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2018年12月01日

高齢化部署での働き方を考える

雇用延長で会社に60代が跋扈するようになって数年。「ほかの会社ではどうしているのかなあ」と考えながら、当社の高齢化を実感している。

10年前
・60代なんて会社にいなかった。
・役職定年(50代で役職剥奪)はあったけれども、役職定年前の給料の7割程度は確保された。

現在
・全社員数の3%程度が60代。私がいる部署の30%が60代。残りは50代。私だけが40代。
・50代は役職定年前の6割程度の給料は確保される。
・60代は50代の5割程度。一般的な契約社員なみ。
・50歳で700万の年収であったなら、56歳で500万、60歳で250万のイメージ。
・役員に近いところまでいかないと年収の激減は避けられない。




まわりにいる60代の特徴

自分の仕事の範囲をはせまくて明確
事務職の仕事の範囲ははっきりしない。都度割り振ることも多いのだけれど、「それは俺の仕事じゃない」、「これは管理職のやるべきこと」新しいこと、考えるべきことはしない。させらるのは嫌いだが、首を突っ込むのは好き。

・他人の仕事の落ち度が最高のつまみ
他人の仕事の落ち度が見つかったとき「やったあっ」と声をあげた60代。
他人の落ち度で自分が上がることはないのだけれど、落ち度は元気の源泉。

・病気・年金・ヤフージャパン

病気・年金の話題はデフォルト。いい加減な医学知識を披露しつつ、みんなでトピックスを眺めているかのようにニュース記事を前ふりなくふってくる。話かけられた方は何を言っているのかさっぱりわからない。

・プライドは高いが、なりふりかまわない
「自身の車で行ったのでガソリン代(1000円弱)はくれるべきだ」と怒り狂って、「金が欲しくて言っているんじゃない!」とまた怒り狂う。

・責任のある仕事はしたがらない
責任がある仕事でミスをしたとしても、はく奪する役職も、減給する給与もないので、気にする必要はないと思うのであるが、責任があると見える仕事はしない。

・自慢話
昔話、仕事以外の話を始めるととまらない。


おじさんたちはどうしても自分が「一番えらかったときの役職」を基準に考えてしまう。
仕事のわりふりは自分が決め、話題は自分に合わせてくれることを期待する。
今までは「いつか昇進できるだろう」との期待から、上司の横暴に耐えてきたのだ。本来、横暴はしまいと思うところだが、昇進の期待がなくなった以上、横暴に振る舞いすこしばかりのプライドを維持するしかない。

同僚にあなどられることがないよう「自分の仕事は難しい仕事」とアピールしつつ、役員や上司の文句を言う。

「俺は日給○○千円なんだから」と、その日給で懸命に働く女性をかえりみることなく堂々と仕事をしない。
ちょっとでも仕事があると「忙しい、忙しい」とことさらアピールする。

支社においても使いにくいので、どうしても本社各部署に割り振られる。
私の部署は総本山。

「さすがです!、どうしましょう?やっぱり〇〇さんは頼りになる」と持ち上げればいいのだけれど、上記の塩梅では持ち上げるのは難しい。

第一私はそんな人間できてない。

この3年半の私。
異動になった当初は、仕事を教えてもらう立場なので、徹底的に黙って対応していた。「こいつは反抗しないやつだ」と調子にのられ、些細なミスでもあげつらわれたけれども、些細かどうかの判断がつかない間は耐えた。

2年目には、業務が一通りわかり、相手の性格も十分把握できたので、気持ちの上ではファイティングポーズ。くだらないことは無視した。その時々につけられた難癖を記録した。

その間ややこしい連中は退職を迎え、少しづつ、じじい連合は縮小した。

次に難癖をつけられた瞬間、「なんくせをつけられても、変える気はありません」と徹底抗戦。別室で平行線。相手からは「人事部で白黒つけようっ、あなた(私)の評価に傷つくぞっ」と恫喝された。

「何を白黒つけるのかはしらないが、人事部でもどこでもいきましょうっ」と階段をともにおりていくうちに相手のトーンがダウンした。人事部という言葉に「しゅんとなる」ことでも期待したのだろう。最後は相手が人事部へいきたがらなかった。

そうこうしているうちに相手の送別会になった。そこでも私に自分の説教していた。

内容は忘れたが最後まであきれた。

現在はほとんど部署に来たのが私より後の人。

最初に役割と仕事の範囲を明確にしている。あまりにもひどい発言には最初から(プライドには配慮しながら)注意している。

自分には権限がないけれども、50代後半、60代を雇用する時には下記に注意したい。

・同一の仕事を長くさせない
「その人がいないと困る」状態は必ず増長を生む。その業務を握りこみ、自分だけの仕様に変更する。みんながやりやすい仕事ではなく、自分がしやすい仕事にする。後を引き継ぐ人がたいへんなので、自分仕様にさせないこと。

・ローテーション
ローテーションは必然的に協力を必要とする。自分がやる可能性のある業務にはケチがつけにくい。上記の握りこみ防止。

・評価に目いっぱい差をつける
昇格・昇進がなくなった以上、金銭で評価する以外にない。金銭で人は動かないというが、評価を対価とする以外は方法はない。

・時短勤務や週休3日とかを普通にする
ホワイトカラーで考えることが嫌で、パソコンが苦手なんてことになるとやることは限らられる。一方で「有休は大義がないととれない」世代なのでなんとも暇そうで、とはいえ暇そうに見えるのを嫌がる。ワークシェアの側面が強いのだから、 時短や勤務日を減らしても問題はない。いや休んでくれ。給料はそのままで構わない企業なんてな多いはずだ。

何十年も貫いたスタイル、培った性格はなおしようがない。人生の先輩である。





変えるべきはシステムであり、変わるべきは上司である。実際の高齢者雇用は甘くない。



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2018年04月01日

昇進したが上も変わったいや上が変わったからか

初めての課長から1年半、また一つ役職が上がった。課長になってからの華々しい業績、部下からの人望。ない。ない。引き上げる人が引き上げられる位置にいて、私はそこにいただけ。
トップが変わり、トップが選び、そうなる。課長で10年過ごす人も入ればすぐに昇進する者もいる。その中の一人に過ぎない。

自身も含めて「皆が自分を高く買っている」課長なら次長、部長。違う違う。階段を上がってもそのまま水平がデフォルト。課長歴が長ければ長いだけ下から来る人数が増えて不利。
能力よりも立ち位置。運、運。

高く買ってくれる人がいてもアンチもいる。昇進させようとする実力者がアンチを抑えるか。シンパもいないがアンチもいない人がノーマークでするする上がって行くこともある。 

ゴマをするのはどうか。ある種先払いとしては有効。ゴマスリ全集中もいいだろう。 ただしゴマスリした人が偉くなっていくのが条件。能力以上の出世は無能力を露呈する。下をおろそかに上ばかり見ていれば必ずコケる。 

優秀か否かはさておき、偉い人と接する本社はやはり有利。遠くで光っても中々届かない。 

ほどなく、また上が変わった。 
今まで冷や飯を食った人が戻るかもしれない。
ただ、会社の中に冷や飯を出す部署などない。 冷や飯を食っていると思う人と冷や飯を食わされていると思う人がいるだけ。

同じ待遇なら冷えた飯も食える。

昇進の一つの方向
上の人と言い争いになっても折れる。同一のくらいの人とは仲良くする。
気に入らないやつでもケンカしない。能力をひけらかさない。
挨拶は下も上もおなじくらい。
ゴマは見える所ですらない。「自分より能力の低いものが昇進した」とか嘆かない。
偉くなったら倍返し。。。最悪だ。

派閥は自分引き上げてくれたときに形成される。一度限りならともかく、二度のひきを受けると裏切れない。形成された派閥は好むと好まざるとに関わらず色となる。色はついたら取れにくい。調子に乗らなくても奴は肩で風を切ってなんて言われる。
色を変えると混ざった色がその人を曇らせる。
昇進すると、上の気分を害さないことが最大の目標となる。


悲しいかな。昇進すると守りに入る。得点より失点を減らしたい。
年齢は打たれて弱さを加速する。メンツというか。

さて、サラリーマンとしては
敵をできる限り減らす
一緒に仕事した人を大事にする
気に食わない業務でもまっとうする
折れておいて意見を通す
今のところそれくらい。




 

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2014年12月06日

一歩先行く昇格昇進小論文

弁護士さんとお話をした。

「経験の浅い弁護士さんはディベートが上手なんです。でもね、裁判は判決も訴状もすべて文章じゃないですか。ですから文章の上手な弁護士さんが優秀だと思うんです。話すことはできても文章にできない。思考の整理ができない。つまり論理的ではないということなんですね。」

・・・私は論理的ですが、おっちょこちょいなところもありますが、明るい人間です。・・・・

そういう文章を見てぞっとする。「〜が、〜が、」は接続詞に置き換えると「しかし+しかし」である。

否定の否定。さっぱりわからない。

・・そういう文章を見てぞっとすることがありますが、「〜が、〜が」は接続詞に置き換えると「しかし+しかし」なので、否定の否定となり、さっぱりわからない。・・・

・・・長い・・・。「ですます調とである調」の混在。そして切らない文章の典型。






多くの人がなぜ国語を学ぶのかをわからないまま、試験で高い点数をめざす。

語学の勉強は「相手の言っていることを理解し、自分の言いたいことを伝えること」が目的だと考えている。

国語なら勉強しなくてもある程度わかるからこそ目的を見失う。

わからない英語の方が目的に対し真摯に勉強したのではないだろうか?


Twitterをやる人は、感情の吐露、感想にとどまっていないだろうか?

もし、伝えるための文章を書くならば、自身のTwitterをまとめてみるとよいと思う。文章をまとめと、重複を省く必要があるし、接続詞を使う必要がある。




文章がうまくなる方法は添削してもらうことだ。しかし、会社の上司が文章のうまい人とは限らない。単純に間違いだけを探す人やいいまわしだけにこだわる人、知っていることを前面に押し出そうとする人が多い。

相手の言っていることはなんなのか?これが小論文の設問だ。それに対し自分が考えたことや言いたいことを表現することが昇格・昇進試験における回答である。

会社の中でよほど珍しい部署をわたり歩いていない限り、回答そのものに大差はない。

ではどこで差がつくか?

業務上、文章を添削することがある。よく聞くと問題の回答はある。

それらを文章に落とす力が足りない。整理ができない。

英語の問題ならば、必死に設問を理解しようとする。
そして回答は接続詞を正しく使い、長い文章にはならないはずだ。

日本語だとダラダラと思考の垂れ流しになる。

文章の長さや接続詞、それらの使い方にあやまりのない、「読みやすさ」で差がつく。


一歩先行く時間があるならば、本を読んで要旨をまとめるといいだろう。これが論文の基本だ。

新書を800字にまとめるのははじめしんどいが、意図をくみ取り文章に落とす。

この効果は大きいと思う。


2014年01月12日

本当に見たい無人島企画

2泊3日や1週間程度の無人島企画はまったくおもしろくない。
本当に見たいのは、生き抜く工夫であり、ガチでの苦しみだと思う。
電波少年ほど演出はいらない。

たんたんとした企画がいい。

サバイバル (1) (リイド文庫)
さいとう たかを
リイド社
2001-06



持っていけるもの
無人島で生きるために考えた3種類の道具
(ナイフ、鋸、鍋、ライター、釣り道具、植物の種等なんでもいいが、電化製品はなし)

食料
序盤1か月の水・食料

無人島
動物がいて植物があり、水が確保できる島であること

参加者
会社員でもニートでもお笑い芸人でも誰でもいい。時間があって生きる気力がある人。
不必要なリアクションはなし。やろうと思っていること、できたことを報告してくれるだけで十分。

企画のあり方
そこそこ広い無人島に4人の男女を配置。それぞれは各人がいることを知らない。出会うかもしれないし、出会わないまま過ごすかもしれない。食糧1か月分をできるだけ消費を抑えてもいいし、食べてから考えてもいい。持っていけるものはビデオ(それを動かす電池、三脚)、衛星電話等ビデオのデータを送れる通信装置。スマホ等インターネットを使える環境はなし。それ以外は自分が選択した3つの道具。

あくまで自分で生き抜く術を見たいのだ。

1日の日当は800円。

賞金は1年間生き抜いて100万円、2年で300万円、3年で1,000万円、5年で2000万円
ギブアップはいつでもあり。どのくらいでギブアップするのかみたい。

5年くらいいてかなりのものを作ってくれると最高。5年いると2000万以上貯金できる。とはいえ年収は400万円ちょっとなんだけど。

1か月分の食料が与えられていることでその先への段取りはできる。

(釣りを含む)狩りをして生活をしていくのか?農業をしていくのか?外部環境と接触がない中でどのような心理を辿るのか?そういうのがみたい。

番組として大事なのは事故がないことなので、定時連絡と1年に2回の健康診断。ドクターストップもあり。

住まいを作り、食料を確保し、孤独に耐えて生き抜く。そういう姿を見たい。

編集次第で十分おもしろい番組にあると思うのだが。


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2012年11月14日

昇格・昇進試験の小論文(事前提出)

事前提出小論文の指導(人事からの)丸投げを受け、その指導内容をログとして残しておきたい。

事前提出と言っても、その後面接がセットとなっているため、昇進・昇格を目指すものの言葉でなければならない。

いっそ、すべて書いてあげる方が楽なんだけれども、面接で破綻・ギャップ・失望とならないためにも私の考えるスキームを紹介したい

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2012年10月03日

たくさんの部下を持つ その1

前ぶれなく辞令がおりて、昨日までと何の関連もない部署に異動するのは当社の慣例である。

人事課長に聞いても「オレのところにはすでに決定済で下りてきた」と。

というわけで、昇進を伴うことなくほとんど部下なしの専門職から、もっとも多い部署の営業職の管理職になった。それは間に何人か管理職はいるが、10人ばかりの部下が急にできた。

それを嫌とかいいとかいっている暇はない。

だから、たくさんの部下を持つということに取り組むことになった。
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2012年09月15日

5分間マネージャー

役職が同じなのに、異動したら直接の部下が10人、間接的な部下を含めればもう一クラス分なんてことが会社である。

もちろん、自分と部下の間にまた管理職がいるのだけれど、その管理職への指示は大方、「これをしろ、こうしろ、こうするな」であって、根っこのところを若い社員に伝えることができない。

部下たちみんなにこと細かく話している時間がない。

でも部下たちも「知りたい」欲求は強い。説明できる商品が欲しい。自信はない。

だからこそ、5分間だけ、「おーい、やるぞ」

説教ではない。会議や勉強会ってほどかたくない。私はタイマーをセットする。

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!
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2012年03月29日

バスケットボール用スポーツタイマーを激安で自作する

バスケットボール用のスポーツタイマーを購入しようとするとえらい高い。

中古なんてそうそうない。

なんとか協会とか学校とか予算があるようなところが買うか、サークルのメンバーに広く少しずつお金を出してもらって買うのだろう。

本物は耐久性が高いだろうし、何年も使うから・・・と言ってもこの値段ではなかなか手が出ない。

激安で自作してみることにした。
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2012年02月02日

ここ10年間の昇進・昇格を分析しました

昇進・昇格は権力者の考えなどいろいろな要素が影響するけれど、10年も眺めるとある傾向が出る。

総論
  • 同じ実力と判断されれば年齢の高い者が有利
  • 同じ実力と判断されればその職位に早くなった者が有利
  • 係長から課長代理になれるのはだいたい60%
  • 課長代理から課長になれたのはだいたい60%
  • ゆえに係長から課長になれる確率はだいたい40%  ここ数年は30%
  • 年功を否定する人でも年齢・職位の在職年数などで納得している
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2011年10月14日

1年前からの昇進・昇格試験対策

すべての会社員は自分のことを過大評価している。

ゆえに、上司には常に不満を持つし、昇進や昇格もしたいと思っている。

なのに、準備しない。昇進・昇格試験の前になってから腰を上げる。


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2011年10月07日

上司のあがき(ゲゲゲの編)

彼女は私と同時に異動してきた。こちらも仕事の全貌がわからない。

部下なので知らぬというわけにもいかぬ。

学歴はいいらしい。

蚊の鳴く声で挨拶し、知らないうちに帰っていく。

彼女にはひそかにあだ名をつけた。
「ゲゲゲの・・・」

女房としなかったのは、松下某をイメージされては困るからだ。 「ゲゲゲの・・・」水木しげるの描く一般人の様相だったからだ。

 仄暗い水の底から・・・そんなさみしげな・・・・
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2011年02月22日

今年こそ昇進・昇格試験に受かる・・・意外な結末

昇格・昇進試験が終わった。

今後の昇格・昇進に試験はない。

今年は本命視されていた。受かることは受かった。

ここ数年の傾向として
  • 管理職としての年数の長い者
  • 長いものの中でも年齢が若すぎない者
が合格者であった。そのため、上は満たすが下を満たさない状態が続いた。それ以上に(敵が多い方ではないが)特定の人物がなんらか阻止していたことは間違いない。何年も勤務していると嫌われることがある。

通知を受ける前に、何人かから耳打ちを受けていた。ゆえに通知を受けたことに驚きはなかった。やっと済んだ。

しかし、意外なことが起こりびっくりした。

管理職の心得―リーダーシップを立体的に鍛える管理職の心得―リーダーシップを立体的に鍛える
著者:大島 洋
ダイヤモンド社(2010-02-05)
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2011年02月13日

今年こそ昇進・昇格試験に受かるための面接

またこの時期に面接のエントリを書いているということは昨年は落ちたということである。今日時点で結果は出ていないし、歯が痛くて骨まで削るという一週間。いかがお過ごしですか。そうですか、健康なら何よりです。

今年は人事権を持つ人が変わり、昇進・昇格試験全体の趣が変わったのでメモしておきたい。

  • これまでは、年齢が高いものが比較的優位であった。
  • 社内力学的なものは残っている。
  • 筆記試験自体にかなりの下駄を履かせているようだった。
  • 年齢序列で昇進した人の問題がじょじょに浮き彫りになってきた。
このような背景があった。
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2011年01月18日

今年こそ昇進・昇格試験に受かるための10の秘訣

あけましておめでとうございます。今年も昇進・昇格試験を受けなくてはいけないので、もう試験はいいじゃないかと気概を持って、成績よりも「一番に退出すること」をめざしオンリーワンのナンバーワンになりました。

何年も昇進・昇格試験の筆記・小論文に受かっている私。そろそろパワーゲームに参加すべきか否か島耕作的に悩みつつ、あれだけモテりゃいいよなと余分なことばかり考えています。

今年も無事ぶっちぎりの一番で退出でき、元上司の監督官は苦笑い。「いつも通り受かりますよ」不敵な笑みを浮かべて今年もその反省とプロセスを明かします。
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2010年11月05日

日本は破産しない(上念司 書評・感想)

日本の借金は増え続けており、いつか破産する。

そんな空気が漂っているし、現実にそうなるかも知れない。

でも破産の詳しい解説はなされることはなく、「日本人一人あたりの借金は○○万円」と煽るだけ煽るニュースばかり。

金融機関は国債を押しつけられている。ホントか?

日本は破産しない!〜騙されるな!「国債暴落で国家破産!」はトンデモ話だ!日本は破産しない!〜騙されるな!「国債暴落で国家破産!」はトンデモ話だ!
著者:上念 司
宝島社(2010-10-16)
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を読む。

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2010年11月04日

社内研修の理論と方法

外部研修に行かせたり、外部講師を招いたり、様々な方法で人材育成が試みられる。ただ業界のエッセンス的内容になるため、思ったほどの効果が見られないのが現状だろう。

また、現場でOJTプログラムが組まれているが日々の仕事に忙殺されなかなか実施されていない。

必要に応じて社内研修(OFFJT)が行われている。しかしほとんどが各部署に投げられ散発気味。その様な中では大きな効果は望めない。

自分が体系的な社内研修をする上で社内研修について整理しておきたい。

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2010年10月26日

新卒一括採用をやめるために会社がすべきいくつかのこと

会社が社会貢献できるとすれば、それは「雇用」である。

利益を上げて法人税をたくさん払えばそれも社会や地域への貢献かもしれないが、極端に言うと一人の会社が利益を上げたり、ブラックと呼ばれ、人を使い捨てればやはり社会や地域への貢献とは言いがたい。

利益を上げつつ雇用を広げ、良好な労働環境を提供する。これが社会貢献であり、どっかの阿呆が「内部留保を取り崩して雇用(派遣社員)を守れ!」※というのとは違う。

※内部留保というのは、現金が金庫に眠っているという意味ではなく、企業が持つ資産(売掛金・建物・土地)が自己資本(利益の蓄積や資本金)でまかなわれているだけ

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2010年07月24日

人材育成に関する7つの間違い

「人材育成が大事です!」とよく聞く。

通信教育や集合研修なんかも何度も行っているが、体系的でないためその効果が見られない。

現場ではOJT計画を提出し、かなり力を入れてやっているように見えなくもない。
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2010年06月19日

非効率に仕事をすすめるためのノウハウ・ドゥハウ

書類の精査と始末をしていたら、出るわ・出るわのごみの山。非効率な仕事をすすめるためにはこうすればいいのかと感心しきり。

そこには独特のノウハウ・ドゥハウが詰め込まれていました。
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2010年06月02日

雇用延長が若者を搾取する

定年・・・即・・・採用・・・の知らせを見ることが多くなった。

高年齢者等の雇用の安定等に関する法律一部を改正する法律の概要
を見ると、年金が満額支給される65歳まで、できる限り働いていただくよう法律で定められいる。

給料は半分以下で、契約社員的性質を持つとはいえ、定年後の採用は能力の低下や責任感の欠如を伴う。

長く勤務していただいた方だし、希望する場合は再雇用する方が(次の就職先を探してあげるより)楽なのだけれど。

こんな話がある。

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2010年03月10日

”無料のビジネス”の舞台裏 3月10日クローズアップ現代

無料サービスを使って業績をアップできた企業

skype(無料テレビ電話)を使った打ち合わせで国際電話を使い、経費圧縮。

skypeはなぜ広告収入なしで売上があるのか?
全体の10%以下の一部ユーザーにプレミアムサービスを有料で提供
パソコンのみへの電話ではなく、固定・携帯電話に電話したい。

GREE、無料ゲーム
一部のディープユーザーに課金。全体の運営費用をまかなう。

これらのモデルは現在「フリーミアム」と呼ばれている。
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2010年02月27日

はじめての係長の教科書 パスでござる

「のれんに腕押し」、「糠(ぬか)に釘」・・・そんな言葉が頭をよぎる。年上の部下と10歳以上年下の新人。思うように動いてくれない。

それよりも今日は南山部長の機嫌を損ねた。気が重い。

北川係長は今日も営業に出なければならない。別部署のサポート課西島課長補佐と。。。
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2010年02月25日

やる気のない職場にスイッチを入れる 魔法のほめ言葉(本間正人著)書評・感想

「さすがっ○○さん」なんて歯の浮くセリフを連発する上席がいる。その人の「さすがっ」は冗談になるほどだけれど、まったく嫌かというとそうではない。

私が管理職としてはじめて部下を持ったときに、褒めると叱るの割合はどうだったか。間違いなく叱る方が多かった。それが部下をよい方向へ導いたと思いたい。しかし、管理職としての気負いがあったと思う。

聞き上手、ほめ上手は管理職として、上に行けば行くほど必要な要素だろう。

やる気のない職場にスイッチを入れる 魔法のほめ言葉やる気のない職場にスイッチを入れる 魔法のほめ言葉を読む。

著者:本間 正人
販売元:角川グループパブリッシング
発売日:2010-02-10
おすすめ度:5.0
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2010年02月22日

残念な面接の結果をお知らせします

今年の昇進試験があり、競争倍率何倍かの試験は通過した。と言っても試験一発勝負というわけではなく、

それまでの累積点+人事考課など+筆記
・小論文試験の点数+
+(
職位在籍年数

というところなので、ある程度結果は読めていた。

職位在籍年数というのを( )にしたのは明文化されていないルールだから。一次で敗退した人の結果(一次敗退者には試験の点数等が開示される)を見た限り、その裏ルールがないと敗退する理由がないからで、妥当な推測と思われる。

結果的に面接で落ちました。ありがとうございました。
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2010年02月18日

営業の見える化(長尾一洋著)書評・感想

歩合給が採用されているような営業の現場では、おそらく見える化はそれほど必要ない。

上司はある程度「どういう営業を行っているか」は気になるが、クレームなし、成績抜群なら営業日報、報告書が多少いいかげんでもかまうまい。

目の前の成績を上げるだけならば、より確率の高い顧客により多くアプローチすればいい。だから営業の見える化はなおざりにされる。

営業の見える化営業の見える化を読む。

著者:長尾 一洋
販売元:中経出版
発売日:2009-10-09
おすすめ度:4.5
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2010年02月17日

ラブホテルの裏側

仕事の関係上、裏側からまわるというケースがよくある。若干の相談に乗ったが、個人情報でもないので問題もないだろう。

こんな記事を目にした。
しかも住込可って書いてあるんだがラブホに住めるの?www
資格18歳以上 ★未経験者歓迎
これはギャグで言ってるのか?
ラブホのバイト見つけたんだけど何するの?
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2010年02月14日

「最近の若者はダメだ」と言わないために

ここのところ、最近の若者との接点が多い。と言っても学生ではなく社会人1年目〜5年目というところ。

だから、最近の若者の平均的像まではわからないし、接点が多いと言っても10人までの話。

私の同世代ですら表現は違えど「最近の若者は考えていることがわからない」とかダメだチックな表現をする。

これがどういう理由、背景で言われているのか考えた。
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2010年02月13日

面接の極意を得るのはいかがなものか?

就職活動が済んでも面接がなくなるわけではない。

社内の(昇進試験でなく)選抜試験では4回、初級管理職試験で1回、大学院の入学試験で1回、中級管理職の3回の面接を受けている。

今回は中級管理職の面接で(たぶん)4回目。

ある意味のブラックボックスとして、堂々と役員に向けた自身のアピールの場として、人物の確認の場として、面接が行われる。

今回、事前に(上司に)お題を頂き、模擬面接を受けたので、本面接を前に記しておきたい。

過程及び結果については気が向いたらまた書く。


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2010年02月09日

経営の教科書(新将命著 書評・感想)

「最近おもしろい本はないか?」なんて経営者の方に聞かれることがある。

旬のビジネス書や小説をすすめることがある。

ところで、米国にはプロの経営者というのがいる。日本ではサラリーマンから経営者になるか、さもなくば創業者、その二代目の経営者しかいない。

MBAの取得に重きが置かれないのは、プロ経営者がいない、コンサルタントが職業として十分認知されていないからだろう。

といっても、MBAホルダーがよき経営者になる例も少ない。

経営者の方に無礼にも意見具申することがある。年代が違うだけにそれはおおむね受け入れられる。意見が実現するか否かはまた別として。

本を読むことと経営することというのは天と地ほど違うだろう。しかし、地があって天がある。だからこそこの本を経営者におすすめしたい。

経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目を読む。

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2010年02月08日

若い中小企業を読みとく10の視点 展望と課題 

閉塞感の漂う不況下で、起業して一定の雇用をしている若い経営者は尊敬に値する。

地方に限らず起業は少ない。さらに若く一定の規模を有する企業は少ない。

経営者も20代、社員もほとんどが20代という会社を訪問した。

きれいなオフィス、活気ある社員などまばゆいばかりに魅力的で。それゆえ、明るい展望を描いてしまうと同時に、今後の課題を検討したい。



Googleの全貌Googleの全貌
著者:日経コンピュータ
販売元:日経BP社
発売日:2009-12-10
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

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