豚も食べない。っていう食文化。
(そもそもベジタリアンが多いから、肉もあまり食べない)
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っで、昨日の反省を踏まえて、
まだ涼しい朝のうちに着いた「アジャンタ石窟」
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昨日の「エローラ石窟」がその巨大な石窟寺院で有名ならば、
「アジャンタ石窟」は美しい壁画が有名。
高温多湿なインドで、これだけの壁画が残っていることは奇跡、とのこと。
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1番奥の第26窟。
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ここでもいつの間にか仲良くなったインド人。
「"cave"(石窟)は、日本語でなんて言うの?」
「"Sekkutsu"だよ」
「セックツ。セックツゥ。セックツゥ!センキュー!」(‥ドキドキするぜ


  
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