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情報通信アウトルック2009―NGNが開く未来の扉
- 情報通信総合研究所
- エヌティティ出版 / 2008年12月22日発売
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読みやすくわかりやすくメッセージ性も高い。
途上国の悲惨な状況は、実際には見たことがないし、
見たといっても物乞いを見かけたりからまれた程度、
その奥や実態がどうなっているかまで深堀することは
なかなか難しいと思うので、
それをルポとして、写真を交え会話調で書いている点が
とても受け入れやすいと思います。
個人的に面白かったのは、物乞いのヒエラルキー(こういう外見のほうが稼げるとか)の図式化。
ぃゃ、そうだけど、図にするとグロいな、でもそうだよなー。という感じ。
人対人、取材の温かみも感じた。
2010年6月6日
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デジタル社会はなぜ生きにくいか (岩波新書 新赤版 1185)
- 徳田雄洋
- 岩波書店 / 2009年5月20日発売
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あんまり依存するなよ、ということみたいです。
メッセージはとてもシンプルでわかりやすい。
批判的なので素人めにはとても共感しやすい。
しかし書いてるのは専門家。
専門家をしてずいぶんわかりやすく書いたのねー、と意外に感じた。
とうのも、専門家ってフツー自分の専門分野を卑下しないというか、、、
どちらかというと宣伝するような気がするので。
もう素人にはわからないレベルだろうからあんまり深入りするなよ、
ということなのかしら。
一応ギリでもデジタル世代?の私には、うーんそんなに言わなくても・・・
もっと楽しめる面白い分野じゃないのかなぁ、と思った。
2010年6月6日
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クラウド時代と<クール革命> (角川oneテーマ21 A 112)
- 角川歴彦
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2010年3月10日発売
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アイルランドを知れば日本がわかる (角川oneテーマ21 A 101)
- 林景一
- 角川グループパブリッシング / 2009年6月10日発売
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パレード (幻冬舎文庫)
- 吉田修一
- 幻冬舎 / 2004年4月6日発売
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ネットワーク・パワー: 情報時代の国際政治
- 土屋大洋
- NTT出版 / 2007年1月1日発売
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ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫) (だいわ文庫 G 158-1)
- 日垣隆
- 大和書房 / 2010年2月10日発売
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スッキリ!: たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法
- 上大岡トメ
- 幻冬舎 / 2005年11月1日発売
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35歳の教科書: 今から始める戦略的人生計画
- 藤原和博
- 幻冬舎メディアコンサルティング / 2009年9月1日発売
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イタリア式ブランドビジネスの育て方
- 小林元
- 日経BP / 2007年11月22日発売
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夕張問題 (祥伝社新書 70)
- 鷲田小彌太
- 祥伝社 / 2007年5月5日発売
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栽培植物と農耕の起源 (岩波新書 青版 G-103)
- 中尾佐助
- 岩波書店 / 1966年1月25日発売
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Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y) (新書y 227)
- 津田大介
- 洋泉社 / 2009年11月6日発売
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中原中也悲しみからはじまる (理想の教室)
- 佐々木幹郎
- みすず書房 / 2005年9月1日発売
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中原中也の詩を読んでみたくて、でも解説がないとわかんないなと思って、これ読みました。
解説のおっちゃんは学者だろうけど、学者=オタクですね。
中原中也の原稿を見つめまくって、推敲の過程を分析して、
その含意を読み解くとか、マジでコア過ぎてワロタ。
でも、ここまで深く読み込むと本当に面白い。
中原中也って意外とふつうなんだよね、
彼女に情けない感じで振られたり、親との関係とか、子どもへの愛とか
エピソードが共感できるし、
その結果詠んだ詩がこれかと思うと、美しいし儚いし、
悲しげだけど心地よいリズムがあったりして、いいな~ぁと思った。
2010年2月7日
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勝間さん、努力で幸せになれますか
- 勝間和代
- 朝日新聞出版 / 2010年1月8日発売
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もう軽妙すぎて、電車の中で読みながらニヤニヤしてしまった。
私は「カヤマー」です。
香山さんも勝間さんも何も間違っていない。
勝間さんはまっとうで、ポジティブで、スマートでクールで、でも憎めないパーソナリティも持ち合わせていて、空気も読みつつ、実に大人なのです。
そこで敢えて、香山さんがひたすら「でもそれは無理な人もいる」というスタンスを貫き、これでもかというくらい批判する。
その繰り返しです、この1冊は。
でも、香山さんがとことん疑問をぶつけるのは、そういった能力が高くない我々に対して、
「それでいいんだ」というメッセージを、自分に投影してもらうことで実現してるんだと思う。
120%同じ質問を逐一したいと思って、香山さんのせりふがジャストなんで、もう心地よくてうれしかった。星5つ。
2010年1月14日
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ビジネスプロフェッショナルの仕事力
- 日本経済新聞出版社
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 / 2008年6月1日発売
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せっかく読んだのに、あんまり頭に残ってないのはなぜだろう。
良質なビジネス啓発本。有名な人々がおいしいトコ取りで書いてる。
勝間さんをはじめて読みました。
自分には合わなかったり、わかっていてもそれができたら苦労しないよ
というのが、ビジネス系のトレンド本に多い感想です。間違ったことは何も言ってない、それが本質的な目的の部分で簡単には実現できないからもがいてるんだよね~。小手先ではだめだしねー。
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ゲームオーバー宣言 アメリカ式グローバリズムの終焉とウェブ社会の未来
- 田中秀範
- ランダムハウス講談社 / 2008年7月25日発売
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CSR「つながり」を活かす経営
- 日経CSRプロジェクト
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 / 2008年2月1日発売
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うちの会社にはCSR関連の部署・担当者がありません。
小さい会社だけど考えるべきだと思うんだよ。
そして、経営が厳しい今だからこそ即取り組むべきなんだ。
しかも、経費をかけずにできる、ソフトの問題でしょ。
仕事に恵まれない場合どうするか、という話は新鮮だった。
仕事を任されない、責任がない・・・などなど、仕事自体にやりがいがない、成長の可能性がない場合どうするか、ということ。
そういう状態にあるのはじぶんだけじゃない。そのときどう動くか(=将来を見据えた計画的な行動)が大切なんだ。
その他は、仕事が充実してる社会人の話。
働く社会人の話として、就活前の学生にはよい内容ですが、
いっぱしの社会人が読むには、CSRの話も、恵まれた業務のひとつって感じ。
2010年1月3日
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世界カワイイ革命 (PHP新書 639)
- 櫻井孝昌
- PHP研究所 / 2009年11月17日発売
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テレビでも話題になっている、日本のPOPカルチャーの真骨頂の話。
欧州人が日本人の顔、特に小さな鼻をクールに思っている、というのは本当に衝撃だった。
えー。まーたしかにそうかもしれないけど、笑。
私はファッション性はゼロ、アニメも漫画も全く見ない、ゲームもやらない珍しい家庭環境だったのですが、それでも日本がそれらの文化面で世界的にすばらしいものをもっており、詳しい(オタ含む)友人も近くにいる環境さえ、いい意味で奇異な環境にいるんだな、ということを実感した。
ヨーロッパに行って、日本にないものを嘆くんじゃなくて、
far eastのアジアにしかないもの、ここだからこそあるものを大切にしていく方がすばらしいんだな、と感じた。
内容は、新書というよりルポという感じで、多少物足りなさを感じたので星は厳しく2つです。この分野の議論はもっと活発化するから、よりよい本がでてくるんじゃないか。その先駆けとして、1~2時間でさっと読む価値は十分ある本です。
2010年1月2日
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うつで困ったときに開く本 (朝日新書 209)
- 香山リカ
- 朝日新聞出版 / 2009年12月11日発売
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やはり香山さんはタダものでない。
このまとまり方、読みやすさ、読者のニーズの捉え方、は「パない!」
主体・客体にとらわれず、当事者になったときに、
この本を開けば、即座に対処法を練る作業に入ることができる。
素晴らしい良本。
2009年12月27日